ウズベキスタン

ウズベキスタンの大自然、湖の綺麗なナナイとチムガンへ(2023.10.2)

ウズベキスタン
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おはようございます。今日は友人と周るウズベキスタン最終日です。

朝7時。SEMURG HOTELの朝食です。泊まるだけのビジネスホテル。味もこれまでの中で1番落ちました。

青の建物はもうお腹いっぱいなので、ウズベキスタンの自然豊かなところに出かけようと、本日はH山さんの提案でタシュケントから北東にあるチムガンという景勝地へ行くことにします。

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Salar駅→ホジャケント駅まで列車移動

旧ソ連の列車、エレクトリーチカ(近郊列車)ホジャケント駅まで行きます。エレクトリーチカの詳しい時刻表はこれです。このHPは結構探しまくったので役に立つと思います。

Расписание пригородных электропоездов Ташкента (tashtrans.uz)

ロシア語ですが、Google翻訳で頑張る。
午前はタシュケント駅発7:48のみ、ホジャケントから戻ってくる時、午後の便は16:12発のみです。

本来はタシュケント北駅が始発です。現在タシュケント北駅が工事中なので、タシュケント・ユーニィ駅から出ていると思うのですが、時刻表が分からないので北駅の次の停車駅、Salar駅から8:02発の便で行くことにします。

タシュケントの地下鉄Pushkin駅までYandexで行き、歩いてそのすぐ近くの鉄道駅Salar駅に到着。
朝食を食べてから行ったので8時前ギリギリに到着でH山さんと合流出来ました。

列車の中で駅員さんに切符代を支払います。
1時間以上乗るのに6,000スム(74円)って、相変わらず大丈夫ですか、この金額。
そして日差しがキツ過ぎる、暑い。これは進行方向に向かって左に座らないといけませんでした。

1時間で終点のホジャケントに到着。
駅にトイレが1つしかなく大行列で、駅を出たら車も人も全くいませんでした。皆さん、どこ行ったの??

ホジャケント駅→町の中心地まで

さて。ここからがどう進むのか。ネットの情報が少なすぎます。
Yandexは使えるけど、付近を走っている車がなくて呼べません。
「あれがマルシュ(乗り合いミニバス)かなぁ??」と道路の端で通り過ぎゆく車に向かって手を挙げていたら1台の車が停まってくれ、ホジェンドの街中まで乗せてくれることに。金額いくら?と聞いたらロシア語でよくわからないけど、どうもただの一般市民のおじさまで、好意で無料で乗せてくれるらしい。
やはりウズベク人って優しい〜ヒッチハイクしてしまいました!

そんな親切な方にホジャケントの町の中心で降ろしてもらったのですが、ここからどうしよう?
降りて速攻1名のタクシーのおっちゃんが声を掛けてきて「湖を回るなら1台40万スム」といったことを言ってきます。英語が全く通じず、お互い地名連呼と身振り手振り。金額は手持ちのお札でジェスチャーです。

H山さんはさすが3児を育て上げた方・・・という感じで頼もしく、ここから少し遠いナナイという場所と、チムガンを巡るコースで1台30万スム(3,660円)に値切ってくれました。
最初安いYandexで回ろうとしたのですが、ナナイで降りた後、待ってはくれないだろうし・・・
どうしようかと話し合っている間もタクシーのおっちゃんは必死のぱっちで「この金額で行かない??😭」と交渉してくるので、根負けしておっちゃんに頼むことにしました。

必死のぱっちのおっちゃん。
タクシーではなくただの一般の人のようですが、今日は仕事はないのでしょうか。
乗り込むと嬉しそうに娘さんに電話し、「ヤポーニャ!(日本人)」と言いながら電話を代わってくれました。いや、相手ロシア語やし、何言ってるかわからんし。

タクシー貸し切りコース

おっちゃんが回ってくれたコースはこれです。ナナイからチムガンに行くのはまたホジャケントに戻った方が近いのですが、すごい遠回りなのにチャルバク湖をぐるりと1周してくれました。
他にも要望していないビューポイントにも寄ってくれ、おっちゃんはめちゃめちゃいい人なのでした。

ナナイ

湖沿いを走る景色は絶景!
ウズベキスタンはガイドブックに載っている青の建物だけじゃないです。

12時、1時間弱でナナイに到着。車からの景色が絶景過ぎてあっと言う間でした。
この渓谷の下に車1台だけ通れるボロボロの木造の橋があります。そこで車から降りて歩いて渡りました。
橋の始まりと終わりには何故か軍服の見張りがいて撮影禁止なので写真はなし。こういうところが旧ソ連って感じで少し緊張します。牛も歩いて渡っていました。

ナナイのハイキングコース。橋から少し行ったところにあります。

Chimgan Cable Car(チムガン)

ハイキングコースから戻ってきて、おっちゃんの車に乗り込み、次はチムガンへ。

橋を渡る羊。おっちゃんと友人は「シャシリク!シャシリク!(羊の串焼き)」と叫んでいます。そんなかわいそうな・・・

13時、チムガンに到着。ここは冬はスキー場になってロープウエイがあります。

ウズベククオリティのロープウェイに乗ります。2.5万ソム(300円)。
スキーコースはロープウェイ1本だけのショボいコースのようですが、砂漠のイメージのウズベキスタンでまさかスキーが出来るなんて思いもしませんでした。

今は雪がないので高度がめちゃめちゃあるし、短いグラグラ動く鉄の棒を膝に追いただけのシートベルトなので怖い。この棒、意味あんのか??

頂上は寒い。
風がビュービュー吹いていました。

ゴミをくくりつけているだけのようにしか見えないのですが、何かの願掛けでしょうか。

Viewpoint Charvak

絶景を堪能して降り、次はおっちゃんがCharvakという景勝地で車を停めてくれました。

パラグライダーが飛んでおて気持ち良さそうです。ウズベキスタンなら安いんじゃない?とやってみたくて料金所を探したのですがなく、どうやらタシュケントから数万円のツアーに組み込まれているコースのようです。ちょっと怖いけどやってみたかったです。

ホジャケント→ガザルケント(タクシー)

夕方、タクシーを乗せて貰ったホジャケントの町に着きました。
帰りの列車は16時しかないので列車はやめてマルシュを乗り継いで帰ろうかと話しているとおっちゃんが追加10万スムでタシュケント行きのマルシュが出るカザルケント駅まで送ってくれるとのこと。私はロシア語が全く分からなかったのですが、地名と場所を把握しているH山さんが「こういうこと言ってるんじゃない?」と理解されていました。本当、頼りになります。

ガザルケント→タシュケント(マルシュ)

15時過ぎ、ガザルケントのバス停でおっちゃんの白タクを降り、40万スムを支払いおっちゃんとはお別れ。
おっちゃん、ありがとう。お疲れ様でした。おっちゃんも1日で結構稼げたと思います。
降りるとすごい人数のタクシーのおっちゃんに取り囲まれます。
タクシーの勧誘を振り切り、その奥にあるマルシュ乗り場へ。

カザルカント→タシュケントのBuyuk Ipak Yuli Metro駅までマルシュで移動。
2万スム(245円)。

16時にタシュケントに戻って来れました。電車は昼以降は16時しかないので早く着けて良かったです。

“Vesna” kafesi(最後の夜ご飯)

そこからYandexでH山さんの宿の近くの地元の食堂とやらに来ました。

今日で友人、H山さんとのウズベキスタンの旅は終わり。最後の食事です。ビールペットボトル大2本込で1人670円でした。

友人との海外旅行なんて久々でしたがいいもんですね。同じ部屋でも、長時間の電車移動でも全然気を使わないし、夜ご飯も毎回楽しみです。
移動、宿代とも安くつくし、今回H山さんが提案してくれたお陰で情報が少ないユルタ・キャンプチムガンまで行けて、ウズベキスタンの旅が彩り豊かになりました。

しかしそんな楽しい時はあっと言う間。
夜ご飯の後は二人は荷物をピックアップして空港へ、日常へ向かわれました。

私はこれまでとうってかわって、1人ぼっちのバックパッカーにもどります。
ゲロンゲロンにボロいドミトリー。antenorゲストハウス1泊10ドル。
ここも前日の滞在証明書を見せろと言われました。Bookingドットコムに掲載されている金額プラス宿泊税も取られたのが納得いかない10ドル。

さて明日からひとり。ずっと3人で騒いでいたので凄い淋しい( ;∀;)
他の宿泊客、ロシア語しか通じない(ノД`)
明日はウズベキスタンの下の国、タジキスタンへ行ってみることにします。

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