イラン

モラッバシーヒストリカルハウスが息をのむ美しさ、イスファハーンでの路上両替(2023.12.19)

イラン
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2023.12.19(火)1ドル≒490万イランリアル(実勢レート)

リアルタイムはイラン南部の島。Wi-Fi事情が悪過ぎなので更新が滞っております。

Heritage Hostelの朝。女性ドミは沢山いた中国人が全員出て行ってしまいチェコ人と2人きり。
テヘランの時と違いイスファハーンは宿も人が少ない。テラスは寒すぎて誰も外で朝食を摂っていません。イランも冬真っ只中。

ジョージアで知り合った方に、美し過ぎる古民家、モラッバシーヒストリカルハウスを教えて貰ったので行ってみることにします。ここがイランでの1番楽しみにしていたところです。

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名もなき古民家

モラッバシーヒストリカルハウスがGoogleMapで『9時オープン』となっていたので来てみたのですが、ペルシャ語の張り紙で「予約以外の人は11時~」とドアにあり閉まっていました。
仕方ないのでGoogleMapに近くの古民家博物館みたいなところがあったので寄ってみます。

改装中なのかやっていないのか・・・イランはGoogleMapの口コミが古すぎて閉店・閉館はザラです。
よく分かりませんが、屋根の上にしか人がいないので退散。

ハシュト ベヘシュト宮殿

アバッシーホテルの裏の公園にある宮殿に歩いて来てみました。
外から見て暗いがらんどうの内装なのに外国人入場チケットが500万リアル(1500円)。
誰が入るんですか、この規模の建物にそんな金額で。客は皆無だし料金設定を間違えていて閑古鳥が鳴いている建築物でした。

チェヘル・ソトゥーン宮殿

更に北に行ってチェヘル・ソトゥーン宮殿というところに入ってみます。ここは100万IRR(290円)。
GoogleMapの口コミで『2700円だったから気を付けろ』と書いている人がいたのですが、桁を1つ間違えています。イランのお金がゼロが多過ぎて間違うのも無理はないのですが、この方の口コミを見て来るのをやめた人がいたとしたら大変残念。結構上位にあるので。

西側から来たらぐるっと大回りした東の入口からしか入れず、かなり遠回りに。

突き出た木の軒が綺麗。なんでこんな造りなんでしょう。真ん中部分はいつも通り修復中。

変なライオン。顔は1つで体が2つ。

ミラー天井。

内部は大きな壁画がいっぱい。物語調の絵が描かれていて楽しく眺めていました。
綺麗なので修復済だと思われる。

外の公園に樹齢400年の樹の幹が展示。
行ってみるとスーツを着たインド人男性が幹の中に恥ずかしげもなく入っていて、写真を撮ってくれとお願いされました。ポーズを変え何枚も撮らされてしまいましたが、恥ずかしくないのでしょうか。国民性にないんでしょうね。

イスファハーンでの路上両替屋

テヘランで両替した100$、まだあまり減ってはいませんが田舎に行けば行くほどレートが悪くなるようなのでここでもう100€両替しておきます。少し多目に欲しいので今回は€で。レートは$でも€でも有利さは変わらない感じ。

場所はこのチェヘル・ソトゥーン宮殿の北東の路上です。まるで市場のように男性たちが大声で何か叫んでいるので直ぐに分かります。

札束を持っていない人に声を掛けられ両替を了承したら現金を持ってくるまでかなり待たされたので、札束持ちの人と両替した方がいい。

Mollabashi Historical House

13時過ぎに再びモラッバシーハウスに行くと、今度はドアが開いてました。

入口からしてもう綺麗。

中に入ると英語が話せるお姉さん3人が受付にいました。入場料は200万IRR(600円)。

料金を払って奥に入るとすぐカフェ。
右のカウンターにコーヒーメーカーが置いてあったので、注文すれば飲めるようです。

ここの時点で凄くデザインが凝っているので、期待に胸が膨らみます。

外に出ると更に中庭。壁画と噴水があります。

お客さんは私の他にはカップルと家族連れの3組だけのよう。
誰もいない建物の地下に先に行きます。博物館になっていますが、大したものは置いていない感じ。

メインの建物内はカップルが一眼レフカメラでずっと撮影をしていたので、先に受付裏の廊下を歩いてみまる。古民家なのに節電で人感センサーになっているのは現代的。

やっとカップルが部屋から出て来たので、このメインの建物に入ってみることにします。
外観は地味ですね。靴を脱いで中へ。

???えっ(; ・`д・´)

何が起こっているのでしょう。
想像を遥かに超えた光の美しさで、頭の中がバグっていて脳内処理出来ません。

中央の椅子。

想像を絶する、息をのむ美しさとはまさにこのこと。

奥の椅子。光が綺麗過ぎて落ち着かない。

大金持ちの家だったとのことですが・・・
この家の主はここに日々座って過ごしていたのでしょうか。羨ましい限りです。

反対側の壁もニッチ内が全部鏡で装飾されています。天井まで細かくて装飾だらけの内装なのに下品にならずどこまでも美しいのはなぜでしょう。
他の観光客が帰り、誰もいなかったお陰でここで1時間位ずっと座って光を眺めていました。
贅沢過ぎる楽し過ぎる時間。

だいぶ時間を費やし、ホステルに戻ります。帰り道の名もなきモスク。

誰もいない小さなモスクなんですが、そこにもこんな美しい装飾があるんですよね。
イランは歩いていて飽きません。

イスファハーンには探せば他にも古民家があり、もう1泊すれば良かったです。
この時はテヘランが雨で先を急ぎたかったのです。、ホステルに荷物をピックアップしてヤズドへ向かいます。

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