2023.10.22(日)
1アゼルバイジャン・マナト≒88円
本日からアゼルバイジャンの古都、シェキへ向かいます。
ネットの情報で凄くかわいい町だと見たので。
ただし、Xでバズっていた【貯金17万で世界一周ニキ】が
「シェキ行きのバスターミナルに行ったら、バスもマルシュも全てチケットが売り切れで行けなかった。僕はシェキに呼ばれていなかった。」
とnoteに書いていたので、この経路は本数が少なくて行くのが難しいのかと凄い不安に。
バクー→シェキ行きのチケット購入
ネットでは購入出来なかったので、なので、実は昨晩のうちにバスターミナルまで行って、チケットを購入しておきました。
バスターミナルはここです。地下鉄の駅も目の前ですが、私のホステルからは2回も乗り換えがあるので1本で行けるバスで行きました。
夜のバスターミナルは人が全然いなくて怖い。まだ19時なんですが。
2階は廃墟のようなショッピングモールで、チケット売り場は3階です。
チケット売り場の窓口は夜だからか3つしか開いていません。目の前でウロウロしていると、英語を話せるスマートな男性の職員の方が話し掛けてくれ、「明日シェキに行きたい。」と言うと時刻表をスマホで見せてくれました。10時と14時の2本だそうです。
明日の分のチケットを買えるか聞くと、1マナトの手数料を上乗せした11.2マナト(988円)ですんなり買えました。パスポート必須。チケット売り場の人は英語が話せないので、全てさっきの職員さんが通訳してくれました。
バクー→シェキへバスで移動
シェキに行けるかこの3日間心配し過ぎて損した
次の日、朝9時半に同じバスターミナルに来ます。
やはり2階は廃墟状態。これはネットの情報がないと、まさかこの上の階にバスが発着するなんて夢にも思いませんね。
私が乗るバス。シェキまで5時間。座席は2つ余っていたので、当日9時頃とかに来たら買えると思います。
チケット売り場の横にはシェキ行きのミニバンがあり、満席になると出発する仕様でかなり頻出していました。
・・・17万ニキ、なんでシェキに行けなかったんだろう。
凄いリサーチ不足か、コミュニケーション能力不足だと思うんだけど・・・
4年で17万しか貯金出来ず、他人からお金恵んでもらって現在世界一周中だもんな~
座席は広めでリクライニングも出来ていいですが・・・なんかボロイですね。
売店で買った揚げパンとコーラが朝食。キルギスではコーラは常温だったけどちゃんと冷えてる。
10時にちゃんと出発。途中から2名乗って来て満席になりました。そして窓がFIX窓で開かないのでめちゃめちゃ暑い!!これはミニバンの方が安かっただろうし、窓が開けれて快適だったと思います。アゼルバイジャンの移動はマルシュがお勧め。
途中、「シェキ」というレストランで休憩。
「40分停まるからレストランで何か食べろ。」と運転手に言われメニューを見に行きましたが・・・
焼く前の生のケバブを従業員さんが持ち上げると大量のハエが飛び交う!!!
あれを見たらもう二度と食べれない・・ケバブ・・・
結局20分しか休憩せず出発。15時半、無事シェキに到着です。
おお~のどかな街並み!
アゼルバイジャンで1番美しい街と言われているシェキ。私はちゃんとシェキに呼ばれたみたいです。
Canal Hostel Sheki(ホステル)
Boltというアゼルバイジャンのタクシーアプリでタクシーを呼んだのですが、距離が短く安過ぎのためか捕まりませんでした。シェキはGoogleMapでバスの経路も出ません。
バス停から20分坂を登ってホテルに到着。この右がホテルで全然分からず、現地の人のニワトリだらけの庭の中を通してもらって案内してもらいました。親切ね。
オーナーの男性、アシェリがめちゃめちゃ親切でいつも声を掛けてくれ、部屋の温度を上げてくれました。洗濯も無料です。料金はBooking.comで予約した日は11マナト、他の日は10マナト(880円)にしてくれました。
女性専用ドミトリー3人用です。部屋やキッチンはいつも清潔に掃除されています。
が、他の2名がカザフスタンの時と同じく中国人の女の子。ぎゃーぎゃー会話してます
いや、だからっ
友人同士ならなんでツインを予約せえへんねんっ!!
ドミで大声で会話されたら迷惑やねんっ!!
イライラしながらすぐ近くの地元のレストランに来ました。
シェキではこの壺にはいったピティという料理が名物みたいです。
羊肉、ひよこ豆、野菜とスープが中に入っていて、中のスープを皿に出し、パンを浸して食べます。左の野菜は全てピクルス。最初美味しかったけどやはり胃にずっしりくる感じ。
お茶も入れて11マナト。
レストランの男性も凄い親切でした。アゼルバイジャン人は基本親切なんですかね。親日とも聞きますが。夜、少し散歩してみましたが街の中心で華やかなのはここだけみたい。
おやすみなさい。
世界遺産の街、古都シェキ探訪
2023.10.23(月)
おはようございます。
昨晩、やはり同室の中国人が大音量でスマホで動画を見ていたので「ヘッドホンで聞いてくれないか。」と注意しました。「わかった。」と言って音量は切ってくれましたが、ヘッドホンを持っていないみたいです、そういう文化なのでしょうか。
早速観光へ出かけます。近所のミナレットです。今日は曇りで残念。
シェキは街自体が世界遺産に登録されています。
中心地から坂を登って行ったところがずっと旧市街らしいのですが・・・
坂が急過ぎてめちゃめちゃしんどい~しかしタクシーアプリが使えない~
こういった赤レンガのかわいい建物がシェキの特徴のよう。
街並みがかわいいので歩いていて楽しいです。
キャラバンサライ(隊商宿)
30分ほど歩いて、シェキ・ハーンによって建てられた、シルクロードを通って中国と行き来をする隊商のための宿に到着。
入口。ここは現在もホテルとして営業しているのですが、1階は宿泊者以外も見学出来るようです。
ここに宿泊したらシルクロードの隊商キャラバン気分が味わえる!!
ということで、宿泊もめちゃめちゃ考えたのですが、口コミが「寒い」「水回り古い最悪」とかばかりで断念しました。今のドミは凄く暖房を入れてくれていて、清潔で快適なんですよね。
シェキ・ハーンの宮殿(Shaki Castle)
恐らくシェキ1の観光地、シェキ・ハーンの宮殿に来ました。
これは手前の教会。入れません。
18世紀にシェキを統治していた、シェキ・ハーンの夏の離宮として使用されていたもの。
入場は9マナト。
ヴェネツィアン・グラスを使用した窓が象徴的な建築物です。中は2階建てで撮影禁止。これは出口ですが中もこんなステンドグラスがいっぱいで床にガラスの光が映ってめちゃめちゃ綺麗でした。壁にも細かい装飾画が。しかし狭いので9マナトのわりにあっという間に鑑賞終わり。
宮殿を出て、15分位歩いたところのGoogleMapにあったM.F.Axundzadənin ev-muzeyi博物館とやらにも来てみましたが、やってないみたい。
更に10分位歩いて、奥にあるGilehli Minaretに来てみました。地元の人のミナレットですね。
下はたぶんお葬式会場でした。
ここからの景色は絶景です。
ひとつひとつのおうちもかわいいですね。夕方なのでそろそろ帰りましょうか。
かなり歩いたので足がへとへとです。ずっと歩いている道沿いに11番と12番のバスが走っているのが見えたので、それに乗ると帰れるとふんで乗り込みます。
街中まで帰れました。たった0.4マナト(35円)。明日もあれに乗ろう。
シェキは端まですぐ歩けるような小さな町。こじんまりしていてそれでいて美しく癒されます。
しばらくここに滞在します。
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