イラン

バンダレアッパーズからドバイ行きの船が出ない。寝台列車でテヘランに戻る(2024.1.2〜3)

イラン
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2024.1.2(火)1ドル≒490万イランリアル(実勢レート)

最悪の年末年始を迎えた後、本日はいよいよイランからドバイへ。

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ドバイ行きフェリーターミナル

ドバイ行きのフェリーターミナルは市内から少し離れているのでSnapp!タクシーで移動。
出航は朝の10時だが、旅行会社のお姉さんに2~3時間前に行くように言われていたので8時に到着。

フェリーターミナルの入口でタクシーごと警察に止められた。チケットを見せろと言うので見せたら
「今日は欠航だぞ?」と。は?
心配してくれたタクシーの運ちゃんとフェリーターミナルの中へ。見事に誰もいない。
ペルシャ語の受付の男性の言葉を翻訳してくれる運ちゃん。
今日は波が荒くて船は出ない、来週も満席だから次に乗れるのは2週間後。チケットを購入した旅行会社へ行って払い戻ししてもらえだって( ;∀;)

運ちゃんにお礼を言って別れる。
チケットは昨年HさんMさんと一緒に旅行会社で購入したので同じ出発時刻。彼女らに連絡してみる。
「ごめーん、みきぷさんとっくに別の場所に移動してると思ってて。31日にキャンセルの電話を旅行会社からもらってたのよ。」と慌てて折り返しの電話がかかってきた。
旅行会社は3人一緒にいると思っているからHさんにしか電話しなかったよう。一瞬、2人とも私が他に移動してると思ってても念のため欠航の連絡をくれてもいいのに・・・とは思ったが、彼女らと密に連絡を取っていなかった自分が悪い。無精者って駄目だな。

その後はしきりに謝る彼女らと旅行会社で合流し、チケットを払い戻し。
1万円分のイランリアルを返してもらっても使い切れないので、ほぼ同額で私はここからテヘランまでの寝台列車と安かったのでテヘラン→トルコのアンカラまでの航空券を手配してもらった。
ドバイへ行くつもりがトルコ行きになってしまった。今回の目的地は残りヨルダンとエジプトだけなのでなるべくヨルダンに近づこうと思って。
そして1度イランで寝台列車に乗ってみたかったのでまあ良かった。バンデラ・アッパーズからなら当日の便が取れた。出発は15時半。

その後3人で近所のモスクを見学したり。。。

最後の食事。3人だと色んなものを食べれて良い。

Hさんはまだイランにいるそう。私とMさんは一緒に寝台列車でテヘランへ向かうのでスーパーで買い出し。大福みたいなものが売っていたが色が凄い。

バンデラ・アッパーズからテヘランまで鉄道で移動

15時過ぎ、MさんとSnapp!でバンデラ・アッパーズの鉄道駅へ。

荷物検査の後、駅へ。かなり早めに電車は来た。ここが始発のようだ。

寝台列車。ウズベキスタンのと造りは変わらない。
下の段なので助かった。イラン人女性親子2名と同じ部屋。
最初間違えて隣のコンパートメントに入れられたが、外国人が珍しいらしく何人ものイラン人女性に囲まれてチヤホヤされまくった。

車窓は絶景。20時間も乗るが、揺れないし足は延ばせるしトイレもついてるしで快適そのもの。

同じ部屋のイラン人親子はヤズドで降りたのでそこからは貸し切りになってしまった。Mさんは別の車両。最初は紅茶やお菓子が無料で出たが次の日の朝に紅茶を頼んだら有料だった。

12時。テヘラン駅に到着。

イラン入国時に宿泊した最高の宿、HeritageHostgelへ行こうと電話をしてみたがドミトリーがあと1室しか空いていないらしい。中心部でGoogleMapでゲストハウスと記載のあるとこに来てみたがGoogleの表示間違いなのか「宿ではない」とインターホン越しに怒られた。

困ってもう1度HeritageHostgelの予約状況をネットでみたらキャンセルが出たのか2室空いていたので慌てて予約して地下鉄で向かう。テヘランは渋滞しまくりでタクシーだと全然動かなかった。

2週間前は1泊7€だったのに今は10€にも値上がりしていた。
明日の早朝、トルコのアンカラへ。1度行っているのでもう降りたくないのでその日中にその空港からヨルダンへ行く航空券を取った。
明日は空港泊で飛行機3便乗り継ぎというキツイ旅程になる。

イラン人は親切でフレンドリーな人ばかりだったし治安も良くて一気にイランのイメージが覆った。いい国だと思った。諸外国と仲が悪いのが政府の政策(核兵器製作など)のせいなのが残念でならない。
お酒が飲めてヒジャブを被らなくて済むなら、物価が安過ぎてずっといれる自然豊かで美しい建築物でいっぱいの歴史の深い国である。

しかしビザは1ヶ月で切れるし、外国人はATMもクレカも使えないので手持ちの現金が切れる前にイランを出なくては。

明日、長かったイラン旅を終えてこの国を出る。

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