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【イースター島1日目】雨のイースター島でひとりぼっち(2023.4.17)

2023年4月17日(月)100チリペソ≒17.3円

本日はいよいよイースター島に4泊5日で行く日です。
往復の航空券は122,100円。
知人に「絶対いいからイースター島には必ず行け」と言われておりましたので、奮発してみました。

イースター島は物価が高いらしく、平均的なホテルは3万~6万円です。
宿はイースター島にもドミトリーが2軒ほどありましたが、せっかくなので今回は珍しくシングルルームを取ってみました。
比較的安かった(8,000円)シェッジェロームに2泊。
気にったら延泊するし、気に入らなければ残り2日はホテルを変えます。

宿からは親切に、サンチアゴ国際空港での道順、混むから4時間前には空港に到着しておけとのアドバイス、あと事前登録フォームに要入力ラパヌイ国立公園のHPのURLが届きました。

この「ラパヌイ国立公園のHP」を隅々までよく見ていなかったことが後に悲劇を生みます(。-`ω-)

入島前の準備

イースター島に入島するには、事前に入力フォームに登録が必要なようです。
野宿する人がいるため「環境保護のため野宿禁止、宿泊先のホテル名と出国の航空券を登録しろ」との内容です。
某ヒゲのYouTuberさんが「完了メールが届かない」とぼやいて、空港で案内係から申請代のチップをぼったくられておりましたが、英語のページをブラウザの日本語翻訳機能を使って申請すると完了メールが届かないですが、英語かスペイン語表記のままにして申請すると無事届きました。
PCの自動翻訳機能は外しておきましょう。

→しかし、空港では確認されなかった、いいかげん。

TurBusでサンチアゴ国際空港へ

7時半。サンチアゴのホテルをチェックアウトし、地下鉄に乗ってTur Bus社のターミナルまで来ました。

空港から来た時はCentropuerto社のバスで来ましたが、気分を変えたいので今度はTur Bus社のバスで空港へ向かってみます。
ターミナルが大きい・・駅で迷うからCentropuerto社の方が良かったかも。
この23番のバス停。チケットも目の前の建物で買えます。1,800ペソ(300円)

さて。チリ入国時にentel社のSIMカードを買ったんだけど・・・
買う時にClaloなど4社から選べましたが、イースター島ではentel社しか使えないそうです。
そしてentel社のSIMは最初1Gしか付いてないから、もう残り少ないです。
リチャージしたいけど、その方法を聞いても全然わからん。あきらめて露店で新しいSIMを買い直し。チリではアクティベートに時間がかかるんだけど、この露店の背の高い黒人の男性がさくさくとアクティベートして下さいました。
「5,000ペソ」と言われ、何も考えす大人しく支払ったけど・・・

後で計算してみたら830円やん!!ぼられましたw
アタカマではこの半額で購入したというのに。

サンチアゴ・アルトゥロ・メリノ・ベニデス国際空港

8時半、無事空港のTerminal1に到着。
LTAM航空の窓口、すごい人!これは「4時間前に着いておけ。」とアドバイスするのが分かります。
機内持ち込み荷物にしてますが、ネットで自動チェックインができなかったので並びます。

チェックインカウンターと同じ3階のセキュリティコントロールに並んで入場しようとしたら「ここは国際線のコントロールセンターで、国内線は2階」と言われました。
え、イースター島って国内線なん?あんなに遠いのに。また長い列に並び直し。

国内線なのに、またチリ入国時にもらう「PDIカード」をもらいました。
これを見せないと外国人は宿代が19%オフにならないというやつです。出国時にまた要るのでなくさないようにしないと。
イースター島は現地語でラパ・ヌイといい「大地」という意味です(正式名はパスクア島)。
1722年の復活祭の日にオランダ海軍提督ヤコブ・ロッゲフェーンによって発見されたため、イースター島と名付けられたそう。
1888年にチリ領になったので国内線ってことなんですね。チリとは何の関係もないのに。

並び過ぎて時間が10分しかなく、あわててプライオリティパスでラウンジ飯を食す。

10時半、搭乗。

初LATAM航空です。この片道が7.7万円。
コロナ前は確かタヒチからも飛行機が飛んでいたけど、航空会社が破綻し、チリからしか行けなくなったんですよね。
日・月・金のみ就航なので座席は満席。そして私の後ろの席のクソガキお子様がずっとテーブルをばたんばたんと上げたり下ろしたりしています。
親に「机バタバタすな」と言ってもその時しか注意しない。
これは到着までずっと続きました。あぁ、はずれ席。

LATAM航空ってLCCじゃなかったんですね。南米に入って初めての機内食です。
毎回ラウンジでお腹いっぱいだし、飛行中はスマホにダウンロードしている動画や本を読んでるので、もう機内食やモニターは要らないから安くして欲しいな。
まぁくれるというなら、ビールいただきますけど

14時半、イースター島に到着。サンチアゴとの時差は2時間。5時間半と聞いていましたが、1.5時間遅れの7時間で到着しました。

マタベリ国際空港

イオラナ~!現地のラパヌイ語で「こんにちは」って意味みたいです。

現地の人?!ラパヌイ人?空港で裸?!

空港を1歩出たら凄い歓迎ぶりです。
どうやら飛行機で来た方を、宿泊先のホテルが必ず迎えに来ることになっているようです。
全員、お花のレイで出迎えてくれます。
私が宿泊するシェッジェロームのオーナーのシェ・ジェロームさん(フランス人)も熱烈に歓迎して出迎えてくれました。
宿名、おっさんの名前なんかーい。

私は機内手荷物だからめっちゃ早く外に出てきたんだけど・・・
同じシェッジェロームに宿泊するフランス人カップルが中々出て来ないので待ちぼうけです。

なんと!待っている数十分の間に、同じ景色がこんな風に変わってしまいました。
島の天気って、こんなに急に変わるの?!

シェ・ジェローム(ホテル)

個室で1万円以内で口コミも良く朝食付きなので、ここにしました。

2階の部屋に案内されました。久々の立派な部屋でわくわくする( *´艸`)

自分専用のシャワーとトイレです。これもコロンビアのイピアレス以来。

さて。外が嵐なので今日は観光する気がしません。どうしよう・・・
そう言えば空港で一人旅っぽい人がいたら「レンタカーをシェアしないか」と声を掛けようかと思っていたけど忘れてた。というか一人旅っぽい人もアジア人も全く見なかったんですが。

イースター島の街の中心へ

18時。やっと雨が止んだので、街の中心へ行ってみますか。

歩くと至るところにモアイが。

お店の先にもいます。

Makona Restaurant

街の中心にあるレストランに来てみました。シーフードが安いという口コミを見て。

ここで完全に気付きました。
宿泊先のホテル、綺麗で雰囲気はいいのですが、ツアー会社やレンタカー、レンタサイクルがあるこの中心地まで徒歩で30分以上掛かります。
毎日この距離は辛い・・・安いのはそういうことか。ホテルの立地選びを失敗しました。

ビールとシーフードスープを頼みます。
頼んでから15分位してからビール。

30分以上してからシーフードスープとarroz(米)が来ました。島時間なのかな
味はチリのサンチアゴと違ってちゃんと美味しい!

会計が・・・これだけで18,700円ペソ(3,400円)
えーーー(@_@。毎食この金額はキツ過ぎる。ホテルにキッチンないし、どうしよう。

味はめっちゃいいですが。この後のイースター島の物価に悩まされそうです。
治安はかなりいいそうなので、帰りも徒歩で帰っていると、空港からシェ・ジェロームまでの道は外灯がなく真っ暗。見かねたのか、通りすがりのタクシーのおっちゃんが、無料でシェ・ジェロームまで乗せてくれました。なんて親切。
イースター島はUberも流しのタクシーもないので、レストランや宿の人に言って呼ばないと来ないそう。そしてあまりにも小さい島なので、人や建物の名前を言うと全員知っているようです。

夜は宿の1階の舞台で現地の人らが集まって何やら次のダンスの大会の練習をしていました。
それを眺めながら雨の1日目のイースター島は終了です。

明日からはモアイに会えるかな?

サンチアゴ観光、有名な海鮮市場に行くも生臭い(2023.4.16)

2023年4月16日(日)100チリペソ≒17.3円

おはようございます。
昨晩は明日から行くイースター島のホテルを予約したり、海鮮三昧だというビーニャ・デル・マールへの行き方を調べたりして忙しかったです。

ビーニャには、先人たちのブログに決まって長居してしまう快適な日本人宿「民宿汐見荘」の記述があるのですが・・・
HPはあるのですが、電話もメールも繋がりません。固定電話が抹消されているということは、引っ越して廃業されてしまったのでしょうか。
「皆で毎晩海鮮シェア」との記述を見てとても楽しみにしていたのに、ここもカンクンや他の日本人宿のように、コロナ中に廃業を余儀なくされたようです。
オーナーの山岸さんはかなり高齢なようなので、今はどうされているのか心配になりました。

コロナ前には世界中にあった日本人宿。
行ってみたいと憧れ、訪れてみると次から次に廃業になっていて、とても寂しい、悲しい、コロナが憎いです。
明日のイースター島行きも、先人のブロガーさんたちのように、簡単に一緒にレンタカーをシェア出来る同行者が見つかると思っていたのですが、イースター島に行くという人に全く出会いません。
一人で訪れる予定です。孤独・・・

サンチアゴ観光

淋しい気持ちを引きずったまま、本日はサンチアゴを観光してみます。

サンチアゴ大聖堂

地下鉄を乗り継いで、中心のアルマス広場に来ました。
人が少なく、閉まっているお店もいっぱいです。そうか、今日は日曜日だった。

お決まりの教会入場。

徒歩で中央市場へ。チリの首都は落書きいっぱい、ゴミいっぱい、ノラ犬いっぱい。
イメージで言えば、夜が明けた後の新宿歌舞伎町です。
やはり日本に近い位都会になってくると旅の面白味が薄れ、観光に興味がなくなってきました。

中央市場

途中、マクドナルドをのぞいてみたら、ハンバーガー単品で980円でした。
もうチリは全然好きになれそうにないです。

チリは海に長~く面しているので、魚が美味しいと聞きました。
アタカマ抜けツアーで一緒だった欧米人らに。なので海鮮市場に来てみました。

市場の中。
どの魚もパナマの魚市場で見たような新鮮な感じがしないんですが。
ここから海って距離あるしなぁ。
レストランへの客引きも凄いし、観光客向けの市場なのかな。

ウニ・・・食べたい。
ウニが置いてあるレストランもありましたが、高かったので入口すぐのセットメニュー5,500ペソ(930円)のお店へ。

しまった。「ピスコサワー付き。」との客引きに乗せられて入っちゃったけど、オーダーしてからGoogleMapの口コミ見たら2.9の店だった
イカやら貝がいっぱい入った冷静スープ。うーーーん、磯臭い!
ちゃんと下地処理をしていない、海から取り出したそのまんまって感じの味です。

モネダ宮殿

チリ、どこが海鮮美味しいねん。
そんなこと言うあのエクアドル人らに、日本の海鮮を食べさせてあげたい。
よくよく考えたら日本の方が360度海に囲まれているわけだから、わざわざ海外で海鮮食べなくていいか。

モネダ宮殿がある辺りに来ました。
なんちゅーバカでかい国旗なんでしょう。
昨日、ホステルの受付の女の子に「パリみたいな街並みを回るツアーに参加しない?」って言われたけど、この辺りがそうみたいですね。
日曜日なので、お店がほとんど閉まっていて観光出来ないな。

Parque Arauco(ショッピングモール)

特に観光したいとこもなくなってしまったので、地下鉄に乗ってショッピングモールへ向かってみます。
自動券売機で昨日購入したメトロカードでチャージ出来ました。
コロンビアのメデジンでは対面でしかチャージ出来なくてめちゃ並んだけど、ここは流石都会。

Manquehue metro stationで降りて、アラウカノ公園を抜けます。

Parque Arauco ショッピングモールに来ました。
他にもいくつもショッピングモールはありましたが、アタカマで購入したチリの化粧水がひりひりして合わなかったので「メイソウ(MINISO)」というショップで化粧水を買いなおしたいんです。
メイソウは中国発の自称日本ブランドらしいですね。
中南米にいっぱい店舗があります。

中は日本のデパートと変わりませんね。南米と思えないほど綺麗です。

ボリビアやペルーでこんなお店を見たでしょうか。

IKEAで夜ご飯

なんとIKEAがありました。

食堂、日本のIKEAと金額が同じでめちゃ安いです。あまり美味しくはなさそうですが、ここで食べてジュース飲み放題にしたらマクドより全然安いですね。
今日の夜ご飯はここでお腹を満たすことにしました。
自炊をしたら安くすみますが、明日からまた移動なので食料が買い込めません。

チリの首都、サンチアゴ。
都会、そしてゴミだらけ。急にこれまで楽しかった南米での観光意欲が失せてきました。

明日からの、ひとりぼっちのイースター島は楽しめますでしょうか。
不安と楽しみ、半々です。おやすみなさい。

チリのアタカマからサンチアゴへ移動、物価の高いチリの首都(2023.4.15)

2023年4月15日(土)1チリペソ≒0.173円

朝6時半に起床して7時に宿をチェックアウト。
2段ベッドでないドミトリー部屋は快適でした。

サン・ペドロ・デ・アタカマ→カラマの街へ

バス停まで10分歩いてカラマ行きのバスに乗ります。カラマまでは1時間。

2階建てバスなんですが、数名しか客が乗っていません。全然当日でもチケット買えましたね。
1時間に1本にしないで本数もっと減らせばいいのにな。足置きのある、やはり快適なバスです。

サン・ペドロ・アタカマで有名な「月の谷」。
ツアーには参加しませんでしたが、もしかしてこれかなぁ?月みたいだし。
バスから見えたので行った感じになって得した気分。

カラマの街で朝ご飯

ちょうど1時間後にカラマの街に到着。
大勢のタクシー運転手が「アエロプルト?(空港)」と寄ってきます。
ひえーーー、怖い!勢いで思わず逃げる。

よくよく考えたら、昨日アタカマのバスターミナルで「セントラルまでしか行かない。」と言われ、大人しく1軒目のバス会社でチケットを購入したのですが、他にもバス会社はあったので空港まで行くバスがないか探せば良かったですね。
ひとりだとそこまで気が回りません。せっかく街中で降ろされてしまったので散策することにします。

・・・。
9時ってお店まだ全然開いてないですね。ここは観光地ではないようです。
なんとかモーニングセットをやってそうな食堂を発見。

店員の若い女の子が愛想悪過ぎで若干不安ですが、ここしかないのでPaila Quesoってものを頼んでみます、下の写真のやつ。

何ですか、これは。

写真と違うんですが。チーズと生卵を混ぜたやつで、写真のを混ぜるとこれになるんですかね。
こんなんでお腹いっぱいになるかい

お店のおばちゃんは愛想良かったです。支払い現金のみ。3,500ペソ(590円)

Uberでカラマ空港へ

店の前で流しのタクシーを捕まえてみましたが、「空港に入れる青いバスに乗れ。」と言われました。
入れるタクシーと入れないタクシーがあるんですかね。

10時。Uberを呼んだら15分で到着、料金は空港入場代など上乗せされて850円でしたが、安心ですね。
アタカマでSIMカード買ってて良かった。

カラマ空港は全体がこれだけ・・・という小さな空港で椅子がほとんどないのですが・・

そこを占領するこいつら。
エアコンが効いているので、毎日ここにいるのか椅子が毛だらけ。
あの、座りたいんですが

プライオリティパスのアプリで「カラマ空港のラウンジは営業14時~」と見たので、カラマの街中で食事したというのに、10時に行ったらラウンジ、開いていました。
最初からラウンジに行っておけば、ビール飲み放題だったのでなんか損した気分。

12時半、チリの首都サンチアゴ行きの飛行機に乗ります。

チリでのエアチケット購入方法

カラマ⇔サンチアゴ間は飛行機もバスも金額が変わらないと思うので飛行機で。
バスだと18時間以上、飛行機は2時間です。

GotoGateなどのサイトは手荷物追加代が1万位取られるので、スペイン語を訳しながらになりますが、JetSmart(チリの航空会社)のHPに直接アクセスして購入。
5,670円+手荷物代2,700円でした。
アビアンカ航空などメキシコの航空会社は日本のクレカは全て弾かれますが、チリの航空会社は(2段階認証を導入しているクレカのみでしたが)決済出来てほっとしました。
ほんとアビアンカ航空め(-_-)

同じくイースター島行きを予約したLATAM航空も、ボリビアだと無理だったのに、なぜかチリ国内に入ってからだとクレカ決済出来ました。

サンチアゴ到着

15時サンチアゴ空港に到着。
LCCのJetSmartは一切座席がリクライニング出来ませんでした。LATAMにすれば良かった。
5000円代のチケットなので仕方ありません。

長い長い、長細い空港です。国の形を表しているかのように。
めちゃ歩いて外に出ました。

サンチアゴ空港から街までバス+地下鉄

ここから街中まで空港バスと地下鉄でかなり安く行けるようなので、出てから1番奥の建物まで行ってバスに乗ります。
「Centropuerto社」「Tur Bus社」の2社。
金額はほとんど変わりませんが、最終の降りる駅が違うようです。
すぐに来た「Centropuerto社」の方に乗ってみました。2,000ペソ(335円)

どっちのバスに乗っても地下鉄の駅付近で降ろされるようです。
サンチアゴ・・・都会とは聞いていましたが、道がゴミだらけで汚いですね。
日本の歩道が綺麗なのって誰か掃除してくれてるのかな?

窓口で地下鉄のメトロカードを購入して、ホテル付近の駅まで行きます。
いくらチャージするか聞かれるけど、取り合えず「2回分」と言っておきました。
初回カード代と2回チャージで3,000ペソ(500円)

チリは治安がいいらしいので、地下鉄でもスマホ出せるし安心。
床に座るガラの悪い方はいるようですが。お姉さんの目つきも・・・(;´・ω・)
都会に行く程、人の愛想の良さや親切さ、親密さが薄れていく感じがするのは日本も一緒ですね。

Hostal Providencia(ホステル プロビデンシア)

地下鉄の駅から10分程歩きますが、口コミの良かったこのホテルへ。

袋小路のこのビル。中は何十個も部屋があってめちゃ広いです。
1,000円代のホテルは口コミが6.5とかばかりだったので、ちょっとだけいいところを予約。

女性専用ドミトリーにしました。
南米でもホテルのレセプションの若い方は、皆さん結構英語ベラベラで助かります。
受付の女性が親切に「クレカでドル決済かつチリ入国時に貰ったPDIカードを見せれば税金19%オフ」と案内してくれ、1泊15.4ドル(2,140円)になりました。
これ、後日宿泊した別のホテルも適用されるのかと思いきや、そこは「ドルの現金払いのみ19%オフ」だったので、ホテルによって条件が違うようです。要確認(@_@。

綺麗でキッチンもいくつかあります。
しかし騒がないようにだと思うのですが、「館内酒類持ち込み禁止」なのに持ち込みまくってテラスで大音量で騒ぎまくる欧米人たち・・・(;´・ω・)

元々何か古い建物を改装したのでしょうか。
テラスを占領しているパリピな人たちはうるさ過ぎでしたが、同室の女性らは静かだったのでまだ快適。水回りもめっちゃ綺麗。

しっかしチリに入ってから、この先っぽが円柱形状のコンセントに変わったのですが、そこに3口USBコンセントやPCのコンセントを差したら、重みですぐに外れる~
チリに行かれる方はもっと軽いUSBコンセントも持って行った方がいいかも・・・
チリ、都会だけどこのコンセント形状は国として失敗なんじゃないでしょうか。

Ootoya – Ramen & Noodles House(レストラン)

すっかり夜になってしまいました。
夜も歩けるというので歩いてみます。
ホテルの外はホームレスもいるし、人が少ない通りはちょっと怖いですが。

ショッピングセンター。ここまで来たら人がめちゃめちゃいて安全そうですね。

日本食に飢えているので、日本食レストランへ。日本の「大戸屋」ではないよね?
メニューがスマホにQRコードを読み込んで見るタイプでしたが、文字が小さすぎて見えん。
寿司ロールとマンゴージュースを頼んだら2,370円。
ラーメンが売りのようなんですが、ラーメン単品で2,500円だったので泣く泣く寿司をチョイス。
このアボカドが入っている寿司、結構クセになると言うか・・・好きになってきました。

うーん。しかしやはり日本より外食は高い。電車とバスは安いけど。
日本に帰ったらめちゃめちゃラーメンを食べる決意をした日なのでした。

砂漠のアタカマ観光、星空ツアーに参加するも・・・(2023.4.14)

2023年4月14日(金)1チリペソ≒0.173円

おはようございます。標高2,400m、La Pascanaホテルの朝です。

サン・ペドロ・デ・アタカマの気候

相変わらずBooking.comで最安値かつ口コミ8以上の宿に宿泊しております。
ここは外に待ち客がいる程の人気の安宿なんですが、よくよく考えたらドミトリーで1泊15ドルって、この旅始まって以来の高値ではないでしょうか。
チリ・・・早く抜けたいかも(;^ω^)

同室の男性と宿泊客ではない息子6歳

ここはドミトリーは1室のみ、4名とも埋まり満室。
向かいのベッドの男性は、なぜか別のホテルに宿泊している息子を毎日部屋に招き入れて大騒ぎしております。うるさいんですが、まあ男性のかわいがりぶりが凄くてほほえましいのでいいです。
隣のベッドのフランス人女性は、執拗に「友人がレンタカー借りてるんだけど、アタカマ砂漠ツアーに一緒に行かない?」と誘ってきます。
楽しそうですが、ここ3日移動ばかりでツアーに行く気分じゃなかったので断りました。

ここアタカマは、何十年も雨が一切降らなかった地域もある世界で1番乾燥している砂漠と言われています。
乾燥し過ぎて鼻をかむたびに鼻血がでます。肌も全身カサカサ
洗濯はこのガレージで干すと一瞬で乾きます。
メキシコシティで買い増していた化粧水もあっという間になくなり、薬局で買いなおしました。

空気が乾燥していると空が綺麗ですね。
景色いいんですけどね、横を車が通る度に全身砂だらけになり、しばきたくなります。

Terminal de Buses San Pedro de Atacama(バス停)

宿から南へ10分程歩いたところにあるバスターミナルに来ました。

ここは2泊だけの予定で、ここからバスでカラマへ行き、チリの首都のサンチアゴへ飛行機(5,600円でバスより断然安い)で飛ぶ予定です。
3日前、ウユニを出発する直前に4月17日発、サンチアゴ→イースター島行きの飛行機を取っているので早くサンチアゴに向かわないと。
カラマ行きのバスは1時間に1本あり5,000ペソ(846円)

チリのイースター島行きの往復航空券取得

これまで南米を旅していても「イースター島」に行ったという人に会いません。
恐らく航空券が高いからだと思います。
2023年現在はLATAM航空のみがチリのサンチアゴから日・月・金就航。
試行錯誤して様々な日程を組み合わせて取れた最安値が往復12万6千円でした。
日にちを少しでも変えると20万越えになったり、クレカの番号を全て入力した後に金額が20万に変更になったりして取るのに大変苦労しました・・・

↑スカイスキャナーで検索してこの金額でイースター島に行けると思うじゃないですか~
で、自分のパスポート番号や名前やらクレカ番号など全て情報を入力して、決済ボタンを押そうとした瞬間・・・

こんな画面が表示されます。なんでやねん!!\(^o^)/
Kiwiドットコム、今後絶対使わねーーー

イースター島、これだけの航空券代を支払う価値があるのか楽しみです。

アタカマの街ぶらり

その後はアタカマの街観光。これはサン・ペドロ・アタカマ教会。

市場もあって地元の方でにぎわっておりました。キッチンがあったら買うんだけどね、マンゴーとか。
あとビール売ってる商店やコンビニも見当たりません。ウユニからずっとビール抜きの日々です。

Restaurant El Diablillo(食堂)

昨日は観光客向けのレストランに入ってしまったようなので、現地の人向けの食堂に入ってみます。
この通りは全て同一金額の食堂が並んでいました。

昨日から野良犬が多過ぎです。
食事をしていると大型犬がテーブルの横に群がってきて、大人しいならいいんですが、「肉をくれ」と鼻で私の腰をつついてきます。写真のような大型犬。
マジでここで犬が大嫌いになりました

ソパ(スープ)3,000ペソとリモネ(レモンジュース)3,500ペソ(計1,100円)
骨付きチキンが丸ごと入っていました。そりゃ野良犬寄ってきまくり。昨日よりだいぶ安いし美味しい!

アタカマ砂漠の星空ツアー申し込み

町は30分もあれば歩けてしまう程の規模ですが、乾燥した空の色と相まって綺麗ですね。
ここ、アタカマは「月の谷」という宇宙っぽいフォトスポットがあるそうなんですが、ここ3日間が絶景祭りだったので飽食気味・・・興味がなくなりまくりでどうしようかな。

「アタカマ砂漠の星空が世界一」と旅先で知り合った方がおっしゃっていたので、今夜のStarLight Tourだけ行ってみることにします。
ツアー会社を3件聞いて「ピスコサワー付き」というツアー会社にお願いしました。
やった!お酒が飲める\(^o^)/
他はワイン付きとかで金額はどこも変わらず。4,000ペソから値切って2,500ペソ(4,250円)

世界一の星空ツアー(?)

20時、ツアー会社前に集合です。
「寒いので十分な厚着と、喉が渇くのでペットボトルの水持参」と言われました。

ここもペルーのクスコ同様、色んなツアー会社で申し込んだ人らが同じバンに乗る感じ。

本当にアジア人を私以外見ません。人は結構たくさん参加で数台に渡ってGO!

まずは建物に入って星の勉強?の映像を見せられます。
英語解説のスペイン語字幕。
逆ならまだ何言ってるか分かるかもなのに、そっちパターンだと全然理解不能。

この後、町から南の方へ移動して、何やら塀に覆われたところで全員降ろされました。
満天の星空の下、ガイドの方が見えている星座について詳しく説明して下さいます。
オリオン座とか、こぐま座とか、さそり座とか・・・
そこでウユニ塩湖でやったように、星空の中、一眼レフで記念撮影と待っている間にピスコサワー&おつまみタイム。真っ暗過ぎて何も見えないし、めちゃ寒い!

そして全員の撮影が終わると、隣の望遠鏡が6台ほど置いてあるスペースへ移動。
皆で望遠鏡を覗き込みながら天体観測です。

なぜこの間の写真がないかと言うと、撮影した写真は「あらかじめツアー会社に教えておいたメールアドレスに送られてくる。」と聞いていたのに送られて来なかったからです。
後日メールか電話で請求したらいいんでしょうけど、ウユニ塩湖で見た星空の方が水面にも満天の星が映って綺麗だったので、もう請求しませんでした。

ツアーの感想としては、「砂漠の真ん中で満天の星観察」と勝手に思い込んでおり、塀の中での星の説明がメインのツアーだったので想像と違っておりました(;^ω^)
流れ星が2回見れたのでウユニより星は多かったと思いますが、個人的に水面があるウユニの方が良かったです。

帰りはバスの運転手に宿泊ホテル名を告げ、ホテルの前で下ろしてもらいます。

ここは3日以上いたら、乾燥で肌がミイラのようにボロボロになりますね。
明日は首都のサンチアゴに移動します。

【3日目】ウユニ~アタカマ抜けツアー、間欠泉と4か月ぶりの天然温泉(2023.4.13)

2023年4月12日(水)1ボリビアーノ≒19.6円

今日でウユニ~アタカマ抜けツアー最終日。
本日はなんと朝4時半集合。
ホテルに電灯がないので、朝ご飯も自分の顔も何も見えず、写真なし。

Sol de Manana(ソル・デ・マニャーナ)

真っ暗な中、車は進み1時間で地熱地帯に到着。
3日間、アントニオ75歳のリクエストで車の中のBGMはずっとペルーの民謡音楽。運転手のリンベルが流行りの音楽をかけると、すぐに民謡に戻させますw
(聞き過ぎてそれから1ヶ月経っても頭から離れません。)

地面から間欠泉が噴出しています。

その珍しい光景に、皆、夢中で写真や動画撮影をしているのですが・・・
私はそれどころではありません。寒い、寒過ぎる!標高4,500~5,000mですよ、ここ。
ここが日本を出発してから1番寒かったです。寒すぎて脳みそ凍りそうでガタガタ震えていました。

Termas de Polques(テルマス・デ・ポルケス)

その後、4,000m越えの砂漠地帯での天然温泉風呂Termas de Polquesへ。

やっと朝日が昇ってきました。
入浴料6ボリビアーノ(119円)を支払い、更衣室で水着に着替えます。

エミリー「嬉しい!3日ぶりにお風呂に入れるわ。」
アントニオら他「良かったね~エミリー

昨日、290円の別料金を払ってシャワーを浴びていたのは私と日系ブラジル人のロジェだけでした。
良かったねちゃうわ、その垢の付いた身体で一緒に入る人の身に

温度は28度と言ってたのでぬる過ぎのはずなんですが、身体が冷え切っているので、入ったら熱いのなんのって。大自然景色を眺めながら入る温泉。熱いしめちゃくちゃ気持ちいい~

そう言えば12月に日本を出てからシャワーしか浴びていないので、お湯につかるのは私も4か月ぶりです。私からもきっと凄い垢が出ていることでしょう。お互い様、ふふ。

ブランカ湖など

その後、更に国立公園内のブランカ湖など、フォトスポット2か所へ。

こんな美しい景色がずっとあるんだから、ボリビアって凄いなぁ。隠れた名観光地ですね。

私だけ、ここからチリに抜けます。3日間共にしたメンバーとは今日でお別れ。
最後、ファビオ65歳が「スペイン式のお別れの挨拶だよ。」と両頬にキスしてくれました(いらんけど

3日も過酷な環境の中一緒に過ごしたからめちゃくちゃ仲間意識が芽生え、お別れが悲しかったです。
皆はまたここからウユニの町へ戻ります。
さようなら、みんな。
仲良く一緒に回ってくれてありがとう、最高の旅だった。
(ここで一緒だったロジェとはのちにブラジルで再会します。)

後にメンバーからWhatsAppに送られてきた写真を見たら、ウユニに戻った人らはこんな絶景に寄ったそう。
かなり長い距離を車に乗っていたらしく、結構辛かったらしい。

ボリビアのイミグレ

皆と別れ、私だけチリまで行く他のツアー会社の人らの車に乗り込みます。
国立公園の入場チケットを出口で見せないと出れません。探しまくって焦りました。

9時半、ボリビアのイミグレに到着。
ここで出国税15ボリ(300円)を支払いスタンプをもらいます。
出国書類は壁に貼ってあるQRコードを読み込んで入力するタイプ。記載の英語がよく分からず適当に入力したけど、審査官、全然見てねーー(;´・ω・)

これがボリビアのイミグレか~。ここで寒い中1時間外で待たされる。
レストランも何もないので、ウユニで買った手持ちのプリングスを食べきりました。
これは辛い、お腹空いた。

チリのイミグレ

10時半、やっとシャトルバスが来ました。ここから国境を越えチリのイミグレへ。

チリのイミグレ。
さっきのボリビアのイミグレと国力の差が・・・
南米では珍しくトイレも無料です。

チリは入国での手荷物検査が厳しいで有名です。持ち込み禁止の食料品が多いんです。
他のシャトルバスの人らの手荷物審査待ちで車の中で結構待ちました。
審査官もお昼だからか、たった1名。12時にやっと脱出。

サン・ペドロ・デ・アタカマへ

無事、手荷物審査も終わりチリのサン・ペドロ・デ・アタカマへ。
ボリビアと違って道路が舗装されていて、快適な移動であると同時に、絶景が終わってなんか寂しい気持ちに。

13時過ぎ、到着。
運転手に「あっち行ったらインフォメーションセンターがあるから、そこで両替とかしてね。」と言われながら、こんなところで降ろされました。

この3日間、ネットが繋がらなかったからチリのこと何も調べてないし宿も予約してないのよね

言われた方へ歩いてみます。
ドラクエに出てきそうな砂漠の町って感じ。なんかわくわくしてきました。

空気が乾燥しまくりだから空が綺麗。
道が砂漠の砂だから、横を車が通る度に顔や耳が砂だらけに(ノД`)・゜・。
インフォメーションセンターは見つかりませんでしたが、商店でSIMカードを450円位でクレカ払いでゲット。

La Picada Del Indio(レストラン)

お腹がすき過ぎたので、GoogleMapで見て点数4.6のレストランに入ります。
人気店みたいで、並びました。
そして並んでいる間にノラ犬にスーツケースにおしっこをかけられ、その後食べている間もずっとそのスーツケースの匂いを嗅いできて離れません。
この時点で犬が大嫌いになりました。
そして食事の間も、外から入ってきて大音量で演奏してチップせがむ人がここにもいたけど、音が大きすぎて心休まらない上にお金取られるってどういうことですか。

メニューの中で1番安かったランチセットを頼みました。
前菜はセビッチェを選び、メインはマグロのステーキのエビソースかけ。
久々めっちゃ美味しかったけど、会計は10,500チリペソ(1,960円)。
ボリビアではランチ数百円だったのに。これは・・物価の高い国に入ってしまいましたよ・・・

La Pascana(ホテル)

町の大きさなど分かってきたので、歩いて行ける距離で安いところをBooking.comで予約。15ドル。

この地図の真ん中、google map にも載っていません。

Booking.comに載っている地図と場所が違うし、看板もないのでちょっと探しました。

「オーナーのホセが親切」との口コミでここに決めました。ホセ、英語話せて助かった♫
ドミトリー4人部屋って、二段ベットじゃないからめっちゃいい!

中庭はずっと音楽が鳴っているし、ホセが綺麗好きでしょっちゅうバスルームを掃除しているので凄く綺麗です。

宿代が現金のみとのことで、また街中に行ってATMでチリのお金を下ろし、両替屋でボリビアのお金を両替してきました。
チリの人はこれまでの南米の人らより愛想が悪い気がします。
南米の中じゃブラジルに次ぐ先進国らしいので、都会になるとそうなんでしょうか。

さて、今日からまた女ひとり旅です。