2023.11.1(水)
1ジョージア・ラリ≒55.3円
1アルメニア・ドラム≒0.37円
おはようございます。本日はアルメニアのエレバンへ移動します。
ジョージアにはまた戻って来て、後日ゆっくり回ります。
アルメニアに入るとナゴルノ・カラバフ紛争の影響でアゼルバイジャンには入れなくなり、アルメニアとトルコはアルメニア人大虐殺の影響で国境を断絶しているため、アルメニアからトルコには入れません。アルメニアはイランとも国境を接していますが、イランに入ると敵対しているアメリカにESTAで入れなくなります。なのでアルメニアに行ってもジョージアに戻るしかないのです。
国際問題の勉強になりましたか、ふふ。
ジョージアのトビリシ→アルメニアのエレバンへ移動
移動経路は4つあります。
①トビリシ中央駅から鉄道で移動:120ラリ位(等級による)
②トビリシ中央駅から乗り合いタクシーで移動:50ラリ
③地下鉄Avlabari駅からすぐの乗り場から乗り合いタクシーで移動:50ラリ
④オルタ・チャラバスステーション(CENTRAL BUS STATION)からマルシュ:40ラリ
①→②→③の順にチャレンジし、③の経路で辿り着くことが出来ました。
①トビリシ中央駅から鉄道での移動
宿泊しているBlueHostelのほぼ目の前が鉄道駅なので、最初鉄道で行こうかと思っていたのですが、鉄道予約のHPを確認したら・・・
トビリシ→エレバン行きの鉄道はコロナ以降、奇数日しか運航しておらず、31日がある月の次の日の1日は運休となっておりました。3日まで待てないので諦め。
しかも120ラリって!以前の金額からすると凄い値上げです。後日乗った人の感想を聞くと、狭いし寒かったとのことで選ばなくて良かった。
②トビリシ中央駅から乗り合いタクシーでの移動
ここが鉄道駅ですが、ここから乗り合いタクシーも出ているとのことで10時に来てみました。
窓口に「エレバン」と書いた紙が挟まっているこの車、マルシュに見えますが、乗り合いタクシーです。7時から2時間置きに出発とか言いつつ、6~7人集まらないと出発しません。
コロナ前は1日5本稼働していたそうなのですが、1時間以上待っても私以外誰も来ません
タクシーのおじいちゃんに凄い悪いと思いつつ、謝って別の乗り場へ移動することにします。
③地下鉄Avlabari駅からすぐの乗り場から乗り合いタクシーで移動
宿のオーナーやジョージア在住の方に「②からは最近ほとんど運行していない」と聞いていたので想定内でした。
鉄道駅すぐ横の地下鉄Station Square駅からAvlabari駅へ移動し、上記の地図の地点から乗り合いタクシーに乗ります。
アルメニアの国旗を掲げたベンツがいっぱい停まっているのですぐ分かります。
12時15分に着きましたが、行ったところのよう。
この看板の会社が運営しているのですかね。この建物内にトイレと待合室があり中で待てます。
12時50分。
30分ちょっとの待ちですぐに7人集まりました。
これはマルシュじゃなく、タクシーなので中の座席がかなりゆったり、窓ガラスは遮光シートが張ってあるし楽ちん!ドアの内側もふかふか仕様なんです。
④の経路はそこまでの移動が不便なのとミニバンなので、③の経路がお勧めです。
ジョージアとアルメニアの国境
13時50分。1時間で到着。
ジョージアの出国はすんなり終わりましたが、アルメニアの入国審査ではホテル名、電話番号など色々聞かれました。他の人に聞くと「そんなことなかった。」と言うので、審査官に寄ると思います。
ジョージアとアルメニアとのイミグレの間に免税店が。そう言えばパナマとコスタリカ間もあったな。久々に見ました。カザフ辺りは国境は殺伐としていましたので。
ここで待てど暮らせど乗り込んだ7人メンバーのうち、男性陣2名が全く出てきません。アルメニア入国時に「ビザないの?」とか揉めてるなぁとは思っていたのですが・・・
凄く感じのいい中東系の男性2名だったのですが、何人だったのか聞いておけば良かったな。
暇なのでトイレに行ったり、ATMでお金を下ろしたり。
15時過ぎ、結局、1時間以上待っても2名は出て来ず、置いていくことに。
7名で来ましたが、5名に減って出発です。
2名はアルメニアのビザを持っていないので入国出来なかったようです。ジョージアに戻ったんだろうな・・・私と、一緒に乗ったこの中国人の女の子はビザなしで入国出来ました。
で、ただでさえ1時間以上待ちぼうけをくらったので、八百屋があるからって車を停めないで欲しいんですが。
中国人の女の子が、乗客全員に柿を買ってくれました。なんていい子なんでしょう。(ゲンキン)
〇〇人とか関係なく、感じいいか悪いかは「人に寄る」ってことですね。
アルメニア国境→エレバンのCentral Bus Station
この通り、トビリシからエレバンまでは6~7時間掛かるんです。
1時間のロスは痛い。
遅れているのが分かってか、タクシーの運ちゃんもビュンビュン他の車を抜かしながら飛ばします。国境からはくねくね山道なんですが、そこを平気で3台抜かしとかするので生きた心地がしませんでした。ああ、メンバーがちゃんとすぐに入国出来ていたらこんなことには・・・(;^ω^)
国境を越えてすぐ、凄い廃墟だらけの村を発見。ケーブルカーも途中でホラーちっくです。
調べたら銅坑のアラヴェルディという町で2018年に鉱山が閉山となってしまったのでゴーストタウンになったようです。ロープウエイも故障したまま止まっています。まるで軍艦島みたいですね。
近くには世界遺産の修道院もありますし、廃墟だらけのようで興味があったのですが、現在はここからトビリシやエレバンへ行くマルシュが出ていないようなので諦めます。
17時。さすがに1度トイレ休憩。綺麗なスーパーのトイレが無料で使えました。
アルメニアって先進国なん?
スーパー横のパン屋でパンを買ったらこれが美味しい!クリームチーズにラムレーズン。しかも安い。
遠くに山脈が見えます。もしかして、あれがノアの方舟が辿り着いたというアララト山でしょうか。
エレバンのCentral Bus Station
18時40分。やっと到着しました。もう夜ですよ。
タクシーのおっちゃんにつかまり、中国人の女の子がここから宿までの金額を聞いていましたが、ボリボリの、ぼりぼりでした。女の子発狂w
近くにSIMカードが売っていないか聞きまくりましたが英語が全く通じないので諦め、ここのレストランでWi-Fiを借りてYandexタクシーを呼びます。
中国人の女の子は今から両替屋を探すそうです。私は国境でお金を下ろしていて助かった~。
Yandexタクシーのおっさんとトラブル
Yandexタクシー、1台目は2分待たせただけで、見つけて駆け寄ったのに「俺違う。」と言いながら退散。なんで?!車のナンバー合ってるのにっ
2台目のおっさんは、勝手に同じ方向の自分が知ってる有名ホテル名をGoogleMapに入れて発進。
大きなホテルの前で停めて「ここだ、降りろ。」と言うので「ここと違う。」と言うやり取りを何度もしていたらキレ出しました。
「SIMカードを持ってないから、Wi-Fiを貸してくれたらYandexアプリで正しい終点地点を示せる。」と言っても英語が通じないのか「ホテルの電話番号を言え」しか言ってこない。
降りようかと思ったけど、GoogleMapのGPSで見るとホテルまでかなり通そうだし、私にはWi-Fiがないので詰みます。
結局、Booking.comの予約画面のホテルの電話番号におっさんが電話して住所を聞き出し、間違えていると気付いたのか「Sit Down!!」と怒鳴ってきました。なんでやねん。
ホテルまで行ってくれるようですが、ずっーーーーーと私に向かってアルメニア語で何か怒鳴ってきます。更に変なところでUターン&急ブレーキ急発進で凄い粗い運転です。
ホテルに無事到着してからもずっと何か私に怒鳴っています。私がアプリで場所を入れ間違えたのかと反省し、ホテルのWi-Fiに繋げてからYandexタクシーアプリの履歴を見たら、私は合ってました。
・・・・
く●ばれや、くそジジイ!!
Kenut Hostel(ホテル)
タクシーから電話がかかってきていたので、Hostelのオーナーが心配して外で待ってくれていました。
「彼は何をあんなに怒っているんだ??」
オーナーも不思議そうです。知らんがな。
この件のせいで一気にアルメニア人のじじいが大嫌いになりました。
Hostelは3ヶ月前に出来たばかりでとても綺麗です。ドミとは思えない扉の重厚さ。
1泊3,400ドラム(1,300円)と高めなのですが、他の1,000円前後のドミの口コミが「汚い」「臭い」表記だらけだったので、新しいここにしました。
キッチン、シャワー、トイレとも1階にも2階にもあり、しかも凄いシステムキッチンです。
オーナーと美しい奥様とかわいい小さな娘さんも、ここに一緒に住んでいます。
3泊したら洗濯は無料。
ドミは女性専用4人部屋。
先にアルメニアに来ていた人から「アルメニアのドミも、下の段のベッドは全てロシア人で埋まっている。」と聞いていたのですが、ここも下は若いロシア人女性。私は上の段。
ここはあなたの家ですか。
しばきますよ。
なんなんでしょうか。この散らかし具合。
4つあるロッカーも、2つはこの女性がパンパンに服を入れています。靴と服とスマホカバー、一体どれだけあるんですか。そしてこれだけ散らかして住むなら個室を借りろよっっ
そしてもう1つの下の段は若い中国人女性、こちらも住んでいるのか?ロッカーの上の段を全て食べかけの食料や飲み物で占領。
ずっと1日中ベッドにいてスマホ三昧。買い物と食事以外、外に出ません。
そしてだらしないロシア人の女の子が部屋から出入する度にドアを開けっぱなしにするので、「ううぅーーん!!」と叫びながら凄い勢いでドアを閉めます。
ドアにあたらず、直接注意しろよっ毎回うるさいねんっ
そしてロシア人の女の子は、外人あるあるで、ずーーーっと夜まで部屋で動画で誰かと通話しております。ずっとです。
喋るなら、部屋の外でしろよっ
この宿・・・Hostel自体はとても綺麗でいいのですが、同室のメンツが前途多難過ぎます。
明日からも大丈夫でしょうか。
この日は遅いので、手持ちの米を炊いてふりかけをかけて食べて寝ました。
ふりかけ万歳。しかし不安なまま夜が更けていきます。
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