イラン

テヘランのタージリッシュ、驚異の鏡張りイマームデサレ霊廟(2023.12.16)

イラン
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2023.12.16(土)
1ドル≒490万イランリアル(実勢レート)、1ドル≒143円、1ユーロ≒156円

本日もHeritage Hotelの変わらぬ朝と変わらぬ朝食です。外で食べるのはだいぶ寒くなってきました。

テラスに噴水があって気持ち良く、ずっと同じ宿に長居してしまいました。
ドミトリーはエアコンの温風が全開なので、二段ベッドの上の段は熱すぎ・乾燥し過ぎなので下の段に移りたいのですが、イランでビジネスをしている中国人に占領されています。

延泊したら女性専用ドミが予約で満室で、男女混合ドミに移らされました。人気の宿のようです。
同室のイラン人女性らがうるさ過ぎたのでいいんですが、今度はイラン人男性の体臭が…どっちの方が耐え難いか勝負って感じです。両方ともペルシャ語だったのでイラン人かと思いましたがパキスタン人かもです。

タージリッシュ駅とバザール

本日はテヘラン行きの飛行機で隣の席のドイツ人おば様お勧めのタージリッシュという所へ行ってみたいと思います。ネット情報が出てこないのですが、地下鉄で行けるようなので。

テヘランの中心地から地下鉄で北に向かって40分ほど乗り、終点の駅に到着。

いつの間にか凄い地下に潜っていたようで、こんなエスカレーターを何本も乗り継いでやっと地上へ。

出てすぐ、おしゃれなバザールがあります。

結構歴史がありそうなタージリッシュ・バザール。

この道端で売っている赤い食べ物が何か気になっていたのですが、デーツ(赤カブ)でした。右は豆。

Imamzadeh Saleh(イマームデサレ霊廟)

バザールを抜けると左手にモスクが見えました。いつも通りのタイル張りのモスクだろうなと思いながらも中に入ってみることに。

入口

これまでのモスクと違い、入口で厳重なセキュリティチェック。私はイランではスカーフを頭に被ってダブダブの服をいつも着て観光しているのですが、それでも更に足元まである布を被せられました。
どう見ても異教徒の私ですが、それは気にならないようです。

ガイドブックやGoogleで検索しても出てこないので、観光地ではないようです。どうやらハズラット イマーム ムーサ アル カジムという偉大なる方の息子のお墓。シーア派の人気ある聖地ということしか分かりません。

正面の入口からは勿論男性しか入れないので、横へ回ります。本当、イスラムの国では女性は損だわ。

この石で何かしてお参りするようなのですが・・・ルールが分かりません。靴はカーペットの前で脱いで、靴を入れる袋は近くの方が皆に配ってくれています。

外国人観光客は私だけでアウエイ感は凄いです。
地方からお参りに来たイラン人観光客らが多く、私のことが珍しいのかめちゃめちゃペルシャ語で話し掛けられまくります。何を言っているのか全然分かりません。まぁいつも「どこの国から来た?」しか聞かれないので「ジャポン」と答えておきましたが。

イラン人観光客の人らは、写真を撮りまくっていたので私も便乗して写真を撮りながら中に入りました。どうせ女性しか入れないところはいつもショボ・・・

えっ(/ω\)凄いんだけど。

キンキンきらきら\(^o^)/♪
頭がおかしくなりそうな煌びやかなモスクです。外からこの中を想像出来たでしょうか。
女性エリアでこれだと男性エリアはどれだけ凄いんだ。み、見たい・・・

マハラジャですか。ディスコですか。なんでそんなにシャンデリア。

この赤い窓の向こうが四角い部屋になっていて覗き込むと棺が見えます。皆さん真剣にお祈りしています。
周りの人に見習って座って眺めていると、若いイラン人女性が英語で話し掛けてきて説明してくれました。
この窓の所に手を掛け、棺に向かってお祈りをすると何でも願いごとが叶うんだそうです。「何か願いなよ。」と言われましたが、金くれとか異教徒だしなぁ。。叶えてくれないでしょう。
そして「一人で旅している。」と言うと「??旦那も父親もなしでどうやって観光地を知ることが出来るの?」と不思議そうに言われました。彼女は地方の人っぽかったのですが、そこまで男性に頼る感覚なのでしょうか。今はネットがあるから女ひとりで生きていけるのだよ。

タージリッシュ散策

タージリッシュに来た目的はサーダバード宮殿に来たかったからなのですが。降り立った駅で思いもかけず驚異の鏡張り霊廟を拝見することが出来ました。そして本来の目的地へ向かいます。

途中、ショッピングモールを見掛けたのでトイレへ。こんなおしゃれなカフェもあるんですね。イラン人女性の服装とお店の近代ぶりが合ってない感じです。

若い子らが頭にヒジャブを被っていなかったり鼻ピアスをしていたりするのを見ていると、女性らは本当は強制されたうっとおしい体や髪を覆う布は取って、おしゃれを楽しみたいのではないのでしょうか。私の想像ですが・・・

おお~これはイースター島でモアイたちを無償で立て直したタダノのクレーンでは。こんなとこにもタダノ。因みにナンバープレート2つ目の文字は数字の5です。この数字を見る度におしりしか思い浮かばないので少し照れた気持ちになります。

短いですが今回はここまで。リアルタイムではイランのヤズドにいるのですが、宿のネットが遅すぎて画像がちょっとずつしかアップ出来ません。なのでちょっとずつの更新です。

次はサーダバード宮殿へ。

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