ペルー

オリャンタイタンボ→マチュピチュ村へ。聖なる谷を走るペルーレイル(2023.3.31)

ペルー
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2023年3月31日(金)1ペルーソル≒35.5円

オリャンタイタンボの宿のテラスからの景色ーーー!

おはようございます。
昨日ペルーレイルの予約を取りました。
コロナ以前は、席がなくて前日なんかに予約は取れなかったと思うのですが・・・

・1月~1ヶ月間、ペルー国内のデモの影響でマチュピチュが閉鎖
・現在は国境の陸路経路も封鎖
・外務省の危険レベル引き上げ

のため、観光客が来ないのか今はマチュピチュ行きの列車も、マチュピチュの入場券も予約ガラガラです。予定が立てやすくて良かった。

10時出発まで時間があるので、ホステルから見えるあの遺跡、ピンクイルナに行ってみます。なんと無料なので。
午前中は向かいの山の影になってしまっています。行くなら午後からがいいですね。

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ピンクイルナ遺跡

北東の細い路地を入ると・・・

こんな入口。ひとっこひとりいないので不安。

急な崖を手を使いながら登って行きます。
昨日の午後は人が登っているのがいっぱい見えたのですが、朝の8時は私だけです。
道は合っているのでしょうか。

目的の遺跡のずっと右の遺跡に到着しました。
山全体が逆光のため、午後から来るのがお勧め。

あの遺跡は食料品庫の役目を果たしていた建築物らしいです。
山風に当たると涼しくて食べ物が腐らなかったそうです。
こっちも食品庫でしょうか。

でも朝に来ると遺跡貸し切りで贅沢過ぎだな。

これ以上は崖で登れなくなりました。
オリャンタイタンボの景色最高!!

またも素晴らしい方向音痴炸裂で、山に向かって左側にある目当ての遺跡には辿り着きませんでした。右側の崩れた遺跡だけ観光。
どこでどう道を間違えたんでしょうか。

列車の時間に間に合わなくなるので、宿に戻ってチェックアウトします。
この景色とお別れなんて悲しい。

ペルーレイルでマチュピチュへ

ペルーレイルは3種類の列車が運行されています。
時間帯によって金額は変動。

・ハイラム・ビンガム…最高級クラス、600$位
・ビスタドーム…屋根がガラス張り、95~115$位、マチュピチュ村→クスコ行は乗務員によるパフォーマンスが行われる時間帯の車両あり
・エクスペディション…2023年、これも屋根がガラス張りだった、65~90$位

「パフォーマンスあり」の車両に乗られた方は長過ぎて落ち着かなかったとのことだったので、私は1番安い車両にして良かったです。ウルバンバ川をずっと眺めていられたので。
「荷物は5kgまでなのでクスコに荷物を置いてきた。」と書かれている記事を見ますが、私の10Kgのスーツケースを荷物置き場に乗せても注意されませんでした。
私より大きいスーツケースを持っている人もいっぱいいます。

ペルーレイルの入口まで歩きます。オリャンタイタンボの広場から徒歩15分位。

待合室。
今からずっと憧れていたマチュピチュ村へ列車で行くのかと思うと、これが現実なのかとわくわくします。列車は10時半出発。1番安い時間帯・グレードの切符を購入して、それでも60$でした。

駅のホームにあるカフェでケーキを購入。

ゴトン、ゴトンという音と共に、列車が来ました!

憧れのペルーレイル!

今回も「私の予約した窓際席に別の誰かが先に座っている説」炸裂です。
座席指定は出来ないのですが、たまたま窓際だった私の席に談笑しながら欧米人が座っています。
後ろの方の座席がいっぱい空いていたので席を移りました。
駅のホームで買ったチーズケーキが朝ご飯。

「ビスタドーム」というクラスの列車だともう少し金額が高く、「天井に窓」って記載があったのですが、この1番安いクラスでも天井に窓あるよね?違いがよーわからん。

車内はずっと「コンドルは飛んでいく」などのペルーの民謡が流れていて気分が最高に盛り上がります。

座席は進行方向に向かって左側が断然お勧め。帰りは逆ですね。

ずっと聖なる谷を流れる川が見えるんです。

クスコ、山々の景色が美し過ぎる。

12時20分、2時間弱でマチュピチュ村に到着。

ずっと谷と川の絶景で飽きることがありませんでした。

マチュピチュ村、現地の正式名称は「アグアスカリエンテス」=熱い水、温泉って意味ですね。

誰かよー知りませんが、インカの偉い人って感じ?

Supertramp Hostel Machupicchu(ホテル)

坂を1番上まで登ったところにあるSupertramp Hostel Machupicchuに到着。
しかしマチュピチュ村自体はかなり小さくて全部歩けちゃう感じ。

再びタコ部屋?10.5ドルで取り合えず2泊。
しかしこの壁で仕切ってカーテンが付いているタイプのベッドは、個室感ありありでくつろげるんです。

同じ位の時間に部屋に金髪の若い日本人男性が入って来ました。
「今日は今からマチュピチュ登って明日はワイナピチュ登山。今日と明日の分のそこまで行くバスチケットももう買ってきました。今から行って来ます!!」

うーん。凄い計画性があってテキパキ効率良く動くタイプですね。
宿代も余分に掛からないだろうし尊敬します、ほんと。

マチュピチュ村散歩

今回、初めて1度に何か国も旅してみて何が大変って、毎日3日位先までホテルと飛行機、列車、バスの予約を取り続けることが本当に大変。
ホテルまでの移動経路や相場金額も調べないといけないし、国を跨いだ日にゃーその国の通貨とSIMカード入手方法を調べます。いや、毎日暇なしですよ。

なんであんなテキパキ、もうマチュピチュ行っちゃうなんて凄い。
私は現地に着いてから晴れている日に行こうと決めていて・・・
若干曇りなので今日はこの村でのんびりすることにします。

この商店街を通るとひっきりなしに客引きに声を掛けられます。
しかし、ペルーの人々のその一生懸命な感じが好きになってきました。

教会。

中心の広場はこれだけ。

ここがATM手数料が無料の銀行。クスコとマチュピチュにはあるけど、オリャンタイタンボにはありませんでした。クスコはカードが使えない商店も多いので降ろしておこう。

メルカドを見つけました。2階が食堂みたいなので、明日、食べに行ってみよう。

Chullos Restaurant & Craft Beer(レストラン)

ペルーは料理が美味しいで有名です。
観光地価格でしょうが、久々にGoogleMapで評価の高いクラフトビールのお店に入ってみます!

ひとりなのに、レストランの窓際席に案内してくださいました。ホールの女性もめちゃくちゃ感じがいいです。
地球の裏側で・・・ウルバンバ川を眺めながら飲むクラフトビール。
最高じゃないっ?!美味しくないわけがない。

ペルー料理、aji de gallina。鳥のピリ辛シチューですかね。もちろんめっちゃ美味しい!
ビールも入れて76ペソ(2,500円)。

マチュピチュに来て・・・いや、オリャンタイタンボからかな。
めちゃくちゃペルーが、クスコが大好きになりました。
人がにこにこ、素朴で親切なんです。

夜の川の雰囲気もいいな。
マチュピチュに行ったらやっと夢が叶う。

宿のテラス。まだ雨期のマチュピチュ。凄い雨が降ってきました。
明日は晴れるかな?おやすみなさい。

コメント

  1. 幸代 より:

    マチュピチュ遺跡への旅の報告が楽しみです