イラン

女ひとりイラン入国!意外と簡単、空港から市内まですんなり到着(2023.12.11~12)

イラン
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2023.12.11(月)
1トルコ・リラ≒5.1円、1ユーロ≒156円

イスタンブール市内からサビハ・ギョクチェン国際空港へ

イスタンブールの新市街から、地下鉄とトラムを乗り継ぎ、空港へ。
バスだと1本で行けますが、これまでの経験から、満員で乗れなかったり、渋滞で動かなかったりとハラハラしまくり。
そのため、乗り換えは2回と少し手間ではあるものの、確実性を優先して地下鉄で行くことにします。GoogleMapの表示でも、これが1番早く空港に到着しそう。

ここで昨日購入したイスタンブールカード3回券


ここで、昨日購入したイスタンブールカードの「3回券」が、なぜか何度でも使えることに気付く。
どうやら『イスタンブールカード3回券』60TLと『イスタンブールシティカード3日券600TLを間違えて購入してしまったようです。トルコ語オンリーで見わけもつかん。

左がイスタンブールカード購入機械、右がイスタンブールシティカード購入機械。
機械の画面の文字をゆっくり読んでいると、すぐ最初の画面に戻ってしまうので、3と6の数字だけ確認して早押ししたら、罠にはまってしまっていたようです。
300円のカードを3000円で購入していたことに気付き、しばしボーゼン(@_@)。

返金窓口がないか(2日使っているから無理でしょうが)キョロキョロしていると、「どうしたんですかー。」と、改札口に案内しただけでチップをせしめようとするおっさんが声を掛けてきます。
おっさんに時間を取られる方が損失なので、返金は諦め、おっさんのことはフル無視して、早急に空港へ向かいます。

ペガサス航空チェックイン 初ビザ確認

サビハ・ギョクチェン国際空港に到着。市内からは地下鉄で1時間位。
飛行機はペガサス航空というトルコの LCC のHPから取りました。
イスタンブールからイランのテヘランまで、航空券は1万4,000円ほど。
機内持ち込み荷物は8kgまでですが、バッグは1つしか持ち込めないという規約があったため、預け入れ荷物が可能なクラスに3,000円追加でグレードアップしておきました。

出発は深夜0時10分、到着は3時半です。空港で寝ることにも慣れているので、大丈夫です。

ペガサス航空のチェックインカウンターはかなりスムーズで、列もどんどん進みます。南米やフィリピンも見習ってほしいものです。

この旅で初めてビザを取得しました。カウンターでも確認されます。最強パスポートを持っていても、日本人がイランを訪れるにはビザが必要です。

テヘランの空港ではアライバルビザの取得も可能ですが、取得した人の話によると、手数料を含めて80ユーロほどかかるとのことでした。そのため、事前にジョージアのトビリシにあるイラン大使館で、30ユーロで取得しておきました。

追記:2024年2月4日から、日本人はイランに観光目的でビザなし(ノービザ)で入国できるようになりました。15日以内の滞在で、6か月に1回までです。

ジョージアのトビリシで取得したイランビザ

イラン外務省のHPからオンラインでビザ申請を行いましたが、返事はほぼ来ません。そのため、自らジョージアのトビリシにあるイラン大使館を、朝9時に訪問しました。

イラン大使館のビザ取得の窓口へは、ロッカーに全ての荷物を預けてからでないと入室できません。スマートフォンも使えないため、Google翻訳が使えない状態で、ペルシャ語とジョージア語で書かれた紙を渡されます。

その後、大使館のある場所からバスで1駅のところにあるTBC銀行で30ユーロを振り込み、再び大使館へ戻って受け取る……という流れで、なかなかハードルが高い。
とはいえ、アライバルビザと比べるとかなり安く済むため、お得です。

サビハ・ギョクチェン国際空港のラウンジ

イスタンブールの空港のラウンジは2か所あり、両方ともプラザ プレミアム ラウンジだったので搭乗ゲートに近い方に入りました。 

久々のラウンジを楽しみに、空港には3時間以上前に到着していたのですが・・・

食事がこれしかなくカスでした。ビールとワインだけ堪能。

しかし初イラン、緊張でなかなか酔いません。酔わなくていいんですが。

テロや戦争で怖いイメージのある国ですよね。
行くとアメリカにESTAで入国できなくなるため、行ったことのある人が少ない国です。

(イランへの渡航歴がある場合、ESTAではアメリカへの入国や乗り継ぎすらできません。現在はイランのビザがeVISAとなり、入国スタンプも別紙に押される形式になっていますが、アメリカは航空会社の搭乗記録や出入国データを広く共有しているため、スタンプがないからといって申告を避けることは難しいでしょう。私自身、今後アメリカへ渡航する際は、アメリカ大使館で面接を受け、ビザを取得する予定です。)

ペガサス航空の搭乗時、先頭に並んでいた欧米人カップルが、座席に空きがあれば搭乗できる航空券だったため、スタッフから「列の最後まで待つように」と言われていました。
その場で大喧嘩が始まり、その影響で出発は20分遅れとなりました。

座席指定をしなかったので、3人席の真ん中です。
左はイラン人女性、右はドイツ人女性で、イランでビジネスをしているというおば様。おば様はずっと話し掛けてきます。

テヘランだと、北の町タージリッシュ、更に北上して北の海に面したチャールースが最高だそうです。Google Mapに保存させられました。

お願い……深夜1時……寝させて(;^ω^)

イマーム・ホメイニー国際空港

首都テヘランのイマーム・ホメイニー国際空港に、約3時間で到着しました。トルコとは30分の時差があり、現地時間で3時40分です。

到着と同時に、機内にいた女性たちが一斉にスカーフや毛糸の帽子を頭に被り始めました。イランではイスラム法により、旅行者であっても女性は髪の毛を覆うヒジャブを着用し、体の線が出ないゆったりとした服装が求められます。

しまった、スカーフはスーツケースの中。暑かったので脱いでいたセーターを頭に被って入国審査を済ませました。審査官は(なんじゃこの変な奴)と思っていたと思いますがww
観光客が少ないせいか、「Welcome!」とにこやか&迅速でした。

※実際は入国してみるとスカーフを被っていない女性(全て若い女が1割位いました。政府のヒジャブ規制に反発しているのかも知れません。

審査ゲートを出たら、早速「タクシー?」「ダラー?」とおっちゃんたちに声を掛けられまくり。やはり怖いので、おっちゃんたちの攻防が治まるまで、この方と同じように朝までベンチで寝ることに。

このベンチは冷たくて固く、1時間位しか寝れません。トルコの空港で残りのリラを使い切るために購入したドーナツを食べながら、ネットで事前に調べていた情報を再読。
ちなみに、350円という空港価格のボリボリドーナツです。

SIMカード購入

到着ロビーの奥に、SIMカードの販売コーナーが1か所だけあります。左奥にある黄色の円形カウンターです。

60日で10GB、料金は6ドル。事前にネットで調べたところ、市内で購入すると約2,400円とのことだったため、これまで訪れた国とは異なり、イランでは空港で購入するのが最も安いようです。

アクティベートも受付のお姉さんにお願いしました。5分ほどかかっていたので、自分で設定するのは難しいかもしれません。

イランのネットとお金事情の情報

イランでは、中国と同じように政府によってインターネットが規制されています。今回の旅で一番不安だったのが、この点でした。
VPNに接続しないと自由にネットが見られないと聞いていたため、不安のあまりVPNアプリを6つもダウンロードし、トルコにいる間に使い方をマスターしてから渡航しました。
もともとNordVPNの有料会員ですが、有名なVPNはほとんど使えないとの情報もありました(実際に使えませんでした)。ダウンロードしたアプリのうち、2か月目から有料になるものについては、無料期間中に解約する予定です。

しかし実際にネットに接続してみると、閲覧できないのはSNS(Twitter、Instagram、LINEなど)程度で、GoogleやGoogleマップは問題なく使用できました。そのため、心配は杞憂に終わりました。これらが使えれば、旅には十分です。

イランでは、アメリカの経済制裁の影響により、クレジットカードが使用できません。支払いは基本的に現金のみです。イラン人は、イラン国民が利用できる専用のイランカードで支払っていますが、外国人は無理なため、現金を多めに用意して持参しました。

トルコに、ウズベキスタンなどと同様にドルやユーロを引き出せるATMがあったため、そこで7万円分ずつ引き出しました(実際には物価がかなり安く、1ヶ月で数万円程度で十分足ります)。

宿泊費やSIMカードの支払いは、ドルやユーロでも対応可能でした。ユーロはトルコと同様に広く流通しており、両替レートも良いため、ドルよりもユーロを持っていくのがおすすめです。

タクシーアプリSnapp!登録

イランにも、UberやYandexのような配車アプリ「Snapp!」があります。読み方は「スナップ」です。トルコであらかじめダウンロードしておきましたが、イランの電話番号がないと利用できなかったため、ここでSIMカードに記載されている番号を登録しました。

その後、予約していたホテルまでの料金をアプリで確認します。

1,670,000イランリアル…おかしい。イランは石油産出国のためガソリン代が安く、タクシーも安いと聞いていたのですが。
出てきた料金をいつも使っているCurrencyという為替アプリで見ると5,600円します。うーん、そりゃここから1時間近く乗るし、その位はするのかな…

Currencyアプリは、当時トマムという10分の1にした単位の金額を入力して正規の料金になる仕様のようで、本当は560円でした。
1時間乗ってこの金額とは驚きです。イランはリアルとトマムという両方の単位が使われていてそれも、とてもややこしいです。

※2026年更に追記:Currencyアプリの表記はトマムではなくリアル表記に変わっています。

空港タクシーのカウンターもありますが、タクシーアプリより高いだろうし…Metroと書かれた看板があるので、その方向へ歩いて行って、地下鉄で移動することに。

空港で両替

次は両替。「ダラーダラー」と話掛けてくるおっちゃんらは闇両替の方々です。レートを聞くと1$=420,000リアル(^o^)
…って、桁が多過ぎて訳わからんわっっ\(^o^)/

枚数が少なかったり、桁を誤魔化されても今の段階だと全く分からないので、おっちゃんが言うレートより悪いですが、上の階に1か所だけある正規の両替カウンターで20$だけ両替します。

ちなみに、現在イランを旅行中の人をジョージアの宿のオーナーに紹介してもらい、実際に流通しているレートを教えてもらいました。1ドル=500,000リアルです。
そのため、空港の両替カウンターや声をかけてくるおじさんたちは、かなり割高なレートで提示してきます。このあたりはアルゼンチンでも同じだったので、慣れていますが。

20$がこんな感じになりました。デカい印字で0を4つ除いた表記もありますが、あほの私にはもう全く計算が出来ません。インフレが凄いんでしょうね。途中でデノミネーション(通貨切下げ)しなかったんでしょうか…

イマームホメイニー空港から地下鉄で市内へ

地下鉄へは到着ゲートから1つ上の階に行き、隣の建物へ移動。誰も居なくて不安。

路線図があったので、GoogleMAPの自分のホテルの最寄り駅とにらめっこ。2回も乗り換えしないといけないみたい。


時刻表を確認すると、1時間おきか……と思いきや、チケット売り場のおじさんがペルシャ語で説明するには、右側の列の時刻しか市内へは行かないようです。2時間おきとは……。
現在は8時。空港での両替に手間取りすぎました。

「9時20分まで待合室で待て」と言われます。「先にチケットを買いたい」と伝えても英語が全く通じず、「9時20分前に改札に来い」としか言われません。はぁ😇

近くの売店で時間を潰し、9時15分に改札へ向かいました。
両替したお金の「100」を出すと違うと言われ、「10」の方を出すと今度は足りないと言われます。「100」はお釣りがないから使えないとのこと。しかし、そう言われても手元にはこの2種類しかありません。

料金は150,000リアルのようです。だから先にチケットを買いたいと言ったのに。

走って5分で空港に戻り、コーラを買って1,000,000リアルを500,000リアルに崩しました(それより細かいお金はないと空港でも言われました)。しかし、それでも「お釣りがない」と言われます。

えっ、この電車に乗れなかったら次は2時間後……?

呆然としていると、駅員のおじさんが「タダで乗れよ、早く行け!」と、笑顔で無料で改札を通してくれました。

イラン人、親切かも…そんなことを思いながら乗る朝の列車。
しばらくは地上を走り、初めて見る朝焼けのイランの景色に釘付け。
空港からの地下鉄は空いていて、私の他はイラン人のみ。

2駅目(といっても距離的にはかなり乗りました)の駅で全員が降りたため、自分も降りて他の乗客について行きます。どうやら乗り換えのようです。

Googleマップでは鉄道やバスの経路までは表示されず、英語も通じないため、路線図を見ながら進むことにしました。

先頭と最後尾が、女性専用車両みたい。

途中で地下に入り、2回乗り換えてホテル最寄りの駅に到着しました。
いつも通り、方向音痴全開で何回も乗り間違え、本当は4回乗り継ぎました笑

地下鉄乗り間違えは、もはや恒例。しかし苦労して目的地に辿り着くのは、ダンジョンをクリアした時に似た達成感があり楽しいのです。
これがホテル最寄りのBaharestan駅

Heritage Hostel(ホテル)

予約は、先人たちもよく記載しているここ。

イランのホテルは、アメリカの経済制裁のためか、Booking.comなどの予約サイトには登録がなく、Hostel WorldTrip.com(中国の会社。イランと中国は仲がいい)、もしくは直接ホテルのHPから予約することになります。

上記のサイトにも数軒しか宿の登録はないため、必然的に、旅人は最安値のここに集まることになると思われます。

駅から徒歩すぐですが、途中イラン人カップルに「Welcom to Iran!!」と言われ、ホテルまで案内してもらえました。この建物は、ホテルに見えないので助かる。
外国人観光客が少ないせいか、その後も歓迎ムードでよくイラン人に話し掛けられます。

女性専用ドミトリー、1泊7€。広くて窓もありいい感じです。
他の宿泊客は中国人とイラン人のみ。

14時からしかチェックイン出来ないとのことで、荷物をフロントに預けて外食しに行くことにします。
めちゃめちゃ眠いですが。
フロントは20代の人らがわいわいやっていて、オーナーではないのでルールが厳格です。

しかもフロントの女性らは英語ペラペラ、ヒジャブは被っていなく口ピアスなどしていて、失礼ながらイランの女性の法に縛られた感じの暗いイメージが覆りました。
足元まである真っ黒衣装は年配の人だけです。若い人と年配の人らでかなりファッションや考え方に差があると思いました。

他にも「英語が通じない」「暦がペルシャ暦(イランでは現在1402年9月)」といった不安もありましたが、Google翻訳のペルシャ語をダウンロード、ペルシャ暦アプリをダウンロードで問題なさそうです。そもそもトルコも全然英語通じなかったし!

搭乗前に不安だった気持ちは全くなくなりました。女性ひとりで来ても全然大丈夫そうです。ネットの情報を鵜呑みにするのは考え物だとしみじみ感じさせられます。

それでは外出して来ます。

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