前回、旅のバッグについて記載したが、今回は持ち物の中でクレジットカードの次に重要な、ガジェット類について紹介したい。
旅先で、全荷物を盗まれた旅人の2名に出会ったが、彼らはスマホとクレカをポケットに入れていて盗まれておらず、この2点さえあれば旅は続けられていた。(パスポートは大使館で再発行)
スマホとクレカで何でも調べることができ、お金を下ろすことが出来れば、他のものは買い直せがいいだけである。海外旅行保険で10万円分は返ってくる。
ガジェット類は実際使ってみて、最初の旅と最後の旅ではかなり変更がある。バックパッカーとして重くならずに便利さを求める人に提示したい。
最初の旅に持っていったガジェット類
最初のアメリカ大陸縦断旅に持って行ったのは。これらと・・・
これになるのだが・・・
こうなり、2回目からは大幅に荷物を減らした。使ってみないと分からないことはいっぱい。
2回目以降は軽くなり快適。
①重要なマルチコンセント選び
最初1番困ったのがこれ。
マルチ変換プラグに更にUSBポートが付いているもの。
広く出回っているものになるが、これ自体の重さで、差しても差しても壁から落ちてきてしまい、使えないのだ。充電出来なくて本当に困った。
ヨーロッパやアフリカ大陸では、下に見えている、先が丸いコンセントC型の国がほとんどなのだが、この薄っぺらさで、このコンセントの重さを支えないといけない。
老舗の宿に泊まると、これまで宿泊してきた人らに使われまくったコンセントの穴は、グラグラになっている。よってコンセントの自重で落ちてきてしまうのである。
これは重さのある3口USBコンセントでも同様だった。
最終的に終着したコンセント類
コンセントはこれ3つで十分。
1番左の2口USBコンセントは軽量なので自重で落ちてこない。
最初、2口だと足りないかと思ったが、1つ充電が完了したら差し替えたらいいだけだ。頭を使って、充電が速いGoogleWatchを最初に充電し、次にスマホ、夜中トイレに起きた時にモバイルバッテリーを充電するなど、順次入れ替えたら困ることはなかった。
マルチ変換コンセントは1番右のカシムラのマルチプラグコンセント。
軽量で、これの何がいいって、電気が通っていたら光るところがいい。
海外の宿ではコンセントに電気が来ていないことが多々あるが、これを差してみれば電気がきているか、きてないか一目瞭然で悩むことがない。
最近モデルチェンジしたものには「光る」と書かれていないので光らないかも。
ほんのり青く光るので、夜中トイレに行った時も自分のベッドの場所が分かって便利だ。
軽量で場所を取らない、最高のマルチコンセント。
コンセントC
しかし、上記のマルチコンセントですら落ちてくる、ボロボロのコンセント穴のの宿もある。
ヨーロッパでも結構あった。そんな時はこのただのコンセントC。
世界80ヵ国を周って思ったが、コンセントCタイプの国が圧倒的に多いので、これ一つは場所を取らないので持って行った方がいい。
単純な造りなので壊れる心配もなければ、どんなぐらぐらコンセントに当たっても絶対落ちてこない。
失敗したのは黒にしたことだ。
早朝チェックアウト時など、室内が真っ暗過ぎて見えず、2回も置き忘れてきてしまった。白色にしておけば見えたかも。2個持っていっていたのが幸いして助かったが。(2回目は宿に戻った。)
不要:南アフリカ共和国でしか使えないコンセント
ちなみに余談だが、南アフリカでしか使えないコンセントと言われ、このB3Lタイプのコンセントを途中、旅路で出会った人に500円位で買わされた(笑)のだが・・・
どの宿にもB3Lタイプのコンセントの隣にCタイプコンセントが設置してあったので不要だった。
少し騙されたような気分である。私はモロッコで、出会った旅人にあげた。
②USBコードは予備を持って行け
USBコードは、ネットで3本千円で購入したものを2本持って行ったのだが、よく見たら100均のものと見た目が変わらなかった。その品質のせいなのか最後、ヨーロッパ旅に入ってから2本とも断線。
ヨーロッパで3回、850~1,300円で買い直したのだが、バッテリーでの充電用に持ち歩いているからなのか、スペインやイタリアで買い直したコードは1週間も経たないうちに断線した。
は?日本だと100円なのに。
最終的にはモンテネグロで購入したものが、最後までなんとかもってくれたが、つくづく日本で売られているものは安くて丈夫だと感心する。
あと、コードの長さは1.5m位がちょうどいい。海外の壁コンセントは高い位置に付いていることが多々あり、床までスマホやバッテリーが届かなくて、重さで落ちてきて充電出来ないことがある。
ベッドからコンセントまでの距離も長いことも多々あり。
そして丈夫なものを2本持っていくべし。
③自撮り棒はいらない
一回目の旅では自撮り棒を持って行った。
三脚にもなるので、景色と自分を撮ったり、夜景を長時間露出タイマーで撮るのにいいかなと思い持って行ったのだが、それ以上に、毎日持ち歩く重さが嫌になってしまった。
観光スポットでは、多くの場合、観光客から「写真を撮ってもらえませんか」と頼まれる。快く撮ってあげた後に、「私もお願いできますか」と頼めばよい。自分が写っている写真は、それくらいで十分である。美しい景色や建物は、自分が写り込まない方が一層美しいものだ。
長くなったので今回はここまで。
次回は旅に持って行くスマホ、モバイルバッテリー、PCについて書きたい。
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