トルコ

アンカラからコンヤへ移動、メヴレヴィー教団の総本山へ。ティリットに舌鼓(2023.12.1~2)

トルコ
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2023.12.1(金)
1トルコ・リラ≒5.1円

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アンカラからコンヤへ

今日パムッカレに行っても雨だし宿は高いし・・・なので3日後の晴れの日を狙って小刻みにパムッカレに移動します。
なんとなく地図を見て、人が集まってそうなコンヤという町へ。
全く未調査・未知の場所へいきなり行くことを決めました。

トルコのオトガル(バスターミナル)は入るといつも即行おっちゃんに捕まり、行先を聞かれ、バスチケットカウンターに連れていかれます。
最初はチップやコミッションを取られるのではないかとビビっていましたが、チケット代はどこも同じでした。あの人はオトガルに配置されている案内係なのでしょうか?それともただの親切なトルコ人なのか・・・

勝手に連れていかれたバス会社。意図せず毎回違うバスに乗ることになりました。200TL。

トルコのフルーツ缶ジュースにはまり、移動中は毎回これです。
右はバス内で配られるいつものフルーツケーキと紅茶。

3時間半でコンヤに到着。この距離だとだいぶ体が楽です。

コンヤのバスターミナルから市内への移動

バスターミナルから市内は離れていますが、トラムとやらで30分位で行けるようです。
左奥の小さい窓口に人がいて、そこでカードを購入。あんな狭いところに入ってストレスが溜まらないのでしょうか。しかし窓口のおっちゃんはびっくりする程親切です。
コンヤコードというものをくれました。40リラ(200円)で3回分のチャージ付きです。

市内方向に走っているトラムが来たので乗り込みます。

HOSTELİDA(ホテル)

本日の宿。コンヤにあるドミトリーはこの一軒だけなので、必然的に貧乏旅行の人はここになります。
1泊250リラ。

閑散期で他にもいっぱい部屋が余っていたのに、受付の不愛想な若い男性に女4人部屋に詰め込まれました。複数の部屋を掃除するのが嫌なんでしょうね・・・
しかし他の3人がロシア人、台湾人、ジョージア人で「はぁ~い♪みきぷ、私ユリア。また後でね~!」とても明るく私に挨拶してきます。ロシア人のおば様はお喋りが大好きなのか、グイグイずっと話し掛けてきます。このメンバーなら楽しいので詰め込まれて良かったかも・・・

İzmir Usulü Sütkuzu Kokoreç(ホルモン屋)

コンヤという町の名物は何か調べたら「ココレック」という羊の腸を炒めたサンドがあるらしいので、場所が近かったので行ってみます。

イスラム教の国に入ったので、地元民が入るようなこんな雰囲気のお店にはまずお酒は置いていません。今回もビールと一緒に飲食したいので持ち帰りです。
このおばさまに「飲み物は要らないの?」と聞かれ「要らない。」と言うと「ちっ!」っと残念そうにされました。強欲ですね。隣の店でビールを買うのですいません。

ココレック120TL(630円)。宿は共有スペースがないので非常階段前のバルコニーで食べました。
ソースがトマトやヨーグルトなど5種類付いてきました。6種類目はいつもの青唐辛子だったので返却しました。トルコ人は平気で青唐辛子をそのまま食べています。
ココレック、まあ美味しかったですが、この金額なら肉ケバブの方が良かったような・・・しょせん腸ですから。


2023.12.2(土)

今朝、8時半に起きたらもう宿の全員チェックアウトして居ませんでした。
貸し切りで嬉しいというより、寝ている間にひとりになってしまったのでめちゃめちゃ寂しいです。

晴れていていい感じ。
着いてから調べたのですがコンヤには有名な宗教の総本山があるらしいので行ってみます。

地下鉄でしょうか、これは?相変わらずトルコ語表記のみです。

全店宝石屋の宝石バザールが地下にありました。

メヴラーナ博物館

メヴラーナ博物館に到着しました。博物館と名が付いているものの、あの奥のエメラルドグリーンの塔が見えるモスクです。イスラム神秘主義のメヴレビー教団の総本山です。

入場は無料。60TLで日本語オーディオガイドまであります。誰も借りていないのでやめておきました。

建物の中は靴にビニールを被せて入るようです。

13世紀頃、イスラム神秘家メヴラーナは、旋回して宇宙を体感する旋舞セマーを修行とする、イスラム神秘主義のメヴレヴィー教団を設立したのがここコンヤらしいです。その方かその方に関係ある方のお墓。

何か意味のある経典でしょうか。ガイドがないと全然分かりません。

地元の人や中国人観光客でいっぱいでした。

外の建物も1つ1つ博物館になっているので入ってみます。

Google翻訳で解説を読むとたぶん修行中の部屋のようです。修行中の身なのに私のドミより全然いい部屋じゃないですか。

旋回ダンスの修行のようです。ネットで調べると土曜日の19時に市民ホールで行われ見学出来るようです。
男性がスカートを履いてクルクル回って宇宙を感じるダンス・・・凄く興味があるのでもう1泊して今夜見に行くことにします。

さてだいぶ時間を掛けて見終わりましたが・・・コンヤはこれがメインのようでもう終わってしまいました。

コンヤのバザール

夜まで時間潰し・・・あの汚い建物に入ってみましょう。

バザールでした。いつも通りの規模は小さいです。

MİTHAT TİRİT(レストラン)

朝から何も食べていなのでレストランへ。このお店、名物のティリットというメニューが美味しいでかなり有名なようです。

裏路地を入って辿り着きました。地下や外まである大きなお店なのに13時に行った時は満席だったので、近くのモスクで時間を潰してからきました。

ティリットとは、陶器の上にパンとヨーグルトを乗せ、羊肉と野菜を乗せて焼いた料理。ここにはこのメニューのみです。250TL(1250円)。

ヨーグルトにしみ込んだパンにほっかほかの羊肉!
こんなに食べれるかい、と最初思いましたが美味し過ぎてなんとペロリと平らげてしまいました。

コンヤ、好きになりそうです。
他にも沢山無料の博物館があるようなので今から回ります。

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