おはようございます。
宿をチェックアウトして荷物を預け、タシュケントでまだ行っていないところを観光しようと思います。
ウズベキスタンでは旧ソ連時代の名残で、レジストレーションという滞在証明書を毎回ホテルでもらわないといけません。
なくなるとの噂だったのにコロナでうやむやになり、情報不明なので毎回貰うことにします。
今回のホテルはチェックアウト時に請求してから作成しだし、プリンタが使えないからスクショしてと言われました。そんな緩くていいんかい(;´Д`)
出国時に持っていないと罰金との噂がありましたが結局確認もなし。
しかしタシュケントのホテルでは前日のレジストレーションを求められたことが2回あったのでやはり要るのは要る。
ウズベキスタン国立応用美術館
昨日行った宇宙をモチーフにした駅、Kosmonavtlar駅から歩いて行ける博物館へ。
ウズベキスタンの伝統的な工芸品や美術品の博物館で25,000スム(300円)。
ウズベキスタンの伝統的な刺繍やテキスタイルデザイン。スザニと呼ばれる全て何十日も掛けて作るハンドメイドの刺繍の布。家族代々伝わる模様のスザニは嫁入り道具として結婚式や特別な行事で贈り物として渡され、宝物として大切にされるそう。
これ、クッションカバーなど模様が好きすぎてお土産として持って帰りた過ぎる・・・
建物自体も美しいモザイクや彫刻で飾られていて、ゆったりした時間を過ごす。
外に出て公園でお昼ご飯。
ホットドックが100円ちょっと位。
しかし中にピンクに染まったそうめんのようなものが入っていて食感が変・・・(´・ω・`)
ナヴォイ劇場
そこからまた徒歩で第二次世界大戦で満州(今の中国)で捕虜となった日本兵500人が協力して建設した劇場へ。
2年かけて建設。1966年の大地震にも耐え賞賛された建物だそう。
中は劇場なので入れませんでしたが、日本語の説明書きが。日本人として誇らしいですね。
タシュケント・ユーニイー駅(南駅)→ヒヴァ
まだまだ早いですが、初めての寝台列車で不安なのでホテルに戻って荷物をピックアップして駅へYandexで移動。長距離列車は昨日行ったタシュケント北駅ではなくこちらの南駅から出るようです。
パスポートと乗車券を見せて、荷物をX線検査に通す。
駅の内部も綺麗。
中心地からタクシーで行くと、反対車線の道路との間に中央分離帯があり、駅の前に車を付けようとするとかなり遠回りしてUターンしないと到着しません。友人は駅の裏に到着されてしまったらしく、民家を抜けて線路を越えてのギリギリ到着。
「遅れるかと思った~」と焦りまくりの友人と9カ月ぶりに会えました。
列車は30分以上前に駅に来たので早速乗り込みます。
16時28分出発。発車のアナウンスや合図がないことにビビる。
2等車を予約しました。日曜日は1等車がある列車が走っていなかったので。
廊下。どなたか知らんがおしりが映っちゃってごめんよ。
1つのコンパートメントに4台のベッド。友人に下の2段を予約してもらいました。45日前からこちらのHPで予約出来ますが、下の段はあっという間に売り切れるので発売と同時に予約しないといけません。
上の段の人は、通路側の壁の足かけを利用して登り降りするのですが、上の段の化粧の濃い欧米人のおばちゃんがテーブルの上に足を乗せて降りようとしてきます。
友人が注意すると「だったらどうやって昇り降りするのよ!!」と逆切れしまくり。
向かいの息子さんが「ご、ごめんね・・・」と平謝り。
列車は足が伸ばせて快適そのもの。久々に会った友人と旅行話に花が咲きます。
飛行機より断然こっちの方が楽よね~景色も感じられて、列車旅・・・ロマンしかない。
車内販売があるのかと思い、駅で夜食を買わずに乗り込んだのですが誰も来ませんでした。
サマルカンド駅で長時間停車し、乗客が一斉に降りて売店に食べ物を買いに行ったので同じく買い込みます。やはりアナウンスなしでいきなり発車するので、他の乗客の動きに合わせなければ(。-`ω-)
紅茶は列車の人に言うと貰えました。買い込んだひき肉のサモサ、ほかほかで美味しい!ゆで卵も美味しかったです。
ヒヴァ駅
朝の7時、予定通りにヒヴァ駅に到着!
14時間の列車の旅は快適そのもの。足が伸ばせるってこんなにいいことだなんて。トイレも綺麗で心配なし。飛行機だとウルゲンチ迄しかなく、ヒヴァまでタクシー手配になるので列車移動がベストですね。
イチャン・カラ
ヒヴァはイチャン・カラと呼ばれる城壁に囲まれた世界遺産があります。
イチャン・カラ内のホテルを予約しているので、駅からはタクシーで向かいます。ヒヴァではYandexアプリは使えず。
タクシーに乗って5分。ロマンチックな城壁が見えてきました。
早朝の城壁の中にタクシーで入ると・・・ずっとこんな景色!古い遺産がそのまんま残っているんですね。ロマンチック過ぎる~
これは有名なカリタ・ミノル!建設途中のミナレット(塔)です。
高さ28m。当初高さ109mを予定して建設が進められていたそうですが、ムハンマド・アミーン・ハンの死によって工事は中断されたそうです。世界中でよく聞くよね、そんな話。
タクシーのおっちゃんには30,000ペソ(360円)払う。支払い時、超ニコニコ顔だったのでボラれてると思うけど、友人と2で割るので腹が立たない。やはり複数での旅って楽しいし節約できていいなぁ。
ホテルはこのミナレット横のOrient Star Khivaホテルを予約。
昔の神学校(メドレセ)を改装した歴史的建築物です。
これからのヒヴァ観光、もう街並みからしてわくわくしかない。
ヒヴァは首都のタシュケントから遠くて飛ばす人が多いけど、ここがダントツで突き抜けてウズベキスタンでは良かったです。
ホテルで少しゆっくりしてから、城壁に囲まれたイチャン・カラを観光します。
コメント
みきぷさんのシルクロード旅、私は行ったことがなく、楽しみにしています。
見え消し表記により、本音が分かり、その場の理解が深まります。
トラブルは避けられないでしょうが、安全な旅になることをお祈りしております。
どうぞお元気で。
トトロさん
楽しみにして下さってありがとうございます。
私もずっと行ったみたかった憧れのシルクロードです。
行く前はドキドキでしたが、行ってみるとウズベキスタンは治安が良くてトラブルなしで快適でした(^^)
是非トトロさんもいつか。