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1人旅好き。2022年12月に世界一周出発。

アルティンアラシャン2日目にして下山(2023.10.11)

アルティンアラシャン2日目

おはようございます。
昨夜はネットが繋がらないのですることがなく、早々に寝たので早起きです。
さ、寒い!!

夜は電気が止められるので暖房なしです。

夜中、トイレに起きるとウズベキスタンのユルタキャンプ同様、星がびっしりで綺麗でした。
そして外にあるトイレに行くとき、ここで飼われている看板犬ワンコがずっと吠えながらついてくるのが可愛すぎます。

しかし寒さとこのトイレは辛い。これは公共トイレですが宿のトイレも似たような感じ。
寒い・ネットなし・ビールとコーラなし・トイレの質。これらに耐えられる人だけが山に来れる・・・

8時。絶景を見ながら宿の朝食。かなり寒いので暖かい食事がありがたいです。
入院していた時も思いましたが、日々の楽しみのピークは風呂と食事。これに尽きます。

海外の人って夜7時位に寝ても起きて来るの遅いですよね。9時を過ぎてやっと皆揃いました。
そして今日はどうするのか、もう1泊するのか?もっと先へ行くのか?
皆に聞いてもまだ決めあぐねているようです。

私はこんな絶景を目の前にしても落ち着かず、気になることがあります。
昨日の昼からネットが繋がらないためニュースとか家族の安否とか・・・ちょうどイスラエルでの攻撃のニュースが出ているところでしたし。
ネット中毒、勿体ないですね、こんな絶景を目の前にして。

朝食後もすることがないので、
「ゲストハウス エルザの前に無料の温泉が4つもあるよ~」とヨルダン人のお姉さまに教えてもらったので来てみました。

お湯が流れて混んでいるタイプではないので汚い・・・水面に何かいっぱい浮いてる・・・
やはり自分のところの温泉に入ることにします。寒いので。

なでろ。と要求する看板ワンコ。

11時。ミラたちは今から乗馬して14時位にここを出ると言っています。
私とDスケさんは特にすることもなくなったので、先に2人で下山することにしました。

帰りも同じ道。景色は同じだけど日の当たり方が違うので楽しめました。
途中、ミラ以外の後から来た旅の仲間全員に抜かされました。皆さんも早目に下山することにしたようです。

途中、現地のガイドを連れた日本人男性1名とすれ違いました。ガイドさんも往復10時間一緒って大変だなぁ・・・私が行った感じではGoogleのGPSは繋がりますし、私たちが間違えた分岐点以外は1本道なのでガイドなしでも大丈夫そうです。

ツアー会社の車とも2台すれ違ったので探せば車でも行けそう、1万円以上するでしょうが。
そしてカラコルで同じ宿にいた韓国人カップルと、15時頃にスタート地点から3分の1進んだ辺りですれ違いました。えっ到着夜になるんじゃ・・・この折れ曲がった遭難しますよ、大丈夫なんですかね。

登りよりは下りの方がかなりマシです。それでもきっちり5時間かかりましたが。
昨日タクシーを降りた場所で、やっとかなり遅れてきたミラと合流出来ました。
乗馬体験はどうだったか聞いたら、宿のおじさんが全く馬を操縦出来ず、またがって一瞬写真を撮っただけで終わったそうです。
Dスケさん、憧れの乗馬体験は諦めて良かったと思います。

タクシーを降りた場所ではYandexタクシーが捕まらず、マルシュ乗り場へ。
アゥンティンも合流して4名でいつ来るか分からないマルシュ待ち。
夕方から飲んでいる地元のおじさまたちにずっと「カリア?カリア?(コリア?韓国人?)」絡まれまくります。何度「ヤポーニャ!(日本人)」と言っても全然人の話聞いてないんだけど。

しかし1台の車が通りかかったら、おじさまたち3名が一斉に車を停めてくれ、その車が私たちを4名をホテルまで乗せてくれることになりました。
最初タクシーかと思ったのですが、これもまたウズベキスタンでの体験と同じく無料のヒッチハイクです。
いくら払ったらいいか聞いたら一人30ソム(50円)しか要求されませんでした。

その日の夜はカラコルで贅沢にもカフェでお寿司。
クリームチーズのお寿司は南米で慣れたし結構好きです。右はDスケさんが頼んだウナギなんですが、ほとんど入ってないような・・・
久々ビールが飲みたいですが、キルギスってビール置いてあるレストランないんですよね。ウズベキスタンでは置いているとこ多かったのに。

キルギスの絶景に満足しつつ、おやすみなさい。

キルギスの秘境、アルティンアラシャンへ。トレッキング6時間で温泉に辿り着く(2023.10.10)

おはようございます。本日は宿をチェックアウトし、アルティンアラシャンへトレッキングで向かいます。

せっかくキルギスに来たので絶景を見たい。
私が30歳の頃、同僚が「バックパッカーでシルクロードを周遊した。」と言っていて「どこの国が良かった?」と聞くと「キルギス!絶景!」と答えてくれました。
その時初めて聞く国名に興味深々。いつか私も行ってみたいとずっと思っていた国です。
首都のビシュケクでは絶景感が感じられませんでしたが、アルティンアラシャンなら、同僚がその昔見たような景色が見れるのではないでしょうか。

アルティンアラシャンへのトレッキング

荷物は1泊分の最低限だけリュックに詰め込み、他は宿に置いていきます。宿のオーナーはいつも別の場所にいるので奥の部屋に入れただけですが。
近所の市場で大きな水とランチ用のパンを買い込んで、いざ出発!

上記のスタート地点のアスクー村までは、カラコルのバスターミナルからマルシュで行けます。
しかし今回は宿の人らと総勢8人で行くのでタクシーでトレッキングのスタート地点まで行くことに。
タクシーならここからもう15分位歩いた先まで行ってくれます。

9時にホテルを出発。同じホテルのベトナム人のアクゥンティンとマレーシア人のミラがホテルのオーナーに電話して荷物を預かって貰えるよう手配し、他の宿の人6名を集めてタクシーまで手配してくれました。何から何までありがとう。26歳でしっかりし過ぎで感謝、感謝。
他のメンバーも全員一人旅の国籍バラバラ。韓国人男性2名、ジョージア人女性1名、ロシア人女性1名、アクゥンティン、ミラ、Dスケさん、私の8名です。

タクシーからの景色。交渉して1台800ソム、4人で乗ったので1人330円です。

キルギスではこんなハリボテのような教会をよく見ます。
色は違えど全部同じ形なので、工場大量生産とかなのでしょうか??

アスクー村入口、ここから14㎞

9時半、30分でトレッキングの入口に到着。
タクシーが行けるのはここまで。ここで道が2つに分岐しています。ブログじゃ「1本道なので絶対迷わない。」とあったのですが・・・
私はGoogleMapを見て「左の道だと思う。」と言ったのですが、筋肉ムキムキで語学ベラベラの韓国人アチェがMapsMeを見ながら「いや、右の道だ。」と言います。そしてタクシーのおっちゃんは「右の道だ!」と言ったので皆で右の道を進むことに。

これは帰りに撮ったのですが、正しい道は左の道です。看板が壊れてゴミ箱の裏に倒れて見えなくなっていました。これから一人で行かれる方は迷われぬようご注意。ここから14㎞。

そんな壊れた看板を見落とし、間違った右の道を行く御一行。

紅葉が綺麗だなぁ。

20分位歩いて、もう一度GoogleMapを見るとやはりメインの道から外れている気がします。道もどんどん細くなっていくし・・・そのタイミングで軍服を着た男性の車が通り掛り、降りてきてこう告げました。
「お前らアルティンアラシャンに行くの?この道じゃないよ。分岐点に戻って左の道へ行け。」

がーん。やっぱりね。GoogleMapは最強なんだから。8人で話し合い、来た道を戻ることにします。
後ろからずっと付いてきていた野生の馬たちが、私たちがUターンすると「まいった」という感じで同じようにUターンして引き返しだします。
臆病で私たちとすれ違うのが怖いようです。ごめんね~・・・

分岐点から左の道を歩き出します。40分位時間と体力をロスしました。
トレッキングが大嫌いな私は、20~30代の皆に付いて行けるか心配でこれに参加するかかなり悩んだんです。少しでも体力は温存したいのに、この40分は痛い・・・

しかしこのトレッキングコースは、そんな心配も吹き飛ばしてくれる癒しの絶景コースです。

これがキルギスかあぁぁぁぁ~

気持ちええええぇぇーーーー。来て良かった!本当に良かった!
Dスケさんはずっと「僕、これまで生きていて本当に良かったです。」を連発しておりました。

遅れた人を待つために、ちょくちょく休憩を挟みます。各々持ち寄ったお菓子やフルーツを交換。
どうやらマレーシア人のミラは私より体力がないのか、めちゃめちゃゆっくりだし、ロシア人のおば様は57歳とのことでこの辺りでかなりしんどそう。自分が体力なくて迷惑かけるかも・・・という心配は杞憂でした。

13時。3時間半歩きました。Wi-Fiはトレッキング入口付近以外は入りませんがGPSで自分の位置は見れます。なんかまだ半分位しか来ていないような・・・・

しんどい・・・と思っているとツアー会社の車が通りがかり、すかさずロシア人のおば様が運転手とベラベラ話して速攻で空いてる席に乗り込み、車で行ってしまいました。
待って・・・私も乗せて欲しかった(´;ω;`)

いや、ここで車に乗ったら負け、負けたことになるっ。
何に負けるのか分かりませんが、絶景を堪能するためにひたすら体力との勝負で歩くことにします。
やっと「あと7㎞看板」が見えました。この時点で体力ボロボロなのに、ここでやっと半分・・・

Dスケさんは途中、私の荷物を持ってくれる程、心の寛大な人でした。アルゼンチンで出会った日本人らと全然人種が違うぞ。
そしてだんだん人もバラバラに。
もうミラは「ひとりで行くから。」とかなり後ろをひとりで歩いています。
私も段々遅れ、ひとりに。
でも皆で登るのも楽しいし、ひとりでこの絶景を独り占めも楽しい!
一人で歩いている韓国人女性にも会いました。トレッキングポールはツアー会社からレンタルしたそうです。あれがあるのとないのとでは楽さが全然違うんだよな~羨ましい・・・

14時45分。やっとあと1km地点に来ました。
ここまでの道は勾配はなだらかなのですが、道に岩がごつごつ出ていて、足首グねりまくり・靴と足首が擦れて痛いのが辛いです。

そしてあとこの最後の1kmから急にすごい勾配が急に。空気もめちゃ薄いです。
標高2,600m。肺が痛い。

アルティンアラシャン到着

あと1km地点から1時間もかかって到着しました!
麓に見えるのがアルティンアラシャンの宿泊所です。
トレッキング大嫌いでしたが、やり遂げました。途中の車にも乗らず。
マチュピチュと同じく、20年間ずっと行きたいと思っていたキルギスの絶景。
達成感が凄いです。そしてあまりのしんどさに、きっとこれがもう人生で最後のトレッキングだと思います。

皆で動画や写真を撮りまくっていると、やっとミラが追い付いてきました。
ここから下ってホテルに辿り着くのも、結構時間がかかりましたよ

アルティンアラシャンの宿(GoogleMapになし)

16時。やっとアルティンアラシャンに到着です。5.5時間かかりました。
ネットに5時間と書かれていたので道を間違えなければその位でしょう。

ホテルやユルタが数軒ありましたが、9月までがシーズンのようで、ホテルは2軒しかやっていませんでした。奥のゲストハウスElzaは人気でいっぱい宿泊者がいましたが、手前のこの無名のホテルはガラガラ。
そしてとっくに先に着いていたロシア人のおば様が、宿の人と交渉して4人1部屋を2つ、朝食と夕食と温泉付きで1人1800スム(3,000円)にしてくれていました。

男性4名、女性4名なのでちょうど2部屋に分かれられていいですね。
宿(村?)全体が夜の8時から朝の9時までは電源が切られて充電が出来ませんでしたが。

体が疲れ切っていて、ミラと「コーラが飲みたいよぉぉ」と騒ぎます。この宿は水しか置いておらず「あっちのゲストハウス・エルザに売ってるよ。」とのこと。エルザに皆で行ってみますが、水以外ほとんど何も売っていません。ビ、ビール・・・(´;ω;`)
びっくりするほど美白肌の韓国人男性、ヨンさんは1本だけ売っていたウォッカを買われていました。

日が傾いてくるとめちゃめちゃ寒くなってきました。
この宿に付いていた無料温泉。2つあってもう1つの方はもっと広くて、ずっと絶え間なくお湯が注ぎ込んでくるのでまだ綺麗です。女性4人で広い方に先に入りました。温度は39度位しかないですが寒すぎるので天国~(*´ω`*)

アルティンアラシャンって黄金温泉って意味だそうです。どこが黄金??って感じですが。
生まれて初めて温泉に入るミラは、裸で入るというのが信じられないらしく服を着て入っていました。
男湯の方は相当熱かったらしく、ベトナム人のアゥンティンは入れなかったそう。
ベトナムとマレーシアって温泉ないんだ・・・

シャンプーとバスタオルを持ってきていましたが無駄でした。シャワーは水しか出ないし石鹸が使える雰囲気ではなし。バスタオルは宿から貸してもらえました。
女湯ではロシア人おば様の過去の恋愛話の独壇場でした。早口過ぎて何言ってるか分からないし温泉ってそんな30分以上もつかっている場ではないような・・・(;^ω^)私だけ先に退散。

宿の看板犬と戯れる。ずっと付いてくるのでめちゃめちゃかわいい。

夜ご飯です。18時に夜ご飯と言われていたのに、なぜ皆さん18時を過ぎても全く用意しないのでしょう??
ミラに「まだ夜ご飯行かないの?」と18時5分に聞くと「日本人って本当にパンクチュアル(時間厳守)ね♪」と言われました。いや・・・私だけ間隔おかしいんかな・・・

夜ご飯の頃には天真爛漫のミラのキャラにメロメロのアクゥンティンヨンさんでのミラ争奪戦!になっておりました。そっちの席のアジア人同時の会話だと私の下手な発音も通じるのですが、私が座っている方の席は後から来たフランス人男性も交えて旅情報交換会。ここから30㎞行くとアラコル湖に行け雪が積もっていますが、絶景だそうです、30㎞、絶対行かね~
そしてヨルダン人たちとの会話は早すぎて聞き取れません。

フィリピン留学の意味って!笑
1ヶ月の留学位じゃ歯が立ちませんね。セブ島の先生たち、めちゃゆっくり話してくれてたんだな

寒いので先に失礼して寝ます、おやすみなさい。

キルギスの首都ビシュケクから大自然のカラコルへ移動(2023.10.9)

本日は宿をチェックアウトし、キルギスの首都ビシュケクから東に約400キロメートル離れたカラコルへ移動します。

イシク・クル湖(Issyk-Kul Lake)の東部に位置し、マルシュで1本で5時間で行けるキルギスの絶景スポットのようです。同室のDスケさんに教えて頂きました。
彼と一緒に移動します。Dスケさんは31歳で私とかなり年齢差がありますが、穏やかで仏のような話し方をされるので気が合います。(合わせてくれてるのでしょうが。)凄く気を使える優しい方で、文学的な知識もあり一緒にいて楽しいです。

朝10時。ウズベキスタンから来た時に降りた西バスターミナルへYandexタクシーで向かいます。バスは満員で乗れませんでした。Yandexを降りた瞬間にまたも凄いタクシーの勧誘。振り切ってバスターミナルの1番東に位置するマルシュ乗り場へ。

ここからはこれだけの場所へこんな安い金額でマルシュで行けるようです。読めないんですけどね。読める人は活用してくださいな。

マルシュは満席になったら出発するシステムです。この経路はすぐ埋まるようで、乗ったらあっという間に満席ですぐ出発。料金は5時間以上乗るのにたったの500ソム(840円)です。

1番後ろの左側の座席に座りました。日が当たらなくて正解です。ずっと絶景で興奮。
眼の保養&癒されまくり。

2時間位走って1度トイレ休憩。

絶景トイレ過ぎる!キルギスに来て良かった~。

トイレ休憩は長かったです。小売り店でジュースとパンを買いました。これなんの像だろう?

進行方向右側に座ると湖側なんだけど、暑そうだし湖はちょっとしか見えなかった。
因みにイシククル湖は世界で2番目に標高が高い塩湖だそうです。

マルシュからの景色。
さくらゲストハウスに宿泊されていたカップルやマリアはビシュケクだけで次の国へ向かっていたけど・・・この絶景の場所に来て初めてキルギスの良さが実感出来るのではないでしょうか。
勿体ないなぁと余計なお世話を考えます。

カラコルという町のバスターミナルに到着。しょぼすぎてGoogleMapを見ないとここだと分かりません。

Yandexタクシーで5分位で本日のホテルへ。

Capsule Hostel

町の中心近くにある、私のお気に入りのカーテン付最新ドミトリーです。

数百円位高くても、このタイプのドミトリーはプライバシーが守られて満足度が高いので、この手のドミがあれば速攻で予約。

キッチンもとても綺麗です。
ベトナム人の男の子が泊っていて「明日皆でアルティン・アラシャンに行くんだけど、どう?」と誘われました。ここにはアルティン・アラシャンにトレッキングをしに来たので参加したいですが、一緒に来たDスケさんは「キルギスの草原を馬で駆け巡りたい。」という野望があるらしく、馬に乗れるツアー会社に参加したいとのこと。
「ツアーで行くから。」と断って今からツアー会社を探しに町へ出かけます。

すぐに端まで歩けてしまうめちゃめちゃ小さい町です。
車も人も少なく、向こうに見える景観が美し過ぎます。
ここで生まれ育った人は毎日こんな景色を見ているですね。毎日癒されているんでしょうか、それとも飽きるんでしょうか。

宿の目の前の建物。

ロシア正教会

すぐ近くにロシア正教会。
ロシア帝国時代に建てられた木造の教会です。
キルギスはイスラム教が主宗教なため、少数派の教会。

裏側。中も外観と同じくとてもかわいくて芸術的でした。撮影禁止なので中の写真はなし。
ロシア系の顔の子供たちが庭園で遊んでいました。

お決まりのモニュメント。
この後、Dスケさんの望みを叶えるべく、カラコルのツアー会社(CBT Karakol)やインフォメーションセンターをいくつか回ったのですが、全部閉業しているんですよね。
1ヶ月前には口コミが投稿されているので、たぶんどこもシーズンの9月で営業を終了して、寒くなる10月は全部閉まっているのではないかと・・・

失望のDスケさんとホテルの近くに戻って来ました。
一緒に回りたかったけど・・・私は一人でアルティン・アラシャンをトレッキングした人の記事を見たので、その通りに一人で行こうかな。馬に乗りたいわけではないし、ツアーって高いからなぁ。

この店を右に曲がると商店街になっていて、食堂があるので入ってみます。

1軒だけめちゃ繁盛しているお店があります。凄い回転率です。
ここでカラコル名物、アシュリャンフーという麺料理が食べられるみたい!

70ソム(117円)。ジャガイモ入りのナンも付いてます。美味しそう~と一口ぱくっ。
つ、冷たいーーー
麺=熱いと思い込んでいて口に入れるまでその意外性にびっくり。
酸味があって美味しいけど・・・麺は熱い方がいいなぁ。夏に食べるものなんだろうな。

パンチングマシンで遊ぶ地元の子供たち。北の方だからか、首都よりロシア系の顔の子が多くなりました。

なんでしょう。ホテルの入口らしいのですが。

Karakol Coffee

ここが目抜き通りかな?という通りでカフェに入ります。

ラテとチーズケーキ340ソム(530円)。キルギスではお高め。美味しそうでしょ。
しかしチーズケーキは全く味がしません。食感だけ楽しみます・・・

スマホに付けてる紐は100%ネコホイホイです。なんで紐ごときでこんなに猫が釣れるんでしょうか。メキシコでもやられまくりました。

暗くなると寒い!
10月はシーズンオフのようで静かなカラコル。
ホテルに戻るとまたベトナム人のアクゥンティンくんが話し掛けてくれます。
「ツアー会社どうだった?」
「全部閉まっていたよ(´・ω・`)明日は何人で行くの?」
「ここに宿泊している3人と他のホテルの人らも呼んでるから分からないけど・・・」

ここのホテルにミラというマレーシア人の陽気なお喋りな女の子もいて、彼女も行くようです。彼女らと一緒に行ったら楽しそうだなぁ。Dスケさんに尋ねてみると彼も馬は諦め、一緒に行こうかなと。
「一緒に参加していい?」
「もちろん!!」

なんて感じのいい子なんでしょう。
明日はキルギスの大自然を堪能するためアルティン・アラシャンへトレッキングします。
体力のない私がずっと避けてきた、大嫌いなトレッキングです。

ビシュケク観光。博物館、図書館、オシュ・バザール、モスク(2023.10.7~8)

おはようございます。さくらゲストハウスの朝です。私が宿泊しているのと別の建物は、バングラデシュ人のおじさんが長いこと宿泊していてナシをくれました。月末にタイへ飛ぶそうですが、ここに観光するでもなくなぜ長居しているのか不明です。

昨日に続き、本日も曇りです。ウズベキスタンがずっと晴れていたので久々じゃないでしょうか、こんな天気は。曇りの日はおとなしく博物館にでも行きます。同じ部屋のDスケさんに誘われて行きました。

キルギスSIM情報

ウズベキスタン到着時に、空港で買ったBelineのSIMカードがキルギス入国後も2日間使えていたのですが、急に使えなくなりました。少しだけローミングサービスが付いていたけど、それも使い切ったのでギガを追加購入しないといけないみたいです。追加購入はネットで出来るようですがロシア語で意味不明なため、またBelineのSIMを490ソムで買い直しました。

マミルバイディン・サムサシ(レストラン)

まずは朝食。近所のサモサがとてもジューシーで美味しいとカップルの方に聞いたので。彼らは今朝カザフスタンのアルマトイへ向かわれました。男性の方はYoutuberです。最近多いですね、そういう方。

入口の窯の中を覗くとこんなパンが張り付いていました。昔ながらの作り方でしょうか。

メニューはいつもロシア語しかなく読めません。Google翻訳でも意味不明なメニューも多いです。

そしてサモサ小をオーダーするとこんなのが。(お茶も入れて300円)
確かに中身は美味しいんですが、外のパンが固すぎて歯が折れそうです。ここで歯が折れたらまた帰国です。

キルギスの公立図書館

博物館へ行く途中に一般市民の図書館があったので入ってみることにしました。旧ソ連の図書館がどんなのか興味津々です。銅像は肩に服を掛けているおっさんでおしゃれさんですね。

しかし中へ入ると同時に受付に呼び止められ、パスポートを見せて少額のお金を払い、地下に荷物とスマホを預けさせられました。中は外国人は撮影禁止なのでしょうか。
3階まであって各個室が「トルココーナー」「韓国コーナー」「イスラム(?)コーナー」などに分かれています。キルギスに縁のある国々なんでしょうか。そして静か過ぎだし個室に入る度に受付のおばさまに呼び止められたりして緊張感が半端ないです。何か機密文書でも隠しているのでしょうか。

図書館は本当に静寂で、ほとんど人もなく、とても集中できそうな感じで羨ましかったです。人口密度が日本と全然違うんでしょうね。
公園に喫茶をやっているゲルがあり、Dスケさんが興奮されていました。ゲルに泊まりたいみたいです。

博物館の向かいの政府機関。

State History Museum(歴史博物館)

歴史博物館に来ました。もう一つ絵画など飾ってある博物館もあるようなのですが、今回はこちらだけにします。入場料は200ソムで330円です。キルギスはウズベキスタンより物価が安いです。

中も本格的なゲルの展示。

ゲルジグゾーパズルもあり。Dスケさんと頑張って完成させました。旦那さん、料理か子守手伝えよっって感じの図ですが。

その後は映画館へ寄ったり・・・

夜はまた朝と同じレストランで牛串とマンティです。羊のシャシリクはないと言われました。この牛、美味しい!明日もビシュケク観光します。

さくらゲストハウスの近所のデパート

次の日、今日は晴れています。宿の裏のバス停通りに中華系のデパートがあるというので入ってみます。

相変わらずこんな造り。人がいなくて買いにくい。

こんなとこに三菱のエアコンが。

そしてそのままバスに乗ってオシュ・バザールへ行ってみます。YandexGoというアプリを入れたら、どのミニバスに乗ったらいいか、そのバスが今どこを走っているのか表示されるので、方向音痴でロシア語が全く話せない私でも、ウズベキスタン・キルギス・カザフスタンでは好きな所へ行けるんです。

大きいバスが先に来たので4番のバスに乗りました。

バス停から降りてバザールまでの道。昔の大阪の天王寺もこんなの売ってましたね。

まあ、大きいバザールでしたがウズベキスタンで行きまくったので同じような感じです。できたてのパンを買いました。30ソムってこんな大きくて50円なんですよ。もちもちしていて美味しいです。

ナッツ類も買ってみました。230円です。H山さん、ウズベキスタンでめっちゃ値切っていたからキルギスの方がだいぶ安いのかな。この後このナッツは量が多くてなかなか減りません。

バスに乗り慣れたので、モスクも2つ行ってみることにします。
こっちの金色のモスクは日曜日なので閉まっていました。教会は日曜が大繁盛だというのに。

著作権。

Imam Sarahsi Bishkek Central Mosque

宿の近くのモスク。これはトルコのイスタンブールにあるブルーモスクとそっくりです。口コミをみたらトルコ政府の支援で10年前に建てられたそうですね。

がっつりスカーフで髪を隠して入っても、女性は本堂には入れてもらえませんでした。観光地でもないし男性のお祈り場ですもんね。女性は裏口から入って2階のお祈り場へ行けと。

2階へ上がる途中の廊下から天井が見えたのでパチリ。こういう時男性の方が得ですよね。はぁ。

宿に戻り近所のレストランへ行ってみましたが19時だと全然メニューが置いていなかったので、中華に変更。ビールが置いてあったのはいいけどチャーハン、全然おいしくないんですが。醤油を使っていませんね。

まだ日本を出てから1ヶ月も経っていませんが、醤油が恋しいです。

隣の席の中国人のおっちゃんがやたら話し掛けてきて電話番号を渡してきたのですが、あなた「成田、エアポート、グッド!」しか話せないのにどうやって私と会話する気ですか??

明日はせっかく自然豊かなキルギスに来たので、キルギスの大自然にもう1度アタックしてみます。カラコルという北東の街へ移動です。

何もないキルギスのビシュケクでグムとかチュムとか百貨店。アラ・アルチャ国立公園も(2023.10.5~6)

キルギスの西バスターミナルから街中へ移動

早朝、キルギスの首都ビシュケクのバスターミナルに着きました。
なぜかウズベキスタンの空港で買ったBeelineのSIMが、国境を越えたカザフサタンでも、このキルギスでも使えYandexアプリで目的の宿「さくらゲストハウス」まで行けそうなのですが・・・

なんと。私はキスギスのお金を持っていません。

バスを降りた人たちは、到着と同時に一斉に散り散りになって去って行きました。えっ皆両替は??え?私だけ準備なし?
残ったのはYandexアプリでタクシーを呼んでる途中の男性親子2名のみ。そして優しく私に「どうしたの?困ってるの?大丈夫?」と声を掛けてくれました。

「キルギスのお金を持っていないんです・・・
「そう。ホテルはどこ?近くなら僕たちのタクシーで一緒に行こう。」
若くてかっこいい、優しいドイツ人親子に町の中心までタクシーに乗せてもらえました。
ドイツ人って素敵

キルギスの首都は道路が広く、早朝は誰も歩いていなくて新鮮です。

さくらゲストハウス

20分歩いてさくらゲストハウスに到着。日本人のご主人とキルギス人の奥様がやっているホステルですが、宿泊者はいろんな国籍の人がいます。

ブザーを押して入れてもらえましたが、早朝過ぎて奥さんの機嫌が悪いwww
中庭はこんな座敷があります。昼過ぎに部屋が空くまでここで仮眠しました。バス12時間は疲れた~

部屋数はシングルやドミなどいっぱいあって広いです。男女混合6人部屋。女性専用部屋ないんですよね、同室のアラビック系の男性がずっと大声で部屋で電話していてうるさ過ぎる(ー_ー;)

水回りは掃除の女性2名が凄く毎日掃除してくれていて綺麗。そして1泊6$という安さ。

早速、キルギスのお金をgetしに街中へ行きます。建物が旧ソ連感満載。

あれ・・・ウズベキスタンではサンダルの外国人がいっぱいいたのに、ここでは皆スニーカーとか革靴とかちゃんとした靴履いてる・・・私だけ貧乏人っぽくて恥ずかしくなってきました。
標高がウズベキスタンより高いのか寒いので、皆さん服装が冬仕様です。

チュム百貨店とグム百貨店

GoogleMapを見て栄えてそうな場所に来ました。新し目のグム百貨店と・・・

ロシアにもあるチュム百貨店です。

新しいグムの中はこんな感じですがエスカレーターの並びがぐちゃぐちゃですんなり上の階や下の階へ移動出来ません。日本でこんな建築デザインしたら、避難経路不明で1発アウトでしょうね。

お腹が空いたのでケンタッキー。チキンに味が付いていないんですが・・・ロシア語がおしゃれです。英語は全く通じませんが今のところジェスチャーだけで困ることなし。

ぱっちも日本グッズショップ。メキシコにも「メイソウ」がありましたが「ゆうやと」ってなんやろ・・・

古いチュムの方はこんな感じです。行ったことないけどロシアの百貨店もこんな造りなんでしょうか。
チュムの地下駐車場前にATMがいっぱい並んでいるコーナーがあったので、キルギスソムはキャッシング出来ました。画面に手数料の表示はありましたが、後日明細を見たら引かれていませんでした。キルギスのATMはどこも手数料無料。

しかしこの周辺に両替屋やいっぱいあって、3軒聞いたのですが「ウズベキスタンスムを両替したい。」と言ったら3軒とも断られました。隣の国なのになんで??どうしよう余ったスム3,500円(´・ω・`)

ホステルに戻ると、日本人3名とご主人が外のテーブルを囲んで夕食を食べながら雑談していたので、ビールを買って来て混ぜてもらいました。ご主人は若い頃から色んな国に行っていてお話が興味深いです。
本日はこれで就寝。

アラ・アルチャ国立公園

朝、庭に出たら昨日一緒に飲んだカップルの日本人と、今朝同じ部屋に宿泊に来たドイツ人のマリアが話し込んでいます。今からYandexタクシーを呼んでここから1時間の自然豊かなアラ・アルチャ公園へ行くらしいので混ぜてもらうことに。マリアから誘ってきたらしいです。

マルシェ(乗り合いバス)だともっと手前の入口までしか行かないらしいので、タクシー一択です。
料金はYandexで一人315スムで500円位、入場料は車1台700スムでした。

国立公園の入口。タクシーを降りた瞬間、寒い〜寒すぎる!あの、私だけタクシーでもう帰ってもいいですか?と言いかけた程寒い(´Д⊂ヽ

キルギスには自然を満喫しに来たので、喜んで参加させてもらったのですが。

自然満喫というより…鬱蒼とした山々??

コースはこんな感じ。1番奥までは5時間以上かかるみたいなので泊まりですね。私たちは寒過ぎて1番手前の1時間のトレッキングコースのみ。

マリアは馬を見てはしゃいでおりました。休暇が3週間のみで、明後日にはもうビシュケクを出るので今日こんな天気でも決行したようです。職業はなんと私と同じ建築士。

野良なんでしょうか?怖がりなのか近付くと逃げます。

1番奥の方。キルギスって感じですが、晴れてたら凄い綺麗だったんだろうな。でも帰りはYandexは捕まらなかったので、たった1台だけ停まっていたタクシーと交渉したし、タクシーが居なかったらヒッチハイクしか帰る手段がないので、1人で来るのはハードルが高そうです。

凍えた身体にインスタントラーメンのパクチー添え。日本人カップルの方がオシュ・バザールで買ったお肉詰め合わせを分けてくれ、新しく入ってきたDすけさんも入れて今日も4人で夜ご飯です。

キルギスの夜、少し寒くなってきました。

タジキスタン陸路国境越えチャレンジ→失敗、キルギスへ国境2回越え(2023.10.3~5)

サローム!おはようございます。antenorゲストハウスの朝です。

antenorゲストハウス

今日からは朝食なしのゲストハウスです。公共スペースは広いですが、ゲストハウス自体が団地のような建物内で古い感じ。宿泊者に若いロシア人の男性がいて、なんと1年以上ここにいるそう。命は大切なので賢明な判断だと思います。その辺の話題はセンシティブなので早々に退散。

掃除は綺麗にされていますが、トイレもシャワーも狭すぎ。トイレのドアは足を伸ばすと扉がしまりません。
宿のオーナーのおっちゃんは感じがいいのですが、同室の女性らが気持ち悪過ぎです。

女性専用ドミなのですが、私のベッド専用のコンセントが抜かれて2個使用しているおばちゃんがいたので「私も使いたいのですが。」と言ったら、コンセントを差してはくれたけど無言。
ドロワーの側に立っていると、そこの引き出しを開けるために若い女の子が濡れた手で私の足をぴゅっと触ってどけてくるけど無言・・・
など、どちらもロシア系の女性ですが愛想悪すぎて気持ち悪いです。返事位しようねっ?!
そんな感じなので、チェックアウト時にオーナーのおっちゃんに「Booking.comのコメントを満点で今すぐ入れろ。」と強要されましたが、「やり方分からん。」と言って逃げてきました(;^ω^)

タジキスタン行きのバスチケットを買いにバスターミナルへ

地球の歩き方特派員さんの1年前のブログを見て、ウズベキスタンタシュケントからバスでタジキスタンに入れるようなので、せっかくなので行ってみることにします。

チケットが買えるか分からないので、荷物は宿に預けて手ぶらで地下鉄のOLMAZOR(オルゾマール)駅へ。1,400スム(17円)。

駅を出た途端、「サマルカンド~、サマルカンド~」と叫ぶ、凄い勢い&数のタクシーの客引き!ひえ〜怖い!!
ここからタクシーでもマルシュ(ミニバン)でもサマルカンドへなど行けるようです。列車のチケットが取れなかったらここから行けばいいんですね。

Toshkent avtovokzal(チケット売り場)

12時。人に聞きまくって、地下道を通って大きな道路の向かいの建物が国際バスのチケット売り場と分かりました。

ここです。入るにはセキュリティチェックがあります。

国際バスの窓口は9と10です。他の窓口は大型バスの国内線。他の窓口を見ると「ビシュケク、アルマトイ、アスタナ、ウルゲンチ、ナポイ」などとなっています。ここから何処へでも行けそうですね。

窓口で今日のホジェンド行きのチケットはないか聞きます。ロシア語しか通じないですが、お客さんのおっちゃんが英語を翻訳してくれました、やはりウズベク人親切

「今日はないよ。」
??1日1本、18時にあるとネットで見たのですが。
満席とかではなく、今日はバス自体がない感じ。予約は無理だそうで、
「明日はあるので明日の14時に来てね~。」
と窓口の愛想のいい3名に言われました。出発は16時だそうです。3人が言うので間違いなく明日はあるのでしょう。やはりタジキスタンがどんな国なのか行ってみたいので、タシュケントにもう一泊することにします。

バス停の向かいのハエだらけの屋外レストラン。気に入ったウズベク料理、野菜の肉詰めを食べました。さて今から何をしよう。

アミール・ティムール博物館

アミール・ティムール王の博物館に行ってなかったので、地下鉄で行ってみます。入場料は2.5万スム(300円)で先ほどの食事と同額。豪華絢爛です。ここだけで終わってしまう小さい博物館でしたが。

近くに公園やソ連風建物のウズベキスタンホテルもありました。

タシュケントでもう1泊。昨日のホテルは気に入らなかったので、宿を変えます。荷物をピックアップしてバスで移動。昼の地下鉄と夕方のバスは激込みなので、スーツケース持っての移動はYandexを利用した方がいいですね。25円と安いので、ついついバス利用。

BoloXona(ホテル)

BoloXona Hostel、1泊1,200円です。レセプションの若者は私のパスポートを見るなり眼を輝かせ「僕は大学3年生で日本の歴史を専攻しているんだ!ようこそ、ウズベキスタンへ。」と歓迎してくれました。すこぶる感じがいいじゃないですか、この宿。

女性専用ドミトリー。ウズベキスタンのホテルはどこも入口で靴を脱ぐ仕様です。

2段ベットの上段しか空いていなかったので1番奥のベッドへ。カーテンはないですがひとりだけ特別室みたいで居心地いいです。同室のタタール共和国の女性が私に興味があるらしく、感じ良くめちゃめちゃ話し掛けてきます。しかしロシア語は話せるけど英語は現在勉強中らしく、お互い意味がちんぷんかんぷん???

夜ご飯は宿裏のレストランで。マヨネーズサラダ、めちゃくちゃ美味しかった!
しかも宿のWi-Fiがそのまま入るし。
ビールも飲んで48万スム(590円)だったので、そりゃロシア人も無職で1年以上ウズベキスタンに潜伏出来るよね。

タジキスタンアタック2回目

次の日。宿をチェックアウトし、荷物を持って11 時に昨日と同じバスターミナルへ。
2つある窓口の金髪ロシア系の若い女性の方に「今日のタジキスタンのホジェンド行きの切符を下さい。」と言います。

めちゃめちゃ冷たい顔でうっとおしそうに無言で1回首を振ります。
・・・・死ぬほど愛想悪!!( ;∀;)
Google翻訳でロシア語で以下の文を見せます。
「ホジェンド行きです。昨日、今日はバスがあるので14時に来いと言われたのですが。」
またうっとおしそうに首を振るクソガキお姉さん。
心が折れそうですが、私はタジキスタンに行くために延泊したので、ここで引き下がるわけにはいきません。
昨日と同じく、見かねた近くに立っていた客のおじさんが間に立ってGoogle翻訳を使いながらお姉さんに色々聞いてくれています。
「今日も明日もバスはないのですか?ならなぜ昨日従業員は明日14時に来いと言ったのですか
何を言っても首を1回うっとおしそうに振るだけです。

もうあまりの愛想の悪さにムカつきMAX!!(。-`ω-)
こやつはチケットを売るのが面倒で嘘を言っているのではないかと、隣の窓口のおばさんにも聞きましたが今日のホジェンド行きのバスはないそう。
(実際ここからホジェンドに行った方に後日会いましたが、同じ冷たいお姉さんに同じ対応をされ、結局2日後にバスが出て乗れたそう。タジキスタン行きのバスが出るかどうかは当日しか分からないみたい。)

タジキスタン諦め、キルギスのビシュケク行きへ変更

明日またここに来てもホジェンドに行けるか分かりません。もう南の国のタジキスタンには縁がなかったと諦め、(行った人に聞いてもホジェンドは特に何もなかったそう。)同じ窓口で東の国、キルギスの首都ビシュケク行きのチケットが売っていたのでそちらを購入しました。
カードも使え26.1万スム(3,230円)です。

気持ちをキルギスに切り替えよう・・・バスの時刻は18時と20時。18時を購入しましたが、かなり早朝にキルギスに着くので20時発の方がいいかも。
バスターミナル内のスーツケースを預ける場所が閉鎖していて観光もできず、何もないバス停でネットでもして、今から6時間暇を潰します。バス停の食堂のプロフは美味しかった~

18時前にバスに乗り込みます。座席は8割がた埋まっていたのですが、購入順に前の席から埋められていたので11時にチケットを購入した私は人が密集している前方の席でぎゅうぎゅう。
ギリギリに購入した方は後ろの方の座席2席を1人で使っていて羨ましかったです。このバスは夜行で12時間以上乗るので、真面目に自分の座席に座らず、しれ~っと後ろの空いてそうな席に座るのが正解。

バスは前との座席ピッチがめちゃめちゃ狭い。
前の席の地元のおじいちゃんがシートを全開に倒してくるので、狭すぎて私も軽くシートを倒すと後ろの中国人男性が「ノーォォォォッ!!」と言いながらシートをガンガン叩いてきました。
はぁぁぁぁぁっ??!他の全員倒しているのになんで私だけあかんねん!!
と言い返し、大喧嘩しまくりました。見たらそいつはシートを倒していました。しばくで!自己中・中●人!!
隣のイスラム系の女性はこの暑い気温で超絶厚着(宗教上仕方ないですが)で体をぐいぐいこちらに曲げてくるし、密集度が高くてこの12時間のバスはキツ・・・

バスは一度カザフスタンを通るのでまさかの国境2回越え

19時50分。2時間程でウズベキスタンとカザフスタンの国境に到着。どうやら山脈がある関係で、ウズベキスタン→キルギスへは直接行けず、一度カザフスタンを通るようです。想定外でビビルんですが。

ウズベキスタン出国は質問もなく、すぐ。こんな廊下を抜けてカザフスタン側のイミグレへ。軍の人がいまくりで写真は撮れません。

カザフスタン入国もすぐだったのですが、車輛の出国・入国が凄い時間が掛かって、自分らのバスを待ちまくり。車輛だらけでどのバスか分からないので、一緒のバスの人たちを覚えて側にいないと。

0時過ぎに叩き起こされトイレ休憩。もちろん有料(25円)。カザフスタンなのに国際バスが通るからかウズベクのお金が使える。トイレはドアなしでカーテンありの和式。

朝4時にまたも叩き起こされましたカザフスタンとキルギスの国境です。この夜行は結構体力的にキツイ。出国も入国もすぐに終了。

さて3千円程余ったウズベキスタンのお金を国境で両替したかったのですが、カザフスタンとキルギスの国境でウズベキスタンのお金が両替出来るのか悩みました。レートの表記もないですし。
(同じルートを通った人の話だとここで両替出来たそうです。)
しかし私はバスをのんびり1番最後に降りたため、入国手続きがラストだった私が乗り込むとすぐバスが出発。両替する時間が全くありませんでした。
まあ、街中で両替したらいいでしょう。(後日キルギス国内でなぜかウズベキスタンのお金が両替出来ず詰む。)

6時50分。キルギスのビシュケクの西バスターミナルへ到着です。
いきなりキルギスへ行き先を変更したので下調べはなしです。さて、どうなることやら。

ウズベキスタンの大自然、湖の綺麗なナナイとチムガンへ(2023.10.2)

おはようございます。今日は友人と周るウズベキスタン最終日です。

朝7時。SEMURG HOTELの朝食です。泊まるだけのビジネスホテル。味もこれまでの中で1番落ちました。

青の建物はもうお腹いっぱいなので、ウズベキスタンの自然豊かなところに出かけようと、本日はH山さんの提案でタシュケントから北東にあるチムガンという景勝地へ行くことにします。

Salar駅→ホジャケント駅まで列車移動

旧ソ連の列車、エレクトリーチカ(近郊列車)ホジャケント駅まで行きます。エレクトリーチカの詳しい時刻表はこれです。このHPは結構探しまくったので役に立つと思います。

Расписание пригородных электропоездов Ташкента (tashtrans.uz)

ロシア語ですが、Google翻訳で頑張る。
午前はタシュケント駅発7:48のみ、ホジャケントから戻ってくる時、午後の便は16:12発のみです。

本来はタシュケント北駅が始発です。現在タシュケント北駅が工事中なので、タシュケント・ユーニィ駅から出ていると思うのですが、時刻表が分からないので北駅の次の停車駅、Salar駅から8:02発の便で行くことにします。

タシュケントの地下鉄Pushkin駅までYandexで行き、歩いてそのすぐ近くの鉄道駅Salar駅に到着。
朝食を食べてから行ったので8時前ギリギリに到着でH山さんと合流出来ました。

列車の中で駅員さんに切符代を支払います。
1時間以上乗るのに6,000スム(74円)って、相変わらず大丈夫ですか、この金額。
そして日差しがキツ過ぎる、暑い。これは進行方向に向かって左に座らないといけませんでした。

1時間で終点のホジャケントに到着。
駅にトイレが1つしかなく大行列で、駅を出たら車も人も全くいませんでした。皆さん、どこ行ったの??

ホジャケント駅→町の中心地まで

さて。ここからがどう進むのか。ネットの情報が少なすぎます。
Yandexは使えるけど、付近を走っている車がなくて呼べません。
「あれがマルシュ(乗り合いミニバス)かなぁ??」と道路の端で通り過ぎゆく車に向かって手を挙げていたら1台の車が停まってくれ、ホジェンドの街中まで乗せてくれることに。金額いくら?と聞いたらロシア語でよくわからないけど、どうもただの一般市民のおじさまで、好意で無料で乗せてくれるらしい。
やはりウズベク人って優しい〜ヒッチハイクしてしまいました!

そんな親切な方にホジャケントの町の中心で降ろしてもらったのですが、ここからどうしよう?
降りて速攻1名のタクシーのおっちゃんが声を掛けてきて「湖を回るなら1台40万スム」といったことを言ってきます。英語が全く通じず、お互い地名連呼と身振り手振り。金額は手持ちのお札でジェスチャーです。

H山さんはさすが3児を育て上げた方・・・という感じで頼もしく、ここから少し遠いナナイという場所と、チムガンを巡るコースで1台30万スム(3,660円)に値切ってくれました。
最初安いYandexで回ろうとしたのですが、ナナイで降りた後、待ってはくれないだろうし・・・
どうしようかと話し合っている間もタクシーのおっちゃんは必死のぱっちで「この金額で行かない??」と交渉してくるので、根負けしておっちゃんに頼むことにしました。

必死のぱっちのおっちゃん。
タクシーではなくただの一般の人のようですが、今日は仕事はないのでしょうか。
乗り込むと嬉しそうに娘さんに電話し、「ヤポーニャ!(日本人)」と言いながら電話を代わってくれました。いや、相手ロシア語やし、何言ってるかわからんし。

タクシー貸し切りコース

おっちゃんが回ってくれたコースはこれです。ナナイからチムガンに行くのはまたホジャケントに戻った方が近いのですが、すごい遠回りなのにチャルバク湖をぐるりと1周してくれました。
他にも要望していないビューポイントにも寄ってくれ、おっちゃんはめちゃめちゃいい人なのでした。

ナナイ

湖沿いを走る景色は絶景!
ウズベキスタンはガイドブックに載っている青の建物だけじゃないです。

12時、1時間弱でナナイに到着。車からの景色が絶景過ぎてあっと言う間でした。
この渓谷の下に車1台だけ通れるボロボロの木造の橋があります。そこで車から降りて歩いて渡りました。
橋の始まりと終わりには何故か軍服の見張りがいて撮影禁止なので写真はなし。こういうところが旧ソ連って感じで少し緊張します。牛も歩いて渡っていました。

ナナイのハイキングコース。橋から少し行ったところにあります。

Chimgan Cable Car(チムガン)

ハイキングコースから戻ってきて、おっちゃんの車に乗り込み、次はチムガンへ。

橋を渡る羊。おっちゃんと友人は「シャシリク!シャシリク!(羊の串焼き)」と叫んでいます。そんなかわいそうな・・・

13時、チムガンに到着。ここは冬はスキー場になってロープウエイがあります。

ウズベククオリティのロープウェイに乗ります。2.5万ソム(300円)。
スキーコースはロープウェイ1本だけのショボいコースのようですが、砂漠のイメージのウズベキスタンでまさかスキーが出来るなんて思いもしませんでした。

今は雪がないので高度がめちゃめちゃあるし、短いグラグラ動く鉄の棒を膝に追いただけのシートベルトなので怖い。この棒、意味あんのか??

頂上は寒い。
風がビュービュー吹いていました。

ゴミをくくりつけているだけのようにしか見えないのですが、何かの願掛けでしょうか。

Viewpoint Charvak

絶景を堪能して降り、次はおっちゃんがCharvakという景勝地で車を停めてくれました。

パラグライダーが飛んでおて気持ち良さそうです。ウズベキスタンなら安いんじゃない?とやってみたくて料金所を探したのですがなく、どうやらタシュケントから数万円のツアーに組み込まれているコースのようです。ちょっと怖いけどやってみたかったです。

ホジャケント→ガザルケント(タクシー)

夕方、タクシーを乗せて貰ったホジャケントの町に着きました。
帰りの列車は16時しかないので列車はやめてマルシュを乗り継いで帰ろうかと話しているとおっちゃんが追加10万スムでタシュケント行きのマルシュが出るカザルケント駅まで送ってくれるとのこと。私はロシア語が全く分からなかったのですが、地名と場所を把握しているH山さんが「こういうこと言ってるんじゃない?」と理解されていました。本当、頼りになります。

ガザルケント→タシュケント(マルシュ)

15時過ぎ、ガザルケントのバス停でおっちゃんの白タクを降り、40万スムを支払いおっちゃんとはお別れ。
おっちゃん、ありがとう。お疲れ様でした。おっちゃんも1日で結構稼げたと思います。
降りるとすごい人数のタクシーのおっちゃんに取り囲まれます。
タクシーの勧誘を振り切り、その奥にあるマルシュ乗り場へ。

カザルカント→タシュケントのBuyuk Ipak Yuli Metro駅までマルシュで移動。
2万スム(245円)。

16時にタシュケントに戻って来れました。電車は昼以降は16時しかないので早く着けて良かったです。

“Vesna” kafesi(最後の夜ご飯)

そこからYandexでH山さんの宿の近くの地元の食堂とやらに来ました。

今日で友人、H山さんとのウズベキスタンの旅は終わり。最後の食事です。ビールペットボトル大2本込で1人670円でした。

友人との海外旅行なんて久々でしたがいいもんですね。同じ部屋でも、長時間の電車移動でも全然気を使わないし、夜ご飯も毎回楽しみです。
移動、宿代とも安くつくし、今回H山さんが提案してくれたお陰で情報が少ないユルタ・キャンプチムガンまで行けて、ウズベキスタンの旅が彩り豊かになりました。

しかしそんな楽しい時はあっと言う間。
夜ご飯の後は二人は荷物をピックアップして空港へ、日常へ向かわれました。

私はこれまでとうってかわって、1人ぼっちのバックパッカーにもどります。
ゲロンゲロンにボロいドミトリー。antenorゲストハウス1泊10ドル。
ここも前日の滞在証明書を見せろと言われました。Bookingドットコムに掲載されている金額プラス宿泊税も取られたのが納得いかない10ドル。

さて明日からひとり。ずっと3人で騒いでいたので凄い淋しい( ;∀;)
他の宿泊客、ロシア語しか通じない(ノД`)
明日はウズベキスタンの下の国、タジキスタンへ行ってみることにします。

サマルカンドからタシュケントへ列車移動(2023.10.1)

おはようございます。昨日と同じくJahongir ホテルの朝食。

本日も美味し過ぎるヨーグルトメインで。

ウズベキスタンの青の建物観光も、本日のサマルカンドのレギスタン広場で終了です。
この立派な神学校(メドレセ)が3つ向かい合って建っている場所です。
チケット売り場は向かって左。入場料5万スム(630円)を払って入ります。

まずは左のウルグベク・メドレセから。君主であり天文学者であったウルグベクによって1420年に造られたので、星の模様がモチーフ。

こんな感じで勉強していたのでしょうか。

中庭です。お土産屋さんになっています。2階もコーヒーショップやお土産屋で、各お店の中の階段を上がって登れます。

次は正面のティラカリ・メドレセへ。

入口門の天井。

中はこんな感じ。きらびやかで豪華絢爛です。本物の金箔3kgが使われているそう。

紫と金色の組み合わせが美しいですね。デザイン・模様ともなぜこんな美しいものを思い付くのか・・・

張られているタイルは手作りでこんな模様。

ステンドグラスみたいに細く切り抜いて組み合わせてこの美しい細かい柄の1枚のタイルになるんですね。アラビア文字のタイルとか職人技が凄すぎます。ウズベク人の手先の器用さに脱帽。

3つ目。右側のシェドレス・メドレセ。1636年に建設。
偶像崇拝禁止なのにここにも人の顔が描かれています。

ウエディングフォトを撮りまくっているので、私は邪魔ですね。

堪能したので外に出てすぐのお店でジェラートを買いました。
チケット購入時もそうだったけど、ウズベク人、油断していると順番抜かししてくる~

これで6000スム、74円です。物価が安いのに治安がいいってウズベキスタン、最高ですか。

サマルカンド→タシュケントを列車移動

本日はタシュケントまでまた列車移動。
このチケットも友人が予約してくれましたが45日前を過ぎるとあっと言う間に売り切れになるとのことで、遅い時間の鈍行しか取れませんでした。
ホテルをチェックアウトし、中庭で時間を潰しました。

18時44分の出発なので18時過ぎにタシュケント駅に着きました。売店は3つあったのでパンとコーラを買い込みます。

列車が来ました。ウズベクの人は親切で、英語は全く通じないけどチケットを見せながら聞くとちゃんと「この列車だよ。」と案内してくれます。

今回は1番安い鈍行車両。89,590スムで1,090円です。4時間これに乗ります。鈍行でもっと速い列車もあるようです。

SEMURG HOTEL(ホテル)

22時過ぎに出発地点のタシュケント到着。寝るだけなのでビジネスホテル。
SEMURG HOTEL(3,386円)です。ここで初めて「これまでのホテルで貰ってきた滞在証明書を見せろ。」と言われました。貰っておいて良かった。

今日はここで寝ます。明日は建物見学は飽きたので、キルギスとの国境近くの湖へ行ってみたいと思います。

青のサマルカンド観光、シャーヒズィンダ廟群やモスクなど(2023.9.30)

13世紀、チンギス・ハーンに徹底的に破壊されたサマルカンド。
14世紀にアミール・ティムールによってティムール帝国がつくられ、その首都として栄えたサマルカンドを今日は堪能します。

Jahongir ホテルの朝食

おはようございます。Jahongir ホテルの朝食会場。

ウズベキスタンは8時から朝食のホテルが多いです。遅いですね。

ここもヨーグルトとジャムが美味し過ぎて何度もおかわり。

入口に靴を脱げと書いてあるのにフランス人老人ツーリストたちは靴を脱ぎません、コラ。
ウズベキスタンの(その後行くキルギスも)ホテルは全て入口で靴を脱ぐ仕様でした。友人と泊まったホテルは全て使い捨てスリッパがセッティングされていましたが、その後のドミトリーではなし。トイレやバスルームに専用のスリッパが置いてあるわけではないので、日本からスリッパを持参していて良かったです。

シャーヒズィンダ廟群

9~14世紀及び19世紀に建設された儀式用の建築物と霊廟の集合体、シャーヒズィンダ廟群へ向かいます。中心のレギスタン広場からは少し離れています。

ここはかなり混むので早朝に行った方がいいとのことですが、朝食後にホテルから20分位歩いて9時過ぎに到着。もう既に人だらけ・・・
入場料4万5千スム(500円)を払い、この天国への階段を登ります。

カズィザデ・ルミ廟。40か所あった霊廟は今は14か所だそう。いい景色!

こんな細まったところにいくつも青の建物が並びます。巡礼の聖地って感じですね。

全部入ってみました。建物によって中は全て模様が違います。お墓よね、これ。
観光客だらけで中の人は休まらないだろうな・・・

奥まで来ました。クサム・イブン・アッパーズ廟

ここは圧倒的に美しいですね。

ここが1番のサマルカンドのメインかも。ここでめちゃくちゃ写真や動画を撮りました。
美しい道。タイムスリップした気分になります。

ハズラティヒズル・モスク

ここでH山さんと偶然遭遇。回る経路は誰も一緒ですね。一緒に3人で観光することにします。
出てすぐのハズラティヒズル・モスクへ。

ここは無料。新しい地元の人らのモスクのようです。

観光客でも入れましたが皆さんお祈りしていて場違い感は凄いです。

裏に回るとこんなモスクワちっくな建物が。

木の柱、天井も凝っていて美しいモスクでした。

ここからの景色。次はあの真ん中のモスクへ向かいます。

ビビハニム・モスク

到着しました。入場は3万スム(370円)。
裏に回ると登っている人らがいますね。こういうのを見ると、建築物の保存方法がいい加減な気もします。

発見された当時ってこんなボロボロだったんですね。
建設を急ぐあまり、巡礼者の頭にレンガが落ちまくるという手抜き工事だったため、誰も訪れなくなり廃墟になったとのこと。
現在のものは1974年に修復されたらしく、修復しないままの方が歴史的価値があったような・・・

ショブ・バザール

すぐ横に市場があったので入ります。

「ハルヴァ」ナッツの粉を蜜で固めたおいしいお菓子です。美味しいので試食しまくり。
油脂を採り過ぎの気がします。

H山さんと友人はナッツをお土産にいっぱい買っていました。彼女らは旅も終盤ですもんね。値切りまくっていて感心します。

朝食にもよく出るザクロ。そう言えば日本じゃ売っているの最近じゃあまり見ないかも。
日本のより美味しいです。種を出すのが面倒ですが。

グリー・アミール廟

昨夜、見に行ったグリー・アミール廟の中を見に行きます。遠いのでYandexで移動。
入場は3万スム(370円)。

ここにティムール帝国を築いたアミール・ティムールが眠っています。

中は意外な黄金一色!

美し過ぎて長時間滞在しました。

レギスタン広場

一度ホテルに戻り、夕方、レギスタン広場で3人で待ち合わせ。

サマルカンドのパブストリートへ

サマルカンドにはパブストリートと呼ばれる飲み屋街があるそうなので行ってみます。
かなり離れているのでYandexで。

このスタジアム横の、店がある通りをそう呼ぶそうなのですが、大きな道路沿いにお店が数軒あるだけで想像していたのと違う・・・飲み屋街って新橋みたいなのを想像していました。

GREEN BEAR BAR

ここが屋外で飲めて雰囲気が良さそうだったので入ってみます。

明日から10月か・・・夜はちょっと寒い。

ビールは貯蔵所とあって生ビールはめっちゃ美味しい!1杯しか飲まなかったですが、お会計は一人800円でした。こんなに安いならもっと飲めば良かった。

レギスタン広場で20時から夜のライトアップショーが始まるというので戻ってきました。

「さまぁ~るかぁぁぁぁんど~♪」という甲高い女性の歌声と共に色が次々に変化していきます。この歌、当分頭から離れんよ。

1420年にこれを建てたウルグ・ベクもまさかこんな色にライトアップされるなんて夢にも思っていなかっただろうな。
20分続きましたがプロジェクションマッピングという程のものでもないし、見なくてもいいかも。

明日はウズベキスタンのスタート地点、タシュケントに戻ります。

シトライ宮殿観光後、ブハラからサマルカンドへアフシャラブ号で鉄道移動。ウズベキスタンの1等車(2023.9.29)

おはようございます。コミルブティックホテルの朝です。

素敵な朝食会場です。フルーツとヨーグルトが豊富で幸せな朝。

野菜の味が本当にしっかりしていて美味しいんですよね。スモークチーズも食べ放題です。

隣のお部屋の肩がもうチェックアウトされていたので覗いてみます。こちらのお部屋も壁の装飾が立体的でかなり凝っています。

お庭ではプロフを作っていました。プロフと呼ばれる中央アジアチャーハンは主に午前中に食べられる食事です。

Sitorai-Mokhi-Khosa palace(シトライ宮殿)

1度ホテルをチェックアウトし、H山さんと合流して郊外のシトライ宮殿へ向かいます。
1度地元のバスに乗ってみたいと思い、ローカルバスで向かうことに。
ウズベキスタンのタクシーアプリYandexと同じ会社のYandexGoという無料のアプリをダウンロードすれば、ローカルバスの乗り場や行き先だけでなく、目的のバスが現在どこを走っているかまで出ます。(キルギス・カザフスタンでも使えました。)
日本よりこっちの方がバスシステム進んでる!

大型バスミニバスを乗り継いで到着。どちらも2,000スム(25円)とかなりの安さ。
結局座れなかったし、バス乗り場まで歩いてバス乗り場からもYandexを使って辿り着いたので、3人なら普通にYandexタクシーを使った方が楽ですね。帰りははタクシーで一人5,000スム(60円)でした。まあ3人とも地元の経験をしたかったので。

入場料は4万スム(490円)。放し飼いのクジャクが歩き回っていてほっこり。オスは発情期の春にしか綺麗な羽はないので、今はなし。

中は部屋数も多く、かなり見ごたえがあります。

隣の建物はスザニや衣装など、布の博物館になっています。

広場のお土産屋さんではかぎ針で実際のスザニを製作されているお嬢さんが。
この木枠みないなのに張り付けてかぎ針をするので、この幅の布が張り合わせれて大きな布になっているのですね。この大きさで毎日5時間位刺繍して2ヶ月位かかるって言ってました。

これは展望台かな。することもなくなり、日陰でクジャクを眺めながら3人でずっとお喋り。

Palace of the Emir of Bukhara

お昼になったので、Yandexでホテルに戻って荷物をピックアップしてからブハラの鉄道駅へ。

駅は遠いのでYandexで到着。
駅の目の前の宮殿にも入ってみました。この正面からでなく左横の裏口から入れます。

H山さんが行った時は入口が閉まっていたそうですが、たまたま英語を話せる女性が他の旅行者を案内しているところで中に入れました。
が、その案内の女性2名がスマホのGoogle翻訳で「今からのガイドには20ドル」と翻訳した画面を見せてきます。これですかね、GoogleMapの口コミでお金を取られたとか書いてあるやつは。
きっぱり断って外に出てきました。

見れるのはここだけですが、たまたま中に入れてラッキーです。めちゃめちゃ綺麗です。

ブハラ→サマルカンドへ列車移動

15時、ブハラ駅の中。売店が1つあるだけで、レストランも何もなーい。セキュリティチェックを受けてホームへ。

新幹線みたいですね。これに乗ると2時間でサマルカンドに到着です。

11席しかない1等車を予約。1330000スム(1,600円)。
これも45日前に友人がネットで予約してくれました。

トイレも各車両にあり、こんなに綺麗なのでウズベキスタンでは列車移動一択です。タクシーは強い日差しがしんどすぎます。インドの列車との違い!笑

1等車は1台だけ。他の座席はこんな感じ。
ふふふ・・・みたか私の財力を(。-`ω-)(1,600円ですが?)

途中愛想のいい職員等が何度も「コーヒー要る?」「ジュース要る」「お菓子要る?」と聞いてくるのでカフェラテを頼みました。1等車だし、あまりの愛想の良さに私も友人もタダと思い込み、持って来られた時に2万スム(250円)請求されてビックリ

しかしいいではないですか。カフェラテを飲みながら楽しむ車窓。鉄オタの友人ははしゃいでおります。今回の旅で、普段ほとんど自分のことを話さない友人が20代の頃からかなりの国数を旅していることを初めて知りました。女一人で南アフリカなんて。
世界の歴史や文化についても知見が深く、尊敬するばかりです。

17時にサマルカンド駅に到着。タシュケントからヒバへの深夜列車に乗った時に一時停止した駅ですね。

その時見た、地元の人ら皆が買っていた有名なつやつやのサマルカンド・ナンが売られています。
(これは市場で撮った。)

サマルカンド駅からホテルまでまたYandexタクシーで移動。

Jahongir Hotel(ホテル)

サマルカンドではこれまでのような、昔のメドレセを改装した素敵なホテルが見つからなかったので中心地から近いここに。1人3,980円なので今回のホテルはショボいです。

ここに2泊します。部屋が半地下なのは気になりますが、お庭はお座敷が3つありゆっくり出来ます。

サマルカンド、青のレギスタン広場

青の広場でH山さんと待ち合わせします。
ここがよくガイドブックで見るウズベキスタンのシンボルですね。

Shokhrukh Nurの向かいのレストラン

ホテルからすぐのこのレストランに行きたかったのですが、金・土が休みということで向かいのレストランへ。

ここはGoogleMapには載っていませんでしたが、地元の人らと観光客で大繁盛でした。
液体ラグマン(Googleでロシア語メニューを訳すとこう表記される)とサラダ。

またも串焼きとビール。魚を頼んでみましたが、ウズベキスタンは二重内陸国なのでもちろん川魚で食感ふにゃふにゃ。美味しくない・・・ラムはやはり美味しかったです。
ビールジョッキ込で全部で1人900円。皆さん、毎日ビール飲み過ぎです。

グーリ・アミール廟

腹ごしらえも兼ねて夜の散歩。

さっきのレギスタン広場もここも夜も同じ入場料で入れるようなのですが、夜の方がライトアップが綺麗で空いているので、夜の見学の方がお勧めかも。今日は外観だけ楽しみました。

雲に覆われる満月と青のモスクで、なんとも言えない幻想的な風景です。
明日はサマルカンドを1日観光します。

ブハラ2日目、いにしえのホテルが素敵過ぎ(2023.9.28)

おはようございます。ホテル クルジンの朝です。

素敵なテラスでの朝食。相変わらずウズベキスタンのホテルの朝食は美味し過ぎです。
はちみつ、ジャム、ヨーグルトの味が日本で味わったことがないほど濃厚。ウズベキスタンでは、是非朝食付きの宿をおすすめします。

ブハラ散歩

今日もラビハウズ(池)の横を散歩。現地のおば様方に「ヤポーニャ!(日本人)」と呼ばれ一緒に写真を撮られまくりました。コロナ以降は日本人が珍しいみたい。

タキと呼ばれる昔のバザール跡です。

中はお土産屋さん。

ここは現地の学校。何かの出し物でしょうか。カラフルな衣装がかわいいです。

コミル ブティック ホテル

1度宿に戻ってチェックアウトし、本来泊まりたかったホテルへ移動。

コミルブティックホテル、ここは古い金持ち商人の家を改装したホテル。
一泊一人35ドル。

朝食会場となる元お祈り部屋です。壁や天井の装飾が歴史を感じさせとても趣があります。

チェックイン時間前なのに、部屋を3つ見せてくれ、その中から選ばせてもらいました。もちろん古い時代の部屋をチョイス。
これまで宿泊してきた中で一番可愛くて素敵な部屋!!

天井の木は水色でペイントされています。ウズベキスタンの装飾って色んな色や模様が使われているのに統一感があるのがセンスの塊って感じです。またデザインの仕事に就いたら真似したいなぁ。

壁の模様。歴史的建造物に直に触って泊まっていいんでしょうか。

ベッド横の窓の横がすぐテラスでそこから入る風がめちゃめちゃ気持ちいいです。ここで2泊したかった〜あまりに気持ちいいので、私はここで昼寝。友人は刺繍体験教室をしたいというので、街中へ出かけて行きました。

湯船も付いていました。ヒヴァ以来のお湯

アルク城

16時目が覚めて再び観光再開。
昨日、旧市街地の中はほとんど回ってしまったので外側を回ります。

アルク城。入場料必要だったので、口コミを見て判断して入らず。

Bolo Hauz Mosque(ボロハウズ・モスク)

サーマニーズ公園を通ってボロハウズ・モスク。

40本の木製の柱のモスクと・・・

中の装飾が大変綺麗で行く価値ありです!!
現在もう使われているモスクですが、ここはスカーフを被るとちゃんと中に入れてもらえました。
お祈りの時間は入れないみたい。たまたま入れてラッキーでした。

イスマーイール・サーマーニー廟

中央アジアに現存する最古のイスラム建築。

9世紀の建築物。中は入場料が必要だったので入らず。ここで偶然、刺繍体験教室が終了した友人と再会し一緒に市場へ。

友人が2時間かけて完成させた刺繍。地図のこの辺りのスザニ屋さんで日本語で「無料体験教室」の看板があります。かぎ針コースは難し過ぎて、刺繍コースに変えられたそうです。かわいいウサギね。

Markaziy bozor

北に行ったバザールです。フルーツがいっぱい入った紅茶がとてもいい香りだったので、ここで買えば良かったと友人は後悔しておりました。

Chalet(レストラン)

本日も夜ご飯を待ち合わせして、テラスのあるレストランで食事です。

バイオリンの演奏あり。観光をしていると必ず通る屋外テラスのレストランですが、なかなか美味しい。

初タップビア♪
H山さんと友人のSちゃんと旅の話や金銭感覚がとても合うので毎日夜ご飯が凄く楽しいです。
お互い「今回の旅のメンバーは当たりだね~」と。

やはり今日も全員羊のシャシリク。

その後また夜の散歩。伝統工芸のお店を見て回り・・・

昨日と同じナッツ屋さんで試食しまくり。おばあさんがお茶まで出してくれます。

夜のラビ・ハウズ。夜もこんな感じでウズベキスタンは治安が日本より良く感じます。

明日は列車でウズベキスタン一の観光地、青のサマルカンドへ移動です。

ユルタキャンプから古都ブハラへ移動(2023.9.27)

おはようございます。ユルタキャンプの朝です。

アヤズカラ遺跡2

6時50分の日の出の時間に合わせて再び目の前のアラズカラ遺跡に登ります。

裏に2個目のアヤズカラ宮殿がありました。1番奥まで行かないと見えないのでこれは見逃しそうです。シカゴ在住のお姉様たちに教えてもらいました。

それにしても寒い!肌はカサカサ、昼間はエアコン付けてくれないかなと思う位に暑かったのに夜と朝は寒過ぎでした。砂漠の遊牧民族の生活は過酷です。

アヤズカラのユルタ・キャンプ→ブハラ

ここから昨日のドライバーさんに迎えに来てもらい、今日はブハラで降ろしてもらいます。
朝8時に名物おばあちゃんに別れを告げ、ユルタキャンプを去ります。

私は友人等に気を遣って1番日焼けしそうな助手席に座ったのですが、昼を過ぎた頃からウズベキスタンの日差しが強すぎて、全身暑くて体調が悪くなりました。
3人でも座席は全員後ろに座った方がいいです。地獄でした。

Khurjin Hotel(ホテル)

14時。約6時間でブハラに到着。
ブハラには2泊しますがお目当てのホテルは明日の一泊しか取れなかったので今日は取り敢えずのホテル。

Khurjin Hotel、1人22ドル。
ラビハウズというブハラの中心地の近くに取りました。ハウズは池という意味らしいです。
取り合えずの宿と言いながらなかなか素敵です。

バルコニーにウズベキスタンでよく見るお座敷があります。
夜はここでビールを飲んでゆっくりしたい!!→寒くて断念

中庭には亀さんが住んでました。私を見て何故か駆け寄ってきて、懐いていてかわいいです。

Chor Minor Madrasah(チョルミナル)

少し休んで、旧市街の東へ10分歩いたところのミニモスクへいってみました。

ちっさっつ。中のお土産屋さんにお金を払うと、塔に登れるそうです。

古都ブハラをぶらり

ラビ・ハウスに戻り、一通りブハラの街を歩いてみます。

ナディールベキメドレセ

1622年に建設されたメドレセ。
偶像崇拝禁止のイスラム教において、人面太陽や動物の絵が描かれている有名な門ですね。
本来は禁止なんですが、ハーンがこれを見て褒めたのでOKになったそう。

Abdulaziz Khan Madrassah(アブドゥルアジス・ハン・メドレセ)

しかし…歩いているとこんなのばかり。
これはちょっと天井が綺麗ですが。なんか飽きてきたかも??全部同じブルーで同じデザインですもんね。マレーシアみたいに鉄にしたりピンクにしたりする発想はなかったんでしょうか??

カラーン・モスクとカラーンミナレット

ここがブハラの1番のメインの広場です。
その昔、この塔の上から死刑囚を袋に入れて落としていたらしいです。恐ろしい・・・

このカラーン・モスクは現在も使われていて入場不可でした。

Café Shohrud(レストラン)

さて、そろそろお腹も空いてきたので別のホテルに宿泊しているH山さんと合流して3人でご飯を食べに行きます。

H山さんがリサーチしてくれた地元のレストラン。H山さんは60代という年齢でも安めの評価の高い宿に宿泊していたり、Googleの口コミのいいレストランを事前にリサーチしてくれていてかなり出来る方です。

ウズベキスタンのラムの美味しさにすっかり3人ともはまり、今後食事は毎回ラムのシャシリク(串焼き)になりました。食事はこれで1人300円。

ここはビール置いてないけど、「酒屋で買ってきて持ち込んでいいよ。」と言われたのでペットボトルの特大ビールを持ち込みます。なんとこれで300円位。ウズベキスタン、万歳\(^o^)/!!

ブハラのライトアップとタキのお土産屋

食後も夜のミナレットのライトアップを見に行き、お土産のナッツやさんでナッツを試食しまくりました(買ってあげて

ブハラにはタキと呼ばれる昔のバザール跡があり、その中は今はお土産屋になっています。やはり刺繍がかわい過ぎ。

ホテルに戻ってきました。ここもこの造りは元神学校だったのかな。夜は寒くなってきました。
明日もブハラに一泊します、おやすみなさい。

砂漠の古代遺跡でユルタキャンプへ(2023.9.26)

おはようございます。

オリエント・スター・ホテルの朝です。

朝食会場は建物横のレストラン。
ここも古いお祈り場所を改装した、ホテル専用のレストランです。お客さんも少なく、贅沢な空間。

ウズベキスタンで初のビュッフェですが、場所も素敵ですが、ヨーグルトとジャム、はちみつが無添加で美味し過ぎます!
湿度が少ないので、自然のままでも日本みたいにカビないんですね。

イチャン・カラ内は昨日全部回ったので、北門から出て10分程歩き、Nurullaboy Palaceという宮殿に来てみました。
が、入場金額が800円超えで高過ぎてパス。中は豪華賢覧な宮殿のようです。

ヒヴァからユルタキャンプへ

ヒヴァから車で2時間程行ったキジルクム砂漠内にはいくつも古代遺跡が残っており、その遺跡を訪ねながら遊牧民族のテントに宿泊するツアーをウズベキスタン旅行会社にお願いしました。

本日から友人が旅の掲示板で知り合ったHさんも加わり、3人で旅行することに。Hさんは旦那さんもお子様もいらっしゃるのですが、60代とは思えないほどパワフルで、様々なアプリを使いこなしながら一人で旅をしている聡明で素敵な方です。

11時にドライバーさんにホテルに来てもらい、ユルタキャンプへ向かいます。

トプラク・カラ遺跡

ウズベキスタン旅行にお願いしたのは、古代ホレムズ王国の古城(カラ)を3つ訪問するツアー付。タクシー往復と3食付のユルタ宿泊で1人当たり100ドル(1人参加だと230ドルです)。
帰りはヒブァでなくブハラに送って貰えるようアレンジしてもらいました。アレンジは1人当たり20ドル追加。

追記(2024.7):3名参加なので1人120ドル、車1台当たりの金額は360ドルです。2023年の料金。

ヒブァのイチャン・カラに別れを告げ、車で2時間。

13時に1つ目の遺跡に到着。50代と60代の3人ではしゃいで登る。

1〜4世紀の遺跡。ホラズム王の宮殿。

3階建てのお城だったようです。跡形もないですが・・・

キジル・カラ遺跡

そこから1.5キロ離れたキジル・カラ遺跡。1〜3世紀時代のクシャーナ王朝の遺跡。地下道で先程の遺跡と繋がっていたそうです。

棒が刺さりまくっているのは修復後の補強なんでしょうか。ガイドがいないので不明。ドライバーはもちろんロシア語オンリー。

右が修復前で左は修復後です。

アヤズカラ・ユルタキャンプ

そこからすぐ、14時。目的のキャンプ場に到着。

シルクロードのキャラバン隊も宿泊したユルタ。
砂漠のゲル、ザ・シルクロードって感じ!ここに泊まるなんてわくわくします。

「地球の歩き方Plat」に掲載のアヤズカラ・ユルタ・キャンプ場です。掲載されているメールアドレスへは英語で送ると返事はなく、ロシア語に翻訳して送るとちゃんと返信が来たそうです。

このゲルでランチ。ジャガイモと羊の肉じゃが。そうめんみたいなのはなんでしょうか。

キャンプ場はラニアさんという陽気な名物お婆さんが仕切っております。
12のユルタとトイレ・シャワー・ブランコ・ラクダ乗りがありだけど、水は茶色い水しか出てこなかったのでペットボトルの水で歯を磨きました。

アヤズカラ遺跡

ユルタのすぐ目の前に古代アヤズカラ遺跡があります。紀元前4~3世紀につくられ、1世紀頃まで城塞として使用されており、中世の初期には地元の人々の避難場所。1000年以上も砂に埋もれていたそう。

夕焼けのタイミングで登ってみます。

城壁だったような矢を射抜く小窓が。壁が赤く染まっていきます。

私たち3人だけの貸し切り。遺跡の頂上で夕日を堪能。

遺跡を降りて来ました。夕日に染まるラクダとゲル。

こんなところに日本人!
シカゴ在住のかっこいいお姉さま3名と大学生の日本人カップルがいました。3人で仲良く映え写真。

日本人8人で皆で仲良くゲルで夜ご飯を囲みます。話が盛り上がりました。
私たちの他は欧米人ご年配の8名。
メニューは中央アジアのチャーハンのプロフ、スープ、サラダにナン、量がたんまりです。
ビールは地上価格の4倍でぼったくりでしたが。隣の大学生は1/3の値段まで値切っていたので値切れるようです。

コロナ中に栃木県のモンゴリアン・ビレッジに泊まりに行った程のゲル好きです。
今度こそ本物に泊まれた!
モンゴルのはサイドにびっしりベッドが並んでいましたがウズベキスタンのは真ん中にベッドを並べるんですね。遊牧民族になった気分でここで寝ます。おやすみなさい。

夜中、「とても星が綺麗だから起きて。」とHさんに起こされました。
スマホのカメラには写りませんでしたが、びっしりの天の川。
昼間は暑すぎるのに、夜中は寒すぎる中、凍えながら3人で星空観賞をしました。

砂漠っていいなぁ。

明日はブハラへ移動です。

ヒヴァの世界遺産、イチャン・カラ観光(2023.9.25)

2023.9.25(月)
寝台列車で早朝にウズベキスタンのヒヴァに到着。

昔の神学校(メドレセ)を改装したOrient Star Hotel。ホテルとこの塔、カルタミノルは橋でつながっていますが封鎖されていて入れません。

部屋もロマンチック。
城壁に囲まれたイチャン・カラの内部にあるので、観光も楽々でここにして本当に良かったです。
世界遺産の中にあるのに、宿泊費は朝食込で1泊62ドル。2人で宿泊なので1人5千円以下です。
ああ、友人と日にち合わせて良かった

奥に専用バスタブと洗面・トイレあり。バルコニーも付いてます。

イチャン・カラ内部

ヒヴァは17世紀、ヒヴァ・ハーン国(現ウズベキスタン)の王都。外壁と内壁の二重の城壁で守られ、東西交易の中継地として繁栄を極めました。イチャン・カラはその内城。

窓口でもらった地図はこれ。①~⑱までの建築物を回れるようなんですが、実際はこんなに道はまっすぐではないので迷いまくり。。。
①がチケット売り場なので、⑱まで順番に回ることにします。以下番号順に解説。

①チケット売り場(西門外)

城壁の中には無料で入れたのですが、中の建物に入るのに共通入場券が要るので購入します。チケット売り場は門の外、クレカ可。2日間有効。

建物を回る周遊券150,000スム、ミナレットに登るチケット100,000スムを購入します。両方合わせて約3,000円。

②MAP

②の案内所はMAP。タイルで造られていて凝ってます。ロシア語表記で読めませんが。
モスクとメドレセ(神学校)が各20、ミナレットが6基あります。
私たちのホテルは南西に位置していますが、北西エリアにはお値段がお手頃そうなホステルが固まっていました。東のエリアには普通に現地の方々が住んでいる民家もあります。

③~⑤Kunya Ark(クフナ・アルク)

城壁に登ることが出来るヒヴァ1番のポイントです。
ヒヴァ カーン(王様)がここに家族と軍隊を住んでいたそうです。19世紀に建て直されたそうなので比較的新しいですね。

お祈り場所。タイルの飾りが見事です。

内部の階段から登ってみました。砂漠の街って感じで素敵~。
ここから見る夕日が綺麗なんだそうですが、入場する時にチケットに印を付けられました。どうやら1回しか入場出来ないようです。朝に入ってしまいました。夕日は違うところで見よう

⑦~⑨神学校(メドレセ)

⑥は古い建物を改装したレストランなので夜に行くことにしました。⑦~⑨はこんな感じのメドレセ。
中は博物館やお土産屋になっています。

こんな感じでほわほわ帽子を被りながら皆さん勉強されていたのでしょうか。外でも売っていて、欧米人が被りまくっていました。砂漠地帯なので冬は寒いんでしょうね。

手織りカーペットの実演販売所。めちゃめちゃ細かい作業です。これは肩が凝りそう。

女性ばかりですが、年配の方もスザニの刺繍をされています。やはり何十日も掛かるそうでハンドメイド刺繍は高価。

⑩イスラム ホジャ ミナレット(Islam Khoja Minaret) 

素敵な街並みを抜けて、あの塔を目指す。

別料金だったチケットを見せて登ります。1段1段がかなり高い上に手摺なし、照明なしでかなりハード。やはり旅は若いうちにしておかないと。。。

登り切りました。10階建て位の高さです。

イチャン・カラ内部が見渡せます。本当に美しくて惚れ惚れします。

かなり長い時間見とれていました。私と友人だけでしたが、5名登って来て立ちきれない狭さなので降りて昼食に出かけることにします。階段は人がすれ違えない狭さなので、誰も登って来ていないことを祈りながら降ります。

Tea house Mirza Boshi(レストラン)

イチャン・カラ内のトイレは有料なので、ホテルに戻ってトイレに行ってから近くのレストランへ。
ツアー客が立ち寄る大型レストランですが味は評判良かったので入ってみました。
ウズベキスタン初のレストラン。

ドルマという野菜の肉詰めの煮込み。
水が少ない地域の野菜だからなのか野菜の味がしっかりしていてめっちゃ美味しい!感動。

マンティ。中はお肉と甘いかぼちゃでした。ヨーグルトソースより醤油が欲しい。。。
2人でこれをシェアしてコーラを頼んで1名750円。安いなぁ。

⑫ジュマ・モスク

昼は⑪からスタート。普通の学校。⑫の見どころのモスクへ行きます。

10世紀から17世紀にかけて作られた建築物。
古いモスク(修復は何度もしていますが)なので213本もの木造の柱が並び、珍しい木造天井のモスクです。

⑮タシュ・ハウリ宮殿(ハーレム)

⑬~⑭も似たようなマドラサで内部は動物剥製博物館、メディカル博物館などです。あまり見どころはなく同じような感じなので割愛。

⑮のタシュ・ハウリによって建てられたハーレムに来ました。ここで親戚やら4名の奥様と暮らしていたそうです。そう言えばマレーシアで「イスラム教の男性は4回まで結婚出来る。」って言ってたもんなぁ。

奥様の部屋。
4名の奥様の部屋はどれも同じ大きさでしたが、男性の肖像画は残っていても女性の方はないのが残念。さぞかし美しかったのではないかと思うと。

地図に載っていない建物もちょこちょこあり、このようにお土産屋になっています。
周遊チケットと別料金で入口でお金を請求される場所も3か所位あり。

⑯~⑰のマドラサも回り、最後の⑱のシルク・ミュージアムを残してコンプリートしました。
⑱は城壁の外にあるようなのですが、どこにあるのかGoogleMapにも見当たらなかったので行かないことに。ほぼ全部回れて体はへとへと、塔のせいで足はガクガクの筋肉痛ですが、とても満足。

北門で夕日鑑賞

日が暮れてきたので、北門に登ってみます。別料金です。

シルクロードに沈む夕日。

イチャン・カラのライトアップ

北門から城壁の上をぐるっと歩いて戻ってくるとすっかり夜。

ライトアップされたヒヴァ。夜も美し過ぎて歩くのが楽しい!

Terrassa Cafe & Restaurant

地図で⑥のレストランへ行ってみます。屋上で演奏が行われていて、演奏が終わるまで予約でいっぱいだそうで1時間近く待ちました。

屋上からの景色。

手摺に近い席は全て予約済。真ん中の最後の席に案内されました。

ヒヴァの伝統料理の緑色のパスタを二人で分けました。脂っこいと聞いていたけどここのは美味しい。なぜパスタにもヨーグルトをかけるという感じですが。
ビールもスッキリして美味しかった~。そして夜は寒いので1本しかいらない感じ。ユニクロのウルトラライトダウン必須です。

ビールも1本ずつ頼んで1人750円でした。

明日は北上して遊牧民族のゲルに宿泊、ユルタキャンプに行きます。

タシュケントからヒヴァへ寝台列車で移動(2023.9.24~25)

1円≒82ウズベキスタンスム

おはようございます。
宿をチェックアウトして荷物を預け、タシュケントでまだ行っていないところを観光しようと思います。

ウズベキスタンでは旧ソ連時代の名残で、レジストレーションという滞在証明書を毎回ホテルでもらわないといけません。
なくなるとの噂だったのにコロナでうやむやになり、情報不明なので毎回貰うことにします。
今回のホテルはチェックアウト時に私が請求してから作成しだし「プリンタが使えないからスクショして。」と言われました。そんな緩くていいんかい(;´Д`)
出国時に持っていないと罰金との噂がありましたが結局確認もなし。
しかしタシュケントのホテルでは前日のレジストレーションを求められたことが2回あったので、やはり要るのは要るようです。

ウズベキスタン国立応用美術館

昨日行った宇宙をモチーフにした駅、Kosmonavtlar駅から歩いて行ける博物館へ。

ウズベキスタンの伝統的な工芸品や美術品の博物館で25,000スム(300円)。

ウズベキスタンの伝統的な刺繍やテキスタイルデザイン。スザニと呼ばれる全て何十日も掛けて作るハンドメイドの刺繍の布。家族代々伝わる模様のスザニは嫁入り道具として結婚式や特別な行事で贈り物として渡され、宝物として大切にされるそう。
これ、クッションカバーなど模様が好きすぎてお土産として持って帰りた過ぎる・・・

建物自体も美しいモザイクや彫刻で飾られていて、ゆったりした時間を過ごす。

外に出て公園でお昼ご飯。

ホットドックが100円ちょっと位。
しかし中にピンクに染まったそうめんのようなものが入っていて食感が変・・・(´・ω・`)
味も変・・・・

ナヴォイ劇場

そこからまた徒歩で第二次世界大戦で満州(今の中国)で捕虜となった日本兵500人が協力して建設した劇場へ。

2年かけて建設。1966年の大地震にも耐え賞賛された建物だそう。

中は劇場なので入れませんでしたが、日本語の説明書きが。日本人として誇らしいですね。

タシュケント・ユーニイー駅(南駅)→ヒヴァ

まだまだ早いですが、初めての寝台列車で不安なのでホテルに戻って荷物をピックアップして駅へYandexで移動。長距離列車は昨日行ったタシュケント北駅ではなくこちらの南駅から出るようです。
パスポートと乗車券を見せて、荷物をX線検査に通す。

駅の内部も綺麗。
中心地からタクシーで行くと、反対車線の道路との間に中央分離帯があり、駅の前に車を付けようとするとかなり遠回りしてUターンしないと到着しません。友人は駅の裏に到着されてしまったらしく、降りてから徒歩で民家を抜け、線路を越えてのギリギリ到着。

「遅れるかと思った~」と焦りまくりの友人と9カ月ぶりに会えました。
列車は30分以上前に駅に来たので早速乗り込みます。
16時28分出発。発車のアナウンスや合図がないことにビビる。

2等車を予約しました。日曜日は1等車がある列車が走っていなかったので。
229,990スム。(2,800円)
廊下。どなたか知らんがおしりが映っちゃってごめんよ。

1つのコンパートメントに4台のベッド。友人に下の2段を予約してもらいました。45日前からこちらのHPで予約出来ますが、下の段はあっという間に売り切れるので発売と同時に予約しないといけません。
上の段の人は、通路側の壁の足かけを利用して登り降りするのですが、上の段の化粧の濃い欧米人のおばちゃんがテーブルの上に足を乗せて降りようとしてきます。
友人が注意すると「だったらどうやって昇り降りするのよ!!」と逆切れしまくり。
向かいのベッドの息子さんが「ご、ごめんね・・・」と平謝り。

列車は足が伸ばせて快適そのもの。久々に会った友人と旅行話に花が咲きます。
飛行機より断然こっちの方が楽よね~景色も感じられて、列車旅・・・ロマンしかない。

車内販売があるのかと思い、駅で食料を買わずに乗り込んだのですが、誰も来ませんでした。
サマルカンド駅で長時間停車し、乗客が一斉に降りて売店に食べ物を買いに行ったので、後に続いて急いで買い込みます。やはりアナウンスなしでいきなり発車するので、他の乗客の動きに合わせなければ(。-`ω-)

紅茶は列車の人に言うと貰えました。買い込んだひき肉のサモサ、ほかほかで美味しい!ゆで卵も美味しかったです。パンとゆで卵で240円でした。安いな、物価。

ヒヴァ駅

朝の7時、予定通りにヒヴァ駅に到着!
14時間の列車の旅は快適そのもの。足が伸ばせるってこんなにいいことだなんて。トイレも綺麗で心配なし。飛行機だとウルゲンチ迄しかなく、ウルゲンチからヒヴァまではタクシー手配になるので、列車移動がベストですね。

イチャン・カラ

ヒヴァはイチャン・カラと呼ばれる城壁に囲まれた世界遺産があります。
イチャン・カラ内のホテルを予約しているので、駅からはタクシーで向かいます。ヒヴァではYandexタクシーアプリは使えず。

タクシーに乗って5分。ロマンチックな城壁が見えてきました。

早朝の城壁の中にタクシーで入ると・・・ずっとこんな景色!古い遺産がそのまんま残っているんですね。ロマンチック過ぎる~

これは有名なカリタ・ミノル!建設途中のミナレット(塔)です。
高さ28m。当初高さ109mを予定して建設が進められていたそうですが、ムハンマド・アミーン・ハンの死によって工事は中断されたそうです。だからずんどうだったのか。
世界中でよく聞くよね、そんな話。

タクシーのおっちゃんには30,000ペソ(360円)払う。支払い時、超ニコニコ顔だったのでボラれてると思うけど、友人と2で割るので腹が立たない。やはり複数人での旅って楽しいし節約できていいなぁ。
ホテルはこのミナレット横のOrient Star Khivaホテルを予約。

昔の神学校(メドレセ)を改装した歴史的建築物です。
これからのヒヴァ観光、もう街並みからしてわくわくしかない。

ヒヴァは首都のタシュケントから遠くて飛ばす人が多いけど、ここがダントツで突き抜けてウズベキスタンでは良かったです。
ホテルで少しゆっくりしてから、城壁に囲まれたイチャン・カラを観光します。

ウズベキスタンのタシュケントへ。憧れのシルクロードの街で撮影解禁の地下鉄を堪能(2023.9.22~23)

実家でゴロゴロするのは最高に心地よかったですが、そろそろ世界一周を再スタートすることにします。

友人と行き先と旅程が合ったので、今回はアジアをすっ飛ばして西回りでウズベキスタンからスタート。憧れのシルクロードの東西を結ぶ青の街を訪れることに気持ちが高揚。

関空→仁川空港→ウズベキスタンのタシュケント国際空港

2023.9.22(金)100ウズベキスタンスム≒1.1円
直前に取ったため安い航空券がなく、友人より1日早くタシュケントに行くことに。
友人とはタシュケントの鉄道駅で待ち合わせ。

航空券はアシアナ航空の片道7万円。
中華系の航空会社で中国乗り継ぎだと安いチケットがあったのですが、中国はコロナ以降ビザが要るようになってしまい、乗り換え時の情報が少ないので大人しく乗り慣れたアシアナ航空で行くことに。関空からまずは韓国の仁川空港で乗り継ぎ。
久々のLCC以外の飛行機。久々の機内食と預け入れ荷物23kg以内。

今回、飛行機チェックイン時に、南米やフィリピンのように「ウズベキスタン出国航空券を求められるか?」がかなり心配でしたが、全く聞かれず杞憂でした。
仁川空港のラウンジで3時間の乗り継ぎを楽しく過ごします。無料の昼寝コーナーは満員。

韓国の仁川国際空港からウズベキスタンまで7時間のフライト。
機内食は質が落ちた?チキンかつ丼マズ
スマホにダウンロードしていた本を読むのにも飽きたので映画を鑑賞。

タシュケント国際空港→ホテル

21時過ぎ、ウズベキスタンに到着。
1991年まで旧ソ連国だったということで不安がいっぱい。
時差は4時間なので日本だと今は25時。入国審査は入国カードも質問もなしですぐに終わりました。ゆるっ。

小さな空港なのに荷物が全く出てきません。のんびりした国民性の予感がします。

暇なのでATMでお金をキャシング。後日見たら手数料は引き出し金額の0.5%のみで良心的。
友人はここで日本円を両替したそうですが9,000円分にしかならなかったらしいのでATMがベスト。
インフォメーションカウンターにてSIMカードを購入。
Beelineという会社で30日間10G、8万スム(975円)、通話付き。その後のキルギス、カザフスタンでも問題なく使えたのでお勧め。
友人は隣のカウンターでUcell社6.5万で購入したそうですが、電波は悪く通話は付いていません。

空港から1歩出るとタクシーの客引きが凄いです。
少し出たところでYandexという中央アジア版Uberアプリでタクシーを呼んでみます。
使い方がよく分からず、1回目は自分の位置を全然違う20分位歩いた 位置に立ててしまい、ドライバーと会えず失敗。ドライバーから電話が掛かってきましたが、公用語はウズベク語とロシア語なので英語が全く通じません。
2回目は無事に会え、道路の反対側にいたドライバーのおっちゃんが私のスーツケースを持ちながら手を繋いで道路を渡ってくれました。心細い中、夜中に感激( ;∀;)
ウズベキスタン人、親切な予感がします。

Safarova Hostel

空港から15分で本日の宿に到着。Yandexタクシーは18,500スム(200円)。
この感じだと物価はかなり安そう。

タシュケントではBooking.comで予約したこの女性専用ドミトリーに2泊します。
出来たばかりで新しく、1泊1,380円なのに広々キッチンや共有スペースだけでなく、自習用のコモンルームまであり快適そのもの。

ホテルの若い少年のフロント係は英語が通じましたが、他の人には渡しているタオルはくれないしトイレの場所の案内もないし挙句に「女性専用ドミトリー間違いでなくなちゃった。男性用のでもいい?」と悪びれもせずに聞いてきます。「んなわけあるかい!!」と言い返したら部屋を見てきて、「勘違いだった、ベッド空いてたよ。」だって。いい加減な国民性の予感もうっすら・・・

思った以上に英語が通じないので、ここでスマホのGoogle翻訳にロシア語とウズベク語をダウンロードしておきます。それにしても3,500円しか下ろしていないけど、お札のゼロの数には慣れない。

Islom Ota Masjidi(モスク)

2023.9.23(土)

次の日、宿から歩いて10分のところにモスクがあるようなので行ってみることに。
人口密度が日本の四分の一以下なので、首都なのに人が少なく広々として気持ちがいい。

ここはどうやら観光地ではなく現地人の普段使いのモスクみたい。しかしデザインがみとれる程綺麗。

柱にある飾りのタイルだけでも凝りまくり。

入口にこんな看板があり、ヒジャブを被っていないと入れないのかな??とビビりましたが、入口にチェックする人もいなく帽子を被るだけで入れました。しかしメインの建物の中は男性専用のお祈り場で女性が誰もいなかったので入らず。たぶん女性は入口近くの小さなお祈り場しか入れないと思います。

そこから歩いて行ける市場に行ってお腹が空いたので路上でサモサを購入。
ポテトのサモサで3,000ペソ(37円)。味はまあまあ。

タシュケントの地下鉄を満喫

市場は小さかったので、メインの大きな市場(チョルス(Chorsu)バザール)へ地下鉄で行ってみることに。
Yandexでタシュケント北駅まで。この駅は地上の列車の駅ですが、9月15日~1ヶ月間、改装中で入れません。

タシュケントの地下鉄は、1977年に開業したウズベキスタンで唯一の地下鉄。
ウズベキスタンの文化や歴史を反映した美しいモザイクや彫刻が多く使用され、駅ごとに異なるテーマで造られているらしい。

昼はガラガラだけど通勤時間帯はぎゅうぎゅう。

Metroと書かれた階段を降り、窓口で1,400スム(17円)を払い中へ。
どこまで乗っても17円。
いいんですか、そんな金額で。設計にめちゃめちゃお金が掛かってそうなのに。

壁に行き先の表示もなく、アナウンスもないので、路線図はネットに溢れているしカンで行きたい方向の電車に乗ります。

ロシアの駅もひとつひとつデザインが違っていて綺麗らしいです。
ロシアの代わりにウズベキスタンで堪能。

駅のデザインが豪華なので、思わず毎回電車を降りて撮影してしまいます。
この“Kosmonavtlar”駅は宇宙探査をテーマにしており、宇宙船や星座をモチーフにしたデザイン。

アリシェル・ナバイ駅。地下鉄の駅とは思えないモスク風の天井。
地下鉄は軍事施設に指定されていたため、国家安全上の観点から2018年までは撮影が禁止されていましたが、今は撮り放題です。駅員がウロウロしているのでちょっと緊張しますが。

乗り換えまでしてかなりの駅に降りて撮影しましたが、割愛。

チョルス(Chorsu)バザール

チョルス駅で下車。有名な中央アジア最大の屋内市場、チョルスバザール。
中は主に香辛料、ナッツなどの食料品、外は屋根を貼ってお土産や衣類などが多かったです。

中の様子。どの店も同じものばかり売っています。売り物に足をつっこむ鳥。

お腹が空いてきたので、外の食堂でシャシリクと呼ばれる串焼きとタシュケントのナン、お茶を頼む。全部で350円位。チキンと牛を頼んだけど、脂っこい!!パンはパサパサ。

Hoja Ahror Valiy Mosque(モスク)

市場でこれからいるかもと思い、スカーフを購入。スカーフを被ってモスクに入るも、女性専用お祈り室は2畳位しかなくびっくり!男性の方の建物はとても広くて綺麗なのにな。
やはりイスラム教って男尊女卑な気がする。

クケルダシュ・マドラサ

モスクのすぐ隣にも昔の神学校(マドラサ)がありました。
入場料1万スム(122円)。

ひとつひとつの部屋は小さく、ウズベキスタンの学校は少人数制のようです。

さ、明日は16時に友人とタシュケント南駅(ユーニィ)で待ち合わせ。
今日はこれでビールを買ってから寝ることにします。

海外での通信手段はどうするか:eSIMのために新しいスマホGoogle Pixcel購入

前回持っていったスマホはSony Xperia5ⅱのSIMフリーであるが、eSIM内臓ではないため今回の旅ではeSIMを使うために新たにスマホを購入してみた。

2023年現在、価格ドットコムでの口コミでは人気1位のGoogle Pixcel 7aである。

海外のネットはeSIMが便利?

eSIMとは、スマホに内蔵された本体一体型のSIMを利用して、スマホの契約ができるもの。
あらかじめネットでプランを購入しておくと、新しい国に到着した瞬間から現地の通信プランに切り替えるだけで手間なく通信を楽しむことができる優れたツールである。

<メリット>
・現地でSIMカードの購入とアクティベートする手間がない
・SIMカード差し替えの手間が省ける
・多くの国と地域で信頼性のある通信
・物理SIMカード不要でなくす心配なし
<デメリット>
・キャリア通信のローミングサービスよりは安いが、現地購入のSIMカードよりは高い

eSIMのことは前回出発する前から知っていたのだが、自分のスマホがeSIM対応でないので諦めていた。
海外でも料金そのまま(月980円)で2G使える楽天モバイルのSIMを持って行っていたので不要と思っていたが、使えない国も多かったので今回はeSIMが使えるスマホを持っていくことにする。eSIMは195ヶ国、ほぼ全ての国で使える。

海外ローミングができる日本の携帯会社

日本から持っていってそのまま国際ローミングをするだけで使える携帯会社もある

ahamo…月額2,970円(税込)で20G使用可能。
ただし日本を出国してから2週間のみ。

楽天モバイル…月額1,078円(税込)で海外では2G使用可能。
月を跨ぐと使用量はリセットされ2Gが復活。足りなくなったら1G500円で追加購入出来る。

上記のことから常に2週間以内の短期旅行である会社員はahamoが最適だが、月を跨いで旅をする人は楽天モバイルが最適となる。
そのため、通信スピードが速かったY!Mobileからわざわざ乗り換えた。(楽天に変えるとやはり若干遅い。)

実際に海外で楽天モバイルを使った感想

最初に滞在したロサンゼルスは使い放題のSIMをAmazonで購入していてそれを使っていたので楽天モバイルが使えたのかは不明。
その後中米では全く使えなかったメキシコでは使えた。正確にはメキシコシティでは使えたが他のグアナファトなどの都市では使えなかった。
南米では最初のコロンビアで早々に他のSIMカードと間違えて捨ててしまったので他の旅人に聞いた話なのだが、ペルーブラジルだけ使えたらしい。

南米でSIMが使えなくて苦労した話

南米では国境や路上でSIMカードを買う度にボラれ、アルゼンチンペルーではSIMカード購入もアクティベートしてもらうのも大変苦労した。ブラジルに至ってはSIMをアクティベートするのも、街中のWi-Fiに繋ぐのも納税番号が必要でお手上げなのである。

SIMなしで過ごすことについて

何度か「SIMカードなしの旅もいいですよ。」と言われたことがある。
だが、「語学が堪能で現地の人とコミュニケーションが取れるから要らない」というのなら分かるのだが、前日に宿でWi-Fiが繋がっているうちに、必死で次の日到着する場所の口コミやら古いMapsMeの地図や情報、移動中に見る動画などをダウンロードし、それに何時間も時間を浪費しているなら、それは「SIMのない昔ながらのいい旅」じゃなくてSIM代をケチっているだけであろう。

現地の電波が使えれば、GoogleMapだけでなく、音声でGoogle翻訳を使って現地の人とコミュニケーションが取れるし、Googleレンズで博物館のスペイン語解説も楽々理解できる。
私は時間>お金なので、時間の節約のために、自分の知りたい時にいつでもさらっと情報が手に入るSIMを活用したい。

eSIMの使い方

eSIMはAiralotrifaという会社がよくネットで紹介されているので使ってみたい。

Airaloaのアプリをダウンロードして金額を見るとこんな感じ。10Gで22ドル。
AiraloaとtrifaではAiraloaの方が若干お得感があった。

ほとんどの国に対応しているし、国を跨ぐマルチプランもある。
夜中に空港に到着してSIMカード屋が見当たらない時、アクティベートが難しい国では大活躍するだろう。そういった場合に使ってみたいと思う。

実際にウズベキスタンに来てみてeSIMはどうだったか

昨日から世界一周を再スタートさせ、ウズベキスタンに来ている。
空港に着いて早速eSIMを使おうと思っていたのでその感想を述べたい。

ウズベキスタンのタシュケント空港に到着。

21時50分。
空港で出国審査終了後、早速Airaloのアプリを起動させて10Gプランを契約しようと思ったのだが、なんと。空港のWi-Fiがウズベキスタンの携帯番号を入力しないと繋がらないタイプ。
なのでWi-Fiが使えず、eSIMも契約出来なかった。

仕方ないので、ツーリストカウンターでSIMカードを購入
ここで並んでいた日本人親子に声を掛けられたが、彼女たちはちゃんとeSIMを日本から契約してきていたにも関わらず設定が上手く出来ず、今ここでSIMカードを買い直しているらしい・・・

ちなみにSIMカードの金額はどうだったかというと、1番安いツーリストSIMのプランで10G、30日間で80,000スム≒975円だった。隣のカウンターのUcellは同じプランが65,000スム≒792円。eSIMの同等プランは22ドル(3,260円)なのでかなりの金額差。やはりよっぽどのことがない限りeSIMは使わないかも。。。

というわけで、わざわざeSIMのためにスマホまで買い直したのに、結局SIMカードを購入しているのでGoogle Pixcel 7a無用の長物となってしまった。
次の日持ち歩いて色々写真を撮ってみたが、重過ぎて手が疲れて苦痛なのである。
Xperiaより45g重いのだが、これが頻繁に写真を撮るシチュエーションとなるとじわじわ腕の筋肉に響いてくる

しかし写真は、特に夜景においてXperiaより綺麗に撮れ、カメラ機能についても色々付いているので使わない選択肢も取れず、今のところ観光にはスマホ2台持ちをしている。重い・・・

また、旅を進めていくうちにeSIMを使うことがあればその感想、そしてGoogle Pixcel 7aのスマホの使い心地についてもレポートしたい。

世界一周の旅の服装とアクセサリー類、持って行かなくてもよかったもの

コロコロパッカーのミニスーツケースの中は衣類が半分を占めている。衣類をどれだけ減らせるかが荷物の量を減らせる鍵となるのだが、世界一周ともなると夏の地域もあれば冬の地域もあるので衣類がかさばりまくる。

とにかくもう9月も終盤に差し掛かろうというのに、日本が暑すぎて冬服のイメージが出来ない。
きっと明日から行くウズベキスタンも地球温暖化の影響で暑いだろうと思い、冬服は現地で買い足しながら旅を進めようと思う。

世界一周のための衣類の条件

ユニクロのウルトラライトダウンは必須アイテムだが、それ以外に旅に持っていきたい服のポイントは

・重ね着可能な服
・保温性の高い薄いインナー
・軽い
・洗濯をしてもすぐ乾く
・ポケットが付いている

となる。砂埃、ローカル移動とかで現地でものすごく汚れるので、高い服は不要。
現地で捨ててもOKな安い服を主にZOZOTOWNユニクロGUで揃えることにする。
ZOZOTOWNはたまに覗くと1000~2000引きクーポンが付与されているので、その度に服を1000円以下で購入している。

ポケット付きのパンツがいいのは、部屋を開ける時にルームキーが要るタイプの部屋に宿泊した時、共用トイレに行く度にルームキーのやり場に困るから。

ジーパン不要

前回Gパンを持って行ったがこれは失敗。重いしかさばるし洗濯してもすぐ乾かない。なぜ外人は皆Gパンなのか謎、絶対全く洗っていないと思う。次はもっと軽い薄手のパンツ3枚を持っていくことにする。スキニーパンツなら生地の量も少ない。

持っていく服の数

上着:薄手のカーディガン1枚、ユニクロライトダウン1枚。
上:半袖Tシャツ3枚(パジャマ兼)、ロンT1枚、ユニクロインナーがノースリーブ2枚とロンT1枚。
下:ロングパンツ3枚。パジャマ用の短パン1枚。

上記が全て。足りないかもだが、足りなかったら現地で買い足す。

THE NORTH FACE 防水帽子

帽子はこれが良かった。日本でも使っている。

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
防水透湿素材のGORE-TEX(ゴアテックス)

軽くて防水。通気性もあり丈夫で何回洗濯しても型崩れしない。
紐付きなので風で飛ぶのが防げて便利。何度も助けられた。

最初もっとツバの広いノーブランドの1000円のものをネットで購入したら、大き過ぎなのと素材が安っぽかったので買い直した。大きさはこの位がちょうどいい。被らない時は折り畳んでデイバッグにも入る大きさ。

new balance 防水スニーカー WW880

スニーカーは実際に靴屋で試し履きした方がいいだろう。同じメーカーで同じサイズでも全然足への当たり方が違う。前回購入したものは履きつぶしてしまったが、気に入ったので今回もこのニューバランスのWW880を購入。

幅広タイプで足が楽。底が厚くてトレッキングに向いているのと、これも防水なのが最大の決め手。
雨の日も靴の中が濡れない。

Tevaのハリケーン サンダル

サンダルはシャワー時、また暑い国で必須だが、ビーサンは足の間が痛くなるのでスポーツサンダルにした。

底が分厚く疲れない。登山時以外はこれで観光していた。
前回は履き心地最高の、分厚い方のTEVAを持っていったが、かなりの質量でスーツケースの中を占める。

今回は同じTevaだが、底が薄い方にしてみた。履き心地と耐久性がどうなのか試してみる。

靴下

前回は3足1000円のものを持っていったが、旅の途中で全部破れ、メイソウショップでメッシュのものを買い直した。これが洗濯しても1日で乾くので超快適。メッシュの靴下は100円ショップで売っていたので今回はこれを3足持って行く。

85gの折り畳み傘

雨晴れ兼用かつ重さ85g。


UVカットの効果は感じられないが、持っていることを全く感じさせないので、これは日本でもカバンに入れっぱなし。
晴れの日は直射日光防止、急な雨にも対応でき毎日天気予報をチェックする手間が省ける。

折りたみたサングラス

丸い収納ケースが付いた折り畳みサングラス。コンパクトで鞄にポンと放り込める。
ウユニ塩湖とか紫外線に目がやられまくりなのでこれを持ち歩いていて良かった。

衣類収納ポーチ

結局、本日東急ハンズでこれを2200円で購入してしまった。
ビニールの衣類圧縮袋は何度もチャックを締め直していたので、今回はこの商品を試してみることにする。

以上が世界一周の衣類とアクセサリー類。
服だけは毎回すごく悩むが、旅に出る度に厳選されたものになっているので今回も楽しみ。