エジプト

シワの死者の山と砂漠へ、夕日の沈むシワが絶景過ぎた(2024.1.25~26)

エジプト
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2024.1.25(木)1ドル≒30エジプトポンド(公定)、1ドル≒58エジプトポンド(闇レート)

Palm Trees Hotelの朝。

洗濯物を干す所がない。バルコニーの手摺も庭の塀も、全て土で出来ているから掛けると土で汚れてしまう。朝食は付いてないしキッチンもない。それよりシャワーが水しか出ないので男性陣らはシャワーを浴びるのをここ2日やめてしまっている。私は髪の毛と下半身だけ濡らして何とかやり過ごす。真冬の水シャワーは心臓麻痺になりそうだ。文句ばかりだけど何か悪いか。移れそうな安ホテルは遠い。テラスが広いのと従業員の人らがフレンドリーなのが救い。

シワの中心地。ホテルから出てすぐ。こうやって見ると正に砂漠の中のオアシスって感じ。この規模の町は本当に癒される。

مطعم عسه(レストラン)

宿の中国人らに、美味しくて安いという食堂を教えてもらった。

座席は2つしかなくてテイクアウトメインのお店のよう。外では地元の人らの注文が絶えない。お店の人も超絶忙しそう。

エジプトに入ってから、肉は油を落としながら焼いているせいかパサパサで美味しくないと思っていたが、ここのチキンはとてもジューシーで美味しい。ご飯もお焦げと普通のご飯がちょうどいい塩梅で混じっていてめちゃめちゃ美味しい。これでたったの85ポンド(250円)。

狭い町で、この公園が中心地。昨日一緒に温泉プールに行った中国人らと偶然会う。
「この看板、昨日私たちが記念に建てたんだ~」って、いいんかいな勝手に(;^ω^)

男性らは宿の人らとたき火を囲んでずっと会話している。なので今日はひとりで観光することにする。

Gabal al-Mawta(死者の山)

岩山全体が古代の人々の墓になっているという「死者の山」へ歩いて向かう。
先住民族のベルベル人が暮らすというここシワでは、現地の女性はほとんど見かけない。たまに見かけても目以外の全身を真っ黒な布で覆う服装をしている。きっと女性は家にこもってあまり外出しないような文化なのだろう。

到着。出掛けたのが遅かったので、もう夕刻近い。
沢山の石窟がある。あの中に死者を葬っていたのだろうか。

看板にもMountain of The Deadと書かれている。
この穴の下には古代のミイラがいっぱい埋まっているんだろうな~不謹慎ながらも登らせてもらう。

山に登ると砂漠の中にある木々、シワの町並みが一望出来た。
観光客と一緒に来ていた、現地ガイドさんが話し掛けてきた。日本人だと言うとやはり好意的で、自分の客はそっちのけで写真をいっぱい撮ってくれた。

どこの景色を切り取っても美しい。ここはお墓なのだけれど。
夕日が沈む遺跡にひとり・・・というのはやはりロマンがある。

建物の中には誰もいない。宗教施設のような地下もあり集会中のようだったが、入口にあったアラビア語をGoogle翻訳で訳すと「関係者以外立ち入り禁止」と書かれていたので、中に入るのは遠慮しておいた。

砂で出来た建物を見るとイランのバムを少し思い出す。行くのは大変だったけど、あそこの迷路のような規模の街と砂の城は本当に良かった。
ここでいつまでも砂漠に沈む美しい夕日を眺めながら過ごした。

シワのバスターミナル

帰り道、途中にある長距離用のバス停に寄った。明日の便でルクソールへ向かう。

直接ルクソールへ向かうバスはないようだ。カイロ、アレクサンドリア、メルサマトルー行きのみ。
一度カイロを経由しないといけない。しかも夜7時半の1本、340ポンドのみ。

宿にいる男性らも明日からルクソールへ向かうと言っていたが、自分の分だけチケットを買うのもいやらしいので買わずに宿に戻る。

シャリ要塞

町の中心近くのシャリ要塞に戻って来た。観光客だらけ。ここからの夕日も綺麗なんだろう。

宿に戻ると、昨日まで私たちと一緒にルクソールに行くと言っていたLenが「パーティがあるので、他の中国人たちとメルサマトルーへ行く」と言う。どうやらお気に入りのあの女の子が今メルサマトルーへ移動しているせいか。
3人でバス停に行き、私とTはカイロ行きのチケット、Lenはメルサマトルー行きのチケットを買った。

夜ご飯は、適当に入ったピザ屋でまた温泉プールに一緒に入った中国人グループと再会。皆で同じ部屋で食事する。この町は本当に中国人しかいないな。
日本人や韓国人が190ヵ国以上ビザなしで行けるのに対し、中国人は80ヵ国しかない。そのせいでこんなにも同じ国に集まるのか。莫大な人口のせいもあるだろうが。


次の日。朝10時。

なにやら宿のテラスが騒がしい。何十人ものエジプト人家族連れがチェックインしようと待機している。水シャワーしか出ないのに、本当にいいのか?ここで笑

またも宿で中国人カップルと会い、誘われたので一緒に昨日の食堂へ行く。
向こうから好意的にいっぱい話し掛けてきてくれて、私の中で中国人のイメージは本当にいいものになっている。

12時にチェックアウトして荷物を預け、Lenと写真を撮り合いっこして別れる。
彼は毎日朝までSNSをしていて昼過ぎまで起きて来ないし、時間は守らないし、シャワーは長いし、映え写真のためのセルフチェックの時間が長い困った奴だったけど、屈託のない笑顔でいつも元気に夢中になって話してくるのが無邪気過ぎて大好きだった。彼からは何の卑屈さも邪悪さも差別の気持ちも感じられない。中国の田舎育ちというけど、のびのび育ったんだろうなぁ。
最後の別れはちょっと泣きそうになった。

シワ砂漠

もうバス停へ向かうと言うLenと別れ、カイロ行きのバスの時間は夜なので、Tと砂漠方面へ散歩することにする。片道40分位かかるらしいが。

アスファルトの道路を南へ真っすぐ進むと砂漠に着いた。
ウズベキスタンでわざわざ100$払ってテント泊した砂漠よりずっと規模が大きい。
360度砂、砂、砂。

休憩と称していつまでもくだらない話で盛り上げり、気付いたら辺りはかなり曇ってきた。
向こうの方にはバギーでやって来ている観光客が見える。ちゃんと砂漠のサンドバギーツアーでも申し込んだ方が良かったか。

まあまた砂漠にはいつでも行けるだろう。私はこの後、一度帰国してからまたアフリカの地にあるモロッコへ行くつもりだから。モロッコにも砂漠ははずっと憧れていた青い街もあるしサハラ砂漠があるだろう。
帰り道は陽気なベルベ人たちに挨拶される。

夕日が暮れる中、同じ道を歩いてシワの町へ戻ってきた。

Muhra(海鮮レストラン)

18時。ホテルから荷物をピックアップして、海鮮レストランへ来る。
ここはホテルも兼ねているようだ。水回りは綺麗だけど部屋はテントだから蚊が心配かな。ここには韓国人らがたくさんいた。

時間がないのに、やはり注文してから30分以上してから魚と海老がきた。大急ぎで食べてバス停へ向かう。海沿いのメルサマトルーから仕入れているらしく、めちゃくちゃ美味しかった。ひとり250ポンド。

19時半。ギリギリの時間にバスに乗り込む。エジプトのバスでは荷物を自分で入れようとするとポーター的な人に遮られる。そして彼が荷物入れに荷物を入れただけで毎回「チップ、チップ」と言われるが、たった1秒だけの動作なので毎回フル無視している。

1日1本しかないのでやはり満席だった。人が溢れているので臨時で20時半にももう1本出発するらしい。
今からルクソールめがけてカイロへ向かう。

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