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世界一美しいイピアレスのラス・ラハス教会(2023.3.19~20)

2023年3月19日(日)1コロンビアペソ≒0.03円

朝6時半。ほぼ寝れないまま、体ボロボロでイピアレスのバスターミナルに到着。
隣の席に座っていた少年はシーツに包まりながらコレクティーボ乗り場の地面に座っています。
やはりエクアドルへ行くようです。お金持ってるのかな?有料トイレも全く利用していなかったし。

このままイピアレスの予約しているホテルへ向かいます。
メデジンから2日掛かると思っていなかったので、Bookin.comを通じて連絡し、宿泊日を1日ずらしてもらいました。

バスを降りた瞬間、タクシードライバーらが「TAXI?」と言いながらガンガン寄ってきます。
これがいっつもぼったくられまくりで苦手なんです。思わず逃げてホテルまで歩きます。

Uberなんか呼んでもこなさそうな辺鄙で何もなさそうな町です。
ホテルは町の中心にとってますが、坂が急過ぎて徒歩15分でも全然着かない、何故か息が苦しい

中心の教会。サンフェリーペ公園です。マジで何もない町・・・

Hotel Royal Class(ホテル)

ドミトリーすらない町なので今回は個室です。7時に着いてチェックイン。

ここ、評判が良かったので。1泊39,150ペソ(1080円)。

オーナーのおじいちゃんはスペイン語のみ。
チェックイン時間は13時なので疲労困憊顔で座っていたら、気の毒に思ったのか従業員に部屋をすぐ片付けるように言ってチェックインさせてくれました。不愛想だけど優しい

個室、シャワー・トイレ付。綺麗です。
あと何故かBooking.comでは同じようにログインしているのにPCから見るのとスマホのアプリから見るのとでは料金が少し違うことが半数位あり、両方から見るようにしています。
アプリから見る方が安いことが多いですが、逆の時もあります。

昼過ぎまでひと眠り。
しかし、目が覚めたら痛い、痛い、耐えれない位頭が痛すぎる。二日酔いの時より痛い。
もしやこれって??とイピアレスの標高を調べたらまさかの標高2,898m

しまった・・・知らんかった。高地に入る2日前から飲まないといけない高山病の薬。
知らない間にもう高山病になっています。慌てて薬を半錠飲む。

イピアレス町歩き

24時間何も食べていないからか、2日間バス泊だったからか、鏡を見ると肋骨が浮き出てガリガリ、ズボンもぶかぶかです。髪の毛もこの2日で白髪が増えたような・・・

大雨が降ってきました。
スーパー1軒、食堂もほぼなし。
教会の正面の食堂でコロンビア名物「バンデハパイサ」を頼む。

豚肉を豪快に揚げたものとアボカド、豆の煮込みに目玉焼き。これが美味し過ぎ。身体が冷えている上に24時間何も食べていないので、五臓六腑に染み渡る。。。命が復活したかのような気分になった一食。2,000ペソ(690円)。

この日ラス・ラハス教会に行くつもりだったけど大雨が降ってきたのでやめておきます。
19時位でスーパーも何もかも閉まり出す町。
身体もしんどい、おやすみなさい。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

2023年3月20日(月)

本日はエクアドルのキトに行く予定。
国境を越えるには朝早くから移動した方がいいですが、ここに来た目的、ラス・ラハス教会をどうしても見たいです。例えエクアドルに夜中到着しようとも。いや、それもちょっと怖いけど。

これ位しか見るものがないw

今日は晴れ。8時過ぎにホテルを出ます。
オーナーのおじいちゃんに「どこ行くの?」と聞かれたので「ラス・ラハスにコレクティーボで!」と言うと乗り場を丁寧に教えてくれました。

乗り場はカレーラ4と6の間、6側の道沿いです。
ここでラス・ラハス教会の写真を見せながら周囲の人に聞いて、目的のバスに乗ります。
1,800ペソ(50円)。

20分バスに乗って・・・

到着したのは、リャマがいるのどかな山の麓。
一緒にバスに乗っていたお子様連れの女性が「教会へ行くんでしょ?こっちよ。」と一緒に降りて道を教えてくれます。

かなり急な坂道をぐるーっと迂回して15分、結構しんどい。やっと教会に着きました。

険しい峡谷に建つ世界一綺麗な教会(と言われている)、ラス・ラハス教会!
これを見に苦労してバスで来ました。

お天気最高、ドラクエ感あり過ぎ。
私の頭の中ではずっとドラクエの音楽が鳴っています。

なんでこんなところに建てたんだろ??かっこいい!谷底から100m、橋の長さは50m。

1916年から1949年建設、聖母マリアが降り立ったともいわ言われています。

バスで来た甲斐がありました。
皆さん、9時オープンと同時に教会に入り熱心にお祈りをしています。

さ、名残り惜しいですが、行かないと。
帰りも同じ道を通ってホテルに戻ります。
近道をしようと土産物屋が並ぶ谷を横切る道を選んだら、坂が急すぎて足が持ち上がりません。

休み休み登って30分は掛かったでしょうか。恐らく空気がかなり薄く体力限界。
これは帰り道はかなりハード。帰り道の選択、失敗した。

必死の思いで大通りに着くとバスが通り掛ったので手を振って停めて乗せてもらいます。

ホテルに戻ってオーナーのおじいちゃんに「教会めっちゃ綺麗!」と告げてチェックアウト。
時刻はもう10時を過ぎています。しかし悔いなし!
急いでエクアドルのキトへ向かいます。

メデジンから国境のイピアレスへ、まさかのバス2泊(2023.3.17~19)

2023年3月17日(金)1コロンビアペソ≒0.03円

ブエノスディアス!
本日はコロンビアのメデジンからエクアドルとの国境、イピアレスに移動します。

南米はLCCが安く、エクアドルへは飛行機で移動したいところですが、コロンビアとエクアドルの国境に行きたい場所があるので陸路で移動することにします。

コロナ後の旅の情報収集

コロナ前は専ら「地球の歩き方」か、他の方のブログを参照に旅をしていたのですが、情勢が全然変わってしまっているので、今はリアルタイム更新のTwitterYouTubeを主に参照しています。

そして「メデジン→イピアレスは10時と14時半の直行バスあり、当日購入可。所要22時間。」という記事をいくつか見つけ、14時半のバスに乗ることにしました。10時のバスだとイピアレスに早く着き過ぎて、ホテルにチェックイン出来ないと嫌なので。

Terminal del Surへ(バスターミナル)へ

タコ部屋ながら5日もいたGaston colivingをチェックアウトし、朝食はいつもの優しいおばちゃんのカフェでカフェオレとパン。

おばちゃんに別れを告げ、メトロでPoblado駅まで行き徒歩20分。

12時半、Terminal del Surに着きました。ボゴタから来たのとはまた別のバス停です。

ここも長距離バスの窓口がいっぱいです。
前回対応が良くて気に入ったBolivariano社の窓口へ行って「今日イピアレスに行きたい」と告げます。

窓口のお姉さんイピアレス行きは道路が閉鎖されていてありません(by Google翻訳)」

はぁ?!
どうしよう、飛行機でエクアドルへ行くか・・・と窓口を離れようとするとお姉さんが引き止めます。

お姉さん待ちなさい。イピアレス行きはないですが、ポパヤンまで行けばそこから別のバスでイピアレスに行けます。

私の仕方ないので「それで・・・」とチケットをクレカで即買います。
137,000ペソ(3,800円)。チケットに印字された出発時刻20:30

??

「もっと早い時間のバスはないのですか?」
ないです。それが唯一のポパヤン行き。

ふと隣の窓口を見ると隣も「イピアレス」と書いてあります。
隣でイピアレスに行くか聞くとめちゃめちゃかわいい女の子が「行きますよ~13時のバス。どの席がいい?」とPC画面を見せてくれます。行くんかい!!
なぜか3席しか埋まっていないのがかなり不安ですが、Bolivariano社より安い。
出発まであと5分なので急いでこっちのチケットを買おうとしましたが「現金しか無理」とのことで、もうATMに行く時間はないので諦めました。。。
このバスに乗ってたらイピアレスまで乗り換えなしで行けてたのかな?(→小さいバンしか入れない道を通ったので多分無理だった?!)

隣にびっくり、メデジンにミニ空港があったので空港のカフェで時間を潰すことにします。
空港のロビーで外のガラスを背にPCをいじっていたら、通りすがりのおばちゃんが必死で私に話し掛けてきて、Google翻訳で喋ってもらうと表示された文字・・・

「あなたの後ろの男性があなたのことが好き、愛していると言っています。」

ぞわわっ怖っ!

後ろから見られているのに気付きませんでした。
振り返るとうつむき加減の男性がさっと逃げて行きます、顔も見えず。
おばちゃんに謝っておきましたが、コロンビア男性はこうやって人に仲介して告白するんでしょうか。シャイですね。

メデジンのボリバリアーノは専用待合室なし。
しかしWi-Fiさえあれば時間は潰せます。

出発時刻に近くなったので、ATMでお金を下ろし屋台の肉串(70円)を。美味しい。

20時半バスに乗り込みます。

ポパヤン到着

2023年3月18日(土)

11時半、ポパヤンのバスターミナルに着きました。15時間移動しました。

今回も標高が高い山道を通ったのか、耳の鼓膜が痛いし冷房きき過ぎで寒すぎでした。
セーターとユニクロダウン必須。

カメラを向けると大喜びでガッツポーズするバス会社の人たち

今回はちゃんと全部の窓口でイピアレス行きのバスの金額を聞きました。
・・・そうしたら「今はやっていない。」と断わられまくり、SUPERTAXEという1社しかやっていませんでした。しかも16時発でまた5時間も長時間待ちです。
そしてイピアレスまで何時間掛かるか受付のおじいちゃん聞いたら
「彼らは頑張るが道は迂回せねばならず、それは困難で10~14時間」(Google翻訳)
というまさかの返事。聞いていた時間より凄い長時間です。

どうやら道路が封鎖されているのは本当のよう。しかも座席表を見せてもらったら1番後ろの3席しか空いていません。「明日は日曜でバスはない」と言うのでもうこれを買うしかないです。
113,000円ペソ(3,120円)で購入。
買ってから気付いたけどネットで見たのより高い!ボラれてる??
もしかしてバスの料金も窓口のさじ加減なのでしょうか。

16時まで時間を潰します。近所のごはん。300円。地元民の食堂は安いです。

近所の大型スーパー。電化製品がいっぱい売っていたので見まくり。

ポパヤン→イピアレス

16時になったのでバスターミナルへ戻ります。
周りの人に聞きまくってバスが来る前のベンチで待っているのですが30分以上過ぎても来ません。
めちゃめちゃ不安、SUPERTAXEのバスを待っているのがなんと私だけ。

1時間10分遅れてバス、いやミニバンが来ました。えっ?!
キトから来ているバスで、もう私の座席しか空いておらず、乗れていなかったらポパヤンに2泊しないといけないところでした。あぶな~

通路は大型TVと鶏が占領。何じゃこのばす。

そして一番後ろの席はシートが倒せず・・・それで後ろの席だけ余っていたのか。
全員地元民のようなのですが、私の左の席の少年だけ様子が違います。
恰好は泥だらけ、荷物が黒いゴミ袋と布団シーツだけ、目が虚ろでヤク中かと…

バスは迂回ルートなのか、とんでもない細い山道を走り出しました。
横は崖っぷちスレスレ、ここ数日大雨がずっと降っているので道は泥だらけ。
落ちたら死ぬな・・・
向かいから他の車が来たら、すれ違える太さの道までどちらかがバックしないといけないので凄い時間が掛かっています。

そして隣の泥だらけの少年。
バスに慣れていないのか座席に座るのが苦痛らしく、地べたに座り出し、寝転がり出し、私の足置きの方へグイグイ体を伸ばしてきます。
私の足が置けず、私は足を宙に浮かせて座らないといけません。
何度も注意したのですが、すぐに地べたに寝転がり出すのです。

荷物がスカスカのゴミ袋1つ・・・
経済が崩壊したベネズエラから難民が他国へ逃げているそうなのですがまさかそれ?!
彼の境遇は大変気の毒には思うのですが、昨日もバスで1泊した私に今夜は「一晩中足をずっと宙に浮かす。」なんぞ出来るわけありません。つーか私も高い料金払ってるし!

2回目のトイレで私が席を外した隙に堂々と横たわって寝るので運転手に報告、足元に自分のリュックを置いてその上に足を置き、彼が私の足置き場を占領しないようにさせてもらいました。
しかしその後も何度もグイグイしてきたり私の体を押さえながらバッと起きたりとか、ずっとじっとしていないので一睡も出来ませんでした。
いや、やっぱしばく。

イピアレス到着

2023年3月19日(日)

地図で見ても道が山道過ぎる。
インドのローカルバスでジャイプル→アグラの地獄バスに続く過酷バスでした。
あっちの方がぎゅうぎゅう過ぎてもっと過酷でしたけど。

乗車13時間後(笑)イピアレスに到着。
日本で1番長時間の「はかた号」とかチョロイやん。
こっちは「バス2泊ぼこぼこの泥道をミニバン走行&隣から足置き場占領号」。

丸2日バス泊&長時間バス待ちで体がボロボロです。
イピアレスは飛行機で来れないから仕方ないけど、なんで50歳にもなってこんな目に。

最新の情報を見ていても当日までバス状況が読めない。
南米旅、大変です。

世界で最も革新的な都市、メデジンのコムナ13(2023.3.16)

2023年3月16日(木)1コロンビアペソ≒0.03円

ブエノスディアス!
今日はちょっとだけ晴れかも?!

メデジンのことを調べていて、スラムのロープウェイには乗ったけど、スラムのエスカレーターに乗っていないことに気付きました。
同じ駅なのですが、今日はエスカレーターの方へ行ってみます。

San Javier(サンハビエル駅)→徒歩でコムナ13へ

前回ロープウエイに登ったのと同じSan Javier(サンハビエル駅)へメトロで向かいます。

ここから山の方にあるコムナ13というエリアは、1980年代から90年代にかけて麻薬カルテルの拠点になり、毎日流血騒ぎ。
10万人あたり380件の殺人事件が発生という世界最悪の治安だったらしいです。

そこでメデジン市は、2000年代から住民主導の市政による改革を次々と断行。
2004年には、先日行ったロープウェイ「メトロカブレ」が開業し、2011年には丘を登っていく長い屋外エスカレーター総工費670万ドル(5億2,000万円)を掛けて建設されました。

駅に到着後、改札を出てGoogleMapを見ながらエスカレーターの方へ15分、歩いて行きます。
そ、そんな治安の悪かったとこに徒歩で行っていいんかな。
周りを警戒しながら地元の人らの間を進んで行きます。

15分後、少しアートな感じが見えてきた!

近くに来ると、やっと観光客らがいっぱい見つかりました、ほっ。

コムナ13

エスカレーターの麓に到着しました。

ここから、6つのエスカレーターが麓からスラムの頂上まで連なっており、全長は384m。
これまで住民が都心から自宅にたどり着くためには、28階分の階段を登らなければならなかったのが、この384mの公共エスカレーターでたった6分に短縮され住民のアクセスが劇的に改善されました。

やっとエスカレーターを発見しました。メトロの駅からは遠いですね。
30階分の高さがあるそうです。
さ、いざスラムへ!

エスカレーターの折り返し地点に、アートがいっぱいあります。

めっちゃ絵上手いやん?
都心部までのアクセスが2時間から20分になって就職率が上がり、若者はギャングに入らずアートやミュージックに力を入れるようになったそうです。
今では観光客が何千人も訪れ、治安も良くなりました。

メデジンは、コロンビアで最も活気に満ち、文化的にも豊かな都市となりました。「世界で最も危険な都市」と呼ばれてからたった25年で、Wall Street Journalから「世界で最も革新的な都市」の称号を授与されたそうです!凄いぞメデジン!!

屋外のエスカレーターを登るのは楽しい!
あっと言う間に1番上に到着しました。

スラム・・・
山の上に本当にたくさん家が密集してるんですね。

なぜスラムにバンジージャンプを作ろうと思ったし。

エスカレーターを降りた後、どんどん奥へ歩いて行きます。
スラムはどこまでも広がっています。
ここが終点の変な手が出ているバー。

ここでスラムを見下ろしながらチュロスを食べます。
チョコが酸っぱかったんですがまさか腐ってないですよね。

「えっこんなところに日本人?!」

ここで20名位の多国籍なガイド付きの団体客のおばさんに声を掛けられました。
久々の日本語で嬉しいです。「そうですが?」と答えると

「凄いわね~勇気あるわね~。一人?怖くないの?」

とかなり驚かれていました。アメリカ在住で何かの仕事の団体グループの方のようです。
よくよく考えたら私も一人で度胸あるなと思いますが、もしかしたら鈍いだけなのかもしれません。
しかし写真を見たら分かるとおり、昼間は観光客だらけで治安は大丈夫に感じました。

帰りはその団体客らとエスカレーターを降りて帰ります。

ボテロ広場

帰りはメトロに乗って宿がある駅よりちょっと先で降りてボテロ広場に行ってみます。

Parque Berrío駅。賑やかですね。市場みたいです。

また凄い雨が降ってきました。折り畳み傘持ってきてて良かった。
この裏がボテロ広場。

わはは。かわいい。

ふくよかな胸板。

Palace of Culture Rafael Uribe Uribe

広場に面するこの建物にも入れそうなので入ってみます。

歴史的な建物ようですね。
無料ですがパスポートを見せないと入れなかったので、こんなこともあろうかといつも持ち歩いていて良かったです。

中は結構広くて礼拝堂もあったりして楽しかったです。
しかしなんでこんな気持ち悪い色使いにしたんでしょうか。

メデジン最後の夜

夜ご飯、ホステルの近所の鶏肉を持ち帰ってみたのですが・・・変な味ーーー
これがメデジン最後の晩餐になってしまいました。

ここメデジンは実は2016年に日本人旅行者が強盗に拳銃で殺害されるという悲しい事件が起こりました。
次に行くエクアドルのグアヤキルも。
治安が良くなったと言っても拳銃が簡単に手に入るのが南米。
アジアとは危険度が違うと思い、夜は出歩かないようにしています。

何、その変な座り方。
君とも明日はお別れ。
明日はエクアドルの国境へ移動しようと思います。

ラ・ピエドラ・デル・ペニョール「悪魔の岩」とおもちゃのような街グアダルーペ(2023.3.15)

2023年3月15日(水)1コロンビアペソ≒0.03円

メデジン3日目。
少し体調が回復してきたよーな、してないよーな。
しかしこの3段ベッドに丸1日いても仕方ないので、本日はラ・ピエドラ・デル・ペニョールへ行ってみたいと思います。

相変わらず今日も雨なんですが、ペニョール岩は悪魔の岩と言われているので、おどろおどろしい天気が相応しいかもしれません。

メデジン→ペニョール

今回も長距離バスで行きます。ボゴタから来たときに降りたバスターミナルTerminal del Norteに行きます。

バス会社がいっぱい並んでいますが、「グアタペ」と書かれた窓口で「ペニョール!」と叫んでペニョール行きのチケットを買いました。
私の発音だと丁寧なスペイン語で話すより、重要な単語だけ叫んだ方が伝わるんです。

グアタペまで行かず途中のペニョールで降りるのに、グアタペ行きのチケットを買わされます。
しかしこれでペニョールで1度降りても、再乗車でグアタペにも行けるのでいいんです。
かえって親切かもしれません。19,000ペソ(525円)。

10時50分のバスに乗って2時間、ペニョールに13時に到着。バスは1時間に1本位。
私の他は2名しか降りません。
この到着場所でこの観光客につられて有料トイレに入ってしまいましたが、悪魔の岩の隣に無料トイレがありました。

岩を目指して坂を登っていきます。

ラ・ピエドラ・デル・ペニョール(La piedra del peñol)

すっごい急な階段と坂を登ってラ・ピエドラ・デル・ペニョールの入口に到着!
結構ここまでの道のりも急。

これ!
なんと1枚岩です。これを見にメデジンに来ました。
7,000年前に形成された高さ220m、周囲の長さ770m、容積は2,200万㎥の花崗岩。
昔から地元の人には神聖なる岩として崇められていたそう。
入場20,000ペソ(563円)

1954年に地元の住民によって初めて岩への登頂が果たされ、その際に使われた階段が拡張されて皆がこの階段で登れるようになったとか。
ありがたい、ありがたい。途中にあるマリア様にお礼を言います。
降りる時は別の階段になるので、登る時には見れません。

何回も休みながら展望台がある675段到着。
この後更に上の740段まで行きました。海抜が高いのか空気か薄く感じます。
私まだまだ体力あるな。

雨なのが残念。やはりコロンビア女性はムチムチさん多いです。

湖と島が絶景!と聞いていたのですが。

コロンビアに来てから1日も晴れたことがないので仕方ないですね。

帰りは登ってきたの階段の内側の階段を降ります。
面白い構造。下りはめちゃめちゃ楽ちんでした。

グアダペ

バスを降りた場所まで戻ると、ちょうど運良く大型バスが来たので「グアダペ?」と聞いてみます。
運転手がうなずくのでそのままグアダペ行きのバスに乗る。
グアダペ行きのチケットを持っているのを忘れて3,000ペソ(85円)払いました。

10分でグアタペに到着。しゃ、写真映え・・・

この天気では全く伝わりませんが、グアタペは町おこしで住民たちによってカラフルに建物が塗られているそうです。

中心の教会。

グアタペは(も?)以前はかなり治安が悪かったそうです。
でも、このようにカラフルに装飾してメルヘンな街にすると治安が激的に改善されたそう。

ホテルもいっぱいあって宿泊されてる観光客もいます。
コロンビア、治安を良くするために国や市が凄い努力しているのが伺えます。

晴れている時の他の方の写真を見るとめちゃめちゃかわいい街なのですが、雨だとなんとも映えない写真で残念です。

伝わらない感。

そう言えば朝バスの中でパンを食べただけなので、セントラルでランチ兼夕食を食べます。

観光地のようで、レストランはコロンビアにしては高いです。
マスの海老ソース掛けと、今度こそレモンジュース。リモネで伝わります。1,350円。
味はまぁまぁ・・・

グアタペ→メデジン

セントラルから少し降りると大型バスが何台か停まっている場所があったので、そこから16時40分のバスでメデジンへ戻ります。
いきなり行ってチケット買えました。

2時間掛かるので帰りは真っ暗。バスからの景色。
盆地形状のメデジン。夜はこんなに綺麗だったのか。

Terminal del Norteに戻ってきました。19時なので真っ暗です。

夜、ケーブルカーに乗って夜景も見てみたかったのですが、治安が心配で断念してたんですよね。
ここで夜景が見れて良かった!
メトロの駅は通勤の人らでいっぱいで治安は大丈夫そうです。
ケーブルカーの上の駅はスラム街ということで危ないかもですが。

メトロで安全にホテルに戻って来ました。本日も宿のビール。

出来れば晴れてる日にグアタペ行きたかった、いつ晴れるの?コロンビア。
おやすみなさい。

メデジンのスラム街でロープウェイ(2023.3.13~14)

2023年3月13日(月)1コロンビアペソ≒0.03円

ずんっどごごっ♪ずんっどごごっ♪←気に入ってる訳ではないが、毎日流れてくるので耳について離れない。

深夜バスで首都ボゴタ→第2の都市メデジン移動です。
バスはいつものネックピローのお陰で爆睡出来るので快適でしたが、途中かなり標高の高い山道を通ったようで、耳がツーーーンとして聞こえにくくなりました。
頑張って耳抜きをしたのですが。

メデジン到着

早朝、メデジンのバスターミナルに到着!

Bolivariano社のバスは荷物タグが付いているので、荷物が盗まれる心配がありません。

そして着いたとたん相変わらず凄い量の雨です。

誰かコロンビアは3月は毎日雨だと教えてといて下さい。

ここからメトロで中心地まで行けるようなのでメトロカードを買います。
3,450ペソ(95円)でどこまででも行けます。メトロと言っても地上を走っているのですが。

設計の段階で「終点の駅は1車線にした方が渋滞が緩和出来る」と気付かなかったんでしょうか。なんでホームを1車線潰して延長しているんでしょう。

Gasto coliving(ホテル)

GoogleMapでホステルの最寄りの駅Florestaで降りました。

Gaston coliving男女混合ドミトリー30,800ペソ(845円)

めちゃめちゃ口コミが良く、Booking.comに日本人の口コミもあったので日本人はいないかと期待したのですが、ここでもアジア人は私ひとりでした。

・・・3段ベッドが3つ・・・足の踏み場なし。久々のタコ部屋ですか。
せ、狭い。人口密度が高過ぎて床にはほとんど荷物の置き場もありません。

私は真ん中の2段目にアサインされたのですが、これだけベッドの高さがあると3段目の人が動くと凄い遠心力でギシギシ2段目も動きます。

オーナーのクラウディアの息子さんはずっと私を下の名前で直接呼んでくれ、めちゃめちゃ感じいいです。
それと水回りの掃除が行き届いていて清潔なのと、ハスキー犬がかわいすぎて居心地がいいのでタコ部屋具合は帳消しされて評判がいいのでしょうか。

近所で朝食

近所の地元の人用カフェ。

朝食兼昼食。パンとカフェオレ。

これで270円です。パンは温めてくれました。細長いパンの中からチーズが溢れます。
コーヒーとパンが美味し過ぎます。コロンビア。
お店のおばさんも「中国人?日本人?ようこそ。」とずっと何かニコニコ顔でスペイン語で話し掛けてくれます、意味は分かりませんが。

メトロカブレ(Metrocable)

昼からは2005年に開通した、スラム街の上を通るメデジンのロープウェイに乗ってみます。

ここメデジンはすり鉢状の盆地の地形になっているのですが、標高の低い町の中心部に富裕層が、空気が薄く昇り降りが大変な山の斜面や丘の上に貧困層が暮らしています。
関西の芦屋と逆ですね。あっちは上から下界の人どもを見下ろすのがお金持ちの証なので。

貧困層の人たちは都心部へのアクセスが大変なため就職率が悪く、ますます貧困になるという悪循環だったらしいのですが、市の政策としてロープウエイを設置して安価に乗れるようにし、貧困層の人たちの就職率を改善し、それに伴って治安も改善したらしいです。いい政策ですね。

メトロの「San Javier(サンハビエル)」駅から、ロープウェイに乗ってみます。

ロープウエィの駅はメトロと繋がっていて一度降りなくてもそのまま乗れます。
ここでも天才的に方向音痴を発揮して一度降りてしまい、チケット1枚分無駄にしました。

ロープウエイに乗り込みます。
8人乗りで行きは満席で写真が撮りにくかったので帰りの貸し切り時の写真です。
住民の足なので、一緒に乗っている人はここらに住んでいる人たちでしょうか。黒人の方なども交じっていました。観光客もちらほらいます。

スラムです、とか言っちゃっていいんでしょうか。家の密集率が凄いです。
隣の家との壁は1枚だけなので長屋形式のようですね。
トタン屋根とレンガ壁。雨が降ったらうるさそうです。

景色はいいですが、空気がう、薄い・・・

途中、2個駅がありましたが、終点La Auroraで降りでみました。上の方は更に寒いですね。
アップダウンあり、平たんに進んだりと凄い長い距離でした。
これがメトロと繋がっていてずっと3,450ペソ(97円)で乗れるのが凄いです。

スラムの景色を楽しんで、ホステルに戻ってきました。
宿のビール3,000ペソ(85円)。めちゃめちゃ良心的な値段です、おやすみなさい。


2023年3月14日(火)

メデジン2日目。

ブエノスディアス!
Gasto coliving は8ペソ(226円)で朝食も頂けるので食べてみました。

雨に濡れたので風邪をひいたみたいで熱っぽいです。
昼食にまたその辺でモチモチパン(気に入っている)を買って食べながら、手数料無料のBBVAのATMでコロンビアペソを下ろしてきました。
意外と寒いコロンビア。夕方まで寝てみましたが回復せず。

Mondongo’s(レストラン)

しんどいので、本日は有名なコロンビア料理、モンドンゴスをメトロに乗って食べに行くだけにします。

モンドンゴスとレモネードを頼む。
45,300ペソ(1,300円)

鶏肉の薄いカレー味スープって感じでしょうか。
アヒアコと似てるんですが、美味しかったです。美味しいものしかないんですがコロンビア。
ジュースはレモネードを頼んだのですが「ないからこれ。」って勝手にマンドリーナを置かれました。
事前にマンドリーナでいいか聞かないのが南米って感じ。

それにしても、今日も現地の人にスペイン語で道を聞かれ、英語で「わからん。」と言ったらびっくりされました。南米の人たちから自分がどういう風に見えているのか不思議です。
汚い恰好で観光客に見えないのにスペイン語話せないのがびっくりされるんでしょうか。

そしてコロンビアは美女大国と言われています。
たまーに綺麗な人は見ますが、そこまで??という気はします。お前が言うな。
美人の感覚が日本人と違うのかな。胸もおしりもむちむちでふくよかな人が多く、アイラインと眉毛は皆さんかなり濃いです。化粧負けします。

タコ部屋は窓もなく寒いですが、早く風邪を治すようにします。

ボテロ博物館と壁画アート、モンセラーテの丘はご縁なし(2023.3.12)

リアルタイムは1ヶ月先。
この3日間、砂漠ツアーでWifiが使えなかったり、バス移動3日間で何も出来なかったりとか・・・
空いてる時間はほとんど次の飛行機やバス経路を調べたり、ホテル予約をしているので、旅をしながらリアルタイムでブログ更新は難しいですね。
どこかでゆっくりのんびりして更新追いつきたいものです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

2023年3月12日(日)1コロンビアペソ≒0.03円

ずんっどごごっ♪ずんっどごごっ♪

ブエノスディアス!
もうBendito hostelsも5日目。そろそろ移動しようと思います。
ここはドミトリーのベッドにカーテンが付いていて快適なんですが、同室の人たちが毎日チェックアウトしてどんどん入れ替わっていくのを見ていると、私も早く移動しなければと焦燥感にかられます。

晴れの日を待ってモンセラーテの丘からボゴタの街を見下ろしたかったのですが、天気予報を調べても1ヶ月全部雨ですし。3月のコロンビアって毎日雨??

宿をチェックアウトして荷物を預かってもらい、今夜、深夜バスでメデジンに移動することにします。

3度目の旧市街地

今日こそ晴れますように。3度目のモンセラーテの丘、登頂チャレンジ。

バスで行きなれた旧市街地へ。そう言えば新市街地には行ってないな。
それもこれもモンセラーテの丘に登れていないせい。
出店に色んなものが売ってて楽しいです。

本日の朝食兼昼食は、お肉のいいにおいがする地元民の食堂へ。

これ2,3人分ですよね。
他の地元の皆さん、2人で分けてますし。
すいません半分残しました。味はまぁまぁ、現金払いのみ。
お肉3種の盛り合わせとレモネード15,930ペソ(973円)。
お肉の説明、豚と牛とカピパラって言ってたような・・・カピパラってかわいいのに食べていいんですか。どれがカピパラか分かりませんでした。

ボテロ博物館

まだ曇っているので晴れを待って無料のボテロ博物館へ。

コロンビアを代表する画家・彫刻家「フェルナンド・ボテロ」の作品が展示された美術館。
123点もの彼の作品を観覧することができます。

ここが凄いのはなんと無料!

ふふふ、かわいいですね全部。確かこのモナリザの絵で有名になったんでしたっけ。
どこ見てるんですかって感じがいいです。

ボテロって、パナマにも像がいくつかあったけどコロンビアの画家だったんですね。

カンデラリア地区

次は壁画アートが有名な地域へ。

この門をくぐった先。

旧市街地は治安が悪いと言われていますが、警官をたくさん配備して治安を良くし、壁画アートで観光客を呼ぼうという政府の政策があるみたいです。

ほんと、メキシコも骸骨系の壁画がいっぱいあったけど、コロンビアのも素敵だなぁ。

ボゴタ→メデジンへバス移動

さて、ますます曇ってきたので、もうモンセラーテの丘登頂は諦めました。
ボゴタに5日いてずっと雨ってことは縁がなかったんでしょう。

ホステルに戻って荷物を受け取り、ローカルバスでTerminal salitreへ向かいます。
トランスミニレオ以外普通の路線も同じバスカードで行けました。

駅到着。バス会社あり過ぎ。
強盗に合う確率が少ないと評判のBolivariano(ボリバリアーノ)社のバス会社の窓口へ。って強盗ありきのコロンビアのバス、どんな評判ですか。

Bolivariano窓口のお姉さんも一生懸命パソコンでスペイン語→英語の翻訳画面を見せてくれ、102,000ペソ(3,100円)でメデジン行きの深夜バスのチケット買えました。
ボゴタのBolivariano社はコンセントやWifiがある専用待合室があります!

21時発のバスに乗ります。

コロンビアで一番治安が悪いと言われるボゴタ。
5日滞在して、いつのまにか恐怖心は消えていました。
どこもかしこも警官だらけだからかな。

それに街の人たちがめちゃめちゃ優しい日本にいたら感じない感覚です。
1度歩いていたら「Welcome to Colombia!」っておじいちゃんに声を掛けられました。
まあ黒人男性に「チーノ!チーノ!(中国人をバカにする言葉)」とも言われましたけどね。

さて、メデジンはどんな街かな。楽しみです。

シパキラの塩の教会がファイナルファンタジーの世界(2023.3.11)

2023年3月11日(土)1コロンビアペソ≒0.03円

ずんっどごごっ♪ずんっどごごっ♪

コロンビアでは何故か至るところにずんっどごごっというリズムの音楽が流れていて耳について離れません。
ブエノスディアス!本日もおどろおどろしい天気です、寒いです。

ローカルバスでシパキラへ

雨でも楽しめる観光地ということで、洞窟の中にあるシパキラの塩の教会へ行ってみます。

北バスターミナル(Portal del Norte)

10時、専用レーンを走るいつものバス、トランスミレニオで北バスターミナル(Portal del Norte)へ。
いつものごとく、天才的な方向感覚で反対方向へ行きました。

40分で到着。
バス停の壁にも至るところにアートがあって見てるだけで楽しい。
コロンビア人って絵のセンス抜群!

Portal Norte駅→シパキラ

バスターミナルというか、電車のプラットホームが4本並んでいる駅で分かりにくい。
「シパキラ?シパキラ?」と言いながらバスの職員にどのバスに乗ればいいか聞きまくり。
皆さんめちゃ親切に教えてくれます。

またも方向音痴ゆえに1度改札の外に出ちゃったんですが、外に出なくてそのまま無料でこの改札を抜けて隣のプラットホームに行けばシパキラ行きのバスに乗れます。
切符1枚無駄にしました。

切符買わずに乗っちゃったけど、走り出してから切符回収のおっちゃんに8,000ペソ(166円)渡す。
バスは庶民の味方。

メキシコでも街中若者がいちゃついておりましたが、このバス内でもいちゃいちゃ、ベタベタ・・
少子化にならんでいいね、と思ったらおっちゃんとおばちゃんでした。

シパキラ→塩の教会

終点じゃないので運転手にも「シパキラ!」と告げておく。
私と欧米人4人がこんなところに降ろされましたよ。

そこからはGoogleMapを見ながら塩の教会目指して20分程歩きます。

ホテルとかもあって観光地なんかな?中華系の建物の色使いも楽しい。

お腹が空いてきたので朝食を買い食い。
カフェ屋さんで大きな丸いボール2,800ペソ(80円)を購入。
これ、ふわふわのドーナツ生地にとろとろのチーズが入っていて、びっくりする位美味しい( *´艸`)!
コーヒーとの相性抜群。私の中でコロンビアと言えばコレを思い出すほどのうまさ。

塩の教会

15分程歩いて塩の教会の入口に到着。最後は坂を結構登ります。
入場はガイドなしで900ペソ(2,800円)。カード払いだと手数料5%>
数年前の記事よりだいぶ上がってる~
スペイン語か英語のオーディオを無料で借りれますが、聞いても分からんので借りず。

ドラクエ感、満載!わくわくする。
塩の教会は地下200mほどのところに造られており、坑道の総距離は400km、地下4階の層からなっています。

14個の十字架

坑道をどんどん進んで行きます。

まずは1個めの十字架。ここは分かりにくいですが。

シパキラでは古くから岩塩鉱山があり、危険を伴う作業での安全を祈願するため坑内に礼拝施設を彫り込んでいたらしいです。塩の教会とは、ここに作られたカトリック教の地下壕教会で、14個の十字架と礼拝所がありキリストの苦難の道を表現しています。

2,3,4個めの十字架。

メインの大聖堂に辿り着くまでに、イエス・キリストが十字架にかけられて殺されるまでの14留の「苦難の道/ヴィア・ドロローサ」に沿って、14のエリアに分けられており、それぞれに十字架と祈祷台が置かれています。

5~13個目。
ひとつひとつの教会の前に、膝をついて祈りをささげる台も置かれています。
浮彫りの十字架と凹んでいる十字架があるんですね。どれも綺麗にライトアップされていて幻想的です。

ラスト、14個めの十字架。ここだけおどろおどろしいです。

塩の大聖堂

十字架が終わるとブルーの円形ドーム。

向こうの方にかなり大きな十字架が見えてきました!天井高14mもある大聖堂。

荘厳な讃美歌とイルミネーションで、幻想的過ぎる世界。
まあ私の頭の中ではドラクエとファイナルファンタジーの音楽がかかっているのですが。

シャンデリアがあったり、マリア像もいっぱい。復活の呪文で蘇ることが出来そうな世界。

写真じゃ分かりにくいですが、色が次々変わっていって幻想的。動画撮れば良かった、動画用カメラのDJI はメキシコのグアナファトで壊してしまい、YUKAさんに持って帰ってもらったんです…

両サイドの道の先にも教会が。軍艦島を思い出します。炭坑の仕事は命に関わるので当時の人は十字架を彫ったんでしょうね。

お土産屋やバーも洞窟の中にあります。

無料Wi-Fiもあって粋だなあ。トイレも1番奥で遠かったけど素敵な雰囲気。

帰りは来た道を戻ります。
バスを降りた辺りに着くと、「190」と書かれた路線バスが私の目の前に停まって運転手が「ボゴタ?」と聞いてきました。おっちゃん、よく分かったね。
まぁアジア人、私しか歩いていないし分かるか。

ボゴタへ戻る

このままバスでホステルには戻らず、有名なwokという日本食のチェーン店へ寄ることにします。

お店はここ。Bendito Hostelsの周りにもあるような、おしゃれなレンガ造りの建物がいっぱい。
高級住宅街なんかな。

なんか旧市街地と別世界のよう。おしゃれ過ぎ。

創作巻き寿司を頼んでみました。めちゃくちゃ種類があって選べない程です。
海老フライを白身魚で巻いたもの、acevichadoってやつを頼んでみました。

ビールもキンキンに冷えていて幸せ・・・そして巻き寿司には何やら透明の液体が掛かっています。何でしょうこれ?とろみがあるわけでもなく、不思議。ビール込みで58,700ペソ(1,700円)。
ご飯は酢飯ではなく普通の日本のご飯。外国人は酢飯、嫌いなんかな。

で、めちゃくちゃ美味しい、ほんと幸せ。コロンビアがまた好きになりました。

単純だな。今日は幸せ盛沢山だった、おやすみなさい。

雨のボゴタ観光、楽しいコロンビア(2023.3.9~10)

2023年3月9日(木)100コロンビアペソ≒2.9円

おはようございます。Bendito Hostelsはとても居心地いいんですが・・・

コロンビア、ボゴタが鬱蒼とした天気です。
治安最悪と聞いてビビっているこの気持ちを表しているかのごとく。

取り合えず旧市街地へ向かいましょうか。ボゴタが一望出来る「モンセラーテの丘」とやらに行ってみたいです。
ホステルから5分歩いて、あの連結型の公共バスで移動。

ボゴタもGoogleMapで移動経路が出るので楽ちんです。この改札があるバスは、専用レーンを走るので渋滞だらけの道をUberで行くより早く着くはず。
というか、Uberで移動しちゃうと点と点の移動で面白くないんですよね。
市民気分を味わえて楽しいのでクセになってしまい、今後も夜以外は積極的に公共バスか電車で移動します。

昨日購入したバスカードで入場。どうやらどこまで行っても2,400ペソ(70円)のよう。
ふぇっ?!めっちゃ安くない??女性も子供も乗ってるし治安は全然悪くない。

20分弱で旧市街地に到着。

旧市街地

お腹空いてきた・・・ホステルには朝食付いてません。なんかあれ、美味しそうだな。

丸いドーナツみたいなのと、揚げパンみたいなのを購入。お札の0が多過ぎて金銭感覚ゼロ。
3,500ペソだったから2個で100円か~。やっぱ安くない?で、丸いドーナツはポンデリングそのままでめっちゃ美味しい!

黄金博物館

また雨が降ってきたので、取り合えず近くの黄金博物館とやらに入ってみる。

入場5ペソ(140円)にまたもビビる。このクオリティで。
植民地時代以前の5,500点の黄金の数々。

コロンビアは昔、めっちゃ金が取れたんですね。
で、ほとんどスペイン人に剥奪されたと。なんかいっつもスペイン人酷いんですが。
目の保養になりました。

ボリバル広場

有名な広場に来てみる。治安が不安だったけど、至る所に警官がいっぱい立っているので怖くないな。

YouTuberがここで男女がセクシーダンスを踊っているって言ってたけど、ハトしか踊っとらん。

この様子だとモンセラーテの丘に登っても何も見えないので帰ります。

夕方はバスは大混雑。どの駅も警官が3人位いるので安心です。
ホステルの近くのスーパーでチキンを買って寝る。


2023年3月10日(金)

今日も雨。コロンビアは3月は雨期なんでしょうか?
メキシコで雨なんて見たことないので不意を突かれました。寒くて風邪気味です。

Bendito Hostelsの近くは全てこんな感じの建物。
大学が近くにあって、ここも警官が立っているので安心です。

今日もモンセラーテの丘にチャレンジすべく旧市街地へ。
市場に行ったけど、雨であまりお店出てないなぁ。

La PUERTA de la CATEDRAL

コロンビア料理でも食べましょうか。たまにはちょっといいレストランへ。

コロンビア料理の店が何軒もならんでるけど、めっちゃ口コミ高いここに。

伝統的なコロンビア料理、アヒアコとパパイヤジュースを頼む。
シチューに鶏肉とコーンがたっぷり。熟したアボカドを入れて味変を楽しみます。
め、めっーーーーちゃ美味しい!全部で1,500円位。

コロンビア、美味しい。イメージが変わった。

雨のボゴタ

外に出たらより一層強い雨。

おしゃれじゃない?

この頃には激し過ぎる雨で、傘も持ってるけど全身びしょ濡れ。
ボリバル広場にはハトすらいない

チェーン店のTOSTAOってコーヒーショップに入る。
コーヒー、めちゃくちゃ美味しいやん。さすがコロンビア!4,500ペソ(125円)

そ、そろそろ帰りましょうか。
本日もモンセラーテの丘登頂断念。こんなおどろおどろしい空、見たことある?!

しかし・・・コロンビア、思っていたイメージと全然違う。
警官だらけで安心だし、メキシコの警官みたいにスマホいじりまくってなくてちゃんと仕事してるし、食べ物美味しいし、安いし、アートいっぱい、コーヒーが美味しい!

意外にコロンビア、楽しい。

コロンビアのボゴタへ移動、コロンビア人が優しい(2023.3.8)

2023年3月8日(水)100コロンビアペソ≒2.9円

本日はコロンビアのボゴタへ移動。

今日から南米。怖い、国のイメージだけでめちゃ怖い。しかし行かねばならぬ。
憧れのマチュピチュとウユニ塩湖を目指して。

カンクン(メキシコ)→ボゴタ(コロンビア)

朝8時半にメキシコ、プラヤデルカルメンの宿をチェックアウト。
飛行機に乗り遅れると嫌なのでちゃんと前日にADOバス(230ペソ)を予約。

10時にカンクン国際空港到着。今回もAVIANCA航空。
HPから日本のクレカ決済出来ないのと毎回出国航空券求められるのが嫌なんだけど、ここが1番安いのよね。すんごい並んでる。

今回は預け入れ荷物とセットでTrip.comで1.7万で購入。
「コロンビア入国24時間前迄にCheck-Mig(コロナ関連書類)の登録が必要」ってあったので昨日登録したけど、登録完了PDFが未だ送られて来ず。並んでいる間に再登録しなおして最終画面をスクショいておいたけど、全然求められなかった。労力返して。

それより相変わらず「コロンビアからの出国航空券を見せろと言われます。
もう社内規定なんだろうな。
今回はANAのキャンセル無料のチケットを取っているから堂々と見せます。

手荷物持ち込み代払っていないのに、堂々とミニスーツケースを持ち込んでる欧米人らが職員にめっちゃ注意されてて、「ここに入らなかったら追加料金」と言われていました。
横向きに入れないといけないのに縦向きに入れて「ほらっ見ろ!入ったじゃないか~!!」とニコニコ顔。めちゃはみ出てる、あほですか(;^ω^)
もちろん追加料金取られていました。

保安検査を通過後、すぐにラウンジへ。

ここぞとばかりにがっつりビール。
しかしコロンビア入国後、すぐにANAのチケットをキャンセルするのを忘れないようにしないと。
なんとボゴタ→東京のキャンセル無料のチケット、60万超えです。
購入する時に3度確認、手が震えました。

12時半出発。
LCCなので機内食は何も出ず。
この時はまだ機内マスク必須だったけどこの2週間後はもう求められませんでした。

コロンビアのボゴタ到着

16時、コロンビアのボゴタに到着。急げ、急げ。

夜のコロンビアの治安が怖いんです。日が暮れる前になんとかホテルに着きたい。
入国審査を終えると私が最後だったのか、荷物受け取りレーンにはもう私のスーツケースしかありません。
入国後の建物は荷物のレーンとATM数台しか見当たらず。ATM3台とも手数料700円超・・・

仕方なく3台目のATMで200,000コロンビアペソを降ろしてみるけど日本円で5,800円位??
通貨の単位が大き過ぎ、お札もいくら出て来たかよくわからんし、SIMカードがどこにも売っていない。この数字の後のMILというのは0をいくつか略しているのだろうか。

空港→ホテル

熟考する暇もなく、とにかく建物から人がほとんどいなくなったので、慌てて出て、空港から出る無料バスに乗る。空港を出てすぐの16-14という乗り場から出るこの青いバス。

10分くらい乗って「Portal El Dorado」という終点駅で降ろされました。
そして私はアホですか
勢いだけでここまで来たものの、バスに乗るのに改札に入るカードがいるもよう。
ここからホテルまでの行き方がわからん。
SIMカードがない・・・

Uberでホテルまで行こうにもSIMカードがない・・・(;´・ω・)

GoogleMapに宿泊ホテルは登録してるけど、ボゴタ、こんだけバス停があったらどれに乗っていいかわからんわ。

改札のおばちゃんになんとかホテルの最寄りのバス停の駅名を見せて、身振り手振りでバスに乗りたいと伝える。おばちゃん2人で一生懸命スペイン語で何度も何度も何か説明してくれてるんだけど、全然何言ってるか分からん。10って書いてあるお札を渡したらカードをもらえた。(287円)

Google翻訳でこの時は意味が分からなかったけど、きっとこチャージしたら何度でも乗れるよって言ってくれてたんだな。親切だな。

コロンビアのSIMカード購入

バス停の中に入るもバスだらけ。どのバス乗っていいか分からん。完全詰んでるやん。
幸い駅の売店で見慣れた「Clalo」の文字。やった!SIMカードが売ってる!
売店の女の子からSIMカード(500ペソ)を購入してアクティベートしてもらい、ほっとしたのも束の間、ネットが使えない・・・(@_@。

YouTubeを起動させながら「ネット使えないんだけど」って言ったら「ここで買えるのは通話しか出来ないよ、ネットしたいならあっちの売店行って。」と向こうを指さす。
全然意味が分からないでいると、女の子の上司が出てきてくれて、自分のスマホの翻訳機能で一生懸命私に説明してくれる。
「ネットしたいのか、付いてこい」と少し離れた並んでいる宝くじ売り場みたいなところに連れて行ってくれた。

「ここでさっきのSIMカードの電話番号を見せろ、何日使いたい?」と聞いてきたので取り合えず「7日」と言うと「7,000」と紙に書いてくれた。
お札の単位が全然分からないので持っているお札を全部見せると10と書いたお札だけ抜き取って「危ない、危ない、他は仕舞え」と言う。お札のMILはゼロを3つ省略しているのだとここで初めて気付く。

お金を払い、宝くじ売り場のような売店のおばちゃんが私の電話番号をPCに打ち込んで何やら操作すると、私のスマホのネットが繋がった!
繋がった瞬間、上司とガッツポーズ、グーを重ね合わす\(^o^)/
ありがとう、ありがとう。これでホテルまで行ける
コロンビア人ってめっちゃ優しくない??

(この時は気付かなかったけど7日間4ギガで全部で7,500ペソ、215円って安すぎ)

GoogleMapでどのバスに乗ればいいか分かったのでそのバス停の前で待つ。
おかしい。40分待っても来なくて、とうとうスペイン語で何かアナウンスが流れバスが一斉に止まり、皆改札から出だす。じ、事故か何かかな?
もう暗くなっちゃったし、怖すぎて外に出たくないんですけど
バス停から出た歩道橋は人だらけ。

どのバスも全く動かなくなったので仕方ありません。
私も改札を出て、歩道橋を渡りUberを呼びます。雨が降ってきたし荷物もあるし、これが正解。
800円位でした。

Bendito Hostels(宿泊ホステル)

雨の中、1時間近くかけてホステルに到着。コロンビア、渋滞が凄いな。地下鉄が走ってないんだね。

今回はBooking.com最安値ではなく、Twitterで「コロンビアで1番良かった宿」という紹介を見て予約しました。治安が悪いと言われている旧市街地と、新市街地の中間位の位置です。
以降、次の日の写真。

外観からしておしゃれ!

女性専用ドミトリー、38,900コロンビアペソ(1,150円)


カーテンがあって個室感満載なのと、ベットの横に物を置ける細長いスペースあり、ベッド内に白色の電球あり、コンセントあり、Wifiめちゃ速い・・・と居心地抜群。

共有トイレの作りからして寮を改装したんかな?デザインがおしゃれ。

シャワーとトイレは共有、キッチンも綺麗です。卓球台もあり。

共有スペースもおしゃれで「ノマドに最適」って紹介されていたのがわかるなぁ。

もう遅いし、近くに食堂はなさそうなのでカンクンで出会ったMAMIさんから貰ったカレーを食べよう。ガラパコス諸島に行くのに荷物制限があって、減らさないといけないからといくつか貰ったんです。そうか、こういう時に食料は役に立つな。MAMIさんに感謝。

コロンビア、凄く恐かったのに人が親切、イメージと違う。ホステルの受付の子も大学生のバイトって感じだったけどめちゃめちゃ感じ良かった。
明日から街へ出てみよう。