ウズベキスタン

砂漠の古代遺跡でユルタキャンプへ(2023.9.26)

ウズベキスタン
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おはようございます。

オリエント・スター・ホテルの朝です。

朝食会場は建物横のレストラン。
ここも古いお祈り場所を改装した、ホテル専用のレストランです。お客さんも少なく、贅沢な空間。

ウズベキスタンで初のビュッフェですが、場所も素敵ですが、ヨーグルトとジャム、はちみつが無添加で美味し過ぎます!
湿度が少ないので、自然のままでも日本みたいにカビないんですね。

イチャン・カラ内は昨日全部回ったので、北門から出て10分程歩き、Nurullaboy Palaceという宮殿に来てみました。
が、入場金額が800円超えで高過ぎてパス。中は豪華賢覧な宮殿のようです。

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ヒヴァからユルタキャンプへ

ヒヴァから車で2時間程行ったキジルクム砂漠内にはいくつも古代遺跡が残っており、その遺跡を訪ねながら遊牧民族のテントに宿泊するツアーをウズベキスタン旅行会社にお願いしました。

本日から友人が旅の掲示板で知り合ったHさんも加わり、3人で旅行することに。Hさんは旦那さんもお子様もいらっしゃるのですが、60代とは思えないほどパワフルで、様々なアプリを使いこなしながら一人で旅をしている聡明で素敵な方です。

11時にドライバーさんにホテルに来てもらい、ユルタキャンプへ向かいます。

トプラク・カラ遺跡

ウズベキスタン旅行にお願いしたのは、古代ホレムズ王国の古城(カラ)を3つ訪問するツアー付。タクシー往復と3食付のユルタ宿泊で一人100ドル。帰りはヒブァでなくブハラに送って貰えるようアレンジしてもらいました。アレンジ追加で20ドル。

ヒブァのイチャン・カラに別れを告げ、車で2時間。

13時に1つ目の遺跡に到着。50代と60代の3人ではしゃいで登る。

1〜4世紀の遺跡。ホラズム王の宮殿。

3階建てのお城だったようです。跡形もないですが・・・

キジル・カラ遺跡

そこから1.5キロ離れたキジル・カラ遺跡。1〜3世紀時代のクシャーナ王朝の遺跡。地下道で先程の遺跡と繋がっていたそうです。

棒が刺さりまくっているのは修復後の補強なんでしょうか。ガイドがいないので不明。ドライバーはもちろんロシア語オンリー。

右が修復前で左は修復後です。

アヤズカラ・ユルタキャンプ

そこからすぐ、14時。目的のキャンプ場に到着。

シルクロードのキャラバン隊も宿泊したユルタ。
砂漠のゲル、ザ・シルクロードって感じ!ここに泊まるなんてわくわくします。

「地球の歩き方Plat」に掲載のアヤズカラ・ユルタ・キャンプ場です。掲載されているメールアドレスへは英語で送ると返事はなく、ロシア語に翻訳して送るとちゃんと返信が来たそうです。

このゲルでランチ。ジャガイモと羊の肉じゃが。そうめんみたいなのはなんでしょうか。

キャンプ場はラニアさんという陽気な名物お婆さんが仕切っております。
12のユルタとトイレ・シャワー・ブランコ・ラクダ乗りがありだけど、水は茶色い水しか出てこなかったのでペットボトルの水で歯を磨きました。

アヤズカラ遺跡

ユルタのすぐ目の前に古代アヤズカラ遺跡があります。紀元前4~3世紀につくられ、1世紀頃まで城塞として使用されており、中世の初期には地元の人々の避難場所。1000年以上も砂に埋もれていたそう。

夕焼けのタイミングで登ってみます。

城壁だったような矢を射抜く小窓が。壁が赤く染まっていきます。

私たち3人だけの貸し切り。遺跡の頂上で夕日を堪能。

遺跡を降りて来ました。夕日に染まるラクダとゲル。

こんなところに日本人!
シカゴ在住のかっこいいお姉さま3名と大学生の日本人カップルがいました。3人で仲良く映え写真。

日本人8人で皆で仲良くゲルで夜ご飯を囲みます。話が盛り上がりました。
私たちの他は欧米人ご年配の8名。
メニューは中央アジアのチャーハンのプロフ、スープ、サラダにナン、量がたんまりです。
ビールは地上価格の4倍でぼったくりでしたが。隣の大学生は1/3の値段まで値切っていたので値切れるようです。

コロナ中に栃木県のモンゴリアン・ビレッジに泊まりに行った程のゲル好きです。
今度こそ本物に泊まれた!
モンゴルのはサイドにびっしりベッドが並んでいましたがウズベキスタンのは真ん中にベッドを並べるんですね。遊牧民族になった気分でここで寝ます。おやすみなさい。

夜中、「とても星が綺麗だから起きて。」とHさんに起こされました。
スマホのカメラには写りませんでしたが、びっしりの天の川。
昼間は暑すぎるのに、夜中は寒すぎる中、凍えながら3人で星空観賞をしました。

砂漠っていいなぁ。

明日はブハラへ移動です。

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