コロンビア

メデジンから国境のイピアレスへ、まさかのバス2泊(2023.3.17~19)

コロンビア
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2023年3月17日(金)1コロンビアペソ≒0.03円

ブエノスディアス!
本日はコロンビアのメデジンからエクアドルとの国境、イピアレスに移動します。

南米はLCCが安く、エクアドルへは飛行機で移動したいところですが、コロンビアとエクアドルの国境に行きたい場所があるので陸路で移動することにします。

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コロナ後の旅の情報収集

コロナ前は専ら「地球の歩き方」か、他の方のブログを参照に旅をしていたのですが、情勢が全然変わってしまっているので、今はリアルタイム更新のTwitterYouTubeを主に参照しています。

そして「メデジン→イピアレスは10時と14時半の直行バスあり、当日購入可。所要22時間。」という記事をいくつか見つけ、14時半のバスに乗ることにしました。10時のバスだとイピアレスに早く着き過ぎて、ホテルにチェックイン出来ないと嫌なので。

Terminal del Surへ(バスターミナル)へ

タコ部屋ながら5日もいたGaston colivingをチェックアウトし、朝食はいつもの優しいおばちゃんのカフェでカフェオレとパン。

おばちゃんに別れを告げ、メトロでPoblado駅まで行き徒歩20分。

12時半、Terminal del Surに着きました。ボゴタから来たのとはまた別のバス停です。

ここも長距離バスの窓口がいっぱいです。
前回対応が良くて気に入ったBolivariano社の窓口へ行って「今日イピアレスに行きたい」と告げます。

窓口のお姉さん🙂イピアレス行きは道路が閉鎖されていてありません(by Google翻訳)」

はぁ?!
どうしよう、飛行機でエクアドルへ行くか・・・と窓口を離れようとするとお姉さんが引き止めます。

お姉さん🙂待ちなさい。イピアレス行きはないですが、ポパヤンまで行けばそこから別のバスでイピアレスに行けます。

私の仕方ないので「それで・・・😭」とチケットをクレカで即買います。
137,000ペソ(3,800円)。チケットに印字された出発時刻20:30

??

「もっと早い時間のバスはないのですか?」
ないです。それが唯一のポパヤン行き。

ふと隣の窓口を見ると隣も「イピアレス」と書いてあります。
隣でイピアレスに行くか聞くとめちゃめちゃかわいい女の子が「行きますよ~13時のバス。どの席がいい?」とPC画面を見せてくれます。行くんかい!!😇
なぜか3席しか埋まっていないのがかなり不安ですが、Bolivariano社より安い。
出発まであと5分なので急いでこっちのチケットを買おうとしましたが「現金しか無理」とのことで、もうATMに行く時間はないので諦めました。。。
このバスに乗ってたらイピアレスまで乗り換えなしで行けてたのかな?(→小さいバンしか入れない道を通ったので多分無理だった?!)

隣にびっくり、メデジンにミニ空港があったので空港のカフェで時間を潰すことにします。
空港のロビーで外のガラスを背にPCをいじっていたら、通りすがりのおばちゃんが必死で私に話し掛けてきて、Google翻訳で喋ってもらうと表示された文字・・・

「あなたの後ろの男性があなたのことが好き、愛していると言っています。」

ぞわわっ😰怖っ!

後ろから見られているのに気付きませんでした。
振り返るとうつむき加減の男性がさっと逃げて行きます、顔も見えず。
おばちゃんに謝っておきましたが、コロンビア男性はこうやって人に仲介して告白するんでしょうか。シャイですね。

メデジンのボリバリアーノは専用待合室なし。
しかしWi-Fiさえあれば時間は潰せます。

出発時刻に近くなったので、ATMでお金を下ろし屋台の肉串(70円)を。美味しい。

20時半バスに乗り込みます。

ポパヤン到着

2023年3月18日(土)

11時半、ポパヤンのバスターミナルに着きました。15時間移動しました。

今回も標高が高い山道を通ったのか、耳の鼓膜が痛いし冷房きき過ぎで寒すぎでした。
セーターとユニクロダウン必須。

カメラを向けると大喜びでガッツポーズするバス会社の人たち

今回はちゃんと全部の窓口でイピアレス行きのバスの金額を聞きました。
・・・そうしたら「今はやっていない。」と断わられまくり、SUPERTAXEという1社しかやっていませんでした。しかも16時発でまた5時間も長時間待ちです。
そしてイピアレスまで何時間掛かるか受付のおじいちゃん聞いたら
「彼らは頑張るが道は迂回せねばならず、それは困難で10~14時間」(Google翻訳)
というまさかの返事。聞いていた時間より凄い長時間です。

どうやら道路が封鎖されているのは本当のよう。しかも座席表を見せてもらったら1番後ろの3席しか空いていません。「明日は日曜でバスはない」と言うのでもうこれを買うしかないです。
113,000円ペソ(3,120円)で購入。
買ってから気付いたけどネットで見たのより高い!ボラれてる??
もしかしてバスの料金も窓口のさじ加減なのでしょうか。

16時まで時間を潰します。近所のごはん。300円。地元民の食堂は安いです。

近所の大型スーパー。電化製品がいっぱい売っていたので見まくり。

ポパヤン→イピアレス

16時になったのでバスターミナルへ戻ります。
周りの人に聞きまくってバスが来る前のベンチで待っているのですが30分以上過ぎても来ません。
めちゃめちゃ不安、SUPERTAXEのバスを待っているのがなんと私だけ。

1時間10分遅れてバス、いやミニバンが来ました。えっ?!
キトから来ているバスで、もう私の座席しか空いておらず、乗れていなかったらポパヤンに2泊しないといけないところでした。あぶな~😅

通路は大型TVと鶏が占領。何じゃこのばす。

そして一番後ろの席はシートが倒せず・・・それで後ろの席だけ余っていたのか。
全員地元民のようなのですが、私の左の席の少年だけ様子が違います。
恰好は泥だらけ、荷物が黒いゴミ袋と布団シーツだけ、目が虚ろでヤク中かと…

バスは迂回ルートなのか、とんでもない細い山道を走り出しました。
横は崖っぷちスレスレ、ここ数日大雨がずっと降っているので道は泥だらけ。
落ちたら死ぬな・・・
向かいから他の車が来たら、すれ違える太さの道までどちらかがバックしないといけないので凄い時間が掛かっています。

そして隣の泥だらけの少年。
バスに慣れていないのか座席に座るのが苦痛らしく、地べたに座り出し、寝転がり出し、私の足置きの方へグイグイ体を伸ばしてきます。
私の足が置けず、私は足を宙に浮かせて座らないといけません。
何度も注意したのですが、すぐに地べたに寝転がり出すのです。

荷物がスカスカのゴミ袋1つ・・・
経済が崩壊したベネズエラから難民が他国へ逃げているそうなのですがまさかそれ?!
彼の境遇は大変気の毒には思うのですが、昨日もバスで1泊した私に今夜は「一晩中足をずっと宙に浮かす。」なんぞ出来るわけありません。つーか私も高い料金払ってるし!

2回目のトイレで私が席を外した隙に堂々と横たわって寝るので運転手に報告、足元に自分のリュックを置いてその上に足を置き、彼が私の足置き場を占領しないようにさせてもらいました。
しかしその後も何度もグイグイしてきたり私の体を押さえながらバッと起きたりとか、ずっとじっとしていないので一睡も出来ませんでした。
いや、やっぱしばく。

イピアレス到着

2023年3月19日(日)

地図で見ても道が山道過ぎる。
インドのローカルバスでジャイプル→アグラの地獄バスに続く過酷バスでした。
あっちの方がぎゅうぎゅう過ぎてもっと過酷でしたけど。

乗車13時間後(笑)イピアレスに到着。
日本で1番長時間の「はかた号」とかチョロイやん。
こっちは「バス2泊ぼこぼこの泥道をミニバン走行&隣から足置き場占領号」。

丸2日バス泊&長時間バス待ちで体がボロボロです。
イピアレスは飛行機で来れないから仕方ないけど、なんで50歳にもなってこんな目に。

最新の情報を見ていても当日までバス状況が読めない。
南米旅、大変です。

コメント

  1. 幸代 より:

    南米の旅、難易度が高そうですね

    • mikipu mikipu より:

      デモ、ストライキ、雨でがけ崩れやらでバス旅は読めませんね。混んでるとか混んでないとかネットの情報も人によってバラバラです。