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1人旅好き。2022年12月に世界一周出発。

リマでSIMが買えない悲劇。お宿桜子で何もしない日々(2023.3.23~25)

2023年3月23日(木)1ペルーソル≒35.5円

エクアドルは赤道記念碑に行った以外、ほぼすっ飛ばし。
物価も安く食べ物も美味しかったし、ガラパコス諸島に行く人はきっともっと楽しめることでしょう。

ペルー到着

9時半、グアヤキル→12時半、ペルーの首都リマに到着しました。

ごちゃごちゃした空港。
はぁ。国を跨ぐと空港で・・・

・その国の通貨取得(=手数料の掛からないATM探し)
・SIMカード取得(アクティベートまでしてもらう)
・空港から宿までのタクシー以外の移動経路確保(メトロカード取得など)

が面倒。陸路だったら国境にいるその辺の人から両替してSIMカードを買うんだけど・・・

ペルーはBanco de la NaciónのATMが手数料無料らしいのですが、3台とも違うATMだったので1番手数料が安いところから取り合えず1万円位だけ下ろす。
空港にSIMカードの会社、Claloのブースが2つあったけど2つとも閉鎖。

1番あほなのは、日本から持ってきた楽天モバイルのSIM、中南米で唯一ペルーだけ使えるようなんですが、なんとイピアレスで酷い高山病のあまり記憶が曖昧で捨ててしまいました
これまで購入した全てのSIMカードを、まとめてコロンビアで購入したSIMカードが入っていた袋に入れたのですが、2週間も経つとすっかりそのことを忘れ「なんでこんな古い袋持ってるの??」とイピアレスのトイレのゴミ箱に捨てたんです。そこに楽天SIMが・・・

齢をとると本当嫌ですね。2週間前の物のしまい場所なんて覚えていません。旅は若いうちに行け。

SIMがないのは不安ですが、本日予約してしている日本人宿「お宿桜子」までの移動経路をGoogleMapで調べてから空港を出ます。
まあ空港か宿の近くでSIMカード買えばいいでしょう!→相変わらずこれが失敗。

ホルヘ・チャペス国際空港→お宿桜子

駐車場が広すぎて空港から外までだいぶ歩きます。そして1度出たらもう中には入れません。
「IO32B」と書かれたローカルバスに乗って1本、1時間で着くらしいのですが・・・

リマのローカルバス、難しい!めちゃくちゃ色んな種類、大きさがあってひっきりなしに来るんだけど来すぎてどれに乗っていいか分からない
目を凝らして「IO32B」番号のバスを探します。「IO38B」はやたら来るんだけどね。

・・・

1時間半、バス停で突っ立って待っていましたが来ませんでした。
別の経路をネットで検索するかUberを呼びたいのですが、空港の近くは隣のアウトレットショップしかなくClaloの携帯ショップはあるのにSIMカードは売ってませんでした。
フリーWi-Fiもないし空港ももう入れないし。
宿のホームページに確か『「ROMA」と書かれたバスで1時間半』と書いてた気がするので頻発のそれに乗ります。

バスに乗って切符売りの方に「ここに行きたい」とGoogleMapの地図を見せると首を傾げられましたw
行かないのかな?何か言ってくるけどスペイン語が分からん。
隣の席のおじいさんが親切に必死で私の地図を見ながら教えてくれます。
たぶん・・・「遠すぎで乗り換えした方がいいけど、このまま乗ってても1,2時間で着くよ。GPS見て着いたら降りな。」と言っている気がする。手振り身振りと表情から、たぶん。

バスはしょっちゅう停車するので進むの遅い。
そして40分位走ったラルコ博物館辺りで何故かGPSが固まる。。。
・SIMなし・GPS固まる・宿の住所メモってないの3拍子。
また詰んでもーた。あほなんですか、私は。

乗ってから1時間以上過ぎ、空港から出て来たまんまなので、よく考えたら化粧してなく日焼けしまくり、厚着でめっちゃ暑いです!
もう不安なので窓の景色から「Clalo」と書いてあるお店が見えたので適当に降ります。
しかし「Clalo」看板のあるお店4件回ってもSIMカード売ってない、もしくは売ってくれないー。なんで??

どこで買えるか銀行に入って聞いたり(優しいおっちゃんらに『それよりドルを両替しないか?』と勧誘された)苦労しまくり。


6軒目でやっと見たことない会社のSIMカードが買えました。

そこからGoogleMapでまたローカルバスを捕まえようとするも、3車線ある道路の1番奥をバスがハイスピードで走っているのでどれだけアピールしても泊ってくれません。あきらめてUberでお宿桜子に到着。バスは2ソル(70円)、Uberは560円。空港からタクシーで来ていたらたぶん2,000円位?

お宿桜子

サウナの上が宿。
南米の日本人宿は他にもメキシコのカンクン、ボリビアのラパス、チリのサンチアゴビーニャ、アルゼンチンのブエノスアイレスにありましたが、調べたら全部コロナの影響で閉館しております。
日本人、全く南米で見ないもんね。悲しい・・・
ここはオーナーのNatsukiさんの旦那さんが、このプールとサウナを経営しているので閉館の心配なし。良かった~

ドミトリー3泊で1泊11ドル。
あれ・・・宿のHPには日本人10名以上で写っている楽し気な写真があるのですが・・・
私の他は金髪のお姉様1名だけです

2名だけで広すぎるキッチン、NHKが付きっぱなしでずっと見れるリビング。

金髪のお姉さまに夜ご飯に誘われ近所のハエが飛び回っている中華にきました。
宿の周りってあまり飲食店ないです。
金髪のお姉様、Keikoさんは私の15歳上でバイクで南米を回っているそうです!
かっこええーーーー。

ウユニ塩湖は2月頭に行かれたそうで、
「今年は雨が降らなくて、私が行った2週間だけしか水無いよ。もう干上がってるよ。」
だって。ウユニ塩湖の鏡張りの時期(2~3月)のために東回りで来たのに、本当ですか?!
私の旅の意味って??

昨日空港泊だったのでゆっくりベッドで寝ます。
標高2,800mから0mに来たらちょっと暑くて寝苦しい。おやすみなさい。


2023年3月24日(金)

次の日の朝食。他の人の情報を見て日本食とか期待しちゃってましたが残念。
土日は朝食はないのでこれが最初で最後の朝食。

この日は洗濯して、宿の周りでアイス食べて、バスでスーパー行って買い出し。
あの山の麓ってやっぱりスラム的なところかな?

スーパーへは405って書かれたバスで簡単に行けました。
すごい飛ばすからやはり他の国より乗り降りは難しい。

本日は宿泊者たちで持ち寄りパーティなんです。
と言っても個室に長期滞在者の柔道の先生とKeikoさんとオーナーのNatsukiさんと私の4名なんですが。

スーパーで夜になったのでさすがにUberで帰りました。やっぱ治安はかなり悪いそう。
日本人宿で皆で情報交換し合って、行き先が同じ人らと楽しくマチュピチュ登山&面倒な旅の経路丸投げ・・・
2019年以前の情報を見て、そんなキラキラしたことを夢見て日本人宿に来ましたが、夢は打ち砕かれました。まだ日本人の観光客は全然戻ってないようです。

私「Keikoさん、ペルーからウユニって陸路で行けました?」
Keikoさん「ああ、国境は閉まってたけど、そこから100kmバイクで行ったところの柵の隙間からバイクと一緒に抜けれたよ。バスは無理だと思うけど。」

・・・全然参考にならねー

2023年3月25日(土)

リマに来てから洗濯しかしてません。宿から観光地が若干遠いので行く気がしないのです笑
しかし洗濯無料で全ての服、バッグ、靴が洗えたのが気持ちいいです。
オーナーのNatsukiさんはふんわりしたいい雰囲気の方です。

Keikoさんに誘われて1階のスイミングスクールの昼休憩中にプールで泳ぎます。
1時間15ソル(520円)で「そんな~1時間も泳げるかいな」と思ってましたが、意外やこれが楽しくて楽しくて。Keikoさんと2人貸し切りで、ギリギリの時間まで泳ぎまくり、1時間じゃ足りませんでした。
プールって貸し切りで泳げることなんかほとんどないですからね。

その後Keikoさんはサウナ、私はマッサージをすることに。
「マッサージしたい。」って1階で受付で聞いたら「今日はマッサージ師休み。」だって

私もサウナにすれば良かった~マッサージのつもりで、もうシャワーを浴びてしまいました。
気持ち良すぎるのかKeikoさんは3時間経ってもサウナから出てきません。
仕方ないのでひとりで宿から15分ほど歩いたとこの海鮮レストランへ。

GoogleMapにも出てこない最近オープンしたお店。地元の人の食堂みたいでやはりハエが飛んでるけど、お、美味しい。美味し過ぎる!
Chupe de mariscos チュペデマリスコス インカコーラも付けて730円って。
量も2名分だし。
ペルーって、安い!美味しい!

夜から宿にキヨタクさんという私より10位下の男性一人旅の方が来られたので、Keikoさんも入れて3人で楽しく談笑。
彼は昼間はペルー名物「クイ」(モルモットみたいな動物)を食べに行ったそうで、持ち帰った残りをくださいました。

次の日食べたけど、ほぼ油の皮??
交流があってやはり日本人宿は楽しいな。

とにかくプールが楽しかった。
もっといたかったけど本当に早くウユニへ向かいます。本当に干上がってるの??

世界遺産のキトの市街地歩き、ペルーへ移動と毎回お馴染アビアンカ航空の洗礼(2023.3.22~23)

2023年3月22日(水)1ドル≒131円

本日は移動。チェックアウトしてホテルに荷物を預けてから、世界遺産の旧市街地を散歩します。

キトの旧市街地

空気が薄過ぎて歩くとしんどいのでダルいですが、一応世界遺産の街なので歩きます。

毎日変な医師から処方された高山病の薬を飲んでいるおかげで、頭痛は治ったのですが薬の副作用で指先やほほの先がピリピリ痺れて気持ち悪いです。
頭痛よりピリピリの方がマシなので我慢ですが。

町をウロウロ。坂を1ブロック登るだけで息が切れます。
早目に標高0mのリマ移動で正解だったかもしれません。

あのパネシージョの丘は登ると首絞め強盗に合うらしいのでやめておこう。
どのみちこの体調だと登れそうにありません。

ヴォト国立大聖堂

南米最大のネオゴシック様式の大聖堂があるとのことで行ってみます。

ここまでの坂が急すぎて大変。マジで足重い、登れない
大きいからかなり遠くから見えているんですが・・・

大きすぎてカメラに納まりません。正面から入ると尖塔まで登れて4ドル、横から入ると2ドルです。

確かに、南米の中じゃ綺麗かも。

イギリスのヨーク大聖堂を見たら中南米の教会に全然感動しなくなるんですよね。
やはりあっちが本場って感じはします。

キト→ペルーへ

20時半の飛行機なのでHotel Yumbo Imperialで荷物を受け取って空港に移動します。
シャワーも熱く、トイレの扉が観音開きで変でしたが、キッチンが狭い以外本当にいいホテルでした。
キッチンは2名立つともう誰も立てませんw

屋台では砂とゴミだらけの地面に、凍った肉を直に置いているのを見てしまったため、エクアドルの屋台では食事する気がせん(;´・ω・)

Terminal Rio Coca→キトのマリスカル・スクレ国際空港へ

いつも通りローカルバスでTerminal Rio Cocaターミナルへ。0.35ドル。

このターミナルから外へ出ず、「アエロプルト?」と聞くとこの空港行きの格安バスに乗れます。2.6ドル。

さよなら、ちょっとしかいなかったキト。

1時間で到着。今回はエクアドルのグアヤキルで1度乗り換えるので国内線ターミナルへ。

綺麗な空港ですね。

いつも通りラウンジ三昧。20時30出発。
今回もスカイスキャナーで検索してイードリーム経由でアビアンカ航空のいつもと同じパターンです。
これが1番安いんですよね。(直接アビアンカ航空のHPからは日本のクレカは決済出来ない。)

毎回お馴染アビアンカ航空の洗礼

  • そして荷物は(サイズと重さを測られないので)機内持ち込み・セルフチェックインしてチェックインカウンターをスルー。
  • →搭乗と同時にアナウンスで呼び出しをくらい「ペルーの出国航空券を持っているか?」と聞かれる。
  • →ANAのキャンセル無料の60万(!)のペルー→東京行きチケットを提示する。
  • →次の国の入国審査が終わってホテルに着いたらANAの航空券キャンセル

アビアンカも4回目で上記の流れも慣れたもんです。ANAのチケット予約だけは毎回緊張しますが。

機内持ち込み荷物はこの右のBOXの下に入りかつ10kgまでなのに、ぜったいそのオレンジのバックパック、オーバーしてますよね?!誰も注意しないし。
南米は機内持ち込み荷物のサイズと液体の量は気にしなくていいみたい。私も堂々と行こう。

しかし毎回到着国の出国航空券とワクチン接種証明書聞かれるのやめて欲しいなぁ。機内でマスクはこの回から言われなくなったけど。
他の航空会社だと聞いて来ないかも?
絶対焦って帰りのチケット買わされた人いっぱいいるよね。

キト→グアヤキル

23時半、グアヤキルトウチャク。1時間の飛行なのに飛行機出発2時間遅れ。安い航空券(2.8万)だったので、次の搭乗は9時です。
他の人も寝ているのでここで寝ます。
ひじ掛けがない空港の椅子って最高!

3時間位ぐっすり寝たらセキュリティゲートが開いていました。
自分のどこでも寝れる才能には相変わらず惚れ惚れします。
中のラウンジでゆっくりします。

仮眠室がある・・・!
グアヤキルホセ・ホアキン・デ・オルメード国際空港、最高~\(^o^)/
最初貸し切りだったけど、目が覚めたらベッドで寝たい人で並んでた

もう元を取り過ぎ、プライオリティパス。

グアヤキル(エクアドル)→リマ(ペルー)

9時。またアビアンカ航空に乗ってペルーへ。
ペルーはちょっと神秘的なイメージの憧れの国です。
楽しみ。

キトの赤道博物館で赤道に立つ(2023.3.21)

2023年3月21日(火)1ドル≒131円

本日は赤道博物館に行きます!

「エクアドル」という国名はスペイン語で「赤道」という意味らしいです、そんな安直な。
首都キトは赤道から南へわずか25Km、盛大に記念碑があるらしいので行ってみます。
エクアドル、暑いのかと思いきや標高が2,850m、涼しくて夜は寒いです。

色と柄のセンスはさておき。Hostal yumbo imperialのアサインされた部屋が端で広くて窓も大きく快適、レセプションの男の子がめちゃ笑顔で感じがいい。ここにもっと長居すればよかった。

しかし、なんともう明日夜、ペルーのリマ行きの飛行機を既に予約してしまっています。
早く3月中にウユニ塩湖に行かないと水が干上がってしまうのではと焦っているんです。

エクアドルに来る人のほとんどはガラパコス諸島が目的だと思うのですが、ヌメヌメした野生のアザラシやらウミガメやらイグアナやら・・・そこまで心惹かれなかったので、ウユニ塩湖のため飛ばします。

宿のすぐ近くのIglesia de Santo Domingo

近所でクロワッサンサンドとフレッシュオレンジジュース。300円。
クロワッサンサンドが写真と全然違うので店のおばちゃんに再度確認しましたが、同じクロワッサンサンドです。
南米はフレッシュジュースが美味し過ぎて安いのでビールは要らなくなってきました。
標高が高過ぎて、飲むと寒いし頭痛くなるしでビールが受け付けません。

偽物の赤道記念碑と本物の赤道博物館へ行く

旧市街→Terminal de La Ofelia

ホテルの近くのPichincha Y sucreバス停からローカルバスに乗ります。
終点のTerminal de La Ofelia(オフェリアバスターミナル)まで0.35ドル。
Ofeliaとホームに看板があります。

Terminal de La Ofelia→MITAD DEL MUNDO

オフェリアバスターミナルに着いたら、そのままバスターミナルを出ないで「MITAD DEL MUNDO(世界の中心)」行きのバスに乗ります。0.45ドル。
キトもGoogleMapでバス経路が出るのですが、国境で買ったうさぎマークのSIMは電波強度が常にH+で遅過ぎ。そしてこのバスターミナルからは繋がらなくなりました。なんてこった。
ちゃんとClalo社のSIMを買っていたらもうちょっと電波はあったんでしょうか。

仕方ないので「MITAD DEL MUNDO?」と聞いたらエクアドルも他の南米と変わらず、皆さん親切にどのバスに乗ればいいか教えてくれます。
1時間弱で赤道記念碑近くのバス停に到着!

Mitad del Mundo(世界の中心記念碑)

MITAD DEL MUNDOに着きました。

私、初赤道です。入場料は5ドル。

入口付近は何やら展示物がいっぱい。インカ時代の建物でしょうか。

ジェラートを買ってみる。2.5ドルで支払いはコインしかダメって言われました。
お釣りがないんでしょうね。奥に何やら見えて来ました。

赤道記念碑、どーーーーん!
こんなでかく派手に作っちゃってますが、昔、測量の位置からここが赤道と思って建てたこの記念碑、GPSが発達してから赤道から数百mずれていることが判明。

ここが赤道じゃないのが分かってても気にせず、満面の笑みで踊って愛でるエクアドル人
南米の人は数百mのずれなんか気にしないんでしょう。
日本だと恐らく「移築しろ」ってうるさそうですね。

大人気の、赤道上で釘の上に生卵を立てる実験。だから赤道じゃないから立たないってば。
誰も立てれませんw

表。偽物のラインです。

裏。裏はガラガラです。
この記念碑、無料で登れるようなので登ってみます。

エレベーターが整備中。
階段だとこんな展示が見られます。これでガラパコス諸島に行ったことにしよう!

頂上です。移築する気ゼロ。

記念碑以外何もない、のどかなところだな。

Intiñan Site Museum(赤道博物館)

次はちゃんと本物の赤道に行ってみます。
この記念碑を出て左へ出て曲がると本物の赤道が通る博物館があるらしいのですが。

10分歩いて看板が見えてきました。

合ってるんですかね?この道??
人が全然いなくて皆さん本物の方には興味ないのかな。

5ドルで入場。スペイン語と英語のツアーがあって人が集まるとガイドさんが出発してくれます。
最初の方はガラパコスの歴史やらインカの首狩り族の話やら・・・
本物のミイラの生首や武器の展示があって怖!

終盤でやっと名物赤道上では水が渦巻かないで垂直に落ちる実験を南半球と北半球でもやって下さいます。卵はやっぱり釘の上には立ちません。

水が渦を巻かないで落ちます。
北半球じゃいつも渦巻いて落ちてたんですね。意識したことなかったな。

赤道上に立って記念撮影をして下さいました。

最後はパスポートに記念のスタンプを押します。一緒にいたスイス人は押そうとしたら「スイスは禁止されている」と止められていました、日本はいいんかな?もう押しちゃいましたけど。

皆さーーん。ここが本物の赤道ですよーーー。
なぜこっちは人気ないんでしょうw

帰りは同じ経路でホテルへ戻ります。

本日の夜ご飯、宿のすぐ近くのエビフライ定食。コーラ入れて8ドル位。
めちゃ美味しかったんですがお客さんが私だけ。
夜になると人が全然いないので治安悪そうですね。ホテルの入口も昼間から鍵が掛かっていて呼び鈴押さないと入れてくれないし。

あの丘に登っても息が切れてる間に強盗に合うらしいですよ。

ちょっとしかいなかったエクアドル、明日の夜、ペルーへ飛びます。
ウユニの前にマチュピチュを目指して。

イピアレス(コロンビア)→キト(エクアドル)へ移動(2023.3.20)

2023年3月20日(月)1コロンビアペソ≒0.03円

もう10時を過ぎていますが、今からエクアドルのキトへ向かいます!

ホテル→イピアレスバスターミナル

空気が薄過ぎてもうバス停まで歩きたくないので、町のセントラルで「テルミナル、ブス(terminal bus)」と聞いてまたバスに乗り、長距離バスのバス停に行きます。1600ペソ(44円)。
タクシーを使わずにローカルバスで目的地に着けると達成感が凄いです。

イピアレス→国境

昨日ボロボロの体でポパヤンから降りたったバス停に行き、ここから国境のトゥルカンまでコレクティーボという乗り合いタクシーで行きます。乗り場はバスターミナルの東の端。
「トゥルカン?」と聞いて来た男性に「うん」と言うと、あっと言う間に私のスーツケースを奪ってタクシーに乗せ、時間がないから早く乗れと言います。私は時間あるけど??
乗ってからも凄い勢いで車を発車させ、どうも怪しいので金額を聞くと「5ドル」と。

慌てて「ドル持ってないよ、降ろして!!」と叫びます。「ひとりだとその位掛かるんだよ」と言いますが、「本当にドル持ってないし、人数集まってから乗るし!」と言い断固として降ろしてもらいました。本当に100ドル札しか持ってないしあなた、お釣りないですよね?

またバス停に戻って周囲の人に「トゥルカン?」と聞くとさっきのタクシーの男性の車に乗れと指差します。他の車は出払っているのか、この車に乗るしかなさそう。そして金額を他の人に聞いたら「3,400ペソ(93円)」だって。おいっ

タクシーのお兄さん、「人が集まるとその金額なんだよ。」とバツが悪そう。

再びお兄さんの車に乗り込むと、お客さんの黒人の女性も乗って来てニヤニヤ笑いながら「運転手にいくらって言われた?」と聞いてきます。ぼったくられるの知ってるんだな。
乗り合いタクシーは4名集まってから5分程走って国境へ。

ここでネットの情報通り、タクシーはコロンビアのイミグレは通り過ぎ、エクアドルのイミグレまで進みます。停めるとこないからかな?
この標識は見やすいですね。飛行機だと味わえない国境越えた感もたまにはいいかも。

そして警察の検問、スーツケースの中身を見せろとのこと。そう言えばポパヤンのバス停でも警察にスーツケース開けさせられたな。

11半。
無事検問を抜け、コロンビアのイミグレへ歩いて戻ります。見えてるし5分も掛からない距離。
イミグレはネットで「コロンビアもエクアドルも長時間掛かった。」って見たけど、私しかおらず質問もなくあっという間に通過。これまでで1番楽な国境越え。
もしかして朝より昼から来た方が空いてるんじゃ・・・とにかくラッキー。

エクアドルイミグレ。ここも昼だとガラガラ。

国境でコロンビアペソをエクアドルの通貨、ドルに両替。ここも「コロンビアペソをドルに変えると増える。」って記事を見たのですが両替屋2名に聞いたけど通常レートでした。
時代は変わってしまったのかな。
まあ使い勝手の良い10と20ドル札が増えたのでよしとします。ドルだと計算しやすいし、他の国で使えるので「出国時使い切る」苦労をしなくていいので嬉しい。

国境→トゥルカン(エクアドル)

エクアドルのイミグレ横にバスが停まっているので乗り10分でトゥルカンへ。0.75ドル。

トゥルカン→キトの北バスターミナル

ここで長距離バスターミナルTerminal de Transporteに降ろしてもらうと、もの凄い数の客引きに囲まれます。凄い勢いで「キト?」「キト?」と聞いてきて私のスーツケースを奪い合い。

訳わからんまま導かれるように正面の部屋に入るとそこがバス会社の待合室だったようで皆諦めて去って行きました。バス会社の数が過剰なんだな。

キトまで7ドルを払い13時のバスを待ちます。北バスターミナルか南バスターミナルか聞かれましたが、ホテルの場所を見せたら「北だな。」と言われ北バスターミナルまでのチケットを買います。
待ってる間、待合室を覗き込んで弁当屋、水、お菓子、SIMカード屋が入れ替わり立ち代わり私に話し掛けてきます。

あまりにもお客さんが少ないし、かなり皆必死なので何か買わないと悪いという気持ちになってきました。SIMカードを5ドルで買ってみたら見たことないウサギ耳のマーク。
「ペルーでも使えるから!」って必死だったけど本当かな?(→ペルーでのアクティベートの仕方が分からず使えませんでしたw)裏見たら4ドルって書いてるし。おい
お弁当は隣の客の地元の夫婦が購入。

すぐに13時のバスが来てバス会社の人に案内されるがまま、バス停使用料0.35ドルを払い、バス横で無造作に並べられていたハムチーズサンドを1ドルで買う。
店員もやる気ないしなめてたけど、これがびっくりする程美味しい。2個買えば良かった。
右上は4ドルと書かれた5ドルで購入した変なSIM。

長距離バスはガラガラ。そりゃバス勧誘の人らも必死になりますね。
座席2つ使えて快適~一昨日のあのバスを経験したらまるで天国、凄い幸せを嚙みしめる。

途中、2回警察の検問がありました。

Terminal Terrestre de Carcelén(キト北バスターミナル)

18時半。6時間でエクアドルの首都キトの北バスターミナル到着。

朝、イピアレスでラス・ラハス教会観光をしてからでも夕方に到着はかなりついている。
ここからローカルバスで予約しているホテルまで行くことにします。

Terminal Terrestre de Carcelén→ホテル

エクアドルのバス停、凄い人でバスが来たら皆走って乗り込んで座席争奪戦です。
おかげでトロい私は1本乗り遅れました。

料金たった0.35ドル。女性もいっぱい乗っているので治安は大丈夫でしょう。
19時のバスに乗り込みます。もちろん座れません。

Hostal yumbo imperial(ホテル)

次の日のホテル入口の写真

19時半、ホテルの最寄りの駅に着きました。治安が悪いと評判の旧市街地です。
どう考えても観光に場所が便利なので。個室なのに1泊5ドル
日本を出てからこれまでで最安値じゃないでしょうか。

ここ旧市街地は、泊まると必ずものが盗まれると評判の泥棒宿スクレが有名ですが、泊まっても何もいいことなさそうなので別のホテルにしました。
ほんとに皆盗まれてるしめちゃ汚いらしいし

今日はパン1個しか食べていないのでお腹がペコペコですが・・・Googleで見ても宿の人に聞いても、もう近くのスーパーが全部閉まっています。キトって田舎??!首都なのに?

日本から持って来ている無印のドライフーズのオニオンスープをすすって寝ることにします。
こういう時のためにやはりお米は買っておけば良かった。(手持ちのはなくなった)
おやすみなさい。

世界一美しいイピアレスのラス・ラハス教会(2023.3.19~20)

2023年3月19日(日)1コロンビアペソ≒0.03円

朝6時半。ほぼ寝れないまま、体ボロボロでイピアレスのバスターミナルに到着。
隣の席に座っていた少年はシーツに包まりながらコレクティーボ乗り場の地面に座っています。
やはりエクアドルへ行くようです。お金持ってるのかな?有料トイレも全く利用していなかったし。

このままイピアレスの予約しているホテルへ向かいます。
メデジンから2日掛かると思っていなかったので、Bookin.comを通じて連絡し、宿泊日を1日ずらしてもらいました。

バスを降りた瞬間、タクシードライバーらが「TAXI?」と言いながらガンガン寄ってきます。
これがいっつもぼったくられまくりで苦手なんです。思わず逃げてホテルまで歩きます。

Uberなんか呼んでもこなさそうな辺鄙で何もなさそうな町です。
ホテルは町の中心にとってますが、坂が急過ぎて徒歩15分でも全然着かない、何故か息が苦しい

中心の教会。サンフェリーペ公園です。マジで何もない町・・・

Hotel Royal Class(ホテル)

ドミトリーすらない町なので今回は個室です。7時に着いてチェックイン。

ここ、評判が良かったので。1泊39,150ペソ(1080円)。

オーナーのおじいちゃんはスペイン語のみ。
チェックイン時間は13時なので疲労困憊顔で座っていたら、気の毒に思ったのか従業員に部屋をすぐ片付けるように言ってチェックインさせてくれました。不愛想だけど優しい

個室、シャワー・トイレ付。綺麗です。
あと何故かBooking.comでは同じようにログインしているのにPCから見るのとスマホのアプリから見るのとでは料金が少し違うことが半数位あり、両方から見るようにしています。
アプリから見る方が安いことが多いですが、逆の時もあります。

昼過ぎまでひと眠り。
しかし、目が覚めたら痛い、痛い、耐えれない位頭が痛すぎる。二日酔いの時より痛い。
もしやこれって??とイピアレスの標高を調べたらまさかの標高2,898m

しまった・・・知らんかった。高地に入る2日前から飲まないといけない高山病の薬。
知らない間にもう高山病になっています。慌てて薬を半錠飲む。

イピアレス町歩き

24時間何も食べていないからか、2日間バス泊だったからか、鏡を見ると肋骨が浮き出てガリガリ、ズボンもぶかぶかです。髪の毛もこの2日で白髪が増えたような・・・

大雨が降ってきました。
スーパー1軒、食堂もほぼなし。
教会の正面の食堂でコロンビア名物「バンデハパイサ」を頼む。

豚肉を豪快に揚げたものとアボカド、豆の煮込みに目玉焼き。これが美味し過ぎ。身体が冷えている上に24時間何も食べていないので、五臓六腑に染み渡る。。。命が復活したかのような気分になった一食。2,000ペソ(690円)。

この日ラス・ラハス教会に行くつもりだったけど大雨が降ってきたのでやめておきます。
19時位でスーパーも何もかも閉まり出す町。
身体もしんどい、おやすみなさい。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

2023年3月20日(月)

本日はエクアドルのキトに行く予定。
国境を越えるには朝早くから移動した方がいいですが、ここに来た目的、ラス・ラハス教会をどうしても見たいです。例えエクアドルに夜中到着しようとも。いや、それもちょっと怖いけど。

これ位しか見るものがないw

今日は晴れ。8時過ぎにホテルを出ます。
オーナーのおじいちゃんに「どこ行くの?」と聞かれたので「ラス・ラハスにコレクティーボで!」と言うと乗り場を丁寧に教えてくれました。

乗り場はカレーラ4と6の間、6側の道沿いです。
ここでラス・ラハス教会の写真を見せながら周囲の人に聞いて、目的のバスに乗ります。
1,800ペソ(50円)。

20分バスに乗って・・・

到着したのは、リャマがいるのどかな山の麓。
一緒にバスに乗っていたお子様連れの女性が「教会へ行くんでしょ?こっちよ。」と一緒に降りて道を教えてくれます。

かなり急な坂道をぐるーっと迂回して15分、結構しんどい。やっと教会に着きました。

険しい峡谷に建つ世界一綺麗な教会(と言われている)、ラス・ラハス教会!
これを見に苦労してバスで来ました。

お天気最高、ドラクエ感あり過ぎ。
私の頭の中ではずっとドラクエの音楽が鳴っています。

なんでこんなところに建てたんだろ??かっこいい!谷底から100m、橋の長さは50m。

1916年から1949年建設、聖母マリアが降り立ったともいわ言われています。

バスで来た甲斐がありました。
皆さん、9時オープンと同時に教会に入り熱心にお祈りをしています。

さ、名残り惜しいですが、行かないと。
帰りも同じ道を通ってホテルに戻ります。
近道をしようと土産物屋が並ぶ谷を横切る道を選んだら、坂が急すぎて足が持ち上がりません。

休み休み登って30分は掛かったでしょうか。恐らく空気がかなり薄く体力限界。
これは帰り道はかなりハード。帰り道の選択、失敗した。

必死の思いで大通りに着くとバスが通り掛ったので手を振って停めて乗せてもらいます。

ホテルに戻ってオーナーのおじいちゃんに「教会めっちゃ綺麗!」と告げてチェックアウト。
時刻はもう10時を過ぎています。しかし悔いなし!
急いでエクアドルのキトへ向かいます。

メデジンから国境のイピアレスへ、まさかのバス2泊(2023.3.17~19)

2023年3月17日(金)1コロンビアペソ≒0.03円

ブエノスディアス!
本日はコロンビアのメデジンからエクアドルとの国境、イピアレスに移動します。

南米はLCCが安く、エクアドルへは飛行機で移動したいところですが、コロンビアとエクアドルの国境に行きたい場所があるので陸路で移動することにします。

コロナ後の旅の情報収集

コロナ前は専ら「地球の歩き方」か、他の方のブログを参照に旅をしていたのですが、情勢が全然変わってしまっているので、今はリアルタイム更新のTwitterYouTubeを主に参照しています。

そして「メデジン→イピアレスは10時と14時半の直行バスあり、当日購入可。所要22時間。」という記事をいくつか見つけ、14時半のバスに乗ることにしました。10時のバスだとイピアレスに早く着き過ぎて、ホテルにチェックイン出来ないと嫌なので。

Terminal del Surへ(バスターミナル)へ

タコ部屋ながら5日もいたGaston colivingをチェックアウトし、朝食はいつもの優しいおばちゃんのカフェでカフェオレとパン。

おばちゃんに別れを告げ、メトロでPoblado駅まで行き徒歩20分。

12時半、Terminal del Surに着きました。ボゴタから来たのとはまた別のバス停です。

ここも長距離バスの窓口がいっぱいです。
前回対応が良くて気に入ったBolivariano社の窓口へ行って「今日イピアレスに行きたい」と告げます。

窓口のお姉さんイピアレス行きは道路が閉鎖されていてありません(by Google翻訳)」

はぁ?!
どうしよう、飛行機でエクアドルへ行くか・・・と窓口を離れようとするとお姉さんが引き止めます。

お姉さん待ちなさい。イピアレス行きはないですが、ポパヤンまで行けばそこから別のバスでイピアレスに行けます。

私の仕方ないので「それで・・・」とチケットをクレカで即買います。
137,000ペソ(3,800円)。チケットに印字された出発時刻20:30

??

「もっと早い時間のバスはないのですか?」
ないです。それが唯一のポパヤン行き。

ふと隣の窓口を見ると隣も「イピアレス」と書いてあります。
隣でイピアレスに行くか聞くとめちゃめちゃかわいい女の子が「行きますよ~13時のバス。どの席がいい?」とPC画面を見せてくれます。行くんかい!!
なぜか3席しか埋まっていないのがかなり不安ですが、Bolivariano社より安い。
出発まであと5分なので急いでこっちのチケットを買おうとしましたが「現金しか無理」とのことで、もうATMに行く時間はないので諦めました。。。
このバスに乗ってたらイピアレスまで乗り換えなしで行けてたのかな?(→小さいバンしか入れない道を通ったので多分無理だった?!)

隣にびっくり、メデジンにミニ空港があったので空港のカフェで時間を潰すことにします。
空港のロビーで外のガラスを背にPCをいじっていたら、通りすがりのおばちゃんが必死で私に話し掛けてきて、Google翻訳で喋ってもらうと表示された文字・・・

「あなたの後ろの男性があなたのことが好き、愛していると言っています。」

ぞわわっ怖っ!

後ろから見られているのに気付きませんでした。
振り返るとうつむき加減の男性がさっと逃げて行きます、顔も見えず。
おばちゃんに謝っておきましたが、コロンビア男性はこうやって人に仲介して告白するんでしょうか。シャイですね。

メデジンのボリバリアーノは専用待合室なし。
しかしWi-Fiさえあれば時間は潰せます。

出発時刻に近くなったので、ATMでお金を下ろし屋台の肉串(70円)を。美味しい。

20時半バスに乗り込みます。

ポパヤン到着

2023年3月18日(土)

11時半、ポパヤンのバスターミナルに着きました。15時間移動しました。

今回も標高が高い山道を通ったのか、耳の鼓膜が痛いし冷房きき過ぎで寒すぎでした。
セーターとユニクロダウン必須。

カメラを向けると大喜びでガッツポーズするバス会社の人たち

今回はちゃんと全部の窓口でイピアレス行きのバスの金額を聞きました。
・・・そうしたら「今はやっていない。」と断わられまくり、SUPERTAXEという1社しかやっていませんでした。しかも16時発でまた5時間も長時間待ちです。
そしてイピアレスまで何時間掛かるか受付のおじいちゃん聞いたら
「彼らは頑張るが道は迂回せねばならず、それは困難で10~14時間」(Google翻訳)
というまさかの返事。聞いていた時間より凄い長時間です。

どうやら道路が封鎖されているのは本当のよう。しかも座席表を見せてもらったら1番後ろの3席しか空いていません。「明日は日曜でバスはない」と言うのでもうこれを買うしかないです。
113,000円ペソ(3,120円)で購入。
買ってから気付いたけどネットで見たのより高い!ボラれてる??
もしかしてバスの料金も窓口のさじ加減なのでしょうか。

16時まで時間を潰します。近所のごはん。300円。地元民の食堂は安いです。

近所の大型スーパー。電化製品がいっぱい売っていたので見まくり。

ポパヤン→イピアレス

16時になったのでバスターミナルへ戻ります。
周りの人に聞きまくってバスが来る前のベンチで待っているのですが30分以上過ぎても来ません。
めちゃめちゃ不安、SUPERTAXEのバスを待っているのがなんと私だけ。

1時間10分遅れてバス、いやミニバンが来ました。えっ?!
キトから来ているバスで、もう私の座席しか空いておらず、乗れていなかったらポパヤンに2泊しないといけないところでした。あぶな~

通路は大型TVと鶏が占領。何じゃこのばす。

そして一番後ろの席はシートが倒せず・・・それで後ろの席だけ余っていたのか。
全員地元民のようなのですが、私の左の席の少年だけ様子が違います。
恰好は泥だらけ、荷物が黒いゴミ袋と布団シーツだけ、目が虚ろでヤク中かと…

バスは迂回ルートなのか、とんでもない細い山道を走り出しました。
横は崖っぷちスレスレ、ここ数日大雨がずっと降っているので道は泥だらけ。
落ちたら死ぬな・・・
向かいから他の車が来たら、すれ違える太さの道までどちらかがバックしないといけないので凄い時間が掛かっています。

そして隣の泥だらけの少年。
バスに慣れていないのか座席に座るのが苦痛らしく、地べたに座り出し、寝転がり出し、私の足置きの方へグイグイ体を伸ばしてきます。
私の足が置けず、私は足を宙に浮かせて座らないといけません。
何度も注意したのですが、すぐに地べたに寝転がり出すのです。

荷物がスカスカのゴミ袋1つ・・・
経済が崩壊したベネズエラから難民が他国へ逃げているそうなのですがまさかそれ?!
彼の境遇は大変気の毒には思うのですが、昨日もバスで1泊した私に今夜は「一晩中足をずっと宙に浮かす。」なんぞ出来るわけありません。つーか私も高い料金払ってるし!

2回目のトイレで私が席を外した隙に堂々と横たわって寝るので運転手に報告、足元に自分のリュックを置いてその上に足を置き、彼が私の足置き場を占領しないようにさせてもらいました。
しかしその後も何度もグイグイしてきたり私の体を押さえながらバッと起きたりとか、ずっとじっとしていないので一睡も出来ませんでした。
いや、やっぱしばく。

イピアレス到着

2023年3月19日(日)

地図で見ても道が山道過ぎる。
インドのローカルバスでジャイプル→アグラの地獄バスに続く過酷バスでした。
あっちの方がぎゅうぎゅう過ぎてもっと過酷でしたけど。

乗車13時間後(笑)イピアレスに到着。
日本で1番長時間の「はかた号」とかチョロイやん。
こっちは「バス2泊ぼこぼこの泥道をミニバン走行&隣から足置き場占領号」。

丸2日バス泊&長時間バス待ちで体がボロボロです。
イピアレスは飛行機で来れないから仕方ないけど、なんで50歳にもなってこんな目に。

最新の情報を見ていても当日までバス状況が読めない。
南米旅、大変です。

世界で最も革新的な都市、メデジンのコムナ13(2023.3.16)

2023年3月16日(木)1コロンビアペソ≒0.03円

ブエノスディアス!
今日はちょっとだけ晴れかも?!

メデジンのことを調べていて、スラムのロープウェイには乗ったけど、スラムのエスカレーターに乗っていないことに気付きました。
同じ駅なのですが、今日はエスカレーターの方へ行ってみます。

San Javier(サンハビエル駅)→徒歩でコムナ13へ

前回ロープウエイに登ったのと同じSan Javier(サンハビエル駅)へメトロで向かいます。

ここから山の方にあるコムナ13というエリアは、1980年代から90年代にかけて麻薬カルテルの拠点になり、毎日流血騒ぎ。
10万人あたり380件の殺人事件が発生という世界最悪の治安だったらしいです。

そこでメデジン市は、2000年代から住民主導の市政による改革を次々と断行。
2004年には、先日行ったロープウェイ「メトロカブレ」が開業し、2011年には丘を登っていく長い屋外エスカレーター総工費670万ドル(5億2,000万円)を掛けて建設されました。

駅に到着後、改札を出てGoogleMapを見ながらエスカレーターの方へ15分、歩いて行きます。
そ、そんな治安の悪かったとこに徒歩で行っていいんかな。
周りを警戒しながら地元の人らの間を進んで行きます。

15分後、少しアートな感じが見えてきた!

近くに来ると、やっと観光客らがいっぱい見つかりました、ほっ。

コムナ13

エスカレーターの麓に到着しました。

ここから、6つのエスカレーターが麓からスラムの頂上まで連なっており、全長は384m。
これまで住民が都心から自宅にたどり着くためには、28階分の階段を登らなければならなかったのが、この384mの公共エスカレーターでたった6分に短縮され住民のアクセスが劇的に改善されました。

やっとエスカレーターを発見しました。メトロの駅からは遠いですね。
30階分の高さがあるそうです。
さ、いざスラムへ!

エスカレーターの折り返し地点に、アートがいっぱいあります。

めっちゃ絵上手いやん?
都心部までのアクセスが2時間から20分になって就職率が上がり、若者はギャングに入らずアートやミュージックに力を入れるようになったそうです。
今では観光客が何千人も訪れ、治安も良くなりました。

メデジンは、コロンビアで最も活気に満ち、文化的にも豊かな都市となりました。「世界で最も危険な都市」と呼ばれてからたった25年で、Wall Street Journalから「世界で最も革新的な都市」の称号を授与されたそうです!凄いぞメデジン!!

屋外のエスカレーターを登るのは楽しい!
あっと言う間に1番上に到着しました。

スラム・・・
山の上に本当にたくさん家が密集してるんですね。

なぜスラムにバンジージャンプを作ろうと思ったし。

エスカレーターを降りた後、どんどん奥へ歩いて行きます。
スラムはどこまでも広がっています。
ここが終点の変な手が出ているバー。

ここでスラムを見下ろしながらチュロスを食べます。
チョコが酸っぱかったんですがまさか腐ってないですよね。

「えっこんなところに日本人?!」

ここで20名位の多国籍なガイド付きの団体客のおばさんに声を掛けられました。
久々の日本語で嬉しいです。「そうですが?」と答えると

「凄いわね~勇気あるわね~。一人?怖くないの?」

とかなり驚かれていました。アメリカ在住で何かの仕事の団体グループの方のようです。
よくよく考えたら私も一人で度胸あるなと思いますが、もしかしたら鈍いだけなのかもしれません。
しかし写真を見たら分かるとおり、昼間は観光客だらけで治安は大丈夫に感じました。

帰りはその団体客らとエスカレーターを降りて帰ります。

ボテロ広場

帰りはメトロに乗って宿がある駅よりちょっと先で降りてボテロ広場に行ってみます。

Parque Berrío駅。賑やかですね。市場みたいです。

また凄い雨が降ってきました。折り畳み傘持ってきてて良かった。
この裏がボテロ広場。

わはは。かわいい。

ふくよかな胸板。

Palace of Culture Rafael Uribe Uribe

広場に面するこの建物にも入れそうなので入ってみます。

歴史的な建物ようですね。
無料ですがパスポートを見せないと入れなかったので、こんなこともあろうかといつも持ち歩いていて良かったです。

中は結構広くて礼拝堂もあったりして楽しかったです。
しかしなんでこんな気持ち悪い色使いにしたんでしょうか。

メデジン最後の夜

夜ご飯、ホステルの近所の鶏肉を持ち帰ってみたのですが・・・変な味ーーー
これがメデジン最後の晩餐になってしまいました。

ここメデジンは実は2016年に日本人旅行者が強盗に拳銃で殺害されるという悲しい事件が起こりました。
次に行くエクアドルのグアヤキルも。
治安が良くなったと言っても拳銃が簡単に手に入るのが南米。
アジアとは危険度が違うと思い、夜は出歩かないようにしています。

何、その変な座り方。
君とも明日はお別れ。
明日はエクアドルの国境へ移動しようと思います。

ラ・ピエドラ・デル・ペニョール「悪魔の岩」とおもちゃのような街グアダルーペ(2023.3.15)

2023年3月15日(水)1コロンビアペソ≒0.03円

メデジン3日目。
少し体調が回復してきたよーな、してないよーな。
しかしこの3段ベッドに丸1日いても仕方ないので、本日はラ・ピエドラ・デル・ペニョールへ行ってみたいと思います。

相変わらず今日も雨なんですが、ペニョール岩は悪魔の岩と言われているので、おどろおどろしい天気が相応しいかもしれません。

メデジン→ペニョール

今回も長距離バスで行きます。ボゴタから来たときに降りたバスターミナルTerminal del Norteに行きます。

バス会社がいっぱい並んでいますが、「グアタペ」と書かれた窓口で「ペニョール!」と叫んでペニョール行きのチケットを買いました。
私の発音だと丁寧なスペイン語で話すより、重要な単語だけ叫んだ方が伝わるんです。

グアタペまで行かず途中のペニョールで降りるのに、グアタペ行きのチケットを買わされます。
しかしこれでペニョールで1度降りても、再乗車でグアタペにも行けるのでいいんです。
かえって親切かもしれません。19,000ペソ(525円)。

10時50分のバスに乗って2時間、ペニョールに13時に到着。バスは1時間に1本位。
私の他は2名しか降りません。
この到着場所でこの観光客につられて有料トイレに入ってしまいましたが、悪魔の岩の隣に無料トイレがありました。

岩を目指して坂を登っていきます。

ラ・ピエドラ・デル・ペニョール(La piedra del peñol)

すっごい急な階段と坂を登ってラ・ピエドラ・デル・ペニョールの入口に到着!
結構ここまでの道のりも急。

これ!
なんと1枚岩です。これを見にメデジンに来ました。
7,000年前に形成された高さ220m、周囲の長さ770m、容積は2,200万㎥の花崗岩。
昔から地元の人には神聖なる岩として崇められていたそう。
入場20,000ペソ(563円)

1954年に地元の住民によって初めて岩への登頂が果たされ、その際に使われた階段が拡張されて皆がこの階段で登れるようになったとか。
ありがたい、ありがたい。途中にあるマリア様にお礼を言います。
降りる時は別の階段になるので、登る時には見れません。

何回も休みながら展望台がある675段到着。
この後更に上の740段まで行きました。海抜が高いのか空気か薄く感じます。
私まだまだ体力あるな。

雨なのが残念。やはりコロンビア女性はムチムチさん多いです。

湖と島が絶景!と聞いていたのですが。

コロンビアに来てから1日も晴れたことがないので仕方ないですね。

帰りは登ってきたの階段の内側の階段を降ります。
面白い構造。下りはめちゃめちゃ楽ちんでした。

グアダペ

バスを降りた場所まで戻ると、ちょうど運良く大型バスが来たので「グアダペ?」と聞いてみます。
運転手がうなずくのでそのままグアダペ行きのバスに乗る。
グアダペ行きのチケットを持っているのを忘れて3,000ペソ(85円)払いました。

10分でグアタペに到着。しゃ、写真映え・・・

この天気では全く伝わりませんが、グアタペは町おこしで住民たちによってカラフルに建物が塗られているそうです。

中心の教会。

グアタペは(も?)以前はかなり治安が悪かったそうです。
でも、このようにカラフルに装飾してメルヘンな街にすると治安が激的に改善されたそう。

ホテルもいっぱいあって宿泊されてる観光客もいます。
コロンビア、治安を良くするために国や市が凄い努力しているのが伺えます。

晴れている時の他の方の写真を見るとめちゃめちゃかわいい街なのですが、雨だとなんとも映えない写真で残念です。

伝わらない感。

そう言えば朝バスの中でパンを食べただけなので、セントラルでランチ兼夕食を食べます。

観光地のようで、レストランはコロンビアにしては高いです。
マスの海老ソース掛けと、今度こそレモンジュース。リモネで伝わります。1,350円。
味はまぁまぁ・・・

グアタペ→メデジン

セントラルから少し降りると大型バスが何台か停まっている場所があったので、そこから16時40分のバスでメデジンへ戻ります。
いきなり行ってチケット買えました。

2時間掛かるので帰りは真っ暗。バスからの景色。
盆地形状のメデジン。夜はこんなに綺麗だったのか。

Terminal del Norteに戻ってきました。19時なので真っ暗です。

夜、ケーブルカーに乗って夜景も見てみたかったのですが、治安が心配で断念してたんですよね。
ここで夜景が見れて良かった!
メトロの駅は通勤の人らでいっぱいで治安は大丈夫そうです。
ケーブルカーの上の駅はスラム街ということで危ないかもですが。

メトロで安全にホテルに戻って来ました。本日も宿のビール。

出来れば晴れてる日にグアタペ行きたかった、いつ晴れるの?コロンビア。
おやすみなさい。

メデジンのスラム街でロープウェイ(2023.3.13~14)

2023年3月13日(月)1コロンビアペソ≒0.03円

ずんっどごごっ♪ずんっどごごっ♪←気に入ってる訳ではないが、毎日流れてくるので耳について離れない。

深夜バスで首都ボゴタ→第2の都市メデジン移動です。
バスはいつものネックピローのお陰で爆睡出来るので快適でしたが、途中かなり標高の高い山道を通ったようで、耳がツーーーンとして聞こえにくくなりました。
頑張って耳抜きをしたのですが。

メデジン到着

早朝、メデジンのバスターミナルに到着!

Bolivariano社のバスは荷物タグが付いているので、荷物が盗まれる心配がありません。

そして着いたとたん相変わらず凄い量の雨です。

誰かコロンビアは3月は毎日雨だと教えてといて下さい。

ここからメトロで中心地まで行けるようなのでメトロカードを買います。
3,450ペソ(95円)でどこまででも行けます。メトロと言っても地上を走っているのですが。

設計の段階で「終点の駅は1車線にした方が渋滞が緩和出来る」と気付かなかったんでしょうか。なんでホームを1車線潰して延長しているんでしょう。

Gasto coliving(ホテル)

GoogleMapでホステルの最寄りの駅Florestaで降りました。

Gaston coliving男女混合ドミトリー30,800ペソ(845円)

めちゃめちゃ口コミが良く、Booking.comに日本人の口コミもあったので日本人はいないかと期待したのですが、ここでもアジア人は私ひとりでした。

・・・3段ベッドが3つ・・・足の踏み場なし。久々のタコ部屋ですか。
せ、狭い。人口密度が高過ぎて床にはほとんど荷物の置き場もありません。

私は真ん中の2段目にアサインされたのですが、これだけベッドの高さがあると3段目の人が動くと凄い遠心力でギシギシ2段目も動きます。

オーナーのクラウディアの息子さんはずっと私を下の名前で直接呼んでくれ、めちゃめちゃ感じいいです。
それと水回りの掃除が行き届いていて清潔なのと、ハスキー犬がかわいすぎて居心地がいいのでタコ部屋具合は帳消しされて評判がいいのでしょうか。

近所で朝食

近所の地元の人用カフェ。

朝食兼昼食。パンとカフェオレ。

これで270円です。パンは温めてくれました。細長いパンの中からチーズが溢れます。
コーヒーとパンが美味し過ぎます。コロンビア。
お店のおばさんも「中国人?日本人?ようこそ。」とずっと何かニコニコ顔でスペイン語で話し掛けてくれます、意味は分かりませんが。

メトロカブレ(Metrocable)

昼からは2005年に開通した、スラム街の上を通るメデジンのロープウェイに乗ってみます。

ここメデジンはすり鉢状の盆地の地形になっているのですが、標高の低い町の中心部に富裕層が、空気が薄く昇り降りが大変な山の斜面や丘の上に貧困層が暮らしています。
関西の芦屋と逆ですね。あっちは上から下界の人どもを見下ろすのがお金持ちの証なので。

貧困層の人たちは都心部へのアクセスが大変なため就職率が悪く、ますます貧困になるという悪循環だったらしいのですが、市の政策としてロープウエイを設置して安価に乗れるようにし、貧困層の人たちの就職率を改善し、それに伴って治安も改善したらしいです。いい政策ですね。

メトロの「San Javier(サンハビエル)」駅から、ロープウェイに乗ってみます。

ロープウエィの駅はメトロと繋がっていて一度降りなくてもそのまま乗れます。
ここでも天才的に方向音痴を発揮して一度降りてしまい、チケット1枚分無駄にしました。

ロープウエイに乗り込みます。
8人乗りで行きは満席で写真が撮りにくかったので帰りの貸し切り時の写真です。
住民の足なので、一緒に乗っている人はここらに住んでいる人たちでしょうか。黒人の方なども交じっていました。観光客もちらほらいます。

スラムです、とか言っちゃっていいんでしょうか。家の密集率が凄いです。
隣の家との壁は1枚だけなので長屋形式のようですね。
トタン屋根とレンガ壁。雨が降ったらうるさそうです。

景色はいいですが、空気がう、薄い・・・

途中、2個駅がありましたが、終点La Auroraで降りでみました。上の方は更に寒いですね。
アップダウンあり、平たんに進んだりと凄い長い距離でした。
これがメトロと繋がっていてずっと3,450ペソ(97円)で乗れるのが凄いです。

スラムの景色を楽しんで、ホステルに戻ってきました。
宿のビール3,000ペソ(85円)。めちゃめちゃ良心的な値段です、おやすみなさい。


2023年3月14日(火)

メデジン2日目。

ブエノスディアス!
Gasto coliving は8ペソ(226円)で朝食も頂けるので食べてみました。

雨に濡れたので風邪をひいたみたいで熱っぽいです。
昼食にまたその辺でモチモチパン(気に入っている)を買って食べながら、手数料無料のBBVAのATMでコロンビアペソを下ろしてきました。
意外と寒いコロンビア。夕方まで寝てみましたが回復せず。

Mondongo’s(レストラン)

しんどいので、本日は有名なコロンビア料理、モンドンゴスをメトロに乗って食べに行くだけにします。

モンドンゴスとレモネードを頼む。
45,300ペソ(1,300円)

鶏肉の薄いカレー味スープって感じでしょうか。
アヒアコと似てるんですが、美味しかったです。美味しいものしかないんですがコロンビア。
ジュースはレモネードを頼んだのですが「ないからこれ。」って勝手にマンドリーナを置かれました。
事前にマンドリーナでいいか聞かないのが南米って感じ。

それにしても、今日も現地の人にスペイン語で道を聞かれ、英語で「わからん。」と言ったらびっくりされました。南米の人たちから自分がどういう風に見えているのか不思議です。
汚い恰好で観光客に見えないのにスペイン語話せないのがびっくりされるんでしょうか。

そしてコロンビアは美女大国と言われています。
たまーに綺麗な人は見ますが、そこまで??という気はします。お前が言うな。
美人の感覚が日本人と違うのかな。胸もおしりもむちむちでふくよかな人が多く、アイラインと眉毛は皆さんかなり濃いです。化粧負けします。

タコ部屋は窓もなく寒いですが、早く風邪を治すようにします。

ボテロ博物館と壁画アート、モンセラーテの丘はご縁なし(2023.3.12)

リアルタイムは1ヶ月先。
この3日間、砂漠ツアーでWifiが使えなかったり、バス移動3日間で何も出来なかったりとか・・・
空いてる時間はほとんど次の飛行機やバス経路を調べたり、ホテル予約をしているので、旅をしながらリアルタイムでブログ更新は難しいですね。
どこかでゆっくりのんびりして更新追いつきたいものです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

2023年3月12日(日)1コロンビアペソ≒0.03円

ずんっどごごっ♪ずんっどごごっ♪

ブエノスディアス!
もうBendito hostelsも5日目。そろそろ移動しようと思います。
ここはドミトリーのベッドにカーテンが付いていて快適なんですが、同室の人たちが毎日チェックアウトしてどんどん入れ替わっていくのを見ていると、私も早く移動しなければと焦燥感にかられます。

晴れの日を待ってモンセラーテの丘からボゴタの街を見下ろしたかったのですが、天気予報を調べても1ヶ月全部雨ですし。3月のコロンビアって毎日雨??

宿をチェックアウトして荷物を預かってもらい、今夜、深夜バスでメデジンに移動することにします。

3度目の旧市街地

今日こそ晴れますように。3度目のモンセラーテの丘、登頂チャレンジ。

バスで行きなれた旧市街地へ。そう言えば新市街地には行ってないな。
それもこれもモンセラーテの丘に登れていないせい。
出店に色んなものが売ってて楽しいです。

本日の朝食兼昼食は、お肉のいいにおいがする地元民の食堂へ。

これ2,3人分ですよね。
他の地元の皆さん、2人で分けてますし。
すいません半分残しました。味はまぁまぁ、現金払いのみ。
お肉3種の盛り合わせとレモネード15,930ペソ(973円)。
お肉の説明、豚と牛とカピパラって言ってたような・・・カピパラってかわいいのに食べていいんですか。どれがカピパラか分かりませんでした。

ボテロ博物館

まだ曇っているので晴れを待って無料のボテロ博物館へ。

コロンビアを代表する画家・彫刻家「フェルナンド・ボテロ」の作品が展示された美術館。
123点もの彼の作品を観覧することができます。

ここが凄いのはなんと無料!

ふふふ、かわいいですね全部。確かこのモナリザの絵で有名になったんでしたっけ。
どこ見てるんですかって感じがいいです。

ボテロって、パナマにも像がいくつかあったけどコロンビアの画家だったんですね。

カンデラリア地区

次は壁画アートが有名な地域へ。

この門をくぐった先。

旧市街地は治安が悪いと言われていますが、警官をたくさん配備して治安を良くし、壁画アートで観光客を呼ぼうという政府の政策があるみたいです。

ほんと、メキシコも骸骨系の壁画がいっぱいあったけど、コロンビアのも素敵だなぁ。

ボゴタ→メデジンへバス移動

さて、ますます曇ってきたので、もうモンセラーテの丘登頂は諦めました。
ボゴタに5日いてずっと雨ってことは縁がなかったんでしょう。

ホステルに戻って荷物を受け取り、ローカルバスでTerminal salitreへ向かいます。
トランスミニレオ以外普通の路線も同じバスカードで行けました。

駅到着。バス会社あり過ぎ。
強盗に合う確率が少ないと評判のBolivariano(ボリバリアーノ)社のバス会社の窓口へ。って強盗ありきのコロンビアのバス、どんな評判ですか。

Bolivariano窓口のお姉さんも一生懸命パソコンでスペイン語→英語の翻訳画面を見せてくれ、102,000ペソ(3,100円)でメデジン行きの深夜バスのチケット買えました。
ボゴタのBolivariano社はコンセントやWifiがある専用待合室があります!

21時発のバスに乗ります。

コロンビアで一番治安が悪いと言われるボゴタ。
5日滞在して、いつのまにか恐怖心は消えていました。
どこもかしこも警官だらけだからかな。

それに街の人たちがめちゃめちゃ優しい日本にいたら感じない感覚です。
1度歩いていたら「Welcome to Colombia!」っておじいちゃんに声を掛けられました。
まあ黒人男性に「チーノ!チーノ!(中国人をバカにする言葉)」とも言われましたけどね。

さて、メデジンはどんな街かな。楽しみです。

シパキラの塩の教会がファイナルファンタジーの世界(2023.3.11)

2023年3月11日(土)1コロンビアペソ≒0.03円

ずんっどごごっ♪ずんっどごごっ♪

コロンビアでは何故か至るところにずんっどごごっというリズムの音楽が流れていて耳について離れません。
ブエノスディアス!本日もおどろおどろしい天気です、寒いです。

ローカルバスでシパキラへ

雨でも楽しめる観光地ということで、洞窟の中にあるシパキラの塩の教会へ行ってみます。

北バスターミナル(Portal del Norte)

10時、専用レーンを走るいつものバス、トランスミレニオで北バスターミナル(Portal del Norte)へ。
いつものごとく、天才的な方向感覚で反対方向へ行きました。

40分で到着。
バス停の壁にも至るところにアートがあって見てるだけで楽しい。
コロンビア人って絵のセンス抜群!

Portal Norte駅→シパキラ

バスターミナルというか、電車のプラットホームが4本並んでいる駅で分かりにくい。
「シパキラ?シパキラ?」と言いながらバスの職員にどのバスに乗ればいいか聞きまくり。
皆さんめちゃ親切に教えてくれます。

またも方向音痴ゆえに1度改札の外に出ちゃったんですが、外に出なくてそのまま無料でこの改札を抜けて隣のプラットホームに行けばシパキラ行きのバスに乗れます。
切符1枚無駄にしました。

切符買わずに乗っちゃったけど、走り出してから切符回収のおっちゃんに8,000ペソ(166円)渡す。
バスは庶民の味方。

メキシコでも街中若者がいちゃついておりましたが、このバス内でもいちゃいちゃ、ベタベタ・・
少子化にならんでいいね、と思ったらおっちゃんとおばちゃんでした。

シパキラ→塩の教会

終点じゃないので運転手にも「シパキラ!」と告げておく。
私と欧米人4人がこんなところに降ろされましたよ。

そこからはGoogleMapを見ながら塩の教会目指して20分程歩きます。

ホテルとかもあって観光地なんかな?中華系の建物の色使いも楽しい。

お腹が空いてきたので朝食を買い食い。
カフェ屋さんで大きな丸いボール2,800ペソ(80円)を購入。
これ、ふわふわのドーナツ生地にとろとろのチーズが入っていて、びっくりする位美味しい( *´艸`)!
コーヒーとの相性抜群。私の中でコロンビアと言えばコレを思い出すほどのうまさ。

塩の教会

15分程歩いて塩の教会の入口に到着。最後は坂を結構登ります。
入場はガイドなしで900ペソ(2,800円)。カード払いだと手数料5%>
数年前の記事よりだいぶ上がってる~
スペイン語か英語のオーディオを無料で借りれますが、聞いても分からんので借りず。

ドラクエ感、満載!わくわくする。
塩の教会は地下200mほどのところに造られており、坑道の総距離は400km、地下4階の層からなっています。

14個の十字架

坑道をどんどん進んで行きます。

まずは1個めの十字架。ここは分かりにくいですが。

シパキラでは古くから岩塩鉱山があり、危険を伴う作業での安全を祈願するため坑内に礼拝施設を彫り込んでいたらしいです。塩の教会とは、ここに作られたカトリック教の地下壕教会で、14個の十字架と礼拝所がありキリストの苦難の道を表現しています。

2,3,4個めの十字架。

メインの大聖堂に辿り着くまでに、イエス・キリストが十字架にかけられて殺されるまでの14留の「苦難の道/ヴィア・ドロローサ」に沿って、14のエリアに分けられており、それぞれに十字架と祈祷台が置かれています。

5~13個目。
ひとつひとつの教会の前に、膝をついて祈りをささげる台も置かれています。
浮彫りの十字架と凹んでいる十字架があるんですね。どれも綺麗にライトアップされていて幻想的です。

ラスト、14個めの十字架。ここだけおどろおどろしいです。

塩の大聖堂

十字架が終わるとブルーの円形ドーム。

向こうの方にかなり大きな十字架が見えてきました!天井高14mもある大聖堂。

荘厳な讃美歌とイルミネーションで、幻想的過ぎる世界。
まあ私の頭の中ではドラクエとファイナルファンタジーの音楽がかかっているのですが。

シャンデリアがあったり、マリア像もいっぱい。復活の呪文で蘇ることが出来そうな世界。

写真じゃ分かりにくいですが、色が次々変わっていって幻想的。動画撮れば良かった、動画用カメラのDJI はメキシコのグアナファトで壊してしまい、YUKAさんに持って帰ってもらったんです…

両サイドの道の先にも教会が。軍艦島を思い出します。炭坑の仕事は命に関わるので当時の人は十字架を彫ったんでしょうね。

お土産屋やバーも洞窟の中にあります。

無料Wi-Fiもあって粋だなあ。トイレも1番奥で遠かったけど素敵な雰囲気。

帰りは来た道を戻ります。
バスを降りた辺りに着くと、「190」と書かれた路線バスが私の目の前に停まって運転手が「ボゴタ?」と聞いてきました。おっちゃん、よく分かったね。
まぁアジア人、私しか歩いていないし分かるか。

ボゴタへ戻る

このままバスでホステルには戻らず、有名なwokという日本食のチェーン店へ寄ることにします。

お店はここ。Bendito Hostelsの周りにもあるような、おしゃれなレンガ造りの建物がいっぱい。
高級住宅街なんかな。

なんか旧市街地と別世界のよう。おしゃれ過ぎ。

創作巻き寿司を頼んでみました。めちゃくちゃ種類があって選べない程です。
海老フライを白身魚で巻いたもの、acevichadoってやつを頼んでみました。

ビールもキンキンに冷えていて幸せ・・・そして巻き寿司には何やら透明の液体が掛かっています。何でしょうこれ?とろみがあるわけでもなく、不思議。ビール込みで58,700ペソ(1,700円)。
ご飯は酢飯ではなく普通の日本のご飯。外国人は酢飯、嫌いなんかな。

で、めちゃくちゃ美味しい、ほんと幸せ。コロンビアがまた好きになりました。

単純だな。今日は幸せ盛沢山だった、おやすみなさい。

雨のボゴタ観光、楽しいコロンビア(2023.3.9~10)

2023年3月9日(木)100コロンビアペソ≒2.9円

おはようございます。Bendito Hostelsはとても居心地いいんですが・・・

コロンビア、ボゴタが鬱蒼とした天気です。
治安最悪と聞いてビビっているこの気持ちを表しているかのごとく。

取り合えず旧市街地へ向かいましょうか。ボゴタが一望出来る「モンセラーテの丘」とやらに行ってみたいです。
ホステルから5分歩いて、あの連結型の公共バスで移動。

ボゴタもGoogleMapで移動経路が出るので楽ちんです。この改札があるバスは、専用レーンを走るので渋滞だらけの道をUberで行くより早く着くはず。
というか、Uberで移動しちゃうと点と点の移動で面白くないんですよね。
市民気分を味わえて楽しいのでクセになってしまい、今後も夜以外は積極的に公共バスか電車で移動します。

昨日購入したバスカードで入場。どうやらどこまで行っても2,400ペソ(70円)のよう。
ふぇっ?!めっちゃ安くない??女性も子供も乗ってるし治安は全然悪くない。

20分弱で旧市街地に到着。

旧市街地

お腹空いてきた・・・ホステルには朝食付いてません。なんかあれ、美味しそうだな。

丸いドーナツみたいなのと、揚げパンみたいなのを購入。お札の0が多過ぎて金銭感覚ゼロ。
3,500ペソだったから2個で100円か~。やっぱ安くない?で、丸いドーナツはポンデリングそのままでめっちゃ美味しい!

黄金博物館

また雨が降ってきたので、取り合えず近くの黄金博物館とやらに入ってみる。

入場5ペソ(140円)にまたもビビる。このクオリティで。
植民地時代以前の5,500点の黄金の数々。

コロンビアは昔、めっちゃ金が取れたんですね。
で、ほとんどスペイン人に剥奪されたと。なんかいっつもスペイン人酷いんですが。
目の保養になりました。

ボリバル広場

有名な広場に来てみる。治安が不安だったけど、至る所に警官がいっぱい立っているので怖くないな。

YouTuberがここで男女がセクシーダンスを踊っているって言ってたけど、ハトしか踊っとらん。

この様子だとモンセラーテの丘に登っても何も見えないので帰ります。

夕方はバスは大混雑。どの駅も警官が3人位いるので安心です。
ホステルの近くのスーパーでチキンを買って寝る。


2023年3月10日(金)

今日も雨。コロンビアは3月は雨期なんでしょうか?
メキシコで雨なんて見たことないので不意を突かれました。寒くて風邪気味です。

Bendito Hostelsの近くは全てこんな感じの建物。
大学が近くにあって、ここも警官が立っているので安心です。

今日もモンセラーテの丘にチャレンジすべく旧市街地へ。
市場に行ったけど、雨であまりお店出てないなぁ。

La PUERTA de la CATEDRAL

コロンビア料理でも食べましょうか。たまにはちょっといいレストランへ。

コロンビア料理の店が何軒もならんでるけど、めっちゃ口コミ高いここに。

伝統的なコロンビア料理、アヒアコとパパイヤジュースを頼む。
シチューに鶏肉とコーンがたっぷり。熟したアボカドを入れて味変を楽しみます。
め、めっーーーーちゃ美味しい!全部で1,500円位。

コロンビア、美味しい。イメージが変わった。

雨のボゴタ

外に出たらより一層強い雨。

おしゃれじゃない?

この頃には激し過ぎる雨で、傘も持ってるけど全身びしょ濡れ。
ボリバル広場にはハトすらいない

チェーン店のTOSTAOってコーヒーショップに入る。
コーヒー、めちゃくちゃ美味しいやん。さすがコロンビア!4,500ペソ(125円)

そ、そろそろ帰りましょうか。
本日もモンセラーテの丘登頂断念。こんなおどろおどろしい空、見たことある?!

しかし・・・コロンビア、思っていたイメージと全然違う。
警官だらけで安心だし、メキシコの警官みたいにスマホいじりまくってなくてちゃんと仕事してるし、食べ物美味しいし、安いし、アートいっぱい、コーヒーが美味しい!

意外にコロンビア、楽しい。

コロンビアのボゴタへ移動、コロンビア人が優しい(2023.3.8)

2023年3月8日(水)100コロンビアペソ≒2.9円

本日はコロンビアのボゴタへ移動。

今日から南米。怖い、国のイメージだけでめちゃ怖い。しかし行かねばならぬ。
憧れのマチュピチュとウユニ塩湖を目指して。

カンクン(メキシコ)→ボゴタ(コロンビア)

朝8時半にメキシコ、プラヤデルカルメンの宿をチェックアウト。
飛行機に乗り遅れると嫌なのでちゃんと前日にADOバス(230ペソ)を予約。

10時にカンクン国際空港到着。今回もAVIANCA航空。
HPから日本のクレカ決済出来ないのと毎回出国航空券求められるのが嫌なんだけど、ここが1番安いのよね。すんごい並んでる。

今回は預け入れ荷物とセットでTrip.comで1.7万で購入。
「コロンビア入国24時間前迄にCheck-Mig(コロナ関連書類)の登録が必要」ってあったので昨日登録したけど、登録完了PDFが未だ送られて来ず。並んでいる間に再登録しなおして最終画面をスクショいておいたけど、全然求められなかった。労力返して。

それより相変わらず「コロンビアからの出国航空券を見せろと言われます。
もう社内規定なんだろうな。
今回はANAのキャンセル無料のチケットを取っているから堂々と見せます。

手荷物持ち込み代払っていないのに、堂々とミニスーツケースを持ち込んでる欧米人らが職員にめっちゃ注意されてて、「ここに入らなかったら追加料金」と言われていました。
横向きに入れないといけないのに縦向きに入れて「ほらっ見ろ!入ったじゃないか~!!」とニコニコ顔。めちゃはみ出てる、あほですか(;^ω^)
もちろん追加料金取られていました。

保安検査を通過後、すぐにラウンジへ。

ここぞとばかりにがっつりビール。
しかしコロンビア入国後、すぐにANAのチケットをキャンセルするのを忘れないようにしないと。
なんとボゴタ→東京のキャンセル無料のチケット、60万超えです。
購入する時に3度確認、手が震えました。

12時半出発。
LCCなので機内食は何も出ず。
この時はまだ機内マスク必須だったけどこの2週間後はもう求められませんでした。

コロンビアのボゴタ到着

16時、コロンビアのボゴタに到着。急げ、急げ。

夜のコロンビアの治安が怖いんです。日が暮れる前になんとかホテルに着きたい。
入国審査を終えると私が最後だったのか、荷物受け取りレーンにはもう私のスーツケースしかありません。
入国後の建物は荷物のレーンとATM数台しか見当たらず。ATM3台とも手数料700円超・・・

仕方なく3台目のATMで200,000コロンビアペソを降ろしてみるけど日本円で5,800円位??
通貨の単位が大き過ぎ、お札もいくら出て来たかよくわからんし、SIMカードがどこにも売っていない。この数字の後のMILというのは0をいくつか略しているのだろうか。

空港→ホテル

熟考する暇もなく、とにかく建物から人がほとんどいなくなったので、慌てて出て、空港から出る無料バスに乗る。空港を出てすぐの16-14という乗り場から出るこの青いバス。

10分くらい乗って「Portal El Dorado」という終点駅で降ろされました。
そして私はアホですか
勢いだけでここまで来たものの、バスに乗るのに改札に入るカードがいるもよう。
ここからホテルまでの行き方がわからん。
SIMカードがない・・・

Uberでホテルまで行こうにもSIMカードがない・・・(;´・ω・)

GoogleMapに宿泊ホテルは登録してるけど、ボゴタ、こんだけバス停があったらどれに乗っていいかわからんわ。

改札のおばちゃんになんとかホテルの最寄りのバス停の駅名を見せて、身振り手振りでバスに乗りたいと伝える。おばちゃん2人で一生懸命スペイン語で何度も何度も何か説明してくれてるんだけど、全然何言ってるか分からん。10って書いてあるお札を渡したらカードをもらえた。(287円)

Google翻訳でこの時は意味が分からなかったけど、きっとこチャージしたら何度でも乗れるよって言ってくれてたんだな。親切だな。

コロンビアのSIMカード購入

バス停の中に入るもバスだらけ。どのバス乗っていいか分からん。完全詰んでるやん。
幸い駅の売店で見慣れた「Clalo」の文字。やった!SIMカードが売ってる!
売店の女の子からSIMカード(500ペソ)を購入してアクティベートしてもらい、ほっとしたのも束の間、ネットが使えない・・・(@_@。

YouTubeを起動させながら「ネット使えないんだけど」って言ったら「ここで買えるのは通話しか出来ないよ、ネットしたいならあっちの売店行って。」と向こうを指さす。
全然意味が分からないでいると、女の子の上司が出てきてくれて、自分のスマホの翻訳機能で一生懸命私に説明してくれる。
「ネットしたいのか、付いてこい」と少し離れた並んでいる宝くじ売り場みたいなところに連れて行ってくれた。

「ここでさっきのSIMカードの電話番号を見せろ、何日使いたい?」と聞いてきたので取り合えず「7日」と言うと「7,000」と紙に書いてくれた。
お札の単位が全然分からないので持っているお札を全部見せると10と書いたお札だけ抜き取って「危ない、危ない、他は仕舞え」と言う。お札のMILはゼロを3つ省略しているのだとここで初めて気付く。

お金を払い、宝くじ売り場のような売店のおばちゃんが私の電話番号をPCに打ち込んで何やら操作すると、私のスマホのネットが繋がった!
繋がった瞬間、上司とガッツポーズ、グーを重ね合わす\(^o^)/
ありがとう、ありがとう。これでホテルまで行ける
コロンビア人ってめっちゃ優しくない??

(この時は気付かなかったけど7日間4ギガで全部で7,500ペソ、215円って安すぎ)

GoogleMapでどのバスに乗ればいいか分かったのでそのバス停の前で待つ。
おかしい。40分待っても来なくて、とうとうスペイン語で何かアナウンスが流れバスが一斉に止まり、皆改札から出だす。じ、事故か何かかな?
もう暗くなっちゃったし、怖すぎて外に出たくないんですけど
バス停から出た歩道橋は人だらけ。

どのバスも全く動かなくなったので仕方ありません。
私も改札を出て、歩道橋を渡りUberを呼びます。雨が降ってきたし荷物もあるし、これが正解。
800円位でした。

Bendito Hostels(宿泊ホステル)

雨の中、1時間近くかけてホステルに到着。コロンビア、渋滞が凄いな。地下鉄が走ってないんだね。

今回はBooking.com最安値ではなく、Twitterで「コロンビアで1番良かった宿」という紹介を見て予約しました。治安が悪いと言われている旧市街地と、新市街地の中間位の位置です。
以降、次の日の写真。

外観からしておしゃれ!

女性専用ドミトリー、38,900コロンビアペソ(1,150円)


カーテンがあって個室感満載なのと、ベットの横に物を置ける細長いスペースあり、ベッド内に白色の電球あり、コンセントあり、Wifiめちゃ速い・・・と居心地抜群。

共有トイレの作りからして寮を改装したんかな?デザインがおしゃれ。

シャワーとトイレは共有、キッチンも綺麗です。卓球台もあり。

共有スペースもおしゃれで「ノマドに最適」って紹介されていたのがわかるなぁ。

もう遅いし、近くに食堂はなさそうなのでカンクンで出会ったMAMIさんから貰ったカレーを食べよう。ガラパコス諸島に行くのに荷物制限があって、減らさないといけないからといくつか貰ったんです。そうか、こういう時に食料は役に立つな。MAMIさんに感謝。

コロンビア、凄く恐かったのに人が親切、イメージと違う。ホステルの受付の子も大学生のバイトって感じだったけどめちゃめちゃ感じ良かった。
明日から街へ出てみよう。

セノーテでダイビング、メキシコで1番楽しい(2023.3.6~7)

2023年3月6日(月)1ペソ=7.5円

本日はカンクンからプラヤデルカルメンへ移動します。

トゥルム遺跡(入場時間失敗)から戻って来る時に一度行った街ですが、セノーテでダイビングしたいなと思って申し込んだショップがプラヤデルカルメン発なんです。

ダイビング当日にカンクンからプラヤデルカルメンへ行くつもりでしたが、申し込んだダイビングコースが2日後にしかやっていないとのことで、本日暇になってしまったので宿ごと移動してみます。

グラン・セノーテでシュノーケルをした時、あまりにも透明度が凄くてダイビングしてみたいと思ったんですよね。
で、またVELTRAでツアーを見てみたらかなり前から申し込まないといけないし、ひとり参加は倍の値段だしめちゃめちゃ高い。
Twitterで「イグアナダイバーズさんがいい」と見て、HPから直接連絡してみたら日本語ツアーなのに安いし、コースもいっぱい、直前まで申し込めるし、ひとり参加でも追加料金なし。
当日、ひとりしか参加しなかったら赤字だよね。なんて良心的!
メールの対応も感じ良過ぎなのでここに決めました。

ADOバスターミナルへ行きます。

カンクンの宿で、楽しいMAMIさんとお話しながらチェックアウト時間の11時にチェックアウト。

ネット予約出来ないけど、このADOバスの2等車Mayabだと安いのよね。別に車内も変わらんし。プラヤデルカルメンまで55ペソ(400円)。

1時間で到着。今日も混んでるなぁ。

Tres Mundos Hostel & Beerhouse(ホテル)

今回も最安値に近いドミトリーをイグアナダイバーズさんの近くに宿を取りました。
女性専用ドミトリーで240ペソ(1,800円)。

プラヤデルカルメンもリゾート地だからか、ドミでこの値段って高いなぁ。

プラヤデルカルメン観光

日中は街をブラブラ。
前回は夕方に1時間来ただけだから随分印象が違うなぁ。

宙を舞う伝統行事。

カンクンみたいに泳いだら楽しいかと思ったら全然水は普通の色だし、藻があるし、波は高くないしですぐに退散。

宿のレストランオーナーに怒られる

ここも外食が高いので、ウォルマートで食材を買ってきて自炊することにします。
宿の1階がレストランになっているのですが、食堂に缶ビールを持ち込んでいたらレストランのオーナーにめちゃめちゃ怒られました。

そういえばアルコールは持ち込み禁止とか言ってたな、忘れてた。
スーパーで10ペソで売ってる缶ビールをレストランで40ペソで買いなさいってことなんでしょう。
それにしても怒鳴りつけまくられて、ビール取り上げられそうになりました。
「明日ビーチで飲む分だよっ!返せ」と言って返してもらいましたが。

よっぽどレストランの経営状態が悪いのかな、客入ってないし・・・と思いマルガリータを95ペソで頼んであげましたが、マルガリータ、芳香剤のように色が青かったです。美味しかったけども。


2023年3月7日(火)1ペソ=7.5円

おはようございます。

昨晩は寒すぎて夜中に目が覚めました。
というのも、今回も女性専用ドミトリーにしたのですが、6ベッドの一番端に凄く高級な大きいスーツケースが2つ置いてあって、その持ち主が夜中1時過ぎに帰ってきてエアコンがガンガン効いている部屋の中で更にファンを回しだしました。

彼女はベッド4辺全てに自分のバスタオルをカーテン代わりに掛けているのでエアコンの風もファンの風も当たりません。が、私はガンガン当たります。ファンの首の向きがわたしのベッドなんです。

寒くて目が覚めてファンを見ていたら、彼女がトイレから出てきて、
「このスーツケースに掛けているバスタオルを全部乾かしているの!ファン消さないでよね。」
と言われました。

・・・・なんでやねーーーん!\(^o^)/

「It‘s too cold!」と言っても「私のバスタオルが乾かないじゃない!!何がよ!」ってめちゃ気が強いです。
この宿は洗濯物を干すところがないんですが、そんな高そうなスーツケース持ってるならランドリーサービスに出せよ、ボケ

はぁ。やはり宿の居心地の良さは同じ部屋の人がどんな人かで左右されますね。運もあり。

イグアナダイバーズ

待ち合わせ時間にイグアナダイバーズに到着。

本日同じコースの参加者は私と会社員の田中さん、インドネシアの法学部の大学生のリックの3人です。
イグアナダイバーズのオーナーの松永さんの車でチャックモール・セノーテまで行きます。
2ダイブで145ドル。ダイビングの免許は要ります。

松永さんも他のスタッフの方もメールでの印象通りとても丁寧で穏やか。感じいいです。

チャックモール・セノーテ

1本目

セノーテ到着。
こんなところから洞窟に潜っていきます。
閉所恐怖症の人やダイビング始めたばかりの人はちょっと怖いんじゃないかな。
海と全然勝手が違います、いざという時、浮上しても空気ありませんから。

ダイビングの免許を取ったのが20年以上前なので、自分でエアーのセッティングとか忘れています。松永さんが全てセッティングして下さったので安心でした。これが英語ツアーなら自力でやれと言われるらしいので、む、無理かな(;^ω^)

先ずは1本目潜ります。凄い!海とまた全然透明度が違う!!
最初はめっちゃビクビクしながら潜りました。

セノーテは地下水が溜まった場所で、海と違い流れがなかったり、塩水よりも浮力がなかったり、暗いので懐中電灯を持っていないといけないとか技術が要ります。

リックがどこでダイビングの免許を取ったのやら・・・
手足をバタバタさせて泳いでいて、何かの動物みたいでおかしい。
フィンついてるし、足だけで進むねんけどな。カメラマンに「洞窟痛むから手をバタつかせるな。」と注意されていました

2本目

同じチャックモール・セノーテですが、また別のポイントから潜ります。
1本目より洞窟感が凄い!

熱帯魚なんぞいないので魚と泳ぐのを楽しむのではなく、洞窟の形状を楽しみます。
2本目になると中世浮力を取るのに慣れてきて怖くなくなってきました。

淡水と海水が混じっているポイントがあってそこだけ水がゆらゆらしていて不思議な感じ。

昼食も付いていました。
このセノーテ専属のカメラマンさんも潜っていて、動画まで撮ってくれます。
購入は1グループ180ペソを購入者の人数で割るとのことで、今回田中さんもリックも購入すると言うので3名で購入。

メキシコ、結局1ヶ月もいたけど、自分の泳ぎの技術を駆使するっていうんですか?
このダイビングが1番楽しかった。景色見るより体験型の方がいいかも。

またもしメキシコにくることがあったらイグアナダイバーズさんで別のポイントに潜りたいなぁ。

明日からの準備

そう言えばパナマ入国時にアビアンカ航空に取らされたメキシコ出国航空券は日付が過ぎて1.6万パアになりました。
メキシコシティ→コロンビアのボゴタ行きを取ったので、それに乗ろうと思ったらまたカンクンからメキシコシティに戻らないといけません。

カンクン→メキシコシティの航空券+荷物超過料金2本分の金額より、ここカンクンから直接ボゴタに行く航空券の方が安かったので、もう捨てました。

アビアンカ航空に乗るときは時間を掛けて調べて事前に出国航空券を用意しないと失敗しますね。

今回もアビアンカ航空なので、カフェでキャンセル無料のANAの出国航空券の準備。
コロンビアは陸路で出ようと思ってますので。

治安が悪いと噂のコロンビア。
ひとりで行くのがめちゃめちゃ不安で延ばし延ばしにしていたのもあります。

勇気を出して。明日から女ひとり南米旅です。

カンクンのパブリックビーチと宿の面白い人(2023.3.4~5)

2023年3月4日(土)1ペソ=7.7円

本日から宿を移ります。
Nomads Party Hotel & Hostel、パリピな宿はうるさ過ぎて・・・耳栓して寝て朝4時半起きのツアーに起きれなかったらぎゃふんだし困ったもんです。

Booking.comでグアナファトの宿と同じく「新規掲載」宿を見つけ、「女性専用ドミトリー6ベッド、残り6」=「シングルルーム状態」を見つけたのでそっちへ移動することにします。
街外れになりますが。

因みにここカンクンでも日本人宿、カサ吉田ロサスシエテがあったそうなのですが、どちらもコロナの影響で閉館していました。
すごく居心地良かったそうなのでぜひ泊まりたかったです、残念。

Hostal Venado 28(ホテル)

15分歩いてホステルに移動しました。カンクン、暑い・・・
メキシコシティより全然暑いです。


ホステルは改装オープンしたところで、とても綺麗なんですが昨日までのところより安いせいか夜20時以降しかエアコンを付けてくれません。
パナマ以来の初エアコン。寒いのは嫌いなんですが暑いのは大丈夫です。
しかし部屋でWiFiが繋がらないので共有スペースでしかくつろげないのが残念。

結構そんなホステルがあるんですが、今後、WiFiが部屋でも繋がるかは重要問題で口コミをよくチェックしないと。

共有スペースでハンモックで寝たりしてくつろいでいると、ドタドタばたばたと女性がやってきてガチャガガチャ調理しだしました。中国人ですかね
そしてガツガツと食べ出すレトルトカレー・・・って、日本人やったんかい!

私がこけて「痛!」と言うと
MAMIさん(仮名)「えっ!?うそっ日本人だったんですか?中国人かと思った!」

・・・こっちのセリフじゃっっ(゚Д゚)ノ

年齢も近いし、お互いひとり旅ってことで旅の話で盛り上がりましたが。

この日はすぐ隣のメルカドにセビッチェを食べに行く以外何もせず。

カンクン、メルカドなのに座席料とサービス料取られて高い・・・

1日何もしなかったら勿体ない&早く先に進まないと・・・と焦る気持ちあるんですが、よく考えたら日本でも週2日は休んでいるわけだし、毎日観光していたら体力的にしんどい。
ゆっくり、のんびり、たまには休憩しよう。


2023年3月5日(日)1ペソ=7.7円

そう言えばカンクンのビーチに行っていないことに今更気付きました。
オールインクルーシブ・ホテルにはプライベートビーチがあるようなのですが、街中で海から遠いところに泊まっていましたので。
先日まで一緒だったYukaさんはカンクンからボートでいく有名なコスメル島に行ったらしいのですが、
「藻だらけだったし、船酔いしてゲロり過ぎだし、わざわざ行く程でもない。」
とアドバイスを頂いたので、バスで行けるプライベートビーチへ行ってみます。

Playa Delfines(パブリックビーチ)

無料で入れるパブリックビーチが2か所あるようなのですが、綺麗そうな方に行ってみます。

中心地を走りまくっているR1と書いてある地元のローカルバスに乗り込みます。1.3ペソ(99円)

渋滞で1時間近く乗っていました、たまたま座れて良かった。

カンクンのビーチ・・・

綺麗過ぎ!!!

水がエメラルドグリーン色。こんな色、日本で見たことない。

水着に着替えて入ってみると・・波の高さがちょうど身長位で高くて楽しい!
童心に帰り、波が来るたびに水に潜ってかわす、ということを現地の人とキャーキャー言いながら半日近く海で遊んでしまいました。

オーストラリアでワーキングホリデーしていた頃を思い出す。
ゴールドコーストも波が高くて3ヶ月間、毎日海に入って遊んでいたなぁ。
やっぱりあの頃は楽しかった!何の生産性もない日々だったけど。

宿で雑談、シャーマンの不思議

ホステルに戻り、昨日のカレーのMAMIさんと雑談。

MAMIさん「ここに来る前、アメリカからメキシコに陸路で入ったんですけど、入国カードにメキシコ滞在可能日数3日しかもらってなくて。それで『不法滞在だからバスに乗せれない』って言われて、一人で国境近くのバスターミナルで一晩過ごしたんですよ~。あと帰りの飛行機のチケット、乗り継ぎ時間を間違えて1本無駄にして8万円パアです。大きいスーツケース2個で来たんですけど、なんでガラパコス島行きの飛行機は荷物の重さ制限あるんですかね?荷物減らさないと!マチュピチュの次はウユニまでバスなんですけどね。」

私「(じょ・・・情報量が多すぎるな)えと・・まずなんで3日しか滞在許可貰えなかったんですか?」

メキシコの入国カードは空路では最近廃止されましたが陸路では存在します。
私もよく見たらパスポートのメキシコスタンプに1回目180、2回目90と書かれていたので、入国カードは無くなっても、貰える滞在日数はイミグレ職員のさじ加減のようです。

MAMIさん「またすぐアメリカに入るつもりで3日って言っちゃったんですけど、もっと日数くれって言ったら『その先の建物で延長してもらえるから』って言われて行ったら、その建物に誰も居なくてそのままメキシコ入っちゃったんです。」

ふ、不法滞在中ですか。
結局滞在日数の箇所を「罰金代払えなーい」と言って目の前でボールペンで書き直し出しました。
ええっ?!度胸あるな。→(後日談)メキシコ出国時しっかりバレて罰金くらったそう。

私「スーツケース2個って荷物多くないですか?(;^ω^)」
MAMIさん「だって1ヶ月分の食料入ってますもん、レトルト食品とか米とかドレッシングとか。」
私「こっちって、飛行機乗る度に荷物代1万円位取られるじゃないですか。食料持ってくるのやめて外食した方が安いんじゃ・・・」
MAMIさん「荷物代は大丈夫!チェックインの時にそこら辺の人に『ちょっとこの荷物見てて』ってスーツケース渡して荷物ないふりしてチェックインしてるから。」
私「それでいけました?」
MAMIさん「チェックインカウンターの人に『お前今他人に荷物渡しただろ』って言われて追加料金払わされましたけどね。」

・・・(;^ω^)全然いけてないやん。

私「クスコからウユニまでも陸路ですか?今ペルーがデモの影響で国境が閉鎖していて、陸路移動は無理だから飛行機で移動してるってTwitterで皆さん書かれてますが。」
MAMIさん「えっ4か月前にクスコからウユニまでのバスチケット、ネットで取れたから大丈夫ですよ。」
私「デモが起こったのは2か月前だからその後ですよ?バス会社に問い合わせた方がいいんじゃないですか?」
MAMIさん「そのTwitterどれですか?その人と連絡取れますか?飛行機代いくらですか?」

なんで自分で調べないんだろ(;^ω^)
スカイスキャナーで調べて飛行機代を教えてあげたら「そんな高いの払えない、どうしたらいいですか」と言うので、現在ボート経路だと国境を越えられるけど、3日前のTwitterで現地の人から石を投げらた人がいて危ないと教えてあげました。

MAMIさん「でも今Twitter見たらボリビアからチリに陸路で行ってる人いるんで、渡れるんじゃないですか?」
私「ペルーが国境閉じてるんで、ボリビアからチリは陸路で行けますよ。マチュピチュも最近まで閉鎖してたじゃないですか。バス会社に聞くのが1番確実だと思いますよ。」
MAMIさん「バス会社の連絡先知ってますか?(私が知るわけない。)あっ!この予約表に書いてる『12Go』ってとこですか?ここの連絡先知ってます?」
私「それはバスの予約サイトの名前ですよ・・・

この人大丈夫なんだろうか。いくら英語と中国語がベラベラとはいえ、よくこの感じでひとりで旅してるなぁ。
先祖代々シャーマンの家系ということで、占い師らしいんですが、そのシャーマンの力でペルーの国境が閉じていることは予知できなかったんだろうか。ニュース見てたらわかるんですが。

人が良さそうな人で、その後連絡先を交換して、ペルーからボリビアまで陸路で行けたか教えて頂けることになりました。
→結局行けず、バス代キャンセル、ガラパコス島行きの飛行機を予約サイトの方から直前にチェックインしたら出来てなくて「乗せれない。」と言われ大モメ、現在コロンビアでロストバゲージ中とのことです・・・

旅をしてると色んな人に会って面白いな。

メキシコにデイリークイーンがあってめっちゃ嬉しい。
さて、明日はプラヤデルカルメンへ移動します!


チチェンイッツア、セノーテイキル、ピンクレイクツアー(2023.3.3)

2023年3月3日(金)1ペソ=7.7円

オッラ~♪
Nomads Party Hostelの朝です。
4時半起きですが2時間位しか寝ていません、気分最悪です。

12人女性専用ドミトリーなんですが、私は2段ベッドの上段で、壁の上部が空いてて隣の人の声が丸聞こえです。
一昨日から隣のぱっちゃり黒人女性が5分置きにゲップをするのが嫌ではあったのですが、まあこれは我慢の範疇。コーラ1L飲んだとしても、そんな頻度でゲップってする??

しかし、昨晩は夜中1時を過ぎてもスマホで普通の声量バカ笑いで喋っていました。
「のぉーーーのぉーーーー♪のっとEmail!!じぃーめぇぇぇる、Gーーーーmail♪予約メール送ったら見て見てー♪」(夜中1時)

・・・しばいたろかっ
2回注意したんですが「Oh・・・」と言うだけで全然電話止めません。
なんで共有スペースで話さないんでしょうか。
カンクン・・・パリピ率高いです。

Veltraでツアー申し込み

チチェンイッツアセノーテイキルピンクレイクツアーの3か所に行くツアーにVeltra(ベルトラ)のサイト経由で申し込みました。チップ代込みで45,000円。

高い・・・ピンクレイクだけは自力で行けない程遠い(公共バス乗り継ぎ片道5時間)のでブロガーさんが強くお勧めしていたツアーに1週間前に申し込んじゃったんですよね。

しかしカンクンに到着してみたら激しく後悔。
ツアー会社が道端にいっぱいあります。
英語ツアーでいいなら現地のツアー会社で120ドル位でありそうでした。はぁ。
ピンクレイクは外人には人気ないって聞いていたのでないのかと思ってたんです。

まあ1度に3か所行けるし、日本語で解説聞けるし、日本語を喋りながらお昼食事出来るしと割り切ることにします。

世界遺産のチチェンイッツア

朝5時に昨日と同じ駐車場でツアーガイドさんと待ち合わせ。
私の他は新婚旅行カップル、ハワイ在住の女性と6歳位の女の子のお子さんです。かっこえぇぇぇぇ。
Yukaさんは一昨日同じツアーに参加済みなので今回私はひとり。

カンクンから車で3時間弱なので、車の中で睡眠を取ることにします。良かったここで寝れた。
ツアーバスは昨日と同じ9人乗りのバンです。

途中、昨日も行ったバヤドリドの外れで写真スポットがあるとのことで皆で降りて写真を撮って下さいました。

夜が明けて来て、7時半、チチェン・イッツァに到着!

6~7世紀頃の遺跡。
9世紀頃には見捨てられてたそうです。
最初の方はガイドさんの説明を聞きながらメインの神殿を回ります。
そういえばエジプトじゃピラミッドはお墓だけどメキシコでは神殿なのよね。

カスティーヨ

中央にある、マヤの最高神ククルカンを祀る神殿。階段がちょうど365段。
春分と秋分の日に太陽が沈む時は、階段の横の真っすぐなラインに蛇に見える影が現れます。
6世紀でも1年が365日でうるう年とか分かってたんだろうな。暦と建築物の関係は凄いなぁ。

チチェン・イッツァとはマヤ語で「聖なる泉のほとりの水の魔法使い」。意味わからん。
この辺りで手を叩くとティカル遺跡同様音が鳴り響きます。
それも計算して建てたのかな?

裏に回るとこんなにボロボロ。表は綺麗に修復してるってことか。
もちろん登れません。1998年に世界遺産に登録。

球戯場

ハリーポッターの球戯場のように壁の横に丸い輪っかあり。そこに球を通していたのかな。
勝った方のチームのキャプテンが名誉ある生贄になったそう。
近づいて壁画をみるとそんな絵が描いてあるので本当みたい、物騒、物騒。

セノーテ(聖なる泉)

ここからはガイドさんと別れて自由行動なんですが、のこり40分で全部回れる感じではありません。
まずは聖なる泉。ここからも生贄の人骨と財宝がいっぱい出てきたんだとか。いやぁー。

エル・カラコル(天文台)

場所めっちゃ離れてます。ぜいぜい。

ラストのなんかの遺跡。
急いで待ち合わせ場所の入口に戻りました。数分だけ過ぎちゃったけど。
他の方々は全部は回ってないようですね。

セノーテイキル

セノーテ・イキルはチチェンイッツア遺跡のすぐ横です。
ジャングルの中の直径60m、そして深さ40mの穴の底に地下水が溜まっています。

水着に着替えて、ライフジャケットを借ります。水中カメラ込みのツアーだったのに借りるの忘れた・・

階段を降りると井戸型セノーテ!
泳いだのですが、ゴーグルはレンタルやっていなくて、水中が見えない。透明度はイマイチ。
現地の人は飛びこみまくっていたので、それが正しい楽しみ方?

遺跡では超絶退屈していたお子様が、はしゃぎまくってほほえましかったですね。
皆でビュッフェランチ。ドリンク1杯はツアーに込。

ピンクレイク(ラス・コロダス)

インスタ映えスポットのピンクレイクへ。
車で2時間半掛かって13時半到着。

個人で来てもピンクレイクは現地のガイドさんと一緒じゃないと入れません。

こんな塩田の反対側が・・・

これ!ピンク、かわいい!!
水面がピンク色に見えるのは、赤い色素を含んだプランクトンが生息しているためだそう。
訪れたタイミングのプランクトンの数や天候によって色が違うみたい。

こっちは一昨日行ったYukaさんの写真。天気・風で色が全然違う!

加工したらもっとピンクになるかな

ここで私が写真撮ってもな・・・
新婚旅行にはいい思い出だな。

想像はしていましたが、ここに来たからといって何かするわけでもなし。風が強くて長居できません。
見るだけだから欧米人には人気ないんだろうな。

Rio Lagartos(リオ ラガルトス)で野生生物観察と泥パック

ラスト、ボートに乗ってRio Lagartos(リオ ラガルトス)で野生動物観察。

ボートに乗って振り返ったら、水鳥がいました、怖っ!!

お昼寝中のワニ。

木に止まっているワシ?
うーん。かわいい動物でもないし。。。
これから南米に行きますが、ガラパコス諸島も行かなくてもいいかな??
イグアナとアシカだらけで凄い有名な観光地ですが。

こんなところに降ろされました。

この穴から泥を取り出して全身にパックしろとのことです。

全身にパックしてしまった、他人の旦那の図。
パックしたところで肌がつるつるになるわけではなく、かえってカピカピになるので塗りたくなかったのですが、一緒にツアーに参加していたガキんちょお子様が何故か私の足に泥を塗りたくってきたので、足だけ塗らせてもらいました

高かったツアーですが、盛りだくさんと言えば盛りだくさん。
正直、ツアー内容は良かったですが、ガイドさんがひたすら新車のバンに砂が付かないように私たちの靴を注視して注意してくるのやら、嫌みをタラタラ言われたりとかが疲れました。
気分は良くなかったので英語ツアーで良かったか?そこをどう取るか。

ツアー終了、カンクンで夜ご飯

カンクン到着。
もう21時ですが、Yukaさんと最後の夜なので近くのレストランに行きました。
2品とパスタ、マルガリータを頼んでらっしゃいます。
24歳、細いのに本当に良く食べる。うらやましいなぁ。

わたくしはこの魚1品でいいです。Yukaさんのは凄く美味しかったらしいですが、私のはハズレ。
ピーマンが全ての魚の味を打ち消し・・・
しかも後日からレシートみたらサービス料10%を二重取りされていて7,000円。おい。
ちゃんとその場で明細を確認しないと・・・飲むとだめだな。

最後の夜、年齢差からして当然ごちそうさせて頂きました。
年齢が倍以上のワタクシにずっと感じ良く付き合って下さってありがとう。
凄い頭のいい大学の院生で落ち着いた方だったけど、絶対テンションとか話とか合わせてくれてたよね。
思い出してみても「24年前、タイに行った時・・・」とかYukaさんが産まれた頃の話して恥ずかしい(*ノωノ)
笑顔で聞いてくれてなんていい子なんだ。新婚旅行でカンクンに来たいと言っていた彼女はきっとこれからも幸せな人生を歩むことでしょう。

明日からまたひとりです。
さて、カンクンで何しよう。

グランセノーテとセノーテスゥイトン(2023.3.2)

2023年3月2日(木)1ペソ=7.7円

セノーテとは、雨水が1000年以上の年月をかけて地下に浸食して地下水脈となり、そこが陥没したり洞窟になったものを呼ぶらしいです。
ユカタン半島には4,000以上ものセノーテがあると言われています。

本日はその中でも1番有名なグランセノーテ、そしてセノーテスイトンに行きます!

グランセノーテ

グランセノーテはその青さと透明度が有名なセノーテです。
カンクンからはバスで3時間。
ADOバスで自力で安くも行けますが、Yukaさんが昨日参加したツアーのガイドさんが、本日ならグランセノーテとセノーテイキルを通る遺跡(チェチェンイッツア)の両方に行かれるお客様がいるので、そのワゴンについでに格安で乗せて下さるとのことです。

朝5時にホステルから15分歩いた駐車場で待ち合わせ。外は真っ暗。4時台に起きるの慣れました。
私たちの他のお客さんは若い女性2名。
グランセノーテにはオープン前の7時50分に到着!
入場料の500ペソを払って1番乗りで待ちます。

オープンしてからTシャツの下に着てきた水着になり、シュノーケル用具を借りて潜ります。
ツアー客らが来て泳ぎだしたらセノーテは濁ってくるので、この朝1で潜るというのがポイントなんです。

セノーテは海と違って波がないので透明度が高く、地下水なのでとても冷たい。

魚や亀がいっぱい泳いでいてとってもかわいい!
・・・んですが、Yukaさんが防水スマホケースを持っていたから撮ってもらったんですが・・・
写真の中に亀と魚いないよーー防水ケース上からスマホのボタンを押すのは難しいみたい。

光が差してくると水の中、とても綺麗!洞窟に潜るのも楽しい。
亀も手足バタつかせて泳いでるのかわいいなぁ。
9時近くになると他のツアー客らがいっぱい来ました。

セノーテスゥイトン

グランセノーテに満足して次は別のセノーテへ。
このセノーテスゥイトンは自力だとタクシーでしか行けないのでガイドさんにお願いして良かったです。

他のお客様と別れて、私とYukaさんだけセノーテスゥイトンで降ろしてもらいました。

入場料200ペソ。

光が差すところに、人工的にステージを作っているのね。なるほど。

水の透明度はイマイチ。魚はいるけど。

皆、おしゃれなドレスで写真を撮ったりウエディングフォトの人も。

皆の真似してみる、50歳。

・・・帰ろ。

バヤリヤドへ

かなり朝早くに出発したのでまだ午前中。
ここでYukaさんが「明日でカンクンが最終日なのでトゥルム遺跡へ行きたい。」といいます。

セノーテスイトンから、海岸にある珍しい遺跡、トゥルム遺跡に行くにはバヤドリドという街にタクシーで行ってADOバスに乗り、またグランセノーテに戻らないといけません。

こ、効率悪・・と思いつつも4月から社会人になるYukaさんは次中々メキシコなんぞに来れないでしょう。その願い、叶えてあげたい。まだ午前中だし!
このセノーテスゥイトンの出口で中々来ないタクシーを相乗りでやっと拾ってバヤドリドへ移動。50ペソ。

11時に着いたけど次のトゥルム行きのバスは12時。
Yukaさんがここでお昼を食べたいというので何を食べたいか聞いたら細いのに「がっつりお肉」だって。

180ペソランチ。
ワタクシはこんなにも食べれません。年齢が倍違うのをここで痛感。いやもっと早く気付け。

トゥルム遺跡失敗

このOrientっていうのはネットの時刻表に出て来ないけどADOバスの2等車なのかな。
12時のバスなのに、12時過ぎてもバスの前で車掌同士が3名で昼ご飯食べながら談笑してるわ・・・メキシコって感じ。

結局運転手がお昼ご飯と談笑が終わった12時20分にバスが出発。
トゥルムに到着は14時20分のはずが・・1時間時差があるようでいきなり15時22分。

バス停からトゥルム遺跡まではコレクティーボで。40ペソ。
もう16時前だけどネットで「16時半から夕日料金で入場料アップ」とあったので16時までに入れば大丈夫でしょう。

入口からチケット売り場まで結構歩きます。
チケット売り場のお兄さん「トゥルム遺跡は16時閉館。ビーチだけならまだ入れるよ。」

ガーーーン。めっちゃ乗り継いでここまで来たのに。
ネットにもGoogleMapにもHPにもそんなこと書いてない。
16時閉館で皆さん遺跡から追い出されています。

仕方なく海だけ51ペソで入場します。
コロナ以降、ルールが変わっていてネットの情報が更新されていないからなぁ。
この海をバックに遺跡が見えるみたいなんですけどね。あと1時間足りなかった。

イグアナいっぱいいる。海は藻だらけで綺麗ではなかった。

海も17時に閉館。情報更新してよね、もう。
行き当たりばったりで行動するとこうなるわな。時差も考えてなかったし。

フリー素材より

↑ちなみに行きたかったトゥルム遺跡はこんなのです。遺跡と海は珍しい。

トゥルム→プラヤデルカルメン→カンクン

ここからはコレクティーボでプラヤデルカルメンまで行き・・・

1時間だけ観光してADOバスでカンクンまで戻ります。
19時にADOバス、19時5分に2等バスがあったので、ケチって2等バスの方にしたら渋滞で1時間半も遅れてきた。
なんでバスが来ないのかバス停の従業員に聞きまくっても「知らん」しか言われないから結構困った

21時半、カンクン到着。
シティエリアの中心地は人いっぱいで夜も危なくはないね。

トゥルム遺跡リベンジも考えたけど、遺跡はもうお腹いっぱいになのでいいかな。

しかし明日は1週間前に申し込んでしまったので、チチェンイッツア遺跡、ピンクレイク、セノーテイキルのツアーに参加します。

カンクンへ移動、飛行機荷物事情とパリピ(2023.3.1)

2023年3月1日(水)1ペソ=7.7円

おはようございます。
本日はカンクンへ移動。
バスだと10時間以上掛かるので飛行機1択です。価格は同じ位。

朝から地下鉄でメキシコシティ国際空港へ移動。見慣れた地下鉄ともおさらば。
2本乗り継ぎだけど、今回も2回とも反対方向へ乗り間違え、最終の改札でも空港と反対側に出てしまい改札を通って戻るという方向音痴さ加減。
駅名の下に次の駅名書いてくれよー。

こんなこともあろうかと国内線にも関わらず3時間前到着でホテルを出たから大丈夫。
今回はviva aerobusという航空会社にしてみました。
アメリカ大陸入ってからどの航空会社もそうなんですが、飛行機代は8,400円だったんですが預け入れ荷物代が4,900円・・・

しかも今回もviva aerobusのHPから直接購入しようとすると、私の持っているクレカが全部弾かれるのでGotoGate経由で取得すると、預け入れ荷物代はオプションで1万円超えるのよね(-_-)


何このぼったくり代理店!!

なので飛行機代だけGotoGateで取り、預け入れ荷物代viva aerobusのHPから申し込んでその決済はoxxoのコンビニでスマホのバーコードを見せ、飛行機の予約番号入力してもらってを現金払いする・・・という苦労をしました。ショッピングモール横のコンビニのおばちゃんありがとう。

この辺りから「中南米の航空職員って、機内持ち込み荷物のサイズや重さが超過していても性格が大雑把過ぎて気にしていない」ということに気付いてきました。持ち込み液体も見せろと言われたこともありません。なので以降、スーツケースは機内持ち込みに変更しています。

カンクン、もしかして、海めっちゃ綺麗??

ADOバスに乗ってセントロまで行きます。110ペソ。

空港から30分で街の中心に到着。

Nomads Party Hostel(ホテル)

新婚旅行の行き先にもよく選ばれるカンクンは、リゾート地なので物価はリゾート価格です。
新婚旅行の方々は海沿いの高級オールインクルーシブホテル(リラクゼーション、アクティビティ、食事全て込)に宿泊しますが、私は今回もBooking.comでほぼ最安値に近いドミトリーを予約してしまいました。

Nomads Party Hostel
女性専用ドミトリー2,300円!カンクン高!
海からは離れていますが、バス停から近くて楽だし綺麗だったので。
あとカーテン付いているだけでカプセル感ましましでくつろげるんですよね。

ノマドというだけあって、作業スペースいっぱい。
綺麗で気に入ったんだけど・・・

部屋でくつろいでいると、病院から戻ってきたばかりという足を骨折した松葉杖の女性が男性医師と入って来ました。

そして舞台女優かよっっていう位の声量で会話しています。男性医師と友人と。
あの~ここ女性専用12人部屋なんだけど??
「明日泳いでもいい?お酒飲んでもいい?ええーだめなの?きゃぁーーーー!!」

ってそりゃそーーだろ!!なぜ泳げると思った??

そして室内では飲食禁止なのですが・・・
友人と特大ピザとコーラを買ってきて部屋のベンチに座って大声で喋りながら食べだしました!!
うるせーーーー。ヽ(`Д´#)ノ

ここでメキシコシティで一緒だったYukaさんが戻ってきてたまたま部屋も同じで再会。
明日、一緒にグランセノーテとセノーテイキルに行くことにしました。

そして夜中。やっと骨折舞台女優軍団が寝たかと思いきや・・・
上の階から何やらバンバンすごい音が響いてきます。

私「何?あの音?」
Yukaさん「あ、この真上バスケットコートなんです。昨日はもっと早く終わったんですけどね。」

・・・
そうか。Party HostelPartyはこういうことか

カンクンもパリピだらけのにおいがしてきました。12人ドミ、失敗でしたかね。
おやすみなさい。