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1人旅好き。2022年12月に世界一周出発。

エチミアジンでロンギヌスの槍を見る、本物かどうかはさておき(2023.11.5)

2023.11.5(日)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

宿の魑魅魍魎なメンツ

おはようございます。Kenut Hostelの朝です。
ホテルの1日目の夜は同室の2人が静かだったので、延泊して全部で5泊予約しましたが、昨日からロシア人女の態度がでかいです。相変わらず、1日中部屋で何人もとビデオ通話をしているのは変わらないのですが、3日目以降、中国人が部屋の電気を消した夜中でもずっと色っぽい声で喋っています。

夜は外で喋れよ。

たまりかねて11時半に「すいません。寝れないので静かにしてくれませんか?」とお願いしたら返事をせずに外に出て行きました。険悪。

中国人女は相変わらず日々宿から1歩も出ず、料理を歌を歌いながら1時間以上かけて念入りに作っております。そして共用キッチンで誰かと大声で電話しながら大量のご飯をゆっくり食べています。両手にナイフとフォークを持ち、ワイヤレスホンをしながら大声で叫んでる様はギャグのようです。

テーブルが1個しかないので私も自炊をするとその向かいに座るしかありません。そして私の料理の中に唾がめっちゃ飛んできそうです。

食べるか喋るかどっちかにしろよ。

会話の途中で相槌として絶え間なく「あぁ~んっ?!」と叫ぶのもめちゃめちゃ耳障りです。多分英語で言えばイエス、ロシア語で言えばダーにあたるのだと思うのですが、発音がまさに関西弁の「はあ?!(あほちゃう?)」と全く一緒なので、バカにされてるみたいでマジイラつきます。同じ宿の香港人の男性に「あなたも中国人?」と聞くと、「一緒にするな、アイツ嫌い」と申しておりました、国際問題。

宿の快適さは同室のメンバーによります。連泊したのは失敗でした。

エチミアジン大聖堂への行き方

さて、気を取り直して。

今日はエチミアジン大聖堂という、世界最古の教会へ行きます。
世界遺産だし、ロンギヌスの槍とやらをどうしても見たいので。
YandexGoアプリを見ながら、203番のバスが乗れるバス停まで行きます。

アルメニアは人用の横断歩道は少なく、道路の向かい側へ行きたい時はよくこんな地下道を通ります。
フルーツやパンが売っていたり、両替屋まであります。

カスカードの横のバス停から、203番のバスに乗ったのですが…

なんとキリキアバスステーションで降ろされ、既に人が乗り込んでる同じ203番のバスに乗り換えさせられました。

席がラスト1席だけ空いていたので、ラッキー♪と思って座ると、外で運転手と喋っていたアルメニア人のおっさんが出発直前に乗って来て「そこは俺が取っていた席だ」と言い出します。アゼルバイジャンではおじいさんが私に座を譲ってくれたというのに。
この国では男性が偉そうというか、男尊女卑?亭主関白?をにおいをぷんぷん感じます。Yandexタクシーのおっさんに引き続きくたばればいいのに

Church of the Holy Archangels

45分ミニバスで立ったまま到着。隣の席のおばさんが「ここだよ。ここで降りな。」と優しく教えてくれました。アルメニアの女性はいい人そう、しかも結構皆さん美人です。

エチミアジンの入口にある教会。新しいですね。

口コミ通り、普通といえば普通です。

エチミアジン大聖堂

敷地内を歩いて…

エチミアジン大聖堂です。アルメニア正教会の総本山で世界遺産
キリスト教が国教になった301年頃に建てられた世界最古の大聖堂らしいですが・・・地震で崩れ、1441年に修復されています。

改装中で中に入れません。

5年前のブログでも「改装中」となっていましたが、いつまで改装しているんですか。
改装工事をしている人なんて見掛けないし、ふざけてるんですか。

中の博物館にロンギヌスの槍があると聞いていたのですが…GoogleMapを見ると西の奥の方なので後で行ってみます。

Saint Gayane Church(ガヤネ教会)

南へ15分ほど歩いた所にある教会へ。

こちらは7世紀頃の教会。アルメニア王に殺された修道女ガヤネが眠る教会です。
とても神聖なる場所のようですが…うーんなんかもう石の教会は飽きてきました。

ロンギヌスの槍がある博物館

そしてお待ちかね。ロンギヌスの槍があるという博物館へ行ってみますが、 GoogleMapの通り進んで入ろうとすると柵があって入れないです。

結局、エチミアジン大聖堂の1番奥にひっそりと佇むこれが博物館の入口です。分からんわ、こんなの。

中のお土産屋の人に博物館に行きたいと言うと「ガイド付きの少人数ツアー制。次は20分後。」と言われました。1500ドラム(560円)を払って待ちます。

そして時間が来たので入ります。ツアー人数は10人位。前のグループがまだ2組も中にいたので人気の博物館のようです。説明はロシア語なのか、アルメニア語なのか…Google 翻訳を両方の言語で使ってみても全く訳してくれません。中南米のスぺイン後では上手くいったのですが。

どうですか。これがロンギヌスの槍とやらです。
磔にされたイエスの死を確認するために、脇腹を突いた神聖な槍ですよ。その割にはつやつやして新しくないですか。

まあ、私はファイナルファンタジーの武器に出てくるので見たかったのですが、バチカンにもウィーンにもあるそうです。この手のものあるあるです。

この中の板きれは、アララト山の山頂で見つかったノアの方舟のかけらだそうです、はいはい。←怒られる?

展示物はいっぱいあり、最後に写真を撮る時間を5分ぐらい取ってくれました。ガイドさんはその間、私にだけ英語で少し説明してくれました、っていうか英語喋れるんかい。両方の言語で説明して

聖リプシメ教会

ここから15分ぐらい東へ歩いたところに、神聖なる修道院があるというので大好きなパクチー豚肉パンを食べながら行ってみます。

618年に建てられた教会。こちらも「エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡」の世界遺産のひとつです。

昔々、それはそれは美しいと評判の修道女のリプシメは、ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝に求婚され、拒んでアルメニアに逃げてきます。しかしここでもアルメニア王トルダット3世に求婚され、拒んだリプシメは王に恨まれ投石の刑で殺されました。その埋められた場所に建てられた教会がここです。
悲しいお話だし、その後、王は修道女ガヤネにも求婚して断られてまた殺したらしいし、アルメニア王もやはりカス・・・。

地下に棺がありました。修道女だから断っただけよね、酷い、うーん絵が悲しい。

初めてドーム天井が造られた教会。中では結婚式が行われていました。

ここから更に東にもう一つ観光名所、スバルトノッツ大聖堂があるのですが、日曜日は15時までで閉まってしまったので行きませんでした。まあ、あまり興味なかったし。
やはりイギリスのとても綺麗なステンドグラスの教会を知ってしまっている身としては石だけの教会は単調で飽きると言わざるを得ません。最古なのにすまん。

同じ203番のバスでエレバンの中心まで戻って来ました。
世界遺産を堪能した1日でした。

ショッピングセンターをウロウロしてから、魑魅魍魎メンバーのいる宿へ戻ります。
もちろん明日から宿を移ります。おやすみなさい。

エレバンでツアーに参加、ゲガルド修道院とガルニ神殿へ。有名な安宿リダの家にも行く。(2023.11.4)

2023.11.4(土)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

エレバン現地ツアーに参加

10時に昨日ツアーを申し込んた車の場所に集合!
今日はおがちゃんと一緒にエレバンから自力で行きにくいゲガルド修道院を含むツアーに行きます。
5000ドラム(1860円)でした。

車は20人位乗れそうなマイクロバスですが、客は10人のみ。そこら中にツアーバスがあるから飽和状態なんだろうな…

Charent’s Arch(チャレンツのアーチ)

直ぐに1つ目のスポットに到着しました。チャレンツのアーチ。絶景が望めるスポットのようです。

すんごい快晴!

あれが聖書でノアの方舟が辿り着いたというアララト山です。
さすが世界で初めてキリスト教を国教にした国!…と思いきや、地図で見たらあの山はトルコ領なんですね。やはり国家間の問題は複雑だわ…

私は無宗教ですが、聖書に出て来るのも納得の神秘的さ。
他の山より群を抜いて高いですね。
そりゃノアの方舟も洪水時に辿り着くわ。キリスト教の人と話すと本当に信じていらっしゃいます。

十分アララト山を堪能しました。
運転手に「40分間」と言われたので40分後に車に戻って来たのですが、私とおがちゃん以外、誰も戻って来ません。海外あるある(´・ω・`)
そして多分君たち、全部兄弟。模様的に。

ゲガルド修道院

2つ目のスポットに来ました。ここがタクシーでしか行けないので、行き方を悩んでおりましたが、ツアー参加で解決です。

入口のお土産屋。キリスト教を国境に定めた4世紀に開かれた聖地、世界遺産の修道院です。入場無料。

「ゲガルド」とはアルメニア語で「槍」を意味し、キリストの脇腹を刺した「ロンギヌスの槍」が4世紀まで保管されていたことが由来らしいです。今はロンギヌスの槍はエチミアジンの博物館で保管。
(因みに他の国にもいくつもロンギヌスの槍は存在し、どれが本物なんだか・・・)

修復中の足場が放置…凄い錆びててどの位長く放置されてるんだろ。
海外ってこういうの多いな。

最も位の高い聖地です、中も神聖な場所。皆さん真剣にお祈りしてます。

巨大な岩をくり抜いて造られたというのは1番奥のここでしょうか。

裏のスポット。1200年前に洞窟を彫って造られた修道院です。聖グレゴリウスが洞窟に小さな教会を造ったというのがここかな?

それともここかな?
ツアーというので英語ガイドでもつくのかなと思ったけど、ガイドなし。運転手は英語が話せないのでさっぱり分からん。アルメニアは英語通じません。申し込む時に確認した方が良さそうです。

ここでも「40分間」と言われたのに50分後に全員集合。他の人を待たせちゃ失礼とかいう概念って、日本人以外の人には無いのでしょうか。うーん。不思議。

Symphony of Stones(シンフォニーストーンズ)

玄武岩の岩層スポットです。入場2ドラム。
柱状節理と呼ばれる自然現象で、マグマ等が冷却凝固したり、地殻変動などによって岩体が柱状になったもの。玄武岩質の岩石によく見られ、六角形になることが多いのだそうです。

6角形の石が連なり頭の上に落ちてきそう。
地面を見たらいっぱい落石してるし。見上げると結構恐い!

1番奥まで行って戻って来ました。30分位歩いて結構いい散歩道です。

ここも見学40分間と言われたけど、全員集合したのは60分後。はいはい、慣れました、慣れましたよ。

ガルニ神殿

車で5分の直ぐ横がガルニ神殿です。1,500ドラム(560円)。
さっきの入場料と違い過ぎて、ちょっと躊躇する高さ。

キリスト教が伝来する前の1900年前に建てられた唯一の異教徒の建築物だそう。
多神教を崇拝する古代ギリシャのイオニア様式の建築物。

うーん。1976年の大地震で倒壊したので、これは修復されたもの。新しすぎて面白くない。中も何もなし。
皆さんセルフィー撮りまくりでただの映えスポットでしょうか。

昔の教会跡も。

神殿の北西にあるローマ風俗風呂。1900年前の床のタイルのモザイク画など面白いです。

ツアー終了。3時に終わると聞いていましたが、全ての集合時間が全部10分以上ズレたため、16時に元の場所に戻って来ました。
マサさんは3回もツアーに参加したらしいけど、私とおがちゃんは「う~ん。もういいかな…」って感じ。

人の嗜好はそれぞれ。ツアーってそこに辿り着くまでが楽過ぎて面白くないかも。自分は目的地にローカル移動で苦労して辿り着くのを、ドラクエのダンジョンをクリアするかの如く楽しんでいることに気付きました。

風呂も入らず丸2日間の峠道をミニバス移動で辿り着いた、あのエクアドルとコロンビアの国境のイピアレス、ラス・ラハス教会は感動でしたもの。

地下鉄チャレンジ

夕方ですが、まだ宿に帰る気分にならず、アルメニアの地下鉄に乗ってみます。

VISAタッチは使えず窓口でトークンを購入するタイプ。100ドラム35円

ジョージアとデザイン一緒。深く潜るのもエスカレーターがびっくりする程速いのも。

電車すぐ来ました。4両しかないですが混んでないです。

Sasuntsi David駅、Yerevan railway stationの鉄道の駅直結の駅で降りました。
GoogleMAPで見てカフェ&美術館があったので行ってみます。

Lusik Aguletsi House-Museum and Art Cafe

こじんまりしていて一般の家を改装した感じでしょうか。ルシク・アグレツィの家博物館となっています。

先にこのホラーちっくな絵が並ぶ3階を一人で見ちゃったけど…本当は2階で受付して2階の展示物から見るみたい。
2000ドラムと言われたのでやめておきました。後日もっと大きい国立博物館の方へ行こう。

リダの家

この鉄道駅の近くには、先人たちがブログで紹介してくれている、リダおばあちゃんが格安で泊めてくれる宿があるとのこと。予約サイトには載っていません。興味があるので行ってみます。

この白いドアを勝手に開けて入るらしい。勇気を出して中に入ると…

リダおばあちゃん、居ました。「ジャパニ!」と凄く温かく迎えてくれました。
しかし、しかし、ごめんなさい、ごめんなさい。
部屋を見せてもらうと、女性専用部屋にはベッド3つあって、先にいたロシア人女性が荷物を置いて3つとも使っています。そしてその方の服装が汚れていて場末感が酷い。
ブログにも記載されていましたが部屋やキッチンもお世辞にも綺麗とは言えません。ここは安さとリダおばあちゃんとの交流を楽しむ宿のようです。

おばあちゃんに丁寧に断って出てきました。昔は日本人がたくさん宿泊していたようですが、中国人っぽい男性が一人いるだけで日本人は誰もいませんでした。

宿に戻って、スーパーで大好きなサーモンを購入して焼く…

わーん。魚は干物でした。塩辛い!塩分摂りすぎで病気になりそう。失敗!!
チーズも按司が薄く美味しくありません。ビールは美味しいです。

ツアーはもうやめ、明日は自力でエチミアジンへ行きます。
おやすみなさい。

アルメニア人大虐殺の歴史ジェノサイド博物館へ。その後、高級アルメニア料理に舌鼓。(2023.11.3)

2023.11.3(金)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

今日は天気予報が雨なので屋外の観光はやめて、アルメニア人大虐殺の歴史、ジェノサイド博物館に行ってみます。

ジェノサイドとは

ジェノサイドとは特定の民族を狙った大虐殺のことです。
よく聞くホロコーストはジェノサイドの一部であり、ナチスドイツによるユダヤ人に対する大規模な虐殺を指します。

これまで行ったことあるジェノサイド博物館はカンボジアの首都、プノンペンにあるトゥールスレン虐殺博物館。
割と最近だったのと、血の跡や拷問器具、カンボジア人の死ぬ直前の写真の展示がたくさんあったことで非常に生々しく、感受性豊かな20代だったこともあり行った後は2週間~1ヶ月位は鬱でした。
しかしこういった間違いの歴史は知らなくてはいけないと思うので、この手の博物館には行くことにします。

Karen Demirtchian Sport/Concert Complex(コンサートホール)

例のごとく100ドラムで近くのコンサートホールまで来ました。

階段が急でしんどい・・・ここはエスカレーターが入っている建物は休止してるみたいです。はぁはぁ。

アルメニアは地下水が豊富に湧き出て来るらしく、街の至る所にこういった出しっぱなしの水飲み場があります。出しっぱなし!贅沢!
アルメニアは世界で数少ない水道水が飲める国、と聞いたので水道水を飲んでいます。ネットによって情報がマチマチですが、毎日水道水でも私のお腹は相変わらず健康そのもの。ペットボトルの水を買わなくて済むのでゴミが出なくていいなぁ。

コンサートホールの裏。
うーん。あまりおしゃれじゃないなぁ。しかもひとっこひとり居なくてまるで廃墟のよう・・・
このまま進みます。

ジェノサイド博物館を示唆する像でしょうか。

無人だし、野良犬いるしホラーちっくな道をひとり進みます。
まあ地元の人は行かないですよね、この博物館。

ツィツェルナカベルト

ツィツェルナカベルト、アルメニア人大量虐殺の追悼モニュメントが見えてきました。

中は静かに慰霊の炎が燃えています。厳かな雰囲気です。

アルメニア人大虐殺は、第一次世界大戦中にオスマン帝国(現在のトルコ)の政府によって実行されたとされています。オスマン帝国政府がアルメニア人の民族主義運動や独立志向を抑えようとしたとか、オスマン帝国がイスラム教でアルメニアがキリスト教なので宗教的にも対立していたとか・・・原因は複雑だそうです。

ここで偶然、昨日一緒に飲んだO原さん(おがちゃん)と会いました。一緒に博物館へ行きます。

GoogleMapには載っていないのですが、ここから西に行ったところの地下に、ひっそり目立たないジェノサイド博物館の入口があります。無料。

中は撮影禁止なので写真はありませんが、展示は主に親を殺された孤児の写真や、これを題材にした映画のシーンなど。カンボジアのように生々しい展示はなかったです。あそこは虐殺が行われた現場を博物館にしてますからね・・・
しかしこれも19世紀末~20世紀に行われたことで、強制移住と虐殺による死者が100万から150万人というのは相当なものです。原爆の死者数の何倍もの人数。
トルコはこの歴史的事実を認めていないそうで、それで両国は国交を断絶しているのです。

うーん、トルコは今後行く国で楽しみにしていたのですが、嫌いになりそう・・

帰りのバスはミニバスでした。
満席だとこの料金置き場に座ります。おばちゃんが3人腰かけててぎゅうぎゅう。
ミニバスも1ドラム、料金は降りる時に払います。

ゲガルド修道院へのツアー申し込み

バスでエレバンの市内へ戻って来ました。
ゲガルド修道院への行き方がタクシーしかなくて色々調べていたのですが、昨日一緒に飲んだマサさんが「そこら中に停まっている車にポスターを張ってあるツアーが安い。」と聞いたので、ツアーバス探し。バスを降りて目の前にそんな車がありました。

探さなくてもツアーの車はそこら中にありました。どこも値段は一緒。

このゲガルド修道院を含む4か所を回ってくれるツアーにおがちゃんと申し込みます。
10時~15時までで5000ドラム(1860円)。安!

Jijil Restaurant

せっかくなので、おがちゃんとアルメニア料理を食べに来ました。
シェフが外に出てる、オープンキッチンのおしゃれなお店

サラダ。これはバストルマという生の塩漬けの牛肉をスライスしたもの。めっちゃ美味しい!

アルメニアの茶色い平らな麺、アリシュタと巨大ヒンカリを揚げたもの。
全部、全部めちゃめちゃ美味しかった~代金は一人3000円を超えてましたが、たまには贅沢しないと旅は面白くないもんね。

アルメニア・・・インテリアショップもおしゃれだなぁ。
もうインテリアの仕事を辞めてから1年近く経ちます。やはりこういった家具やら建築を見るのが好きで、早くまたインテリアや建築の仕事をしたくてたまらないのですが、この仕事を辞めたタイミングでしか世界は回れないので、もうちょっと世界一周を続けます。

エレバンでまたも断水、トビリシの宿で出会った旅人2名と再会(2023.11.2)

2023.11.2(木)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

おはようございます。
西暦301年にキリスト教を世界で初めて国教にした国、アルメニアにやって来ました。
ここには世界最古のキリスト教教会もあるので楽しみです。
近所のアゼルバイジャンやトルコはイスラム教ですが、こことジョージアはキリスト教の国です。

Kenut Hostel

そしてなんと!本日もトビリシに引き続き断水。
いつも朝にシャワーを浴びますが、昨晩は寒かったのでホットシャワーを浴びていて助かりました。
しかし顔を洗ったり歯を磨いたり出ません

同室の中国人の女の子。話し掛けたけど会話なし。

宿のオーナーがでかいボトルの水を10個追加で買ったというので、それで凌いで何とかこの宿にいることにします。2泊分の料金を払っちゃってるんですよね。
ここは3ヶ月前からオープンしたそうですが、初めての出来事だそうです。
水難の相でも出てるんかな・・・・

宿のオーナーはつるんと綺麗な肌で禿げていますがいい人だし、奥さんはめちゃめちゃ可愛くて、毎日水回りをすごい綺麗に掃除してくれています。
どうか断水が夜までに治っていますように。

ホステルから1番近いコンビニ。魚の干物の置かれ方が雑です。
ジョージアでも魚はこんな置かれ方でしたが、衛生的に大丈夫なんかな。

アルメニア、エレバンの歴史

近所の旧ソ連時代を感じる建物。ソ連には行ったことないですがイメージで。

エレバンアルメニアの首都ですが、1918年のロシア革命後、とても小さな村の集合体だったのに首都に指定。その後1920年にソ連が統治してから急激に都市開発が進んだため、写真のような新しい建物がいっぱいだそうです。隣のジョージアは、今にも崩れそうなボロボロの廃墟だらけだったのに。

ジョージアのUZUハウス

ジョージアとの比較。頑張れ!ジョージアの建物。

Cascade Complex(カスケード)

ジョージアのタクシーアプリはBolt!だったのに、ここではスタン系の国で使えたYandexが使えたので、試しにYandexGoアプリを起動させたら全てのバス経路が出ました。楽ちん。

宿のWi-Fiを見ると近くのバス停から18番のバスで町の中心近くまで行けそうです。
バスは大型もミニバンも100ラリの現金払い。大型バスは先払い、ミニバンは後払いの謎システム。

カスケードという巨大階段に来ました。1980年に完成したらしいので、これもかなり新しいです。
あっ・・・・!あれは・・・

南米のコロンビアでいっぱい見たボテロ再び。こんなとこまでなんで??

お前、全く同じのがいたよね、メデジンに。懐かしい。
南米を旅していたのは3月頃。しかし昨日のことのように思い出されて不思議な気分になりました。

この階段を登るのか・・・とちょっと目眩がしましたが、左の端の入口から中に入るとずっとエスカレーターが続いています、良かった。
しかも中は近代美術館のような展示があっておしゃれ。

所々、外にも出れます。進撃の巨人??こえーよ。

1番上まで来るとジョージアにもあった女神の像が見えました。こちらはジョージアのとは違って盃は持っておらず、剣だけです。真面目ですね。
元々スターリン像があった場所に建てられたそう。共産党からの独立。

芸術的なカスケードの広場を後にします。

ソ連加入50周年記念オベリスク

ここから更に上にも行けます。こんな工事中のような不安な階段を登ると・・・

2000年設立のソ連加入50周年記念の塔。これしかないですが。

ここからの景色。下も工事中のようですが途中で止めちゃっています。
このまま放置でもいいんですかね。

エスカレーターで降りて来ました。わはは、お前誰やねん像にハトがとまっていてシュール。
これはエレバンの街をつくったタマニャンです、タマニャンって名前かわいい。

オペラ座のエレバン歌劇場を通過。

アルメニアのSIMカード購入

ここから街中まで、ノーザンアベニューという歩行者天国のような道を通ると1本道で行けます。
VIVA-MTSという通信事業者を発見したのでSIMカードを購入。5Gで2000ドラム(770円)。
結局、e-SIMの方が高いので各国ではSIMカードを購入しております。e-SIM用にスマホまで買い替えたのに(;^ω^)

共和国広場

歩いて共和国広場へ。アルメニアではこの赤い凝灰岩が採れるので、こんな赤い建物が多いです。

ここが1番エレバンの中心でしょうか。かつてはレーニン広場だったそうです。すんごい人いっぱい。

黒い石のホテルもあり。これはかっこいい!

Coffeeshop Company Yerevan

実はエレバンで人と待ち合わせしております。
トビリシの宿で一緒だったO原さんという方なんですが、オーナーに
「さっきエレバンに行くって出て行ったんだけど、帽子忘れてるからエレバンで渡してあげて。」
と頼まれたんです。

オーナーに連絡先を教えてもらい、彼がこのコーヒーショップにいるというので来ました。到着2日目からカフェでのんびりなんておしゃれな方ですね。私もあやかってカフェオレを。2150ドラム(830円)で物価は日本と一緒位かな。

彼とは宿では挨拶位しかしなかったですが、お互いここで旅情報など交換。
若く見えたけど35歳で元サッカー選手。トビリシの宿が暗すぎて初めて顔をよく見ましたが、背も高く爽やかイケメン、行動もめちゃめちゃスマートです。あーた、こんなとこで無職で何してんの??

Foodetory Food Hall

そしてもう1名、トビリシの宿で私がチェックインした日に鉄道駅まで見送ったマサさんとも待ち合わせしております。マサさんが「アルメニアの物価が高いのでフードコートがいい。」というのでここへ。
2階がフードコートで1階がスーパー。ビールが置いてなかったので、スーパーのビールを持ち込み。

しかしここは安いのになぜかガラガラです。ほぼ貸し切り状態。
アルメニア人の皆さんは、外のあんなおしゃれで高いレストランで毎日食事しているのでしょうか。
ペットボトルのビール込みで一人800円位でした。

1週間先にエレバンに来ていたマサさんの観光情報や旅の考え方など、話が盛り上がりまくりで2軒目へ。
マサさんは明日、またジョージアへ戻るそう。
バナナジュースは、さすがに東南アジアのようには美味しくないな・・・

名残り惜しいですが、22時になったので帰ります。
この時間帯位にバスが終わるのか全然バスが来ない・・・(´・ω・`)

やっと来たバスも貸し切り状態で、エレバンの終バスは早そう。

しかし、O原さんが帽子を忘れたおかげで、こんなところで3名で再会出来て楽しかった~

明日は曇りのようなので、博物館へ行きます。ジェノサイド博物館です。

ジョージアのトビリシからアルメニアのエレバンへ陸路移動、えぐい宿のメンツ(2023.11.1)

2023.11.1(水)
1ジョージア・ラリ≒55.3円
1アルメニア・ドラム≒0.37円

おはようございます。本日はアルメニアのエレバンへ移動します。
ジョージアにはまた戻って来て、後日ゆっくり回ります。

アルメニアに入るとナゴルノ・カラバフ紛争の影響でアゼルバイジャンには入れなくなり、アルメニアとトルコはアルメニア人大虐殺の影響で国境を断絶しているため、アルメニアからトルコには入れません。アルメニアはイランとも国境を接していますが、イランに入ると敵対しているアメリカにESTAで入れなくなります。なのでアルメニアに行ってもジョージアに戻るしかないのです。
国際問題の勉強になりましたか。

(追記・後に私はイランに入りましたが。もちろんESTAは無効になりました。)

ジョージアのトビリシ→アルメニアのエレバンへ移動

移動経路は4つあります。

①トビリシ中央駅から鉄道で移動:120ラリ位(等級による)
②トビリシ中央駅から乗り合いタクシーで移動:50ラリ
③地下鉄Avlabari駅からすぐの乗り場から乗り合いタクシーで移動:50ラリ
④オルタ・チャラバスステーション(CENTRAL BUS STATION)からマルシュ:40ラリ

①→②→③の順にチャレンジし、最終的に③の経路で辿り着くことが出来ました。

①トビリシ中央駅から鉄道での移動

宿泊しているBlueHostelのほぼ目の前が鉄道駅なので、最初鉄道で行こうかと思っていたのですが、鉄道予約のHPを確認したら・・・
トビリシ→エレバン行きの鉄道はコロナ以降、奇数日しか運航しておらず、31日がある月の次の月の1日は運休となっておりました。3日まで待てないので諦め。
しかも120ラリって!以前の金額からすると凄い値上げです。後日乗った人の感想を聞くと、狭いし寒かったとのことで選ばなくて良かったです。

②トビリシ中央駅から乗り合いタクシーでの移動

ここが鉄道駅ですが、ここから乗り合いタクシーも出ているとのことで10時に来てみました。
窓口に「エレバン」と書いた紙が挟まっているこの車、マルシュに見えますが、乗り合いタクシーです。7時から2時間置きに出発とか言いつつ、6~7人集まらないと出発しません。
コロナ前は1日5本稼働していたそうなのですが、1時間以上待っても私以外誰も来ません
タクシーのおじいちゃんに凄い悪いと思いつつ、謝って別の乗り場へ移動することにします。
おじいちゃんも「そりゃそうだよね。」といった態度でした。

③地下鉄Avlabari駅からすぐの乗り場から乗り合いタクシーで移動

宿のオーナーやジョージア在住の方に「②からは最近ほとんど運行していない」と聞いていたので想定内でした。
宿がある鉄道駅のすぐ横の地下鉄Station Square駅からAvlabari駅へ移動し、上記の地図の地点から乗り合いタクシーに乗ります。

アルメニアの国旗を掲げたベンツがいっぱい停まっているのですぐ分かります。
12時15分に着きましたが、出てしまったところのよう。

この看板の会社が運営しているようです。この建物内にトイレと待合室があり中で待てます。
ジョージアのおっちゃん、渋いね。

12時50分。
30分ちょっとの待ちですぐに7人集まりました。
これはマルシュじゃなく、タクシーなので中の座席がかなりゆったり、窓ガラスは遮光シートが張ってあるし楽ちん!ドアの内側もふかふか仕様なんです。
④の経路は安いですが、そこへ行くまでの移動が不便なのとミニバンなので、この③の経路がお勧めです。

ジョージアとアルメニアの国境

13時50分。1時間で到着。
ジョージアの出国はすんなり終わりましたが、アルメニアの入国審査ではホテル名、電話番号など色々聞かれました。他の人に聞くと「そんなことなかった。」と言うので、審査官に寄ると思います。

ジョージア、アルメニアのイミグレの間に免税店が。そう言えばパナマとコスタリカ間にもあったな。久々に見ました。カザフ辺りの国境は殺伐としていましたので。

ここで待てど暮らせど乗り込んだ7人メンバーのうち、男性陣2名が全く出てきません。アルメニア入国時に「ビザないの?」とか揉めてるなぁとは思っていたのですが・・・
凄く感じのいい中東系の男性2名だったので、どこの国の人だったのか聞いておけば良かったな。
暇なのでトイレに行ったり、ATMでお金を下ろしたり。

15時過ぎ、結局、1時間以上待っても2名は出て来ず、置いていくことに。
7名で来ましたが、5名に減って出発です。
2名はアルメニアのビザを持っていないので入国出来なかったようです。ジョージアに戻ったんだろうな・・・私と、一緒に乗ったこの中国人の女の子はビザなしで入国出来ました。
世界最恐パスポート持ちの日本人の私はもちろんビザ不要です。

で、ただでさえ1時間以上待ちぼうけをくらったので、八百屋があるからって車を停めないで欲しいんですが。

中国人の女の子が、乗客全員に柿を買ってくれました。なんていい子なんでしょう。(ゲンキン)
感じいいか悪いかは出身国ではなく、「人に寄る」ってことですね。

アルメニア国境→エレバンのCentral Bus Station

この通り、トビリシからエレバンまでは6~7時間掛かるんです。
国境での1時間のロスは痛い。

遅れているのが分かってか、タクシーの運ちゃんもビュンビュン他の車を抜かしながら飛ばします。国境からはくねくね山道なんですが、そこを平気で一気に対抗車線越えの3台抜かしとかするので生きた心地がしませんでした。ああ、メンバーがちゃんとすぐに入国出来ていたらこんなことには・・・(;^ω^)

国境を越えてすぐ、凄い廃墟だらけの村を発見。ホラーちっくです。
調べたら銅坑のアラヴェルディという町で、2018年に鉱山が閉山となってしまったのでゴーストタウンになったようです。ロープウエイも故障したまま止まっています。まるで軍艦島みたいですね。

近くには世界遺産の修道院もありますし、廃墟だらけのようで興味があったのですが、現在はこの町からトビリシやエレバンへ行くマルシュが出ていないようなので諦めます。

17時。さすがに1度トイレ休憩。綺麗なスーパーのトイレが無料で使えました。
アルメニアって先進国なん?

スーパー横のパン屋でパンを買ったらこれが美味しい!クリームチーズにラムレーズン。しかも安い。

遠くに山脈が見えます。もしかして、あれがノアの方舟が辿り着いたというアララト山でしょうか。

エレバンのCentral Bus Station

18時40分。やっと到着しました。もう夜ですよ。
タクシーのおっちゃんにつかまり、同じタクシーだった中国人の女の子がここから宿までの金額を聞いていましたが、ボリボリの、ぼりぼり金額で女の子発狂w
近くにSIMカードが売っていないか聞きまくりましたが英語が全く通じないので諦め、ここのレストランでWi-Fiを借りてYandexタクシーを呼びます。

中国人の女の子が困り果てていたので、Wi-Fiのパスワードを教えてあげ、「Yandexタクシーを呼べ」と教えてあげました。でも彼女はアルメニアの現金を持っていないので、今から両替屋を探すそうです。私は国境でお金を下ろしていて助かった~。

Yandexタクシーのおっさんとトラブル

Yandexタクシー、1台目は2分待たせただけで、見つけて駆け寄ったのに「俺違う。」と言いながら退散。なんで?!車のナンバー合ってるのにっ

2台目のおっさんは、勝手に同じ方向の自分が知ってる有名ホテル名をGoogleMapに入れて発進。
大きなホテルの前で停めて「ここだ、降りろ。」と言うので「ここと違う。」と言うやり取りを何度もしていたらキレ出しました。
「SIMカードを持ってないから、Wi-Fiを貸してくれたらYandexアプリで正しい終点地点を示せる。」と言っても、英語が通じないので「ホテルの電話番号を言え」しか言ってこない。
降りようかと思ったけど、GoogleMapのGPSで見るとホテルまでかなり通そうだし、私にはWi-Fiがないので詰みます。

結局、Booking.comの予約画面のホテルの電話番号におっさんが電話して住所を聞き出し、間違えていると気付いたのか「Sit Down!!」と外で立っていた私に凄い剣幕で怒鳴ってきました。なんでやねん。
ホテルまで行ってくれるようですが、ずっーーーーーと私に向かってアルメニア語で何か怒鳴ってきます。更に変なところでUターン&急ブレーキ急発進で凄い粗い運転です。

ホテルに無事到着してからもずっと何か私に怒鳴っています。私がアプリで場所を入れ間違えたのかと反省し、ホテルのWi-Fiに繋げてからYandexタクシーアプリの履歴を見たら、私は合ってました。

・・・・

く●ばれ、くそジジイ!!

Kenut Hostel(ホテル)

カスタクシーから電話がかかってきていたので、Hostelのオーナーが心配して外で待ってくれていました。

「彼は何をあんなに怒っているんだ??」
オーナーも不思議そうです。知らんがな。
この件のせいで一気にアルメニア人のじじいが大嫌いになりました。

Hostelは3ヶ月前に出来たばかりでとても綺麗です。ドミとは思えない扉の重厚さ。
1泊3,400ドラム(1,300円)と高めなのですが、他の1,000円前後のドミの口コミが「汚い」「臭い」表記だらけだったので、新しいここにしました。

キッチン、シャワー、トイレとも1階にも2階にもあり、しかも凄いシステムキッチンです。
オーナーと美しい奥様とかわいい小さな娘さんも、ここに一緒に住んでいます。
3泊したら洗濯は無料。

ドミは女性専用4人部屋。
先にアルメニアに来ていた人から「アルメニアのドミも、下の段のベッドは全てロシア人で埋まっている。」と聞いていたのですが、ここも下は若いロシア人女性。私は上の段。

ここはあなたの家ですか。
しばきますよ。

なんなんでしょうか。この散らかし具合。
4つあるロッカーも、2つはこの女性がパンパンに服を入れています。靴と服とスマホカバー、一体どれだけあるんですか。そしてこれだけ散らかして住むなら個室を借りろよっっ

そしてもう1つの下の段は若い中国人女性、こちらも住んでいるのか?ロッカーの上の段を全て食べかけの食料や飲み物で占領。
ずっと1日中ベッドにいてスマホ三昧。買い物と食事以外、外に出ません。
そしてだらしないロシア人の女の子が部屋から出入する度にドアを開けっぱなしにするので、「ううぅーーん!!」と叫びながら凄い勢いでドアを閉めます。

ドアにあたらず、直接注意しろよっ毎回うるさいねんっ

そしてロシア人の女の子は、外人あるあるで、ずーーーっと夜まで部屋で動画で誰かと通話しております。ずっとです。

喋るなら、部屋の外でしろよっ

この宿・・・Hostel自体はとても綺麗でいいのですが、同室のメンツが前途多難過ぎます。
明日からも大丈夫でしょうか。

この日は遅いので、手持ちの米を炊いてふりかけをかけて食べて寝ました。
ふりかけ万歳。しかし不安なまま夜が更けていきます。

ジョージアのワインに溺れ公園で爆睡、ローカルフードが美味し過ぎ(2023.10.29~31)

2023.10.29(日)
1ジョージア・ラリ≒55.3円

Blue Hostel

おはようございます。BlueHostelの朝です。ここは洗濯は無料です。
中庭は近所の人らと共同で使うのがジョージアでよくあるスタイルだそう。

ここはかなり古い建物の傾いた2階の廊下に2段ベッドがいくつか置いてあって、そこがドミトリーとなっています。ベッド前に大きなタンスが置いてあり、服も掛けられますし、各ベッドにカーテンも付いているので、個室っぽく使えます。

汚くてすいません。
このホステルの1番いいドミのベッドが空くというので、昨日からそっちに移っております。
写真は窓がなく鬱蒼とした雰囲気ですが、上の段のベッドの登り口は反対側なので、この床や空間をプライベート空間として使えるのは快適。
16ラリ(885円)。

キッチン。
オーナーさんは毎日綺麗に掃除されていますが、いかんせん古さは否めません。
あと安さのせいか、宿泊しているメンバーもバラエティー豊か。
鬱気味のエラそうなウクライナ人のおっさん、ネコをキャリーケースにずっと閉じ込めているアメリカ人のおっさん、大量の家財道具をドミに持ち込んで暮らしているジョージア人のおばさん・・・全員長期滞在者でここで暮らしており、クセが強く態度がデカイです。

近所の総菜屋でお惣菜を購入しました。

これ3パックで10.9ラリ(600円)。
魚を揚げたやつが美味しいです。お魚はこちらでも高いそうですが、リピ確定。他のレバー炒めなどの総菜はガーリックの味が強過ぎ。ジョージア人はガーリック好きなのか?!
そしてスーパーで地元のビールも購入。ジョージアビール、かなり美味しいです。

そして、今日も朝から水圧が足りなくてシャワーのお湯が出ません
今・日・も・かい!!
そしてシャワーを浴びないと出掛ける気がしません。
しかし、昨晩ウズハウスで出会ったMさんと夜ご飯の約束をしているので、それまで個室風ドミのベッドでゆっくりします。

昨晩のウズハウスでは、いい出会いがありました。
なぜか凄いストレスフルなのにインドに2年近く住んでいるN子さん、様々な職業を経て、現在カウンセラーをしているMさんと女3人で話が盛り上がりました。お二人とも30代です。
残念ながらN子さんは昨晩「もっと早く出会いたかった、楽しくて帰りたくないー。」と言いつつインドに帰ってしまわれたのですが、Mさんはあと3週間トビリシでアパートを借りているとのことで、一緒に夜ご飯に行くことになりました。

Machakhela(レストラン)

最初、ガイドブックにも載ってるジョージア料理の有名店のChuriへ行く予定でしたが、オーナーが「鳴っている音楽が大き過ぎて全く会話出来ない。」と教えて下さったので、オーナーお勧めのMachakhelaというお店にしました。
両店ともBlueHostelからは歩ける距離です。

ジョージア料理、めっちゃ楽しみ!

まずはビールで乾杯。うぉぉぉー。久々のタップビール!!
しかもすんごい量です。これでたった6.5ラリ。
美味しい、安い、嬉しい、ジョージア最高!(*ノωノ)

そして念願のシュクメルリ
松屋でやっていた時は期間限定で食べれなかったのですが、ファミマの「お母さん食堂」で購入して食べたことがあります。その時はどろっとしたニンニククリームソースにチキンとさつまいもが入っていたのですが・・・これは水っぽくてシャバシャバですね。
しかもニンニク何個入れてんねーーんっっ!!
激しいニンニクの味しかしません。舌が痛い。チキンは骨付きで、さつまいもの姿はなし。

そしてきのこのオイスターソース炒め。
ぱくっ。

・・・

ゲホッ、ゲホッ、ゲホホーーーッ!!(≧◇≦)
ニンニク、何十個入れてんねーーーんっ!!
口に入れた瞬間にニンニクの刺激でむせました・・・恐るべし、ジョージア料理。

近くの席でバースデーパーティをしている人らがケーキを分けて下さいました。
日本ではこういうのないかもな。

Mさんはさすがカウンセラーだけあって、めちゃめちゃ相手の会話を聞き出すのがうまく、会話が凄い楽しい!是非また会いたいと思える人。
これまで海外で出会った30代の人らが50歳の私の職業や人生に興味がないのは当たり前なので、自分のことを話す機会もあまりなかったですが、お互いの人生について深ーーーい話がいっぱい出来ました。

生ビール大2杯の後、3杯目以降はこの店のホームワインをワインタワーで頼む。この量でたった12ラリ。ジョージア、ワインの名産地だけあってワイン安!!
しかしこの量は全然飲みきれませんでした。当たり前。

そしてお店を出てMさんと別れたら・・・宿まで徒歩9分ですが、一歩も歩けません。
近所の公園で少し寝てから歩いて帰りました。
これは大反省です。楽し過ぎて自分がそんなにワインを飲めないのをすっかり忘れていました。
空港で爆睡大学院生のことを言えたもんじゃありません。恥ずかしい。きっと彼もジョージア最終日が楽しくてこんな状態だったのでしょう。
ちなみにジョージアは治安はいいと思います。中南米は公園で寝てたら殺されそうな雰囲気でしたが。かと言って日本でも駄目ですね、公園で寝ちゃ。


2023.10.30(月)

次の日、当然ですが、朝起きるとめちゃくちゃ気持ち悪いです。
Mさんと連絡を取ると、彼女も昨晩は店を出てからの記憶が全くなく、気が付くとその辺を歩いていた女性に心配されてタクシーに乗せられてアパートに着いたそうです。
この日はお互いグロッキー過ぎて、丸1日寝てて何もしませんでした。

更に気持ち悪さに追い打ちを掛けるかのように、宿が昼から断水になりました・・・
はぁ?私、このホステル4日目にして、まだ1度もここでシャワーを浴びてないんですが(´・ω・`)

オーナーが近所の知り合いにシャワーを借りれないか聞いてくれましたが、この付近一帯が断水していて無理でした。ジョージアでは頻繁にあるそうで、これまで最大どの位の期間断水したか聞くと「48時間」と。

絶望・・・


2023.10.31(火)

おはようございます。
昨日はペットボトルの水で顔を洗い、歯を磨く絶望の1日でしたが、早朝に断水が終わり、宿で初めてシャワーを浴びれました。日本のインフラが恋しいです。

いつのも総菜屋で総菜を買ったり、市場で野菜を買う元気も戻ってきました。
キュウリとトマトで20円です。そしてこのチェリー入りヨーグルトが激ウマ過ぎて毎日食べております。

やっとさっぱりした気分で近所の市場を散策。

トビリシの地下鉄

宿の近くは鉄道駅、地下鉄、バスターミナルがあり街の中心からは離れていますがなかなか便利な場所です。地下鉄の入口はここ。ごちゃごちゃが凄すぎて探すのが大変。

本日は趣味の地下鉄チャレンジ。VISAタッチで乗れるので便利。日本もそうしたらいいのになぁ。
地下に深く潜るのは旧ソ連の国はどこも同じ。そしてジョージアだけびっくりする位エスカレーターの速度が速い!!乗り降り時だけゆっくり動く・・・とかないので、足が持っていかれそうで激怖です。
バスと同じ1.5ラリ(85円)。

アゼルバイジャンと違い、撮影可。

んがーーーっ
この人口にこの階段や広さのホームはおかしいでしょう!!
人だらけで全然階段を登れません、完全なる設計ミスですね。

Mother of Georgia

本日もMさんと、ウズハウスにいた男性Nさんとの3人で待ち合わせです。
街の中心の丘の上まで徒歩で散歩していると言うので、私も来てみました。私は歩きたくないのでこのケーブルカーで一気に登ります。VISAタッチが使え3ラリ。

これがジョージアのシンボル、Mother of Georgiaです。街のいたるところから見えますが・・・

丘に登ると背中しか見えんわ。
右手に剣、左手に盃。
「戦う?それとも飲む?」ってな感じでしょうか。酒好きジョージアなので。

正面。何か分かりません。シュール。丘の下からちゃんと見ましょう。

景色はとても綺麗です。
ここでMさんらと合流出来ました。

女神像の下のカフェでコーヒー。トルココーヒーは粉っぽくて美味しくない。

Mapshalia(レストラン)

女神の丘を降りて、地下鉄で2駅。
老舗の安くて美味しい、ローカルご用達のお店Mapshaliaに来ました。半地下です。

男性も入れて3人なので、かなりオーダー出来ました。これは嬉しい!
ジョージア料理がてんこ盛りです。どれが何か覚えてないけど・・・チキン・豚・牛と全部あった気がする
牛肉のスープがハルチョー。

そしてこのヒンカリが1番美味しかった~
これもジョージア料理の定番ですよね。シグナギで食べたヒンカリはピザみないなやつだったから嬉しい!中のチーズとバターと生卵をぐりぐり混ぜて食べます。パンもほわほわ。

お腹いっぱい、美味しくて幸せな気持ちで街を歩くと、ハロウィンで仮装する人らで盛り上がっています。

これは仮装ちゃうよね・・・撮っていいか聞くと大喜び。

ジョージア在住のNさんにおしゃれなカフェコートに連れて来て頂きましたが・・・
うるさい場所が苦手なのよね。仮装を見るは楽しかったけど。

明日はアルメニアに移動するので、私だけ先に帰ります。
宿の近くは夜はこんなに無人。
おやすみなさい。

ジョージアのシグナギから首都のトビリシへバス移動、自国が戦争中の人々と飲む(2023.10.27~28)

2023.10.27(金)
1ジョージア・ラリ≒55.3円

いよいよ、行ってみたかった安かったと噂の国のジョージアの首都へ移動します。
松屋でシュクメルリが流行ってから興味深々なんです。

ラスト・シグナギ

おはようございます。本日もTemuka Guest Houseのテラスからの景色は綺麗です。

シグナギ、お昼位のバスで出ようかと思いますが、することがもうありません。
散歩でもしましょうか。

市場へ行ってみます。建物の1室だけ。市場というかお土産屋かも。
これ、よく見るんですがトゥクラピという果汁を固めたシートらしいです。

これは最初ロウソクかと思いましたが、チュルチヘラというクルミなどのナッツを果汁と小麦粉を混ぜたものに浸して天日干ししたもの。グミみたいな食感らしいです。味見してみましたが、うーん。小麦粉と水とクルミって感じの味(´・ω・`)

街に1軒だけあるスーパーで朝ご飯購入。パンだけはめちゃめちゃ安いです。味もそれなりですが。

さよなら、シグナギ。
宿をチェックアウトする時、おばあちゃんがジョージア語でいっぱい何か言いながら抱きしめてくれました。ちょっとうるっありがとう、おばあちゃん。どうかいつまでもお元気で(*´ω`*)

シグナギ→トビリシ

バスはシグナギのバスターミナルから、朝の7時から2時間おきに出ています。
こんな感じの15人乗りのミニバン。
13時のバスに乗りました。10ラリ(550円)。
またも中国人B子グループ5人と一緒でした、車内でもうるさい

Navtlugi intercity Bus Terminal(トビリシからの到着地点)

2時間であっという間に到着。

トビリシからのバスの到着地点はここ。街の中心からはちょっと離れています。

GoogleMapを見ると目の前に地下鉄の駅があるけど、入口が全く見つけられなかったのでバスでホテルまで行きます。タッチ式のVISAカードで乗れました。1.5ラリ(85円)。

Tbilisi Central Railway Stationで下車。市場がいっぱいある駅みたいですね。

かなりの数の市場がずっーーーーと続いています。自炊すれば日々の食材が安く買えそうな賑やかなエリアです。

Bule hostel(日本人オーナーの宿)

ジョージア在住の日本人男性が経営しているホステルにしました。
Booking.comで予約したら「若い人向けのドミですし、10人でバス・トイレ1室しかなく女性はいつも文句を言ってますが大丈夫ですか?」と連絡を下さいました。
この日はドミは取り敢えずシングルに宿泊して様子見。シングルは31ラリ(1,700円)

キッチンに行くと、早速アルメニアエレバンに出発するところだと言う日本人男性のMさんと出会い、長々と喋ってしまいました。
Mさんは昼間、ここから出るエレバン行きのシェアタクシーが何時間待っても全く人が集まらなく、本日の寝台列車に変更したそうです。こういう情報が聞けるので日本人宿はいいかと思います。
同年代(ちょい下だけど)のバックパッカーに久々出会いました。

列車の駅まで見送ると、19時半過ぎ。近所の市場や惣菜屋は閉まってしまい、仕方なく夜ご飯はスーパーのラーメンで済ませます。味はイマイチ。
おやすみなさい。


2023.10.28(土)

この宿・・・朝からシャワーのお湯が出ません・・・
ジョージアはインフラが整っておらず、断水や停電がしばしば起こるそうです。水圧が低いと給湯器が作動せず何回試しても水・・・(;´Д`)
シャワーを浴びたいので、Mさんから聞いた泉質が良くて安いサウナへ行ってみることにします。

バスで行くので近くのバス停がある公園へ。横の建物は電気街。

そしてお前誰やねん。

お腹が空いたので、公園のハンバーガー屋さんでハンバーガーを買います。ジョージア語しかない。よ、読めん(;´・ω・)

チーズバーガーと言うと通じました。中々肉肉しくて美味しいです。
ハンバーガーとコーラーで7.8ラリ(490円)。座席がないテイクアウトのみのお店でこれって、ジョージアってめちゃめちゃ物価が安いと聞いていたのに別に全然安くない。

バスで20分、街の中心です。
この辺りはこんな感じで地下にサウナがあるお店がいっぱい。温泉がでるんでしょうね。

橋にいっぱい付いている鍵や、川の雰囲気がペルーのマチュピチュ村を彷彿とさせます。
あそこも初代村長が日本人だったから日本の温泉街に似てるって言われていますもんね。

Sulphur Bathhouse №5

Mさんや宿のオーナーのIさんが勧めてくれたサウナ、No5に着きました。
受付「ファミリー?プライベート?」
私「私はアローンですが?プ、プライベートかな??」
受付「105ラリ。」

ひえー。高い!プラベートとは個室のことでしょう。共同風呂のファミリーの6ラリ(333円)にしました。地下の男女別の温泉へ案内されます。

監獄ですか。

最初テーブルで食事を囲んでいる女性4名の部屋を通ってびっくりしました。サウナの従業員のようです。
その横が更衣室です。バスタオルやシャンプー・石鹸は持って行けと言われたので持って来ていますが・・・ロッカーの下は直接床ですか。しかもめっちゃうす汚れています。

裸になり温泉に入りましたが、女性用は上から1本お湯が出てきているだけの仕切りのある場所が6か所。打たせ湯のみで湯船もサウナもありませんでした。うっ情報・・・(´;ω;`)(男性用はあります。)
他のお客さんは地元の貫禄あるおばあ様ばかりです。垢すりまでするつもりで来たけど、雰囲気最悪で断念。
帰りに横の部屋にあったドライヤーを使っていいか貫禄ある従業員のおば様に聞きましたが「2ラリ!」と怒鳴られ、その後従業員4名でペットボトル大のビールで酒盛りを始めてしまいした。大丈夫なんかいなこの国。

一応体は洗えたので脱出。付近はモスクもあります。

メテヒ教会

目の前の大きな川を渡ってメテヒ教会へ。

教会では結婚式が行われていました。
ジョージアでは美女と髪の毛のないヒゲのおじさんのカップルをよく見ます。そういう遺伝子なんでしょう。

ここからの景色も雄大です。
ずっと憧れていたトビリシ、こんな町やったんか。あの気球にも乗れるみたい。

平和の橋

ここからケーブルカーで丘の上に行けるのですが、夕方は凄い行列で断念。
お洒落なデザインの橋を渡って向こう岸へ。

UZU House

ホステルのオーナーのIさんから「本日、日本人のイベントがやっている場所があるので行ってみたらどうですか?」とメッセージが来たので行ってみます。UZU Houseというところらしいです。Iさんはとてもきめ細やかで親切です。

おしゃれな街並みを通って・・・

ここみたい。廃墟とばかり思い込んでいたので、最初見つけられず、何度もぐるぐる回りました。
勇気を出して、この手前のドアを開けて入ってみます。

完全手摺なしの階段の上もコミュニティスペース。外国人の方がいっぱいいてびっくり。
土曜日は、このシェアハウスに住んでいる日本人の方々がラーメンを提供しているみたいです。

味噌ラーメンを15ラリ、隣のカナダ人のお姉さんからはこの辺りで売っているホームメイドワインを頂きました。
ラーメン、前日から仕込んでいる手打ち麺らしく、めーーーーーっちゃ美味しい~!!
感激レベルです。いや、来て良かった( ;∀;)

ここに集まって来ているのは、ほぼ外国人。ラーメン食べたさで家族で毎週来られている方もいるそう。数名だけ日本人もいて、お座敷で3名で語っていると外国人3名が「輪に入っていい?」とやってきました。
自己紹介を聞くと、皆、30前後のロシア人女性、ウクライナ男性、イスラエル人男性です。

・・・・

いや、ちょっと待てい。

あんたら全員、戦争中やないかーーーいっ\(^o^)/

そんなこと誰も気にせず、和やかにワインを飲み6人でゲームをしながら夜が更けていきます。

皆さん自分の国が嫌で逃げてきてるんですよね。
ジョージアでは去年からロシア人が大量に押し寄せ、物価が2~3倍に高騰したそうです。
それで「ジョージアはかなり安い」と聞いていたのに、今では日本よりちょい安いくらいの物価になっちゃったんですね。この辺りの国に来ると、現在起こっている歴史を肌で感じられるなぁ。
ロシア人の女性は「ロシアの方がもっと安い!」と言っていましたが、それでもウズベキスタン以降、宿がどこもロシア人だらけだったので皆さん避難して来ているんですよね。

仲良くて愛が芽生えそうなロシア人とウクライナ人を置いてバスで帰ります。割と衝撃でした。
イスラエル人にもさりげなーく自国のことを聞きましたが、何とも思ってない感じ。物価はめちゃめちゃここより高いそうです。

そうか、もうハロウィンか。渋谷は今年はどうなってるのかな。
ここまで来たら当分日本には帰れなさそうです。おやすみなさい。

愛の町、シグナギでワイナリーツアーとボドベ修道院へ。帰りはヒッチハイク(2023.10.26)

2023.10.26(木)
1ジョージア・ラリ≒55.3円

おはようございます。Temuka Guest Houseの朝です。
シグナギはコーカサス山脈を一望出来る標高にあり天空の町と言われており、凄く寒いです。

昨晩、「寒すぎる。」とおばあちゃんに訴えると「布団いっぱい被れ。」と言われました。
今朝も寒すぎて部屋におれず、廊下に暖房器具があるのに入れてくれないので「本日もうトビリシに行くので宿を出たい。寒い。」と言うとめちゃめちゃ怒り出しました。
ジョージア語で何を言っているのかさっぱりですが「2泊するって言ったじゃん。PCで予約入れちゃってるからダメだよ。」的な感じのことを言ってます。

いや、私Booking.comを通してないし、今見たらここ4部屋全部空いてることになってるし。
困った顔をすると「もう、ヤポニは・・・」とやっと暖房器具を入れてくれました。追加で3ラリ払えと言われましたが拒否。私がここに来ないとお客さんはゼロでしたからね、困っているのでしょうか。ジョージアのおばあちゃん、商魂たくましいです。
しかし朝食の手作りケーキとレモンティーをくれたので私の機嫌は直りました。

隣の部屋の中国人2人は今日もうシグナギを出るようです。
チェックアウトして1階に荷物を置いてあったのでほっ。

シグナギ散策

いや、しかし到着した日は町が美し過ぎて「2泊したい。」って言ったものの、昨日歩いてみて、このシグナギのあまりの規模の小ささに本日トビリシに向かいたいのは本音ですが。
2泊と言ってしまったので仕方ありません。

町の中心の1番大きな公園。だから首だけってシュールなんですが。

市場・・・もこれ位の規模。

明日、トビリシに着いてからすぐローカルバスに乗れるようSIMカードを購入。
有名なMAGUTI社に行くと潰れていたので、公園の前のお店でGeoCell、1週間5Gで15ラリ(840円)でした。

Kerovani Winery(ワイナリー)

SIMカード屋の前で、独りででかいパンを持ちながらウロウロしている中国人のA子ちゃんを発見したので声を掛けました。やはりB子とは喧嘩したままで独りのようです。そして彼女は感じがいいのです。

彼女もSIMカードを買い、一緒にワイナリーに行くことに。

シグナギはジョージア最大のワインの産地としても有名で、各家庭で自家製ワインを製造しているようです。GoogleMapで「ワイナリー」と書かれている家をふらりと訪れると、そこの家主が英語で家の中をツアーしてくれる仕組みになっています。
このおっちゃんの家に来てみました。ワイナリーツアーはフリーと家の前の看板に書かれています。

流暢な英語で説明してくれます。これはワイン絞り器。

地下に行きます。
各家庭の地下にこのような陶器の壺が埋められていて、そこにブドウを入れワインを熟成しているようです。ひんやりとした温度で白や赤のワインが下に入っていました。

この機械に耳を当てるとしゅわしゅわ~っと、ワインが発酵している音が聞こえてきました。ワインって生きてるんですね。

ワイナリーツアー(と言う名の家庭の地下案内)が終わり、おっちゃんが「ティストしていくかい?」と。4本のティスティングで40ラリ(2,200円)。
A子ちゃんがあまりワインが飲めないと言うのでシェアすることになりました。

ジョージア料理で有名なハチャプリも頼みます。ハチャプリってあのパンの中心に生卵が乗ってるやつを想像していたけど、思っていたのと違う(;^ω^)
これは中にチーズが入っているタイプみたい。しかしホカホカでこれも美味しい!

ワインはスパークリング、白、琥珀色、赤の4種類でした。
スパークリングが断トツで美味しかったな。
この量で4杯2千円は高いので、これ以上はティスティング出来ませんでしたが。

ここで飼われているにゃんこ。名前はなんとグレープちゃんです。
A子ちゃんは30代半ば。私と同じく仕事を辞めて2ヶ月コーカサス地方を旅してるそうです。この後はイランに行くと言います。
「ビザ取れたの?」と聞くと「中国人はビザ要らないよ。」と。
そうなのか。アメリカと仲がいい日本はイランに入るのにビザが要りますが、中国人はイランにさっと入れるのですね。
そこは羨ましいですが、中国人がビザなしで入れる国はたった80ヵ国だからなぁ。

散策という名の銀行探し

さて、支払いの時、A子ちゃんが「ジョージアラリを持っていない。」と言います。なんでやねーーん\(^o^)/
カード支払いは手数料が掛かるので、取り敢えず私が支払い店を出ます。これは町の中心の見張り台。

ドルを両替出来る銀行を探して歩き回ります。「そこのATMで下ろせるよ?」と言っても「銀行がいい。」といいます。中国のクレジットカードではキャッシング出来ないんでしょうか。
この時間の無駄タイムみたいなのがちょっと嫌・・・

1つ目の銀行はレートが気に入らなかったのか、2つ目の銀行を探して凄い歩きまくり。
まあ、せっかくなので景色を楽しみましょう。

こんな感じの家も結構ありますね。廃墟問題はジョージアもかなり深刻そう。

婚姻許可局

シグナギは愛の町とも言われていて、この美しい町で結婚式を挙げたいカップルが多いそうです。ここが婚姻届けを出す場所。
A子ちゃんはテンションアゲアゲでしたが・・・まあ・・・私は縁がないし、シラ~

A子ちゃんは2つ目の銀行で両替されてました。
そして銀行で無料のウォーターサーバーがあるのを見ると、自分の水筒の水を銀行の窓から全部捨てて、並々に注ぎ直していました。
まあ、ちょっとびっくり。私はようせん。

ボドベ修道院

今から何する?!ってことでここから歩いて40分のボドベ修道院に行くことに。
町の南の坂を登って行きます。

本当に愛の町なんですね。

道路を40分歩いて到着。入場は無料です。

手前の教会。中はモザイクタイルの壁画が美しかったですが撮影禁止です。
A子ちゃんは動画撮りまくってましたが。無邪気でいいですね。

奥の修道院。とても美しいです。こちらも中は撮影禁止。

この修道院はまだ建設途中みたいですね。

お土産屋のにゃんこ。
満喫したので帰ります。

帰り道。A子ちゃんとノラ犬。ジョージアのノラ犬は皆、耳にピアスのようなものを付けていて管理されているのか保護されているようです。日本みたいにすぐ保健所行きじゃないのですね。
そしてなぜか不思議と道端の全ての犬や猫がA子ちゃんに懐きまくるのです。
きっと彼女はとても心が美しい女性で、それが動物に伝わるのでしょう。

帰りはとぼとぼ歩いていると、すぐに地元の男性の車が停まってくれ町まで乗せて行ってくれました。
徒歩40分なのに、一瞬で着いて超絶楽ちん!!\(^o^)/
ウズベキスタン、キルギスでもそうだったので、この辺りの国はそういったお互い助け合う文化が根付いているように思います。

町の中心に戻って来ました。A子ちゃんは本日ジョージアの首都トビリシへ移動するつもりで宿をチェックアウトしていましたが、遅くなったのでもう1泊するそうです。
しかしTemukaGuestHouseに戻ると、同じくチェックアウトしたはずのB子がまだロビーにいて、他の中国人女性を呼び寄せています。お前ももう1泊するんかーーい。

結局B子が別の女性を呼んだため、A子ちゃんは別のゲストハウスへ移動すると言って出ていかれました。旅で一緒になって気が合う人もいれば合わない人もいるよね。

Balcony Sighnaghi(レストラン)

今日は寒いので昨日食べたレストランの隣の室内で夜ご飯を食べることにします。
暖炉が助かる!

マスの揚げたのと白ワイン。ここもサービス料込みで23ラリ(1,280円)でした。
ご飯が欲しかったけど、パンしか置いてないのよね。

テラスからの夜景もとても綺麗です。
シグナギで2泊して良かったです。心が洗われた気がします。犬や猫は私には懐きませんでしたが。

宿に帰るとおばあちゃんに何度も「寝る時は布団いっぱいかぶって暖房のコンセントは抜いてね!!」と言われました。・・・めっちゃ寒いんですが。ジョージアってそんなに電気代が高いんでしょうか。
(後日住んでいる人に聞くと、ガス代は安いけど電気代は高く、平均月収4万円のジョージア人的にはそういう感覚だそう。)

明日はトビリシへ移動します。おやすみなさい。

アゼルバイジャンのシェキからジョージアのシグナギへ陸路国境越え。またも同じ中国人と同じ宿の悲劇(2023.10.25)

2023.10.25(水)
1アゼルバイジャン・マナト≒88円
1ジョージア・ラリ≒55.3円

シェキからジョージアのシグナギへ移動します。
この陸路の経路はコロナ以降封鎖されていたのですが、X(twitter)を見ていたら数ヶ月前から通れるようです。
宿のオーナー、アシェリも通れると言っていて、しかも昨日、私がジョージアへ行きたいと言うと、「4人でタクシーて行った方が楽だから。」と他の宿のお客さんにまで、ジョージアへ行く人がいないか聞いてくれたのです。感謝、感激。このオーナーは私がこれまで出会ったオーナーの中で1番の親切なオーナーです。

アゼルバイジャンのシェキ→ジョージアのシグナギ、通常の行き方

※この辺りの国は歴史的に仲が悪いこともあり、コロナ前は行けてましたが、現在、ジョージア→アゼルバイジャン方向へは陸路入国不可です。アルメニア→アゼルバイジャン方向、アルメニア→トルコ方向も陸路入国不可。

通常の行き方は・・・

①宿からバスターミナルへ移動
バラカンまでマルシュ(乗り合いミニバン)で移動。10時10分と14時の2本のみ
(これが激混みで立つこともあるので苦痛らしい)
③町から国境まではタクシー。朝の便のみ、マルシュの運転手に4マナト追加で支払えば国境まで行ってくれる。
④国境からシグナギの町までタクシー

と、タクシー三昧なのです。気の弱い私はタクシーとの交渉は苦手です。
これを同じ方向に行く人らを、自分も含め4人集めれば、国境で別のタクシーに乗り換えますが、全てタクシーで行けて楽で安いらしいのです。

シェキ→ジョージアとの国境までタクシー

親切なオーナーのアシェリが本日4名集めてくれたので、タクシーで朝の11時に出発
料金はひとり10マナト(880円)です。

メンバーは私と同室の中国人女性A子B子、他の部屋のアゼルバイジャン人の男性の4人です。
どこからどこまでも中国人とは一緒になってしまいました。
そしてアゼルバイジャン人の男性は指揮を取ってくれるのかと思いきや、何時に出発するか聞いても
「うーん。他の子たちは何時?・・・あとごめん英語分からないんだ。」
と全く役に立ちませんでした。不安なメンバーです。

国境到着

11時に出発したタクシーは、たった2時間でアゼルバイジャンとジョージアの国境に到着しました。

途中、乗るはずだった10時10分発の乗り合いミニバンのマルシュをバラカンで抜かしました。
やはりタクシーはどこにも停まらないし楽ちん、楽ちん。

しかし、A子とB子がタクシーの中で全く口をきかず、シーンとして凄く重苦しい雰囲気です。あんたら、友人同士じゃなかったの?!

アゼルバイジャンのイミグレ前の売店で、残ったアゼルバイジャンマナトをジョージアラリに両替。

ジョージア側のイミグレへこんな道を延々登って行きます。
A子に「なんで友人と喋らないの?」と聞くと、B子とは宿で一緒になっただけで友人でもなんでもなく、しかも昨日大喧嘩したとのこと。
そりゃ気まずい・・・友人でもないのにそこまで喧嘩するんかい。もう別々に行動したらいいのに

国境の橋を渡るアゼルバイジャン男性。

ジョージア側のイミグレが12時~13時半は昼休憩で閉まっていると聞いたので、13時半以降に到着するように遅めの11時出発にしたのですが、13時半を過ぎても閉まっていました、海外あるある。
ふざけんなよ?

そしてめちゃめちゃジョージア側のイミグレの男性らが偉そうです。ジョージア、今後不安(´・ω・`)
ジョージアの入国は私と中国人の子らはすぐでしたが、アゼルバイジャン男性だけ、スマホ内の写真をチェックされたりと凄い時間が掛かっていました。
暇なのでイミグレのトイレに行ったりATMがあったのでお金を下ろしたり。

国境→ジョージアのシグナギまでタクシー

ひたすら謝りながら出て来るアゼルバイジャン男性と合流し、イミグレを出ます。
出てすぐタクシーが2台停まっておりシグナギまでの料金を聞くと「70ラリ」と。
私は少し前のブログで「60ラリ」と見ていたので、それでいいかと思ったのですが、中国人B子が「あり得ない!!」と猛烈にタクシーのおじいちゃんに抗議します。めちゃめちゃ値切り倒して50ラリに。

・・・はぁ、たくましいね。しかしB子のそういうところも苦手です。

タクシーのおじいちゃん

山道をくねくね渡り、1時間でジョージアのシグナギに到着!
街が綺麗~かわいい~(*´ω`*)シェキに続いて癒されまくり。

そして宿。
私はこの3日間、生活音出しまくりの中国人B子と一緒でストレスフルなのです。
何がなんでも、もうこいつらとは別れたい!!
そこでシグナギでの宿は2か所チェックしていましたが、まだ予約はせず、こいつらが行くのと別の宿へ行こうと作戦を立てていました。
その宿はMaya Guest HouseTemuka Guest House
Mayaの方はドミですが、Booking.comで「ベッド5部屋のうち残り5部屋」となっていたため個室のように使えるのが分かっています。
Temukaの方は個室で500円程高くなりますが、おばあさんのウエルカムワインと手作りケーキがあるとのことで、十分な値段だと思いました。

そしてタクシーの中でスマホをいじるA子の画面を盗み見すると、A子がスマホに目的地として入れていたのはMaya Guest House。

よし!私はTemukaへ行くでぇぇぇ。
これでやっと3日間一緒のこいつらと別れられる!!

A子「あなたはどこのホテルに行くの?私はMaya。」
私「私はあなた方がMayaだからTemukaというところよ。あっタクシーの運転手さん、ここで停めて。私だけ降りるわ。はい、4分の1の料金の13ラリ。では皆さん、これまでありがとう、ごきげんよう。」
A子「待って、私もあなたと一緒のゲストハウスに行くわ。ここで降りるわ。」
アゼルバイジャン人「僕もここで降りるよ。」

はぁぁぁぁぁぁっっ?!なんでやねん!!!

私「Why?Mayaに行くって言ってたじゃない。Temukaはドミなくて高いわよ。それに何?!アゼルバイジャン人のあなたは、ここからトビリシまで行くって言ってたでしょ?ここからバスターミナルまでは遠いわよ、せっかくタクシーに乗ってるんだからバスターミナルで降りなさいよ。あなたたち自分の意志ってものはないの?!
A子「いいの、いいの、宿どこも予約してないから。私もTemukaにするわ。」

・・・・

ついてくんなやっっ!ぼけぇぇぇぇぇっっーーーーーー!!(。-`ω-)

Temuka Guest House

なんなんでしょうか。作戦まで立てたのに大失敗です。なぜ私についてくるのでしょうか。
結局アゼルバイジャン男性も「僕はこの辺を歩いてみて、それからここに泊まるかトビリシに行くか決めるよ。」と言って一緒にタクシーを降りました。
私はタクシーを降りてから、さっと移動して中国人2人をまいたのですが、GoogleMapで数分後に見事に同じ宿に辿り着かれてしまいました(;´Д`)

予約なしで来ました、強欲そうなおばあちゃんが温かく迎えてくれました。1泊27ラリ(1500円)。
私の部屋を見たA子は「素敵なお部屋ね、いくら?」と聞いてきたので「10ドル」と答えると、それを聞いたB子がギャーギャーおばあさんに抗議します。
「私たちの部屋の方が狭いのに一人6ドルってどういうことよっ」

・・・・いや、だから!お前のそういうところが大嫌いやねん
若いのにド厚かましい。
頼むからついて来て欲しくなかった・・・

テラスからの景色が口コミ通りとても綺麗。そしておばあさんの自家製ワインとケーキです。
内装といいおばあさんの家に来たかのような、素敵なホステルです。

シグナギ散策

シグナギの町を散策します。宿のすぐ近くの教会。

たまたまこの時は開いていましたが、他の日はずっと閉まってました。とても小さな教会です。

Sighnaghi Wall。城壁です。シルクロードのようにずっと奥まであるのですが、歩けるのは200m位の一部だけです。しかし坂と階段が急でしんどい!

向こうの方までずっと続いています。

この景色・・・
ジョージア、美しい~!!
しかし・・・思ったよりもかなり規模が小さいです。シェキと比べ物にならないくらい。
この夕方だけで町の端から端まで歩けてしましました。

Kusika restaurant & Hotel(レストラン)

城壁の近くの景色が良さそうなレストランへ。標高が高いのか夜はちょっと寒いです。

・・・またもA子とB子を見つけてしまいました。A子は挨拶してきましたがB子は無視です。別のテーブルに座ります。一緒の方が色々食べれたけどね。

ジョージアで食べて見たかったヒンカリ。
オーダーは最低5つからとのこと。

チーズヒンカリ。カッテージチーズが中に入っていて美味しい。オリジナルも今度たべてみよう。
サービス料も入れてビールとで23ラリ(1,280円)でした。
ここは観光地なので物価は高いようです。

シェキに続き本日も美しい町でゆっくり。
あすもシグナギを回ります。

古都シェキで癒されまくって何もしない日。同室の中国人の様子(2023.10.24)

2023.10.24(火)
1アゼルバイジャン・マナト≒88円

おはようございます、シェキ2日目です。

ドミでイラつきMAX

中国人の女の子2人と同室のドミトリー。久々、いや、キルギスでのバングラデッシュ部屋依頼のドミでイラつき度MAXです。
2人とも牛乳瓶の底のような眼鏡をしている30代前半位の子。
A子は愛嬌があり感じいいのですが、私がスマホの音量を注意したB子と私はもちろん険悪ムード。
しかもB子は生活音がめちゃめちゃデカく、夜中でも足音がドタバタ部屋中に響き、ドアを閉める時は足で蹴りながら大音量で閉める、部屋の中でリスのようにヒマワリの種をボリボリ食べ、その殻を床に散らかしまくるのです。
なんで部屋でひまわりの種をボリボリ、ボリボリずっと食べてるんじゃぁぁぁー。ぼけぇっ。

シェキ散策

取り乱しました、失礼。シェキは雪解け水を利用した用水路が発達しているそうです。
それでこんな川があります。どどーーーん。

さて。シェキ、小さい町過ぎて昨日で観光地は行き尽くし、実は今日はすることがありません。今日、もう隣の国のジョージアへ移動しようかと悩みまくりましたが、何もそんなに先を急ぐことはないと思い留まります。
というのも、バクーをたった3泊しかせず、シェキに移動してしまいましたが、あとから見ると殉教者墓地、ハイランドパークに行きそびれているのことに気付きました。なぜ急いでバクーを出てしまったのかよく分かりません。少し後悔です。
なので急ぐのはやめ、本日はゆっくりすることにします。

スーパー。いつもキュウリとトマトを切って手持ちのオリーブオイルと塩をかけて食べてます。100均のオリーブオイルが大活躍です。

旧市街地の反対側の教会に来てみましたが・・・地元の人用ですかね、入れませんでした。

中心地のレストラン。昨日と違い、凄く晴れてきたので昨日と同じ場所に行ってみます。写真の映え具合が恐らく全然違うと思うので。

町の中心から11番のバスに0.4マナト(33円)で乗り込みます。

昨日、登るのに40分位かかった場所に一瞬で到着しました。

Gilehli Minaret

地元の人のミナレットです。GoogleMapでは聖地となっております。

そこからの景色!今日も誰もいないので独り占め。

ここから更に奥を歩いていると後ろから現地のおばさんが大声で何か叫んでいます。アゼルバイジャン語で何を言っているかは全く分かりませんが、ゼスチャー的に「何もないのにどこ行くの?」って言ってる感じ。

あと、この辺で歩いているアジア人が珍しいのか?途中で2回「韓国人?日本人?一緒にセルフィー撮って!!きゃーっっ( *´艸`)」と高校生位の女の子に頼まれ、抱きつかれました。親日なんでしょうか。

Shaki Castle

昨日のシェキ宮殿に再び。

手前に工房のお土産屋があるのを発見。昨日は見落としていました。

なんと宮殿の奥にも手作り工房がありました。

工房の壁もおしゃれです。

宮殿の庭からの眺め。シェキに来て、本当に良かったと思える瞬間。心が、目が癒されます。

Shakikhanovs’ Palace(シャキハノフの宮殿)

もう1つ宮殿があるらしいので行ってみます。

ここも入場9マナトでGoogleの口コミには「小さすぎてその価値なし」とあったので入っておりません。入口から隠し撮りしただけ。
アゼルバイジャン、何でもかんでも入場料が高い。1年前の記事だと5マナトなのに。

バクラヴァ巡り

旧市街地にはそこら中にシェキのバクラヴァを売っているお菓子屋さんがあります。

トルコのバクラヴァはスーパーなどで激安で売ってますが。

シェキのはこんなの。トルコのより固い皮が何層にもなっている感じ。

試食させてくれたので、つい買ってしまいました。見た目通り、激アマシロップに固い生地を浸した感じで歯にひっつきまくりで美味しくありません

Illy Espresso House

することもないので、キャラバン・サライの横のカフェでのんびり。椅子に座っているのはこの店の店主、おい、仕事しろ。

カフェラテ、量多過ぎ。

しかしこの観光も何もしない時間が、旅の途中ではとても贅沢に思えます。

帰りは歩いて帰ってきました。下り坂なので楽ちんです。

世界遺産の古都ともお別れです。明日はいよいよジョージアへ移動します。

世界遺産の街、古都シェキへ移動。普通に呼ばれて行けた(2023.10.22~23)

2023.10.22(日)
1アゼルバイジャン・マナト≒88円

本日からアゼルバイジャンの古都、シェキへ向かいます。
ネットの情報で凄くかわいい町だと見たので。
ただし、Xでバズっていた【貯金17万で世界一周ニキ】
「シェキ行きのバスターミナルに行ったら、バスもマルシュも全てチケットが売り切れで行けなかった。僕はシェキに呼ばれていなかった。」
noteに書いていたので、この経路は本数が少なくて行くのが難しいのかと凄い不安に。

バクー→シェキ行きのチケット購入

ネットでは購入出来なかったので、なので、実は昨晩のうちにバスターミナルまで行って、チケットを購入しておきました。
バスターミナルはここです。地下鉄の駅も目の前ですが、私のホステルからは2回も乗り換えがあるので1本で行けるバスで行きました。

夜のバスターミナルは人が全然いなくて怖い。まだ19時なんですが。

2階は廃墟のようなショッピングモールで、チケット売り場は3階です。

チケット売り場の窓口は夜だからか3つしか開いていません。目の前でウロウロしていると、英語を話せるスマートな男性の職員の方が話し掛けてくれ、「明日シェキに行きたい。」と言うと時刻表をスマホで見せてくれました。10時と14時の2本だそうです。

明日の分のチケットを買えるか聞くと、1マナトの手数料を上乗せした11.2マナト(988円)ですんなり買えました。パスポート必須。チケット売り場の人は英語が話せないので、全てさっきの職員さんが通訳してくれました。

バクー→シェキへバスで移動

シェキに行けるかこの3日間心配し過ぎて損した
次の日、朝9時半に同じバスターミナルに来ます。

やはり2階は廃墟状態。これはネットの情報がないと、まさかこの上の階にバスが発着するなんて夢にも思いませんね。

私が乗るバス。シェキまで5時間。座席は2つ余っていたので、当日9時頃とかに来たら買えると思います。

チケット売り場の横にはシェキ行きのミニバンがあり、満席になると出発する仕様でかなり頻出していました。
・・・17万ニキ、なんでシェキに行けなかったんだろう。
凄いリサーチ不足か、コミュニケーション能力不足だと思うんだけど・・・
4年で17万しか貯金出来ず、他人からお金恵んでもらって現在世界一周中だもんな~

座席は広めでリクライニングも出来ていいですが・・・なんかボロイですね。

売店で買った揚げパンとコーラが朝食。キルギスではコーラは常温だったけどちゃんと冷えてる。

10時にちゃんと出発。途中から2名乗って来て満席になりました。そして窓がFIX窓で開かないのでめちゃめちゃ暑い!!これはミニバンの方が安かっただろうし、窓が開けれて快適だったと思います。アゼルバイジャンの移動はマルシュがお勧め。

途中、「シェキ」というレストランで休憩。
「40分停まるからレストランで何か食べろ。」と運転手に言われメニューを見に行きましたが・・・
焼く前の生のケバブを従業員さんが持ち上げると大量のハエが飛び交う!!!
あれを見たらもう二度と食べれない・・ケバブ・・・

結局20分しか休憩せず出発。15時半、無事シェキに到着です。

おお~のどかな街並み!
アゼルバイジャンで1番美しい街と言われているシェキ。私はちゃんとシェキに呼ばれたみたいです。

Canal Hostel Sheki(ホステル)

Boltというアゼルバイジャンのタクシーアプリでタクシーを呼んだのですが、距離が短く安過ぎのためか捕まりませんでした。シェキはGoogleMapでバスの経路も出ません。
バス停から20分坂を登ってホテルに到着。この右がホテルで全然分からず、現地の人のニワトリだらけの庭の中を通してもらって案内してもらいました。親切ね。

オーナーの男性、アシェリがめちゃめちゃ親切でいつも声を掛けてくれ、部屋の温度を上げてくれました。洗濯も無料です。料金はBooking.comで予約した日は11マナト、他の日は10マナト(880円)にしてくれました。

女性専用ドミトリー3人用です。部屋やキッチンはいつも清潔に掃除されています。
が、他の2名がカザフスタンの時と同じく中国人の女の子。ぎゃーぎゃー会話してます
いや、だからっ
友人同士ならなんでツインを予約せえへんねんっ!!
ドミで大声で会話されたら迷惑やねんっ!!

イライラしながらすぐ近くの地元のレストランに来ました。

シェキではこの壺にはいったピティという料理が名物みたいです。
羊肉、ひよこ豆、野菜とスープが中に入っていて、中のスープを皿に出し、パンを浸して食べます。左の野菜は全てピクルス。最初美味しかったけどやはり胃にずっしりくる感じ。
お茶も入れて11マナト。

レストランの男性も凄い親切でした。アゼルバイジャン人は基本親切なんですかね。親日とも聞きますが。夜、少し散歩してみましたが街の中心で華やかなのはここだけみたい。
おやすみなさい。

世界遺産の街、古都シェキ探訪

2023.10.23(月)
おはようございます。
昨晩、やはり同室の中国人が大音量でスマホで動画を見ていたので「ヘッドホンで聞いてくれないか。」と注意しました。「わかった。」と言って音量は切ってくれましたが、ヘッドホンを持っていないみたいです、そういう文化なのでしょうか。

早速観光へ出かけます。近所のミナレットです。今日は曇りで残念。

シェキは街自体が世界遺産に登録されています。
中心地から坂を登って行ったところがずっと旧市街らしいのですが・・・

坂が急過ぎてめちゃめちゃしんどい~しかしタクシーアプリが使えない~

こういった赤レンガのかわいい建物がシェキの特徴のよう。
街並みがかわいいので歩いていて楽しいです。

キャラバンサライ(隊商宿)

30分ほど歩いて、シェキ・ハーンによって建てられた、シルクロードを通って中国と行き来をする隊商のための宿に到着。

入口。ここは現在もホテルとして営業しているのですが、1階は宿泊者以外も見学出来るようです。

ここに宿泊したらシルクロードの隊商キャラバン気分が味わえる!!
ということで、宿泊もめちゃめちゃ考えたのですが、口コミが「寒い」「水回り古い最悪」とかばかりで断念しました。今のドミは凄く暖房を入れてくれていて、清潔で快適なんですよね。

シェキ・ハーンの宮殿(Shaki Castle)

恐らくシェキ1の観光地、シェキ・ハーンの宮殿に来ました。
これは手前の教会。入れません。

18世紀にシェキを統治していた、シェキ・ハーンの夏の離宮として使用されていたもの。
入場は9マナト。

ヴェネツィアン・グラスを使用した窓が象徴的な建築物です。中は2階建てで撮影禁止。これは出口ですが中もこんなステンドグラスがいっぱいで床にガラスの光が映ってめちゃめちゃ綺麗でした。壁にも細かい装飾画が。しかし狭いので9マナトのわりにあっという間に鑑賞終わり。

宮殿を出て、15分位歩いたところのGoogleMapにあったM.F.Axundzadənin ev-muzeyi博物館とやらにも来てみましたが、やってないみたい。

更に10分位歩いて、奥にあるGilehli Minaretに来てみました。地元の人のミナレットですね。
下はたぶんお葬式会場でした。

ここからの景色は絶景です。

ひとつひとつのおうちもかわいいですね。夕方なのでそろそろ帰りましょうか。

かなり歩いたので足がへとへとです。ずっと歩いている道沿いに11番と12番のバスが走っているのが見えたので、それに乗ると帰れるとふんで乗り込みます。

街中まで帰れました。たった0.4マナト(35円)。明日もあれに乗ろう。

シェキは端まですぐ歩けるような小さな町。こじんまりしていてそれでいて美しく癒されます。
しばらくここに滞在します。

アゼルバイジャンのザハ・ハディド建築に圧倒される(2023.10.21)

2023.10.21(土)
1アゼルバイジャン・マナト≒88円

本日もアゼルバイジャンの首都、バクーを散策。

Firuze restaurant(レストラン)

せっかくなのでアゼルバイジャン料理でも食べましょうかね。
昨日SIMカードを購入したとこにある、地下レストランに行ってみます。

おしゃれ。アゼルバイジャンも観光客向けのお店ばかりで、気軽に入れそうな地元レストランが見つからないんですよね。

ここはプロフ(ピラフ)が有名とのことで頼んでみました。
リンゴジュースと合わせてサービス料込で24.8マナト(2,200円)です。高!!

ウズベキスタンにもプロフがありましたが、こちらのはかなり上品です。
栗、ドライフルーツの杏子、羊肉が入っているのはいいのですが・・・梅干しも入ってる・・・アゼルバイジャンで梅干し?!最初「美味しい~」とか思って食べていたのですが、各々の具材の主張がきつくて飽きてきました。梅干しと肉は合うけど、栗って合うかなぁ~?

バグーの旧市街散策

マクド看板。しかし肝心のマクドはどこ??!

すんごい2階建て木造出窓バルコニー。
ちゃんとしたキャンチレバー構造なんでしょうか?私的には、いつか崩れて落ちないかひやひやするんですが。

Maiden Tower(乙女の塔)

また歩いて旧市街地を散策。カスピ海沿いに有名な乙女の塔があります。
12世紀に建てられた見張り塔で、望まない結婚を強いられた王女がこの塔からカスピ海に身を投げたという伝説が名前の由来となっています。か、かわいそう( ;∀;)
昔はこの下までカスピ海がきていたのですね。

そして望まない結婚で思い出すのですが、先週までいたキルギスではアラカチューという誘拐婚の文化が今だに残っているらしいんですよね。自分を誘拐した知らない男性と結婚を強いられるとか、恐怖過ぎます。

足ピンで寝るねこ。

誰やねん。
顔だけってなんかシュール。

やっぱりシュール。とか言いつつ、気に入っとるやないかい。

この辺りにはジュマモスクシルヴァン・シャー宮殿など見どころのありそうな史跡がいっぱいあるのですが、チケットが先ほどの塔は9マナト、宮殿は15マナトもします。
少し郊外に、Yanar Dagという希少な天然ガスが2,000年間も燃焼する山もあるのですが、すっごい小さい割に入場料9マナト。

少し前のブログには2マナトとか書かれていたのに、最近なぜこんなにも値上げしているんでしょうか。無料で入れるところ皆無。昔の入場料を見ると入る気がしません。それにGoogleの口コミも「金額に見合っていない。」というものばかり。
シルヴァン・シャー宮殿も塀の向こうから覗くだけにします。

ヘイダル・アリエフ・センター

行く場所は厳選、様々な博物館が凝縮したような場所へ向かいますよ。
地下鉄のNariman Narimanov駅で降ります。

歩いて行くと・・・・

なんか見えてキターーーーーー有名な建築物。見る角度で全部デザインが違う!

この建築!凄い!どうやって造ってるの?!

これは写真で見たことある人も多いでしょう。
新国立競技場設計の国際コンペで一旦選ばれたものの、2500億円を超える建設費に非難が集中し、建設計画が白紙撤回されたザハ・ハディド氏設計の建物!
2012年建築のヘイダル・アリエフ・センターです。

どうなってるんでしょう。この美しい曲線美の建築物。建築なのに布が折れ曲がっているような。
とにかく、ただただ美しい造形美!

目の前の景色も綺麗。流れる水がシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズを彷彿とさせます。

これに支払う入場料15マナトは全く惜しくありません。購入場所が全然わからなかったけどDの番号の窓口で購入して入場はまた別の入口。
中も圧倒。どういうデザイン?!

中のデザインまでこんなに美しいとは・・・天井も廊下もぐにゃり。
照明のラインがビームのようですね。階段・エスカレーター・エレベーター・トイレ・・・一見どこにあるのか全然わかりません。

2階の廊下。華麗です。全ての床と壁がつるつるの真っ白で、下を見て歩かないとつまづいてこけそう。バリアフリーではないですね。
これ、設計したザハ・ハディド氏も凄いけど、建築した人も設計図を見て理解出来たんでしょうか。施工業者も凄いよね。

中は絨毯博物館、楽器博物館など色んな博物館の寄せ集め。ここ1か所で色々見れてお得かも。

カーペットの柄はやはりウズベキスタンが最高にかわいい。アゼルバイジャン、なんか色使いがシュールやねんな。鳥の目が怖いよ。

人形博物館も割とホラー。

見落としそうですが、真ん中のこのぐねっとした部分にも3階まで展示物があります。
ザハさん、どういう頭の構造をしてらっしゃたんでしょうか。美し過ぎます。

アゼルバイジャンの歴史や陶器の展示など。この展示方法だと、地震が来たら一発で倒れるね。地震はないのかな、この辺りは。

やはり何度もパチリ。夕方までずっといました。どこを見ても違った形に見える優美な建物。いつまでいても飽きないのです。

これは・・・こんなとこにも日本人。草間彌生の作品がこんなとこにも。なんとなくこの建築物には浮いてますが。

入口を横から見たところ。

夕方のヘイダル・アリエフ・センター。
やはりこの角度が1番美しいですかね。

チケットも大事に取っておきます。ちょっとこの建築物は久々感動しました。夜はこんなに綺麗にライトアップされるのですね。

65歳で急逝したザハ・ハディド氏。
その建築費用の高さから日本の国立競技場は造られませんでしたが、もしられていたらこのアゼルバイジャンのように国のシンボル的な建物として有名な観光地になっていたのかも知れません。
そう考えると幻の国立競技場はとても見てみたく、とても残念だったなと悔やまれます。後世に残る素晴らしい建築物となっていたことでしょう。

感動冷めやらぬまま、明日からシェキに移動します。

アテシュギャーフ(拝火教寺院)で火の国アゼルバイジャンを感じる(2023.10.20)

2023.10.20(金)
1アゼルバイジャン・マナト≒88円

おはようございます。Travel Inn Hostelの朝です。

部屋は窓が大きいのが気持ちいい~
女性専用シャワーやトイレなのもいいのですが、いかんせん、ここの掃除専門のおば様とお姉さまが愛想悪すぎ、「今水漏れ中だから使うな!!」とかすぐ怒ってきてめちゃくちゃ怖いのだけが難点です。
ロシア系の女性はめちゃ気が強いイメージです。

アゼルバイジャン散策

ホステルの近所を散歩。

本当に・・・

ここはヨーロッパですか。
アゼルバイジャンはカスピ海で石油が取れてから潤ってるんですよね。あ~日本海からも石油出ないかな・・・

アゼルバイジャンのSIMカード購入

地図には載っていないのですが、このレストランの横にbakcellという通信会社があります。

SIMカード代3マナト、3GBのプランを6マナトで購入。800円です。
窓口の男性は英語を話せ、めちゃめちゃスマートで感じが良かったです。

やはりここにもあったか。メイソウ。化粧水はここで買いたいので一応いつもチェック。

アテシュギャーフ(拝火教寺院)への行き方

アテシュギャーフ(拝火教寺院)に行きます。
アゼルバイジャンには世界最古の宗教、火を崇拝するゾロアスター教の神殿があります。
拝火教は、紀元前にイランで興ったとされ、石油が採れるこの辺りでは地表に沸く天然ガスが自然発火することがあり、火を崇めるゾロアスター教の聖地となっているのです。
世界史で習った地へ行けるのが興奮します。

市内からは遠いですが、GoogleMapを見ると地下鉄とバスで自力で行けそうです。

地下鉄のKoroghlu Railway Stationに到着。おしゃれですね。

少し歩いたバスターミナルから184番のバスで行けるみたい。
あっ目の前にすぐ来た。ラッキー。

窓から見える建築物もおしゃれ過ぎて興味深々。

ウズベキスタンとかでもそうでしたが、こちらの国の人って年齢関係なく男性が速攻で女性に席を譲ってくれるんですよね。なので私はいつも座席に座れています。
今回もおじいちゃんが席を譲ってくれました。おじいちゃんなのに・・・いいんかな。
今の日本って若い人も誰も席譲らないですよね、国民性どうなってんの。

このバスで終点まで行きます。

GoogleMapだと遠回りされますが、バスを降りたらその辺の人が即行で「こっちから行けるよ~。」と裏の駅と線路の中を通って行ける道を教えてくれました。アゼルバイジャン人、本当に優しい。

Atashgah Fire Temple(拝火教寺院)

これが入口っぽいです。

18世紀に商人としてこの地に住んでいたパルシーというインドのゾロアスター教徒によって造られた寺院。
インド北部、トルコ、シリアを結ぶ隊商のルート上に建立され、寺院周辺で地表から噴き出す天然ガスが自然発火し燃え続けていたことからゾロアスター教徒の聖地になっていました。現在はゾロアスター教は解散しており、ここは博物館となっています。

取り敢えずバス停で買ったケバブサンドで腹ごしらえ。バスの中で食べようと思いバス停で買ったけど、普通の市バスだったので食べれる雰囲気じゃなかったんですよね。
全部で250円なので安上がりの食事です。

入場は9マナト(790円)。
これが昔ずっと燃え続けた火と神殿です。現在は天然のガスは尽きてしまったようで、ガス管を引いて燃やしているんだとか。

周囲にいっぱい小部屋があり、色々展示しています。
これは・・・修行僧??何の修行してるの?

昔は火が神秘的でこうやって崇めていたんですね。今ではここもイスラム教とキリスト教が主流でしょうか。

色々、展示のマネキンがシュールだったため撮ってしまいました。
たいした展示もなく小さいのですぐ見終わります。まあ世界最古の宗教の片鱗を垣間見れたということで。

バクー旧市街

地下鉄とバス、同じ経路で、バクー旧市街に戻ってきました。

お洒落な地下鉄と昔の城壁が残る不思議な雰囲気のエリア。

かわえええぇぇー。

どの国も国旗好きよね。

フレイムタワー

火の国、アゼルバイジャンの象徴、フレイムタワーです!
かっこいい!

あれは絨毯博物館とフレイムタワー!
博物館などいっぱいあって入りたいのですが、どこも入場料が9~15マナトするんですよね。
最低が800円~なのでなかなか入れません。

ショッピングモール。これもデザインが奇抜ですね。

中は人がスカスカです。最上階のフードコートで休憩。

夜になりました。カスピ海を眺めます。地図で地形を見たら湖だけど、湖と海では各沿岸国が得られる権益が大きく異なるため揉めまくっていたようですね。現在は海ということで決着がついているようです。

フレイムタワーが本当に燃えている~。凄い技術ですね。

バスでホテルの近くに戻って来ました。
第二のドバイになると言われているアゼルバイジャン、街並みはヨーロッパ風で昔栄えたアルゼンチンに似ていましたが、似て非なるもの。アルゼンチンと違ってゴミは落ちておらず道も整備されていて綺麗、ホームレスも全くいないのです。
清潔で綺麗な街並みは歩いていて気持ちいいです。
オイルパワーって凄いなと、今の日本の円安状況を考えると羨ましくて仕方ありません。

明日も建築探訪します。おやすみなさい。

カザフスタンのアルマトイからアゼルバイジャンのバグーへ飛ぶ、空港で寝る男(2023.10.18~19)

2023.10.18(水)
1カザフスタン・テンゲ≒3.1円

カザフスタンにも飽きたので飛びます。

カザフスタン→アゼルバイジャンの空路

①国内線でカザフスタンのアルマトイアクタウエアアスタナで3時間20分

②国際線でカザフスタンのアクタウ→アゼルバイジャンの首都バクーアゼルバイジャン航空で1時間

という感じで飛びます。②の経路はコロナ前はカスピ海を貨物船で越えるというロマン溢れる経路がありましたが、コロナ以降運行されていないので、仕方なく飛行機で。本当にコロナ前は船や陸路で色んな行き方が出来ていたので、コロナ前に世界一周に行った人たちが羨ましくて仕方ありません。
私は3日前に航空券を取ったため3.4万という高額ですが、2週間前なら2万円位であります。

カザフスタン、市内から空港行きの92番のバスにチャレンジ

16時、カザフスタンのアルマトイ。21時半の飛行機に乗るにしてはかなり余裕をみていますが、バスが来ません。

この92番のバスで空港の目の前まで行けるのですが、バスが全然来ない上にやっと来たと思ったら、すごい満席で全然乗れませんでした。2回連続で乗れなかったので、バス停を移動して、空港近くまで行く86番のバスもにも挑戦してみたのですが、やはり満席。バスは諦めてYandexタクシーで行くことにします。

しかし、私のSIMカードはなんと!!昨日800MBを使用した時点でギガが無くなり使えなくなりました。なのでいつも行くカフェの入り口の前に行ってWi-Fi泥棒をし、それでタクシーを呼ばなければいけません。

800円もしたSIMカード、なんで800MBしか使えないねん!!

やはり正規店で買わないと要注意です。バスターミナルの売店で買ったので騙されたんでしょうか。
カフェ前でWi-Fi泥棒をしていると、店員さんが「どうしたの?大丈夫?」と心配して中から出てきてしまいました。ごめん・・・親切ね。

Yandexタクシーを捕まえましたが、安い料金を選択したため、相乗りタクシーでした。
先に乗っていたロシア系のおばちゃんは、後ろ3席分を堂々と占領していて、私が乗ろうとしても動きません。仕方ないので、助手席に自分のスーツケースを膝の上に乗せて空港まで40分耐えました。

相乗りYandexタクシーは先に乗っていた方が後ろを占領できるとかいうルールでもあるんでしょうか??
よくわからないですが、ロシア系のおば様は本当に気が強くて勝てる気がしないので、そのまま乗ることにします。
結局、空港までの道は大渋滞で何台もの92番のバスを抜かしたので、タクシーで行って正解でした。
料金は1500テンゲ(450円)。バスだとたった2テンゲだけど。

アルマトイ国際空港→アクタウ空港

アルマトイ国際空港に到着。ここから国内線でアクタウという西の端っこまで飛びます。

この空港はラウンジがありません。ベンチは人だらけ!!

ここでカザフスタンのお金を使い切ってしまいたいので、バーでビールを頼みました。
しかし飲むとダメですね。
コンセントにCプラグを差し込んで充電しながらノートパソコンをいじっていたのですが、そのCプラグを壁のコンセントに刺したまま忘れてきてしまいました。
もう1つマルチ変換プラグを持ってきてはいるのですが、2個目のプラグをなくしたのは痛恨の極みです。

21時半。コンセントを忘れて来たことに気付かずに沖止め飛行機に乗る。
エア・アスタナは機内持ち込み荷物が8kgまでですが、今回も10kgのスーツケースを持ち込んでも重さを計られることはなく、しれーっと持ち込めました。良い子は真似しないように。

エア・アスタナの機内食。
LCCかと思ったのですが、機内食が出ました。フィッシュを頼みましたが、ただの魚のすり身。変な色の明かりで食事がよく見えん・・・

アクタウ空港→バクー・ヘイダルアリエフ空港

アクタウに0時に到着。

なぜか空港内に鳥。この空港も国際線のくせにラウンジがないヘタレな空港なので、ベンチで寝ることに。
そして2時過ぎに同じ飛行機の乗客の人に起こされました。どうやら搭乗時間のようで、目覚ましをかけていなかったので危うく乗り過ごすとこでした。あぶなぁぁぁぁ!!

2時55分出発。1時間しか乗らないのに、律儀に機内食が出ました。
でかすぎて到着寸前まで食べ終わらず焦りまくり!

1時間でアゼルバイジャンのバクー・ヘイダルアリエフ国際空港に到着。
カザフスタンとの時差が1時間あるのでまだ3時。

そしてアゼルバイジャン入国にはビザが要るのですが、日本人なら空路で入国するとパスポートコントロール前の機械で無料で一瞬で発券出来ます。他に日本人が皆無だったので、この時発券しているのは私だけでした。

バクー・ヘイダルアリエフ空港のターミナル2で空港泊

ターミナル2。ここも何もないのですぐ出たのですが、出た瞬間に熱量が激しいタクシー運転手たちに取り囲まれました。
「バスで行くからいいよ!!」と言っても「バスないよ!どこへ行く?ホテルは?」と行く手を遮りしつこいです。朝になれば市内までのバスがあるのに。
しつこくずっとついてくるので、中々バス停や隣のターミナル1に近づけません。

何度「タクシーでは絶対行かないから。」と言ってもついて来て、空港の受付でATMの場所を聞いていたら一緒になって「アゼルバイジャン語で聞いてあげるから。」と言ってきたり、ATMでお金を下ろそうとしていたら「タクシーで市内の銀行まで連れて行くから。」とかGoogle翻訳を見せてきたりと本当にしつこい~!!

タクシー運転手らが怖いので、一度出たターミナル2にもう一度入れてもらいます。入口付近のATMは海外のクレカは使えませんでしたが、2階の出発搭乗口前のATMは使えました。この国でもATM手数料は無料。

100アゼルバイジャンマナトを選択したら100アゼルバイジャンマナト札が出てきました。日本で言えば1万円札位です。これってめちゃ不親切じゃない??
これまでは、もうちょっと細かいお札で出てきたのに。
バスカードは2マナトで機械でのみ購入可。現金のみでお釣りが出ないらしいんだけどどうしよう・・・(´;ω;`)

現在3時半。バスが走り出すまで空港のベンチで寝ようとベンチを見ると先客がいます。
何、このくつろぎ具合。枕に毛布???どうみても日本人よね?
そしてチャック全開のまま床に置かれたかばんに、むき出しのiPhone・・・

大丈夫ですか?スマホ・・・じゃなくて頭。

そして驚愕の事実発覚。
なんか見たことある服だと思ったら、キルギスのさくらゲストハウスで、最終日に会った大学院生のKさんではないですか。
あーた、ブラジルでもパスポートとiPhoneスラれたとか言ってましたが懲りないんですね。

起こしましたが「むにゃむにゃ・・昨晩ジョージアでワイン飲み過ぎて・・・」と寝ぼけておりました。そのまま私も横のベンチで寝ましたが、7時を過ぎても起きてこないので放置して先に行くことにします。

なんだろ。平和ボケなんかな、日本人。しかしあのスタイルは日本でもスラれると思うんだけど。

ターミナル2、外観こんなんでした。夜中のライトアップが綺麗そうだったので写真を撮りたかったです。タクシー運転手らも消えたので、ターミナル1へ徒歩で移動します。

空港バスの時刻表発見。朝の6時から1時間置きにあります。夜中3時に着いても3時間待つだけですね。

バクー・ヘイダルアリエフ空港のターミナル1のマクドで怒られる

しかしどこかでこの100マナト札を、バスカードがお釣りなしで買える5マナト位にまで崩さないといけません。
このターミナル1にないかな。

おおー。なんかかっこいい国旗。アゼルバイジャンなんて国、知らない人もいるんじゃないかな。

外のカフェでは100マナト札のお釣りがないと言われたので、中のマクドへ。
ソフトクリームを買って100マナト札を出すと、ここでも「お釣りないしダメ。」と言われました。この空港には他にコンビニもないので困りました。
「なんでやねん!!ATMでこれしか出て来なかったからこれしか持ってないねんけど!!と言い返したらしぶしぶ、うっとおしそうにお釣りを渡してきました。あるじゃないですか、お釣り。全てあのATMが悪いんですが。

やっと細かく崩れたお釣り。
裏のデザインは全てアゼルバイジャンの国の形ですか。どれだけ自分の国好きなんですか。
はぁ。100マナト札しか出て来ないなら、110マナトとか中途半端な金額で下ろせば良かった。

よくよく見たらおしゃれなデザインの空港。それより中にお金を崩せるコンビニとか作ってよね。
そしてこんなに綺麗なのに1階はハエが飛びまくり。なんで??

空港→市内までバス移動

このバクーカード券売機で、無事バスカードを購入。
5マナト札を入れ、カード代2マナト、3マナトをチャージしました。

空港バスに乗り込みます。

ガラガラ。

1時間弱で終点の28MAY駅に着きました。綺麗なデザインですね。ここから地下鉄で1駅移動。

ホテルまで地下鉄移動

地下鉄もバスと同じバクーカードが使えます。
どこまで行っても地下鉄は0.3、バスは1.3マナト(115円)。

どこまでも深く潜っていきます。

旧ソ連はどこも駅のデザイン凝ってますね。

地下鉄はドアがもの凄い勢いでバンっと閉まります。挟まるとかなり痛そうです。
人が挟まらないか見張りの駅員の女性が各駅にいます。ドアにセンサー付けた方が人件費が浮くような・・・

Travel Inn Hostel

1駅乗って、予約していたホステルに到着。私の好きな女性専用&カーテン付タイプ。

照明・コンセント・物置が付いていて、部屋の窓も大きくて気に入りました。
ここに3泊することにします。

すぐ近所の日本食レストランへ。

親子丼、玉ねぎを大量のマーガリンで炒めた味しかしない。マズ
作り方間違えてますよ。

すっかり夜になってしまいました。あれ、アゼルバイジャン、めちゃめちゃ綺麗!

初めて南米のアルゼンチンに到着した時のような感動があります。そう、ここはまるでヨーロッパ?!

アゼルバイジャン、どんな国なんでしょうか。アルゼンチンに似ているけどもっと全然綺麗です。ホームレスとかゴミとかないですし。

明日から楽しみです。

アルマトイで博物館、マッサージなどで時間潰し。アゼルバイジャンへ向かう(2023.10.17~18)

2023.10.17
1テンゲ≒3.1円

おはようございます。Hostel 64の朝です。同じ部屋のおばさまは少しイビキをかきますが、夜中にしか帰ってこないのでほぼ個室状態、部屋は暖房がきいていて暖かく快適です。

同じドミトリーでも、窓があるかと荷物広げられるスペースがあるかで快適度が雲泥の差。ここの4人部屋は良かったです。

カフェで朝ご飯

本日も表のカフェで朝食。ボリューム満点だけど、昨日のモーニングの方が美味しかったかも。

散歩。

歩道を歩いていると、皆さんこの乗り物で凄い飛ばしてくるのですがなんなんでしょう。
きっとスマホのアプリで好きな場所で乗って、好きな場所で乗り捨て出来るんだと思うのですが、ヘルメット着用なしで凄く飛ばしているので、ぶつかったら大けがしそうで恐いです。
遠くまで楽に行けて便利そうですが。

セントラルモスク

セントラルモスクまで歩いてみました。金ぴかですね。どうせ女性はメインホールに入れないので入らず。

ゼリョンン・バザル(グリーンバザール)

その近くのゼリョンン・バザルへ。通称グリーンバザールと呼ばれているこの緑の建物です。

うーん。。。ウズベクでもキルギスでもいっぱい行ったし飽きてきた・・・あれっ?

めっちゃ美味しそうなモモが売っています!高級なやつではないですか。
金額を聞いたら1800テンゲ(600円)だったので買うの止めましたけど。なぜか日本語シール。
40円位で売っていたキウイを買って、「ついでにオレンジも!」と近くにあったみかんを指さしたら、おばさまが怪訝な顔をします。みかんも1800テンゲだそうです。・・・日本でみかん、もっと大事に食べよう・・・(´・ω・`)

昭和レトロちっくなホーロー鍋。懐かしいです。

道端にもちょこちょこありますが、この市場の前にあった両替屋で余っていたキルギススムを両替。
国境ではバスに置いていかれそうになり、両替する時間がありませんでしたから。

なんと。キルギスでは両替出来なかったウズベキスタンスムが両替出来るではありませんか。
よくよく考えたら隣の国ですから。
キルギスとウズベキスタンが仲が悪かっただけですね。
持っていたウズベキスタンスムは、宿で会ったDスケさんが快く両替してくれたのでもう持ってませんが。

ショッピングモール

バスを乗り継いで昨日とは違う大きなショッピングモールに来ました。
ZARAやH&Mが入っている大きなモールです。

やはりメイソウあり。

最上階のフードコートでコーヒーを飲む。

宿に戻りましょうかね。昼間は温かく散歩出来るのですが、夕方になると寒すぎて暖かい宿に戻りたくなります。レストランに入る余裕がありません。周りの人は完全冬服コートですが、私はユニクロライトダウンしか持っていないのです。

この日も横のスーパーでお惣菜を買ってチンして食す。

アルマトイですることもなくなり、明日はもう飛行機で次の国へ向かおうかと思います。
おやすみなさい。

カザフスタン 国立中央博物館

おはようございます。
カザフスタン3日目。昨日の月曜日は休館日だった博物館に来てみました。

このドームの周囲の1階~3階まで、カザフスタンの歴史を表す展示物あり。ここ以外は撮影禁止なのですが、撮りまくっているアジア人がいます。職員は注意しません。

私も軽く隠し撮り・・・撮影禁止ってほどのものでもないような・・・

ゲルや民族衣装の展示。展示物の楽器を弾きまくる現地の学生たちがいますがいいんでしょうか。
ゲルはほぼ同じですが、布などの柄は圧倒的にウズベキスタンが可愛かったですね。

ソ連ちっくな建物。知らんけど。いつも目の前に銅像あり。

Thai massage 999(マッサージ)

宿はチェックアウト済みですが、本日のアゼルバイジャン行きの飛行機は21時半なのでそれまで時間を潰さないといけません。こんな時は趣味のマッサージですね。Googleで探しまくってここがまだ安そうかなというところへバスで来てみました。

なんでしょう、この変な色の建物は・・・と思っていたらこれがそのマッサージ屋さんの建物。

タイマッサージです。

1時間1,000テンゲ。3,000円ちょっとなので日本と値段は変わりませんが、ここもオイルマッサージが普通のマッサージと値段が変わらないのでオイルマッサージ一択。

カザフスタンのマッサージってどんな感じだろう。従業員はタイ人ではなくカザフ人です。
個室に通され、服を紙パンツ以外全部脱いでマッサージしてもらうところまではフィリピンやタイと同じですが・・・

あの!それ別に全然気持ちよくないんですが!痛いんですが!

という動きが2割ほどありました。
あと若い小さい女の子でしたが、「それ踏んでますよね?今私の背中ぐりぐり足で踏んでますよね?!」という動きも。これまでのオイルマッサージでは踏まれたことないんですが。オイルでリンパを流すマッサージを選んでいるので。

やはりマッサージは東南アジアが断トツ気持ち良かったなぁ~
残り8割位の動きは気持ち良かったのでまぁいいですが。

本日もいつものカフェでパスタ。カザフスタンの空港にはラウンジがないので、食事をしてから空港へいきます。国際線なのにラウンジないって!!
結局、カザフスタンでレストランに行かなかったな。カザフスタン料理ってどんなのだったんだろう。トルコ料理やピザ屋は見掛けたけど、気軽に入れそうな地元のレストランが見つけられなかったんですよね。

16時。バスで1時間以上掛かるみたいなので、ちょっと早いですが宿の荷物をピックアップして空港へ向かいます。

アルマトイしか行ってませんが、カザフスタンは心躍るようなものはなかったかな。
首都はアスタナですが、そこも観光地でもないようですし。
この東の端のアルマトイから西の端のアクタウという町まで列車で53時間掛けて行っているYoutuberの動画を見ましたが、飛行機も金額変わらないその経路、それ意味あるのか?!笑

トルクメニスタンの地獄の門は行ってみたかったですが、とにかく入国も入国してからも面倒そうなので諦め。今から飛行機でカスピ海を越え、アゼルバイジャンへ行くことにします。

アルマトイ寒過ぎ、ゼンコフ正教会など(2023.10.16)

Hostel 64

おはようございます、Hostel 64の朝です。

昨晩、追加の500テンゲを支払い、6人部屋から4人部屋に変更してもらいました。
4人部屋は2つあり、まるまる誰もいないへ部屋が空いていたのに、もう1つのロシア系のおばちゃんと同じ部屋にされました。

なんでやねん!と思いましたが、他の部屋には付いていないバルコニーがついています。この部屋だけ洗濯物が干せる!
昨日の6人部屋より明るくて暖かい部屋だったので、結果的にこっちの部屋にしてもらって良かったです。ロシア系のおばちゃんは朝から晩まで観光しまくっているようで、ほとんど帰ってきませんので。

アルマトイ散策

宿の近くを少し散歩してみました。

おお~!!カザフスタン、おしゃれ!!

これは銀行。
キルギスよりだいぶ都会の感じです。おしゃれなカフェや建物がいっぱいです。

この辺りの旧ソ連、スタン系の国ではキルギスが最貧国だったのかな。タジキスタンには行っていないので不明ですが。

del Cappuccino

ホテルの裏はおしゃれなカフェです。

とても静か。気に入って3日連続通うことになりました。こういうカフェっていいよね~。

金額は日本とあまり変わらない感じですが、ノートPCを広げ現地のノマド風の人も沢山います。

朝食セットも美味しい〜チーズオムレツがキルギスてはこんなの見かけなかった!
サービス料込で3,200テンゲ(1,000円)。

ゼンコフ正教会

さて、早速歩いて観光へ。

公園内に、ゼンコフ正教会(Ascension Cathedral)が建っています。
キルギスのカラコルにあった木造のロシア正教会とはずいぶん違う作りです。あっちの木造の方が特殊なのかな?

横から。

内部も美しいです。無料ですが、入る時にキリスト教なのに女性は頭に帽子かスカーフを被るように言われました。??イスラム教交じってる??

そして目の前のパンティロフ公園のハトの多さに引く。皆さん、エサやりまくってますから。

国立民族楽器博物館に来ましたが、今日は閉まっているようです。まあ有料だし明日も入らないかな…

これは名もなき建物。

Arasan Wellness & SPA

これは何だろう・・・と入ってみると、公園の横に温泉がありました。

日本でいうスーパー銭湯みたいな感じ。口コミを見てそれほど良くもなかったので入りませんでしたが、入ってみても面白かったかも。

カザフスタンの地下鉄

キルギスにはなかった地下鉄がある!2011年開通の地下鉄に乗ってみます。

改札前に X 線検査があり、ウズベキスタンより仰々しいです。X線の後にチケット窓口があります。ここもウズベキスタン同様、どこまで乗っても100テンゲ(35円)の激安設定です。

チケットはマレーシアなどと同じくトークンです。

改札をくぐってから、大江戸線ばりにめちゃめちゃ深く潜っていきます。

その後もホームまでだいぶ歩くので、めんどい。ゲストハウスで会った人に「カザフは地下鉄が便利ですよ。」って聞いてたけど、どこがですか
彼はSIMカードを買ってなくてバスの乗り方が分からなかったからだろうな・・・
「現地の人と同じ旅がしたいからSIMカード買わないんだ~」
と言っておりましたが、途中で「・・・現地の人も皆SIMカード持ってるよね・・・」と気付いたようです。

仰々しいくせに、ウズベキスタンみたいにデザインが凝っているかといえばまあ普通。
一応駅ごとにデザインは変えているみたいですが。昔の梅田駅みたいなデザインですね。

換気が十分出来ていないのか、どの駅も凄く埃っぽい臭いがします。

人は少ないです。
しかしホームまでが一苦労過ぎて、これはバスを利用した方がだいぶ便利そうです。

バスはYandexGoアプリを使えば、どのバスがどこを走っているのか全部こんな感じで出てくるので。
この辺りは日本より進んてるよな〜

ショッピングモール

ショッピングモールに来てみました。

1階しか稼働していなくて大したモールじゃなかったですが、カフェはやはりおしゃれそうです。

日本食もちらほら・・・安田さんが経営ですか?

夕方になったので宿に戻って来ました。外食したかったのですが、カザフスタン、夜が寒すぎ!!
全く表を歩くような気候じゃないので、すぐ横のスーパーで何か買ってすまそうかと。
スモークチーズとか干物とかいっぱい売ってて美味しそうだな。しかも安い。

お魚のチーズ焼きというお惣菜も売っていたので、購入してレンジでチンして食べました。
魚は他のお肉のお惣菜と比べて高く600円位しましたが、内陸国での久々のお魚感動

さて、キルギスで宿の人らから「カザフスタンって何もないよ。」とは聞いてはいたのですが・・・
明日から何しよう。

キルギスのビシュケクから、カザフスタンのアルマトイへ国際バスで移動(2023.10.15)

1キルギスソム≒1.67円。

キルギス最後の朝ご飯

おはようございます。ビシュケクのさくらゲストハウスの朝です。昨晩もバングラデシュ人の大声電話と、オンラインゲーム☆ロシア人の独り言で気が狂いそうでした。
そしてバングラデシュ人のおじさんは、昼もよく昼寝するのですが、イビキがめちゃめちゃうるさいです。そういう人に限って寝付きがよく布団に入ると数秒で寝るのはなぜ。

「同室のインド人、酒を飲むからダメだ。追い出したよ。」と自信満々で私に報告してくれるのですが・・・・

出て行って欲しいのはお前の方じゃっっーーーーー!

と声を大にして言いたかったです。言わなかったですが。

キルギス最後の朝ご飯。いつもの近所のマミルバイディン・サムサシ(レストラン)でサモサです。
地元の方たちを見ていると、この窯に付いている、くちゃくちゃの固い方が表でこれを横に割って食べるみたいです。しかし相変わらず固い・・・

さくらゲストハウスをチェックアウトして、35番のバスでビシュケクの西バスターミナルへ。
さくらゲストハウスでは前回1回、今回1回洗濯してもらったのですが、チェックアウト時に奥さんに「前回サービスした分の洗濯代も入れて300ソム。」と言われました。
えっ。。。それってサービスって言わないんじゃぁ(;´Д`)
物価高のせいか今回から取るみたいです。事前に料金を聞いていなかったのでちょっともやっとしました。

11時過ぎ。バスはこの時間は空いてるのでスーツケースを持っていても乗れそうな感じです。
キルギスのこの大型のバスはキルギスのバスカードか、VISAカードのタッチ決済のみです。私はVISAタッチで11ソム(19円)。

キルギスのビシュケク→カザフスタンのアルマトイ

バスターミナルの正式名はザーパドニ・アフトヴァグザールです。
前回乗ったマルシュ乗り場ではなく、奥の建物です。

薄暗い建物の2階。2番窓口でアルマトイ行きのチケットを買います。
600ソム(1,000円)でパスポートが要ります。朝の8時から2時間おきにあるようです。
11時45分に来ましたが、12時のチケットを買えました。

出発ギリギリにわらわら人が乗ってきて、出発する時には満席でしたが。

窓側の席を指定しましたが、なんじゃ、こりゃ~
ペアガラスの内部が結露していて全く景色が見えません。

カザフスタン国境越え

13時、1時間で国境に到着。なんと。国境越えの写真が全くありません。
と言うのも、キルギス出国時に、3つあるイミグレの窓口のうち真ん中の窓口に並んだのですが、新人の軍服の方がオタオタ丁寧に担当されていて、私の列だけ全く進まなかったのです。並び直そうにも後ろも更に凄い列。
その上更に、子連れの方と老人は順番を抜かししていいという暗黙のルールがこの辺り一帯の国にはあるのか?子連れの人らが入りやすい真ん中の列の窓口から一斉に横はいりしていきます。(並ぶなら順番抜かしされにくい両端がいいです。)
同じバスに乗っていた両端の列の方がどんどん消えていく中、40分以上かけて出国。大急ぎでカザフスタンの入国審査を済ませ、外に出たらなんと・・・

私の乗って来たバスがない!!

あまりにも私の列だけ遅かく、凄い待たせていたのでバスが先に行ったのではないかと覚悟してましたよ。荷物を全部持ってバスを降りていたのが幸いです。
どうしよう・・・カザフスタンのイミグレを出てすぐのところで「アルマトイーアルマトイー」と声を掛けてくるマルシュがいっぱい停まっていたので、これでアルマトイまで行こうか( ;∀;)と思っていた矢先・・・

イミグレを出てかなり先の2個めのガソリンスタンドの角から、ふっと出て来る私の大型バスを発見しました。角を曲がった奥の駐車場に停まっていたようです。慌てて手を振って停めて乗り込みます。

カザフスタンに入ってからはまた絶景ですが、バスに置いていかれたと思っていたので、もう脂汗しか出ず楽しめません。
その後すぐ出発しましたが、イミグレで私の前後に並んでいた2名もやはりまだバスに乗れていなかったので、周囲の座席の人らが必死で最後の1人が乗り込むまで運転手を引き止めてくれていました。
皆さん、親切。イミグレで1時間位時間を要しました、あの若い軍服の担当者、やめて欲しかった・・・

“Sairan” avtovokzaly

17時半、5時間半でカザフタンのアルマトイ、サイランバスターミナルに到着!

ここでもバスを降りたら皆一斉にチリジリに解散。タクシーの勧誘も凄い。
市内までは遠いみたいなので、いつも通りATMでキャッシングしてSIMカードを購入してローカルバスでホテルまで行くことにします。

この郵便ポストみたいなのがATMとは気づかず、探しまくりました。

カザフスタンもATM手数料は無料!

薄暗い陰気なバスターミナルです。2階はなぜか全てアーミー服売り場。
左奥の売店が唯一SIMカードBeelineを売っていたので購入。箱には「500テンゲ」って書いてるけど2000テンゲ(800円)でした。ボラれているのか値上げしたのか・・・アクティベートも窓口のお姉さんに無理やりしてもらいます。やはりウズベキスタンやキルギス同様、パスポートのスクショを本社に送ってからの開通で少し時間が掛かりました。

Hostel 64(ホテル)

カザフスタンでもウズベキスタンとキルギス同様、YandexGoアプリが使えたので206番のローカルバスでホテルに辿り着けました。バスはONAYカードというバスカードで払うと1回100テンゲ、現金払いだと200テンゲ(60円)です。カード代が500テンゲ以上するようなので、私はカードを買わず、毎回現金払いにしました。

なんかもうすっかり夜に。カフェの裏の薄暗い入口のホテルです。

従業員の方にも全く英語が通じませんが、いつもなんとかなるのが不思議です。
キッチンあり。洗濯機もありますが電源が抜かれていて使えません。

6人部屋の女性専用ドミトリー4,500テンゲ(1,400円)を予約していたのですが・・・
私以外の他4名が全員中国人の友人同士!!
この狭さの部屋で、一斉に皆が中国語で会話し始めます。
う、うるせーーーーーっ(;^ω^)

はぁぁぁぁ??ドミで大声で喋るな、うるさい
なんで友人4名で宿泊するのに、余っている4人用ドミトリーを予約せえへんねん!!
6人部屋と4人部屋では4人部屋の方が150円高いのですが、ケチってるんでしょうか??

それと、通常2段ベッド式のドミだと下の段の方がトイレなどに行きやすいので下の段から埋まるものなのですが、中国人らは上の段から占領しています。なぜなんでしょう。国民性的に高いところが好きなんですか。

私の方がもうGoogle翻訳でロシア語で「中●人がうるさいから4人部屋に変えてくれ。」とレシェプションにお願いしました。
こんなこと言って申し訳ないのですが、同じ声量でもフランス語やロシア語は不快に感じないのに、中●語は非常にうるさいのです。音の高低差のせいでしょうか。

しかしキルギスの中国スーパーで買っておいたインスタントラーメンはめちゃくちゃ美味しいです。

景色を見た感じ、カザフスタンもキルギスと似ている国でしょうか。
しかし横のスーパーが23時まで開いているのでだいぶ都会かも。
カザフスタンには3泊します。

ひとり季節外れのチョルポン・アタ。ラスト・キルギスは日本食フルサトへ(2023.10.12~14)

おはようございます。カラコルのCapsule Hostelの朝です。
この2日間で往復12時間という一生分のトレッキングを果たし、身体がヘトヘトのボロボロです。

朝食は楽しくミラたちと。
ベトナム人、韓国人、マレーシア人なので全員辛い物好きですっかり意気投合し、本日は渓谷へ行くそうです。そして深夜バスで戻って来るのだとか。そんな体力ついていけません。
風邪なのか熱っぽいので、Dスケさんにも先にビシュケクへ戻ってもらい、私はのんびり行動することにしました。いや、もう年齢的にね・・・体力が。

カラコル散策

昼頃Dスケさんを見送った後、カラコル散歩。やはりいい景色~!!

町で一番大きなショッピングモール。中に入ってみます。

なんじゃ、これは・・・
やはり私は都会にしか住めないかも(´・ω・`)・・・

中国風モスクがあるとミラたちに聞いたので、歩いて行ってみます。

Dungan Mosque(中国モスク)

中国からやってきたムスリムであるドゥンガン人のモスクだそうです。カラフルですね。
髪の毛にガッツリスカーフを巻いて、敷地へ入ります。
ウズベキスタンで1日目に購入したスカーフはずっと役に立っております。

お祈りの時間ではないので誰もいません。

釘を1本も使っていないそうです。清水寺ですか。
モスクというよりお寺に近くて面白いですね。

カラコル→チョルポン・アタ

さて、14時。そろそろチョルポン・アタへ向かいましょうかね。
カラコルではもうすることがないし、ビシュケクに5時間掛けて戻る元気もないし・・・で、ここからビシュケクに戻る途中にチョルポン・アタというイシク・クル湖沿いのリゾート地があると聞いたので行ってみます。
カラコルから2時間で着きます。

カラコルではYandexタクシーアプリが使えるけど、ほとんど捕まらないので、到着した時のバス停へ、YandexGO アプリで105番のバスで向かいます。15ソム(25円)で行けるので、やはりSIMカードあると便利。
バス停に到着。「チョルポン・アタ?」と聞いて、マルシュートカに乗り込みます。

昼を過ぎてるので人が集まるか心配だったけど、ギリギリの最後の席に乗れてすぐ出発。ラッキー!!
チケットはすぐ横にあるチケット窓口で買います。200ソム(330円)。
売店は探したけどなかった。。。

ビシュケク→カラコルのバスはノンストップでしたが、このカラコルからいくマルシュは途中で地元の人を乗せたり降ろしたりしまくりです。

チョルポン・アタのバスターミナルではなく、向かいのバス停で降ろされました。
GoogleMapでGPSを見て運転手に告げないと、通り過ぎます。

Petrovskaya Pristan 2(ホテル)

バス停から歩いてすぐのホテルにしました。1泊9ドルです。

イシク・クル湖で泳げるのが9月までだからでしょうか?
オーナーも電話で呼び出さないと常駐してないし、他の客も見かけません。

10室以上部屋があるホテルで1室だけあるドミトリーを予約したけど、客は私と韓国人男性の2名のみ。
これだけ部屋が余ってるなら、セブのボホール島でしてもらえたように、シングルルームにグレードアップさせて欲しかったけど・・・きっちり韓国人男性と同じドミトリーに案内されました。
うーん、キルギス人、きっちりしてるね
部屋は柄が多過ぎで落ち着かない。

イシク・クル湖へ

気を取り直してイシク・クル湖の方へ歩いて行ってみます。

目の保養。360度絶景の町です。
しかし・・・お店が、ホテルが全部閉まってるんですが。シーズンオフって怖い。

公園も誰も歩いていません。これまた映画「アイアムレジェンド」の世界を思い出しました。
私以外誰もいないよーちょっと、怖いよー。

湖に到着しました。先月までなら大勢の家族連れがここで泳いでいたのでしょう。
少し寒いですが、お陰様で絶景を独り占めして感傷に浸ることにします。
う~ん。淋しくなんかないもん!

お腹が空いたのでホテルへ戻ることに。レストランは大通り沿いにある2,3軒しか営業していないようです。

客は私とねこちゃんだけ。
店主のおばさまは、めちゃめちゃ愛想悪くて恐い!!

手書きのロシア語メニューをやっとこさGoogle翻訳で解読して液体ラグマンを頼みました。ビールを置いてるか聞いたら睨まれ(もちろん置いてない)、フォークはぽんっとテーブルに投げつけられたのにサービス料は15%取られました。他に店がないから強気設定!!
まあラグマンは美味しかったです、とにかく恐かったです。

チョルポン・アタ→ビシュケクへ

次の日、曇っていたので湖へ行くのはやめてビシュケクへ戻ります。
売店ではいつもコーラ購入ですが、それにしてもキルギスってなんでコーラ常温なんだろ。

11時20分。
こんな人がいないところでまたマルシュの客が集まるのか心配でしたが、地元の人たちであっという間に埋まって出発しました。
ビシュケクまで400ソム(670円)。カラコルからここまでが200ソムで、カラコル→ビシュケクが500ソムなので、1回降りても100ソムしか余分に掛かっていない計算です。

3時間でビシュケクに到着。さくらゲストハウス再び。
Dスケさんは前回と同じ部屋にいましたが、そこはもう空いていないとのことでバングラデシュ人部屋」に投入されました。最悪です。
バングラデシュ人のおじちゃんが朝から晩までずっと家族と部屋の中でスマホで大声トーク、その横でロシア人男性が、夜中3時を過ぎても大声で独り言を発しながらオンラインゲームをしている部屋です。私の横は夜中に独り言でお祈りするインド人男性2名。気が狂いそうです。

セブ島留学で英語力に少し自信がついた私は、全員に注意して差し上げました。
そうしたら静かになりました。何事も我慢しないで言ってみるもんです。

次の日、Dスケさんとその同室にいたKさんと昼はキルギスのチェーン店、Macバーガーへ。マクドナルドではありません。
ラッシーは塩が入り過ぎてて海水より辛かったので全残しです。こんなの飲んだら死ぬような気がするのですが。

日本食レストラン ふる里

今日はキルギス最後の夜です。明日、北のカザフスタンへ移動することにしました。
今でもキルギスは凄く寒くて、もう夜は宿の中庭ではくつろげない気候です。寒くなり過ぎないうちに中東を回っておきたいのです。

最後はちょっと贅沢に。日本食が恋しくてDスケさんと日本食レストラン「フルサト」に来てみました。バスで来たのですが、暗すぎてお店がどれか分かりませんでした。

中は高級感溢れる内装です。外のこの席は今はかなり寒いかも。19時に行くとギリギリカウンターの席に潜り込めました。外装からは想像もつきませんでしたが、中は満席、人でいっぱいです。

Dスケさんが頼んだお寿司。
大将は日本人です。カウンターで握っているのはキルギス人。凄いですね、この美しさ。キルギスで魚なんて見なかったのですが、どうやって仕入れているのでしょうか。
大将に私たちが関西出身だと言うとなんと!ビールを2本サービスしてくれました( *´艸`)ありがとう~

私が頼んだ天ぷら。
久々のビールです。いや、そんなことよりびっくりするのがこのお店のクオリティーの高さです。

お世辞抜きで、まじで、日本で普段食べる天ぷらや寿司よりはるかに美味しかったです。日本でも結構美味しいところに食べに行ってるのですが。
衣はさくさくで何か味がついています。つゆも薄味で美味しかった~
お値段は一人4千円とお高めですが、もっと高くてもいいんじゃぁ・・・位の味でした。

Dスケさんもずっと「めちゃ美味しい」を連発。
食が引き起こす幸福度の力は圧倒的ですね。
本当に幸せな気持ちになった、キルギス最後の夜でした。

明日はカザフスタンへ。明日からまた一人旅です。