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【3日目】ウユニ~アタカマ抜けツアー、間欠泉と4か月ぶりの天然温泉(2023.4.13)

2023年4月12日(水)1ボリビアーノ≒19.6円

今日でウユニ~アタカマ抜けツアー最終日。
本日はなんと朝4時半集合。
ホテルに電灯がないので、朝ご飯も自分の顔も何も見えず、写真なし。

Sol de Manana(ソル・デ・マニャーナ)

真っ暗な中、車は進み1時間で地熱地帯に到着。
3日間、アントニオ75歳のリクエストで車の中のBGMはずっとペルーの民謡音楽。運転手のリンベルが流行りの音楽をかけると、すぐに民謡に戻させますw
(聞き過ぎてそれから1ヶ月経っても頭から離れません。)

地面から間欠泉が噴出しています。

その珍しい光景に、皆、夢中で写真や動画撮影をしているのですが・・・
私はそれどころではありません。寒い、寒過ぎる!標高4,500~5,000mですよ、ここ。
ここが日本を出発してから1番寒かったです。寒すぎて脳みそ凍りそうでガタガタ震えていました。

Termas de Polques(テルマス・デ・ポルケス)

その後、4,000m越えの砂漠地帯での天然温泉風呂Termas de Polquesへ。

やっと朝日が昇ってきました。
入浴料6ボリビアーノ(119円)を支払い、更衣室で水着に着替えます。

エミリー「嬉しい!3日ぶりにお風呂に入れるわ。」
アントニオら他「良かったね~エミリー

昨日、290円の別料金を払ってシャワーを浴びていたのは私と日系ブラジル人のロジェだけでした。
良かったねちゃうわ、その垢の付いた身体で一緒に入る人の身に

温度は28度と言ってたのでぬる過ぎのはずなんですが、身体が冷え切っているので、入ったら熱いのなんのって。大自然景色を眺めながら入る温泉。熱いしめちゃくちゃ気持ちいい~

そう言えば12月に日本を出てからシャワーしか浴びていないので、お湯につかるのは私も4か月ぶりです。私からもきっと凄い垢が出ていることでしょう。お互い様、ふふ。

ブランカ湖など

その後、更に国立公園内のブランカ湖など、フォトスポット2か所へ。

こんな美しい景色がずっとあるんだから、ボリビアって凄いなぁ。隠れた名観光地ですね。

私だけ、ここからチリに抜けます。3日間共にしたメンバーとは今日でお別れ。
最後、ファビオ65歳が「スペイン式のお別れの挨拶だよ。」と両頬にキスしてくれました(いらんけど

3日も過酷な環境の中一緒に過ごしたからめちゃくちゃ仲間意識が芽生え、お別れが悲しかったです。
皆はまたここからウユニの町へ戻ります。
さようなら、みんな。
仲良く一緒に回ってくれてありがとう、最高の旅だった。
(ここで一緒だったロジェとはのちにブラジルで再会します。)

後にメンバーからWhatsAppに送られてきた写真を見たら、ウユニに戻った人らはこんな絶景に寄ったそう。
かなり長い距離を車に乗っていたらしく、結構辛かったらしい。

ボリビアのイミグレ

皆と別れ、私だけチリまで行く他のツアー会社の人らの車に乗り込みます。
国立公園の入場チケットを出口で見せないと出れません。探しまくって焦りました。

9時半、ボリビアのイミグレに到着。
ここで出国税15ボリ(300円)を支払いスタンプをもらいます。
出国書類は壁に貼ってあるQRコードを読み込んで入力するタイプ。記載の英語がよく分からず適当に入力したけど、審査官、全然見てねーー(;´・ω・)

これがボリビアのイミグレか~。ここで寒い中1時間外で待たされる。
レストランも何もないので、ウユニで買った手持ちのプリングスを食べきりました。
これは辛い、お腹空いた。

チリのイミグレ

10時半、やっとシャトルバスが来ました。ここから国境を越えチリのイミグレへ。

チリのイミグレ。
さっきのボリビアのイミグレと国力の差が・・・
南米では珍しくトイレも無料です。

チリは入国での手荷物検査が厳しいで有名です。持ち込み禁止の食料品が多いんです。
他のシャトルバスの人らの手荷物審査待ちで車の中で結構待ちました。
審査官もお昼だからか、たった1名。12時にやっと脱出。

サン・ペドロ・デ・アタカマへ

無事、手荷物審査も終わりチリのサン・ペドロ・デ・アタカマへ。
ボリビアと違って道路が舗装されていて、快適な移動であると同時に、絶景が終わってなんか寂しい気持ちに。

13時過ぎ、到着。
運転手に「あっち行ったらインフォメーションセンターがあるから、そこで両替とかしてね。」と言われながら、こんなところで降ろされました。

この3日間、ネットが繋がらなかったからチリのこと何も調べてないし宿も予約してないのよね

言われた方へ歩いてみます。
ドラクエに出てきそうな砂漠の町って感じ。なんかわくわくしてきました。

空気が乾燥しまくりだから空が綺麗。
道が砂漠の砂だから、横を車が通る度に顔や耳が砂だらけに(ノД`)・゜・。
インフォメーションセンターは見つかりませんでしたが、商店でSIMカードを450円位でクレカ払いでゲット。

La Picada Del Indio(レストラン)

お腹がすき過ぎたので、GoogleMapで見て点数4.6のレストランに入ります。
人気店みたいで、並びました。
そして並んでいる間にノラ犬にスーツケースにおしっこをかけられ、その後食べている間もずっとそのスーツケースの匂いを嗅いできて離れません。
この時点で犬が大嫌いになりました。
そして食事の間も、外から入ってきて大音量で演奏してチップせがむ人がここにもいたけど、音が大きすぎて心休まらない上にお金取られるってどういうことですか。

メニューの中で1番安かったランチセットを頼みました。
前菜はセビッチェを選び、メインはマグロのステーキのエビソースかけ。
久々めっちゃ美味しかったけど、会計は10,500チリペソ(1,960円)。
ボリビアではランチ数百円だったのに。これは・・物価の高い国に入ってしまいましたよ・・・

La Pascana(ホテル)

町の大きさなど分かってきたので、歩いて行ける距離で安いところをBooking.comで予約。15ドル。

この地図の真ん中、google map にも載っていません。

Booking.comに載っている地図と場所が違うし、看板もないのでちょっと探しました。

「オーナーのホセが親切」との口コミでここに決めました。ホセ、英語話せて助かった♫
ドミトリー4人部屋って、二段ベットじゃないからめっちゃいい!

中庭はずっと音楽が鳴っているし、ホセが綺麗好きでしょっちゅうバスルームを掃除しているので凄く綺麗です。

宿代が現金のみとのことで、また街中に行ってATMでチリのお金を下ろし、両替屋でボリビアのお金を両替してきました。
チリの人はこれまでの南米の人らより愛想が悪い気がします。
南米の中じゃブラジルに次ぐ先進国らしいので、都会になるとそうなんでしょうか。

さて、今日からまた女ひとり旅です。

【2日目】ウユニ~アタカマ抜けツアー、宝石の道は絶景祭り(2023.4.12)

22023年4月12日(水)1ボリビアーノ≒19.6円

ブエノス・ディアス!
ウユニ~アタカマ抜けツアー2日目の今日は塩湖を離れ、「宝石の道」を進みます。

Hostal Piedra Andina(ホテル)

昨日宿泊したホテル。

Wi-Fiも電源もないのですることがなく、昨日はいっぱい寝ました。
家族経営のこじんまりしたホテルです。この何もないところで生活は不便ではないのでしょうか。
寒かったですが、夜中に外に出て夜空を見上げると天の川が凄く綺麗でした。

7時。砂のホテルの朝食です。
フランス人のエミリーはやはりこの朝食も口に合わずほとんど残しております。
いや、だから普段どんだけ美味しいものを(略)。
私はどんなものでも完食です。
それより20代でお金がないとのことで、昨晩有料シャワー190円をパスされていたのですが、そっちの方が気になります。

サン・ファンの土産屋

ちなみにせっかくウユニでSIMカードを190円で購入したのですが、列車の墓場以降全く電波が入らず、ムダ金になりました。

朝から近所のお土産屋へ。

廃線の線路

本日からは「宝石の道」と呼ばれるところを通っていきます。

8時半、廃線の線路で記念撮影。

車はチリとの国境をずっと走っていきます。これはビクーニャという動物。ダチョウもいました。

Callejón Cañapa(カニャパ)

10時。またも絶景ポイントで降ります。これ、木かと思ったら触ったらサンゴでした。

誰かに飼われている犬がずっとついてきてかわいい

Callejón Cañapa山、あっちはチリらしい。

11時。また車でちょっと走ってカニャパ湖。フラミンゴがいます!

エディオンダ湖

ずっとチリとの国境添いのこんな道を走り・・・

12時。エディオンダ湖。

ここではフラミンゴに近づき過ぎて怒られ・・・

また車が走ったところで、すごく悲しそうな顔をしたキツネが近づいてきたのでお菓子をあげたら怒られました!笑
自分でエサを探さなくなり、冬になったら餓死してしまうからだそうです。
でもめっちゃ毛がボロボロで上目遣いでこっち来るし。思わずあげちゃうよね・・・自然界は過酷。

Cañón de las Vizcachas

13時。また車を走らせ、昼食ポイントへ。

他のツアーの人らは湖で食べたって言ってたけど、今回のドライバーのドミニクはここをチョイス。

鶏肉とパスタ、芋のような味のバナナが用意されています。
ドイツ人のドミニクは食いしん坊でおかわりしまくり、フランス人のエミリーは時間を掛けて最後までナイフとフォークでお上品に食べることが分かりました。
アジア人の私は最後は骨にかぶりついて綺麗に食べきりますよ。(下品と思われてるだろうな~)

チンチラ(の仲間)がいる!これは餌付けされないから、餌をあげるのはOK。
キツネはきっとこれを捕まえないと冬が越せないんだな。想像だけど。

リンベルに「トイレ(バニョ)行きたい。」って言うと「インカトイレ」と岩の後ろを指差されました。・・・全員、岩陰でトイレをすませます。

アルボル・デ・ピエドラ

15時。砂漠の木と呼ばれる奇石です。
風が吹いて砂で削れてこんな形になるんだとか。

それにしても、同行のエクアドル人75歳とスペイン人65歳はラブラブで「アントォニォォォォーー」「ファビィアーーーン」と呼び合いながら抱き合い、写真をよく一緒に撮っています。
上司と部下の関係らしいけど、仲いいなぁ。
75歳でもあんなに元気なら、私もまだ25年後も旅できるな。

国立保護区入口

国立公園入口に来ました。
別料金の150ボリ(2,900円)を支払って入場します。このチケットは出る時も要るのでなくさないようにしないと。

ラグナ・コロナダ

16時、メキシコのカンクンで見たピンクレイクみたいな場所に来ました。

このピンクの餌を食べてフラミンゴはピンク色になるんだな。
さっきの湖のフラミンゴは白かったもんね。

ここは本日のメインの場所。

保護区内のホテル

まさに宝石の道でした。写真と動画を撮りまくりで、もはや整理不可能。
絶景だらけの1日でした。このツアー、まさかこんな絶景祭りだったとは。

16時45分。保護区内のホテルに到着。

この砂漠地帯では電気や水が大変貴重なようです。
太陽光で発電しているようなのですが部屋に電気はなし。
昨日は一人部屋でしたが、今日はエミリーと同室。

Wi-Fiとシャワーは有料、Wi-Fiは隣の別の建物が電波を契約しているそうなので、そこに20ボリを支払いに行きます。私以外は誰もWi-Fi使わず。
シャワーは15ボリ(290円)と昨日よりも高い。

まだ17時ですが、ティータイムということで夕食まで皆でここで談笑。
皆英語で会話してくれ、何言ってるかは全部分かるんだけど自分の言いたいことが皆のスピードでは言えないもどかしさ。

皆がスペイン語で会話している時に「何言ってるの?」って日系ブラジル人のロジェに聞いたら「アントニオ(75歳)は、ずっとマリファナの話しかしてないよ。」だって。はぁ?(エクアドルは大麻は合法)

夕食。パ、パスタが柔らかすぎてマズ
確か標高が高いと沸点が低くなりパスタが固く茹で上がらないとか聞いたことあるな。
ワイン1本を旅行会社からプレゼントとのことでもらったけど、やはり標高が高いと全然飲みたくならない。

シャワーはガスボンベで水を温めて出してもらう形式だけど、ぬるくて寒い~
エミリーはお金がないので今日もシャワーなしだそう。
フランス人の肌は乾燥していてきっとシャワー不要なんでしょうね。

シャワーの後、ドライヤーを使ったらホテルの人にまたも思いっきり怒られました。
電気が貴重なので充電しか使ってはいけないそうです。

Wi-Fi、部屋の中じゃ繋がりにくいし遅いのでもう寝ます。
砂漠地帯は人間も過酷だな。おやすみなさい。

【1日目】ウユニ~アタカマ抜けツアー、塩ウユニでトリック写真(2023.4.11)

22023年4月11日(火)1ボリビアーノ≒19.6円

重い腰を上げて、本日からホダカツアーのアタカマ抜けツアーに参加です。
定価は130ドルですが値切りました。ドライバーに胸まで触られたことですし。
他の参加者には内緒にしてくれと言われたので金額は秘密です。ボリビアーノでも支払い可。
ウユニの銀行のATMは全て手数料が7ドルだったため降ろさず、手持ちのドルで払いました。

マジでドルは最強。いっぱい持って来ていたので、スーツケース内に分散して隠して入れております。

アタカマ抜けツアー1日目

10時半、4泊したアベニーダホテルをチェックアウトしてホダカツアー前に集合。
英語を話せるガイドさんだと180ドルとのことで、節約のためスペイン語ガイドにしました。

2泊3日を共にするメンバーは、65歳スペイン人男性、75歳エクアドル人男性、30代ドイツ人男性、20代フランス人女性、年齢不詳の日系ブラジル人男性、ボリビア人のガイド兼ドライバーです。
スペイン人とエクアドル人だけ元上司と部下の関係であとはおひとり様関係で気が楽です。

しっかし、車中は全員スペイン語で会話私・・この後3日間大丈夫か?!

列車の墓場

走ってすぐ。まずは列車の墓場に到着。
ボリビアは昔は栄えていて塩や鉱物を運んで活躍していた列車ですが、チリとの戦争に敗れ投棄されたそうです。

ロジェ「説明、分かりました?敗戦で修理部材がもう手配出来なくなったから放置したそうです。」

日系ブラジル人3世のロジェさん、凄い!
3世だともう日本に来たこともないだろうし、普通日本語は話せないですが、ロジェさんは母国のポルトガル語、スペイン語、英語、日本語が話せ、私にガイドの説明を訳してくれます。か、かっこええええーーーー

チリとの敗戦で修理部材すらもうなかったのか・・・
かつての繁栄を物語る、哀愁漂う使われなくなった列車。
何か戦争の物悲しさを伝えてくる気がします。

海に面した土地をチリに取られてしまったから、海からの輸出が出来ずにボリビアは南米最貧国になっちゃったんですかね?チリとは今でも仲が悪いらしいし、内陸国ってかわいそうだな。
そんな雰囲気はよそに、列車と写真を撮りまくる旅行者たち。
ここはめちゃめちゃパリピな観光客が多いです。

コルチャニ村

お土産屋が連なる、ウユニ塩湖の端に位置する塩採掘を産業とする小さな村に寄ります。
おじいちゃんが塩の採掘について説明して下さり、その後チップ要求,笑
アルパカのぬいぐるみ欲しいなぁ。世界一周中でさえなければ

プラヤ・ブランカ(塩のホテル)

13時、塩のホテルへ移動。ここでお昼ご飯を食べます。
ここ以降、その後3日間、ウユニで買った30ボリのSIMカードの電波は繋がらなくなりました。
そう言えば国境で買ったSIMカードは40ボリだったからまたボラれていたか。

よく見る世界各国の国旗がはためいていてかっこいい!
日本の国旗は、真ん中のいい位置にあるんですがなんとボロボロです・・・
どなかた次訪れる方、新しい国旗と交換してあげて下さいまし

床も壁も塩で出来てる!もちろん指でなぞってなめてみました。トイレは有料。

ランチはドライバーさん持ち込みのお肉や野菜。
米はクスクスですかね。細かいパラパラしたやつです。インゲンは嫌いです。
会話は全員スペイン語・・・なぜフランス人もドイツ人もブラジル人も、スペイン語を話せるんですか。
ドイツ人のドミニクはスペイン語学校に4年通っていたそうです。
未だに数字と簡単な単語しか分からない私、圧倒的に努力が足りない。

塩のウユニ塩湖

3日前のツアーでは鏡張りスポットに連れて行って下さいましたが、今回はこの一面塩スポット。
ガイドのリンベルはめちゃ真面目でかなり長時間動画やトリック写真を撮って下さいました。
もちろん、おっぱいタッチなんてしません。

今回のメンバー。
3日間、寝食を共にするのでめちゃめちゃ絆が深まります。
ツアーが楽しいかどうかってメンバーも重要。
75歳のアントニオと65歳のファビアンが20代のフランス人エミリーにメロメロなのは致し方ないとして(笑)各国の習慣が聞けて楽しい!
アントニオとファビアンはアル中なのか昼からずっとお酒を飲んでいます。

もしもーし。恐竜さーーん。
周囲に比較するものがないので遠近感消失。こんなトリック写真が撮れます。

そりゃ、私もおっさんとよりエミリー28歳と写真撮りたいもん。
エミリーはめちゃめちゃ顔がかわいい次生まれ変わったらフランス人でお願いします、本当に♪

インカ・ワシ島

16時半、30ボリ(580円)払ってインカ・ワシ島へ。
ウユニ塩湖にある32の島の中で、唯一入場が認められている島です。

1時間トレッキング。ドイツ人のドミニクは「日焼けが嫌だ」と車で待機。
白人の人は日差しも眩しそうだし、肌も痛そうだし大変そうね。日本人は足が短いのが大変ですが。

サンセット・ウユニ塩湖

ホテルまでの道で、ワインとおつまみでサンセットを楽しみます。

後に他の方に聞くと、どうやら同じホダカツアーから申し込んでもドライバーによって行くポイントや時間帯、滞在時間がちょっとずつ違うみたいなんですよね。
今回のドライバーのドミニクは色んなところに寄ってくれ、熱心に撮影してくれ、かなり当たりでした。

砂のホテル

砂のホテルに泊まるとは聞いてたけど、そうか、床が砂ってことかー。
ほこりとかどうやって掃除するんだろ?壁とテーブルは塩。
Wi-Fiなし、電源はホールの1か所のみ、寒くてシャワーは有料の過酷な砂漠地帯の環境です。

シャワーは10ボリ(190円)。

夜は玉ねぎとお肉の炒めたもの。
フランス人のエミリーは玉ねぎが食べられないうえにボリビアの料理が口に合わないらしく、ほとんど残されておりました。パンもパサパサ過ぎて無理だそうです。

普段どんないいもの食べているんですか、フランス人って!

ドライバーがいなくなると皆さん、私に合わせて流暢ではないですが英語で会話して下さいました。
フランス人とドイツ人だけでなく、スペイン人とエクアドル人も英語が話せるのか・・・

このツアー、1日目からしてかなり盛りだくさん。
マチュピチュとウユニで旅の絶景は終了したと思っていたのに、まだまだこんなに絶景が待っているとは。

他国の人と関わるのが楽しいのと同時に、自分の語学に対する努力のなさが恥ずかしく、もっと英語だけでも勉強しようと心に強く誓った1日でした。

ウユニ塩湖Sunset&Starlightツアー(2023.4.8~10)

2023年4月8日(土)1ボリビアーノ≒19.6円

16時、ホダカツアーに来てみました。
いっぱい人がいて車2台に分かれます。欧米人チームと、日本人チーム。
ツアーの料金は長靴レンタル代とトリック写真撮影代込みで、たったの145ボリ(2,869円)。
ツアー会社の張り紙に「10回参加しました!」って書いてる人いたけど、確かにこの金額なら参加すればする程お得かも。

ホダカツアーのSunset&Starlightツアー

新婚旅行のお若いお二人と、ご年配ご夫婦、他男性2名と私の7人組で出発!
日本を出てからこんなにも日本人と会うのは初めてです。
久々大勢で日本語で会話出来て楽しいです。マチュピチュ遺跡でも日本人は見なかったので。
途中、小さな小屋に寄って全員長靴に履き替えます。

走り出してからしばらくはこんな道。もう4月だから、鏡張り、あるかなぁ・・・

1時間位走ったら・・・あった!やった!水のあるところ!
4月でもありました。鏡張り。
写真で見慣れた風景ですが・・・実物は360度、地平線の果てまで水が張っていて凄い迫力!
写真とスケールが全然違う、何キロ先までも静かに広がる鏡、水に写る空。
これは写真では伝わらない。

今年は水が少ないらしいから心配していたけど、2㎝だけですが、水が張っています。
2月は20cmあったらしいから、また違う色してたんだろうな。
めちゃ日差しが眩しいので、サングラス・帽子・日焼け止めは必須。

数百万年前にアンデス山脈が隆起した際に、海底が海水ごと持ち上げられ取り残された塩湖。
標高3700m(富士山と同じ)の地で高低差がほとんどなく、直径100~120㎞まで見渡すかぎりまっ平!!
まさに「死ぬまでに見たい絶景」。
ウユニ塩湖は、私の中ではここ10年位の憧れの地です。

派手な色の方が写真映えします。
そして、この日は雲が少なかったけど、雲が多い日の方が水面にいっぱい映って綺麗だと思う。
ここで7人で、ドライバーの指示に従って動画撮影をしました。

段々、日が暮れてきます。
刻一刻と空と水の色が変わっていって、全く飽きません、本当に綺麗です。

寒い。持ってきたセーターを着、手袋をつけます。

参加者みなで、写真や動画の撮り合いっこ。

天空の鏡。死ぬまでに行きたい絶景に選ばれるのも納得。
25年前のバックパッカーの間では「ウユニ」なんて全く聞かなかったから、これだけの絶景が昔は知られていなくて放置されてたんだなぁ。ぼ、ボリビア、本当に宣伝もっと頑張れ

2時間もいたけど、全く飽くことのない時間。日が沈んだら、今度はドライバーさんが一眼レフで星空と撮影してくれます。

満月の時期なので心配してたけど、月が登る前なら満点の星が見れた!
星空に加わって、水面にも同じだけ星が映るから、満天×満天の星で、こんな綺麗な星空、見たことない!
語彙力がなさ過ぎて感動が全然伝わらないので、是非色んな人に行ってもらいたいな~

2枚目のこんな派手な写真は望んでませんでしたが、ドライバーサービスかな・・・
そしてこの時、思いっきりボリビア人ドライバーに胸を2回触られたので、サンライズツアーも参加したかったのですが、参加したくなくなりました

もう長靴を履いてる足先が冷た過ぎて我慢できません。
カイロも持ってきたけど早々に車に戻りました。
月が登ったら、星が全く見えなくなり、ツアー終了。

La chapaquita” Churrasqueria – Restaurante(レストラン)

ウユニの街に戻って来ました。年配のご夫婦以外の皆でリャマ肉を食べに行くことに。

リャマ肉は置いていませんでしたが、GoogleMap4.9のお店、ボリュームたっぷりの牛肉と鶏肉。

私はお昼にリャマ肉を食べたので今回は鶏肉にしました。25ボリ(480円)。
同席のKumaさんがグアテマラでスペイン語留学されていたとのことで、スペイン語のメニューを訳して下さいましたが・・・「ごめんなさい、隣に英語で書いてあるから読めます。」と言ってしまいました。全部訳されるとあまりにも長かったので・・・本当にすいません

新婚ご夫婦は若くてきゃぴきゃぴしていて、本当にかわいい、眩しい。
あと、お肉食べてたら、野良のワンコがずっとぴったり寄り添ってくるのよね。かわいい~
本当になんでこんなかわいいワンコが野良なんでしょう。

マチュピチュも晴れてたし、鏡張りのウユニ塩湖も、星空のウユニ塩湖も見れた。
マチュピチュとウユニを4月に計画したのは正解だったし、ラッキーだったな。

南米旅の2大目的を果たし、満足しました。

今後の南米旅はおまけ・・・と思っていましたが、絶景はまだまだ続きます。

ウユニで高山病の身体を2日休める

2023年4月9日(日)~10日(月)

ここウユニからは、隣のチリのアタカマへツアーを兼ねながら抜けることが出来ます。
Twitterでこのツアーが絶景だらけとの情報を見たので、長距離バスでチリに行くのではなく、このツアーに参加しながら行くことにしまいた。

一番最後に記載のツアーがアタカマ抜けツアー

この1番最後のツアーです。ドライバー兼ガイドがスペイン語しか話せないらしく、ひとり参加は不安です。

そして昨日のウユニサンライズツアーでご一緒だった年配ご夫婦と若い男の子のTakuyaさんは、本日の朝にこのツアーでアタカマへ行かれました。
私もここでTakuyaさんらと一緒に行けば、日本語を喋りながらツアーに参加出来たのですが、いかんせん年齢的に体力がボロボロ
もうちょっとここでゆっくりしてから移動したいので、泣く泣く出発日を延期しました。はぁ年齢・・・

9、10日はウユニの街の日曜市をぶらぶらして名物リャマ丼を6ボリ(116円)で食べたり・・・

ボリビア人しかいない日本食レストランで、なんかちょっと違う味付けの唐揚げ丼を食べたり・・・

南米名物エンパナーダをほお張ったり・・・

一緒にウユニ塩湖ツアーに参加したKumaさんと中華を食べたりして過ごしました。

食べるしかしてないやん??
どの口がボリビア不味いとか言ったんですか。

サンライズツアーにも参加したかったな。サンライズツアーは朝の3時集合なので、参加する元気がありませんでした。
はぁ、やっぱり年齢・・・いや、ここ標高富士山と一緒なので!

明日からは重い腰を上げて、ツアーでチリのアタカマに抜けます。


何もないウユニの街を散歩(2023.4.7~8)

2023年4月7日(金)1ボリビアーノ≒19.6円

21時にラパスを出発したバスは6時半にウユニに到着しました。

「31日間世界一周!!」というよく読んでいた漫画にはこの経路は道がガタガタで寒くて辛いとありましたが、暖房ききまくりの足置きありのカマ席(135度以上倒れる席)だったのでひたすら爆睡で快適でした。
prime社のバス、高かっただけに一等バスだったようです。

Hotel Avenida(ホテル)

ここからは5分歩いて、有名な日本人がよく泊まる宿、Hotel Avenida(アベニーダ)へ。

入口が閉まっていましたが、ドアの前に着くと同時位におじいちゃんが入口を開けて下さいました。
バスの到着時間に合わせてくれてるんですかね。

中庭があって広いです。洗濯でき、バイクが停められるのでライダーさんが結構宿泊しています。
ウユニの気候、砂漠気候というか日の当たる2Fは温かいですが、1Fは結構寒い。観光地なだけあって英語が通じます。

「ドミトリーで。」と言うと、1Fのトイレシャワー共同の個室に案内されました。全室個室のようです。40ボリ(765円)って安い!


久々の個室が嬉しい~コンセントがベッドから遠いのと寒いのが難点。

リマでお会いしたKeikoさんにはこのホテル「日本人だらけ」と聞いていたのですが、外人ライダーばかりで日本人がいる気配はありません。
時期外しちゃってますね。ウユニ塩湖の鏡張り絶好調の時期は2月。

ウユニの街、散策

ずっと移動してきたのと、高山病で身体がかなり辛いので、今日は何もせず体を休めることにします。

スーパーに行ったら気圧でヨーグルトが膨らんでいます。
ここも標高3,600m位でしょうか。しかし昨日より身体はだいぶ慣れてきました。

散歩してみるけど・・・ウユニの街って・・・何もない?!

あれが街の中心のシンボル。
端から端まで歩ける距離。え、ここってウユニ塩湖のためだけにある街なんかな・・・

ショッピングセンター。廃墟?

今日は何かの記念日のようで、お葬式のような行列がずっと音楽を流しながら進行しています。
ほとんどのお店が閉まっちゃてる。

昼寝してから、夜ご飯を食べに行きます。
中心の通りの観光客向けのお店は数軒開いていたので、GoogleMapで口コミがまだ良かったピザ屋に入ってみます。他のピザ屋の口コミ、酷いのばかり

60ボリ(1,150円)多いけど頑張って完食!
持ち帰りしても宿にキッチンや電子レンジがないので。
日にちが1日ずれましたが、ウユニに着いてほっとしてます。
2日連続移動はかなり疲れます。おやすみなさい。


2023年4月8日(土)

おはようございます。今日もウユニの街をぶらぶら。

道端のフレッシュジュースを頼む。

5ボリ(96円)です。これが美味しいからビールはずっと飲んでません。
ありゃ、いつの間にか手が凄い日焼けしていて乾燥でボロボロ。ボリビアの乾燥した気候は過酷。

メルカド。小さいですね。

お昼に行ったら食堂はもう終わっていました。

リャマ肉

ボリビアはリャマ肉が有名らしいので、メルカドの向かいにあった地元民の食堂で食べてみました。
(リマでもそうでしたが、地元民の食堂はハエは飛んでいます。)
セットで20ボリ(340円)。柔らかくて美味しい!
お米はお粥を頼んでみたら、南米のパサパサした米が美味しく食べられました。

HODAKA(ホダカ)ツアー

ホテルアベニーダが日本人に人気なのは、日本人に大人気のウユニ塩湖ツアー会社のホダカツアーの2軒隣なのもあります。
そろそろ重い腰を上げてツアーの申し込みに行ってみます。

日本の会社みたいな名前ですが、スタッフは全員ボリビア。
日本人と韓国人の参加者が多いみたいですね。
受付の女性は日本語、英語が話せてありがたい~

以下のツアーがあるようです。

コロナ前からよく見ていたYoutuberのしげ旅さんが、今、似た経路で今南米を旅しているので参考にしています。
彼は食事や移動にお金を掛けているので、私と全然違う旅になっていますが笑
人気Youtuberの経済力って凄いなぁ。しかし私の貧乏旅は過酷だけど、辿り着いた時の達成感はめちゃめちゃありますよ。

たまたま同じところをリアルタイムで旅しているのが嬉しく、彼が「Starlight & Sunrise」ツアーに申し込んでいたので同じのに申し込もうとしたら・・・

「今は満月だから、Sunset & Starlight にした方がいいわよ。」と受付のYoviさんのアドバイス。
満月だと星が見えないと諦めていましたが、Sunsetツアーにしたら月が登るまでの間、見えるそうです!本日の16時、まだ空きがあるとのことで申し込みました。

ぷにゅー。チャウチャウ?

野良犬でこんなかわいいのがいるのか・・・
小型犬とか結構かわいい野良犬がウユニにはいます。捨てられちゃったとかでしょうか。

本日、旅の目的第2段、ウユニ塩湖に行きます!

標高3,640m、世界で最も高い首都ラパスは辛すぎ、ボリビア無料ATM情報(2023.4.6)

2023年4月6日(木)1ボリビアーノ≒19.6円

おはようございます。

高山病でThe Rooftop Hostelにもう半日宿泊

The Rooftop Hostelの朝。
痛い、痛い。頭が痛すぎる、身体がダル過ぎて起き上がれない。

ラパスの標高は3,640m。
憲法上の首都はスクレですが、行政・立法府のある事実上の首都はここラパスです。
高山病発症。一昨日の標高3,600mのモライ遺跡で大丈夫だったので、すっかり身体は高地に慣れたと思っていたのですが、甘かったです。
高山病はいつも高地に到着して12時間位してから発症します。

ホテルのエレベーター

このホテルは10時チェックアウト。チェックアウトしてからフロントに荷物を預け、21時に向かいのバスターミナルに行く予定でしたが、起き上がれないのでもう1泊分払ってギリギリまでホテルで休むことにしました。

同室のヨウさんは元気なので、9時にシャワーを浴びてチェックアウトされました。さようなら、ヨウさん。ウユニまでも一緒だったら心強かったけど残念。

日本から持って来ていた粉末のポカリスエットを1Lのペットボトルの水に溶かして飲むと少し気持ちが楽になりました。持ってきていて良かった。
あと少しでも楽になるように、リマで同室の男性からもらったコカ飴も舐めます。

13時、重い体を引きずってホテル屋上のレストランへ。45ボリ(860円)と昨日の食堂の4倍です。
これで国境で両替したボリビアーノが無くなったので、街中の銀行までキャッシングしに行くことにしました。

ボリビア銀行情報

南米のATMは650~800円位手数料が掛かることが多いですが、ここボリビアでは「Banco Nación de Bolívia(BNB)の銀行に備え付けのATMで、かつ銀行が営業している時間にキャッシングすれば手数料無料」という情報をネットで発見しました。

ウユニのATMは上記銀行も、その他の銀行でも全て7$の手数料が掛かったので、ラパスで下ろしておくべき。
(Mercantil Santa Cruzなら掛からないとの情報がありますが2023年現在掛かります。)
・アルゼンチンでは100ドル札を闇両替屋で両替すると、ブルーレートという公定レートの倍以上の金額でアルゼンチンペソに両替出来るので、ドルが引き出せるATMを発見したら100ドル札を下ろしておくべき。
(100ドル札以外はレートが落ちます。)
(VISAのクレジットカードやATMキャッシングでもブルーレートに近い金額にはなりますが100ドル札の方がだいぶレートはいいです。)

Banco Nación de Bolívia(BNB)

ホテルから銀行まで徒歩23分とありましたが、たっぷり40分以上掛かりました。
標高が高過ぎて心臓が痛くて、ゆっくりしか歩けないんです。渋滞で排気ガスも凄いです。

ラパスはボリビアの事実上の首都ですが、ごちゃごちゃ・・・。電線を見ても開発途上国感があります。左の緑のボンネットの車はバスですが、いっぱい走り過ぎててルートが分かりません。
GoogleMapでバスの経路は出ないので、ここもリマ同様、ローカルバスでの移動は難しそうです。

Banco Nación de Bolívia(BNB)で無事手数料無料でお金を下ろせました。

ラパス観光

こんな電線を見たのはネパール以来かな。
ボリビアは戦争でチリやブラジルに土地を取られ、国内の政治混乱で経済が衰退してしまったようですね。元々海に面した土地もあったのに、チリが取っちゃったので内陸の国になっています。
今回の旅は良く知らなかった南米の歴史を知るいいきっかけになっています。

地形はすり鉢状になっていて、高地にスラムがあってケーブルカーで行けて・・・とコロンビアのメデジンにそっくり!昨日夜行バスから見えた夜景もメデジン同様とても綺麗でした。

ムリリョ広場・Cathedral Basilica of Our Lady of Peace

中心のムリリョ広場まで来ました。Cathedral Basilica of Our Lady of Peaceというカテドラルで一休み。

ミ・テレフェリコ

もうここでワンブロック歩くだけで息が切れて休み休み行かないと歩けなくなりました。特にしゃがむと頭の血管が切れそうにズキズキします。空気の薄さで心臓が痛いので、ちょっと命の危険を感じています。

無理をして、ケーブルカーに乗ってみることにします。
クスコで一緒に飲んだエリさんから「マスク必須」とのLineを頂いていたのでマスクは持って来ました。情報感謝。

片道3ボリ(58円)です。安過ぎ。マスクをしないと乗せてくれません。何ヶ月ぶりのマスクでしょうか。

他の乗客を写せないので、自分の肩越しからパチリ。メデジンとどっちが先に出来たのでしょう。スラムの感じも似ています。違うのはコロンビアの方が壁画アートがおしゃれだったことでしょうか。

ケーブルカーが上昇するに連れ、頭が割れそうに痛くなり、こめかみの血管が切れるかという位ズキズキしてきました。途中で降りくなってきました。

1駅目で降りましたが、空気が薄過ぎて本当に辛い。ちょっと下を見たらもう早々に退散します。

降りると少し楽にはなりますが、数歩歩いただけで息が切れるのでUberを呼びました。
しかし何分待っても全く捕まりません。渋滞だからでしょうか。
仕方ないので1時間近く掛けて頑張って歩いて帰りました。

夕方、ロビーに着くと昨晩同じバスで移動していたフランス人男性3名がチェックアウトするところでした。感じいい方のフランス人は私に嬉しそうに声を掛けてくれ、感じ悪い方はやはりフル無視でした。くたばれば(以下略)

私が出る時、ロビーで編集作業をしていたヨウさんはもういません。
私のバスよりもっと早い時間のバスに乗ったんでしょうね。

朝に部屋にチェックインしてきた他のメンバー3名は全員部屋でずっと寝ていたようです。
全員高山病ですか

わはは。隣のベッドのフィンランド人のおっちゃん、かわいい、可愛すぎる。
隠し撮りなので、本人からクレームが来たら削除することにしますw

Terminal De Buses Lapaz

20時半、シャワーを浴びてチェックアウトし、向かいのバスターミナルへ。

昨日と違い凄い人です。

並びましたが、何とか自分のチケットのバス会社にチェックインして乗り込みました。

めちゃめちゃ豪華なバスです。
21時、ラパスを出発。

世界一標高の高い首都ラパス、他にも民族織物のある通りや日本料理屋などあるようなのですが、高山病の薬は飲んでいたにも関わらず、もう身体が辛すぎて辛すぎて回る余裕はありません。思い出すだけで辛い。

明日からはとうとう憧れのウユニ塩湖です。

ラパスでバスなしのため1泊(2023.4.5)

2023年4月5日(水)1ボリビアーノ≒19.6円

現在、21時半。

ラパスで乗るはずだったバスの時間が過ぎています。
途方に暮れていると、ヨウさんが「ボートゆっくりだったもんね。大丈夫?バスまだあるか一緒にバスターミナルに聞きに行こう!」と言ってくれ、タクシーを停め金額交渉までしてくれました。

次の日撮ったバスターミナル

バスターミナルに着いたら、建物の中はほとんど人がいません。
窓口でチケットを見せたら「今日の便はないから明日乗れ。」と言われました。
このチケット、会社名と時間は書いてあるけど日にちはいつでもいいみたいです。
南米、適当だな、もう。お陰で助かりましたが。

The Rooftop Hostel(ホテル)

ヨウさん「僕も今からホテル取るから良かったら同じところを予約しよう、ドミトリーでいい?」とBooking.comで一番近いホテルを探してくれました。
何故か私のスマホの画面から予約した方が安かったのでその金額で予約したら大喜び。
70ボリ(1,324円)。

名前の通り、屋上にテラスがあります。ボリビアの物価からしたらちょっと高め。

ホテルは4人部屋にヨウさんと二人っきり。しかも2段ベッドちゃうし。
おい、2人でツインルーム泊まってるみたいになってるやんとか一瞬錯覚しかけましたが、30代のヨウさんからしたら大迷惑な話でしょう笑

ヨウさん「このサイドテーブルはあなたのです、使って下さい
部屋に1つしかないサイドテーブルを私のベッドへ寄せてくれます。

惚れてまうやろーーーー(第2段)
韓国人男性ってなんて紳士的で優しいんでしょう。
日本人男性だったら一人でテーブル使ってそう(偏見?)。

部屋で少し休んでいたら、外へたばこを吸いに出ていたヨウさんが戻ってきて「夜ご飯食べますか?食べるなら一緒に行きましょう。」と声を掛けてくれました。

ホテルから2軒隣の定食屋に入り、ペラペラ肉のセットメニューを頼みます。
ヨウさん「ボリビアは安過ぎる。これ11ボリ(208円)ってペルーの半分ですよ。」
まぁ美味しさもペルーの半分ですけどね。

後ろの席のボリビア人のおっさんがやたらスペイン語で話し掛けてきます。
韓国人と日本人だと言うと「は?韓国と日本は仲悪いんじゃないのか。」と言われたので「フレンドリーじゃ!」と返しておきました。大きなお世話です、南米人は無神経です。

おっさん「韓国人の携帯はサムスンで日本人のはソニーか?」その通りです。
サムスンの方を「安い、最高だ。」とやたら褒めていました。南米ではサムスンを売っているのをよく見ますからね。

その後も一方的にずっと話し掛けてくるのを、ヨウさんは後ろを振り返りながら「はは、そうだね。」と愛想よく返していましたが、こちらを向く度に「こいつ何言ってるか全然わからん。ボソッ(英語)」とつぶやいておりました。

ヨウさん、5年位前に日本を北海道から沖縄まで1周したそうです。
「金持ちだね。」って言うと「日本は安いし。」と言われました、円安、悲しい。

ラパスで1泊は予定外でしたが、ヨウさんの優しさに救われた1日でした。
ヨウさんのyoutubeチャンネル、ボートで国境越えの様子はこちら。
登録者数2.9万人。


知らん間に韓国語で喋りながら撮影してたんだね。
次の日の朝に別れたから知らなかったけど、銀行で400ドル下ろすつもりが、4,000ボリビアーノが出てきて絶望してたんだね笑
ヨウさん、ありがとう。安心して眠りにつけます、おやすみなさい。