2023年4月17日(月)100チリペソ≒17.3円
本日はいよいよイースター島に4泊5日で行く日です。
往復の航空券は122,100円。
知人に「絶対いいからイースター島には必ず行け」と言われておりましたので、奮発してみました。
イースター島は物価が高いらしく、平均的なホテルは3万~6万円です。
宿はイースター島にもドミトリーが2軒ほどありましたが、せっかくなので今回は珍しくシングルルームを取ってみました。
比較的安かった(8,000円)シェッジェロームに2泊。
気にったら延泊するし、気に入らなければ残り2日はホテルを変えます。
宿からは親切に、サンチアゴ国際空港での道順、混むから4時間前には空港に到着しておけとのアドバイス、あと「事前登録フォームに要入力」と「ラパヌイ国立公園のHP」のURLが届きました。
この「ラパヌイ国立公園のHP」を隅々までよく見ていなかったことが後に悲劇を生みます(。-`ω-)
入島前の準備
イースター島に入島するには、事前に入力フォームに登録が必要なようです。
野宿する人がいるため「環境保護のため野宿禁止、宿泊先のホテル名と出国の航空券を登録しろ」との内容です。
某ヒゲのYouTuberさんが「完了メールが届かない」とぼやいて、空港で案内係から申請代のチップをぼったくられておりましたが、英語のページをブラウザの日本語翻訳機能を使って申請すると完了メールが届かないですが、英語かスペイン語表記のままにして申請すると無事届きました。
PCの自動翻訳機能は外しておきましょう。
→しかし、空港では確認されなかった、いいかげん。
TurBusでサンチアゴ国際空港へ
7時半。サンチアゴのホテルをチェックアウトし、地下鉄に乗ってTur Bus社のターミナルまで来ました。
空港から来た時はCentropuerto社のバスで来ましたが、気分を変えたいので今度はTur Bus社のバスで空港へ向かってみます。
ターミナルが大きい・・駅で迷うからCentropuerto社の方が良かったかも。
この23番のバス停。チケットも目の前の建物で買えます。1,800ペソ(300円)
さて。チリ入国時にentel社のSIMカードを買ったんだけど・・・
買う時にClaloなど4社から選べましたが、イースター島ではentel社しか使えないそうです。
そしてentel社のSIMは最初1Gしか付いてないから、もう残り少ないです。
リチャージしたいけど、その方法を聞いても全然わからん。あきらめて露店で新しいSIMを買い直し。チリではアクティベートに時間がかかるんだけど、この露店の背の高い黒人の男性がさくさくとアクティベートして下さいました。
「5,000ペソ」と言われ、何も考えす大人しく支払ったけど・・・
後で計算してみたら830円やん!!ぼられましたw
アタカマではこの半額で購入したというのに。
サンチアゴ・アルトゥロ・メリノ・ベニデス国際空港
8時半、無事空港のTerminal1に到着。
LTAM航空の窓口、すごい人!これは「4時間前に着いておけ。」とアドバイスするのが分かります。
機内持ち込み荷物にしてますが、ネットで自動チェックインができなかったので並びます。
チェックインカウンターと同じ3階のセキュリティコントロールに並んで入場しようとしたら「ここは国際線のコントロールセンターで、国内線は2階」と言われました。
え、イースター島って国内線なん?あんなに遠いのに。また長い列に並び直し。
国内線なのに、またチリ入国時にもらう「PDIカード」をもらいました。
これを見せないと外国人は宿代が19%オフにならないというやつです。出国時にまた要るのでなくさないようにしないと。
イースター島は現地語でラパ・ヌイといい「大地」という意味です(正式名はパスクア島)。
1722年の復活祭の日にオランダ海軍提督ヤコブ・ロッゲフェーンによって発見されたため、イースター島と名付けられたそう。
1888年にチリ領になったので国内線ってことなんですね。チリとは何の関係もないのに。
並び過ぎて時間が10分しかなく、あわててプライオリティパスでラウンジ飯を食す。
10時半、搭乗。
初LATAM航空です。この片道が7.7万円。
コロナ前は確かタヒチからも飛行機が飛んでいたけど、航空会社が破綻し、チリからしか行けなくなったんですよね。
日・月・金のみ就航なので座席は満席。そして私の後ろの席のクソガキお子様がずっとテーブルをばたんばたんと上げたり下ろしたりしています。
親に「机バタバタすな」と言ってもその時しか注意しない。
これは到着までずっと続きました。あぁ、はずれ席。
LATAM航空ってLCCじゃなかったんですね。南米に入って初めての機内食です。
毎回ラウンジでお腹いっぱいだし、飛行中はスマホにダウンロードしている動画や本を読んでるので、もう機内食やモニターは要らないから安くして欲しいな。
まぁくれるというなら、ビールいただきますけど
14時半、イースター島に到着。サンチアゴとの時差は2時間。5時間半と聞いていましたが、1.5時間遅れの7時間で到着しました。
マタベリ国際空港
イオラナ~!現地のラパヌイ語で「こんにちは」って意味みたいです。
現地の人?!ラパヌイ人?空港で裸?!
空港を1歩出たら凄い歓迎ぶりです。
どうやら飛行機で来た方を、宿泊先のホテルが必ず迎えに来ることになっているようです。
全員、お花のレイで出迎えてくれます。
私が宿泊するシェッジェロームのオーナーのシェ・ジェロームさん(フランス人)も熱烈に歓迎して出迎えてくれました。
宿名、おっさんの名前なんかーい。
私は機内手荷物だからめっちゃ早く外に出てきたんだけど・・・
同じシェッジェロームに宿泊するフランス人カップルが中々出て来ないので待ちぼうけです。
なんと!待っている数十分の間に、同じ景色がこんな風に変わってしまいました。
島の天気って、こんなに急に変わるの?!
シェ・ジェローム(ホテル)
個室で1万円以内で口コミも良く朝食付きなので、ここにしました。
2階の部屋に案内されました。久々の立派な部屋でわくわくする( *´艸`)
自分専用のシャワーとトイレです。これもコロンビアのイピアレス以来。
さて。外が嵐なので今日は観光する気がしません。どうしよう・・・
そう言えば空港で一人旅っぽい人がいたら「レンタカーをシェアしないか」と声を掛けようかと思っていたけど忘れてた。というか一人旅っぽい人もアジア人も全く見なかったんですが。
イースター島の街の中心へ
18時。やっと雨が止んだので、街の中心へ行ってみますか。
歩くと至るところにモアイが。
お店の先にもいます。
Makona Restaurant
街の中心にあるレストランに来てみました。シーフードが安いという口コミを見て。
ここで完全に気付きました。
宿泊先のホテル、綺麗で雰囲気はいいのですが、ツアー会社やレンタカー、レンタサイクルがあるこの中心地まで徒歩で30分以上掛かります。
毎日この距離は辛い・・・安いのはそういうことか。ホテルの立地選びを失敗しました。
ビールとシーフードスープを頼みます。
頼んでから15分位してからビール。
30分以上してからシーフードスープとarroz(米)が来ました。島時間なのかな
味はチリのサンチアゴと違ってちゃんと美味しい!
会計が・・・これだけで18,700円ペソ(3,400円)
えーーー(@_@。毎食この金額はキツ過ぎる。ホテルにキッチンないし、どうしよう。
味はめっちゃいいですが。この後のイースター島の物価に悩まされそうです。
治安はかなりいいそうなので、帰りも徒歩で帰っていると、空港からシェ・ジェロームまでの道は外灯がなく真っ暗。見かねたのか、通りすがりのタクシーのおっちゃんが、無料でシェ・ジェロームまで乗せてくれました。なんて親切。
イースター島はUberも流しのタクシーもないので、レストランや宿の人に言って呼ばないと来ないそう。そしてあまりにも小さい島なので、人や建物の名前を言うと全員知っているようです。
夜は宿の1階の舞台で現地の人らが集まって何やら次のダンスの大会の練習をしていました。
それを眺めながら雨の1日目のイースター島は終了です。
明日からはモアイに会えるかな?
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