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1人旅好き。2022年12月に世界一周出発。

砂漠のアタカマ観光、星空ツアーに参加するも・・・(2023.4.14)

2023年4月14日(金)1チリペソ≒0.173円

おはようございます。標高2,400m、La Pascanaホテルの朝です。

サン・ペドロ・デ・アタカマの気候

相変わらずBooking.comで最安値かつ口コミ8以上の宿に宿泊しております。
ここは外に待ち客がいる程の人気の安宿なんですが、よくよく考えたらドミトリーで1泊15ドルって、この旅始まって以来の高値ではないでしょうか。
チリ・・・早く抜けたいかも(;^ω^)

同室の男性と宿泊客ではない息子6歳

ここはドミトリーは1室のみ、4名とも埋まり満室。
向かいのベッドの男性は、なぜか別のホテルに宿泊している息子を毎日部屋に招き入れて大騒ぎしております。うるさいんですが、まあ男性のかわいがりぶりが凄くてほほえましいのでいいです。
隣のベッドのフランス人女性は、執拗に「友人がレンタカー借りてるんだけど、アタカマ砂漠ツアーに一緒に行かない?」と誘ってきます。
楽しそうですが、ここ3日移動ばかりでツアーに行く気分じゃなかったので断りました。

ここアタカマは、何十年も雨が一切降らなかった地域もある世界で1番乾燥している砂漠と言われています。
乾燥し過ぎて鼻をかむたびに鼻血がでます。肌も全身カサカサ
洗濯はこのガレージで干すと一瞬で乾きます。
メキシコシティで買い増していた化粧水もあっという間になくなり、薬局で買いなおしました。

空気が乾燥していると空が綺麗ですね。
景色いいんですけどね、横を車が通る度に全身砂だらけになり、しばきたくなります。

Terminal de Buses San Pedro de Atacama(バス停)

宿から南へ10分程歩いたところにあるバスターミナルに来ました。

ここは2泊だけの予定で、ここからバスでカラマへ行き、チリの首都のサンチアゴへ飛行機(5,600円でバスより断然安い)で飛ぶ予定です。
3日前、ウユニを出発する直前に4月17日発、サンチアゴ→イースター島行きの飛行機を取っているので早くサンチアゴに向かわないと。
カラマ行きのバスは1時間に1本あり5,000ペソ(846円)

チリのイースター島行きの往復航空券取得

これまで南米を旅していても「イースター島」に行ったという人に会いません。
恐らく航空券が高いからだと思います。
2023年現在はLATAM航空のみがチリのサンチアゴから日・月・金就航。
試行錯誤して様々な日程を組み合わせて取れた最安値が往復12万6千円でした。
日にちを少しでも変えると20万越えになったり、クレカの番号を全て入力した後に金額が20万に変更になったりして取るのに大変苦労しました・・・

↑スカイスキャナーで検索してこの金額でイースター島に行けると思うじゃないですか~
で、自分のパスポート番号や名前やらクレカ番号など全て情報を入力して、決済ボタンを押そうとした瞬間・・・

こんな画面が表示されます。なんでやねん!!\(^o^)/
Kiwiドットコム、今後絶対使わねーーー

イースター島、これだけの航空券代を支払う価値があるのか楽しみです。

アタカマの街ぶらり

その後はアタカマの街観光。これはサン・ペドロ・アタカマ教会。

市場もあって地元の方でにぎわっておりました。キッチンがあったら買うんだけどね、マンゴーとか。
あとビール売ってる商店やコンビニも見当たりません。ウユニからずっとビール抜きの日々です。

Restaurant El Diablillo(食堂)

昨日は観光客向けのレストランに入ってしまったようなので、現地の人向けの食堂に入ってみます。
この通りは全て同一金額の食堂が並んでいました。

昨日から野良犬が多過ぎです。
食事をしていると大型犬がテーブルの横に群がってきて、大人しいならいいんですが、「肉をくれ」と鼻で私の腰をつついてきます。写真のような大型犬。
マジでここで犬が大嫌いになりました

ソパ(スープ)3,000ペソとリモネ(レモンジュース)3,500ペソ(計1,100円)
骨付きチキンが丸ごと入っていました。そりゃ野良犬寄ってきまくり。昨日よりだいぶ安いし美味しい!

アタカマ砂漠の星空ツアー申し込み

町は30分もあれば歩けてしまう程の規模ですが、乾燥した空の色と相まって綺麗ですね。
ここ、アタカマは「月の谷」という宇宙っぽいフォトスポットがあるそうなんですが、ここ3日間が絶景祭りだったので飽食気味・・・興味がなくなりまくりでどうしようかな。

「アタカマ砂漠の星空が世界一」と旅先で知り合った方がおっしゃっていたので、今夜のStarLight Tourだけ行ってみることにします。
ツアー会社を3件聞いて「ピスコサワー付き」というツアー会社にお願いしました。
やった!お酒が飲める\(^o^)/
他はワイン付きとかで金額はどこも変わらず。4,000ペソから値切って2,500ペソ(4,250円)

世界一の星空ツアー(?)

20時、ツアー会社前に集合です。
「寒いので十分な厚着と、喉が渇くのでペットボトルの水持参」と言われました。

ここもペルーのクスコ同様、色んなツアー会社で申し込んだ人らが同じバンに乗る感じ。

本当にアジア人を私以外見ません。人は結構たくさん参加で数台に渡ってGO!

まずは建物に入って星の勉強?の映像を見せられます。
英語解説のスペイン語字幕。
逆ならまだ何言ってるか分かるかもなのに、そっちパターンだと全然理解不能。

この後、町から南の方へ移動して、何やら塀に覆われたところで全員降ろされました。
満天の星空の下、ガイドの方が見えている星座について詳しく説明して下さいます。
オリオン座とか、こぐま座とか、さそり座とか・・・
そこでウユニ塩湖でやったように、星空の中、一眼レフで記念撮影と待っている間にピスコサワー&おつまみタイム。真っ暗過ぎて何も見えないし、めちゃ寒い!

そして全員の撮影が終わると、隣の望遠鏡が6台ほど置いてあるスペースへ移動。
皆で望遠鏡を覗き込みながら天体観測です。

なぜこの間の写真がないかと言うと、撮影した写真は「あらかじめツアー会社に教えておいたメールアドレスに送られてくる。」と聞いていたのに送られて来なかったからです。
後日メールか電話で請求したらいいんでしょうけど、ウユニ塩湖で見た星空の方が水面にも満天の星が映って綺麗だったので、もう請求しませんでした。

ツアーの感想としては、「砂漠の真ん中で満天の星観察」と勝手に思い込んでおり、塀の中での星の説明がメインのツアーだったので想像と違っておりました(;^ω^)
流れ星が2回見れたのでウユニより星は多かったと思いますが、個人的に水面があるウユニの方が良かったです。

帰りはバスの運転手に宿泊ホテル名を告げ、ホテルの前で下ろしてもらいます。

ここは3日以上いたら、乾燥で肌がミイラのようにボロボロになりますね。
明日は首都のサンチアゴに移動します。

中南米、キャッシング無料ATM情報

リアルタイムでは歯の神経治療のため、パラグアイから急遽一時帰国しました。

火曜日にパラグアイを出て、深夜バス19時間でブラジルのサンパウロ、それ以降は飛行機でアメリカのダラス→羽田→伊丹と移動し、0泊4日で自宅に到着。
歯が痛くて仕方なかったとはいえ、めちゃキツかった。
治療したらまた世界一周スタートします。
ブラジルとパタゴニア地方がまだ行けていないので、今度は西回りでブラジルを目指そうかな
(=´∀`)

ブログと並行して、旅情報や掛かった費用を自分の備忘録のために残しておきます。

キャッシングは基本セディナカードでして、ネットに反映されたらすぐに繰り上げ返済しております。
他にネットで即時繰り上げ返済可能なアコムACカードも持って行っておりましたが、メキシコやペルーでは何故か使えませんでした。
なのでキャッシングに持って行くカードはセディナ一択です。

中南米の無料ATM情報

中米はパナマ以外は手数料は特に掛かっていなかったと思います。
パナマは手数料7ドル。100ドル札がお釣りがなくてどこも使えないので10〜20ドル札をいっぱい持って行きましょう。

メキシコ

BBVABANAMEXが手数料無料

コロンビア

BBVAが手数料無料

エクアドル

・エクアドルの通貨はドル。

ATM手数料が7ドルと表示されたので下ろさず手持ちのドルで過ごした。

・アルゼンチンでは100ドル札が必要になるので、ドルを持っていない人はここでいっぱい下ろしておいてもいいかも。(ペルーやボリビアでも、ドルを下ろせるATMは探せばある。)

ペルー

Banco de la Naciónが手数料無料

クスコに2軒、マチュピチュ村(アグアスカリエンテ)に1軒ある。
クスコのBanco de la Naciónはいつも並ぶので、マチュピチュでいっぱい下ろした。
オリャンタイタンボには上記銀行ATMはないので注意。

ボリビア

Banco Nación de Bolívia(BNB)銀行に備え付けのATMで、かつ銀行が営業している時間にキャッシングすれば手数料無料

ウユニのATMでは、上記銀行もその他の銀行でも全て7ドルの手数料が掛かったので、ラパスで下ろしておくべき。

チリ

Banco Estadoが手数料無料。
出金時にが画面に「手数料5,500ペソ」と表示されていたが、その時に「No」のボタンを押したのか?明細を見たら手数料は掛かっていなかった。

それより宿代の消費税が外国人は19%免除され、その条件がドル払いならOKなのだが、宿によってクレカでもOKだったりドルの現金しか無理だったりと条件がマチマチ。支払い前に要確認。
銀行の手数料よりこっちの方が大きい。やはりドルは持って行くべき。

アルゼンチン

銀行に行っていないので手数料不明
フローレス通りで「カンビョウ、カンビョウ」とつぶやいているお兄さんやお姉さんが何十人もいるので、数人からレートを聞いて100ドル札を両替するのが1番レートが良い
公定レートの倍以上の金額(ブルーレート)で両替可能。
両替の際は、ボスのいる別室に案内されるがニセ札をつかまされることもなかった。

2023年4月末の時点で1$=440アルゼンチンペソ、その3日後には460ペソで両替出来た。
インフレが日々急激に進んでいるので、1度に大金を両替せずこまめな両替が得策
100$札以外はレートが落ちる。

VISAカードで支払いすれば、ブルーレートに近い金額で請求され、Masterカードだと後日ブルーレートに近い金額で返金される。

パラグアイ

・ATM手数料が800円位掛かった。

米ドルブラジルレアルを持っていたら、バスターミナルや国境にいる両替おじさんに両替してもらってもレートは悪くない。
アルゼンチンペソは手にした瞬間から日々価値が下がるので、誰も受け付けてくれなかった笑

余談だがパラグアイは物価が安過ぎて、1週間で1万円も使い切れず、余りまくった。

【3日目】ウユニ~アタカマ抜けツアー、間欠泉と4か月ぶりの天然温泉(2023.4.13)

2023年4月12日(水)1ボリビアーノ≒19.6円

今日でウユニ~アタカマ抜けツアー最終日。
本日はなんと朝4時半集合。
ホテルに電灯がないので、朝ご飯も自分の顔も何も見えず、写真なし。

Sol de Manana(ソル・デ・マニャーナ)

真っ暗な中、車は進み1時間で地熱地帯に到着。
3日間、アントニオ75歳のリクエストで車の中のBGMはずっとペルーの民謡音楽。運転手のリンベルが流行りの音楽をかけると、すぐに民謡に戻させますw
(聞き過ぎてそれから1ヶ月経っても頭から離れません。)

地面から間欠泉が噴出しています。

その珍しい光景に、皆、夢中で写真や動画撮影をしているのですが・・・
私はそれどころではありません。寒い、寒過ぎる!標高4,500~5,000mですよ、ここ。
ここが日本を出発してから1番寒かったです。寒すぎて脳みそ凍りそうでガタガタ震えていました。

Termas de Polques(テルマス・デ・ポルケス)

その後、4,000m越えの砂漠地帯での天然温泉風呂Termas de Polquesへ。

やっと朝日が昇ってきました。
入浴料6ボリビアーノ(119円)を支払い、更衣室で水着に着替えます。

エミリー「嬉しい!3日ぶりにお風呂に入れるわ。」
アントニオら他「良かったね~エミリー

昨日、290円の別料金を払ってシャワーを浴びていたのは私と日系ブラジル人のロジェだけでした。
良かったねちゃうわ、その垢の付いた身体で一緒に入る人の身に

温度は28度と言ってたのでぬる過ぎのはずなんですが、身体が冷え切っているので、入ったら熱いのなんのって。大自然景色を眺めながら入る温泉。熱いしめちゃくちゃ気持ちいい~

そう言えば12月に日本を出てからシャワーしか浴びていないので、お湯につかるのは私も4か月ぶりです。私からもきっと凄い垢が出ていることでしょう。お互い様、ふふ。

ブランカ湖など

その後、更に国立公園内のブランカ湖など、フォトスポット2か所へ。

こんな美しい景色がずっとあるんだから、ボリビアって凄いなぁ。隠れた名観光地ですね。

私だけ、ここからチリに抜けます。3日間共にしたメンバーとは今日でお別れ。
最後、ファビオ65歳が「スペイン式のお別れの挨拶だよ。」と両頬にキスしてくれました(いらんけど

3日も過酷な環境の中一緒に過ごしたからめちゃくちゃ仲間意識が芽生え、お別れが悲しかったです。
皆はまたここからウユニの町へ戻ります。
さようなら、みんな。
仲良く一緒に回ってくれてありがとう、最高の旅だった。
(ここで一緒だったロジェとはのちにブラジルで再会します。)

後にメンバーからWhatsAppに送られてきた写真を見たら、ウユニに戻った人らはこんな絶景に寄ったそう。
かなり長い距離を車に乗っていたらしく、結構辛かったらしい。

ボリビアのイミグレ

皆と別れ、私だけチリまで行く他のツアー会社の人らの車に乗り込みます。
国立公園の入場チケットを出口で見せないと出れません。探しまくって焦りました。

9時半、ボリビアのイミグレに到着。
ここで出国税15ボリ(300円)を支払いスタンプをもらいます。
出国書類は壁に貼ってあるQRコードを読み込んで入力するタイプ。記載の英語がよく分からず適当に入力したけど、審査官、全然見てねーー(;´・ω・)

これがボリビアのイミグレか~。ここで寒い中1時間外で待たされる。
レストランも何もないので、ウユニで買った手持ちのプリングスを食べきりました。
これは辛い、お腹空いた。

チリのイミグレ

10時半、やっとシャトルバスが来ました。ここから国境を越えチリのイミグレへ。

チリのイミグレ。
さっきのボリビアのイミグレと国力の差が・・・
南米では珍しくトイレも無料です。

チリは入国での手荷物検査が厳しいで有名です。持ち込み禁止の食料品が多いんです。
他のシャトルバスの人らの手荷物審査待ちで車の中で結構待ちました。
審査官もお昼だからか、たった1名。12時にやっと脱出。

サン・ペドロ・デ・アタカマへ

無事、手荷物審査も終わりチリのサン・ペドロ・デ・アタカマへ。
ボリビアと違って道路が舗装されていて、快適な移動であると同時に、絶景が終わってなんか寂しい気持ちに。

13時過ぎ、到着。
運転手に「あっち行ったらインフォメーションセンターがあるから、そこで両替とかしてね。」と言われながら、こんなところで降ろされました。

この3日間、ネットが繋がらなかったからチリのこと何も調べてないし宿も予約してないのよね

言われた方へ歩いてみます。
ドラクエに出てきそうな砂漠の町って感じ。なんかわくわくしてきました。

空気が乾燥しまくりだから空が綺麗。
道が砂漠の砂だから、横を車が通る度に顔や耳が砂だらけに(ノД`)・゜・。
インフォメーションセンターは見つかりませんでしたが、商店でSIMカードを450円位でクレカ払いでゲット。

La Picada Del Indio(レストラン)

お腹がすき過ぎたので、GoogleMapで見て点数4.6のレストランに入ります。
人気店みたいで、並びました。
そして並んでいる間にノラ犬にスーツケースにおしっこをかけられ、その後食べている間もずっとそのスーツケースの匂いを嗅いできて離れません。
この時点で犬が大嫌いになりました。
そして食事の間も、外から入ってきて大音量で演奏してチップせがむ人がここにもいたけど、音が大きすぎて心休まらない上にお金取られるってどういうことですか。

メニューの中で1番安かったランチセットを頼みました。
前菜はセビッチェを選び、メインはマグロのステーキのエビソースかけ。
久々めっちゃ美味しかったけど、会計は10,500チリペソ(1,960円)。
ボリビアではランチ数百円だったのに。これは・・物価の高い国に入ってしまいましたよ・・・

La Pascana(ホテル)

町の大きさなど分かってきたので、歩いて行ける距離で安いところをBooking.comで予約。15ドル。

この地図の真ん中、google map にも載っていません。

Booking.comに載っている地図と場所が違うし、看板もないのでちょっと探しました。

「オーナーのホセが親切」との口コミでここに決めました。ホセ、英語話せて助かった♫
ドミトリー4人部屋って、二段ベットじゃないからめっちゃいい!

中庭はずっと音楽が鳴っているし、ホセが綺麗好きでしょっちゅうバスルームを掃除しているので凄く綺麗です。

宿代が現金のみとのことで、また街中に行ってATMでチリのお金を下ろし、両替屋でボリビアのお金を両替してきました。
チリの人はこれまでの南米の人らより愛想が悪い気がします。
南米の中じゃブラジルに次ぐ先進国らしいので、都会になるとそうなんでしょうか。

さて、今日からまた女ひとり旅です。

【2日目】ウユニ~アタカマ抜けツアー、宝石の道は絶景祭り(2023.4.12)

22023年4月12日(水)1ボリビアーノ≒19.6円

ブエノス・ディアス!
ウユニ~アタカマ抜けツアー2日目の今日は塩湖を離れ、「宝石の道」を進みます。

Hostal Piedra Andina(ホテル)

昨日宿泊したホテル。

Wi-Fiも電源もないのですることがなく、昨日はいっぱい寝ました。
家族経営のこじんまりしたホテルです。この何もないところで生活は不便ではないのでしょうか。
寒かったですが、夜中に外に出て夜空を見上げると天の川が凄く綺麗でした。

7時。砂のホテルの朝食です。
フランス人のエミリーはやはりこの朝食も口に合わずほとんど残しております。
いや、だから普段どんだけ美味しいものを(略)。
私はどんなものでも完食です。
それより20代でお金がないとのことで、昨晩有料シャワー190円をパスされていたのですが、そっちの方が気になります。

サン・ファンの土産屋

ちなみにせっかくウユニでSIMカードを190円で購入したのですが、列車の墓場以降全く電波が入らず、ムダ金になりました。

朝から近所のお土産屋へ。

廃線の線路

本日からは「宝石の道」と呼ばれるところを通っていきます。

8時半、廃線の線路で記念撮影。

車はチリとの国境をずっと走っていきます。これはビクーニャという動物。ダチョウもいました。

Callejón Cañapa(カニャパ)

10時。またも絶景ポイントで降ります。これ、木かと思ったら触ったらサンゴでした。

誰かに飼われている犬がずっとついてきてかわいい

Callejón Cañapa山、あっちはチリらしい。

11時。また車でちょっと走ってカニャパ湖。フラミンゴがいます!

エディオンダ湖

ずっとチリとの国境添いのこんな道を走り・・・

12時。エディオンダ湖。

ここではフラミンゴに近づき過ぎて怒られ・・・

また車が走ったところで、すごく悲しそうな顔をしたキツネが近づいてきたのでお菓子をあげたら怒られました!笑
自分でエサを探さなくなり、冬になったら餓死してしまうからだそうです。
でもめっちゃ毛がボロボロで上目遣いでこっち来るし。思わずあげちゃうよね・・・自然界は過酷。

Cañón de las Vizcachas

13時。また車を走らせ、昼食ポイントへ。

他のツアーの人らは湖で食べたって言ってたけど、今回のドライバーのドミニクはここをチョイス。

鶏肉とパスタ、芋のような味のバナナが用意されています。
ドイツ人のドミニクは食いしん坊でおかわりしまくり、フランス人のエミリーは時間を掛けて最後までナイフとフォークでお上品に食べることが分かりました。
アジア人の私は最後は骨にかぶりついて綺麗に食べきりますよ。(下品と思われてるだろうな~)

チンチラ(の仲間)がいる!これは餌付けされないから、餌をあげるのはOK。
キツネはきっとこれを捕まえないと冬が越せないんだな。想像だけど。

リンベルに「トイレ(バニョ)行きたい。」って言うと「インカトイレ」と岩の後ろを指差されました。・・・全員、岩陰でトイレをすませます。

アルボル・デ・ピエドラ

15時。砂漠の木と呼ばれる奇石です。
風が吹いて砂で削れてこんな形になるんだとか。

それにしても、同行のエクアドル人75歳とスペイン人65歳はラブラブで「アントォニォォォォーー」「ファビィアーーーン」と呼び合いながら抱き合い、写真をよく一緒に撮っています。
上司と部下の関係らしいけど、仲いいなぁ。
75歳でもあんなに元気なら、私もまだ25年後も旅できるな。

国立保護区入口

国立公園入口に来ました。
別料金の150ボリ(2,900円)を支払って入場します。このチケットは出る時も要るのでなくさないようにしないと。

ラグナ・コロナダ

16時、メキシコのカンクンで見たピンクレイクみたいな場所に来ました。

このピンクの餌を食べてフラミンゴはピンク色になるんだな。
さっきの湖のフラミンゴは白かったもんね。

ここは本日のメインの場所。

保護区内のホテル

まさに宝石の道でした。写真と動画を撮りまくりで、もはや整理不可能。
絶景だらけの1日でした。このツアー、まさかこんな絶景祭りだったとは。

16時45分。保護区内のホテルに到着。

この砂漠地帯では電気や水が大変貴重なようです。
太陽光で発電しているようなのですが部屋に電気はなし。
昨日は一人部屋でしたが、今日はエミリーと同室。

Wi-Fiとシャワーは有料、Wi-Fiは隣の別の建物が電波を契約しているそうなので、そこに20ボリを支払いに行きます。私以外は誰もWi-Fi使わず。
シャワーは15ボリ(290円)と昨日よりも高い。

まだ17時ですが、ティータイムということで夕食まで皆でここで談笑。
皆英語で会話してくれ、何言ってるかは全部分かるんだけど自分の言いたいことが皆のスピードでは言えないもどかしさ。

皆がスペイン語で会話している時に「何言ってるの?」って日系ブラジル人のロジェに聞いたら「アントニオ(75歳)は、ずっとマリファナの話しかしてないよ。」だって。はぁ?(エクアドルは大麻は合法)

夕食。パ、パスタが柔らかすぎてマズ
確か標高が高いと沸点が低くなりパスタが固く茹で上がらないとか聞いたことあるな。
ワイン1本を旅行会社からプレゼントとのことでもらったけど、やはり標高が高いと全然飲みたくならない。

シャワーはガスボンベで水を温めて出してもらう形式だけど、ぬるくて寒い~
エミリーはお金がないので今日もシャワーなしだそう。
フランス人の肌は乾燥していてきっとシャワー不要なんでしょうね。

シャワーの後、ドライヤーを使ったらホテルの人にまたも思いっきり怒られました。
電気が貴重なので充電しか使ってはいけないそうです。

Wi-Fi、部屋の中じゃ繋がりにくいし遅いのでもう寝ます。
砂漠地帯は人間も過酷だな。おやすみなさい。

【1日目】ウユニ~アタカマ抜けツアー、塩ウユニでトリック写真(2023.4.11)

22023年4月11日(火)1ボリビアーノ≒19.6円

重い腰を上げて、本日からホダカツアーのアタカマ抜けツアーに参加です。
定価は130ドルですが値切りました。ドライバーに胸まで触られたことですし。
他の参加者には内緒にしてくれと言われたので金額は秘密です。ボリビアーノでも支払い可。
ウユニの銀行のATMは全て手数料が7ドルだったため降ろさず、手持ちのドルで払いました。

マジでドルは最強。いっぱい持って来ていたので、スーツケース内に分散して隠して入れております。

アタカマ抜けツアー1日目

10時半、4泊したアベニーダホテルをチェックアウトしてホダカツアー前に集合。
英語を話せるガイドさんだと180ドルとのことで、節約のためスペイン語ガイドにしました。

2泊3日を共にするメンバーは、65歳スペイン人男性、75歳エクアドル人男性、30代ドイツ人男性、20代フランス人女性、年齢不詳の日系ブラジル人男性、ボリビア人のガイド兼ドライバーです。
スペイン人とエクアドル人だけ元上司と部下の関係であとはおひとり様関係で気が楽です。

しっかし、車中は全員スペイン語で会話私・・この後3日間大丈夫か?!

列車の墓場

走ってすぐ。まずは列車の墓場に到着。
ボリビアは昔は栄えていて塩や鉱物を運んで活躍していた列車ですが、チリとの戦争に敗れ投棄されたそうです。

ロジェ「説明、分かりました?敗戦で修理部材がもう手配出来なくなったから放置したそうです。」

日系ブラジル人3世のロジェさん、凄い!
3世だともう日本に来たこともないだろうし、普通日本語は話せないですが、ロジェさんは母国のポルトガル語、スペイン語、英語、日本語が話せ、私にガイドの説明を訳してくれます。か、かっこええええーーーー

チリとの敗戦で修理部材すらもうなかったのか・・・
かつての繁栄を物語る、哀愁漂う使われなくなった列車。
何か戦争の物悲しさを伝えてくる気がします。

海に面した土地をチリに取られてしまったから、海からの輸出が出来ずにボリビアは南米最貧国になっちゃったんですかね?チリとは今でも仲が悪いらしいし、内陸国ってかわいそうだな。
そんな雰囲気はよそに、列車と写真を撮りまくる旅行者たち。
ここはめちゃめちゃパリピな観光客が多いです。

コルチャニ村

お土産屋が連なる、ウユニ塩湖の端に位置する塩採掘を産業とする小さな村に寄ります。
おじいちゃんが塩の採掘について説明して下さり、その後チップ要求,笑
アルパカのぬいぐるみ欲しいなぁ。世界一周中でさえなければ

プラヤ・ブランカ(塩のホテル)

13時、塩のホテルへ移動。ここでお昼ご飯を食べます。
ここ以降、その後3日間、ウユニで買った30ボリのSIMカードの電波は繋がらなくなりました。
そう言えば国境で買ったSIMカードは40ボリだったからまたボラれていたか。

よく見る世界各国の国旗がはためいていてかっこいい!
日本の国旗は、真ん中のいい位置にあるんですがなんとボロボロです・・・
どなかた次訪れる方、新しい国旗と交換してあげて下さいまし

床も壁も塩で出来てる!もちろん指でなぞってなめてみました。トイレは有料。

ランチはドライバーさん持ち込みのお肉や野菜。
米はクスクスですかね。細かいパラパラしたやつです。インゲンは嫌いです。
会話は全員スペイン語・・・なぜフランス人もドイツ人もブラジル人も、スペイン語を話せるんですか。
ドイツ人のドミニクはスペイン語学校に4年通っていたそうです。
未だに数字と簡単な単語しか分からない私、圧倒的に努力が足りない。

塩のウユニ塩湖

3日前のツアーでは鏡張りスポットに連れて行って下さいましたが、今回はこの一面塩スポット。
ガイドのリンベルはめちゃ真面目でかなり長時間動画やトリック写真を撮って下さいました。
もちろん、おっぱいタッチなんてしません。

今回のメンバー。
3日間、寝食を共にするのでめちゃめちゃ絆が深まります。
ツアーが楽しいかどうかってメンバーも重要。
75歳のアントニオと65歳のファビアンが20代のフランス人エミリーにメロメロなのは致し方ないとして(笑)各国の習慣が聞けて楽しい!
アントニオとファビアンはアル中なのか昼からずっとお酒を飲んでいます。

もしもーし。恐竜さーーん。
周囲に比較するものがないので遠近感消失。こんなトリック写真が撮れます。

そりゃ、私もおっさんとよりエミリー28歳と写真撮りたいもん。
エミリーはめちゃめちゃ顔がかわいい次生まれ変わったらフランス人でお願いします、本当に♪

インカ・ワシ島

16時半、30ボリ(580円)払ってインカ・ワシ島へ。
ウユニ塩湖にある32の島の中で、唯一入場が認められている島です。

1時間トレッキング。ドイツ人のドミニクは「日焼けが嫌だ」と車で待機。
白人の人は日差しも眩しそうだし、肌も痛そうだし大変そうね。日本人は足が短いのが大変ですが。

サンセット・ウユニ塩湖

ホテルまでの道で、ワインとおつまみでサンセットを楽しみます。

後に他の方に聞くと、どうやら同じホダカツアーから申し込んでもドライバーによって行くポイントや時間帯、滞在時間がちょっとずつ違うみたいなんですよね。
今回のドライバーのドミニクは色んなところに寄ってくれ、熱心に撮影してくれ、かなり当たりでした。

砂のホテル

砂のホテルに泊まるとは聞いてたけど、そうか、床が砂ってことかー。
ほこりとかどうやって掃除するんだろ?壁とテーブルは塩。
Wi-Fiなし、電源はホールの1か所のみ、寒くてシャワーは有料の過酷な砂漠地帯の環境です。

シャワーは10ボリ(190円)。

夜は玉ねぎとお肉の炒めたもの。
フランス人のエミリーは玉ねぎが食べられないうえにボリビアの料理が口に合わないらしく、ほとんど残されておりました。パンもパサパサ過ぎて無理だそうです。

普段どんないいもの食べているんですか、フランス人って!

ドライバーがいなくなると皆さん、私に合わせて流暢ではないですが英語で会話して下さいました。
フランス人とドイツ人だけでなく、スペイン人とエクアドル人も英語が話せるのか・・・

このツアー、1日目からしてかなり盛りだくさん。
マチュピチュとウユニで旅の絶景は終了したと思っていたのに、まだまだこんなに絶景が待っているとは。

他国の人と関わるのが楽しいのと同時に、自分の語学に対する努力のなさが恥ずかしく、もっと英語だけでも勉強しようと心に強く誓った1日でした。

ウユニ塩湖Sunset&Starlightツアー(2023.4.8~10)

2023年4月8日(土)1ボリビアーノ≒19.6円

16時、ホダカツアーに来てみました。
いっぱい人がいて車2台に分かれます。欧米人チームと、日本人チーム。
ツアーの料金は長靴レンタル代とトリック写真撮影代込みで、たったの145ボリ(2,869円)。
ツアー会社の張り紙に「10回参加しました!」って書いてる人いたけど、確かにこの金額なら参加すればする程お得かも。

ホダカツアーのSunset&Starlightツアー

新婚旅行のお若いお二人と、ご年配ご夫婦、他男性2名と私の7人組で出発!
日本を出てからこんなにも日本人と会うのは初めてです。
久々大勢で日本語で会話出来て楽しいです。マチュピチュ遺跡でも日本人は見なかったので。
途中、小さな小屋に寄って全員長靴に履き替えます。

走り出してからしばらくはこんな道。もう4月だから、鏡張り、あるかなぁ・・・

1時間位走ったら・・・あった!やった!水のあるところ!
4月でもありました。鏡張り。
写真で見慣れた風景ですが・・・実物は360度、地平線の果てまで水が張っていて凄い迫力!
写真とスケールが全然違う、何キロ先までも静かに広がる鏡、水に写る空。
これは写真では伝わらない。

今年は水が少ないらしいから心配していたけど、2㎝だけですが、水が張っています。
2月は20cmあったらしいから、また違う色してたんだろうな。
めちゃ日差しが眩しいので、サングラス・帽子・日焼け止めは必須。

数百万年前にアンデス山脈が隆起した際に、海底が海水ごと持ち上げられ取り残された塩湖。
標高3700m(富士山と同じ)の地で高低差がほとんどなく、直径100~120㎞まで見渡すかぎりまっ平!!
まさに「死ぬまでに見たい絶景」。
ウユニ塩湖は、私の中ではここ10年位の憧れの地です。

派手な色の方が写真映えします。
そして、この日は雲が少なかったけど、雲が多い日の方が水面にいっぱい映って綺麗だと思う。
ここで7人で、ドライバーの指示に従って動画撮影をしました。

段々、日が暮れてきます。
刻一刻と空と水の色が変わっていって、全く飽きません、本当に綺麗です。

寒い。持ってきたセーターを着、手袋をつけます。

参加者みなで、写真や動画の撮り合いっこ。

天空の鏡。死ぬまでに行きたい絶景に選ばれるのも納得。
25年前のバックパッカーの間では「ウユニ」なんて全く聞かなかったから、これだけの絶景が昔は知られていなくて放置されてたんだなぁ。ぼ、ボリビア、本当に宣伝もっと頑張れ

2時間もいたけど、全く飽くことのない時間。日が沈んだら、今度はドライバーさんが一眼レフで星空と撮影してくれます。

満月の時期なので心配してたけど、月が登る前なら満点の星が見れた!
星空に加わって、水面にも同じだけ星が映るから、満天×満天の星で、こんな綺麗な星空、見たことない!
語彙力がなさ過ぎて感動が全然伝わらないので、是非色んな人に行ってもらいたいな~

2枚目のこんな派手な写真は望んでませんでしたが、ドライバーサービスかな・・・
そしてこの時、思いっきりボリビア人ドライバーに胸を2回触られたので、サンライズツアーも参加したかったのですが、参加したくなくなりました

もう長靴を履いてる足先が冷た過ぎて我慢できません。
カイロも持ってきたけど早々に車に戻りました。
月が登ったら、星が全く見えなくなり、ツアー終了。

La chapaquita” Churrasqueria – Restaurante(レストラン)

ウユニの街に戻って来ました。年配のご夫婦以外の皆でリャマ肉を食べに行くことに。

リャマ肉は置いていませんでしたが、GoogleMap4.9のお店、ボリュームたっぷりの牛肉と鶏肉。

私はお昼にリャマ肉を食べたので今回は鶏肉にしました。25ボリ(480円)。
同席のKumaさんがグアテマラでスペイン語留学されていたとのことで、スペイン語のメニューを訳して下さいましたが・・・「ごめんなさい、隣に英語で書いてあるから読めます。」と言ってしまいました。全部訳されるとあまりにも長かったので・・・本当にすいません

新婚ご夫婦は若くてきゃぴきゃぴしていて、本当にかわいい、眩しい。
あと、お肉食べてたら、野良のワンコがずっとぴったり寄り添ってくるのよね。かわいい~
本当になんでこんなかわいいワンコが野良なんでしょう。

マチュピチュも晴れてたし、鏡張りのウユニ塩湖も、星空のウユニ塩湖も見れた。
マチュピチュとウユニを4月に計画したのは正解だったし、ラッキーだったな。

南米旅の2大目的を果たし、満足しました。

今後の南米旅はおまけ・・・と思っていましたが、絶景はまだまだ続きます。

ウユニで高山病の身体を2日休める

2023年4月9日(日)~10日(月)

ここウユニからは、隣のチリのアタカマへツアーを兼ねながら抜けることが出来ます。
Twitterでこのツアーが絶景だらけとの情報を見たので、長距離バスでチリに行くのではなく、このツアーに参加しながら行くことにしまいた。

一番最後に記載のツアーがアタカマ抜けツアー

この1番最後のツアーです。ドライバー兼ガイドがスペイン語しか話せないらしく、ひとり参加は不安です。

そして昨日のウユニサンライズツアーでご一緒だった年配ご夫婦と若い男の子のTakuyaさんは、本日の朝にこのツアーでアタカマへ行かれました。
私もここでTakuyaさんらと一緒に行けば、日本語を喋りながらツアーに参加出来たのですが、いかんせん年齢的に体力がボロボロ
もうちょっとここでゆっくりしてから移動したいので、泣く泣く出発日を延期しました。はぁ年齢・・・

9、10日はウユニの街の日曜市をぶらぶらして名物リャマ丼を6ボリ(116円)で食べたり・・・

ボリビア人しかいない日本食レストランで、なんかちょっと違う味付けの唐揚げ丼を食べたり・・・

南米名物エンパナーダをほお張ったり・・・

一緒にウユニ塩湖ツアーに参加したKumaさんと中華を食べたりして過ごしました。

食べるしかしてないやん??
どの口がボリビア不味いとか言ったんですか。

サンライズツアーにも参加したかったな。サンライズツアーは朝の3時集合なので、参加する元気がありませんでした。
はぁ、やっぱり年齢・・・いや、ここ標高富士山と一緒なので!

明日からは重い腰を上げて、ツアーでチリのアタカマに抜けます。


何もないウユニの街を散歩(2023.4.7~8)

2023年4月7日(金)1ボリビアーノ≒19.6円

21時にラパスを出発したバスは6時半にウユニに到着しました。

「31日間世界一周!!」というよく読んでいた漫画にはこの経路は道がガタガタで寒くて辛いとありましたが、暖房ききまくりの足置きありのカマ席(135度以上倒れる席)だったのでひたすら爆睡で快適でした。
prime社のバス、高かっただけに一等バスだったようです。

Hotel Avenida(ホテル)

ここからは5分歩いて、有名な日本人がよく泊まる宿、Hotel Avenida(アベニーダ)へ。

入口が閉まっていましたが、ドアの前に着くと同時位におじいちゃんが入口を開けて下さいました。
バスの到着時間に合わせてくれてるんですかね。

中庭があって広いです。洗濯でき、バイクが停められるのでライダーさんが結構宿泊しています。
ウユニの気候、砂漠気候というか日の当たる2Fは温かいですが、1Fは結構寒い。観光地なだけあって英語が通じます。

「ドミトリーで。」と言うと、1Fのトイレシャワー共同の個室に案内されました。全室個室のようです。40ボリ(765円)って安い!


久々の個室が嬉しい~コンセントがベッドから遠いのと寒いのが難点。

リマでお会いしたKeikoさんにはこのホテル「日本人だらけ」と聞いていたのですが、外人ライダーばかりで日本人がいる気配はありません。
時期外しちゃってますね。ウユニ塩湖の鏡張り絶好調の時期は2月。

ウユニの街、散策

ずっと移動してきたのと、高山病で身体がかなり辛いので、今日は何もせず体を休めることにします。

スーパーに行ったら気圧でヨーグルトが膨らんでいます。
ここも標高3,600m位でしょうか。しかし昨日より身体はだいぶ慣れてきました。

散歩してみるけど・・・ウユニの街って・・・何もない?!

あれが街の中心のシンボル。
端から端まで歩ける距離。え、ここってウユニ塩湖のためだけにある街なんかな・・・

ショッピングセンター。廃墟?

今日は何かの記念日のようで、お葬式のような行列がずっと音楽を流しながら進行しています。
ほとんどのお店が閉まっちゃてる。

昼寝してから、夜ご飯を食べに行きます。
中心の通りの観光客向けのお店は数軒開いていたので、GoogleMapで口コミがまだ良かったピザ屋に入ってみます。他のピザ屋の口コミ、酷いのばかり

60ボリ(1,150円)多いけど頑張って完食!
持ち帰りしても宿にキッチンや電子レンジがないので。
日にちが1日ずれましたが、ウユニに着いてほっとしてます。
2日連続移動はかなり疲れます。おやすみなさい。


2023年4月8日(土)

おはようございます。今日もウユニの街をぶらぶら。

道端のフレッシュジュースを頼む。

5ボリ(96円)です。これが美味しいからビールはずっと飲んでません。
ありゃ、いつの間にか手が凄い日焼けしていて乾燥でボロボロ。ボリビアの乾燥した気候は過酷。

メルカド。小さいですね。

お昼に行ったら食堂はもう終わっていました。

リャマ肉

ボリビアはリャマ肉が有名らしいので、メルカドの向かいにあった地元民の食堂で食べてみました。
(リマでもそうでしたが、地元民の食堂はハエは飛んでいます。)
セットで20ボリ(340円)。柔らかくて美味しい!
お米はお粥を頼んでみたら、南米のパサパサした米が美味しく食べられました。

HODAKA(ホダカ)ツアー

ホテルアベニーダが日本人に人気なのは、日本人に大人気のウユニ塩湖ツアー会社のホダカツアーの2軒隣なのもあります。
そろそろ重い腰を上げてツアーの申し込みに行ってみます。

日本の会社みたいな名前ですが、スタッフは全員ボリビア。
日本人と韓国人の参加者が多いみたいですね。
受付の女性は日本語、英語が話せてありがたい~

以下のツアーがあるようです。

コロナ前からよく見ていたYoutuberのしげ旅さんが、今、似た経路で今南米を旅しているので参考にしています。
彼は食事や移動にお金を掛けているので、私と全然違う旅になっていますが笑
人気Youtuberの経済力って凄いなぁ。しかし私の貧乏旅は過酷だけど、辿り着いた時の達成感はめちゃめちゃありますよ。

たまたま同じところをリアルタイムで旅しているのが嬉しく、彼が「Starlight & Sunrise」ツアーに申し込んでいたので同じのに申し込もうとしたら・・・

「今は満月だから、Sunset & Starlight にした方がいいわよ。」と受付のYoviさんのアドバイス。
満月だと星が見えないと諦めていましたが、Sunsetツアーにしたら月が登るまでの間、見えるそうです!本日の16時、まだ空きがあるとのことで申し込みました。

ぷにゅー。チャウチャウ?

野良犬でこんなかわいいのがいるのか・・・
小型犬とか結構かわいい野良犬がウユニにはいます。捨てられちゃったとかでしょうか。

本日、旅の目的第2段、ウユニ塩湖に行きます!

標高3,640m、世界で最も高い首都ラパスは辛すぎ、ボリビア無料ATM情報(2023.4.6)

2023年4月6日(木)1ボリビアーノ≒19.6円

おはようございます。

高山病でThe Rooftop Hostelにもう半日宿泊

The Rooftop Hostelの朝。
痛い、痛い。頭が痛すぎる、身体がダル過ぎて起き上がれない。

ラパスの標高は3,640m。
憲法上の首都はスクレですが、行政・立法府のある事実上の首都はここラパスです。
高山病発症。一昨日の標高3,600mのモライ遺跡で大丈夫だったので、すっかり身体は高地に慣れたと思っていたのですが、甘かったです。
高山病はいつも高地に到着して12時間位してから発症します。

ホテルのエレベーター

このホテルは10時チェックアウト。チェックアウトしてからフロントに荷物を預け、21時に向かいのバスターミナルに行く予定でしたが、起き上がれないのでもう1泊分払ってギリギリまでホテルで休むことにしました。

同室のヨウさんは元気なので、9時にシャワーを浴びてチェックアウトされました。さようなら、ヨウさん。ウユニまでも一緒だったら心強かったけど残念。

日本から持って来ていた粉末のポカリスエットを1Lのペットボトルの水に溶かして飲むと少し気持ちが楽になりました。持ってきていて良かった。
あと少しでも楽になるように、リマで同室の男性からもらったコカ飴も舐めます。

13時、重い体を引きずってホテル屋上のレストランへ。45ボリ(860円)と昨日の食堂の4倍です。
これで国境で両替したボリビアーノが無くなったので、街中の銀行までキャッシングしに行くことにしました。

ボリビア銀行情報

南米のATMは650~800円位手数料が掛かることが多いですが、ここボリビアでは「Banco Nación de Bolívia(BNB)の銀行に備え付けのATMで、かつ銀行が営業している時間にキャッシングすれば手数料無料」という情報をネットで発見しました。

ウユニのATMは上記銀行も、その他の銀行でも全て7$の手数料が掛かったので、ラパスで下ろしておくべき。
(Mercantil Santa Cruzなら掛からないとの情報がありますが2023年現在掛かります。)
・アルゼンチンでは100ドル札を闇両替屋で両替すると、ブルーレートという公定レートの倍以上の金額でアルゼンチンペソに両替出来るので、ドルが引き出せるATMを発見したら100ドル札を下ろしておくべき。
(100ドル札以外はレートが落ちます。)
(VISAのクレジットカードやATMキャッシングでもブルーレートに近い金額にはなりますが100ドル札の方がだいぶレートはいいです。)

Banco Nación de Bolívia(BNB)

ホテルから銀行まで徒歩23分とありましたが、たっぷり40分以上掛かりました。
標高が高過ぎて心臓が痛くて、ゆっくりしか歩けないんです。渋滞で排気ガスも凄いです。

ラパスはボリビアの事実上の首都ですが、ごちゃごちゃ・・・。電線を見ても開発途上国感があります。左の緑のボンネットの車はバスですが、いっぱい走り過ぎててルートが分かりません。
GoogleMapでバスの経路は出ないので、ここもリマ同様、ローカルバスでの移動は難しそうです。

Banco Nación de Bolívia(BNB)で無事手数料無料でお金を下ろせました。

ラパス観光

こんな電線を見たのはネパール以来かな。
ボリビアは戦争でチリやブラジルに土地を取られ、国内の政治混乱で経済が衰退してしまったようですね。元々海に面した土地もあったのに、チリが取っちゃったので内陸の国になっています。
今回の旅は良く知らなかった南米の歴史を知るいいきっかけになっています。

地形はすり鉢状になっていて、高地にスラムがあってケーブルカーで行けて・・・とコロンビアのメデジンにそっくり!昨日夜行バスから見えた夜景もメデジン同様とても綺麗でした。

ムリリョ広場・Cathedral Basilica of Our Lady of Peace

中心のムリリョ広場まで来ました。Cathedral Basilica of Our Lady of Peaceというカテドラルで一休み。

ミ・テレフェリコ

もうここでワンブロック歩くだけで息が切れて休み休み行かないと歩けなくなりました。特にしゃがむと頭の血管が切れそうにズキズキします。空気の薄さで心臓が痛いので、ちょっと命の危険を感じています。

無理をして、ケーブルカーに乗ってみることにします。
クスコで一緒に飲んだエリさんから「マスク必須」とのLineを頂いていたのでマスクは持って来ました。情報感謝。

片道3ボリ(58円)です。安過ぎ。マスクをしないと乗せてくれません。何ヶ月ぶりのマスクでしょうか。

他の乗客を写せないので、自分の肩越しからパチリ。メデジンとどっちが先に出来たのでしょう。スラムの感じも似ています。違うのはコロンビアの方が壁画アートがおしゃれだったことでしょうか。

ケーブルカーが上昇するに連れ、頭が割れそうに痛くなり、こめかみの血管が切れるかという位ズキズキしてきました。途中で降りくなってきました。

1駅目で降りましたが、空気が薄過ぎて本当に辛い。ちょっと下を見たらもう早々に退散します。

降りると少し楽にはなりますが、数歩歩いただけで息が切れるのでUberを呼びました。
しかし何分待っても全く捕まりません。渋滞だからでしょうか。
仕方ないので1時間近く掛けて頑張って歩いて帰りました。

夕方、ロビーに着くと昨晩同じバスで移動していたフランス人男性3名がチェックアウトするところでした。感じいい方のフランス人は私に嬉しそうに声を掛けてくれ、感じ悪い方はやはりフル無視でした。くたばれば(以下略)

私が出る時、ロビーで編集作業をしていたヨウさんはもういません。
私のバスよりもっと早い時間のバスに乗ったんでしょうね。

朝に部屋にチェックインしてきた他のメンバー3名は全員部屋でずっと寝ていたようです。
全員高山病ですか

わはは。隣のベッドのフィンランド人のおっちゃん、かわいい、可愛すぎる。
隠し撮りなので、本人からクレームが来たら削除することにしますw

Terminal De Buses Lapaz

20時半、シャワーを浴びてチェックアウトし、向かいのバスターミナルへ。

昨日と違い凄い人です。

並びましたが、何とか自分のチケットのバス会社にチェックインして乗り込みました。

めちゃめちゃ豪華なバスです。
21時、ラパスを出発。

世界一標高の高い首都ラパス、他にも民族織物のある通りや日本料理屋などあるようなのですが、高山病の薬は飲んでいたにも関わらず、もう身体が辛すぎて辛すぎて回る余裕はありません。思い出すだけで辛い。

明日からはとうとう憧れのウユニ塩湖です。

ラパスでバスなしのため1泊(2023.4.5)

2023年4月5日(水)1ボリビアーノ≒19.6円

現在、21時半。

ラパスで乗るはずだったバスの時間が過ぎています。
途方に暮れていると、ヨウさんが「ボートゆっくりだったもんね。大丈夫?バスまだあるか一緒にバスターミナルに聞きに行こう!」と言ってくれ、タクシーを停め金額交渉までしてくれました。

次の日撮ったバスターミナル

バスターミナルに着いたら、建物の中はほとんど人がいません。
窓口でチケットを見せたら「今日の便はないから明日乗れ。」と言われました。
このチケット、会社名と時間は書いてあるけど日にちはいつでもいいみたいです。
南米、適当だな、もう。お陰で助かりましたが。

The Rooftop Hostel(ホテル)

ヨウさん「僕も今からホテル取るから良かったら同じところを予約しよう、ドミトリーでいい?」とBooking.comで一番近いホテルを探してくれました。
何故か私のスマホの画面から予約した方が安かったのでその金額で予約したら大喜び。
70ボリ(1,324円)。

名前の通り、屋上にテラスがあります。ボリビアの物価からしたらちょっと高め。

ホテルは4人部屋にヨウさんと二人っきり。しかも2段ベッドちゃうし。
おい、2人でツインルーム泊まってるみたいになってるやんとか一瞬錯覚しかけましたが、30代のヨウさんからしたら大迷惑な話でしょう笑

ヨウさん「このサイドテーブルはあなたのです、使って下さい
部屋に1つしかないサイドテーブルを私のベッドへ寄せてくれます。

惚れてまうやろーーーー(第2段)
韓国人男性ってなんて紳士的で優しいんでしょう。
日本人男性だったら一人でテーブル使ってそう(偏見?)。

部屋で少し休んでいたら、外へたばこを吸いに出ていたヨウさんが戻ってきて「夜ご飯食べますか?食べるなら一緒に行きましょう。」と声を掛けてくれました。

ホテルから2軒隣の定食屋に入り、ペラペラ肉のセットメニューを頼みます。
ヨウさん「ボリビアは安過ぎる。これ11ボリ(208円)ってペルーの半分ですよ。」
まぁ美味しさもペルーの半分ですけどね。

後ろの席のボリビア人のおっさんがやたらスペイン語で話し掛けてきます。
韓国人と日本人だと言うと「は?韓国と日本は仲悪いんじゃないのか。」と言われたので「フレンドリーじゃ!」と返しておきました。大きなお世話です、南米人は無神経です。

おっさん「韓国人の携帯はサムスンで日本人のはソニーか?」その通りです。
サムスンの方を「安い、最高だ。」とやたら褒めていました。南米ではサムスンを売っているのをよく見ますからね。

その後も一方的にずっと話し掛けてくるのを、ヨウさんは後ろを振り返りながら「はは、そうだね。」と愛想よく返していましたが、こちらを向く度に「こいつ何言ってるか全然わからん。ボソッ(英語)」とつぶやいておりました。

ヨウさん、5年位前に日本を北海道から沖縄まで1周したそうです。
「金持ちだね。」って言うと「日本は安いし。」と言われました、円安、悲しい。

ラパスで1泊は予定外でしたが、ヨウさんの優しさに救われた1日でした。
ヨウさんのyoutubeチャンネル、ボートで国境越えの様子はこちら。
登録者数2.9万人。


知らん間に韓国語で喋りながら撮影してたんだね。
次の日の朝に別れたから知らなかったけど、銀行で400ドル下ろすつもりが、4,000ボリビアーノが出てきて絶望してたんだね笑
ヨウさん、ありがとう。安心して眠りにつけます、おやすみなさい。

陸路とボートでペルー~ボリビア国境越え。デモの中通過なるか?(2023.4.4~5)

2023年4月4日(火)1ペルーソル≒36円

夜。今から陸路&ボートでクスコ→ウユニへ向かいます。

ペルー~ボリビア国境越えルート計画

ペルーでは2022年12月から反政府デモがずっと続いており、国境付近の道路が封鎖されています。

クスコで一緒に飲んだ旅助さんが、私より1週間前にペルー→ウユニを全てバスで移動されていたのですが、Llaveという街で、デモで道が封鎖されていたためバス内で48時間停泊。

旅助さんの写真。イラベ(ILABE)でストライキ

先週、クスコで私たちの飲んだ後、すぐにウユニ行きのバスに乗ったのに、ウユニに到着したのはなんとそれから80時間後。ウユニで4日間ぶりにシャワーを浴びた時は泣いた報告してくださいました。(通常は1日半で着く。)

バス会社は国境の状況を把握していません。有益な情報を頂いて感謝、感謝です。グアテマラのストで12時間以上待機していた時も辛かったのに、36時間は想像を絶します。

バスより金額&手間はアップしますが、Twitterで見たチチカカ湖をボートで渡って国境を越えるルートで行ってみることにします。
(飛行機だとクスコ→ウユニは乗り継ぎ3回、35時間以上かかります。)

クスコ→プーノ(長距離バス)

ホテルチェックアウト。

21時。相変わらず外は大雨。バスターミナルまでUberで行こうかと思いましたが、ホテルのすぐ外にタクシーが停まっていたのでまたUberと同じ金額で行ってもらうことにしました。
タクシー強盗が恐くて流しのタクシーに乗るのは避けていましたが、クスコではこれでタクシー3回目。
まあ大丈夫な感じはします。

21時半。バスターミナルに到着。昨日チケットを購入したバス会社の窓口へ。他にもフランス人男性3人組のお客さんがいて結構待たされました。

出発5分前、やっと呼ばれました。昨日チケットを購入した男性はスペイン語しか話せなかったため詳しい内容は聞いていなかったのですが、今日は上司のような方がいて英語で経路を詳しく説明して下さいます。

クスコ→プーノ→【ボート】→カサニ→コカパバーナ→ティキナ→ラパス→ウユニ

で、明後日の朝7時にウユニに着くそうです。プーノ→カサニ間がボートです。

そして上司の方が部下に何か聞いています。
上司「昨日、彼女にいくらでチケット売ったん?」
部下「260ソル。」
上司「あほか、お前は!!うち利益ないやんけっ!」

・・・なんか揉めています。スペイン語なので想像ですが。

そして上司の方が私の方を向いて地図を出して説明し出しました。

「ここからプーノまで行く道がデモで一部封鎖されている。迂回ルートを通らないといけないから追加で50ソル。」

出たーーーー

これ、まさにインドのジャイプールで言われて地獄バスに乗せられたのと同じ手口。
「昨日はそんなの聞いてない。」と抵抗しましたが「今日入った情報だ、払わないと乗れないぞ?」と言われました。
現在バス出発時刻の21時。今からキャンセルして他のツアー会社に申し込みし直すと出発は明日になってしまいます。払うしかないので仕方なく払いました。現在ペルーではリアルタイムでデモがあるので、真偽は不明。

このバス会社が1番安かったので選びましたが、罠はどこに落ちているか分かりません。

21時を過ぎていましたが、バスは待ってくれていました。ここでターミナル使用料2.5ソル支払う。

上司のおっさんは私からぼったくれたので、ニコニコ顔で座席に案内してくれました。
しかし、私の窓側の席にまたさっきのフランス人男性が座ってるぅー。
そして私が行くなりカーテンをシャーッと閉めました。

くっそ感じ悪っ!!
「私の席や、どけ。」と言ってやろうかと思いましたが大人気ないので一番後ろの席が2席連続で空いていたのでそっちへ移動しました。ふふふ、私って大人

南米の長距離バスは快適とは聞いていましたが、これはコロンビアで乗ったのより更に豪華で素晴らしいです。電源とUSBコンセントはもちろん、カマ席はほぼ180度に倒れそうという位に倒れ、隣の席や通路との間にカーテンがあります。最高!

プーノ→ペルーのイミグレ(乗り合いバン)

朝の6時。8時間でプーノのバスターミナルに着きました。

結局GPSで見た限り、迂回している様子はなかったです、多分。

「Sumayoに行け」と言われていたので、開いてたバス会社に「Sumayo?」と聞いたらそうだと言います。人の名前なのかバス会社の名前なのか不明。
アテンドの女性が「国境の窓口が7時からしか開かないから、ここに荷物を預けて2階の食堂で時間潰してね。2階にはWi-Fiもあるわよ。」とのこと。
スペイン語で何を言っているか全く分からなかったのですが、一緒にいたフランス人男性3名のうち、カーテン閉めた感じ悪い奴じゃない方が「君、何言ってるか分かった?」と英語に訳して下さいました。
感じいい方のフランス人には幸を、悪い方のフランス人には天誅を

それにしても南米にいるとフランス人の旅行者にめちゃめちゃ会います。人口比率からいってもなぜこんなにも?というダントツの多さです。フランス人は旅が好きなんでしょうか。次はドイツ人かな?フランス語とスペイン語は活用が似ているので、フランス人にとっては習得しやすいようです。

2階で食事をしてから、6時45分に1階のバス会社へ。

ここから乗り合いバンでチチカカ湖入口のペルーの国境まで乗せてくれます。この乗り合いバンやアテンドの料金も入れて260ソル(+ぼったくり50ソル)11,500円なんですね。通しで購入して安心で良かったです。

国境のイミグレは7時どころか8時過ぎにオープンしました。混んでいて並びましたが、建物の中は出勤したての男性3名がわちゃわちゃ、めっちゃ適当にスタンプを押していて、即審査終了。
1番右の赤い小さい建物がまさかのイミグレです。

ここでGoProで撮影しながらぼそぼそ喋っているアジア人に会いました。韓国のYoutuber、ヨウさんです。「なんで全部バスで行かないの?」と聞かれたので「国境が閉まっているんだよ。」と言うと納得し、彼も私たちに付いてくるようです。

プーノ→カサニ(ボート)

ボートは満席になってから出発するシステムで9時15分に出発。
ここにも南米バスでおなじみの流しのおっさんがいて「コンドルが飛んで行く」を熱唱しておりましたが、あまり上手くなかったので(笑)集金時に無視。しかし、「お金入れて」とわざわざ話し掛けに来たので持っていた小銭を全部入れました。他の方も皆入れざるを得ず入れていました。世の中、ド厚かましい方が得しますね。

ボートに乗ってからはアテンドが女性から男性のラチャニに交代になりました。「ここからは僕が案内するから、ボート降りてからも僕に付いて来て。安心してね。」とのこと。

ボートはかなり長時間ですが、屋根に登ったりして周りの風景を見ていたらそんなに長く感じなかったです。

カサニ→ボリビアのイミグレ(徒歩5分)

16時。6時間以上かけてカサニに到着。
Twitterでは「湖でデモ隊のボートに囲まれて石を投げられた。」とありましが大丈夫でした。

降りる時に、岸にいた現地の人に賄賂なのか岸使用料なのか?2ソル手渡して降りる。

やりました!無事チチカカ湖を渡って国境を越えました。

ここからボリビアのイミグレまではすごく急な坂。標高が高いのか、息が切れてまたもや私は荷物を持ってちょっとずつしか進めません。
後で調べたらチチカカ湖は標高3,812m!そりゃ坂道なんて登れないわ。

感じいい方のフランス人が戻って来てくれて私のスーツケースを持ってくれました。感じ悪い方のフランス人は、ぜいぜい言ってる私のことはフル無視で立ちションしていました。くたばればいいのに。

ボリビアの国境での入国審査も無事終えました。ここは時間が掛かりました。イミグレの横で両替屋があったのでソルを全てボリビアーノに替え、SIMカードも購入。40ボリビアーノ(785円)でしたが街中の方がだいぶ安かったのでボリボリ金額です。

ボリビアのイミグレ→コカパバナ(乗り合いバン)→ティキナ(バス)

ここからラチャニのアテンドで、コパカバーナのバス停まで乗り合いバン(これもチケット代に込)に乗って行きます。ボリビアの大きなバスに乗り込みます。ラチャニとはここでお別れ。

左の黄色の帽子がYoutuberヨウさん。

ボリビアのバス、ぼろっ。

ボリビアは南米の最貧国なんです。同じ陸続きなのに、国境を跨いだだけで金持ち度がガラっと変わるのが日本に住んでいると経験出来ない不思議な感覚です。
ぼ、ボリビア頑張れ。

日が暮れてきました。

ティキナで川越え、バスはイカダ、人はボート

18時過ぎ、バスはティキナに到着、川の手前で全員降ろされます。

スペイン語が全然分からん私とヨウさんだけ「え??バスどこ行くの?荷物は?」とうろたえていたらバスは私たちの荷物ごとどーーーんっと大型ボート?ほぼイカダに乗って川を越えます。

えーーー。めっちゃ雑な乗り方。
沈んだりしないんでしょうか。

私たちは料金2ボリビアーノ(40円)を払って別のミニボートで対岸へ。
対岸に着くと待っていた同じバスに乗り込みます。

ラパス到着

21時半。
ラパスの街中で降ろされました。フランス人3名はタクシーに乗ってさっさと消えました。
ヨウさんに「君はどうするの?」と聞かれ「ウユニまで通しでチケットを購入しているので、バスターミナルまで行ってウユニ行きのバスに乗る。」と言ったら「今日の便って終わってるんじゃない?」と言われました。
確かに自分のチケットを見ると「21時発」と書いてあります。

バス会社の人には「マニャーニャ(明日)ウユニ行きのバスに乗れ。」と言われていたのですが、30分過ぎていて乗れません。

はて、どうすんねん、ワシ。
途方に暮れました。

つづく。

クスコの聖なる谷ツアーは盛り沢山過ぎた(2023.4.4)

2023年4月4日(火)1ペルーソル≒35.5円

せっかくの聖なる谷ツアー、楽しみにしていたのですがまさかの雨。
クスコがこれまでずっと晴れていたので油断して天気予報を見ていませんでした。
晴れの日にツアーに申し込めば良かった。

ツアー代は遺跡入場チケットとは別料金、昼食と英語ガイド料込みで70ソル(2,550円)

「朝6時45分に昨日ツアーチケットを購入した旅行会社の前に集合」と言われていたので来ましたが。
(場所はアルマス広場前)

???閉まっています。他の欧米人も焦ってめちゃめちゃうろたえております。

7時にツアーガイドの方が迎えに来てくれました。
色んな旅行会社から申し込んだ人々を、ガイドの方が旅行会社前まで徒歩で迎えに来て、ツアーバスが停車しているところまで連れて行くシステムのようです。

ツアーバスは満席。見た目外人は私とオーストラリ人男性3人組のみで、他はスペイン語圏の南米の観光客のようです。

私は1番前の運転手とガイドのエリックとの間に座らされました。絶景が見れていい!

チンチェーロ遺跡

8時。入場券は別料金。本日入場する4つの遺跡の共通券を窓口で購入します。

クスコ周辺の16の遺跡にも入れる周遊券は130ソル。
私たちは2日有効、4つの遺跡に入るチケットを70ソル(2,550円)で購入。

やる気のない民族衣装のおばちゃんたちと遺跡。

美しいです。宗教的な儀式の場だとかそうでないとか。

チンチェロ遺跡はインカの時代、聖なる谷の南側の入り口を守る要塞。
同時に農耕や宗教の場としても重要な場所だったそうです。

ガイドのエリックは英語もスペイン語も、両方の言語で説明してくれます。
説明の後、必ず「みきぷ、分かった?」と毎回私に聞いてくれ、なぜそんなに私だけ気にかけてくれるのか不思議だったのですが・・・よくよく見まわしてみるとひとり参加は私だけなので、淋しくないように気を遣ってくれているのですね。(慣れてしまって全然淋しくないのですが。)

エリック・・・なんて優しい

インカ文明はやはり石垣が素晴らしいです。
他の観光客らもアジア人の私が珍しいのか?めちゃめちゃ私に話し掛けてきたり、写真を撮ってくれたりしました。

土産屋1

9時。もう土産屋に寄ります。

どうやってリャマの毛から糸を作って、どの原材料を使えばどの色になるのか英語で説明してくれます。説明、結構長いです。日本で激安バスツアーに申し込むと、提携している土産屋に寄りまくりなのと同じ仕組みですね。

リャマ手袋とポーチを購入。持って来た100均の手袋と保温力が大違い!フカフカで肌触りも最高♪クスコが旅行最終日なら、もっと色々買いたかった。

ここは無料のトイレがあります。

モライ遺跡

10時半。標高3,500mにあるインカ時代の遺跡です。円形の石垣が段々になっていて100mの深さがあります。


上の方と下の方で温度がちょっとずつ違い、最大の温度差は5~10℃。どの温度でどの種類のトウモロコシを栽培すれば上手く育つのか実験の場だったとか。中には入れません。

土産屋2

11時。またも土産屋wwww

塩チョコの試食と説明。チョコは激高かったので、バナナチップとジャイアントコーンを。まんまと土産屋戦略にはまっていますが、私はここ数日でペルーが大好きになり、なるべくお金を落としたいと感じるようになりました。

マラスの塩田

12時。ここは10ソル別料金で、行きたい人だけ参加。半分位に人数が減りましたが、私は口コミでここが1番行きたかったのです。

標高3,000mにある珍しい棚田の塩田。塩を作る5~9月は真っ白で綺麗らしい景色らしいです。今はちょっと茶色。時期外しちゃいました。
ここの鉱泉の塩分濃度が20%以上あるらしいです。

かなり広くて絶景です。エリックがいっぱい写真を撮ってくれました。

昼食

13時。なんとビュッフェ形式の昼食が無料で付いています。

やっぱりこのツアー、どう考えても安過ぎです。

絶景の中庭を見ながら昼食。

ピッチャー入りのドリンクは別料金ですが、私には量が多いだろうということで、同じツアーの方がアサイージュースを分けて下さいました。南米の人、大好き!

オリャンタイタンボ遺跡

14時半。私が見たかったモライ遺跡とマラスの塩田は見終わったのですが、ツアーはまだ続きます。

遠いのにオリャンタイタンボ遺跡まで来ました。
ここに宿泊した時にホステルからずっと眺めていた遺跡ですが、せっかくなので登ってみることにします。

太陽の神殿の壁

登らないと見えない奥に、大きな岩壁がありました。
巨大な6つの石を並べた壁。高さが4m、幅は10m、奥行1m。太陽の神殿の作りかけだとか。
インカ文明は車輪のない文明ですが、どうやってここまで運んだのでしょうか。
しかしここから上は岩が転がっているだけ。もまたスペイン軍が侵攻して、めちゃくちゃに壊されてしまったようです。

オリャンタイタンボはインカが各地に作ったタンボ(宿泊所)の一つですが、その規模は大きく、敵の攻撃に備える要塞としての機能にも優れていたそうです。
屋根があるところは私が以前登った遺跡と同じ食料品庫ですかね。
斜面の角度は45度はあります。

ここでまた半分位の人が、ツアーから外れてここのオリャンタイタンボ駅からペルーレイルでマチュピチュに向かうようです。最後のピサック遺跡は見れませんが、このままマチュピチュに行けて、時間的には効率いいですね。

ピサック遺跡

少し暗くなってきました。土産屋と昼食ビュッフェに時間を費やし過ぎてる気はします。ピサック遺跡閉館の17時に間に合わない気がするのですが・・・

17時を過ぎて到着しましたが入れてくれました。いつもこんな感じで最後はバタバタなんでしょうか。ピサック遺跡はバスで頂上まで行って上から見下ろすだけです。ええ、御覧の通り似たような遺跡ばかりで、もうこの頃にはお腹いっぱい。

ピサックは行かれた方から「ヒッピーの町で、宿泊したら凄く楽しい。」と聞いていたのでそっちの方が楽しめるかも知れません。私もウユニの予定さえなければピサックに宿泊したかった。

「もう出口閉めるよ。」と追い出されるように出てきました。すっかり暗いので急いでクスコに戻りたいところですが・・

お土産屋3

18時半。来ました。恒例の宝石屋です。まだ寄るんですか。
3社位提携しないとこんな安いツアー、成立しないんでしょうね。だってクスコからオリャンタイタンボまでは1時間以上距離ありますよ。

ラピス石の説明などして下さいました。アクセサリーは興味がないのでここでは何も買わず。

クスコ到着

19時半。今回のツアーは2,500円でめちゃめちゃ長時間でした。到着時は大雨。

最後までずっとエリックは私を気に掛けてずっと声を掛けてくれました。めちゃ性格いいです。

『南米、惚れてまうやろ』1人目の方です。
漢字の書いたTシャツを着ていたので親日かもしれません。

こんな時間までスペイン語と英語の二重で説明し続ける体力と気力も凄いなぁ。
明日も仕事あるのかな?しんどくないのかなと心配になりました。ありがとうエリック。大好き

こんなに長丁場で疲れるとは思わず、今日はクスコの日本食屋で夜ご飯でも食べてゆっくりすれば良かったです。

宿でシャワーを浴びたらチェックアウトして、今から陸路&ボートでデモ中のペルーの国境越えに挑みます。

マチュピチュ→クスコに戻る、ウユニ塩湖行きの手配とクスコツアー申し込み(2023.4.3)

2023年4月3日(月)1ペルーソル≒35.5円

本日はマチュピチュ村からクスコに戻ります。

マチュピチュ村は初代村長が日本人だったため、日本の温泉街に風景が似ているとかいう噂。

昨日の晴れのマチュピチュ、大満足でした。
今日はこんな天気なので、昨日行って良かった。
出来れば霧のマチュピチュ、雨のマチュピチュ、インカ橋コース・・・など、もう3回は登りたい位感動的な景色でしたが、ウユニ塩湖の水がなくなってしまわないか気になってしょうがないので先を急ぎます。

ホテル(Usgar Machupicchu Inn)は朝食付きでしたが、くそマズ

部屋は昨晩は6人満室で埋まりましたが、起きたら3名しかいなかったので皆さん朝8時からのマチュピチュ登頂に出かけられたのでしょうか。

ホテル近くのカフェで朝食のパンを買うことにして、チェックアウトします。
ここのパン屋の青年がめちゃ感じがいい!
アグアスカリエンテ、商店によって水やコーラでも金額が違うので値段を聞いて購入しないとぼったくられます。温泉近くのお店で、おばあさんに缶ビールぼったくられました

8時50分。来た時と同じ方法でクスコに戻ります。
ペルーレイルの列車のチケットはマチュピチュ村のWi-Fiの激遅速度ではHPから決済出来なかったため、昨日直接窓口に行って購入しました。
お土産屋さんはこの時間はまだ全部閉まっていたので、昨日Tシャツを買っておいて良かった。
駅構内のパン屋もまだ開いていません。

帰りは進行方向右側の席が絶景ポイント。

今回も空いている席に移動して、ウルバンバ渓谷を満喫。

11時。オリャンタイタンボ駅に着いて降りたら、即行、乗り合いタクシーの運転手にスーツケースを捕まれ「クスコ?」と言いながら他の地元の人らと4人で乗せられました。
金額を聞いたら15ソル(530円)。やっぱり行きの45ソルはボッタクリだった

12時半、クスコに戻って来ました。

今回はサン・ペドロ市場近くのホテルを取りました。やはりホテルは街の近くの方が楽。

今日、4月4日は何かクスコのお祭りなのでしょうか?
パレードもあるし凄い人です。

SK Hostal(ホテル)

ホテルにチェックイン、20.5ソル(723円)

こちらも独房感満載。街の中心過ぎて窓から入ってくる騒音がうるさかったですが、カーテンがあるため、快適。

先日泊まっていた宿と違い、ガスのお湯が出てWi-Fiも速い。

明日のクスコツアーを予約

明日はもう夜にウユニへ向かうことにしますが、昼間はなにしようかな・・・
有名な「モライ遺跡」「マラスの塩田」に行きたいと思います。

クスコからは様々な魅力的なツアーに行けます。
最近はレインボーマウンテンがインスタ映えで流行っていますが、標高5,000mでかなりキツいらしく私はパス。

「マラスの塩田」と「モライ遺跡」に個人で行く行き方を検討したのですが、ツアーの方が圧倒的に安かったので、アルマス広場前の旅行会社をいくつか回って、明日の「聖なる谷」ツアーを手配しました。
上記2か所に加えて「チンチャロ遺跡」「ピサック遺跡」「オリャンタイタンボ遺跡」も英語ガイド付きで回ってくれるそうです。

WADO Sushi Restaurant

日本を出てから4か月目。実はかなり日本食に飢えています。

念願の日本食へ。涙が出るほど美味しいビールと合わせて35ソル(1,235円)

Terminal de Buses de Cusco

明日の夜のウユニ塩湖行きのバス&ボートチケットを購入しに、30分歩いてバスターミナルまで来てみました。旅はやることいっぱいです。

クスコからボリビアのウユニまで・・・
デモで国境が閉まっているので、ここは飛行機で飛ぶのが通常ですが、飛行機だとまたリマまで戻らないといけないのと、2~3回乗り換えがあります。・・・嫌です。

せっかく南下してきたのにまた北上したくない。
Twitterで「チチカカ湖をボートで渡れば国境を越えられる。」との情報を(賛否両論ありましたが)見たので、そのルートで行ってみることにします。
色んなバス会社がありますが、2社聞いて安い方を購入しました。バス会社ですら陸路が封鎖されている情報を掴んでいなくて心配です。

金額は260ソレス。ボートに乗らなければもっと安く行けるはずですが。
カード手数料が4%掛かると言うので現金で支払いました。
しっかし、ネットで見る正規レートは1ドル=3.7ソレスなんだけど、クスコの人には現金で払うと1ドル=4ソレスで計算されてされてしまうのよね(@_@。

暗くなったので帰りはタクシーで戻りました。ボってきますが、Uberの金額を見せたらその金額で行ってくれました。13ソル(458円)

デモ真っただ中のペルー、果たして国境を越えて無事ボリビアまで辿り着けるでしょうか。
今回の旅はこのルートが抜けられるかが最大の難関になりそうです。

旅の最終目的地、ずっと憧れていたマチュピチュ遺跡へ(2023.4.1~2)

2023年4月1日(土)1ペルーソル≒35.5円

マチュピチュにいます。
Supertramp Hostel Machupicchuの朝。

ホテルの屋上テラスからの景色。
あの山の方角がマチュピチュ?!晴れてそうな、そうでなさそうな。

標高約2,450mの尾根に位置するマチュピチュは、麓からは全く見えないため、1500年代にインカ帝国がスペイン軍に滅亡された時も見つからずに破壊を逃れその後見捨てられたようです。
(なぜ見捨てられ、放棄されたのかは文字を持たない民族のため不明。)
そして1911年にアメリカの探検家、ハイラム・ビンガムに発見されるまで400年もの間、ひっそり眠っていた「空中都市」

どうやって建設されたのか未だに謎が多く、旅人のロマン心が掻き立てられます。

宿には朝食が付いています。温かいのでまぁまぁ。

昨日お会いした同室の金髪日本人男性は「今日はワイナピチュ登山!」と言ってチェックアウトと同時に宿を出て行かれました。西回りで世界一周をされていて、アフリカ縦断の話が面白かったので昨日夕食にお誘いすれば良かった!
まさかもうこんな早くチェックアウトされるとは。

私はもたもた、とろとろ型。
朝食後、めちゃ曇ってきたので本日マチュピチュに行くのは断念します(笑)
私の今回の旅の目的はマチュピチュウユニ塩湖
マチュピチュは私が20年以上前にタイでバックパッカーをやっていた頃、世界一周中の人々が口を揃えて「マチュピチュが1番良かった」と言っていた憧れの地なのです。
長年の夢だった場所にはベストコンディションで挑みたい。

天気を見ながら当日にマチュピチュの入場チケットを購入出来るのは、この2023年4月、ペルーのデモの影響で観光客が少ないお陰。しかしクスコやマチュピチュの街中はデモの影響はなさそうです。
広場の露店食堂。豚肉を試食させてくれます、美味しいけど、し、塩辛過ぎ(;´・ω・)

メルカドの2階で昼食でも食べますか。

ペルーの伝統料理、ロモサルタード10ソレス(350円)。
セットのこれだけでお腹いっぱいになるスープと野菜と牛肉の炒め物。
美味しいけど、昨晩のレストランと比べると、まぁ市場のクオリティって感じかな。

Mapi Spa Spiritual Touch(マッサージ)

マチュピチュ村には正式名のアグアスカリエンテの名前の通り、温泉があり、宿のすぐ近くだったのですが、温度がぬるすぎでこの雨の中寒そうだったと「おしっこ臭い」とGoogleの口コミにあったので行くのは遠慮しておきました。現地の家族連れの方たちが多いみたいですね。

大好きなマッサージに行ってみました。インカマッサージ1時間半で80ソル(2,823円)。
受付のお姉さんはめっちゃ暇そうに椅子に座ってスマホを弄ってましたが、まさかこんなに技術が高いとは。ストーンスパも一緒にして下さってめっちゃ気持ちいい!
なのに100ソレス渡したらお釣りも用意していない位、お店は閑古鳥が鳴いているよう。
どこもかしこも暇そうなマチュピチュの観光業の人たち。同情するな・・・

インカ人の顔は凛々しい。

明日の天気は「曇り時々晴れ」ですが、マチュピチュの入場チケット(サーキット1~4)をHPから買いました。156ソレス(5,750円)。現地のインフォメーションセンターでも売ってるから、そこで現金で買った方がクレカ手数料6.13ソレス取られなくてすんだかも。
マチュピチュ入場には朝の6時~1時間おき。1日に約2300人のみ入場可能という人数制限があります。
1日前だと13時以降からしか空いていませんでしたが、昼からの方が晴れやすいし空いているとの情報をTwitterで見たのでこの時間に賭けてみます。

本日はここでおやすみなさい。


2023年4月2日(日)1ペルーソル≒35.5円

4月のマチュピチュ。
ここ2日、雨ばかりで中々晴れませんが、そろそろ今日こそはマチュピチュへ行きたい!

一昨日一緒にチェックインしたドミトリーの同室の人フラン人3人組も、雨の昨日にマチュピチュに行ったそうで本日チェックアウトしました。部屋には私だけです。

「お前、マチュピチュも行かず毎日何してるねん。」とホテルの人に思われるのが嫌で、取りあえず宿を変えます。この天気なら晴れのマチュピチュを見れそう!

Usgar Machupicchu Inn(ホテル)

明日はもうマチュピチュ村を出るので、宿は列車の駅に近いところに移動。
ドミトリー38ソル(1,340円)

綺麗なホテル・・と思ったのですが部屋の中でWi-Fiが繋がらない点だけが最悪・・・
部屋は4階で1階のロビーまで行かないとWi-Fiが繋がりません。

あと昨日の宿でもそうでしたが、マチュピチュ村はどこもWi-Fiが激遅です。

バスでマチュピチュ村(アグアスカリエンテ)→マチュピチュの入口

マチュピチュ遺跡の入口までは、バス30分徒歩で1時間以上の行き方がありますが、もちろんバス1択。
この街中のバスチケット屋さんで昨晩バスチケットを買っておきました。クレカOK、往復14ドル。
夜に行ったら5分位しか並ばなかったです。

12時過ぎ、バス停に来ました。
目の前のカフェでコーラとパンを買い、12時20分にバスが来て乗り込みます。
コーラは店によって4ソレスと言われたり6ソレスと言われたり、あっちの言い値です。
午前中はこのバス停が凄い行列だったから、やっぱり午後からにして良かった。
何時から行ってもマチュピチュでの最大滞在時間は4時間まで。

バスはハイラム・ビンガム・ロードという山道をくねくね登って行きます。絶景ですが、道が細くて結構怖い!

出典:Mapio.net

写真をお借りするとこの道。歩く人って一体・・・

30分程でマチュピチュ遺跡の入口に到着。ここはもちろん世界遺産です。
昔見た記事では「ペットボトル持ち込み禁止」とありましたが、持ち込めました。
熱中症で倒れたら大変だもんね。ごみを遺跡に捨てるなって意味だろうからちゃんと持ち帰ります。

13時と同時に、その時間のチケットを持った人を入れてくれました。
入ってすぐこの景色。

道がいくつか分岐していましたが、上へ上るコースを選びます。

ずっと憧れ続けたマチュピチュはどんな景色なんでしょうか。
もう、こんな道を歩いているだけで気持ちが高ぶってきます。

だんだんと・・・

見えてきた。

急に目の前にこの景色が広がります。
これがマチュピチュ!!うしろの山はワイナピチュです。ワイナピチュ入場は別料金。
あそこを登山される方も多いですが、私は登山が嫌いなのでパス。

もう・・・
言葉が出ません。
ずっと憧れ続けた景色が目の前に・・・
27歳の時にマチュピチュの話を聞いて、この歳になってやっと夢が叶いました。
タイにいた頃を思い出すと、色んな感情が込み上げてきて自然と涙が出てきました。

2000年のタイ。
親友も住んでいたし、毎日宿に宿泊していた人らとつるんで、旅して、人生で1番楽しかったと言っても過言ではないです。
当時、カオサンのゲストハウスに住んでおられた、その界隈では有名だった「ジミー金村さん」。
現地のバスで移動出来るように「ジミーくんMap」を作成して配布しておられたり、「外ごもりのすすめ」などの本を執筆されていた、私より年上の男性。たまに一緒に10バーツラーメンを食べに行ったりしていたのですが、実は40代で亡くなられていたことをコロナ中に知りました。

カオサンでよく会っていた方が、私より長生きされていなかったことがショックでした。
夢は生きているうちに叶えないといけない。
50歳で会社を辞めてきた今回の旅は、そんな色んな思いが詰まっています。

本当に絶景です。
こんな場所に、どういう目的でどうやってこれだけの精巧な建物は造られたのでしょうか。
そしてなぜ建設途中で、ある日突然見捨てられたのでしょうか。全ては謎。

晴れて良かった。
雲が横切る度に、色んな表情が見えます。何枚も同じ写真や動画を撮りました。

野生のリャマちゃんもウロウロ。

ガイドを雇わなかったのでよくわからないのですが、まさか生贄の台ではないよね・・・
すれ違った現地のガイドの方に、日本大好きと言われました。
当時はここに200世帯が住んでいたそうです。

この辺りは王様の別荘?と言われています。

見張り小屋。
所々に監視員がいて、逆走すると怒られるので注意。

4時間じっくりかけて入口の土産屋に戻ってきました。

帰り道、ハイラム・ビンガム・ロードを徒歩で降りて来る方々を見ましたが、絶対しんどいって。
バスでアグアスカリエンテに戻ってきました。

16時半に戻って来れたので、検討していた安かった17時半のペルーレイルに乗れましたね。

市場でTシャツ購入

大満足なので明日はまたペルーレイルでクスコに戻ります。

今のうちにお土産を買わないと。
リャマのTシャツを、1番感じが良かったおばさまから買いました。
25ソル(900円)

Mapacho Craft Beer Restaurant

今日は夢を叶えたお祝いです。
夜は先日美味しかったクラフトビールレストランの隣のお店に行ってみます。

マグロを揚げたものとクラフトビール。今回も窓際の川が見える席を案内して頂きました。
大好きな魚だから美味しいなぁ。ホールのサーブの女性もめちゃ素敵でチップを奮発しました。
76ソレス(2,775円)

ここで、夢も旅の最終目的も叶えてしまいました。

夢って叶ってしまったら、次からはどうしたらいいのかな。
昔タイで出会った人たちはもう夢を叶えたのかな。
40代で亡くなられた人は思い通りの人生だったのかな。
当時描いていた人生と全く違う人生になってしまっているけど、私はこの歳まで生きていてラッキーなのかな。

そんなことを考えながら、ぼんやりウルバンバの谷を流れる川をずっと見つめていました。

オリャンタイタンボ→マチュピチュ村へ。聖なる谷を走るペルーレイル(2023.3.31)

2023年3月31日(金)1ペルーソル≒35.5円

オリャンタイタンボの宿のテラスからの景色ーーー!

おはようございます。
昨日ペルーレイルの予約を取りました。
コロナ以前は、席がなくて前日なんかに予約は取れなかったと思うのですが・・・

・1月~1ヶ月間、ペルー国内のデモの影響でマチュピチュが閉鎖
・現在は国境の陸路経路も封鎖
・外務省の危険レベル引き上げ

のため、観光客が来ないのか今はマチュピチュ行きの列車も、マチュピチュの入場券も予約ガラガラです。予定が立てやすくて良かった。

10時出発まで時間があるので、ホステルから見えるあの遺跡、ピンクイルナに行ってみます。なんと無料なので。
午前中は向かいの山の影になってしまっています。行くなら午後からがいいですね。

ピンクイルナ遺跡

北東の細い路地を入ると・・・

こんな入口。ひとっこひとりいないので不安。

急な崖を手を使いながら登って行きます。
昨日の午後は人が登っているのがいっぱい見えたのですが、朝の8時は私だけです。
道は合っているのでしょうか。

目的の遺跡のずっと右の遺跡に到着しました。
山全体が逆光のため、午後から来るのがお勧め。

あの遺跡は食料品庫の役目を果たしていた建築物らしいです。
山風に当たると涼しくて食べ物が腐らなかったそうです。
こっちも食品庫でしょうか。

でも朝に来ると遺跡貸し切りで贅沢過ぎだな。

これ以上は崖で登れなくなりました。
オリャンタイタンボの景色最高!!

またも素晴らしい方向音痴炸裂で、山に向かって左側にある目当ての遺跡には辿り着きませんでした。右側の崩れた遺跡だけ観光。
どこでどう道を間違えたんでしょうか。

列車の時間に間に合わなくなるので、宿に戻ってチェックアウトします。
この景色とお別れなんて悲しい。

ペルーレイルでマチュピチュへ

ペルーレイルは3種類の列車が運行されています。
時間帯によって金額は変動。

・ハイラム・ビンガム…最高級クラス、600$位
・ビスタドーム…屋根がガラス張り、95~115$位、マチュピチュ村→クスコ行は乗務員によるパフォーマンスが行われる時間帯の車両あり
・エクスペディション…2023年、これも屋根がガラス張りだった、65~90$位

「パフォーマンスあり」の車両に乗られた方は長過ぎて落ち着かなかったとのことだったので、私は1番安い車両にして良かったです。ウルバンバ川をずっと眺めていられたので。
「荷物は5kgまでなのでクスコに荷物を置いてきた。」と書かれている記事を見ますが、私の10Kgのスーツケースを荷物置き場に乗せても注意されませんでした。
私より大きいスーツケースを持っている人もいっぱいいます。

ペルーレイルの入口まで歩きます。オリャンタイタンボの広場から徒歩15分位。

待合室。
今からずっと憧れていたマチュピチュ村へ列車で行くのかと思うと、これが現実なのかとわくわくします。列車は10時半出発。1番安い時間帯・グレードの切符を購入して、それでも60$でした。

駅のホームにあるカフェでケーキを購入。

ゴトン、ゴトンという音と共に、列車が来ました!

憧れのペルーレイル!

今回も「私の予約した窓際席に別の誰かが先に座っている説」炸裂です。
座席指定は出来ないのですが、たまたま窓際だった私の席に談笑しながら欧米人が座っています。
後ろの方の座席がいっぱい空いていたので席を移りました。
駅のホームで買ったチーズケーキが朝ご飯。

「ビスタドーム」というクラスの列車だともう少し金額が高く、「天井に窓」って記載があったのですが、この1番安いクラスでも天井に窓あるよね?違いがよーわからん。

車内はずっと「コンドルは飛んでいく」などのペルーの民謡が流れていて気分が最高に盛り上がります。

座席は進行方向に向かって左側が断然お勧め。帰りは逆ですね。

ずっと聖なる谷を流れる川が見えるんです。

クスコ、山々の景色が美し過ぎる。

12時20分、2時間弱でマチュピチュ村に到着。

ずっと谷と川の絶景で飽きることがありませんでした。

マチュピチュ村、現地の正式名称は「アグアスカリエンテス」=熱い水、温泉って意味ですね。

誰かよー知りませんが、インカの偉い人って感じ?

Supertramp Hostel Machupicchu(ホテル)

坂を1番上まで登ったところにあるSupertramp Hostel Machupicchuに到着。
しかしマチュピチュ村自体はかなり小さくて全部歩けちゃう感じ。

再びタコ部屋?10.5ドルで取り合えず2泊。
しかしこの壁で仕切ってカーテンが付いているタイプのベッドは、個室感ありありでくつろげるんです。

同じ位の時間に部屋に金髪の若い日本人男性が入って来ました。
「今日は今からマチュピチュ登って明日はワイナピチュ登山。今日と明日の分のそこまで行くバスチケットももう買ってきました。今から行って来ます!!」

うーん。凄い計画性があってテキパキ効率良く動くタイプですね。
宿代も余分に掛からないだろうし尊敬します、ほんと。

マチュピチュ村散歩

今回、初めて1度に何か国も旅してみて何が大変って、毎日3日位先までホテルと飛行機、列車、バスの予約を取り続けることが本当に大変。
ホテルまでの移動経路や相場金額も調べないといけないし、国を跨いだ日にゃーその国の通貨とSIMカード入手方法を調べます。いや、毎日暇なしですよ。

なんであんなテキパキ、もうマチュピチュ行っちゃうなんて凄い。
私は現地に着いてから晴れている日に行こうと決めていて・・・
若干曇りなので今日はこの村でのんびりすることにします。

この商店街を通るとひっきりなしに客引きに声を掛けられます。
しかし、ペルーの人々のその一生懸命な感じが好きになってきました。

教会。

中心の広場はこれだけ。

ここがATM手数料が無料の銀行。クスコとマチュピチュにはあるけど、オリャンタイタンボにはありませんでした。クスコはカードが使えない商店も多いので降ろしておこう。

メルカドを見つけました。2階が食堂みたいなので、明日、食べに行ってみよう。

Chullos Restaurant & Craft Beer(レストラン)

ペルーは料理が美味しいで有名です。
観光地価格でしょうが、久々にGoogleMapで評価の高いクラフトビールのお店に入ってみます!

ひとりなのに、レストランの窓際席に案内してくださいました。ホールの女性もめちゃくちゃ感じがいいです。
地球の裏側で・・・ウルバンバ川を眺めながら飲むクラフトビール。
最高じゃないっ?!美味しくないわけがない。

ペルー料理、aji de gallina。鳥のピリ辛シチューですかね。もちろんめっちゃ美味しい!
ビールも入れて76ペソ(2,500円)。

マチュピチュに来て・・・いや、オリャンタイタンボからかな。
めちゃくちゃペルーが、クスコが大好きになりました。
人がにこにこ、素朴で親切なんです。

夜の川の雰囲気もいいな。
マチュピチュに行ったらやっと夢が叶う。

宿のテラス。まだ雨期のマチュピチュ。凄い雨が降ってきました。
明日は晴れるかな?おやすみなさい。

マチュピチュへの通過点、オリャンタイタンボが美し過ぎる(2023.3.30)

2023年3月30日(木)1ペルーソル≒35.5円

胃薬を飲んで胃の痛みは治まってきました。

寝ながらクスコからマチュピチュへの行き方を調べまくっていたのですが、やはり・・・
あーーめんどくさ!!(^O^)/

・クスコから列車でマチュピチュ村(4時間)
・コレクティーボでオリャンタイタンボ(2時間)→列車でマチュピチュ
・バス(6時間)で水力発電所→列車でマチュピチュ
・バス(6時間)で水力発電所→徒歩(3時間)でマチュピチュ
(通称スタンドバイミーコース)
クスコから徒歩(あふぉ?)

という選択肢があるようなんですが、どれがいいのか検討するのがめんどい、めんどい。
列車もインカレールとペルーレイルあり、乗車クラスと乗る時間帯で金額が全然違う。→どれを買ったらいいかわからん

更にマチュピチュ村に着いてからも、マチュピチュ入口までのバス予約があるし、それより先に入場券をネット予約しておかないといけない。この入場券もホームページを見たらコース時間帯が多岐に分かれている。→どれを買ったらいいかわからん

しかしひとり旅。孤独。
自分で決めて全部予約しないといけない。ネットの記事を読み漁って決めました。しんどかったです。

コレクティーボでオリャンタイタンボ(2時間)→列車でマチュピチュ

↑これにしました。安かったので。いや、もっと安いのは徒歩が入ったインカの風を感じられるプランらしいですが、スーツケースを持って10km歩くなんて絶対嫌です。
そして、オリャンタインタンボに着いたらすぐに列車には乗らず、1泊することにしました。

ホテルチェックアウト

のんびり10時にSecret Gardenをチェックアウト。
ホテルの人らはいい人だったけど、部屋の中でWi-Fiが繋がらずSIMのギガを消費しまくり。
次からはBooking.comのWi-Fi評価欄も吟味することにします。

クスコ→コレクティーボでオリャンタイタンボ

オリャンタイタンボ行きのコレクティーボ乗り場に着いたのですが・・・

タクシーの中から見た屋台パン屋

スーツケースを持った私を見掛けるなり凄い勢いで近づいて来たタクシードライバー。
→15ソルの料金を「100ソル」と言いぼったくり。他のタクシードライバーと話そうとすると妨害。
「いくらでも時間があるので4名集まってから出発したい。」と告げ「1人20ソル」で交渉成立。
→イタリア人女性バックパッカーが現れる、すぐに出発したいとのたまう。
→運転手「1人45ソル」とまたぼってくる。「4人で1人20ソルなら、2人なら40ソルでは?それに私は急いでないし。」と言い返していると、イタリア人女性が「何悩んでるの?!ドルじゃないのよ、ソルなのよ?!めちゃくちゃ安いじゃない!私はこの料金でいいからすぐ出発していいわよ。」と私にブチ切れてくる。

と、ひと悶着あってからのクスコ→オリャンタイタンボ行きのタクシーからの涙(?)の車窓です。
イタリア人女性には車の中でフル無視されています
この人、私がいるからこそ45ソル(1,700円)って分かってるのかな。私が降りたら倍料金になるのに。

ユーロ圏の人からしたらカスみたいな料金なんでしょうね。日本人はいつからこんな貧しくなったのでしょうか。私は正規料金から30ソル(1,100円)ボラれているのが納得いきません。この運転手、最後100ソル札を渡したらお釣りもごまかそうとしたし。

ウルバンバで、崖の中腹にあるスカイロッジ アドベンチャー スイート(Skylodge Adventure Suites)を見せてもらったからその観光代ってことにしよう。
山の中腹のカプセルホテル、見えますでしょうか。

出典:http://www.jumblejoy.com

TVとかで見たことありますね。誰も泊ってなさそうでしたが。足がひゅんっってなりそうなホテルです。

オリャンタイタンボ到着

オリャンタイタンボの中心地、アルマス広場に到着!

山と空が迫ってくる!!しかも中腹に遺跡。

360度・・・

山、山、山!!
こんな山の近くに泊まったことない。絶景過ぎる!

KIZZA Hostel(ホテル)

今回はクスコで一緒に飲んだエリさんのお勧めホテルに泊まります。

GoogleMapに出てきませんが、このレストランがホテルもやっているそう。
エリさん、自分の足で見つけたそう。人の良さそうなおかあさんから金額を聞いたら「80ソル。」と、聞いていた倍の料金。

「先週泊まったエリから40ソルって聞いたんだけど?」と言うと困った顔をされて「タオルと石鹸ないけどいい?」と40ソル(1,400円)で泊めて頂けることになりました。

家族経営のホテルとレストラン。ホテルは力を入れてやってないのか、宿泊客は私のみ。

3階の個室。TVはYouTube見放題です。めちゃかわいいホテル。
しかし半額に値切ってもいいもんなんでしょうか。
エリさんは商売されているので金銭感覚がしっかりしておられますね。
私の力ではそんな金額に値切るの無理です笑

テラスからの景色。
山の中腹に遺跡が見える!

影になるとまた違う表情。

テラスの裏。ロマン過ぎるわ~
通常このオリャンタイタンボは、皆さんここで車を降りるとすぐペルーレイルでマチュピチュへ向かいます。

テラスの西側。
あれはオリャンタイタンボ遺跡のようです。遺跡がこんな至近距離って、どんなホテル?!

オリャンタイタンボ街歩き

通常誰も1泊しない村に、口コミで聞いて1泊してみるって旅人の醍醐味ですね。
ここで泊まることにして良かった!

そんな村の東の方へ歩いてみます。

なんちゅー景色。

崩れた石垣があります。あーあ。ここも1500年代にスペイン軍に占領され砦が破壊されていますね。
元々は神殿などが建っていたのでしょうか。

西の遺跡がある方へ行ってみます。お土産屋ですね。

オリャンタイタンボ遺跡の入口です。「外国人入場料130ソル」とあります。
クスコの他の遺跡4か所に入れる2日有効チケットのようで、今入るともったいないので別日に登ることにします。
それか宿から丸見えだから入らなくてもいいかな。

家と家の間の細い道がロマン。

誰もいなくてこの景色を、貸し切りって言うのがまた。

Apu Ausangate Restaurant(レストラン)

この絶景の遺跡と山を見ながら、ちょっと早い夕食にします。
値切り過ぎて申し訳ないので、宿泊ホテルのレストランで。
鴨肉48ソル、フルーツジュース12ソル。(2100円と宿代以上に飲食しまくる。)

鴨肉とフルーツジュース。この絶景を前にすると美味し過ぎる。

夜になりました。

端から端まで歩いて行ける小さな村です。観光客少ない。
ビールを売ってるお店は1軒しか見つからなかった。
この村の景色で期待値が膨らみ、明日はとうとう念願のマチュピチュ村へ移動します。

世界遺産の街歩き、クスコでTwitterでの出会い(2023.3.28~29)

2023年3月28日(火)1ペルーソル≒35.5円

おはようございます。

近所の屋台の絞りたてのオレンジジュースがめっちゃ美味しい!

3ペソ(105円)。何個も何個も絞ってこの値段。

さて。

こんな地球の裏側で、同じ日本人同士同じホステルに宿泊するなんて凄い確率だと思います。
宿泊している宿のベッドの隣の若い女性、話し掛けてみたら同じ日本人だったので色々旅の情報を聞いていたのですが、向こうから話してくることは一切なく。
そして、宿泊している宿のシステムが、入る時に門のブザーを押してスタッフに内側から鍵を開けてもらうタイプなんですが、私が外出し、ブザーを押してスタッフが出て来るまで待っている間、ふと後ろを振り返るとその若い女性が5m後方に気まずそうに立っていました。挨拶すらしたくないようで。

くっそ感じ悪ーーー!\(^o^)/

何がってその方、Twitterでは「女ひとり旅なので皆さん、旅先で会ったら是非仲良くして下さい!!って自己紹介欄に書いていてキラキラtweetしまくりなのに、実際の人物はこれかってギャップが。(旅の経路、体験談、体調、帰国日から特定出来てしまった。)
年齢近い人限定って書いた方がいいですよ?とか言ったらびっくりするかしら、ふふ。

さ、気を取り直して街を観光。
宿の近所の道路は工事中でボロボロ。誰でも入れてしまう囲い。

世界遺産のクスコ街歩き

ここクスコはインカ帝国の首都、世界遺産の街です。
クスコの街は、インカ帝国で神聖な動物とされた「ピューマ」を形どってつくられ、ピューマの頭や心臓にあたる箇所には、インカ帝国にとって重要な建築物が配されているそう。

「サント・ドミンゴ教会」と「太陽の神殿」

15ソル(520円)でサント・ドミンゴ教会へ入ってみます。

元はインカ時代のコリカンチャ=太陽神殿。意味は「黄金の場所」
インカ時代には黄金で装飾され、一部(星の神殿)にはダイヤモンドの装飾などもされていたそうですが、スペイン人の略奪によって現在残っているのは石組みの遺跡のみ。

1533年フランシスコ・ピサロがクスコに入城し、壁などに敷き詰められていた黄金をすべて奪い去りました。

インカ時代の神殿の中庭。教会は後から。スペイン人はインカ人が造ったコリカンチャを潰し、土台の石組は精巧過ぎて潰せなかったため、その上に教会を建てたそう。

壁が一面黄金で覆われていたなんて、どんな神殿だったか見てみたかったですね。
今となっては誰も知る由もなしですが。

綺麗な曲線を描くインカ時代の石壁。

向こうの山には「クスコへようこそ」といった文字と絵が彫られています。空と雲が凄い!
神殿があった頃はどんな素敵な風景だったんでしょうか。想像してロマンに胸馳せる。
それにしてもいい景色だなぁ。標高は富士山と同じ位なので歩くとしんどいですが。

外を出た通路。
左がインカ人が造った石壁。精巧過ぎて剃刀の刃1枚通しません。
右がスペイン人が造った石壁。・・・雑い、雑過ぎる。その昔、大地震が起きた時、スペイン人建てた建物は全て潰れましたが、がインカ帝国時代の石組みはびくともしなかったそうです。

12角の石

インカ文明の高度な技術を見に行きましょう。

この辺に12角の石があるはずなんだけど・・・これは9角かな?
他の石の形状も凄いですね。こんなぴったり当時の工具でどうやって削ったんだろう。

細い通路をぐるぐる探す。

場所が全然分からなくてその辺のペルー人に教えてもらいました。角を曲がっただけでしたが。
これが有名な12角の石!
削った人も何百年も後に、こんな有名になると思ってなかったでしょうね。国宝指定になっているそうです。他にも13角、14角の石もあるそうなんですが、案内のペルー人男性が「俺の絵を買うかチップ、チップ」と言い出したので退散!

プラザ・デ・アルマス(アルマス広場)

ここが街の中心ですね。

カテドラル。昨晩はミサで入れ、中を見学しました。

アルマス広場から北へ伸びる通路。
お洒落なバーやらツアー会社やら日本食レストランもあります。

やはりリャマはかわいい!民族衣装を着たおば様たちがたくさんいらっしゃいます。

夜ご飯にあたる

朝は宿で軽くインスタントラーメンを食べたので、ここで夜ご飯。
地元の人が入っている食堂へ。地元の人というか警官ですが。休憩中?

セビッチェと魚のフリッターのセット。ホワイトのソースはどれに掛けるのか不明、そしてめちゃくちゃ美味しくてびっくり!
特大ビールも入れて1,000円未満。

そして美味しかったのですが、この夜、ホステルに戻ってから胃がキリキリ痛み出します。
お腹が痛いんだけどお腹を壊してるわけじゃなくて、胃の内壁をアメーバーか何か攻撃しているような痛さ。脂汗をかきながら寝たり起きたりを繰り返してこの日は終了。


2023年3月29日(水)

おはようございます。
胃が痛い。。。体調が悪過ぎて起き上がれず、ホステルのドミトリーでずっと朝から寝てます。
昼過ぎにふと見ると隣のベッドの女性は何も言わずにいつの間にかチェックアウトされたようで、荷物も無くなっていました。

コロナ以降の情報がないのでTwitterで検索しているのですが、「クスコからマチュピチュはオリャンタイタンボで1泊がいい。」という情報を見たので、明日くらいからオリャンタイタンボへ移動しようと思います。

そしてこの情報発信源の方、今はマチュピチュにいるそうで、昨日ふと自己紹介欄を見たら「チベットが好き」と。
チベットに何度も行っている珍しいお方、お会いしたことがあります。日本での南米好き飲み会で。

日本で一緒に飲んだことある人が今現在地球の裏側で近くにいる!
凄い偶然だし、やはり私は出会いを大切にしたいので、ここは勇気を出して連絡してみました。すぐに返事がきて、今日クスコで一緒に会う予定です!!返事きて嬉しい!

しっかし今日、私はめちゃめちゃ体調が悪いのです。高山病なのか、アメーバーに胃をやられているのか。
フラフラになりながら体をひきずってアルマス広場に行き、待ち合わせの19時まで時間を潰します。

今日の観光はこのリャマの1枚で終了、限界。

歩けないので広場に面するカフェに入りました。

夕方17時。今日初の食事。パッションフルーツソースのチーズケーキが美味し過ぎる!
コーヒーも入れて23ソル(800円)。ペルー、美食天国??

アルマス広場でエリさんに再会出来ました!
ここはエリさんが宿泊しているホテルのロビー。ここでまずビールで乾杯。

アルマス広場からすぐだし、ドミトリーだけどベッドにカーテンがついているからゆっくり出来そう。
なんて素敵なホテル。
これまで最安値ホテルばかり予約してましたが、あと千円位余分に出してこの位のレベルのホテルに泊まった方が旅を楽しめるな、と感心。ちょっと自分の旅のスタイルを再考させられました。

もう1名エリさんがこれまたTwitterで知り合ったという若い男性の方も入れて3名でバーで飲みます。
私は体調悪すぎでジュース。

それにしても二人とも社交的過ぎ、周囲の人とコミュニケーションを取ってすぐに仲良くなってます。
内気な(?)私には真似できない芸当で、いや、眩し過ぎる。
これだけコミュニケーション能力高かったり、英語やスペイン語がペラペラだったらどれだけ旅が楽しいだろうなぁ。

羨ましいですが、性格なのでしょうがないですね。私は孤独にもくもく旅を続けます。

もっと一緒に飲みたかったですが、マジ体調悪過ぎてキリのいいところで宿に帰ります。
何があたったんだろう?セビッチェと思ってましたが、もしかしたら宿に置いてあったコカ茶かなぁ。朝のジュースのコップ??エリさんからは胃薬をもらいました。

クスコは夜景も綺麗です。
Twitterで嫌な思いをすることもあれば、今夜みたいな素敵な出会い・再会もあります。

明日はオリャンタイタンボへ移動。おやすみなさい。

ペルーのリマからクスコへ移動、またも高山病の世界へ(2023.3.27)

2023年3月27日(月)1ペルーソル≒35.5円

本日はペルーのクスコへ飛びます。

南米航空券購入時の注意

リマ→クスコ。
バスはくねくねの山道22時間、飛行機だと1.5時間。これをバスで行く人はよっぽどのあほマゾ。
飛行機はチリのLCCのJetSmartのHPから直接、荷物代込みで1万円で取りました。
クレジットカードが何枚もはねられるのですが、2段回認証を設定しているエポスカード楽天銀行のデビットカードでやっとなんとか支払い完了しました。他は全滅

日本のクレジットカードは南米の航空会社ではよくはねられるので8枚持って来ていて良かったです。
SKYスキャナーから他の旅行代理店を通して買うと、ほぼどのカードでもいけますが、追加荷物料金(機内持ち込みも預け入れも)を代理店が1万円以上請求してくるんですよね。航空券代より高いわ

旧市街地→リマ空港までローカルバス

13時半の飛行機。
チェックアウトしてから時間に余裕があるのでラスト、ローカルバス挑戦(しつこい)

リマではこの白い小さいミニバンのローカルバスがすごい数走っているのですが、GoogleMapではこれは出てこないんですよね。
運転手と一緒に乗っている切符売りの人が、行き先を叫んでいるのでそれを聞いて乗るシステム。
バスの運転手と切符売りの人の給与は「1日の売り上げの●%」というシステムらしいです。
それで道でぼーって突っ立っているとバスが停まって「乗れ、乗れ、とにかく乗れ」って言ってくるんですね、私の行き先も知らないのに笑

宿の近くの通りで目の前に停車したバスに「アエロプルト?」と聞くと「うんうん。」とうなずいてくれます。しかしその後2回何か説明してくれますがスペイン語ーーーー。「メトロ」しか聞き取れない。
たぶん経験から「空港には行かないけどメトロで乗り換えたら行ける。」と言ってると思うので乗る。
1.5ペソ(53円)!

そしてバスはドア開けっぱなしで走るもんだから、急発進した時に通路に置いていた私のスーツケース(写真真ん中の水色のやつ)がドアから地面にずり落ちて何mも後方に・・・

ちょっっおっさーーーーん(ノД`)・゜・。
バスは停まりませんが、あわてて切符係のおっちゃんが飛び降り走って取りに行ってくれました。
えへへって感じのおっちゃん。ペルーの人ってかわいいな。

リマの道はやっぱり渋滞。30分位乗ったらやはり「ここで乗り換えてね♪」と降ろされた。
「メトロ」ってこのショッピングセンターのことだったのか。地下鉄かと思って改札探しまくったんですが。
ここから空港はもう見えてるからどのバスに乗っても着きそう。またローカルに乗る、1.5ソル。

ホルヘ・チャベス国際空港到着。

いつものラウンジめし。フルーツジュースも飲みまくり。
プライオリティパスで空港のラウンジに入れるの、宿で一緒だったKeikoさんが知らなくてびっくりしました。あまり飛行機に乗らない人ならそうなのかな。
今回、思ったより乗りまくり。

今回もスーツケースの大きさ2.5cm、重さ1kgオーバーですが機内持ち込みにしました。
アビアンカ航空同様、JetSMARTもそんな微々たる差は気にしてないようです。

クスコ、凄い景色。これが私がイメージしていたペルー!

1.5時間でクスコに到着。なんですか、こんな何もない空港初めてなんですが笑
回転テーブル1つのみでもう外!

空港を出たらまたローカルバスで街まで行こうと思ったのですが、タクシーのおっちゃんらに声を掛けられまくり。500円位で安かったので乗りました。

Secret Garden(ホテル)

5$(670円)、女性専用ドミトリー。口コミで「ホテルの人らが親切」とあったのでとりました。
しかしこのベッドとベッドとの距離、結構辛いな。2段ベッドの2段目というのも。

部屋内にUBトイレがあるタイプだけど下のフロアにも共用トイレはあるから混んでても大丈夫。

クスコ街歩き

こちらペルーのクスコも世界遺産の街。かつてのインカ帝国の首都として栄えた街です。

ホテルは街から10分位離れているので坂を登って歩きます。
クスコは標高3,399m。やはり息が切れてしんどい!

今回は昨日からちゃんと高山病の薬を飲んでいるので頭痛は大丈夫ですが・・・
副作用の顔面&指先ピリピリが気持ち悪い。

アルマス広場です。
南米では主要な広場は全て「アルマス広場」。

リャマの子供、かわええーーーー。一緒に写真撮ってお金払うやつですね。
ペルーの民族衣装はスカートの生地の量が多い。

KUSHKA Restaurant

インカ帝国のにおいがプンプンする街で、明日からの街歩きが楽しみです。

夜ごはんは、ぷらっとその辺のお店に入ってみました。

ピスコサワーの評価がめちゃ高かったお店だったもので。
ペルーはピスコサワーが有名なんです。
これはほとんど卵白やないかーーーい\(^o^)/アルコール度キツシ。

いつものごとく、サーモンのセビッチェを頼んでみました。
かぼちゃやジャイアントコーンなども盛られていて少ないおしゃれメニューです。
サワーと合わせて68ソル(2,400円)

実はペルーは物価が安くて食事が美味しい国。
ここは観光地価格のお店だったようですが、まだ金銭感覚が身に付いていなくてこの時は高いお店だったことには気付いていません。

リマより観光地なので夜も歩けそうな雰囲気ですね。
昔は治安が悪かったそうですが。
石畳の街並みがかわいいです。今日はこれでおやすみなさい。

やっとリマ観光、女ひとりでアモール公園(2023.3.26)

2023年3月26日(日)1ペルーソル≒35.5円

おはようございます。
このままお宿桜子にいると毎日洗濯とプールしかしない気がするので、観光地にある宿に移動します。

KeikoさんとオーナーのNatsukiさんに見送ってもらいました。ありがとうございます。

1900ホステル

リマでは渋滞していると、バスの運転手が勝手に経路変えます。
お宿桜子から1900ホステルまでは荷物があるので大人しくUberで移動。

20世紀初頭の建物をホテルに改装したそうです。
観光に便利な旧市街地にあり、しかもドミトリー23ソル(780円)と破格なんです。

めっちゃ綺麗じゃないですか。
ドミトリーは男女混合でしたが、広くて他のベッドとの間隔が開いてるので快適でした。

旧市街地

ペルーのリマ、旧市街地はスペイン植民地時代の建物が色濃く残る地域です。
ぷらぷら歩いてみます。

エクスポシシオン公園

早速宿の隣の公園へ。柵はあるけど無料。
草原で寝ている地元の人やら、池のカモやら。今日は日曜日か。

かなり大きいこの公園の南側にあるアグアス公園ってとこがギネス認定の噴水ショーが毎日ありとっても綺麗らしいです。
同じ部屋のイタリア人のおっちゃんに勧められたんですが、時間なくて行けなかったのが心残り。
夜に行けば良かった。(日曜はやってないと別の場所と勘違い)

Real Plaza Centro Cívico(ショッピングモール)

近所のショッピングモールに行ったらClaloの正規店がありました。
3日前おっちゃんから買ったSIMが電波弱いので、ここで買ってみます。
ClaloのSIMはリマだと外国人はパスポートをアップしないといけないので正規店じゃないと外人には売ってくれないんだな。楽天SIMさえ捨てなければ、あんな苦労せず楽だったのになぁ。はぁ。

地元の人がスマホ買ったりと・・・めっちゃ混んでました。
5Gで25ソル(880円)。

お腹空いたのでそのままショッピングモールで食事と、日本から履いて来たGパンがブカブカなのでベルトを買いました。日本を出て3ヶ月、お腹は20代の頃のように凹んでます。やはり日本に居る時は、中年太りとかいう甘えでなく、食べ過ぎか飲み過ぎか。

マヨール広場

木製出窓??
マヨール広場まで20分位、ここ旧市街地は歴史的な建物ばかりなので歩いて行きます。

宿泊ホテルに似てますね。

国会議事堂だったような。

マヨール広場は警官がいっぱい立っていて入れませんでした。

サンフランシスコ修道院

似てるけど別の建物。ここは改装中で入れず。

Museo de Sitio del Parque de la Muralla

修道院の奥の屋外広場。山の家々はやっぱスラムなんでしょうね。しかしカラフルに塗られていて綺麗です。

新市街地(ミラ・フローレス)

明日はもうクスコへ飛ぶので、新市街地(ミラ・フローレス)にも行きます。
ローカルバスにチャレンジしましたが、やはりGoogleMapに出てくる番号のバスは全然来ないし、地元の人ですらどのバスがどこへ行くのか把握してないようで聞きまくっていたので、Uberで移動します。

ローカルバスを待つ間、靴やさんの宣伝でクマの着ぐるみ来た人がペルーの民謡音楽に合わせて踊りまくっていてかわいかったなぁ。
ずっと頭の中に流れていたコロンビアのズンドコ節はペルーの民謡に切り替わりました。

道路大渋滞。40分かかりました。リマではローカルバスは無理かな。
新市街地はすごく発展しているよう。ペルーのイメージと違う!

アモール公園

情熱的な名前の公園通り、なんですか、そのポーズ。

スペインにこんな感じの壁ありましたね。人が多い~、いちゃつくな。

彼らから見たら、なんでこのおばさん一人で夕暮れの公園来てるの?って感じでしょうか。
めちゃ綺麗な夕日が見れるタイミングで来れて良かった。ハングライダーしてますね。

Kennedy Park

夜ご飯を食べようとレストランを探してウロウロしていたら猫公園に辿り着きました。

GoogleMapの説明に「多くのネコが暮らしている。」とありましたが本当に猫だらけ。

夜になったのでレストランを探すのはやめて、コンビニでビールとパンを買ってUberでホテルに戻りました。

リマは思っていたより都会でしたね。明日はクスコへ飛びます。