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フランスのマルセイユからスイスのジュネーブへ移動、すぐにツェルマットへ移動(Day399-400)ヨーロッパでのバス予約方法

1€(ユーロ)≒173.4円、1CHF(スイスフラン)≒180円
フランス2日目、マルセイユ2日目

数日前にマルセイユジュネーブ行きのバスが、たった15€で販売されているのを見つけた。

ヨーロッパでのバス・鉄道の予約

西欧のバス・鉄道経路は主にOmioというサイト、東欧はgetByBusというサイト、もしくはBusTicket.4meで探しているが、Googleに「マルセイユからジュネーブ」と日本語で入れるだけで色んな鉄道・バス予約サイトが上位にヒットするので困ることはないだろう。

早目に予約しないと残席数に応じて金額はどんどん上がるので注意。

スイスの鉄道は検索に引っ掛からないので公式サイトから予約した。ガラガラだったので当日窓口購入でも大丈夫そう。スイストラベルパス購入(私は買わなかった)で半額になる。

ブラブラカーバスでスイスのジュネーブへ移動

8時半にチェックアウトして、歩いてマルセイユのバスステーションへ。

9時発のBlaBlaCar Busというバス会社を予約した。バスなのか車なのかよく分からないネーミングな上に目的地に辿り着けるか分からないニュアンス。
サービスのいいFlixBusで予約したいところだが50€以上する。なぜこのバスだけこんなに安いのか不明で、英語で口コミを検索してみたがいいことは書かれていなかったのでそっとPCを閉じた・・・15€は魅力的過ぎる。

バスはきちんと来ていて安心した。座席は7割ぐらい埋まっている。運転手はフランス人のようで、アナウンスはフランス語のみ。いや、だからあーた英語話せるでしょ、何を言ってるかわからない。
出発は9時より1分前に出発した。ヨーロッパのバスは結構早めに出るので要注意だ。

13時。4時間走ったのでこのおしゃれなカフェで昼食休憩。バスの中で昨日スーパーで買ったパンをかじっていたが水だけだと喉が渇く。

カフェの中で皆パンを買っていたのでつられて買ってしまった。サンドイッチは6.5€と記載があったが、コーラの値段表示はない。
いくらなのか気になったが、会計時、クレジットカードの明細はマシンから出てきたとたん、クシャクシャに丸めてあっという間にゴミ箱に捨てられた。昨日のスーパーでもそうだったから、フランス人はレシートの控えをもらわない習慣なのかな。

次の日、クレカの明細を見たらコーラは3.5€、なんと600円だった。この食事で2,000円かぁ・・・もう笑うしかない。このコーラはスタバでフラペチーノの頼んだ感覚、あそこはスタバだった、スタバ。と勿体なかったと思わないように自分に言い聞かす。

スイスのジュネーブ到着

17時。ジュネーブのバスターミナルに到着。

鉄道駅まで歩く。駅のトイレは2Fr、360円。開いた口が塞がらない。

何だろう。女性のホームレスの人が結構いる。ゴミゴミしていて私が想像していたスイスと随分違う。

この高架下なんて大阪梅田と景色が変わらない。地元に帰ってきたのかと一瞬錯覚する。
スイスは世界最高水準に物価が高いと聞くので、さぞかし綺麗なのだろうとか想像していたがそういうわけではないようだ。
これまでずっとスイスに生まれたら人生勝ち組と思っていた。スイス人ならどの国に行っても「安!安過ぎ!!」なんて思うんだろうなとか。しかしホームレスの人たちを見るにスイスの社会構造も複雑なのだろう。どの国も来てみないと分からないものだな。

ジュネーブパスで交通機関乗り放題

ホテルを予約したら、宿泊期間中ジュネーブでの交通機関(トラム、バス、国鉄、フェリー)がすべて無料になるトランスポート・パスの登録先URLが送られてきていた。
予め登録しておいたが、そのQRコードはトラムでもフェリーでも1度も見せてと言われることはなかった。ジュネーブも信用乗車形式のようだ。

無料でトラムに乗ってホテルへ向かう。

MEININGER Hotel Genève Centre Charmilles(ホテル)

宿は予約サイトで2番目に安い宿にした。1番安い宿は規約をよく読むと49歳以下までしか泊まれないとなっていたからだ。なぜなんだろう??
理由はよ分からないが、この後イタリアでもそういった宿が沢山あった。老人はお金あるんだから個室に泊まりなさいよって意味なのか、自己中だったり文句多かったりするからなのか・・・いや、ジョージアで何十日も泊まっているそういう高齢者たちをいっぱい見てきたので。

1泊36€(6,250円)+市税5€
これまでのドミトリーに比べると高いが、冷暖房完備、別々のトイレとシャワー室が各部屋に付いていて空調もきいていて清潔。コンセント・ライトも十分についていてとても快適だ。ベッド2個だけ2段ベッドじゃない変な造りだが、先に男性達に取られていた。

キッチンもあったので自炊する。日曜日だからか近所のスーパーは閉まっていて手持ちのパスタにキッチンに「Free」と書いて置かれていたプチトマトを入れるしかなかった。
幸い手持ちの沢山のガーリック、バター、醤油、鶏ガラで具材はなくても美味しい。

この日はこれで就寝。

ジュネーブ観光

スイス2日目、ジュネーブ2日目

宿に「夕方まで荷物預かってくれない?」と聞くと有料だった。500Fr(900円)。ふざけるなと思い、ミニスーツケースだし持ち運びながら観光することにする。

ジュネーブって国連があるから名前はよく聞くが、観光的にはほとんどなにも無さそう。
「大噴水」と書かれた場所に来たが、バルセロナでもそうだったように、今年は水不足なのかやっていなかった。

せっかくトランスポート・パスを持っているのでフェリーに乗ってレマン湖を渡ってみる。
スーツケースを持ってウロウロするのは目立つのではないかと危惧したが、ジュネーヴでは年配の人らがよく手押し車のようなものを持って移動しているので目立たずに済んだ。

国連

トラムに乗って国連事務局へ。お金を払えば見学出来るようだ。

国連前の脚の折れた椅子のオブジェ。地雷や爆弾反対を訴えているらしい。

宗教改革記念碑

あまりにも見るところがないから来てみたけど・・・

うーん。別に興味があった訳じゃないよね、ここ笑
宗教改革の偉大な像らしい。男しかいないし男尊女卑にしか思えないけどな。

ここの目の前が広大な公園だったので、ベンチに座って宿で炊いた白ご飯弁当を食す。ピクニックに来ている家族連れもいたので食べやすかった。
スーパーやカフェを覗いた感じ、フランスより更に物価が高い。何千円もするパンより、私にはこれに手持ちのふりかけをかけた方が口に合う。

ジュネーブからツェルマットへ鉄道で移動

ネットで16時半のツェルマット行きの列車を予約していたので駅へ向かう。

自分の乗る列車に赤いマークが付いている。ドイツ語のようなのでGoogle翻訳してみたら「失敗」だって。何かトラブルがあるようだ。

不安な気持ちのまま列車に乗り込む。

この列車のチケットが77Fr(スイスフラン)13,800円。スイスでの移動は列車が基本のようなので仕方なく予約。3時間の新幹線と思えば日本より安いかも知れない。
チケットの種類は色々あり、更にスイス・パスを購入したら半額になったりなど仕組みは複雑。スイス・パス自体が2万円以上したので購入しなかった。

1等車を予約したつもりが、サイトに書かれた英語の意味があまり理解出来ず、「2等車なんだけど当日でも追加料金で1等車にも変更出来るわよ。」というチケットだった。
なので、切符拝見の時に2等車へ移るように促された。1等車に乗りたいなら最初からそのチケット買うよな。2等車より10€も高かったのに。変なチケット。

車内は空いていたし、レマン湖を眺めながらの車窓は最高だった。この湖にもル・コルビュジエ建築の「レマン湖畔の小さな家」があるのだけれど。やっている曜日が限られているので見学は断念。

19時。Leukと言う駅で停まり、乗り換えるようにアナウンスが流れた。土砂崩れで線路が断線していてここからはバスに乗り換えないといけないようだ。英語のアナウンスで助かる。

Taschティッシュという駅でまた列車に乗り換えるように言われる。
この窓の形状、景観列車。

まるでマチュピチュ行きの列車じゃないか。1年前を懐かしく思い出す。

20時過ぎ、ツェルマットへ到着。

駅から予約しているホテルまで歩く。
景色が何もかも美しい。これ、これ。私が想像していたスイスは。

川の両端にホテルが立ち並び、この景色もマチュピチュ村を彷彿とさせる。
スイス、安いバスを見つけたのでたまたま来る気になったが、本当に来て良かった。
美しい景色ってやはり癒されるんだな。

このまま宿へ向かう。

20年越しのリベンジ、サグラダファミリアの中に潜入、フランスのマルセイユへ移動(Day397-8)チケットが取れない時の予約方法

1€(ユーロ)≒173.4円
スペイン再入国で13日目、バルセロナ3日目

サグラダファミリアへ

カサ・ミラの前を通り、バルセロナのサグラダファミリアへ。

バルセロナには21年前に仕事で来たのだが、カサ・ミラもサグラダファミリアも外観だけで中に入っていない。あの時切に中に入りたいと願ったので、リベンジでやって来た。

サグラダファミリアも予約必須

公式サイトの入場料は26€。1週間先まで埋まっているし、塔に登るチケットほ1ヶ月先までいっぱい。なのでツアーサイトのklookから予約。そこからでも3日以上先の夕方の時間からしか取れない。
5,000円の入場料となった。

予約した18時45分に入口へ。
1882年からずっと工事中のサグラダファミリアは外観も21年前より変わっている気がする。完成は2年後だけど、ずっと工事中であってこそのサグラダファミリアなのだから、永遠に続けて欲しかった。

入口である「生誕の門」は、その一部を日本人彫刻家である外尾悦郎さんが手がけたことは有名。

外観は宗教的な意味合いが濃く、イエス・キリストの受難の道を表現しているらしい。それでこんなトホホ顔?

中はこれまで見た教会のどのデザインとも違っていた。曲線が上に伸びて枝分かれしている。
木が生い茂る森の中にいる様な癒しの空間。

ステンドグラスのデザインも宗教画でなく、万華鏡のような光を放っている。
最初に予約した一昨日は曇りだったから、今日に予約を変更して良かった。ステンドグラスから入る光が美しい。

19時になると音楽が鳴り響き出した。音の反響具合も考えて建てられているという。

出口迄には映像や解説があった。
サグラダファミリアのデザインは何本もの紐にこういった重しをぶら下げて、それを逆さにしたものらしい。発想がもはや凡人ではない。

晩年のガウディはこのサグラダファミリアの建設に没頭して独身で身なりもかまわず、身体を悪くしていたのでコケてトラムにひかれて亡くなったとか…完成を見たかっただろうな。工事がこんなに遅れていたのは設計図がガウディの頭の中にしかなかったからとか。

サグラダファミリア、私はいたく感動したのだが、ここもマチュピチュ遺跡も「観光客多過ぎてイマイチ。」と言う感想を聞いた。私は昔からの思いを叶えたという気持ちがあるから感動するのだろう。

バルセロナのバスターミナル

宿に戻って慌てて荷物をピックアップしてバス停へ向かう。今夜も宿代を浮かすために夜行バスを予約している。今日、土曜日のバルセロナの宿泊代は目を剥く程高く、とても払えそうにない。

宿にいるときにマドリードで一緒に食事したAyさんから連絡が来た。バスターミナルの近くに宿を取ってるから、私のバスの出発時間までお茶しないかという内容だった。
実は夕方もサグラダファミリアに行く前に夕食の待ち合わせをしていたのだが、40分待っても現れなかったので「もう行きますね。」とメッセージしたまま会えずじまいだったのだ。

どうしようか迷ったが、OKして、バズターミナル横のマクドに行くと今度はちゃんとAyさんはいた。
時間がなくて15分しか話せなかったが、お互いここ数日で周った場所やサグラダファミリアの感想を言い合い、とても楽しかった。やはり旅先で誰かと話すのは凄く楽しい。

Ayさんは私がバスに乗り込んで出発するまで見送ってくれた。ルーズだなんて思って悪かったなと思いながら、彼女のこれからの旅や、日本での生活が幸せなものになるように願った。

深夜バスでフランスのマルセイユへ向かう。バルセロナからマルセイユ行きのバスは22.66ポンド(4,700円)。

ヨーロッパでの今後の経路

フランスのマルセイユへフランスと言えばパリだが、バルセロナでリベンジを果たせ満足したので、もうヨーロッパで行ったことある土地は外そうと思う。
このペースだとシェンゲン協定の90日を越えてしまいそうだ。パリは21年前と5年前の2回来ている。

マルセイユという地名は馴染みがある。ミース・ファンデル・ローエと同じくモダニズム建築の巨匠、ル・コルビジュエ設計の有名な公共住宅があるからだ。是非そこへ行きたい。

マルセイユのバスターミナル

スペインとポルトガル間では国境越えの時何もなかったのに、フランスに入る前と後の2回、夜中の2時に警察の検問があって起こされた。テロを警戒しているのだろうか。

朝の5時半にマルセイユのバスターミナル到着。
眠い…ちょっと年齢にそぐわない旅をしている。まあこの貧乏感が好きでやってるのだけど。

ターミナルのトイレに行こうとしたら1€だった。トイレが173円…。
スペインとポルトガルは物価がマシだったことに気付く。これ以降の西欧の物価が恐ろしい。早く東欧へ抜けなければ。

トイレは我慢して徒歩15分の予約していたホテルへ向かう。黒人がかなり多い。ホームレスもいてここは治安が悪そうだ。海辺のリゾート地かと思っていたのだが。

The People Hostel – Marseille

チェックインをお願いするとレセプションの愛想のないフランス人男性に「お前の名前で予約ないけど。ビジネスネームで予約したんじゃないの?」と言われた。焦ってスマホで自分の予約表を探す。「あ、あったわ。」としばらくして言われた。日本のホテルと全然ホスピタリティが違う。自分が間違えていても謝らないな、外国人は。

いつもbooking.comでほぼ最安値の宿を予約しているがここも31€(5,380円)と全然安くない。15時以降しかチェックイン出来ないと言うので、通路にあったシャワーを浴びてから荷物を預け観光に出掛ける。2時間位仮眠したかったがこの宿にはソファもキッチンもない。カフェはあるがスタバもびっくりの高額だった。

マルセイユ観光

港町なので海辺へ。

何か食べようかとメニューを見たが、ただのピザで数千円…5年前来た時はイギリスから入国したせいか、フランスは安いとまで思っていたので全ては為替のせいだろう。
5年前は1€=118円、現在174円。日本は貧しい国になってしまったと実感する。

ヨーロッパ・地中海文明博物館

ヨーロッパ・地中海文明博物館に来た。

ここはライトアップが綺麗で有名な建築物だ。夜にまた見に来よう。

それにしても風がかなりキツイ。飛ばされそうだし、歩いてまともに進めない。

マルセイユ大聖堂を見学し、いよいよ次はル・コルビュジエの建築を見に行く。

トルコのトラブゾンからカッパドキアへバス14時間移動、ギョレメATMとSIM情報(2023.11.26~27)

1トルコ・リラ≒5.1円

トラブゾン→ギョレメ、深夜バス14時間の移動

トラブゾンのバスターミナルからカッパドキアの気球で有名なギョレメに移動します。

17時出発のKAMIL KOC社のバスに乗り込みます。ここが始発のようでガラガラ。なので2人席を独り占めできました。

トルコのバスでは毎回このようなお菓子やジュースが数時間置きに出てきます。トイレに行きたくなるので止めて欲しいんですが無料なのでついついい頂いてしまいます。

1時間おきくらいにバス停かレストランに停まります。お陰でトイレには困りませんがどこも有料なので行きたい時だけ行くことにします。
あのたこ焼きみたいな看板は何でしょうか。

このパンだったんですね、まるでbigたこ焼き。

夜23時に「休憩でここに45分停車する。」と言われました。運転手はトルコ語しか話してくれないので前に座っていた中国人カップルが訳してくれました。
食堂で並んでいるビュッフェ形式の料理がどれもすごく美味しそうです。まだファーストフードの「ギトギトチキン」しか食べてないので、トルコの美味しい料理とやらを食べてみることにします。

食堂のおっちゃんが料理をいくつか試食させてくれます。ジョージアにはないサービス精神。
とても美味しかった肉と野菜の炒め物と何かよくわからないカレー風味のスープを頼みました。(ひよこ豆のスープとギュヴェチ)
このセットで150TL(880円)。この時は高いっと思ったのですが、この後行く観光地のギョレメではこの金額ではピザパンしか頼めないことにこの時はまだ気づいていません。

14時間の深夜バスは、最初の7時間は空いていて2席の席で横になって寝ていたので楽でしたが、その後は満席になってしまい座って寝ることになりました。まぁしかし半分は寝れたのでそれほどしんどくもなく早朝を迎え、ギョレメに近づいてきました。そして雪が積もってます、寒い寒すぎる。

ギョレメ到着

早朝7時半。14時間以上かけてギョレメのバスターミナルに到着です。本当に町の中心です。

バスターミナル向かいにATMがずらっと並んだコーナーがあります。
どれも引き出し手数料が請求されるのですが、Ziraat BankがDCC手数料を拒否できるとネットで見たので、そこで下ろせるMAXの2000TLを下ろします。トイレに行きまくって10TLしか残っていなかったので助かりました。

トルコのお札はおもちゃのお金みたいな質感です。簡単に偽装できてしまいそうな・・・
インフレが激しいのに最大で200TLなんですね。財布がめちゃめちゃ重いです。

予約しているホテルに行ったら受付には誰もいなく、WhatAPPで連絡したら「地下に荷物を置いとけ。」と返事が来たので荷物を置いて顔を洗い歯を磨いて食事に出かけます。
この2階のガラス張りのレストランです、寒い。

このチキンサラダとチャイで200TL、1000円越えの観光地価格です。つい半年前のネットの記事からはすごく値上がりしており、1年以上前の記事だったらもう桁が違いすぎて訳が分からないことになります。トルコはインフレがものすごいスピードで進んでいるようです。

カッパドキアの岩窟群を散歩

観光に出かけてみます。GoogleMapを見て中心地から展望台の方へ10分程歩くと展望場がありますが、入ろうとすると左の岩からおっちゃんが出てきて、がめつく入場料10TLを取られます

ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群はユネスコ世界遺産。
アナトリア高原の火山活動によって数百万年にわたる風と水による天然の風化・浸食作用によって形成されました類まれな奇岩群の中に、太古の昔から人々が住んでいたそうです。

ローマ時代や中世には、キリスト教がイスラム教の迫害から逃れるために作った教会や住居、修道院が多数残されています。「ギョレメ(Göreme)」とは、“見えない・見てはいけない”を意味する言葉だそうです。ギョロ目みたいな言葉なのに。

岩の中をくり抜いた住居がたくさんあります。洞窟住居、聞いただけでわくわくします。こんなところに住んでいたんですね。

冬は寒かったのではないでしょうか。私も今激寒なので。

寒いので降りましょうか。明日、この中を気球で飛べるかと思うととても嬉しいです。

下に降りてきたとたんに晴れてきました( ;∀;)もう。

カッパドキアのSIMカードと気球の値段を調査

町の中心にぎゅっと全てが凝縮したような小さな町です。
1軒だけSIMカード屋があり、値段を聞いたら最安値で1200TL、6100円です。こんな高いSIMカードはこれまで何ヶ国も渡り歩いてきて聞いたことがありません。高過ぎて買えないのでeSIMと楽天SIMで乗り切ることにします。

ホテルのオーナーからは食事中に「今すぐ明日の気球ツアーを申し込むなら一人90€でどうだ。」とメッセージがきていました。チェックインはさせてくれないのにゲンキンな奴です。オーナーのBooking.comの口コミはいいのですが、GoogleMapの口コミだとめちゃくちゃ悪いんですよね。
「どうかこの悪魔の館に近づかないでください!」とかあるので。

しかし半年前のネットの記事だと「200€越え」と見たのでこれは破格です。しかも明日の天気は晴れ。曇りの日だとキャンセルになり、次の日に予約が殺到するので曇りが続けば続く程、値上がりするシステムのようです。

旅行会社はいくつもあるので2軒聞いてみました。1軒は105€ユーロ、もう1件は100€でした。
旅行会社の人に「90€は安すぎるからギョレメでなく別の場所で飛ぶんじゃないか、別の場所だと気球が少なく綺麗じゃないよ、よく聞いてみて。」と言われたのでオーナーに飛ぶ場所を確認です。「In Gyoreme」とだけ返事が来たので、少し不安ながらも申し込むことにしました。申し込むと即「もうチェックイン出来るよ。」と返事が来ました。本当にゲンキンな奴です。

My Home Cappadocia House(ホテル)

10時半、チェックインしにホテルへ向かいます。中心地から15分ほど歩いたホテルを取りました。
カッパドキアは有名な観光地のためレストランもホテルもすごく高いです。1番安い評価最低のドミトリーで一人13€なので、同行のおがちゃんとシングルシェアした方が安いという話になり、2人で4人部屋23€を予約しました。

2人部屋はダブルベッドばかりだったので、この4人部屋。凄く広くて快適です。もうドミには戻れないかも・・・
おがちゃんは男性ですが、寡黙なイケメン。Youtuberでもないのに部屋の中でずっと旅の動画編集をしていてほとんど観光に出掛けません。そして全く話し掛けてこないので(笑)同室でも気が楽です。

昼以降も曇ってきたので明日の晴れの時に観光することにして、今日は14時間のバス移動で疲れたので部屋でゆっくりすることにします。とても寒くて歩ける気温ではないですし。

夜だけスーパーに晩御飯を買いに出かけました。

レストランが高過ぎるので、このカップヌードルとビールで今夜は切り抜けます。
靴下は150円と激安でショックです、ジョージアで900円で購入したので。ジョージアではそんな金額で購入する気は毛頭なく「3足買うと3つ目は50%オフ」と書かれたジョージア語が50%しか読めずに後でレシートを見て罠にハマっただけです。
トルコのインフレが凄いと聞いていたのでジョージア最終日に、歯磨き粉とコンディショナーを買ったのですが両方とも半額以下で売られていました。日用品はトルコの方が圧倒的に安いんですね。おがちゃんも同じことを思っていたようで、ジョージア最終日に同じものを購入していました、どんくさい2人組です。

明日の気球ツアーはどうなるんでしょうか。悪魔の館のオーナーが手配したツアーですから。
おやすみなさい。

経済崩壊のアルゼンチンで、ブルーレート両替(2023.4.24)

2023年4月24日(月)1ドル≒225アルゼンチンペソ(公定レート)、
450アルゼンチンペソ(ブルーレート)

おはようございます。Casa Hostel(ホテル)の朝です。

ここ、女性専用ドミトリーで、2段ベッドの時はいつも下の段の方が使いやすいから下の段のベッドにしようと思ったんですけど・・・

隣のベッドのブラジル人女性の方の横の荷物がこれ。
そしてこの荷物の下からミニゴ●ブリが2匹出て来ました。
うぎゃぁぁぁーーーーーーっ!!

荷物は全てスーツケースに入れ、がっつり口を閉め、ベッドは2段目にさせてもらいました。
宿でGを見たのは今回が初めてです。
ブラジル人女性の方、荷物あんな土足の床に直に置いて大丈夫なんでしょうか。

ホステルの外はこんな感じ。
工事中なので昨晩は入口をめちゃ探しました。下でブザーを鳴らしてレセプションに扉を内側から開けてもらうタイプなんですが、昨晩はオーナーのおじいちゃんがうたた寝してたようで、たまたま近くを歩いていた宿泊者に開けてもらいました。
アスファルトを重機が割る音で朝から激うるさいです。
もう出ます、いくらブルーレートで1泊5ドルの宿といえど、明日チェックアウトしたら宿変えます( ;∀;)

アルゼンチンには2つのレートが存在する

アルゼンチンには2つのレートが存在します。
公定レートブルーレートです。ブルーレート「闇レート」とも言われるものですが、実際の市場価格であり、このようにTVでも放送されています。

アルゼンチンは経済が崩壊しています。
過去数度のデフォルト(借金踏み倒し)に陥り、アルゼンチン通貨への信頼度はゼロ。
こんな若いホームレスがブエノスアイレスには溢れています。
しかしどこから持って来たのか、マットレスを敷いているから悲壮感はなし?

毎日凄いスピードでインフレが起こっていて、1年で100%。
持っている側から価値が下がっていくのです。なのでアルゼンチンでは皆さんドルを欲しがり、ドルが通常の公定レートの倍の金額で両替されます。これがブルーレート、市場で実際に取引されるレートです。

2023年4月24日の、この時点で国の表向きの公定レート1$、225アルゼンチンペソ
私が闇両替屋(違法ではない)で両替したレート1$、450アルゼンチンペソでした。

そして4月27日にもう1度両替屋に行くと1$、480アルゼンチンペソ
3日でもうこんなにもアルゼンチンペソが値下がりしているのです。
(両替は100ドル札単位です。20ドル札などはレートが落ちます。)

アルゼンチンの首都、ブエノスアイレス。
街並みはこんなにも綺麗で南米のパリと呼ばれ、1970年頃までは南米で最大に発展していた街だったのです。

ここで世界名作劇場の「母をたずねて三千里」のマルコを思い出しました。
原作は1883年に、イタリアのジェノバに住んでいたマルコの母親が、旦那の借金を返すためにアルゼンチンのブエノスアイレスへ船に乗って出稼ぎに行き、13歳のマルコが探しに行くお話です。

150年前はイタリアからわざわざ船で出稼ぎに行く程、アルゼンチンは経済が発展していたんですよね・・・

それがなぜ今はこんなことに。道はゴミゴミしていて汚いです。
かつて「経済大国」と言われていた日本の未来もこうなるんじゃ・・・とまたまたイースター島に引き続き歴史を考えさせられてしまいます。

フロリダ通りでブルーレートで両替

Twitterやネットで「フロリダ通りに両替屋がいる」と聞いていたので両替しに行ってみます。
この通りに両替屋さんがずらりと立っているそうなんです。
まだバスカードすら手に入れてないので徒歩で。

行ってみたら、この通りの真ん中や両サイドに、凄い人数の「カンビョウ(両替)、カンビョウ」ってずっとつぶやいている人たちがいます。若い人から年配の方、女性も結構います。
10mおき位に数人は立っているでしょうか。
人数が多過ぎて誰に声を掛けていいか迷う。これは勇気がいる(;^ω^)

銀行で両替するとこの位のレート。公定レートよりはまだいいですが、Twitterでは公定レートの倍の金額で両替出来たらしいので、勇気を出してカンビョウおじさんにこちらから声を掛けてみます。

100ドルが450,000アルゼンチンペソ、こんな量のアルゼンチンペソに!!インフレが凄すぎる。
嬉しいと同時に、実際にアルゼンチンで暮らす人々は大丈夫なのかととても心配になりました。

3名に声を掛けて、1番レートが良かった1番最初に声を掛けたマシュマロヘアの男性に決めました。
ペルー人だそうです。「あなたで両替する。」と言うと出会った時はぶっきらぼうだったのに、めちゃ嬉しそうで愛想が良くなりました。
その場ではなく横の道を30m位入って、あやしい雑居ビルの5階の部屋に通され、そこにはボスが机にどんっっ!!と座っていて、100ドル札と余って持っていたチリペソも両替して頂きました。
100ドル札は日本からいっぱい持って来ていたので助かりました。

アルゼンチンのファーストフードとクレカで支払った場合

やっと両替が出来て、お金持ちになったので、アルゼンチンのファーストフードで現金払いで食事をしてみます。

ハンバーガーとポテト、コーラのセットで1,900ペソ。味は普通。
公定レートだと1,160円でアルゼンチンの物価高!!ってことになるのですが、倍のレートで両替しているので580円ということになります。

ペルーやボリビアで出会った日本人の人らに「アルゼンチンでは現金をアルゼンチンペソに両替して持っていかないと物価が高過ぎる。とにかくどんな通貨でもいいから現金を集めて持って行け。」と聞いていたのですが、2022年後半からは最悪クレカでもブルーレートに近い金額で引き落としされるようになっています。

VISAカードならブルーレートに近い金額で換算、Masterカードが後日ブルーレートとの差額を返金という形になっています。

SIMカードとバスカード

次に私がやることはSIMカードとバスカードの入手。
街中の携帯ショップでClaloのSIMカードを購入したのですが、これがパスポートの写真をClalo社に送ってからアクティベートするようなのですが、アクティベート出来ず、お店の人も原因がわからないとのことでSIMカードが購入出来ませんでした。→後日判明しましたがアクティベートには5時間以上掛かるよう。

今度は他のお店でMovistarのSIMカードを200円位で購入したのですが、購入は携帯ショップ、でも「ギガは薬局でチャージしろ。」と言われました。
その後薬局を5件回るも全てのお店で断られる。「今はやっていない。キオスク(アルゼンチンのコンビニ)へ行け。」「機械が通信出来ない。」など。キオスクにも断られまくって、じゃあ・・・と、Movistar社のオフィスにも行ってみたのですが、断られました。

バスのカードはこれ。
SUBEカードです。これもキオスクで売っていると聞いていたのですが、売り切れまくりで5件目でやっと売っているところをみつけました。
カード代は1,550ペソ。500ペソ(150円)分だけチャージしてもらいました。チャージは現金のみ。
アルゼンチンの市バスは1回当たり15円位なので、これで10回は乗れます、安!

南米のパリ。綺麗な街並みだけど。

そのゴミ、どうなってんの?街中にゴミ箱って置かない方がいいよね・・・

今日は闇両替、SIMカード、バスカード探しで疲れました。
SIMカードはまだ開通していないのでバス経路が分かりません。
明日からゆっくり観光したいと思います。

中南米、キャッシング無料ATM情報

リアルタイムでは歯の神経治療のため、パラグアイから急遽一時帰国しました。

火曜日にパラグアイを出て、深夜バス19時間でブラジルのサンパウロ、それ以降は飛行機でアメリカのダラス→羽田→伊丹と移動し、0泊4日で自宅に到着。
歯が痛くて仕方なかったとはいえ、めちゃキツかった。
治療したらまた世界一周スタートします。
ブラジルとパタゴニア地方がまだ行けていないので、今度は西回りでブラジルを目指そうかな
(=´∀`)

ブログと並行して、旅情報や掛かった費用を自分の備忘録のために残しておきます。

キャッシングは基本セディナカードでして、ネットに反映されたらすぐに繰り上げ返済しております。
他にネットで即時繰り上げ返済可能なアコムACカードも持って行っておりましたが、メキシコやペルーでは何故か使えませんでした。
なのでキャッシングに持って行くカードはセディナ一択です。

中南米の無料ATM情報

中米はパナマ以外は手数料は特に掛かっていなかったと思います。
パナマは手数料7ドル。100ドル札がお釣りがなくてどこも使えないので10〜20ドル札をいっぱい持って行きましょう。

メキシコ

BBVABANAMEXが手数料無料

コロンビア

BBVAが手数料無料

エクアドル

・エクアドルの通貨はドル。

ATM手数料が7ドルと表示されたので下ろさず手持ちのドルで過ごした。

・アルゼンチンでは100ドル札が必要になるので、ドルを持っていない人はここでいっぱい下ろしておいてもいいかも。(ペルーやボリビアでも、ドルを下ろせるATMは探せばある。)

ペルー

Banco de la Naciónが手数料無料

クスコに2軒、マチュピチュ村(アグアスカリエンテ)に1軒ある。
クスコのBanco de la Naciónはいつも並ぶので、マチュピチュでいっぱい下ろした。
オリャンタイタンボには上記銀行ATMはないので注意。

ボリビア

Banco Nación de Bolívia(BNB)銀行に備え付けのATMで、かつ銀行が営業している時間にキャッシングすれば手数料無料

ウユニのATMでは、上記銀行もその他の銀行でも全て7ドルの手数料が掛かったので、ラパスで下ろしておくべき。

チリ

Banco Estadoが手数料無料。
出金時にが画面に「手数料5,500ペソ」と表示されていたが、その時に「No」のボタンを押したのか?明細を見たら手数料は掛かっていなかった。

それより宿代の消費税が外国人は19%免除され、その条件がドル払いならOKなのだが、宿によってクレカでもOKだったりドルの現金しか無理だったりと条件がマチマチ。支払い前に要確認。
銀行の手数料よりこっちの方が大きい。やはりドルは持って行くべき。

アルゼンチン

銀行に行っていないので手数料不明
フローレス通りで「カンビョウ、カンビョウ」とつぶやいているお兄さんやお姉さんが何十人もいるので、数人からレートを聞いて100ドル札を両替するのが1番レートが良い
公定レートの倍以上の金額(ブルーレート)で両替可能。
両替の際は、ボスのいる別室に案内されるがニセ札をつかまされることもなかった。

2023年4月末の時点で1$=440アルゼンチンペソ、その3日後には460ペソで両替出来た。
インフレが日々急激に進んでいるので、1度に大金を両替せずこまめな両替が得策
100$札以外はレートが落ちる。

VISAカードで支払いすれば、ブルーレートに近い金額で請求され、Masterカードだと後日ブルーレートに近い金額で返金される。

パラグアイ

・ATM手数料が800円位掛かった。

米ドルブラジルレアルを持っていたら、バスターミナルや国境にいる両替おじさんに両替してもらってもレートは悪くない。
アルゼンチンペソは手にした瞬間から日々価値が下がるので、誰も受け付けてくれなかった笑

余談だがパラグアイは物価が安過ぎて、1週間で1万円も使い切れず、余りまくった。

標高3,640m、世界で最も高い首都ラパスは辛すぎ、ボリビア無料ATM情報(2023.4.6)

2023年4月6日(木)1ボリビアーノ≒19.6円

おはようございます。

高山病でThe Rooftop Hostelにもう半日宿泊

The Rooftop Hostelの朝。
痛い、痛い。頭が痛すぎる、身体がダル過ぎて起き上がれない。

ラパスの標高は3,640m。
憲法上の首都はスクレですが、行政・立法府のある事実上の首都はここラパスです。
高山病発症。一昨日の標高3,600mのモライ遺跡で大丈夫だったので、すっかり身体は高地に慣れたと思っていたのですが、甘かったです。
高山病はいつも高地に到着して12時間位してから発症します。

ホテルのエレベーター

このホテルは10時チェックアウト。チェックアウトしてからフロントに荷物を預け、21時に向かいのバスターミナルに行く予定でしたが、起き上がれないのでもう1泊分払ってギリギリまでホテルで休むことにしました。

同室のヨウさんは元気なので、9時にシャワーを浴びてチェックアウトされました。さようなら、ヨウさん。ウユニまでも一緒だったら心強かったけど残念。

日本から持って来ていた粉末のポカリスエットを1Lのペットボトルの水に溶かして飲むと少し気持ちが楽になりました。持ってきていて良かった。
あと少しでも楽になるように、リマで同室の男性からもらったコカ飴も舐めます。

13時、重い体を引きずってホテル屋上のレストランへ。45ボリ(860円)と昨日の食堂の4倍です。
これで国境で両替したボリビアーノが無くなったので、街中の銀行までキャッシングしに行くことにしました。

ボリビア銀行情報

南米のATMは650~800円位手数料が掛かることが多いですが、ここボリビアでは「Banco Nación de Bolívia(BNB)の銀行に備え付けのATMで、かつ銀行が営業している時間にキャッシングすれば手数料無料」という情報をネットで発見しました。

ウユニのATMは上記銀行も、その他の銀行でも全て7$の手数料が掛かったので、ラパスで下ろしておくべき。
(Mercantil Santa Cruzなら掛からないとの情報がありますが2023年現在掛かります。)
・アルゼンチンでは100ドル札を闇両替屋で両替すると、ブルーレートという公定レートの倍以上の金額でアルゼンチンペソに両替出来るので、ドルが引き出せるATMを発見したら100ドル札を下ろしておくべき。
(100ドル札以外はレートが落ちます。)
(VISAのクレジットカードやATMキャッシングでもブルーレートに近い金額にはなりますが100ドル札の方がだいぶレートはいいです。)

Banco Nación de Bolívia(BNB)

ホテルから銀行まで徒歩23分とありましたが、たっぷり40分以上掛かりました。
標高が高過ぎて心臓が痛くて、ゆっくりしか歩けないんです。渋滞で排気ガスも凄いです。

ラパスはボリビアの事実上の首都ですが、ごちゃごちゃ・・・。電線を見ても開発途上国感があります。左の緑のボンネットの車はバスですが、いっぱい走り過ぎててルートが分かりません。
GoogleMapでバスの経路は出ないので、ここもリマ同様、ローカルバスでの移動は難しそうです。

Banco Nación de Bolívia(BNB)で無事手数料無料でお金を下ろせました。

ラパス観光

こんな電線を見たのはネパール以来かな。
ボリビアは戦争でチリやブラジルに土地を取られ、国内の政治混乱で経済が衰退してしまったようですね。元々海に面した土地もあったのに、チリが取っちゃったので内陸の国になっています。
今回の旅は良く知らなかった南米の歴史を知るいいきっかけになっています。

地形はすり鉢状になっていて、高地にスラムがあってケーブルカーで行けて・・・とコロンビアのメデジンにそっくり!昨日夜行バスから見えた夜景もメデジン同様とても綺麗でした。

ムリリョ広場・Cathedral Basilica of Our Lady of Peace

中心のムリリョ広場まで来ました。Cathedral Basilica of Our Lady of Peaceというカテドラルで一休み。

ミ・テレフェリコ

もうここでワンブロック歩くだけで息が切れて休み休み行かないと歩けなくなりました。特にしゃがむと頭の血管が切れそうにズキズキします。空気の薄さで心臓が痛いので、ちょっと命の危険を感じています。

無理をして、ケーブルカーに乗ってみることにします。
クスコで一緒に飲んだエリさんから「マスク必須」とのLineを頂いていたのでマスクは持って来ました。情報感謝。

片道3ボリ(58円)です。安過ぎ。マスクをしないと乗せてくれません。何ヶ月ぶりのマスクでしょうか。

他の乗客を写せないので、自分の肩越しからパチリ。メデジンとどっちが先に出来たのでしょう。スラムの感じも似ています。違うのはコロンビアの方が壁画アートがおしゃれだったことでしょうか。

ケーブルカーが上昇するに連れ、頭が割れそうに痛くなり、こめかみの血管が切れるかという位ズキズキしてきました。途中で降りくなってきました。

1駅目で降りましたが、空気が薄過ぎて本当に辛い。ちょっと下を見たらもう早々に退散します。

降りると少し楽にはなりますが、数歩歩いただけで息が切れるのでUberを呼びました。
しかし何分待っても全く捕まりません。渋滞だからでしょうか。
仕方ないので1時間近く掛けて頑張って歩いて帰りました。

夕方、ロビーに着くと昨晩同じバスで移動していたフランス人男性3名がチェックアウトするところでした。感じいい方のフランス人は私に嬉しそうに声を掛けてくれ、感じ悪い方はやはりフル無視でした。くたばれば(以下略)

私が出る時、ロビーで編集作業をしていたヨウさんはもういません。
私のバスよりもっと早い時間のバスに乗ったんでしょうね。

朝に部屋にチェックインしてきた他のメンバー3名は全員部屋でずっと寝ていたようです。
全員高山病ですか

わはは。隣のベッドのフィンランド人のおっちゃん、かわいい、可愛すぎる。
隠し撮りなので、本人からクレームが来たら削除することにしますw

Terminal De Buses Lapaz

20時半、シャワーを浴びてチェックアウトし、向かいのバスターミナルへ。

昨日と違い凄い人です。

並びましたが、何とか自分のチケットのバス会社にチェックインして乗り込みました。

めちゃめちゃ豪華なバスです。
21時、ラパスを出発。

世界一標高の高い首都ラパス、他にも民族織物のある通りや日本料理屋などあるようなのですが、高山病の薬は飲んでいたにも関わらず、もう身体が辛すぎて辛すぎて回る余裕はありません。思い出すだけで辛い。

明日からはとうとう憧れのウユニ塩湖です。

世界一周・海外旅行のキャッシングはアコムカード(ACマスターカード)→セディナの方が最強(2023.4更新)

ネットに海外キャッシング即日反映のクレジットカード

旅の出発直前12月に、海外キャッシングが即ネットに反映され、海外ATM使用料が無料のアコムカード(ACマスターカード)を作成しており、実際海外で使ってみて即キャッシングの返済が出来て便利だったのでここに記載しておきます。

クレジットカード申請アコムでの借り入れ審査が同じなため、他のクレジットカード審査と違って「借り入れ希望額はおいくらですか?」みたいな電話がかかってきて、なかなか抵抗感ある感じのクレジットカード作成でした。

他のクレジットカードがキャッシングの返済を忘れても1カ月後には自動引き落としなのに対し、アコムのカードは返済を忘れたら永遠にずっと利子がつくので、抵抗ある方はネットに反映されるまで数日掛かりますが、セディナカード1本でもいいかも知れません。

2023.4追記

メキシコとコロンビアでキャッシングした時、同じマスターなのにアコムカードは使えず、セディナカードは使えました。アコム1本にしなくて良かったです。

実際に海外(中南米ですけど)で使ってみた感想

セディナカードをマスターにして失敗

海外キャッシングの返済がネットから出来るセディナカードを先に作成してしまったので、どうにも変更出来なかったのですが、セディナカードの国際ブランドをマスターにしており、アコムのACカードの方はマスターしか選べなかったため、両方マスターカードになってしまいました。

ニカラグアのレオンに夜に到着した時に、開いているATMがVISAカードしか使えずセディナもアコムマスターカードなので泣く泣く楽天プレミアムカードでキャッシングしました。

楽天プレミアムカードだとネットで繰り上げ返済出来ないので、来月の自動引き落としまでずっと利息がついてしまってます・・・仕方ないけど。

そんなわけでセディナの方はVISAカードで作成しておくのがお勧めです。

いっぱいクレジットカードを作成しておいて助かった

現在、絶賛中米縦断中ですが、(→今はメキシコと南米に入っています。)クレジットカードをいっぱい作成しておいて良かったです。

というのも、中南米の航空会社や他のネットでの決済で持っているクレジットカードが跳ねられまくっており、「このカードは使えるけど、このカードは跳ねられた」現象が多発したもので。

  • ラタム航空…チリ以外の国(ボリビア)から支払いをしようとすると全てのカードが跳ねられたのに、チリに入ってからJALカードで支払い可能。
  • JetSmart(チリの航空会社)…エポスカードと楽天銀行のデビットのみ2段階認証をクリアすると購入可能。他のカードは全て不可。
  • アエロメヒコ航空…×楽天、エポス、セディナ、三井住友デビット 〇JALカード(ただしGotogate経由)
  • アビアンカ航空…直接サイトからは全てのカード不可 〇セディナ(ただしeDreams経由)
  • ビバ・エアロバス…直接サイトからは全てのカード不可 〇セディナ(ただしGotogate経由)
  • コスタリカ出国税(8ドル)支払いサイト…×楽天、セディナ、三井住友デビット 〇JALカード
  • ※Trip.com経由だと楽天カードでアビアンカ航空購入可能。Trip.comの最初の画面の預け入れ荷物追加は1万円以上追加になるが不要を選択して2枚目の画面で追加すると何故か4700円に下がっているのでそれを追加。

楽天プレミアムカードは本当、セキュリティが高い。
日本でHPのノートパソコンを公式サイトから購入する時も無理でしたし、全然決済出来ないです。

まあこれは自分が航空券を買う時、どのカードを使えばいいかメモメモ。