おはようございます。カラコルのCapsule Hostelの朝です。
この2日間で往復12時間という一生分のトレッキングを果たし、身体がヘトヘトのボロボロです。
朝食は楽しくミラたちと。
ベトナム人、韓国人、マレーシア人なので全員辛い物好きですっかり意気投合し、本日は渓谷へ行くそうです。そして深夜バスで戻って来るのだとか。そんな体力ついていけません。
風邪なのか熱っぽいので、Dスケさんにも先にビシュケクへ戻ってもらい、私はのんびり行動することにしました。いや、もう年齢的にね・・・体力が。
カラコル散策
昼頃Dスケさんを見送った後、カラコル散歩。やはりいい景色~!!
町で一番大きなショッピングモール。中に入ってみます。
なんじゃ、これは・・・
やはり私は都会にしか住めないかも(´・ω・`)・・・
中国風モスクがあるとミラたちに聞いたので、歩いて行ってみます。
Dungan Mosque(中国モスク)
中国からやってきたムスリムであるドゥンガン人のモスクだそうです。カラフルですね。
髪の毛にガッツリスカーフを巻いて、敷地へ入ります。
ウズベキスタンで1日目に購入したスカーフはずっと役に立っております。
お祈りの時間ではないので誰もいません。
釘を1本も使っていないそうです。清水寺ですか。
モスクというよりお寺に近くて面白いですね。
カラコル→チョルポン・アタ
さて、14時。そろそろチョルポン・アタへ向かいましょうかね。
カラコルではもうすることがないし、ビシュケクに5時間掛けて戻る元気もないし・・・で、ここからビシュケクに戻る途中にチョルポン・アタというイシク・クル湖沿いのリゾート地があると聞いたので行ってみます。
カラコルから2時間で着きます。
カラコルではYandexタクシーアプリが使えるけど、ほとんど捕まらないので、到着した時のバス停へ、YandexGO アプリで105番のバスで向かいます。15ソム(25円)で行けるので、やはりSIMカードあると便利。
バス停に到着。「チョルポン・アタ?」と聞いて、マルシュートカに乗り込みます。
昼を過ぎてるので人が集まるか心配だったけど、ギリギリの最後の席に乗れてすぐ出発。ラッキー!!
チケットはすぐ横にあるチケット窓口で買います。200ソム(330円)。
売店は探したけどなかった。。。
ビシュケク→カラコルのバスはノンストップでしたが、このカラコルからいくマルシュは途中で地元の人を乗せたり降ろしたりしまくりです。
チョルポン・アタのバスターミナルではなく、向かいのバス停で降ろされました。
GoogleMapでGPSを見て運転手に告げないと、通り過ぎます。
Petrovskaya Pristan 2(ホテル)
バス停から歩いてすぐのホテルにしました。1泊9ドルです。
イシク・クル湖で泳げるのが9月までだからでしょうか?
オーナーも電話で呼び出さないと常駐してないし、他の客も見かけません。
10室以上部屋があるホテルで1室だけあるドミトリーを予約したけど、客は私と韓国人男性の2名のみ。
これだけ部屋が余ってるなら、セブのボホール島でしてもらえたように、シングルルームにグレードアップさせて欲しかったけど・・・きっちり韓国人男性と同じドミトリーに案内されました。
うーん、キルギス人、きっちりしてるね
部屋は柄が多過ぎで落ち着かない。
イシク・クル湖へ
気を取り直してイシク・クル湖の方へ歩いて行ってみます。
目の保養。360度絶景の町です。
しかし・・・お店が、ホテルが全部閉まってるんですが。シーズンオフって怖い。
公園も誰も歩いていません。これまた映画「アイアムレジェンド」の世界を思い出しました。
私以外誰もいないよーちょっと、怖いよー。
湖に到着しました。先月までなら大勢の家族連れがここで泳いでいたのでしょう。
少し寒いですが、お陰様で絶景を独り占めして感傷に浸ることにします。
う~ん。淋しくなんかないもん!
お腹が空いたのでホテルへ戻ることに。レストランは大通り沿いにある2,3軒しか営業していないようです。
客は私とねこちゃんだけ。
店主のおばさまは、めちゃめちゃ愛想悪くて恐い!!
手書きのロシア語メニューをやっとこさGoogle翻訳で解読して液体ラグマンを頼みました。ビールを置いてるか聞いたら睨まれ(もちろん置いてない)、フォークはぽんっとテーブルに投げつけられたのにサービス料は15%取られました。他に店がないから強気設定!!
まあラグマンは美味しかったです、とにかく恐かったです。
チョルポン・アタ→ビシュケクへ
次の日、曇っていたので湖へ行くのはやめてビシュケクへ戻ります。
売店ではいつもコーラ購入ですが、それにしてもキルギスってなんでコーラ常温なんだろ。
11時20分。
こんな人がいないところでまたマルシュの客が集まるのか心配でしたが、地元の人たちであっという間に埋まって出発しました。
ビシュケクまで400ソム(670円)。カラコルからここまでが200ソムで、カラコル→ビシュケクが500ソムなので、1回降りても100ソムしか余分に掛かっていない計算です。
3時間でビシュケクに到着。さくらゲストハウス再び。
Dスケさんは前回と同じ部屋にいましたが、そこはもう空いていないとのことで、「バングラデシュ人部屋」に投入されました。最悪です。
バングラデシュ人のおじちゃんが朝から晩までずっと家族と部屋の中でスマホで大声トーク、その横でロシア人男性が、夜中3時を過ぎても大声で独り言を発しながらオンラインゲームをしている部屋です。私の横は夜中に独り言でお祈りするインド人男性2名。気が狂いそうです。
セブ島留学で英語力に少し自信がついた私は、全員に注意して差し上げました。
そうしたら静かになりました。何事も我慢しないで言ってみるもんです。
次の日、Dスケさんとその同室にいたKさんと昼はキルギスのチェーン店、Macバーガーへ。マクドナルドではありません。
ラッシーは塩が入り過ぎてて海水より辛かったので全残しです。こんなの飲んだら死ぬような気がするのですが。
日本食レストラン ふる里
今日はキルギス最後の夜です。明日、北のカザフスタンへ移動することにしました。
今でもキルギスは凄く寒くて、もう夜は宿の中庭ではくつろげない気候です。寒くなり過ぎないうちに中東を回っておきたいのです。
最後はちょっと贅沢に。日本食が恋しくてDスケさんと日本食レストラン「フルサト」に来てみました。バスで来たのですが、暗すぎてお店がどれか分かりませんでした。
中は高級感溢れる内装です。外のこの席は今はかなり寒いかも。19時に行くとギリギリカウンターの席に潜り込めました。外装からは想像もつきませんでしたが、中は満席、人でいっぱいです。
Dスケさんが頼んだお寿司。
大将は日本人です。カウンターで握っているのはキルギス人。凄いですね、この美しさ。キルギスで魚なんて見なかったのですが、どうやって仕入れているのでしょうか。
大将に私たちが関西出身だと言うとなんと!ビールを2本サービスしてくれました( *´艸`)ありがとう~
私が頼んだ天ぷら。
久々のビールです。いや、そんなことよりびっくりするのがこのお店のクオリティーの高さです。
お世辞抜きで、まじで、日本で普段食べる天ぷらや寿司よりはるかに美味しかったです。日本でも結構美味しいところに食べに行ってるのですが。
衣はさくさくで何か味がついています。つゆも薄味で美味しかった~
お値段は一人4千円とお高めですが、もっと高くてもいいんじゃぁ・・・位の味でした。
Dスケさんもずっと「めちゃ美味しい」を連発。
食が引き起こす幸福度の力は圧倒的ですね。
本当に幸せな気持ちになった、キルギス最後の夜でした。
明日はカザフスタンへ。明日からまた一人旅です。
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