イタリア

ミラノサローネ2日目、垂直の森やドォーモを抜け、街サローネ巡り。

イタリア
スポンサーリンク

2026年4月25日(土)1€=187円
ミラノ3日目。

今日はミラノ市内各地で開催される「フォーリサローネ」を回る日だ。
昨日はお酒を抜いたこともあり、早起きできた。朝食は抜いてBovisa駅へ向かう。

地上の列車のホームは地下鉄のように「○○行きは何番線」と決まっているわけではなく、電光掲示板に、到着時間が近づいたら行き先とホーム番号が表示される仕組みのようだ。皆、掲示板を見つめ、自分の乗る列車が表示されるとそのホームへ一斉に移動していく。
ムズイ・・・なんとか自分が乗る方面の列車を見つけて乗車し、「垂直の森」の最寄り駅へ向かった。

Bosco Verticale(垂直の森)

Porta Garibaldi駅に着いた。
垂直の森まではこのショッピングモールを抜ける。

駅から15分歩いて、垂直の森(ボスコ・ヴェルティカーレ)に到着した。
建築家ステファノ・ボエリが設計した高層住宅。外壁やバルコニーに約800本の樹木を配置し、都市に不足する緑を縦方向に創出するという発想から生まれたらしい。
植物の重量や風圧まで計算に入れて設計されており、建築・構造・造園が一体となったサステナブル建築の代表作として知られている。

素晴らしい自然と共存のビル。日本にはないよなー。枯れないのかな?虫や蚊は来ないのだろうか。鳥はたくさん飛んできているのが微笑ましい。中から見た景色を是非見てみたいものだ。

街サローネへ

垂直の森を見学した後、歩いて街サローネ会場のブレラ地区へ向かう。

ミラノサローネ期間中、市内各地では「フォーリサローネ(Fuorisalone)」と呼ばれるイベントが開催される。高級家具メーカーやキッチンメーカー、照明メーカーなどが自社ショールームや歴史的建築物を会場として特別展示を行い、街全体がデザインの祭典会場となる。
それを街サローネという。

特に有名なのは、キッチンメーカーやインテリアブランドのショールームが数多く集まるブレラ地区だ。
石畳の路地を歩いているだけでも次々と展示会場が現れ、街全体がまるで巨大なデザインミュージアムのよう。土曜日の今日は、本当に凄い人!

様々な家具やキッチンのショールーム巡り

ミラノサローネのブログに興味がある人もそういないだろうから簡単に飛ばす。

朝10時オープンの、Flexform Milano(家具メーカー)へ。

LODES

Boffi Solferino
人がかなり並んでいる。
前にいた若い男女2人が日本語を話しているので、声をかけてみると、取引先の超高級キッチンメーカーの人だった。お互い名刺交換をして一緒に見学。同じ職業のこういう出会いっていいな。

靴下を履かなくても絵になるのは、イタリア人と昔の石田純一の図。

Time & Style。日本のメーカーだ。外国人にも人気があった。

Molteni

昼休憩

ミラノの人のおしゃれさには驚く。私は今日も全身ユニクロだが、次来るときには、ジャケットかシャツにサングラス着用にしよう。

レオナルド・ダ・ヴィンチ像のある広場。サローネのモニュメントがある。
この時期は、ミラノ自体が世界一の家具のお祭りなのだ。

お昼過ぎになってトイレに行きたくなった。2年前にも通ったガレリアを抜けて、近くのマクドナルドへ行く。そこの地下なら無料でトイレに入れたのだ。

行ってみたら今回はガッツリ黒人のボディガードがいた。商品を買わないとトイレは使用できないようだ。ヨーロッパはこれだから・・・
マクドナルドは長蛇の列過ぎて並ぶ気がしない。そして有料の公衆トイレがどこにあるか見つけられない。このドゥーモは3回目。

朝から何も食べてないし、昼食がてら他の場所でトイレを借りることにした。
スーパーのフードコートで、チーズ入りクロワッサンサンドとホットカフェオレを頼んだのだが、カフェオレは来なかった。フランス語の「ホット・カフェオレ」は通じなかったのだろう。イタリアではカフェラテが正解だ。失敗。頼みなおそうとしたが、混み過ぎてて店員は対応してくれず。650円。

B&B Italia。6階まであるビル全てに展示があり、見応えがあった。

Flou、Cassinaも回る。日本じゃ高級な家具の分類だと思うんだけど、ミラノだと安い方に見えてくる。ここ2日ですっかり目がこえてしまったか。

Palazzo Durini (Edra)

ここで長蛇の列がある建物にきた。楽しみにしていたEdraのショールームだ。

エドラのミラノ常設ショールーム、パラッツォ・ドゥリーニはミラノ中心部の18世紀の貴族邸宅で、バロック後期から新古典主義へ移り変わる時代の、歴史的建築だ。

30分並んで入れた。貴族邸宅、美し過ぎて大興奮!

ガイドと一緒だじゃないと建物には入れないようだ。
英語ツアーに参加したいとスタッフに2回も伝えたのに、私の見た目で中国語ツアーに入れられてしまった。もちろん説明は全く理解できない。ふざけんなよ?

天井にフレスコ画がある歴史的建造物に、100万位する美しい椅子たち。

中国語わかんねー。と困っていたところ、後ろから日本人団体客が日本語ガイド3人を連れてやってきた。会社の研修旅行のようだ。ありがたく、さり気なくその団体に混じる。

ひとりだけ知らん人が混じっているのはバレバレだったとは思うが・・・w
楽しんだもの勝ちだ。ガイドの人と話をすると、会社の研修用に雇われたミラノ在住の日本人女性たちだった。
これは全面スワロフスキーが散りばめられたソファ。爪でひっかいても取れない。

北極ぐまが寝そべるソファ。どこにもたれるんですか。
ホテルのロビーなどに設置されるらしい。

芸術的な建物とEdraの家具が見事にマッチしている。家具というより芸術。
ここはめちゃくちゃ楽しかった。

十分にEdraを堪能。その後は他にも何軒かショールームを見て周る。

18時。朝から10時間も歩き回っている。体力勝負だ。
ショールームも閉まりだし、明日、ラストサローネに備えてホステルへ戻ることにする。

新鮮な利便性とは。100円??

ミラノでの出会い

Bovisa Urban Gardenに18時半には戻ってきたものの、10時間近く歩きっぱなしで余程疲れていたのか、少し横になって目が覚めたら3時間も経っていた。

宿のバーはうるさ過ぎるし、近所のレストランはもう閉まっていた。
仕方なく近くのコンビニでビールを買って、キッチンにあるカウンター席で、昨日の残りもののポテトを食べることにした。

4人がけのカウンターしかない狭いキッチンに先客がいた。
ロシア人のおばさまが、ひとりで食事をしながら優雅にワインを飲んでいる。

お互い自己紹介をし、ミラノに来た目的を語った。
彼女はフランスに住む友人に会いに行く途中だという。日本人の友人が北海道にいるそうで、その友人から送られてきたという満開の桜の写真を嬉しそうに見せてくれた。日本のSAKEが美味しいと言うので、「ロシア人はウォッカちゃうん?」と聞くと「そのイメージが強過ぎるようだが、そんなことはない。」と言われた。まあ私も日本酒は飲まないしな。

明日は早いからもう寝るわと、キッチンのFree食材コーナーにあるポテトチップスをくれ、おばさまは部屋へ戻って行った。

おばさまと入れ違いに、どん兵衛にお湯を入れようとする女性が入ってきた。間違いなく日本人女性だろう。
話しかけてみると、ホテルの内装デザインを手掛けている若いデザイナーの子だった。お互いミラノサローネについて情報交換をし、しかも明後日、お互いヴェネチアにいることが分かった。
もちろん一緒に夜ご飯を食べる約束をした。

世界一周中でなくても、出会いはあるものだ。旅先では、自分から声をかけることが重要だ。
明後日のヴェネチアが楽しみになってきた。

ミラノサローネではすばらしいデザインに出会えるが、人との出会いも面白い。
今日もまた、そんな一日だった。

コメント