トルコ

ギョレメ野外博物館へ、トルコの観光価格が高過ぎる(2023.11.28)

トルコ
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2023.11.28(水)
1トルコ・リラ≒5.1円

ギョレメ中心地→ギョレメ野外博物館までトレッキング

奇岩群で有名なはカッパドキアのギョレメ。
これはバスターミナルのATM群です。
本日はせっかく天気もいいので、もう一つ観光に行ってみます。

ここからミニバスで行ける所にも、カイマクルデリンクユといった地下都市があるようなのですが、びっくりする程トルコの観光価格が高いので、地下都市か野外博物館のどちらか1つだけに行くことにします。

吟味を重ね、歩いて行ける屋外博物館にしました。
ホテルから20〜30分歩きます。ずっと上り坂で軽いトレッキングコースです。
ほとんど歩いているビンボー人はいないので、皆さんツアーに参加しているのでしょうか。

Kılıçlar Vadisi

遺跡の名前がトルコ語で読めませんが、途中左手にこんな奇岩群が見えてきました。
歩くのがしんどいので行きませんでしたが、後で調べたら無料で入れるようです。

その目の前にある、怪しい魔除けのお守りと陶器のなる木々。
カッパドキアは陶器の産地で有名なので、陶器を作っている館があります。

photo by turkish air & travel

陶器の壺に入ったケバブ、テスティケバブはここカッパドキアが発祥の地だったんですね。1500円ぐらいするので食べなかったのですが、壺を眼の前で割って食べさせてくれるとのことで食べておけば良かったです。

屋外博物館のバス停

観光バスがたくさん停車している駐車場に到着。
バスからダサい服の人たちがぞろぞろ降りてくると思ったら、同じ日本人でした。わお。
皆さん中年位の方たちです。人気あるんですね、ここ。

駐車場から博物館までの入り口が結構遠いです。しんどい。

この手すりのある道をずっと登って来ました。

ギョレメ野外博物館(Goreme Open Air Museum)

「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」は1985年にユネスコ世界遺産に登録されています。
アナトリア高原の火山活動によってできた奇岩群だそうです。
初期キリスト教の教会が岩の中にいくつもあり貴重な遺跡となっております。

入口に到着。 入場料480TL(2,550円)。高い、高過ぎる。
ミュージアムパスとやらは2000TLですか。

後日追記・後に行くヨーロッパの美術館や遺跡の入場料に比べたら全然安いです。

せっかくここまで来たので入ってみます。もうなかなかこんな所まで来れないですし。

博物館の敷地には、7つの教会、礼拝堂、食堂、集会所などがあるそうです。
8~9世紀の偶像崇拝禁止を掲げるイスラム教の圧迫を受けた際には、こうしたキリスト教の洞窟教会に隠れ、祈りがささげられていたのだとか。
なかでもこの野外博物館の教会は岩窟教会の中で最初に造られたそうです。

1つ1つ、入れる洞窟には入ってみます。かなり沢山あります。

これは大勢で食事した食堂。椅子とテーブルのようです。奥にはワインを潰す場所も。
お酒・・・飲みたいなぁ・・・

フレスコ画がある場所はスマホやフラッシュの光で壁画が損傷しないよう撮影禁止です。
なので写真には撮っていませんが、このような壁画が描かれています。そして損傷がかなり激しいです。
異教徒の人たち(侵攻されたイスラム教の人々)に見つけられ、傷つけられたのか、やたら目や顔を狙って傷がつけられています。中には顔に大きな×印も。
観光客がつけたような、お決まりの自分のイニシャルの跡もありますが。

なのでフレスコ画が掛かれた洞窟内には全て、落書き防止の見張りのスタッフがいるので、人件費としてこの高額料金も仕方ないかも知れません。

もう10個位は洞窟の中に入ったでしょうか。
そしてかなり急な階段を登って闇の教会とやらに来ました。非常にそそられるネーミングですが、ここだけ別料金。ぐぬう、まだ更に金を取るか。

パスしました。この後はスタート地点に戻る経路になっています。

後日追加・カランルク・キリセ(Karanlık Kilise)と呼ばれ、外からの光が入りづらいため、内部のフレスコ画が良好な状態で保存されています。
ジョージアから入ったため、入場料が凄く高く感じたのですが、ヨーロッパから帰国した今、ここも遠方の地下洞窟も、全然安いので入っておけば良かったです。参考になれば幸いです。

出口のお土産屋には日本度のガイドブックも。
ここまでブログに記載した知識は、ここで立ち読みしたものです。ふふふ、えへ。

出口を出て右側のここ。この最後の洞窟は無料で撮影も可能でした。

帰り道のわんこ。
本日は全部の洞窟に入ったので凄い運動になり、長時間過ごせました。満足です。

日が陰ってきたので、来た道を戻ります。

Peking Chinese Restaurant(レストラン)

夜ご飯はどうしてもお米が食べたくなり、中華料理屋へ。ギョレメでは日本食レストランは見当たりません。頑張れラーメン。

寒すぎるのでお粥が食べたくなり、160TLで頼んだのですが全く味がしません。ここのチャーハンは凄く美味しいとどこぞのYouTuberが申していたので、チャーハンにすれば良かったです。
選択をミスりました。
向かいのテーブルのおっちゃんも「このお粥、全く味がしないよ!」と支配人に文句を付けながら塩と胡椒を振り掛けまくってます。私も真似しました。お粥代800円返して。
しかし、アップルティー70TLはびっくりする位美味しかったです。
ターキッシュコーヒーは粉っぽいのでチャイの方がいいですね。

昨日よりとても冷えてきました。宿のぬるいシャワーが辛いです。
宿代を浮かすためにOさんと宿をシェアしてますが、彼は全く観光しないので(笑)別行動です。

明日は曇りで気球は飛ばないそうです。今朝は飛べてラッキーでした。
さて、明日は首都アンカラへ移動します。

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