世界一周では、3回、日本に一時帰国している。
途中、全く帰国することなく旅を1年以上続けている人は、夏服と冬服を入れ替えたり、やはり欲しくなった、日本で安く手に入る高性能の旅グッズを手に入れることは出来ないだろうが、3回帰国した私にはそれができた。
1回目よりも2回目、2回目よりも3回目・・・と、どんどん持ち物は精査され、最終的には「何も困らない」快適な装備にたどり着いた。
これから長期旅行や世界一周を考えている人によく聞かれるのが、バッグや持ち物についてだ。
今回は、「本当におすすめできるバッグ」を紹介する。
結論:バッグはこの3つで十分
旅の最初から最後まで使い続けたバッグは、以下の3点。
- メイン:機内持ち込みサイズのスーツケース
- サブ:2WAYバッグ(リュック兼トート)
- 普段使い:斜め掛けバッグ
この3つで、南米・アフリカ・ヨーロッパなどスリが多い地域を含めて旅をしたが、盗難被害は一度もなかった。
①メインバッグ:40Lスーツケース一択
20代の時とは違って体力がなく、重い荷物を持ちたくない年代の人には、機内持ち込みサイズのスーツケースが非常におすすめである。

メキシコのバスターミナルの公衆トイレ。お金を払ってこの回転入口を通って中に入るのだが・・・大きなスーツケースだとここを通るのは無理だろう。ひとり旅だと詰んでいる。
旅のスタイルはコロコロパッカー、スーツケースの便利さ
バックパックは確かに機動力があるが、10kg以上の荷物を背負い続けるのは想像以上に体力を消耗する。特に長期旅では、いかに体力を温存するかが重要になる。
なので40Lのスーツケース一択。
スーツケースで移動する旅人は「コロコロパッカー」と呼ばれるが、これはかなり合理的なスタイルだ。
バックパックよりスーツケースの方が優れている点
空港のチェックイン時、並びながら少しずつ動くシチュエーションで、バックパックと比べて楽過ぎて、毎回「スーツケースで良かった!」と思ったものだ。以下、書き並べる。
・床が平らなところでスムーズに移動できる、平らな道でなくても背負うより楽
・イミグレ、空港チェックインなどで長蛇の列に並び、かつ少しずつ動く時に楽
・セキュリティボックスがない宿でも、ロックを掛けられるから安心
・バスに持ち込む時に、バスの荷物置き場が濡れていても中が汚れないので安心
・バスの職員が荷物を雑に放り投げても、中のパソコン類が壊れる心配がなくて安心
・荷物の整理が楽。試行錯誤しながらパッキングする時間が浮く
・公衆トイレに入る時、個室に持ち込める。リュックだとトイレの床に置くのは嫌
・雨でも荷物が濡れない
・機内持ち込みサイズなので、飛行機での預け入れ荷物代を払わなくていい
「エレベーターがない宿が大変」と言われるが、これはチェックイン時だけの問題。それ以上にメリットが大きすぎて、デメリットはほぼ気にならない。
メインバック:ALI-6000シリーズの、40L(拡張時48L)スーツケース
他のスーツケースといくつも吟味してとにかく軽いものを探した。
Loftで実際に持ってみたら凄く軽かった。

・仕切りやポケットが多く整理しやすい
・重さはたった2.7kgと軽量
・拡張で48Lまで増える
・日本国内の機内持ち込みサイズW37.5×H52×D25(拡張時29.5)cm
普段持ち運ぶ時は拡張して荷物を全部入れ、肩を楽にする。
飛行機に乗る時は、服を着こんでノートPCをリュックに入れ、拡張しないで機内持ち込みサイズにする。
機内持ち込みサイズのリアル事情
・南米
厚み25cm、幅35㎝以内、重さ10kg以内のLCCが多い。高さは問題なくクリア。
実際のところ幅が2.5cmオーバーしているのだが、南米人の国民柄なのか1度もサイズを測られたことはないので安心して持っていってOK。
重さも全く測られたことがないのでオーバーしていてもOK。(それより出国航空券を求められる)
・ヨーロッパ
厚み20cm以内のLCCが多い。幅と高さはクリア。
厚みが5cmオーバーしているのはどう見てもバレると思い、ヨーロッパでは毎回預け入れ手荷物にした。ヨーロッパでは、航空券購入時に預け入れ荷物を追加したら、そこまで追加料金は掛からない。
唯一の弱点
当然ながら、悪路には弱い。

ぶっちゃけ、ホンジュラスのコパンと・・・

アフリカ、レソトのセモンコンとマレアレアでは、スーツケースが引き摺れない程の悪路で困った。これらの国に行く人は要注意。
②サブバッグ:2WAYバッグが万能

スーツケースとは別に、リュックとしてもトートとしても使える2WAYバッグを持っていた。
用途はこんな感じ。
- 機内持ち込み用
- バス移動用
- 軽いトレッキング用
南米ではスリ対策として前掛け、ヨーロッパでは肩掛けと、シーンによって使い分けていた。
軽くて丈夫で、かなり大容量が入るサイズ。
これもめちゃめちゃ軽くて使いまわしがいい。ノートPCも入る大きさなので、飛行機やバスに乗る時は、これにPCを入れて乗った。
生地はペラペラなのに縫製がしっかりしていて2年近く持ち歩いていてもどこも壊れなかった。さすがパタゴニア。

ポケットも外と中に1つずつと両サイドにメッシュのポケットがある他に、背中との間にマジックテープで閉まる隠しポケットまでついている。
両サイドのメッシュのポケットは重いものを入れるとすぐ落ちるので注意。私はハンカチ・ティッシュを入れていた。すぐ取り出せるので凄い便利。
2026年追記:3年目にかなりの重さのものを入れたらチャックが外れてしまいました。
しっかりした生地のコロンビア製に買い替えました。前述のものより少し重い&入る容量は少な目。
③普段使いのバッグ:anelloの斜め掛けバッグ
街歩き用のバッグは、体の前に持てることが絶対条件。私が使っていたのは、コンパクトな斜め掛けバッグ。
これは軽い上に「左の肩が疲れたら右の肩に変更」といった具合に紐が左右に付け替え出来る。
見た目小さいのに、チャックからはみ出ていいなら、A4サイズの書類も入る。
いつもこれに財布とパスポート、薄手の上着や帽子・折り畳み傘、モバイルバッテリーまで入れて観光していた。
ポケットも外側は前面に2個、裏側に1個、つまりお腹との間にもう1個大きなチャックのついたポケットがあるのでいつもそこにスマホを入れていた。
さっと取り出せるし、この位置ならスラれる心配がない。ヨーロッパとアフリカでは、スリに遭った人にたくさん遭遇したが、私はこのバッグの仕組みのお陰で全くスリに遭わなかったと言っても過言ではない。マジでおすすめ。

これは便利過ぎて日本でも普段使いをしている。
まとめ:快適な旅、軽さこそ正義
最終的にたどり着いた結論はシンプル。
「軽さ」と「防犯性」がすべてである。
この3つのバッグのおかげで、移動も観光もストレスなく、快適に旅を続けることができた。
世界一周という長い旅を、最後まで支えてくれた相棒たちには感謝しかない。今でも日本で使い続けている、お気に入りの3点である。


コメント
来月ポルトガル旅行へ行くので色々見ていて このブログにたどり着きました。ホステルは未経験で 面白そうと思いながらも反面怖そうで…若いっていいわねっと読んでましたが50代就活と記載を見て驚きました!えっ私と同じ?同じ50代でも こうも違うのかとちょっとがっかり(笑)これからも楽しみにしています
余談ですがハンガリーの温泉ってあの宮殿みたいなところですか?去年旅行前のリサーチで、水着忘れてユニクロ黒ブラトップで泳いだという強者ブログを読んだ覚えがあります もしかしたら貴方かもしれませんね
コメントありがとうございます。
ポルトガルへ行かれるのですね。食べ物も美味しいし街歩きも楽しいしで羨ましい!
私も最初にドミに泊った時はドキドキしました。しんどくもありますが、色んな国の人々と交流出来るのは、何ものにも代え難い財産、とても楽しいです。
同じ50代ですか。
周りからは「体力おばけ」とよく言われます。自分の意識が20代の時のバックパッカーの
時で止まったままなのです。もっとタクシー使えば良かった、しんどかった!
しかし全てのアラフィフバックパッカーに、夢と勇気を与えるのがこのブログの目的です。
ハンガリーの温泉はまさにセーチェニ温泉。水着を忘れてユニクロのブラトップ&ショーツで泳いだのも…まさに私です笑
またぜひ覗きに来てくださいね。