旅の知恵とお役立ち情報ボリビア

標高3,640m、世界で最も高い首都ラパスは辛すぎ、ボリビア無料ATM情報(2023.4.6)

旅の知恵とお役立ち情報
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2023年4月6日(木)1ボリビアーノ≒19.6円

おはようございます。

高山病でThe Rooftop Hostelにもう半日宿泊

The Rooftop Hostelの朝。
痛い、痛い。頭が痛すぎる、身体がダル過ぎて起き上がれない。

ラパスの標高は3,640m。
憲法上の首都はスクレですが、行政・立法府のある事実上の首都はここラパスです。
高山病発症。一昨日の標高3,600mのモライ遺跡で大丈夫だったので、すっかり身体は高地に慣れたと思っていたのですが、甘かったです。
高山病はいつも高地に到着して12時間位してから発症します。

ホテルのエレベーター

このホテルは10時チェックアウト。チェックアウトしてからフロントに荷物を預け、21時に向かいのバスターミナルに行く予定でしたが、起き上がれないのでもう1泊分払ってギリギリまでホテルで休むことにしました。

同室のヨウさんは元気なので、9時にシャワーを浴びてチェックアウトされました。さようなら、ヨウさん。ウユニまでも一緒だったら心強かったけど残念。

日本から持って来ていた粉末のポカリスエットを1Lのペットボトルの水に溶かして飲むと少し気持ちが楽になりました。持ってきていて良かった。
あと少しでも楽になるように、リマで同室の男性からもらったコカ飴も舐めます。

13時、重い体を引きずってホテル屋上のレストランへ。45ボリ(860円)と昨日の食堂の4倍です。
これで国境で両替したボリビアーノが無くなったので、街中の銀行までキャッシングしに行くことにしました。

ボリビア銀行情報

南米のATMは650~800円位手数料が掛かることが多いですが、ここボリビアでは「Banco Nación de Bolívia(BNB)の銀行に備え付けのATMで、かつ銀行が営業している時間にキャッシングすれば手数料無料」という情報をネットで発見しました。

ウユニのATMは上記銀行も、その他の銀行でも全て7$の手数料が掛かったので、ラパスで下ろしておくべき。
(Mercantil Santa Cruzなら掛からないとの情報がありますが2023年現在掛かります。)
・アルゼンチンでは100ドル札を闇両替屋で両替すると、ブルーレートという公定レートの倍以上の金額でアルゼンチンペソに両替出来るので、ドルが引き出せるATMを発見したら100ドル札を下ろしておくべき。
(100ドル札以外はレートが落ちます。)
(VISAのクレジットカードやATMキャッシングでもブルーレートに近い金額にはなりますが100ドル札の方がだいぶレートはいいです。)

Banco Nación de Bolívia(BNB)

ホテルから銀行まで徒歩23分とありましたが、たっぷり40分以上掛かりました。
標高が高過ぎて心臓が痛くて、ゆっくりしか歩けないんです。渋滞で排気ガスも凄いです。

ラパスはボリビアの事実上の首都ですが、ごちゃごちゃ・・・。電線を見ても開発途上国感があります。左の緑のボンネットの車はバスですが、いっぱい走り過ぎててルートが分かりません。
GoogleMapでバスの経路は出ないので、ここもリマ同様、ローカルバスでの移動は難しそうです。

Banco Nación de Bolívia(BNB)で無事手数料無料でお金を下ろせました。

ラパス観光

こんな電線を見たのはネパール以来かな。
ボリビアは戦争でチリやブラジルに土地を取られ、国内の政治混乱で経済が衰退してしまったようですね。元々海に面した土地もあったのに、チリが取っちゃったので内陸の国になっています。
今回の旅は良く知らなかった南米の歴史を知るいいきっかけになっています。

地形はすり鉢状になっていて、高地にスラムがあってケーブルカーで行けて・・・とコロンビアのメデジンにそっくり!昨日夜行バスから見えた夜景もメデジン同様とても綺麗でした。

ムリリョ広場・Cathedral Basilica of Our Lady of Peace

中心のムリリョ広場まで来ました。Cathedral Basilica of Our Lady of Peaceというカテドラルで一休み。

ミ・テレフェリコ

もうここでワンブロック歩くだけで息が切れて休み休み行かないと歩けなくなりました。特にしゃがむと頭の血管が切れそうにズキズキします。空気の薄さで心臓が痛いので、ちょっと命の危険を感じています。

無理をして、ケーブルカーに乗ってみることにします。
クスコで一緒に飲んだエリさんから「マスク必須」とのLineを頂いていたのでマスクは持って来ました。情報感謝。

片道3ボリ(58円)です。安過ぎ。マスクをしないと乗せてくれません。何ヶ月ぶりのマスクでしょうか。

他の乗客を写せないので、自分の肩越しからパチリ。メデジンとどっちが先に出来たのでしょう。スラムの感じも似ています。違うのはコロンビアの方が壁画アートがおしゃれだったことでしょうか。

ケーブルカーが上昇するに連れ、頭が割れそうに痛くなり、こめかみの血管が切れるかという位ズキズキしてきました。途中で降りくなってきました。

1駅目で降りましたが、空気が薄過ぎて本当に辛い。ちょっと下を見たらもう早々に退散します。

降りると少し楽にはなりますが、数歩歩いただけで息が切れるのでUberを呼びました。
しかし何分待っても全く捕まりません。渋滞だからでしょうか。
仕方ないので1時間近く掛けて頑張って歩いて帰りました。

夕方、ロビーに着くと昨晩同じバスで移動していたフランス人男性3名がチェックアウトするところでした。感じいい方のフランス人は私に嬉しそうに声を掛けてくれ、感じ悪い方はやはりフル無視でした。くたばれば(以下略)

私が出る時、ロビーで編集作業をしていたヨウさんはもういません。
私のバスよりもっと早い時間のバスに乗ったんでしょうね。

朝に部屋にチェックインしてきた他のメンバー3名は全員部屋でずっと寝ていたようです。
全員高山病ですか

わはは。隣のベッドのフィンランド人のおっちゃん、かわいい、可愛すぎる。
隠し撮りなので、本人からクレームが来たら削除することにしますw

Terminal De Buses Lapaz

20時半、シャワーを浴びてチェックアウトし、向かいのバスターミナルへ。

昨日と違い凄い人です。

並びましたが、何とか自分のチケットのバス会社にチェックインして乗り込みました。

めちゃめちゃ豪華なバスです。
21時、ラパスを出発。

世界一標高の高い首都ラパス、他にも民族織物のある通りや日本料理屋などあるようなのですが、高山病の薬は飲んでいたにも関わらず、もう身体が辛すぎて辛すぎて回る余裕はありません。思い出すだけで辛い。

明日からはとうとう憧れのウユニ塩湖です。

コメント

  1. イチロー より:

    4時間ほど前にラパス空港に到着し、夕食後ホテルで、明日お金を引き出すためATMの情報を探していて、みきぷさんのブログにたどり着きました。この後、バスでウユニに行き、さらに、ホダカのバスツアーでサン・ペドロ・デ・アタカマに行く、というみきぷさんと同じコースをたどる予定です。情報の宝庫を発見した気分です。ブログで予習させていただきます(たぶん、明日は高山病であまり動けないし)。

  2. mikipu mikipu より:

    こんな雑記が情報の宝庫だなんてありがとうございます!誰かの役に立てれば嬉しいです。

    今読み返すと高山病辛いしか書いていなくて恥ずかしい笑
    飛行機到着だと高山病にはなりましたか?どうでしょう。

    アタカマ抜けツアーは南米で1番絶景だったと思います。どうか楽しまれて下さいませ^_^

    • イチロー より:

      mikipuさん、返信ありがとうございます。
      私はラパス入り前日から飲み始めたダイアモックスのおかげか、高山病は軽くてすみ、2晩あけた今朝は、もう大丈夫な感じです(念のため、もう1,2日ダイアモックスを飲みます)。
      BNBのATMは、2024/2/13には手数料無料ではありませんでした。980ボリ引き出して手数料は6米ドル(8米ドルだったかな)

      • mikipu mikipu より:

        高山病軽くて良かったです。Youtubeなどを見ていると、ラパスには飛行機よりバスで到着する方が頭痛が酷いかもしれませんね。

        ATM情報ありがとうございます。1年前と違っていてすいません。
        手数料を取るところが増えてきているのは時代の流れでしょうがないのですかね。

        今回は手数料掛かってしまったと思うのですが、海外のATMの最後の画面で「手数料●●取りますがいいですか?」と聞かれて「No」ボタンを押したにも関わらず現金が出てき場合は、後日キャシングの請求額を見たら手数料を取られていないので、またお試し下さいませ(^^♪