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陸路とボートでペルー~ボリビア国境越え。デモの中通過なるか?(2023.4.4~5)

2023年4月4日(火)1ペルーソル≒36円

夜。今から陸路&ボートでクスコ→ウユニへ向かいます。

ペルー~ボリビア国境越えルート計画

ペルーでは2022年12月から反政府デモがずっと続いており、国境付近の道路が封鎖されています。

クスコで一緒に飲んだ旅助さんが、私より1週間前にペルー→ウユニを全てバスで移動されていたのですが、Llaveという街で、デモで道が封鎖されていたためバス内で48時間停泊。

旅助さんの写真。イラベ(ILABE)でストライキ

先週、クスコで私たちの飲んだ後、すぐにウユニ行きのバスに乗ったのに、ウユニに到着したのはなんとそれから80時間後。ウユニで4日間ぶりにシャワーを浴びた時は泣いた報告してくださいました。(通常は1日半で着く。)

バス会社は国境の状況を把握していません。有益な情報を頂いて感謝、感謝です。グアテマラのストで12時間以上待機していた時も辛かったのに、36時間は想像を絶します。

バスより金額&手間はアップしますが、Twitterで見たチチカカ湖をボートで渡って国境を越えるルートで行ってみることにします。
(飛行機だとクスコ→ウユニは乗り継ぎ3回、35時間以上かかります。)

クスコ→プーノ(長距離バス)

ホテルチェックアウト。

21時。相変わらず外は大雨。バスターミナルまでUberで行こうかと思いましたが、ホテルのすぐ外にタクシーが停まっていたのでまたUberと同じ金額で行ってもらうことにしました。
タクシー強盗が恐くて流しのタクシーに乗るのは避けていましたが、クスコではこれでタクシー3回目。
まあ大丈夫な感じはします。

21時半。バスターミナルに到着。昨日チケットを購入したバス会社の窓口へ。他にもフランス人男性3人組のお客さんがいて結構待たされました。

出発5分前、やっと呼ばれました。昨日チケットを購入した男性はスペイン語しか話せなかったため詳しい内容は聞いていなかったのですが、今日は上司のような方がいて英語で経路を詳しく説明して下さいます。

クスコ→プーノ→【ボート】→カサニ→コカパバーナ→ティキナ→ラパス→ウユニ

で、明後日の朝7時にウユニに着くそうです。プーノ→カサニ間がボートです。

そして上司の方が部下に何か聞いています。
上司「昨日、彼女にいくらでチケット売ったん?」
部下「260ソル。」
上司「あほか、お前は!!うち利益ないやんけっ!」

・・・なんか揉めています。スペイン語なので想像ですが。

そして上司の方が私の方を向いて地図を出して説明し出しました。

「ここからプーノまで行く道がデモで一部封鎖されている。迂回ルートを通らないといけないから追加で50ソル。」

出たーーーー

これ、まさにインドのジャイプールで言われて地獄バスに乗せられたのと同じ手口。
「昨日はそんなの聞いてない。」と抵抗しましたが「今日入った情報だ、払わないと乗れないぞ?」と言われました。
現在バス出発時刻の21時。今からキャンセルして他のツアー会社に申し込みし直すと出発は明日になってしまいます。払うしかないので仕方なく払いました。現在ペルーではリアルタイムでデモがあるので、真偽は不明。

このバス会社が1番安かったので選びましたが、罠はどこに落ちているか分かりません。

21時を過ぎていましたが、バスは待ってくれていました。ここでターミナル使用料2.5ソル支払う。

上司のおっさんは私からぼったくれたので、ニコニコ顔で座席に案内してくれました。
しかし、私の窓側の席にまたさっきのフランス人男性が座ってるぅー。
そして私が行くなりカーテンをシャーッと閉めました。

くっそ感じ悪っ!!
「私の席や、どけ。」と言ってやろうかと思いましたが大人気ないので一番後ろの席が2席連続で空いていたのでそっちへ移動しました。ふふふ、私って大人

南米の長距離バスは快適とは聞いていましたが、これはコロンビアで乗ったのより更に豪華で素晴らしいです。電源とUSBコンセントはもちろん、カマ席はほぼ180度に倒れそうという位に倒れ、隣の席や通路との間にカーテンがあります。最高!

プーノ→ペルーのイミグレ(乗り合いバン)

朝の6時。8時間でプーノのバスターミナルに着きました。

結局GPSで見た限り、迂回している様子はなかったです、多分。

「Sumayoに行け」と言われていたので、開いてたバス会社に「Sumayo?」と聞いたらそうだと言います。人の名前なのかバス会社の名前なのか不明。
アテンドの女性が「国境の窓口が7時からしか開かないから、ここに荷物を預けて2階の食堂で時間潰してね。2階にはWi-Fiもあるわよ。」とのこと。
スペイン語で何を言っているか全く分からなかったのですが、一緒にいたフランス人男性3名のうち、カーテン閉めた感じ悪い奴じゃない方が「君、何言ってるか分かった?」と英語に訳して下さいました。
感じいい方のフランス人には幸を、悪い方のフランス人には天誅を

それにしても南米にいるとフランス人の旅行者にめちゃめちゃ会います。人口比率からいってもなぜこんなにも?というダントツの多さです。フランス人は旅が好きなんでしょうか。次はドイツ人かな?フランス語とスペイン語は活用が似ているので、フランス人にとっては習得しやすいようです。

2階で食事をしてから、6時45分に1階のバス会社へ。

ここから乗り合いバンでチチカカ湖入口のペルーの国境まで乗せてくれます。この乗り合いバンやアテンドの料金も入れて260ソル(+ぼったくり50ソル)11,500円なんですね。通しで購入して安心で良かったです。

国境のイミグレは7時どころか8時過ぎにオープンしました。混んでいて並びましたが、建物の中は出勤したての男性3名がわちゃわちゃ、めっちゃ適当にスタンプを押していて、即審査終了。
1番右の赤い小さい建物がまさかのイミグレです。

ここでGoProで撮影しながらぼそぼそ喋っているアジア人に会いました。韓国のYoutuber、ヨウさんです。「なんで全部バスで行かないの?」と聞かれたので「国境が閉まっているんだよ。」と言うと納得し、彼も私たちに付いてくるようです。

プーノ→カサニ(ボート)

ボートは満席になってから出発するシステムで9時15分に出発。
ここにも南米バスでおなじみの流しのおっさんがいて「コンドルが飛んで行く」を熱唱しておりましたが、あまり上手くなかったので(笑)集金時に無視。しかし、「お金入れて」とわざわざ話し掛けに来たので持っていた小銭を全部入れました。他の方も皆入れざるを得ず入れていました。世の中、ド厚かましい方が得しますね。

ボートに乗ってからはアテンドが女性から男性のラチャニに交代になりました。「ここからは僕が案内するから、ボート降りてからも僕に付いて来て。安心してね。」とのこと。

ボートはかなり長時間ですが、屋根に登ったりして周りの風景を見ていたらそんなに長く感じなかったです。

カサニ→ボリビアのイミグレ(徒歩5分)

16時。6時間以上かけてカサニに到着。
Twitterでは「湖でデモ隊のボートに囲まれて石を投げられた。」とありましが大丈夫でした。

降りる時に、岸にいた現地の人に賄賂なのか岸使用料なのか?2ソル手渡して降りる。

やりました!無事チチカカ湖を渡って国境を越えました。

ここからボリビアのイミグレまではすごく急な坂。標高が高いのか、息が切れてまたもや私は荷物を持ってちょっとずつしか進めません。
後で調べたらチチカカ湖は標高3,812m!そりゃ坂道なんて登れないわ。

感じいい方のフランス人が戻って来てくれて私のスーツケースを持ってくれました。感じ悪い方のフランス人は、ぜいぜい言ってる私のことはフル無視で立ちションしていました。くたばればいいのに。

ボリビアの国境での入国審査も無事終えました。ここは時間が掛かりました。イミグレの横で両替屋があったのでソルを全てボリビアーノに替え、SIMカードも購入。40ボリビアーノ(785円)でしたが街中の方がだいぶ安かったのでボリボリ金額です。

ボリビアのイミグレ→コカパバナ(乗り合いバン)→ティキナ(バス)

ここからラチャニのアテンドで、コパカバーナのバス停まで乗り合いバン(これもチケット代に込)に乗って行きます。ボリビアの大きなバスに乗り込みます。ラチャニとはここでお別れ。

左の黄色の帽子がYoutuberヨウさん。

ボリビアのバス、ぼろっ。

ボリビアは南米の最貧国なんです。同じ陸続きなのに、国境を跨いだだけで金持ち度がガラっと変わるのが日本に住んでいると経験出来ない不思議な感覚です。
ぼ、ボリビア頑張れ。

日が暮れてきました。

ティキナで川越え、バスはイカダ、人はボート

18時過ぎ、バスはティキナに到着、川の手前で全員降ろされます。

スペイン語が全然分からん私とヨウさんだけ「え??バスどこ行くの?荷物は?」とうろたえていたらバスは私たちの荷物ごとどーーーんっと大型ボート?ほぼイカダに乗って川を越えます。

えーーー。めっちゃ雑な乗り方。
沈んだりしないんでしょうか。

私たちは料金2ボリビアーノ(40円)を払って別のミニボートで対岸へ。
対岸に着くと待っていた同じバスに乗り込みます。

ラパス到着

21時半。
ラパスの街中で降ろされました。フランス人3名はタクシーに乗ってさっさと消えました。
ヨウさんに「君はどうするの?」と聞かれ「ウユニまで通しでチケットを購入しているので、バスターミナルまで行ってウユニ行きのバスに乗る。」と言ったら「今日の便って終わってるんじゃない?」と言われました。
確かに自分のチケットを見ると「21時発」と書いてあります。

バス会社の人には「マニャーニャ(明日)ウユニ行きのバスに乗れ。」と言われていたのですが、30分過ぎていて乗れません。

はて、どうすんねん、ワシ。
途方に暮れました。

つづく。

クスコの聖なる谷ツアーは盛り沢山過ぎた(2023.4.4)

2023年4月4日(火)1ペルーソル≒35.5円

せっかくの聖なる谷ツアー、楽しみにしていたのですがまさかの雨。
クスコがこれまでずっと晴れていたので油断して天気予報を見ていませんでした。
晴れの日にツアーに申し込めば良かった。

ツアー代は遺跡入場チケットとは別料金、昼食と英語ガイド料込みで70ソル(2,550円)

「朝6時45分に昨日ツアーチケットを購入した旅行会社の前に集合」と言われていたので来ましたが。
(場所はアルマス広場前)

???閉まっています。他の欧米人も焦ってめちゃめちゃうろたえております。

7時にツアーガイドの方が迎えに来てくれました。
色んな旅行会社から申し込んだ人々を、ガイドの方が旅行会社前まで徒歩で迎えに来て、ツアーバスが停車しているところまで連れて行くシステムのようです。

ツアーバスは満席。見た目外人は私とオーストラリ人男性3人組のみで、他はスペイン語圏の南米の観光客のようです。

私は1番前の運転手とガイドのエリックとの間に座らされました。絶景が見れていい!

チンチェーロ遺跡

8時。入場券は別料金。本日入場する4つの遺跡の共通券を窓口で購入します。

クスコ周辺の16の遺跡にも入れる周遊券は130ソル。
私たちは2日有効、4つの遺跡に入るチケットを70ソル(2,550円)で購入。

やる気のない民族衣装のおばちゃんたちと遺跡。

美しいです。宗教的な儀式の場だとかそうでないとか。

チンチェロ遺跡はインカの時代、聖なる谷の南側の入り口を守る要塞。
同時に農耕や宗教の場としても重要な場所だったそうです。

ガイドのエリックは英語もスペイン語も、両方の言語で説明してくれます。
説明の後、必ず「みきぷ、分かった?」と毎回私に聞いてくれ、なぜそんなに私だけ気にかけてくれるのか不思議だったのですが・・・よくよく見まわしてみるとひとり参加は私だけなので、淋しくないように気を遣ってくれているのですね。(慣れてしまって全然淋しくないのですが。)

エリック・・・なんて優しい

インカ文明はやはり石垣が素晴らしいです。
他の観光客らもアジア人の私が珍しいのか?めちゃめちゃ私に話し掛けてきたり、写真を撮ってくれたりしました。

土産屋1

9時。もう土産屋に寄ります。

どうやってリャマの毛から糸を作って、どの原材料を使えばどの色になるのか英語で説明してくれます。説明、結構長いです。日本で激安バスツアーに申し込むと、提携している土産屋に寄りまくりなのと同じ仕組みですね。

リャマ手袋とポーチを購入。持って来た100均の手袋と保温力が大違い!フカフカで肌触りも最高♪クスコが旅行最終日なら、もっと色々買いたかった。

ここは無料のトイレがあります。

モライ遺跡

10時半。標高3,500mにあるインカ時代の遺跡です。円形の石垣が段々になっていて100mの深さがあります。


上の方と下の方で温度がちょっとずつ違い、最大の温度差は5~10℃。どの温度でどの種類のトウモロコシを栽培すれば上手く育つのか実験の場だったとか。中には入れません。

土産屋2

11時。またも土産屋wwww

塩チョコの試食と説明。チョコは激高かったので、バナナチップとジャイアントコーンを。まんまと土産屋戦略にはまっていますが、私はここ数日でペルーが大好きになり、なるべくお金を落としたいと感じるようになりました。

マラスの塩田

12時。ここは10ソル別料金で、行きたい人だけ参加。半分位に人数が減りましたが、私は口コミでここが1番行きたかったのです。

標高3,000mにある珍しい棚田の塩田。塩を作る5~9月は真っ白で綺麗らしい景色らしいです。今はちょっと茶色。時期外しちゃいました。
ここの鉱泉の塩分濃度が20%以上あるらしいです。

かなり広くて絶景です。エリックがいっぱい写真を撮ってくれました。

昼食

13時。なんとビュッフェ形式の昼食が無料で付いています。

やっぱりこのツアー、どう考えても安過ぎです。

絶景の中庭を見ながら昼食。

ピッチャー入りのドリンクは別料金ですが、私には量が多いだろうということで、同じツアーの方がアサイージュースを分けて下さいました。南米の人、大好き!

オリャンタイタンボ遺跡

14時半。私が見たかったモライ遺跡とマラスの塩田は見終わったのですが、ツアーはまだ続きます。

遠いのにオリャンタイタンボ遺跡まで来ました。
ここに宿泊した時にホステルからずっと眺めていた遺跡ですが、せっかくなので登ってみることにします。

太陽の神殿の壁

登らないと見えない奥に、大きな岩壁がありました。
巨大な6つの石を並べた壁。高さが4m、幅は10m、奥行1m。太陽の神殿の作りかけだとか。
インカ文明は車輪のない文明ですが、どうやってここまで運んだのでしょうか。
しかしここから上は岩が転がっているだけ。もまたスペイン軍が侵攻して、めちゃくちゃに壊されてしまったようです。

オリャンタイタンボはインカが各地に作ったタンボ(宿泊所)の一つですが、その規模は大きく、敵の攻撃に備える要塞としての機能にも優れていたそうです。
屋根があるところは私が以前登った遺跡と同じ食料品庫ですかね。
斜面の角度は45度はあります。

ここでまた半分位の人が、ツアーから外れてここのオリャンタイタンボ駅からペルーレイルでマチュピチュに向かうようです。最後のピサック遺跡は見れませんが、このままマチュピチュに行けて、時間的には効率いいですね。

ピサック遺跡

少し暗くなってきました。土産屋と昼食ビュッフェに時間を費やし過ぎてる気はします。ピサック遺跡閉館の17時に間に合わない気がするのですが・・・

17時を過ぎて到着しましたが入れてくれました。いつもこんな感じで最後はバタバタなんでしょうか。ピサック遺跡はバスで頂上まで行って上から見下ろすだけです。ええ、御覧の通り似たような遺跡ばかりで、もうこの頃にはお腹いっぱい。

ピサックは行かれた方から「ヒッピーの町で、宿泊したら凄く楽しい。」と聞いていたのでそっちの方が楽しめるかも知れません。私もウユニの予定さえなければピサックに宿泊したかった。

「もう出口閉めるよ。」と追い出されるように出てきました。すっかり暗いので急いでクスコに戻りたいところですが・・

お土産屋3

18時半。来ました。恒例の宝石屋です。まだ寄るんですか。
3社位提携しないとこんな安いツアー、成立しないんでしょうね。だってクスコからオリャンタイタンボまでは1時間以上距離ありますよ。

ラピス石の説明などして下さいました。アクセサリーは興味がないのでここでは何も買わず。

クスコ到着

19時半。今回のツアーは2,500円でめちゃめちゃ長時間でした。到着時は大雨。

最後までずっとエリックは私を気に掛けてずっと声を掛けてくれました。めちゃ性格いいです。

『南米、惚れてまうやろ』1人目の方です。
漢字の書いたTシャツを着ていたので親日かもしれません。

こんな時間までスペイン語と英語の二重で説明し続ける体力と気力も凄いなぁ。
明日も仕事あるのかな?しんどくないのかなと心配になりました。ありがとうエリック。大好き

こんなに長丁場で疲れるとは思わず、今日はクスコの日本食屋で夜ご飯でも食べてゆっくりすれば良かったです。

宿でシャワーを浴びたらチェックアウトして、今から陸路&ボートでデモ中のペルーの国境越えに挑みます。

マチュピチュ→クスコに戻る、ウユニ塩湖行きの手配とクスコツアー申し込み(2023.4.3)

2023年4月3日(月)1ペルーソル≒35.5円

本日はマチュピチュ村からクスコに戻ります。

マチュピチュ村は初代村長が日本人だったため、日本の温泉街に風景が似ているとかいう噂。

昨日の晴れのマチュピチュ、大満足でした。
今日はこんな天気なので、昨日行って良かった。
出来れば霧のマチュピチュ、雨のマチュピチュ、インカ橋コース・・・など、もう3回は登りたい位感動的な景色でしたが、ウユニ塩湖の水がなくなってしまわないか気になってしょうがないので先を急ぎます。

ホテル(Usgar Machupicchu Inn)は朝食付きでしたが、くそマズ

部屋は昨晩は6人満室で埋まりましたが、起きたら3名しかいなかったので皆さん朝8時からのマチュピチュ登頂に出かけられたのでしょうか。

ホテル近くのカフェで朝食のパンを買うことにして、チェックアウトします。
ここのパン屋の青年がめちゃ感じがいい!
アグアスカリエンテ、商店によって水やコーラでも金額が違うので値段を聞いて購入しないとぼったくられます。温泉近くのお店で、おばあさんに缶ビールぼったくられました

8時50分。来た時と同じ方法でクスコに戻ります。
ペルーレイルの列車のチケットはマチュピチュ村のWi-Fiの激遅速度ではHPから決済出来なかったため、昨日直接窓口に行って購入しました。
お土産屋さんはこの時間はまだ全部閉まっていたので、昨日Tシャツを買っておいて良かった。
駅構内のパン屋もまだ開いていません。

帰りは進行方向右側の席が絶景ポイント。

今回も空いている席に移動して、ウルバンバ渓谷を満喫。

11時。オリャンタイタンボ駅に着いて降りたら、即行、乗り合いタクシーの運転手にスーツケースを捕まれ「クスコ?」と言いながら他の地元の人らと4人で乗せられました。
金額を聞いたら15ソル(530円)。やっぱり行きの45ソルはボッタクリだった

12時半、クスコに戻って来ました。

今回はサン・ペドロ市場近くのホテルを取りました。やはりホテルは街の近くの方が楽。

今日、4月4日は何かクスコのお祭りなのでしょうか?
パレードもあるし凄い人です。

SK Hostal(ホテル)

ホテルにチェックイン、20.5ソル(723円)

こちらも独房感満載。街の中心過ぎて窓から入ってくる騒音がうるさかったですが、カーテンがあるため、快適。

先日泊まっていた宿と違い、ガスのお湯が出てWi-Fiも速い。

明日のクスコツアーを予約

明日はもう夜にウユニへ向かうことにしますが、昼間はなにしようかな・・・
有名な「モライ遺跡」「マラスの塩田」に行きたいと思います。

クスコからは様々な魅力的なツアーに行けます。
最近はレインボーマウンテンがインスタ映えで流行っていますが、標高5,000mでかなりキツいらしく私はパス。

「マラスの塩田」と「モライ遺跡」に個人で行く行き方を検討したのですが、ツアーの方が圧倒的に安かったので、アルマス広場前の旅行会社をいくつか回って、明日の「聖なる谷」ツアーを手配しました。
上記2か所に加えて「チンチャロ遺跡」「ピサック遺跡」「オリャンタイタンボ遺跡」も英語ガイド付きで回ってくれるそうです。

WADO Sushi Restaurant

日本を出てから4か月目。実はかなり日本食に飢えています。

念願の日本食へ。涙が出るほど美味しいビールと合わせて35ソル(1,235円)

Terminal de Buses de Cusco

明日の夜のウユニ塩湖行きのバス&ボートチケットを購入しに、30分歩いてバスターミナルまで来てみました。旅はやることいっぱいです。

クスコからボリビアのウユニまで・・・
デモで国境が閉まっているので、ここは飛行機で飛ぶのが通常ですが、飛行機だとまたリマまで戻らないといけないのと、2~3回乗り換えがあります。・・・嫌です。

せっかく南下してきたのにまた北上したくない。
Twitterで「チチカカ湖をボートで渡れば国境を越えられる。」との情報を(賛否両論ありましたが)見たので、そのルートで行ってみることにします。
色んなバス会社がありますが、2社聞いて安い方を購入しました。バス会社ですら陸路が封鎖されている情報を掴んでいなくて心配です。

金額は260ソレス。ボートに乗らなければもっと安く行けるはずですが。
カード手数料が4%掛かると言うので現金で支払いました。
しっかし、ネットで見る正規レートは1ドル=3.7ソレスなんだけど、クスコの人には現金で払うと1ドル=4ソレスで計算されてされてしまうのよね(@_@。

暗くなったので帰りはタクシーで戻りました。ボってきますが、Uberの金額を見せたらその金額で行ってくれました。13ソル(458円)

デモ真っただ中のペルー、果たして国境を越えて無事ボリビアまで辿り着けるでしょうか。
今回の旅はこのルートが抜けられるかが最大の難関になりそうです。

旅の最終目的地、ずっと憧れていたマチュピチュ遺跡へ(2023.4.1~2)

2023年4月1日(土)1ペルーソル≒35.5円

マチュピチュにいます。
Supertramp Hostel Machupicchuの朝。

ホテルの屋上テラスからの景色。
あの山の方角がマチュピチュ?!晴れてそうな、そうでなさそうな。

標高約2,450mの尾根に位置するマチュピチュは、麓からは全く見えないため、1500年代にインカ帝国がスペイン軍に滅亡された時も見つからずに破壊を逃れその後見捨てられたようです。
(なぜ見捨てられ、放棄されたのかは文字を持たない民族のため不明。)
そして1911年にアメリカの探検家、ハイラム・ビンガムに発見されるまで400年もの間、ひっそり眠っていた「空中都市」

どうやって建設されたのか未だに謎が多く、旅人のロマン心が掻き立てられます。

宿には朝食が付いています。温かいのでまぁまぁ。

昨日お会いした同室の金髪日本人男性は「今日はワイナピチュ登山!」と言ってチェックアウトと同時に宿を出て行かれました。西回りで世界一周をされていて、アフリカ縦断の話が面白かったので昨日夕食にお誘いすれば良かった!
まさかもうこんな早くチェックアウトされるとは。

私はもたもた、とろとろ型。
朝食後、めちゃ曇ってきたので本日マチュピチュに行くのは断念します(笑)
私の今回の旅の目的はマチュピチュウユニ塩湖
マチュピチュは私が20年以上前にタイでバックパッカーをやっていた頃、世界一周中の人々が口を揃えて「マチュピチュが1番良かった」と言っていた憧れの地なのです。
長年の夢だった場所にはベストコンディションで挑みたい。

天気を見ながら当日にマチュピチュの入場チケットを購入出来るのは、この2023年4月、ペルーのデモの影響で観光客が少ないお陰。しかしクスコやマチュピチュの街中はデモの影響はなさそうです。
広場の露店食堂。豚肉を試食させてくれます、美味しいけど、し、塩辛過ぎ(;´・ω・)

メルカドの2階で昼食でも食べますか。

ペルーの伝統料理、ロモサルタード10ソレス(350円)。
セットのこれだけでお腹いっぱいになるスープと野菜と牛肉の炒め物。
美味しいけど、昨晩のレストランと比べると、まぁ市場のクオリティって感じかな。

Mapi Spa Spiritual Touch(マッサージ)

マチュピチュ村には正式名のアグアスカリエンテの名前の通り、温泉があり、宿のすぐ近くだったのですが、温度がぬるすぎでこの雨の中寒そうだったと「おしっこ臭い」とGoogleの口コミにあったので行くのは遠慮しておきました。現地の家族連れの方たちが多いみたいですね。

大好きなマッサージに行ってみました。インカマッサージ1時間半で80ソル(2,823円)。
受付のお姉さんはめっちゃ暇そうに椅子に座ってスマホを弄ってましたが、まさかこんなに技術が高いとは。ストーンスパも一緒にして下さってめっちゃ気持ちいい!
なのに100ソレス渡したらお釣りも用意していない位、お店は閑古鳥が鳴いているよう。
どこもかしこも暇そうなマチュピチュの観光業の人たち。同情するな・・・

インカ人の顔は凛々しい。

明日の天気は「曇り時々晴れ」ですが、マチュピチュの入場チケット(サーキット1~4)をHPから買いました。156ソレス(5,750円)。現地のインフォメーションセンターでも売ってるから、そこで現金で買った方がクレカ手数料6.13ソレス取られなくてすんだかも。
マチュピチュ入場には朝の6時~1時間おき。1日に約2300人のみ入場可能という人数制限があります。
1日前だと13時以降からしか空いていませんでしたが、昼からの方が晴れやすいし空いているとの情報をTwitterで見たのでこの時間に賭けてみます。

本日はここでおやすみなさい。


2023年4月2日(日)1ペルーソル≒35.5円

4月のマチュピチュ。
ここ2日、雨ばかりで中々晴れませんが、そろそろ今日こそはマチュピチュへ行きたい!

一昨日一緒にチェックインしたドミトリーの同室の人フラン人3人組も、雨の昨日にマチュピチュに行ったそうで本日チェックアウトしました。部屋には私だけです。

「お前、マチュピチュも行かず毎日何してるねん。」とホテルの人に思われるのが嫌で、取りあえず宿を変えます。この天気なら晴れのマチュピチュを見れそう!

Usgar Machupicchu Inn(ホテル)

明日はもうマチュピチュ村を出るので、宿は列車の駅に近いところに移動。
ドミトリー38ソル(1,340円)

綺麗なホテル・・と思ったのですが部屋の中でWi-Fiが繋がらない点だけが最悪・・・
部屋は4階で1階のロビーまで行かないとWi-Fiが繋がりません。

あと昨日の宿でもそうでしたが、マチュピチュ村はどこもWi-Fiが激遅です。

バスでマチュピチュ村(アグアスカリエンテ)→マチュピチュの入口

マチュピチュ遺跡の入口までは、バス30分徒歩で1時間以上の行き方がありますが、もちろんバス1択。
この街中のバスチケット屋さんで昨晩バスチケットを買っておきました。クレカOK、往復14ドル。
夜に行ったら5分位しか並ばなかったです。

12時過ぎ、バス停に来ました。
目の前のカフェでコーラとパンを買い、12時20分にバスが来て乗り込みます。
コーラは店によって4ソレスと言われたり6ソレスと言われたり、あっちの言い値です。
午前中はこのバス停が凄い行列だったから、やっぱり午後からにして良かった。
何時から行ってもマチュピチュでの最大滞在時間は4時間まで。

バスはハイラム・ビンガム・ロードという山道をくねくね登って行きます。絶景ですが、道が細くて結構怖い!

出典:Mapio.net

写真をお借りするとこの道。歩く人って一体・・・

30分程でマチュピチュ遺跡の入口に到着。ここはもちろん世界遺産です。
昔見た記事では「ペットボトル持ち込み禁止」とありましたが、持ち込めました。
熱中症で倒れたら大変だもんね。ごみを遺跡に捨てるなって意味だろうからちゃんと持ち帰ります。

13時と同時に、その時間のチケットを持った人を入れてくれました。
入ってすぐこの景色。

道がいくつか分岐していましたが、上へ上るコースを選びます。

ずっと憧れ続けたマチュピチュはどんな景色なんでしょうか。
もう、こんな道を歩いているだけで気持ちが高ぶってきます。

だんだんと・・・

見えてきた。

急に目の前にこの景色が広がります。
これがマチュピチュ!!うしろの山はワイナピチュです。ワイナピチュ入場は別料金。
あそこを登山される方も多いですが、私は登山が嫌いなのでパス。

もう・・・
言葉が出ません。
ずっと憧れ続けた景色が目の前に・・・
27歳の時にマチュピチュの話を聞いて、この歳になってやっと夢が叶いました。
タイにいた頃を思い出すと、色んな感情が込み上げてきて自然と涙が出てきました。

2000年のタイ。
親友も住んでいたし、毎日宿に宿泊していた人らとつるんで、旅して、人生で1番楽しかったと言っても過言ではないです。
当時、カオサンのゲストハウスに住んでおられた、その界隈では有名だった「ジミー金村さん」。
現地のバスで移動出来るように「ジミーくんMap」を作成して配布しておられたり、「外ごもりのすすめ」などの本を執筆されていた、私より年上の男性。たまに一緒に10バーツラーメンを食べに行ったりしていたのですが、実は40代で亡くなられていたことをコロナ中に知りました。

カオサンでよく会っていた方が、私より長生きされていなかったことがショックでした。
夢は生きているうちに叶えないといけない。
50歳で会社を辞めてきた今回の旅は、そんな色んな思いが詰まっています。

本当に絶景です。
こんな場所に、どういう目的でどうやってこれだけの精巧な建物は造られたのでしょうか。
そしてなぜ建設途中で、ある日突然見捨てられたのでしょうか。全ては謎。

晴れて良かった。
雲が横切る度に、色んな表情が見えます。何枚も同じ写真や動画を撮りました。

野生のリャマちゃんもウロウロ。

ガイドを雇わなかったのでよくわからないのですが、まさか生贄の台ではないよね・・・
すれ違った現地のガイドの方に、日本大好きと言われました。
当時はここに200世帯が住んでいたそうです。

この辺りは王様の別荘?と言われています。

見張り小屋。
所々に監視員がいて、逆走すると怒られるので注意。

4時間じっくりかけて入口の土産屋に戻ってきました。

帰り道、ハイラム・ビンガム・ロードを徒歩で降りて来る方々を見ましたが、絶対しんどいって。
バスでアグアスカリエンテに戻ってきました。

16時半に戻って来れたので、検討していた安かった17時半のペルーレイルに乗れましたね。

市場でTシャツ購入

大満足なので明日はまたペルーレイルでクスコに戻ります。

今のうちにお土産を買わないと。
リャマのTシャツを、1番感じが良かったおばさまから買いました。
25ソル(900円)

Mapacho Craft Beer Restaurant

今日は夢を叶えたお祝いです。
夜は先日美味しかったクラフトビールレストランの隣のお店に行ってみます。

マグロを揚げたものとクラフトビール。今回も窓際の川が見える席を案内して頂きました。
大好きな魚だから美味しいなぁ。ホールのサーブの女性もめちゃ素敵でチップを奮発しました。
76ソレス(2,775円)

ここで、夢も旅の最終目的も叶えてしまいました。

夢って叶ってしまったら、次からはどうしたらいいのかな。
昔タイで出会った人たちはもう夢を叶えたのかな。
40代で亡くなられた人は思い通りの人生だったのかな。
当時描いていた人生と全く違う人生になってしまっているけど、私はこの歳まで生きていてラッキーなのかな。

そんなことを考えながら、ぼんやりウルバンバの谷を流れる川をずっと見つめていました。

オリャンタイタンボ→マチュピチュ村へ。聖なる谷を走るペルーレイル(2023.3.31)

2023年3月31日(金)1ペルーソル≒35.5円

オリャンタイタンボの宿のテラスからの景色ーーー!

おはようございます。
昨日ペルーレイルの予約を取りました。
コロナ以前は、席がなくて前日なんかに予約は取れなかったと思うのですが・・・

・1月~1ヶ月間、ペルー国内のデモの影響でマチュピチュが閉鎖
・現在は国境の陸路経路も封鎖
・外務省の危険レベル引き上げ

のため、観光客が来ないのか今はマチュピチュ行きの列車も、マチュピチュの入場券も予約ガラガラです。予定が立てやすくて良かった。

10時出発まで時間があるので、ホステルから見えるあの遺跡、ピンクイルナに行ってみます。なんと無料なので。
午前中は向かいの山の影になってしまっています。行くなら午後からがいいですね。

ピンクイルナ遺跡

北東の細い路地を入ると・・・

こんな入口。ひとっこひとりいないので不安。

急な崖を手を使いながら登って行きます。
昨日の午後は人が登っているのがいっぱい見えたのですが、朝の8時は私だけです。
道は合っているのでしょうか。

目的の遺跡のずっと右の遺跡に到着しました。
山全体が逆光のため、午後から来るのがお勧め。

あの遺跡は食料品庫の役目を果たしていた建築物らしいです。
山風に当たると涼しくて食べ物が腐らなかったそうです。
こっちも食品庫でしょうか。

でも朝に来ると遺跡貸し切りで贅沢過ぎだな。

これ以上は崖で登れなくなりました。
オリャンタイタンボの景色最高!!

またも素晴らしい方向音痴炸裂で、山に向かって左側にある目当ての遺跡には辿り着きませんでした。右側の崩れた遺跡だけ観光。
どこでどう道を間違えたんでしょうか。

列車の時間に間に合わなくなるので、宿に戻ってチェックアウトします。
この景色とお別れなんて悲しい。

ペルーレイルでマチュピチュへ

ペルーレイルは3種類の列車が運行されています。
時間帯によって金額は変動。

・ハイラム・ビンガム…最高級クラス、600$位
・ビスタドーム…屋根がガラス張り、95~115$位、マチュピチュ村→クスコ行は乗務員によるパフォーマンスが行われる時間帯の車両あり
・エクスペディション…2023年、これも屋根がガラス張りだった、65~90$位

「パフォーマンスあり」の車両に乗られた方は長過ぎて落ち着かなかったとのことだったので、私は1番安い車両にして良かったです。ウルバンバ川をずっと眺めていられたので。
「荷物は5kgまでなのでクスコに荷物を置いてきた。」と書かれている記事を見ますが、私の10Kgのスーツケースを荷物置き場に乗せても注意されませんでした。
私より大きいスーツケースを持っている人もいっぱいいます。

ペルーレイルの入口まで歩きます。オリャンタイタンボの広場から徒歩15分位。

待合室。
今からずっと憧れていたマチュピチュ村へ列車で行くのかと思うと、これが現実なのかとわくわくします。列車は10時半出発。1番安い時間帯・グレードの切符を購入して、それでも60$でした。

駅のホームにあるカフェでケーキを購入。

ゴトン、ゴトンという音と共に、列車が来ました!

憧れのペルーレイル!

今回も「私の予約した窓際席に別の誰かが先に座っている説」炸裂です。
座席指定は出来ないのですが、たまたま窓際だった私の席に談笑しながら欧米人が座っています。
後ろの方の座席がいっぱい空いていたので席を移りました。
駅のホームで買ったチーズケーキが朝ご飯。

「ビスタドーム」というクラスの列車だともう少し金額が高く、「天井に窓」って記載があったのですが、この1番安いクラスでも天井に窓あるよね?違いがよーわからん。

車内はずっと「コンドルは飛んでいく」などのペルーの民謡が流れていて気分が最高に盛り上がります。

座席は進行方向に向かって左側が断然お勧め。帰りは逆ですね。

ずっと聖なる谷を流れる川が見えるんです。

クスコ、山々の景色が美し過ぎる。

12時20分、2時間弱でマチュピチュ村に到着。

ずっと谷と川の絶景で飽きることがありませんでした。

マチュピチュ村、現地の正式名称は「アグアスカリエンテス」=熱い水、温泉って意味ですね。

誰かよー知りませんが、インカの偉い人って感じ?

Supertramp Hostel Machupicchu(ホテル)

坂を1番上まで登ったところにあるSupertramp Hostel Machupicchuに到着。
しかしマチュピチュ村自体はかなり小さくて全部歩けちゃう感じ。

再びタコ部屋?10.5ドルで取り合えず2泊。
しかしこの壁で仕切ってカーテンが付いているタイプのベッドは、個室感ありありでくつろげるんです。

同じ位の時間に部屋に金髪の若い日本人男性が入って来ました。
「今日は今からマチュピチュ登って明日はワイナピチュ登山。今日と明日の分のそこまで行くバスチケットももう買ってきました。今から行って来ます!!」

うーん。凄い計画性があってテキパキ効率良く動くタイプですね。
宿代も余分に掛からないだろうし尊敬します、ほんと。

マチュピチュ村散歩

今回、初めて1度に何か国も旅してみて何が大変って、毎日3日位先までホテルと飛行機、列車、バスの予約を取り続けることが本当に大変。
ホテルまでの移動経路や相場金額も調べないといけないし、国を跨いだ日にゃーその国の通貨とSIMカード入手方法を調べます。いや、毎日暇なしですよ。

なんであんなテキパキ、もうマチュピチュ行っちゃうなんて凄い。
私は現地に着いてから晴れている日に行こうと決めていて・・・
若干曇りなので今日はこの村でのんびりすることにします。

この商店街を通るとひっきりなしに客引きに声を掛けられます。
しかし、ペルーの人々のその一生懸命な感じが好きになってきました。

教会。

中心の広場はこれだけ。

ここがATM手数料が無料の銀行。クスコとマチュピチュにはあるけど、オリャンタイタンボにはありませんでした。クスコはカードが使えない商店も多いので降ろしておこう。

メルカドを見つけました。2階が食堂みたいなので、明日、食べに行ってみよう。

Chullos Restaurant & Craft Beer(レストラン)

ペルーは料理が美味しいで有名です。
観光地価格でしょうが、久々にGoogleMapで評価の高いクラフトビールのお店に入ってみます!

ひとりなのに、レストランの窓際席に案内してくださいました。ホールの女性もめちゃくちゃ感じがいいです。
地球の裏側で・・・ウルバンバ川を眺めながら飲むクラフトビール。
最高じゃないっ?!美味しくないわけがない。

ペルー料理、aji de gallina。鳥のピリ辛シチューですかね。もちろんめっちゃ美味しい!
ビールも入れて76ペソ(2,500円)。

マチュピチュに来て・・・いや、オリャンタイタンボからかな。
めちゃくちゃペルーが、クスコが大好きになりました。
人がにこにこ、素朴で親切なんです。

夜の川の雰囲気もいいな。
マチュピチュに行ったらやっと夢が叶う。

宿のテラス。まだ雨期のマチュピチュ。凄い雨が降ってきました。
明日は晴れるかな?おやすみなさい。

マチュピチュへの通過点、オリャンタイタンボが美し過ぎる(2023.3.30)

2023年3月30日(木)1ペルーソル≒35.5円

胃薬を飲んで胃の痛みは治まってきました。

寝ながらクスコからマチュピチュへの行き方を調べまくっていたのですが、やはり・・・
あーーめんどくさ!!(^O^)/

・クスコから列車でマチュピチュ村(4時間)
・コレクティーボでオリャンタイタンボ(2時間)→列車でマチュピチュ
・バス(6時間)で水力発電所→列車でマチュピチュ
・バス(6時間)で水力発電所→徒歩(3時間)でマチュピチュ
(通称スタンドバイミーコース)
クスコから徒歩(あふぉ?)

という選択肢があるようなんですが、どれがいいのか検討するのがめんどい、めんどい。
列車もインカレールとペルーレイルあり、乗車クラスと乗る時間帯で金額が全然違う。→どれを買ったらいいかわからん

更にマチュピチュ村に着いてからも、マチュピチュ入口までのバス予約があるし、それより先に入場券をネット予約しておかないといけない。この入場券もホームページを見たらコース時間帯が多岐に分かれている。→どれを買ったらいいかわからん

しかしひとり旅。孤独。
自分で決めて全部予約しないといけない。ネットの記事を読み漁って決めました。しんどかったです。

コレクティーボでオリャンタイタンボ(2時間)→列車でマチュピチュ

↑これにしました。安かったので。いや、もっと安いのは徒歩が入ったインカの風を感じられるプランらしいですが、スーツケースを持って10km歩くなんて絶対嫌です。
そして、オリャンタインタンボに着いたらすぐに列車には乗らず、1泊することにしました。

ホテルチェックアウト

のんびり10時にSecret Gardenをチェックアウト。
ホテルの人らはいい人だったけど、部屋の中でWi-Fiが繋がらずSIMのギガを消費しまくり。
次からはBooking.comのWi-Fi評価欄も吟味することにします。

クスコ→コレクティーボでオリャンタイタンボ

オリャンタイタンボ行きのコレクティーボ乗り場に着いたのですが・・・

タクシーの中から見た屋台パン屋

スーツケースを持った私を見掛けるなり凄い勢いで近づいて来たタクシードライバー。
→15ソルの料金を「100ソル」と言いぼったくり。他のタクシードライバーと話そうとすると妨害。
「いくらでも時間があるので4名集まってから出発したい。」と告げ「1人20ソル」で交渉成立。
→イタリア人女性バックパッカーが現れる、すぐに出発したいとのたまう。
→運転手「1人45ソル」とまたぼってくる。「4人で1人20ソルなら、2人なら40ソルでは?それに私は急いでないし。」と言い返していると、イタリア人女性が「何悩んでるの?!ドルじゃないのよ、ソルなのよ?!めちゃくちゃ安いじゃない!私はこの料金でいいからすぐ出発していいわよ。」と私にブチ切れてくる。

と、ひと悶着あってからのクスコ→オリャンタイタンボ行きのタクシーからの涙(?)の車窓です。
イタリア人女性には車の中でフル無視されています
この人、私がいるからこそ45ソル(1,700円)って分かってるのかな。私が降りたら倍料金になるのに。

ユーロ圏の人からしたらカスみたいな料金なんでしょうね。日本人はいつからこんな貧しくなったのでしょうか。私は正規料金から30ソル(1,100円)ボラれているのが納得いきません。この運転手、最後100ソル札を渡したらお釣りもごまかそうとしたし。

ウルバンバで、崖の中腹にあるスカイロッジ アドベンチャー スイート(Skylodge Adventure Suites)を見せてもらったからその観光代ってことにしよう。
山の中腹のカプセルホテル、見えますでしょうか。

出典:http://www.jumblejoy.com

TVとかで見たことありますね。誰も泊ってなさそうでしたが。足がひゅんっってなりそうなホテルです。

オリャンタイタンボ到着

オリャンタイタンボの中心地、アルマス広場に到着!

山と空が迫ってくる!!しかも中腹に遺跡。

360度・・・

山、山、山!!
こんな山の近くに泊まったことない。絶景過ぎる!

KIZZA Hostel(ホテル)

今回はクスコで一緒に飲んだエリさんのお勧めホテルに泊まります。

GoogleMapに出てきませんが、このレストランがホテルもやっているそう。
エリさん、自分の足で見つけたそう。人の良さそうなおかあさんから金額を聞いたら「80ソル。」と、聞いていた倍の料金。

「先週泊まったエリから40ソルって聞いたんだけど?」と言うと困った顔をされて「タオルと石鹸ないけどいい?」と40ソル(1,400円)で泊めて頂けることになりました。

家族経営のホテルとレストラン。ホテルは力を入れてやってないのか、宿泊客は私のみ。

3階の個室。TVはYouTube見放題です。めちゃかわいいホテル。
しかし半額に値切ってもいいもんなんでしょうか。
エリさんは商売されているので金銭感覚がしっかりしておられますね。
私の力ではそんな金額に値切るの無理です笑

テラスからの景色。
山の中腹に遺跡が見える!

影になるとまた違う表情。

テラスの裏。ロマン過ぎるわ~
通常このオリャンタイタンボは、皆さんここで車を降りるとすぐペルーレイルでマチュピチュへ向かいます。

テラスの西側。
あれはオリャンタイタンボ遺跡のようです。遺跡がこんな至近距離って、どんなホテル?!

オリャンタイタンボ街歩き

通常誰も1泊しない村に、口コミで聞いて1泊してみるって旅人の醍醐味ですね。
ここで泊まることにして良かった!

そんな村の東の方へ歩いてみます。

なんちゅー景色。

崩れた石垣があります。あーあ。ここも1500年代にスペイン軍に占領され砦が破壊されていますね。
元々は神殿などが建っていたのでしょうか。

西の遺跡がある方へ行ってみます。お土産屋ですね。

オリャンタイタンボ遺跡の入口です。「外国人入場料130ソル」とあります。
クスコの他の遺跡4か所に入れる2日有効チケットのようで、今入るともったいないので別日に登ることにします。
それか宿から丸見えだから入らなくてもいいかな。

家と家の間の細い道がロマン。

誰もいなくてこの景色を、貸し切りって言うのがまた。

Apu Ausangate Restaurant(レストラン)

この絶景の遺跡と山を見ながら、ちょっと早い夕食にします。
値切り過ぎて申し訳ないので、宿泊ホテルのレストランで。
鴨肉48ソル、フルーツジュース12ソル。(2100円と宿代以上に飲食しまくる。)

鴨肉とフルーツジュース。この絶景を前にすると美味し過ぎる。

夜になりました。

端から端まで歩いて行ける小さな村です。観光客少ない。
ビールを売ってるお店は1軒しか見つからなかった。
この村の景色で期待値が膨らみ、明日はとうとう念願のマチュピチュ村へ移動します。

世界遺産の街歩き、クスコでTwitterでの出会い(2023.3.28~29)

2023年3月28日(火)1ペルーソル≒35.5円

おはようございます。

近所の屋台の絞りたてのオレンジジュースがめっちゃ美味しい!

3ペソ(105円)。何個も何個も絞ってこの値段。

さて。

こんな地球の裏側で、同じ日本人同士同じホステルに宿泊するなんて凄い確率だと思います。
宿泊している宿のベッドの隣の若い女性、話し掛けてみたら同じ日本人だったので色々旅の情報を聞いていたのですが、向こうから話してくることは一切なく。
そして、宿泊している宿のシステムが、入る時に門のブザーを押してスタッフに内側から鍵を開けてもらうタイプなんですが、私が外出し、ブザーを押してスタッフが出て来るまで待っている間、ふと後ろを振り返るとその若い女性が5m後方に気まずそうに立っていました。挨拶すらしたくないようで。

くっそ感じ悪ーーー!\(^o^)/

何がってその方、Twitterでは「女ひとり旅なので皆さん、旅先で会ったら是非仲良くして下さい!!って自己紹介欄に書いていてキラキラtweetしまくりなのに、実際の人物はこれかってギャップが。(旅の経路、体験談、体調、帰国日から特定出来てしまった。)
年齢近い人限定って書いた方がいいですよ?とか言ったらびっくりするかしら、ふふ。

さ、気を取り直して街を観光。
宿の近所の道路は工事中でボロボロ。誰でも入れてしまう囲い。

世界遺産のクスコ街歩き

ここクスコはインカ帝国の首都、世界遺産の街です。
クスコの街は、インカ帝国で神聖な動物とされた「ピューマ」を形どってつくられ、ピューマの頭や心臓にあたる箇所には、インカ帝国にとって重要な建築物が配されているそう。

「サント・ドミンゴ教会」と「太陽の神殿」

15ソル(520円)でサント・ドミンゴ教会へ入ってみます。

元はインカ時代のコリカンチャ=太陽神殿。意味は「黄金の場所」
インカ時代には黄金で装飾され、一部(星の神殿)にはダイヤモンドの装飾などもされていたそうですが、スペイン人の略奪によって現在残っているのは石組みの遺跡のみ。

1533年フランシスコ・ピサロがクスコに入城し、壁などに敷き詰められていた黄金をすべて奪い去りました。

インカ時代の神殿の中庭。教会は後から。スペイン人はインカ人が造ったコリカンチャを潰し、土台の石組は精巧過ぎて潰せなかったため、その上に教会を建てたそう。

壁が一面黄金で覆われていたなんて、どんな神殿だったか見てみたかったですね。
今となっては誰も知る由もなしですが。

綺麗な曲線を描くインカ時代の石壁。

向こうの山には「クスコへようこそ」といった文字と絵が彫られています。空と雲が凄い!
神殿があった頃はどんな素敵な風景だったんでしょうか。想像してロマンに胸馳せる。
それにしてもいい景色だなぁ。標高は富士山と同じ位なので歩くとしんどいですが。

外を出た通路。
左がインカ人が造った石壁。精巧過ぎて剃刀の刃1枚通しません。
右がスペイン人が造った石壁。・・・雑い、雑過ぎる。その昔、大地震が起きた時、スペイン人建てた建物は全て潰れましたが、がインカ帝国時代の石組みはびくともしなかったそうです。

12角の石

インカ文明の高度な技術を見に行きましょう。

この辺に12角の石があるはずなんだけど・・・これは9角かな?
他の石の形状も凄いですね。こんなぴったり当時の工具でどうやって削ったんだろう。

細い通路をぐるぐる探す。

場所が全然分からなくてその辺のペルー人に教えてもらいました。角を曲がっただけでしたが。
これが有名な12角の石!
削った人も何百年も後に、こんな有名になると思ってなかったでしょうね。国宝指定になっているそうです。他にも13角、14角の石もあるそうなんですが、案内のペルー人男性が「俺の絵を買うかチップ、チップ」と言い出したので退散!

プラザ・デ・アルマス(アルマス広場)

ここが街の中心ですね。

カテドラル。昨晩はミサで入れ、中を見学しました。

アルマス広場から北へ伸びる通路。
お洒落なバーやらツアー会社やら日本食レストランもあります。

やはりリャマはかわいい!民族衣装を着たおば様たちがたくさんいらっしゃいます。

夜ご飯にあたる

朝は宿で軽くインスタントラーメンを食べたので、ここで夜ご飯。
地元の人が入っている食堂へ。地元の人というか警官ですが。休憩中?

セビッチェと魚のフリッターのセット。ホワイトのソースはどれに掛けるのか不明、そしてめちゃくちゃ美味しくてびっくり!
特大ビールも入れて1,000円未満。

そして美味しかったのですが、この夜、ホステルに戻ってから胃がキリキリ痛み出します。
お腹が痛いんだけどお腹を壊してるわけじゃなくて、胃の内壁をアメーバーか何か攻撃しているような痛さ。脂汗をかきながら寝たり起きたりを繰り返してこの日は終了。


2023年3月29日(水)

おはようございます。
胃が痛い。。。体調が悪過ぎて起き上がれず、ホステルのドミトリーでずっと朝から寝てます。
昼過ぎにふと見ると隣のベッドの女性は何も言わずにいつの間にかチェックアウトされたようで、荷物も無くなっていました。

コロナ以降の情報がないのでTwitterで検索しているのですが、「クスコからマチュピチュはオリャンタイタンボで1泊がいい。」という情報を見たので、明日くらいからオリャンタイタンボへ移動しようと思います。

そしてこの情報発信源の方、今はマチュピチュにいるそうで、昨日ふと自己紹介欄を見たら「チベットが好き」と。
チベットに何度も行っている珍しいお方、お会いしたことがあります。日本での南米好き飲み会で。

日本で一緒に飲んだことある人が今現在地球の裏側で近くにいる!
凄い偶然だし、やはり私は出会いを大切にしたいので、ここは勇気を出して連絡してみました。すぐに返事がきて、今日クスコで一緒に会う予定です!!返事きて嬉しい!

しっかし今日、私はめちゃめちゃ体調が悪いのです。高山病なのか、アメーバーに胃をやられているのか。
フラフラになりながら体をひきずってアルマス広場に行き、待ち合わせの19時まで時間を潰します。

今日の観光はこのリャマの1枚で終了、限界。

歩けないので広場に面するカフェに入りました。

夕方17時。今日初の食事。パッションフルーツソースのチーズケーキが美味し過ぎる!
コーヒーも入れて23ソル(800円)。ペルー、美食天国??

アルマス広場でエリさんに再会出来ました!
ここはエリさんが宿泊しているホテルのロビー。ここでまずビールで乾杯。

アルマス広場からすぐだし、ドミトリーだけどベッドにカーテンがついているからゆっくり出来そう。
なんて素敵なホテル。
これまで最安値ホテルばかり予約してましたが、あと千円位余分に出してこの位のレベルのホテルに泊まった方が旅を楽しめるな、と感心。ちょっと自分の旅のスタイルを再考させられました。

もう1名エリさんがこれまたTwitterで知り合ったという若い男性の方も入れて3名でバーで飲みます。
私は体調悪すぎでジュース。

それにしても二人とも社交的過ぎ、周囲の人とコミュニケーションを取ってすぐに仲良くなってます。
内気な(?)私には真似できない芸当で、いや、眩し過ぎる。
これだけコミュニケーション能力高かったり、英語やスペイン語がペラペラだったらどれだけ旅が楽しいだろうなぁ。

羨ましいですが、性格なのでしょうがないですね。私は孤独にもくもく旅を続けます。

もっと一緒に飲みたかったですが、マジ体調悪過ぎてキリのいいところで宿に帰ります。
何があたったんだろう?セビッチェと思ってましたが、もしかしたら宿に置いてあったコカ茶かなぁ。朝のジュースのコップ??エリさんからは胃薬をもらいました。

クスコは夜景も綺麗です。
Twitterで嫌な思いをすることもあれば、今夜みたいな素敵な出会い・再会もあります。

明日はオリャンタイタンボへ移動。おやすみなさい。

ペルーのリマからクスコへ移動、またも高山病の世界へ(2023.3.27)

2023年3月27日(月)1ペルーソル≒35.5円

本日はペルーのクスコへ飛びます。

南米航空券購入時の注意

リマ→クスコ。
バスはくねくねの山道22時間、飛行機だと1.5時間。これをバスで行く人はよっぽどのあほマゾ。
飛行機はチリのLCCのJetSmartのHPから直接、荷物代込みで1万円で取りました。
クレジットカードが何枚もはねられるのですが、2段回認証を設定しているエポスカード楽天銀行のデビットカードでやっとなんとか支払い完了しました。他は全滅

日本のクレジットカードは南米の航空会社ではよくはねられるので8枚持って来ていて良かったです。
SKYスキャナーから他の旅行代理店を通して買うと、ほぼどのカードでもいけますが、追加荷物料金(機内持ち込みも預け入れも)を代理店が1万円以上請求してくるんですよね。航空券代より高いわ

旧市街地→リマ空港までローカルバス

13時半の飛行機。
チェックアウトしてから時間に余裕があるのでラスト、ローカルバス挑戦(しつこい)

リマではこの白い小さいミニバンのローカルバスがすごい数走っているのですが、GoogleMapではこれは出てこないんですよね。
運転手と一緒に乗っている切符売りの人が、行き先を叫んでいるのでそれを聞いて乗るシステム。
バスの運転手と切符売りの人の給与は「1日の売り上げの●%」というシステムらしいです。
それで道でぼーって突っ立っているとバスが停まって「乗れ、乗れ、とにかく乗れ」って言ってくるんですね、私の行き先も知らないのに笑

宿の近くの通りで目の前に停車したバスに「アエロプルト?」と聞くと「うんうん。」とうなずいてくれます。しかしその後2回何か説明してくれますがスペイン語ーーーー。「メトロ」しか聞き取れない。
たぶん経験から「空港には行かないけどメトロで乗り換えたら行ける。」と言ってると思うので乗る。
1.5ペソ(53円)!

そしてバスはドア開けっぱなしで走るもんだから、急発進した時に通路に置いていた私のスーツケース(写真真ん中の水色のやつ)がドアから地面にずり落ちて何mも後方に・・・

ちょっっおっさーーーーん(ノД`)・゜・。
バスは停まりませんが、あわてて切符係のおっちゃんが飛び降り走って取りに行ってくれました。
えへへって感じのおっちゃん。ペルーの人ってかわいいな。

リマの道はやっぱり渋滞。30分位乗ったらやはり「ここで乗り換えてね♪」と降ろされた。
「メトロ」ってこのショッピングセンターのことだったのか。地下鉄かと思って改札探しまくったんですが。
ここから空港はもう見えてるからどのバスに乗っても着きそう。またローカルに乗る、1.5ソル。

ホルヘ・チャベス国際空港到着。

いつものラウンジめし。フルーツジュースも飲みまくり。
プライオリティパスで空港のラウンジに入れるの、宿で一緒だったKeikoさんが知らなくてびっくりしました。あまり飛行機に乗らない人ならそうなのかな。
今回、思ったより乗りまくり。

今回もスーツケースの大きさ2.5cm、重さ1kgオーバーですが機内持ち込みにしました。
アビアンカ航空同様、JetSMARTもそんな微々たる差は気にしてないようです。

クスコ、凄い景色。これが私がイメージしていたペルー!

1.5時間でクスコに到着。なんですか、こんな何もない空港初めてなんですが笑
回転テーブル1つのみでもう外!

空港を出たらまたローカルバスで街まで行こうと思ったのですが、タクシーのおっちゃんらに声を掛けられまくり。500円位で安かったので乗りました。

Secret Garden(ホテル)

5$(670円)、女性専用ドミトリー。口コミで「ホテルの人らが親切」とあったのでとりました。
しかしこのベッドとベッドとの距離、結構辛いな。2段ベッドの2段目というのも。

部屋内にUBトイレがあるタイプだけど下のフロアにも共用トイレはあるから混んでても大丈夫。

クスコ街歩き

こちらペルーのクスコも世界遺産の街。かつてのインカ帝国の首都として栄えた街です。

ホテルは街から10分位離れているので坂を登って歩きます。
クスコは標高3,399m。やはり息が切れてしんどい!

今回は昨日からちゃんと高山病の薬を飲んでいるので頭痛は大丈夫ですが・・・
副作用の顔面&指先ピリピリが気持ち悪い。

アルマス広場です。
南米では主要な広場は全て「アルマス広場」。

リャマの子供、かわええーーーー。一緒に写真撮ってお金払うやつですね。
ペルーの民族衣装はスカートの生地の量が多い。

KUSHKA Restaurant

インカ帝国のにおいがプンプンする街で、明日からの街歩きが楽しみです。

夜ごはんは、ぷらっとその辺のお店に入ってみました。

ピスコサワーの評価がめちゃ高かったお店だったもので。
ペルーはピスコサワーが有名なんです。
これはほとんど卵白やないかーーーい\(^o^)/アルコール度キツシ。

いつものごとく、サーモンのセビッチェを頼んでみました。
かぼちゃやジャイアントコーンなども盛られていて少ないおしゃれメニューです。
サワーと合わせて68ソル(2,400円)

実はペルーは物価が安くて食事が美味しい国。
ここは観光地価格のお店だったようですが、まだ金銭感覚が身に付いていなくてこの時は高いお店だったことには気付いていません。

リマより観光地なので夜も歩けそうな雰囲気ですね。
昔は治安が悪かったそうですが。
石畳の街並みがかわいいです。今日はこれでおやすみなさい。

やっとリマ観光、女ひとりでアモール公園(2023.3.26)

2023年3月26日(日)1ペルーソル≒35.5円

おはようございます。
このままお宿桜子にいると毎日洗濯とプールしかしない気がするので、観光地にある宿に移動します。

KeikoさんとオーナーのNatsukiさんに見送ってもらいました。ありがとうございます。

1900ホステル

リマでは渋滞していると、バスの運転手が勝手に経路変えます。
お宿桜子から1900ホステルまでは荷物があるので大人しくUberで移動。

20世紀初頭の建物をホテルに改装したそうです。
観光に便利な旧市街地にあり、しかもドミトリー23ソル(780円)と破格なんです。

めっちゃ綺麗じゃないですか。
ドミトリーは男女混合でしたが、広くて他のベッドとの間隔が開いてるので快適でした。

旧市街地

ペルーのリマ、旧市街地はスペイン植民地時代の建物が色濃く残る地域です。
ぷらぷら歩いてみます。

エクスポシシオン公園

早速宿の隣の公園へ。柵はあるけど無料。
草原で寝ている地元の人やら、池のカモやら。今日は日曜日か。

かなり大きいこの公園の南側にあるアグアス公園ってとこがギネス認定の噴水ショーが毎日ありとっても綺麗らしいです。
同じ部屋のイタリア人のおっちゃんに勧められたんですが、時間なくて行けなかったのが心残り。
夜に行けば良かった。(日曜はやってないと別の場所と勘違い)

Real Plaza Centro Cívico(ショッピングモール)

近所のショッピングモールに行ったらClaloの正規店がありました。
3日前おっちゃんから買ったSIMが電波弱いので、ここで買ってみます。
ClaloのSIMはリマだと外国人はパスポートをアップしないといけないので正規店じゃないと外人には売ってくれないんだな。楽天SIMさえ捨てなければ、あんな苦労せず楽だったのになぁ。はぁ。

地元の人がスマホ買ったりと・・・めっちゃ混んでました。
5Gで25ソル(880円)。

お腹空いたのでそのままショッピングモールで食事と、日本から履いて来たGパンがブカブカなのでベルトを買いました。日本を出て3ヶ月、お腹は20代の頃のように凹んでます。やはり日本に居る時は、中年太りとかいう甘えでなく、食べ過ぎか飲み過ぎか。

マヨール広場

木製出窓??
マヨール広場まで20分位、ここ旧市街地は歴史的な建物ばかりなので歩いて行きます。

宿泊ホテルに似てますね。

国会議事堂だったような。

マヨール広場は警官がいっぱい立っていて入れませんでした。

サンフランシスコ修道院

似てるけど別の建物。ここは改装中で入れず。

Museo de Sitio del Parque de la Muralla

修道院の奥の屋外広場。山の家々はやっぱスラムなんでしょうね。しかしカラフルに塗られていて綺麗です。

新市街地(ミラ・フローレス)

明日はもうクスコへ飛ぶので、新市街地(ミラ・フローレス)にも行きます。
ローカルバスにチャレンジしましたが、やはりGoogleMapに出てくる番号のバスは全然来ないし、地元の人ですらどのバスがどこへ行くのか把握してないようで聞きまくっていたので、Uberで移動します。

ローカルバスを待つ間、靴やさんの宣伝でクマの着ぐるみ来た人がペルーの民謡音楽に合わせて踊りまくっていてかわいかったなぁ。
ずっと頭の中に流れていたコロンビアのズンドコ節はペルーの民謡に切り替わりました。

道路大渋滞。40分かかりました。リマではローカルバスは無理かな。
新市街地はすごく発展しているよう。ペルーのイメージと違う!

アモール公園

情熱的な名前の公園通り、なんですか、そのポーズ。

スペインにこんな感じの壁ありましたね。人が多い~、いちゃつくな。

彼らから見たら、なんでこのおばさん一人で夕暮れの公園来てるの?って感じでしょうか。
めちゃ綺麗な夕日が見れるタイミングで来れて良かった。ハングライダーしてますね。

Kennedy Park

夜ご飯を食べようとレストランを探してウロウロしていたら猫公園に辿り着きました。

GoogleMapの説明に「多くのネコが暮らしている。」とありましたが本当に猫だらけ。

夜になったのでレストランを探すのはやめて、コンビニでビールとパンを買ってUberでホテルに戻りました。

リマは思っていたより都会でしたね。明日はクスコへ飛びます。

リマでSIMが買えない悲劇。お宿桜子で何もしない日々(2023.3.23~25)

2023年3月23日(木)1ペルーソル≒35.5円

エクアドルは赤道記念碑に行った以外、ほぼすっ飛ばし。
物価も安く食べ物も美味しかったし、ガラパコス諸島に行く人はきっともっと楽しめることでしょう。

ペルー到着

9時半、グアヤキル→12時半、ペルーの首都リマに到着しました。

ごちゃごちゃした空港。
はぁ。国を跨ぐと空港で・・・

・その国の通貨取得(=手数料の掛からないATM探し)
・SIMカード取得(アクティベートまでしてもらう)
・空港から宿までのタクシー以外の移動経路確保(メトロカード取得など)

が面倒。陸路だったら国境にいるその辺の人から両替してSIMカードを買うんだけど・・・

ペルーはBanco de la NaciónのATMが手数料無料らしいのですが、3台とも違うATMだったので1番手数料が安いところから取り合えず1万円位だけ下ろす。
空港にSIMカードの会社、Claloのブースが2つあったけど2つとも閉鎖。

1番あほなのは、日本から持ってきた楽天モバイルのSIM、中南米で唯一ペルーだけ使えるようなんですが、なんとイピアレスで酷い高山病のあまり記憶が曖昧で捨ててしまいました
これまで購入した全てのSIMカードを、まとめてコロンビアで購入したSIMカードが入っていた袋に入れたのですが、2週間も経つとすっかりそのことを忘れ「なんでこんな古い袋持ってるの??」とイピアレスのトイレのゴミ箱に捨てたんです。そこに楽天SIMが・・・

齢をとると本当嫌ですね。2週間前の物のしまい場所なんて覚えていません。旅は若いうちに行け。

SIMがないのは不安ですが、本日予約してしている日本人宿「お宿桜子」までの移動経路をGoogleMapで調べてから空港を出ます。
まあ空港か宿の近くでSIMカード買えばいいでしょう!→相変わらずこれが失敗。

ホルヘ・チャペス国際空港→お宿桜子

駐車場が広すぎて空港から外までだいぶ歩きます。そして1度出たらもう中には入れません。
「IO32B」と書かれたローカルバスに乗って1本、1時間で着くらしいのですが・・・

リマのローカルバス、難しい!めちゃくちゃ色んな種類、大きさがあってひっきりなしに来るんだけど来すぎてどれに乗っていいか分からない
目を凝らして「IO32B」番号のバスを探します。「IO38B」はやたら来るんだけどね。

・・・

1時間半、バス停で突っ立って待っていましたが来ませんでした。
別の経路をネットで検索するかUberを呼びたいのですが、空港の近くは隣のアウトレットショップしかなくClaloの携帯ショップはあるのにSIMカードは売ってませんでした。
フリーWi-Fiもないし空港ももう入れないし。
宿のホームページに確か『「ROMA」と書かれたバスで1時間半』と書いてた気がするので頻発のそれに乗ります。

バスに乗って切符売りの方に「ここに行きたい」とGoogleMapの地図を見せると首を傾げられましたw
行かないのかな?何か言ってくるけどスペイン語が分からん。
隣の席のおじいさんが親切に必死で私の地図を見ながら教えてくれます。
たぶん・・・「遠すぎで乗り換えした方がいいけど、このまま乗ってても1,2時間で着くよ。GPS見て着いたら降りな。」と言っている気がする。手振り身振りと表情から、たぶん。

バスはしょっちゅう停車するので進むの遅い。
そして40分位走ったラルコ博物館辺りで何故かGPSが固まる。。。
・SIMなし・GPS固まる・宿の住所メモってないの3拍子。
また詰んでもーた。あほなんですか、私は。

乗ってから1時間以上過ぎ、空港から出て来たまんまなので、よく考えたら化粧してなく日焼けしまくり、厚着でめっちゃ暑いです!
もう不安なので窓の景色から「Clalo」と書いてあるお店が見えたので適当に降ります。
しかし「Clalo」看板のあるお店4件回ってもSIMカード売ってない、もしくは売ってくれないー。なんで??

どこで買えるか銀行に入って聞いたり(優しいおっちゃんらに『それよりドルを両替しないか?』と勧誘された)苦労しまくり。


6軒目でやっと見たことない会社のSIMカードが買えました。

そこからGoogleMapでまたローカルバスを捕まえようとするも、3車線ある道路の1番奥をバスがハイスピードで走っているのでどれだけアピールしても泊ってくれません。あきらめてUberでお宿桜子に到着。バスは2ソル(70円)、Uberは560円。空港からタクシーで来ていたらたぶん2,000円位?

お宿桜子

サウナの上が宿。
南米の日本人宿は他にもメキシコのカンクン、ボリビアのラパス、チリのサンチアゴビーニャ、アルゼンチンのブエノスアイレスにありましたが、調べたら全部コロナの影響で閉館しております。
日本人、全く南米で見ないもんね。悲しい・・・
ここはオーナーのNatsukiさんの旦那さんが、このプールとサウナを経営しているので閉館の心配なし。良かった~

ドミトリー3泊で1泊11ドル。
あれ・・・宿のHPには日本人10名以上で写っている楽し気な写真があるのですが・・・
私の他は金髪のお姉様1名だけです

2名だけで広すぎるキッチン、NHKが付きっぱなしでずっと見れるリビング。

金髪のお姉さまに夜ご飯に誘われ近所のハエが飛び回っている中華にきました。
宿の周りってあまり飲食店ないです。
金髪のお姉様、Keikoさんは私の15歳上でバイクで南米を回っているそうです!
かっこええーーーー。

ウユニ塩湖は2月頭に行かれたそうで、
「今年は雨が降らなくて、私が行った2週間だけしか水無いよ。もう干上がってるよ。」
だって。ウユニ塩湖の鏡張りの時期(2~3月)のために東回りで来たのに、本当ですか?!
私の旅の意味って??

昨日空港泊だったのでゆっくりベッドで寝ます。
標高2,800mから0mに来たらちょっと暑くて寝苦しい。おやすみなさい。


2023年3月24日(金)

次の日の朝食。他の人の情報を見て日本食とか期待しちゃってましたが残念。
土日は朝食はないのでこれが最初で最後の朝食。

この日は洗濯して、宿の周りでアイス食べて、バスでスーパー行って買い出し。
あの山の麓ってやっぱりスラム的なところかな?

スーパーへは405って書かれたバスで簡単に行けました。
すごい飛ばすからやはり他の国より乗り降りは難しい。

本日は宿泊者たちで持ち寄りパーティなんです。
と言っても個室に長期滞在者の柔道の先生とKeikoさんとオーナーのNatsukiさんと私の4名なんですが。

スーパーで夜になったのでさすがにUberで帰りました。やっぱ治安はかなり悪いそう。
日本人宿で皆で情報交換し合って、行き先が同じ人らと楽しくマチュピチュ登山&面倒な旅の経路丸投げ・・・
2019年以前の情報を見て、そんなキラキラしたことを夢見て日本人宿に来ましたが、夢は打ち砕かれました。まだ日本人の観光客は全然戻ってないようです。

私「Keikoさん、ペルーからウユニって陸路で行けました?」
Keikoさん「ああ、国境は閉まってたけど、そこから100kmバイクで行ったところの柵の隙間からバイクと一緒に抜けれたよ。バスは無理だと思うけど。」

・・・全然参考にならねー

2023年3月25日(土)

リマに来てから洗濯しかしてません。宿から観光地が若干遠いので行く気がしないのです笑
しかし洗濯無料で全ての服、バッグ、靴が洗えたのが気持ちいいです。
オーナーのNatsukiさんはふんわりしたいい雰囲気の方です。

Keikoさんに誘われて1階のスイミングスクールの昼休憩中にプールで泳ぎます。
1時間15ソル(520円)で「そんな~1時間も泳げるかいな」と思ってましたが、意外やこれが楽しくて楽しくて。Keikoさんと2人貸し切りで、ギリギリの時間まで泳ぎまくり、1時間じゃ足りませんでした。
プールって貸し切りで泳げることなんかほとんどないですからね。

その後Keikoさんはサウナ、私はマッサージをすることに。
「マッサージしたい。」って1階で受付で聞いたら「今日はマッサージ師休み。」だって

私もサウナにすれば良かった~マッサージのつもりで、もうシャワーを浴びてしまいました。
気持ち良すぎるのかKeikoさんは3時間経ってもサウナから出てきません。
仕方ないのでひとりで宿から15分ほど歩いたとこの海鮮レストランへ。

GoogleMapにも出てこない最近オープンしたお店。地元の人の食堂みたいでやはりハエが飛んでるけど、お、美味しい。美味し過ぎる!
Chupe de mariscos チュペデマリスコス インカコーラも付けて730円って。
量も2名分だし。
ペルーって、安い!美味しい!

夜から宿にキヨタクさんという私より10位下の男性一人旅の方が来られたので、Keikoさんも入れて3人で楽しく談笑。
彼は昼間はペルー名物「クイ」(モルモットみたいな動物)を食べに行ったそうで、持ち帰った残りをくださいました。

次の日食べたけど、ほぼ油の皮??
交流があってやはり日本人宿は楽しいな。

とにかくプールが楽しかった。
もっといたかったけど本当に早くウユニへ向かいます。本当に干上がってるの??