2023年4月12日(水)1ボリビアーノ≒19.6円
今日でウユニ~アタカマ抜けツアー最終日。
本日はなんと朝4時半集合。
ホテルに電灯がないので、朝ご飯も自分の顔も何も見えず、写真なし。
Sol de Manana(ソル・デ・マニャーナ)
真っ暗な中、車は進み1時間で地熱地帯に到着。
3日間、アントニオ75歳のリクエストで車の中のBGMはずっとペルーの民謡音楽。運転手のリンベルが流行りの音楽をかけると、すぐに民謡に戻させますw
(聞き過ぎてそれから1ヶ月経っても頭から離れません。)
地面から間欠泉が噴出しています。
その珍しい光景に、皆、夢中で写真や動画撮影をしているのですが・・・
私はそれどころではありません。寒い、寒過ぎる!標高4,500~5,000mですよ、ここ。
ここが日本を出発してから1番寒かったです。寒すぎて脳みそ凍りそうでガタガタ震えていました。
Termas de Polques(テルマス・デ・ポルケス)
その後、4,000m越えの砂漠地帯での天然温泉風呂Termas de Polquesへ。
やっと朝日が昇ってきました。
入浴料6ボリビアーノ(119円)を支払い、更衣室で水着に着替えます。
エミリー「嬉しい!3日ぶりにお風呂に入れるわ。」
アントニオら他「良かったね~エミリー」
昨日、290円の別料金を払ってシャワーを浴びていたのは私と日系ブラジル人のロジェだけでした。良かったねちゃうわ、その垢の付いた身体で一緒に入る人の身に
温度は28度と言ってたのでぬる過ぎのはずなんですが、身体が冷え切っているので、入ったら熱いのなんのって。大自然景色を眺めながら入る温泉。熱いしめちゃくちゃ気持ちいい~
そう言えば12月に日本を出てからシャワーしか浴びていないので、お湯につかるのは私も4か月ぶりです。私からもきっと凄い垢が出ていることでしょう。お互い様、ふふ。
ブランカ湖など
その後、更に国立公園内のブランカ湖など、フォトスポット2か所へ。
こんな美しい景色がずっとあるんだから、ボリビアって凄いなぁ。隠れた名観光地ですね。
私だけ、ここからチリに抜けます。3日間共にしたメンバーとは今日でお別れ。
最後、ファビオ65歳が「スペイン式のお別れの挨拶だよ。」と両頬にキスしてくれました(いらんけど)
3日も過酷な環境の中一緒に過ごしたからめちゃくちゃ仲間意識が芽生え、お別れが悲しかったです。
皆はまたここからウユニの町へ戻ります。
さようなら、みんな。
仲良く一緒に回ってくれてありがとう、最高の旅だった。
(ここで一緒だったロジェとはのちにブラジルで再会します。)
後にメンバーからWhatsAppに送られてきた写真を見たら、ウユニに戻った人らはこんな絶景に寄ったそう。
かなり長い距離を車に乗っていたらしく、結構辛かったらしい。
ボリビアのイミグレ
皆と別れ、私だけチリまで行く他のツアー会社の人らの車に乗り込みます。
国立公園の入場チケットを出口で見せないと出れません。探しまくって焦りました。
9時半、ボリビアのイミグレに到着。
ここで出国税15ボリ(300円)を支払いスタンプをもらいます。
出国書類は壁に貼ってあるQRコードを読み込んで入力するタイプ。記載の英語がよく分からず適当に入力したけど、審査官、全然見てねーー(;´・ω・)
これがボリビアのイミグレか~。ここで寒い中1時間外で待たされる。
レストランも何もないので、ウユニで買った手持ちのプリングスを食べきりました。
これは辛い、お腹空いた。
チリのイミグレ
10時半、やっとシャトルバスが来ました。ここから国境を越えチリのイミグレへ。
チリのイミグレ。
さっきのボリビアのイミグレと国力の差が・・・
南米では珍しくトイレも無料です。
チリは入国での手荷物検査が厳しいで有名です。持ち込み禁止の食料品が多いんです。
他のシャトルバスの人らの手荷物審査待ちで車の中で結構待ちました。
審査官もお昼だからか、たった1名。12時にやっと脱出。
サン・ペドロ・デ・アタカマへ
無事、手荷物審査も終わりチリのサン・ペドロ・デ・アタカマへ。
ボリビアと違って道路が舗装されていて、快適な移動であると同時に、絶景が終わってなんか寂しい気持ちに。
13時過ぎ、到着。
運転手に「あっち行ったらインフォメーションセンターがあるから、そこで両替とかしてね。」と言われながら、こんなところで降ろされました。
この3日間、ネットが繋がらなかったからチリのこと何も調べてないし宿も予約してないのよね
言われた方へ歩いてみます。
ドラクエに出てきそうな砂漠の町って感じ。なんかわくわくしてきました。
空気が乾燥しまくりだから空が綺麗。
道が砂漠の砂だから、横を車が通る度に顔や耳が砂だらけに(ノД`)・゜・。
インフォメーションセンターは見つかりませんでしたが、商店でSIMカードを450円位でクレカ払いでゲット。
La Picada Del Indio(レストラン)
お腹がすき過ぎたので、GoogleMapで見て点数4.6のレストランに入ります。
人気店みたいで、並びました。
そして並んでいる間にノラ犬にスーツケースにおしっこをかけられ、その後食べている間もずっとそのスーツケースの匂いを嗅いできて離れません。
この時点で犬が大嫌いになりました。
そして食事の間も、外から入ってきて大音量で演奏してチップせがむ人がここにもいたけど、音が大きすぎて心休まらない上にお金取られるってどういうことですか。
メニューの中で1番安かったランチセットを頼みました。
前菜はセビッチェを選び、メインはマグロのステーキのエビソースかけ。
久々めっちゃ美味しかったけど、会計は10,500チリペソ(1,960円)。
ボリビアではランチ数百円だったのに。これは・・物価の高い国に入ってしまいましたよ・・・
La Pascana(ホテル)
町の大きさなど分かってきたので、歩いて行ける距離で安いところをBooking.comで予約。15ドル。
この地図の真ん中、google map にも載っていません。
Booking.comに載っている地図と場所が違うし、看板もないのでちょっと探しました。
「オーナーのホセが親切」との口コミでここに決めました。ホセ、英語話せて助かった♫
ドミトリー4人部屋って、二段ベットじゃないからめっちゃいい!
中庭はずっと音楽が鳴っているし、ホセが綺麗好きでしょっちゅうバスルームを掃除しているので凄く綺麗です。
宿代が現金のみとのことで、また街中に行ってATMでチリのお金を下ろし、両替屋でボリビアのお金を両替してきました。
チリの人はこれまでの南米の人らより愛想が悪い気がします。
南米の中じゃブラジルに次ぐ先進国らしいので、都会になるとそうなんでしょうか。
さて、今日からまた女ひとり旅です。
コメント
お風呂で湯船に浸かるって、贅沢ですね。
私もメキシコ1ヶ月旅の時は、もちろんずっとシャワーでした。1泊4万円のホテルでも。
「湯船に浸かる」という概念がないかも、その辺りは。
1泊4万のホテルでも湯船がないのですね。
メキシコ在住の方は「メキシコは水道代が高い。」と仰ってました。まあ寒くないですしね。