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世界遺産のキトの市街地歩き、ペルーへ移動と毎回お馴染アビアンカ航空の洗礼(2023.3.22~23)

2023年3月22日(水)1ドル≒131円

本日は移動。チェックアウトしてホテルに荷物を預けてから、世界遺産の旧市街地を散歩します。

キトの旧市街地

空気が薄過ぎて歩くとしんどいのでダルいですが、一応世界遺産の街なので歩きます。

毎日変な医師から処方された高山病の薬を飲んでいるおかげで、頭痛は治ったのですが薬の副作用で指先やほほの先がピリピリ痺れて気持ち悪いです。
頭痛よりピリピリの方がマシなので我慢ですが。

町をウロウロ。坂を1ブロック登るだけで息が切れます。
早目に標高0mのリマ移動で正解だったかもしれません。

あのパネシージョの丘は登ると首絞め強盗に合うらしいのでやめておこう。
どのみちこの体調だと登れそうにありません。

ヴォト国立大聖堂

南米最大のネオゴシック様式の大聖堂があるとのことで行ってみます。

ここまでの坂が急すぎて大変。マジで足重い、登れない
大きいからかなり遠くから見えているんですが・・・

大きすぎてカメラに納まりません。正面から入ると尖塔まで登れて4ドル、横から入ると2ドルです。

確かに、南米の中じゃ綺麗かも。

イギリスのヨーク大聖堂を見たら中南米の教会に全然感動しなくなるんですよね。
やはりあっちが本場って感じはします。

キト→ペルーへ

20時半の飛行機なのでHotel Yumbo Imperialで荷物を受け取って空港に移動します。
シャワーも熱く、トイレの扉が観音開きで変でしたが、キッチンが狭い以外本当にいいホテルでした。
キッチンは2名立つともう誰も立てませんw

屋台では砂とゴミだらけの地面に、凍った肉を直に置いているのを見てしまったため、エクアドルの屋台では食事する気がせん(;´・ω・)

Terminal Rio Coca→キトのマリスカル・スクレ国際空港へ

いつも通りローカルバスでTerminal Rio Cocaターミナルへ。0.35ドル。

このターミナルから外へ出ず、「アエロプルト?」と聞くとこの空港行きの格安バスに乗れます。2.6ドル。

さよなら、ちょっとしかいなかったキト。

1時間で到着。今回はエクアドルのグアヤキルで1度乗り換えるので国内線ターミナルへ。

綺麗な空港ですね。

いつも通りラウンジ三昧。20時30出発。
今回もスカイスキャナーで検索してイードリーム経由でアビアンカ航空のいつもと同じパターンです。
これが1番安いんですよね。(直接アビアンカ航空のHPからは日本のクレカは決済出来ない。)

毎回お馴染アビアンカ航空の洗礼

  • そして荷物は(サイズと重さを測られないので)機内持ち込み・セルフチェックインしてチェックインカウンターをスルー。
  • →搭乗と同時にアナウンスで呼び出しをくらい「ペルーの出国航空券を持っているか?」と聞かれる。
  • →ANAのキャンセル無料の60万(!)のペルー→東京行きチケットを提示する。
  • →次の国の入国審査が終わってホテルに着いたらANAの航空券キャンセル

アビアンカも4回目で上記の流れも慣れたもんです。ANAのチケット予約だけは毎回緊張しますが。

機内持ち込み荷物はこの右のBOXの下に入りかつ10kgまでなのに、ぜったいそのオレンジのバックパック、オーバーしてますよね?!誰も注意しないし。
南米は機内持ち込み荷物のサイズと液体の量は気にしなくていいみたい。私も堂々と行こう。

しかし毎回到着国の出国航空券とワクチン接種証明書聞かれるのやめて欲しいなぁ。機内でマスクはこの回から言われなくなったけど。
他の航空会社だと聞いて来ないかも?
絶対焦って帰りのチケット買わされた人いっぱいいるよね。

キト→グアヤキル

23時半、グアヤキルトウチャク。1時間の飛行なのに飛行機出発2時間遅れ。安い航空券(2.8万)だったので、次の搭乗は9時です。
他の人も寝ているのでここで寝ます。
ひじ掛けがない空港の椅子って最高!

3時間位ぐっすり寝たらセキュリティゲートが開いていました。
自分のどこでも寝れる才能には相変わらず惚れ惚れします。
中のラウンジでゆっくりします。

仮眠室がある・・・!
グアヤキルホセ・ホアキン・デ・オルメード国際空港、最高~\(^o^)/
最初貸し切りだったけど、目が覚めたらベッドで寝たい人で並んでた

もう元を取り過ぎ、プライオリティパス。

グアヤキル(エクアドル)→リマ(ペルー)

9時。またアビアンカ航空に乗ってペルーへ。
ペルーはちょっと神秘的なイメージの憧れの国です。
楽しみ。

キトの赤道博物館で赤道に立つ(2023.3.21)

2023年3月21日(火)1ドル≒131円

本日は赤道博物館に行きます!

「エクアドル」という国名はスペイン語で「赤道」という意味らしいです、そんな安直な。
首都キトは赤道から南へわずか25Km、盛大に記念碑があるらしいので行ってみます。
エクアドル、暑いのかと思いきや標高が2,850m、涼しくて夜は寒いです。

色と柄のセンスはさておき。Hostal yumbo imperialのアサインされた部屋が端で広くて窓も大きく快適、レセプションの男の子がめちゃ笑顔で感じがいい。ここにもっと長居すればよかった。

しかし、なんともう明日夜、ペルーのリマ行きの飛行機を既に予約してしまっています。
早く3月中にウユニ塩湖に行かないと水が干上がってしまうのではと焦っているんです。

エクアドルに来る人のほとんどはガラパコス諸島が目的だと思うのですが、ヌメヌメした野生のアザラシやらウミガメやらイグアナやら・・・そこまで心惹かれなかったので、ウユニ塩湖のため飛ばします。

宿のすぐ近くのIglesia de Santo Domingo

近所でクロワッサンサンドとフレッシュオレンジジュース。300円。
クロワッサンサンドが写真と全然違うので店のおばちゃんに再度確認しましたが、同じクロワッサンサンドです。
南米はフレッシュジュースが美味し過ぎて安いのでビールは要らなくなってきました。
標高が高過ぎて、飲むと寒いし頭痛くなるしでビールが受け付けません。

偽物の赤道記念碑と本物の赤道博物館へ行く

旧市街→Terminal de La Ofelia

ホテルの近くのPichincha Y sucreバス停からローカルバスに乗ります。
終点のTerminal de La Ofelia(オフェリアバスターミナル)まで0.35ドル。
Ofeliaとホームに看板があります。

Terminal de La Ofelia→MITAD DEL MUNDO

オフェリアバスターミナルに着いたら、そのままバスターミナルを出ないで「MITAD DEL MUNDO(世界の中心)」行きのバスに乗ります。0.45ドル。
キトもGoogleMapでバス経路が出るのですが、国境で買ったうさぎマークのSIMは電波強度が常にH+で遅過ぎ。そしてこのバスターミナルからは繋がらなくなりました。なんてこった。
ちゃんとClalo社のSIMを買っていたらもうちょっと電波はあったんでしょうか。

仕方ないので「MITAD DEL MUNDO?」と聞いたらエクアドルも他の南米と変わらず、皆さん親切にどのバスに乗ればいいか教えてくれます。
1時間弱で赤道記念碑近くのバス停に到着!

Mitad del Mundo(世界の中心記念碑)

MITAD DEL MUNDOに着きました。

私、初赤道です。入場料は5ドル。

入口付近は何やら展示物がいっぱい。インカ時代の建物でしょうか。

ジェラートを買ってみる。2.5ドルで支払いはコインしかダメって言われました。
お釣りがないんでしょうね。奥に何やら見えて来ました。

赤道記念碑、どーーーーん!
こんなでかく派手に作っちゃってますが、昔、測量の位置からここが赤道と思って建てたこの記念碑、GPSが発達してから赤道から数百mずれていることが判明。

ここが赤道じゃないのが分かってても気にせず、満面の笑みで踊って愛でるエクアドル人
南米の人は数百mのずれなんか気にしないんでしょう。
日本だと恐らく「移築しろ」ってうるさそうですね。

大人気の、赤道上で釘の上に生卵を立てる実験。だから赤道じゃないから立たないってば。
誰も立てれませんw

表。偽物のラインです。

裏。裏はガラガラです。
この記念碑、無料で登れるようなので登ってみます。

エレベーターが整備中。
階段だとこんな展示が見られます。これでガラパコス諸島に行ったことにしよう!

頂上です。移築する気ゼロ。

記念碑以外何もない、のどかなところだな。

Intiñan Site Museum(赤道博物館)

次はちゃんと本物の赤道に行ってみます。
この記念碑を出て左へ出て曲がると本物の赤道が通る博物館があるらしいのですが。

10分歩いて看板が見えてきました。

合ってるんですかね?この道??
人が全然いなくて皆さん本物の方には興味ないのかな。

5ドルで入場。スペイン語と英語のツアーがあって人が集まるとガイドさんが出発してくれます。
最初の方はガラパコスの歴史やらインカの首狩り族の話やら・・・
本物のミイラの生首や武器の展示があって怖!

終盤でやっと名物赤道上では水が渦巻かないで垂直に落ちる実験を南半球と北半球でもやって下さいます。卵はやっぱり釘の上には立ちません。

水が渦を巻かないで落ちます。
北半球じゃいつも渦巻いて落ちてたんですね。意識したことなかったな。

赤道上に立って記念撮影をして下さいました。

最後はパスポートに記念のスタンプを押します。一緒にいたスイス人は押そうとしたら「スイスは禁止されている」と止められていました、日本はいいんかな?もう押しちゃいましたけど。

皆さーーん。ここが本物の赤道ですよーーー。
なぜこっちは人気ないんでしょうw

帰りは同じ経路でホテルへ戻ります。

本日の夜ご飯、宿のすぐ近くのエビフライ定食。コーラ入れて8ドル位。
めちゃ美味しかったんですがお客さんが私だけ。
夜になると人が全然いないので治安悪そうですね。ホテルの入口も昼間から鍵が掛かっていて呼び鈴押さないと入れてくれないし。

あの丘に登っても息が切れてる間に強盗に合うらしいですよ。

ちょっとしかいなかったエクアドル、明日の夜、ペルーへ飛びます。
ウユニの前にマチュピチュを目指して。

イピアレス(コロンビア)→キト(エクアドル)へ移動(2023.3.20)

2023年3月20日(月)1コロンビアペソ≒0.03円

もう10時を過ぎていますが、今からエクアドルのキトへ向かいます!

ホテル→イピアレスバスターミナル

空気が薄過ぎてもうバス停まで歩きたくないので、町のセントラルで「テルミナル、ブス(terminal bus)」と聞いてまたバスに乗り、長距離バスのバス停に行きます。1600ペソ(44円)。
タクシーを使わずにローカルバスで目的地に着けると達成感が凄いです。

イピアレス→国境

昨日ボロボロの体でポパヤンから降りたったバス停に行き、ここから国境のトゥルカンまでコレクティーボという乗り合いタクシーで行きます。乗り場はバスターミナルの東の端。
「トゥルカン?」と聞いて来た男性に「うん」と言うと、あっと言う間に私のスーツケースを奪ってタクシーに乗せ、時間がないから早く乗れと言います。私は時間あるけど??
乗ってからも凄い勢いで車を発車させ、どうも怪しいので金額を聞くと「5ドル」と。

慌てて「ドル持ってないよ、降ろして!!」と叫びます。「ひとりだとその位掛かるんだよ」と言いますが、「本当にドル持ってないし、人数集まってから乗るし!」と言い断固として降ろしてもらいました。本当に100ドル札しか持ってないしあなた、お釣りないですよね?

またバス停に戻って周囲の人に「トゥルカン?」と聞くとさっきのタクシーの男性の車に乗れと指差します。他の車は出払っているのか、この車に乗るしかなさそう。そして金額を他の人に聞いたら「3,400ペソ(93円)」だって。おいっ

タクシーのお兄さん、「人が集まるとその金額なんだよ。」とバツが悪そう。

再びお兄さんの車に乗り込むと、お客さんの黒人の女性も乗って来てニヤニヤ笑いながら「運転手にいくらって言われた?」と聞いてきます。ぼったくられるの知ってるんだな。
乗り合いタクシーは4名集まってから5分程走って国境へ。

ここでネットの情報通り、タクシーはコロンビアのイミグレは通り過ぎ、エクアドルのイミグレまで進みます。停めるとこないからかな?
この標識は見やすいですね。飛行機だと味わえない国境越えた感もたまにはいいかも。

そして警察の検問、スーツケースの中身を見せろとのこと。そう言えばポパヤンのバス停でも警察にスーツケース開けさせられたな。

11半。
無事検問を抜け、コロンビアのイミグレへ歩いて戻ります。見えてるし5分も掛からない距離。
イミグレはネットで「コロンビアもエクアドルも長時間掛かった。」って見たけど、私しかおらず質問もなくあっという間に通過。これまでで1番楽な国境越え。
もしかして朝より昼から来た方が空いてるんじゃ・・・とにかくラッキー。

エクアドルイミグレ。ここも昼だとガラガラ。

国境でコロンビアペソをエクアドルの通貨、ドルに両替。ここも「コロンビアペソをドルに変えると増える。」って記事を見たのですが両替屋2名に聞いたけど通常レートでした。
時代は変わってしまったのかな。
まあ使い勝手の良い10と20ドル札が増えたのでよしとします。ドルだと計算しやすいし、他の国で使えるので「出国時使い切る」苦労をしなくていいので嬉しい。

国境→トゥルカン(エクアドル)

エクアドルのイミグレ横にバスが停まっているので乗り10分でトゥルカンへ。0.75ドル。

トゥルカン→キトの北バスターミナル

ここで長距離バスターミナルTerminal de Transporteに降ろしてもらうと、もの凄い数の客引きに囲まれます。凄い勢いで「キト?」「キト?」と聞いてきて私のスーツケースを奪い合い。

訳わからんまま導かれるように正面の部屋に入るとそこがバス会社の待合室だったようで皆諦めて去って行きました。バス会社の数が過剰なんだな。

キトまで7ドルを払い13時のバスを待ちます。北バスターミナルか南バスターミナルか聞かれましたが、ホテルの場所を見せたら「北だな。」と言われ北バスターミナルまでのチケットを買います。
待ってる間、待合室を覗き込んで弁当屋、水、お菓子、SIMカード屋が入れ替わり立ち代わり私に話し掛けてきます。

あまりにもお客さんが少ないし、かなり皆必死なので何か買わないと悪いという気持ちになってきました。SIMカードを5ドルで買ってみたら見たことないウサギ耳のマーク。
「ペルーでも使えるから!」って必死だったけど本当かな?(→ペルーでのアクティベートの仕方が分からず使えませんでしたw)裏見たら4ドルって書いてるし。おい
お弁当は隣の客の地元の夫婦が購入。

すぐに13時のバスが来てバス会社の人に案内されるがまま、バス停使用料0.35ドルを払い、バス横で無造作に並べられていたハムチーズサンドを1ドルで買う。
店員もやる気ないしなめてたけど、これがびっくりする程美味しい。2個買えば良かった。
右上は4ドルと書かれた5ドルで購入した変なSIM。

長距離バスはガラガラ。そりゃバス勧誘の人らも必死になりますね。
座席2つ使えて快適~一昨日のあのバスを経験したらまるで天国、凄い幸せを嚙みしめる。

途中、2回警察の検問がありました。

Terminal Terrestre de Carcelén(キト北バスターミナル)

18時半。6時間でエクアドルの首都キトの北バスターミナル到着。

朝、イピアレスでラス・ラハス教会観光をしてからでも夕方に到着はかなりついている。
ここからローカルバスで予約しているホテルまで行くことにします。

Terminal Terrestre de Carcelén→ホテル

エクアドルのバス停、凄い人でバスが来たら皆走って乗り込んで座席争奪戦です。
おかげでトロい私は1本乗り遅れました。

料金たった0.35ドル。女性もいっぱい乗っているので治安は大丈夫でしょう。
19時のバスに乗り込みます。もちろん座れません。

Hostal yumbo imperial(ホテル)

次の日のホテル入口の写真

19時半、ホテルの最寄りの駅に着きました。治安が悪いと評判の旧市街地です。
どう考えても観光に場所が便利なので。個室なのに1泊5ドル
日本を出てからこれまでで最安値じゃないでしょうか。

ここ旧市街地は、泊まると必ずものが盗まれると評判の泥棒宿スクレが有名ですが、泊まっても何もいいことなさそうなので別のホテルにしました。
ほんとに皆盗まれてるしめちゃ汚いらしいし

今日はパン1個しか食べていないのでお腹がペコペコですが・・・Googleで見ても宿の人に聞いても、もう近くのスーパーが全部閉まっています。キトって田舎??!首都なのに?

日本から持って来ている無印のドライフーズのオニオンスープをすすって寝ることにします。
こういう時のためにやはりお米は買っておけば良かった。(手持ちのはなくなった)
おやすみなさい。