2026年4月26日(日)1€=187円
ミラノ4日目。

朝食は、ふるさと納税で購入したくまもんラーメン。
早朝はまだ少し寒いヨーロッパでは大助かり。この袋に2食分も入っていて、お湯を入れて2分で完成というのも、時間が限られた短期旅行に最適だ。
Bovisa駅前の蚤の市

9時過ぎに最寄り駅のBovisa駅へ。日曜日だからか蚤の市がやっていた。
古い骨董品やガラクタが、所狭しと並んでいる。
そんな罰当たりなことを思ったせいなのか、朝、蚤の市に寄ったことで予定が大狂いした。
Bovisa駅では本数の少ない地上列車が目の前で発車し、長い時間待つはめに。
乗り換えの地下鉄に着いて、ホームに行ってからも、目の前でトラムが行ってしまう。ことごとく噛み合わない。
本来なら9時半にはブレラ地区に着いている予定だったのに、10時半になってもまだ目的地に到着できていなかった。今日はなんだか運気が悪い。
L’Appartamento by Artemest(アルテメスト)
10時40分。目的地のArtemest(アルテメスト)に到着。本来、仕事関係の人らと3日前に訪問する予定だった場所だ。
Artemest(アルテメスト)は、イタリアの職人が作る高級家具や照明、アート作品を紹介するブランドである。

2026年の展示会場は、19世紀の歴史的建築であるパラッツォ・ドニゼッティ。普段はなかなか入ることのできない豪華な邸宅の中で、「Italian Grandeur(イタリアの壮麗さ)」をテーマにした空間が展開されているらしい。

着いたものの、入場待ちの大行列。列は建物の外まで3か所十字路を曲がる位、くねくねと続いている。
しかも直射日光直撃の列もあり、暑い。30分並んだ時点で、まだ全体の4分の1しか進んでいなかった。
3日前に仕事関係の人らと来ていたら「関係者」枠で全く並ばずに入れたらしいのに。はぁ。

結局、きっちり2時間並んだ。えぐい。万博かよ。

今回の展示では、アメリカやイギリスなど世界で活躍する5つのインテリアデザイン事務所が参加し、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ、ナポリ、パレルモというイタリアを代表する都市をそれぞれ独自に解釈して空間をデザインしていた。


部屋ごとに異なるテーマでコーディネートされており、映画のセットのよう。セレブの家だ。

展示されていた家具や照明は、最新技術をアピールするものではなく、木や石、ガラスなどの素材の美しさや職人の技術を感じられるものが中心だった。

5つの部屋は「イタリアの上質な暮らし」を体感できる展示だった。ミラノのセレブは本当にこんな家に住んでいるのか?日本でこんなインテリアを提案することはないだろう。

外に出た。アウトドア家具も素晴らしい。高級商材過ぎて仕事の参考にはならないだろうが、芸術に触れるのは本当に楽しい。イタリアに住んだら楽しいだろうなぁ。
MOLTENIのガーデン家具

一昨日、宿で会ったデザイナーの女性のJさんが「ここいいよ。」と教えてくれた場所を巡ることにする。Molteniのガーデン家具の展示。

ここもアートとガーデニング家具がマッチしていて楽しい。
川島織物セルコンの展示

Jさんから、日本でよく使うカーテンメーカーの川島セルコンの展示も良かったと聞いて来てみた。
ブレラ地区からは外れた場所にある。
せっかく3日間の列車バス乗り放題チケットを購入しているので、地下鉄で来たが遠回り。宿からタクシーで来るのが1番時間の節約だったかな。

Paola Lentiのショールーム内に展示があった。

2026年の展示は手織りで地層の織物展示。技術力の展示って感じか。

緞帳とかにも使われるメーカーだし。見学者は日本人がパラパラ・・・といった感じだったが。


14時。街サローネはこの位にして・・・
ミラノサローネ最終日なので、高いチケット代の元をとるべく、今から本会場へ向かう。
地下鉄が止まり地獄のミラノ
川島織物の展示の後は、2日前に行ったミラノサローネ本会場、RhoSaloneへ地下鉄で向かったが・・・
地下鉄M3が途中でいきなり止まった。イタリア語のアナウンスが流れ(意味不明)乗っていた全員が一斉に車両を降りて改札へ向かう。鉄道職員のジェスチャー的に「地上に上がってバスで移動しろ。」と言っている気がする。
しぶとく車両に残ってみたが、修理作業の人らが来て一斉に車両を修理し出した。なにか不具合があったのだろうか。(いい加減にせーよ。)

他の人らと同じように地上に出て、ミラノ中央駅まで15分歩き、さらに15分ほど歩いてM5の駅へ向かった。M3は無理でもM5なら走っていると思ったのだ。しかし、そこも全線止まっていた。
そうか、バスで移動しろってゼスチャーをしてたよな。
地下鉄がダメなら、バスで行こう。近くのバス停まで歩いて、GoogleMapで出るミラノサローネ方面行きの番号のバスに飛び乗ったものの、それは同じ路線番号でも真逆方向行きのバスだった。(いつもの方向音痴炸裂)
二駅乗って降り、また次の逆方向行きの60番のバスを待ったが、10分以上待っても来ない。
仕方なくやってきた61番のバスに乗ったところ、またしても予想とは反対方向へ。(番号が違うのだからそりゃそうだろう笑)
バスを待っている間、何度も「ATM行き」と表示されたバスが通ったが、「誰がATMに行くねん、銀行かよ。」と無視していた。後でチャッピーに聞くと・・・
- M線(M1〜M5)=ミラノ市内の地下鉄
- S線=郊外へ向かう鉄道(宿があるBovisa駅はこれ)
- ATMの振替バス=地下鉄が止まった時だけ走る代替輸送
ということだった。ATM表示のバスに乗っていれば振替バスなので地下鉄と同じ路線を走っていてくれていたに違いない。当時の私はその違いを理解しておらず、難民となってミラノ市内をどこまでも、さまよっていたのである。あほですか。
ラストRhoSalone(リョサローネ)

なんとか自力でバスを乗り継いでかろうじて走っていたM1地下鉄に乗り、2日前に来たRhoSaloneに着いた。地下鉄が止まって2時間以上迷っていたことになる。
時刻は16時50分。あと1時間で回らなければ。

Jさんが「1番奥のKartellの展示が良かった。」と言っていたので、やってきた。2日前には来なったブースだ。

家具だけでなくアートも一緒に展示されており、まるでギャラリーのような空間になっていた。
これが何十個もある。楽しい!

普通のKartell家具展示も。


1日目には来なかった、1番奥の24番ブースを堪能する。


街サローネで見たEdraの展示もあった。こっちは近未来的で美しい。

ヴェネチアンガラスと家具の展示。ガラスが大好きなので明日からのヴェネチアも楽しみだ。

1番奥の建物は個性的な展示が多く楽しかった。日本では提案出来なさそうなものばかりだったが。


閉館の18時だ。半分以上のブースが小物など荷造りして片付けだしていた。
私も早く出口へ向かわなければ。

本当は時間に余裕をもって来て、ミラノサローネ会場で軽食でも食べたかった。
かなりの数のレストランや軽食コーナーがある。弁当を持ってきてもここで食べられるだろう。

フォッカチアサンド。めちゃくちゃ美味しそう。閉館なのが残念。
Il Gambero Ristorante Pizzeria(レストラン)
30分かけて宿があるBovisa駅へ戻ってきた。ミラノ最終日。今日こそはちゃんとした夜ご飯を食べよう。近所のイタリアン食堂に来た。

ミラノリゾットとビールを頼む。
旅行者向けレストランなのか、1人でやってきている中国人?もしくは韓国人の男性、女性を見た。

サフランが混じっている黄色いミラノリゾットを頼む。これがメニューで1番安かったから。
そしてチーズが混じっていて、めちゃくちゃ美味しかった。3000円。
2年前も思ったが、イタリアはかなり食事が美味しい。
ミラノサローネ、最後の夜は満足。
明日はヴェネチアへ移動だ。宿泊費が高過ぎて、2年前の世界一周中には飛ばした地だが・・・
25年ぶりのヴェネチア。どう感じるのだろうか。
仕事モードのミラノサローネから頭を切り替え、明日からは旅モードに突入する。

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