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アルメニアのエレバン→ジョージアのトビリシへ陸路移動。ジョージアでタイ料理(2023.11.8~9)

2023.11.8(水)
1アルメニア・ドラム≒0.37円
1ジョージア・ラリ≒56.2円

本日はジョージアへ戻ります。
Santorini Hostelは静かで快適過ぎる宿でしたが、エレバンにもう1週間以上いるので。

昨日のパン屋で買ったシュークリーム類を朝食に食べましたが、全くバターの味がせず、シュークリームの中のクリームに関しては色は透明、味も水のりのようでした。本当にありがとうございました。

キリキア・バスステーション

今回もシェアタクシーで陸路でジョージアへ戻ります。
キリキア・バスステーションまでローカルバスで行こうとしましたが、やはり激込み。
スーツケースを乗せるに忍びなかったので、Yandexタクシーで来ました。

10時過ぎ。到着時&エチミアジン観光時に来たキリキア・バスステーションです。
初めて中に入ってみましたが閑散としています。

外にチケット売り場がありました。カードも使えます。
トビリシまで8,000ドラム(3,000円)。5時間なのに高いね、この路線は。

頻発路線のようで、10時過ぎ発のタクシーに乗っているおがちゃんを見つけました。
その車はもう満席だったので、私は次の10時半の車に乗ります。と言っても時間は決まっていなくて満席になったら出発するスタイルです。

行きのタクシーの方が座席が豪華だったな・・・しかも真ん中の列の席に先に座っていたのに、後から来たロシア人女3人組が運転手に私の方を指さして何か言い、後ろのデブゴン男性の隣に移動させられました。抗議しましたが英語が通じず・・・(ノД`)・゜・。理不尽

まあ短い時間なので、いいでしょう。
来た時とは違う、西側のルートを通っているのが不思議です。
途中でまた1回、綺麗なスーパーでトイレ休憩。

トイレ休憩だと言うのに、一緒にタクシーに乗っていた欧米人の若い女性は、食堂でガッツリ食事をし出しました。は?マイペース・・・
私もここでアルメニアの小銭を使い切りたいのでサンドイッチとコーラを買います。
アルメニアの500ドラムコインは日本の500円玉と違って他のお金より小さいので、何度も間違えて使いそうになりました。

だから著作権。
全員でマイペース欧米人が食べ終わるのを待って、出発です。

今回は無事、誰のことも待たずにすんなり国境を越えれました。

前日にアルメニアを出たマサさんは、ここで運転手がなぜか警察に捕まり(免許かビザなし??)次のバスが来るまで3時間待ったそう。悲惨。

この国境は、アルメニア側もジョージア側もATMはあっても両替所がありません。
仕方なく、余ったアルメニアドラム札はトビリシ市内で両替することにします。

帰りのタクシーは、乗客が降りたい場所で停まって降ろしてくれるスタイルでした。
私は終点の地下鉄のAvlabari駅の横で降ります。1週間前にエレバン行きタクシーを乗った場所です。

予約しているホテルまでバスで行きます。1.5ラリなので。
各バス停にはこんな、何番のバスがあと何分で着くか電光掲示板があったのか・・・今気付いた。

EUROPEAN Backpackers & Cash-Back Hostel

前回泊った日本人オーナーの宿は断水しまくりなので、別のところにしました。すまん。
UZUハウスで出会ったインド在住のN子さんが、ここが良かったと言っていたホステル。

ジョージアやアルメニアのホステルは看板が出ていないのでBooking.comの地図を注意深く見ないと辿り着けません。ここです。

男女混合ドミトリー、10人部屋ですが1泊15ラリ(850円)で朝食付きという破格のお値段。
この部屋の、最後にひとつだけ余っていた2段ベッドの上に案内されたのですが・・・
うーん、ちょっとベッドがへたっている。

そしてなんと。
強面のオーナーが「やっぱりこっちに移りな。」と同じ金額で、もう一つ上の階のツインルームに案内してくれました。隣のベッドの人と共用になりますが、隣のベッドは大人しそうな欧米人の男性。
最初2人?!とちょっと抵抗がありましたが、ドミと思えばなんのその。そして彼はシングルベッド、私はキングベッドでラッキーです。しかもドミのベッドと違い、ふかふかで寝心地いい!

この階はツインルームしかなく、人が少ないのでシャワールームもほぼ貸し切り。
なぜ私をこっちのいい部屋にしてくれたのでしょうか。
たぶん、多めに貰ったお釣りを誤魔化すことなく正直に返したので、オーナーが気に入ってくれたのではないだろうかと部屋にはツキが回ってきました。

1階のキッチンスペースで飼われているネコ。
「シモベよ、なでたまえ。」の図。

近くを少し歩いてみましたが、この辺りは総菜屋はなさそうです。
スーパーでお魚のパッケージとビールを購入。ご飯はこの宿のドミに2ヶ月も居るという、ノマドの男性に頂きました、感謝、感謝。
それにしてもジョージアでは結構日本人に会うね。おやすみなさい。


2023.11.9(木)

宿の朝食です。
これだけでも、午前中は他に何も食べず活動出来るのでありがたい。朝食付15ラリって破格すぎ。
Booking.comの口コミも9.7と高得点です。
このドミは、今日も明日も満室で埋まっております。

昨日は国境越えの移動だったので、両替所でアルメニアのお金を両替した以外は、疲れて宿でゆっくり寝ていました。これは近所の教会。

すぐ横にも。これは〇〇正教会とかでしょうか。正教会と名のつく教会には、イスラム教みたいに女性は頭にスカーフを巻かないと入れないことに最近気付きました。

Mai Thai Restaurant 5

今回、急いでジョージアに戻って来たのには理由があります。
先週一緒に飲んで楽し過ぎてワイン飲み過ぎて公園で寝てしまったMさんと再び会うためです。
彼女が宿のオーナーさんに、評判のいいタイ料理を紹介してもらったと言うのでそこで待ち合わせしました。

ジョージアに来てタイ料理って感じですが、ジョージア料理は塩辛過ぎだし。
これは豚肉を揚げたやつ。評判通り、美味しいです。

途中から正装した綺麗なお姉さんが現れましたが・・・

カラオケ大会ですか。

カーカー、カーカー、マイクで大声で喋り出してめちゃめちゃ店内がうるさくなりました。
Mさんとの会話が聞こえません。ジョージア、こんな感じの店多いんかな。

うるさ過ぎてたまらん。
店を出てすぐ近くのスイーツのお店へ移動。
見た目は美味しそうだけど・・・きっと・・・

うん、やはりそうだと思った。ただの砂糖の味しかしない激甘お菓子。
アルメニアのパン屋のシュークリームを食べた時から分かっていたよ。
ここで日本のケーキ屋のクオリティを求めてはいけない。

お互い半分以上残してしまいました
ジョージア人、食べるものが塩辛過ぎか甘過ぎ。病気にならないのかな。

Mさんとは本当に気が合って、毎日会っていても話すことが次から次にありそうです。
旅先でこういう人と会えるのは貴重なので、この出会いは大切にしたい。

明日もまた日本人のイベントに参加します。

全裸ロシア人に耐えられず宿移動。要塞と国立博物館見学、世界最古の革靴を見る(2023.11.6~7)

2023.11.6(月)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

同室の住んでいる状態のロシア人と中国人のマナーが最悪なので、本日は宿を移ります。
私が朝、トイレから戻って部屋を開けるとロシア女が通路に全裸でいました

・・・

な・ん・で・全裸やねんっっ
ここお前の家ちゃうで?!はぁっ?!

決定、もう決定。
イ●ド人、中●人に次ぐ大嫌いな国民に認定されました、おめでとう!\(^o^)/

どうやらシャワーが終わると体を拭かず部屋に戻って来たようで、シャワールームから廊下、部屋まで足跡でびしょびしょです。なぜシャワールームで着替えない?!
そして私が入って来たのを見ると、不機嫌そうに何も言わずバスタオルで体を巻き、全身にクリームを塗りながらやはりビデオ通話です、顔は叶姉妹のお姉さん似です。しばいたろかな、1回。

Santorini Hostel(ホテル)

一昨日、一緒にツアーに行ったおがちゃんが「僕のいる宿は綺麗で静かでいいですよ。」と言うので、そっちに移ることにしました。

先日訪問した、リダの家がある鉄道駅から徒歩15分位です。バス停からはすぐ。おおっ綺麗そう。

最初この女性8人部屋の上の段にアサインされました。メンバーは全員静かそうです。

しかしBooking.comで女性専用6人部屋を予約したはずなので変えてもらいました。8人部屋と6人部屋で料金が違うので。

男性がいる部屋しか空いていないと言われ(なんでやねん)この部屋に。

私を含め4人しかいないし、なんと言っても下の段はいい。
カーテン付き、サイドテーブル付き、ベッド内に照明・コンセント在りと至れりつくせりです。サイドテーブルめちゃ便利。
1泊2,260ドラム(990円)。

ノマドコーナーもあり快適そのもの。

Jano(レストラン)

アルメニア料理を食べ尽くしていないので、宿から近い地元民用のレストランに行ってみます。
爽やかイケメン、性格もすこぶる良いおがちゃんは同じ宿ですが、彼はあまり観光せず宿かカフェにいる人。なので別行動です。

変な時間なので空いています。

写真付きで分かりやすい。

パン屋でよく見るラフマジョ。薄い記事に牛のひき肉を薄く伸ばしたものを乗せています。レモンかけたら酸っぱいよ。

マンティー・タマフーロプ。ヨーグルトのスープに揚げミニ餃子が入ってます。
最初は美味しかったけど、これも完食するにはかなり酸っぱい。
ビール込みで3,135ドラム(1,170円)。

今日は観光せずダラダラ。バスで鉄道駅の反対側のショッピングモールへ移動。

フードコートは混んでますね。どこもかしこもジェラート屋、サーティワンアイスクリーム屋だらけでした。お店は服屋や雑貨屋など。本日はこれで帰ります。19時位はバスは激込み。


2023.11.7(火)

おはようございます。この宿は静か。人が多いはずなのにひっそりしています。
同室のカップルはずっと部屋で動画編集をしているのでYouTuberなんでしょうか。
そして皆、観光に行かないからシャワーを浴びないのでしょうか。シャワーがいつも空いていて不気味。

宿の犬、キングちゃん。庭を通る度に吠えられますが、デカくてかわいいです。たまに庭に出してもらっています。

Erebuni Fortress

GoogleMapを見ると、ここから南東の方に何か遺跡があるようなのでバスで行ってみます。
誰も記事にしていないからマニアックかも。

要塞らしいです。あれを登ります。

手前の博物館。有料なのでパス。

博物館の裏の山道をひたすら登る。

登った先は絶景!エレバンを一望できます。マニアックな場所だけど来て良かった。
アルメニアって中心地以外はほとんど木がない山なんですね。

紀元前 8 世紀の遺跡。ウラルティア王国だった頃の要塞だそうです。
無料なのにほとんど誰ももいない・・・

保存状態悪し。

ハルディの神殿跡。重大な遺跡に落書きしまくり。保存する気がないのか費用がないのか。

アルメニアはこの楔形文字が残っているから正確な歴史が分かるんですね。マニアックな場所でした。

アルメニア歴史博物館

バスで街の中心の国立博物館に来ました。ソフトクリームは例外なく美味しいです。

セブンスプリングスという7つの水飲み場。地下水が豊富だからこその出しっぱなし。
エレバンには至る所にこんなのがありますが、飲み口に口を付けて飲んでいる奴らだらけなので、それを見ると私はこの手のやつは日本でも飲めません。

鶏??魚??
この共和国広場の噴水Singing Fountainsが夜は噴水ショーが行われると口コミで見たのですが、なぜか干からびています。点検中とかでしょうか、残念。

入場料2,500ドラム(945円)。恐らくエレバンで1番高い博物館ですが、世界最古の革靴があるそうなので入ってみます。

入口の像。おっさん、何持ってるの??(ガギク一世アルメニア王の像のレプリカ)

中は撮影禁止なので写真はありません。
Googleの口コミ通り、従業員のおばさんたちにずっと見張られ、道順を怒った感じに指示され、最上階の人はすんごい怖かったです、ストレスでも溜まってるんですかね。

アルメニア南部のヴァヨツ・ゾル地方で2008年に発見された5500年前の革靴の展示はありましたが、臭そうでした
展示物は多かったけど壺、石器、絨毯をただ飾っているだけという感じ。もうちょっと見せ方を工夫しないと…

Tokyooo(レストラン)

所々点在しているアルメニア教会も見学するつもりでしたが、どこも同じような石の教会だし、飽きてきたので食事に走ることにします。
アルメニア料理・・・昨日のが酸っぱかったので日本食が食べたい。

日本人が経営しているようなので、内装も味も大丈夫そうです。しかし回転寿司は人気ないなぁ。
生魚を食べないのか、金額が高いからなのか。

2番目に安い皿を取ってみました370円。
100円のくら寿司が懐かしい・・・(´・ω・`)
ネタは美味しかったですが、回転寿司が人気なくお米がもう乾燥していました。なので別のメニューに切り替えることにします。

カツ丼。1500円位。豚肉はパサパサしておりましたが、衣・タマネギ・卵の味付けは日本のと全く同じだったので満足でした。
ビール込みで2,500円、たまには日本食を食べないと発狂しそうなのでOK。

Yerevan railway station

地下鉄で宿のある鉄道駅に戻って来ました。
バスは1ドラム(35円)と激安のせいか混みまくり。宿は地下鉄の駅からはだいぶ歩きますが地下鉄の方が早いです。

中に入ってみたら、とても綺麗な建築物ですね。
しかしトビリシまでバスだと5時間3,000円位なのに、鉄道は時間もお金も倍以上ですからね。
お客さんはほぼおらず、ひっそり静まり返っています。

近所のめちゃめちゃ並んでいるパン屋さんでお菓子を買ってみることに。明日の朝ご飯にします。

アルメニアには1週間以上いました。
明日、バスでジョージアのトビリシに戻ることにします。

エチミアジンでロンギヌスの槍を見る、本物かどうかはさておき(2023.11.5)

2023.11.5(日)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

宿の魑魅魍魎なメンツ

おはようございます。Kenut Hostelの朝です。
ホテルの1日目の夜は同室の2人が静かだったので、延泊して全部で5泊予約しましたが、昨日からロシア人女の態度がでかいです。相変わらず、1日中部屋で何人もとビデオ通話をしているのは変わらないのですが、3日目以降、中国人が部屋の電気を消した夜中でもずっと色っぽい声で喋っています。

夜は外で喋れよ。

たまりかねて11時半に「すいません。寝れないので静かにしてくれませんか?」とお願いしたら返事をせずに外に出て行きました。険悪。

中国人女は相変わらず日々宿から1歩も出ず、料理を歌を歌いながら1時間以上かけて念入りに作っております。そして共用キッチンで誰かと大声で電話しながら大量のご飯をゆっくり食べています。両手にナイフとフォークを持ち、ワイヤレスホンをしながら大声で叫んでる様はギャグのようです。

テーブルが1個しかないので私も自炊をするとその向かいに座るしかありません。そして私の料理の中に唾がめっちゃ飛んできそうです。

食べるか喋るかどっちかにしろよ。

会話の途中で相槌として絶え間なく「あぁ~んっ?!」と叫ぶのもめちゃめちゃ耳障りです。多分英語で言えばイエス、ロシア語で言えばダーにあたるのだと思うのですが、発音がまさに関西弁の「はあ?!(あほちゃう?)」と全く一緒なので、バカにされてるみたいでマジイラつきます。同じ宿の香港人の男性に「あなたも中国人?」と聞くと、「一緒にするな、アイツ嫌い」と申しておりました、国際問題。

宿の快適さは同室のメンバーによります。連泊したのは失敗でした。

エチミアジン大聖堂への行き方

さて、気を取り直して。

今日はエチミアジン大聖堂という、世界最古の教会へ行きます。
世界遺産だし、ロンギヌスの槍とやらをどうしても見たいので。
YandexGoアプリを見ながら、203番のバスが乗れるバス停まで行きます。

アルメニアは人用の横断歩道は少なく、道路の向かい側へ行きたい時はよくこんな地下道を通ります。
フルーツやパンが売っていたり、両替屋まであります。

カスカードの横のバス停から、203番のバスに乗ったのですが…

なんとキリキアバスステーションで降ろされ、既に人が乗り込んでる同じ203番のバスに乗り換えさせられました。

席がラスト1席だけ空いていたので、ラッキー♪と思って座ると、外で運転手と喋っていたアルメニア人のおっさんが出発直前に乗って来て「そこは俺が取っていた席だ」と言い出します。アゼルバイジャンではおじいさんが私に座を譲ってくれたというのに。
この国では男性が偉そうというか、男尊女卑?亭主関白?をにおいをぷんぷん感じます。Yandexタクシーのおっさんに引き続きくたばればいいのに

Church of the Holy Archangels

45分ミニバスで立ったまま到着。隣の席のおばさんが「ここだよ。ここで降りな。」と優しく教えてくれました。アルメニアの女性はいい人そう、しかも結構皆さん美人です。

エチミアジンの入口にある教会。新しいですね。

口コミ通り、普通といえば普通です。

エチミアジン大聖堂

敷地内を歩いて…

エチミアジン大聖堂です。アルメニア正教会の総本山で世界遺産
キリスト教が国教になった301年頃に建てられた世界最古の大聖堂らしいですが・・・地震で崩れ、1441年に修復されています。

改装中で中に入れません。

5年前のブログでも「改装中」となっていましたが、いつまで改装しているんですか。
改装工事をしている人なんて見掛けないし、ふざけてるんですか。

中の博物館にロンギヌスの槍があると聞いていたのですが…GoogleMapを見ると西の奥の方なので後で行ってみます。

Saint Gayane Church(ガヤネ教会)

南へ15分ほど歩いた所にある教会へ。

こちらは7世紀頃の教会。アルメニア王に殺された修道女ガヤネが眠る教会です。
とても神聖なる場所のようですが…うーんなんかもう石の教会は飽きてきました。

ロンギヌスの槍がある博物館

そしてお待ちかね。ロンギヌスの槍があるという博物館へ行ってみますが、 GoogleMapの通り進んで入ろうとすると柵があって入れないです。

結局、エチミアジン大聖堂の1番奥にひっそりと佇むこれが博物館の入口です。分からんわ、こんなの。

中のお土産屋の人に博物館に行きたいと言うと「ガイド付きの少人数ツアー制。次は20分後。」と言われました。1500ドラム(560円)を払って待ちます。

そして時間が来たので入ります。ツアー人数は10人位。前のグループがまだ2組も中にいたので人気の博物館のようです。説明はロシア語なのか、アルメニア語なのか…Google 翻訳を両方の言語で使ってみても全く訳してくれません。中南米のスぺイン後では上手くいったのですが。

どうですか。これがロンギヌスの槍とやらです。
磔にされたイエスの死を確認するために、脇腹を突いた神聖な槍ですよ。その割にはつやつやして新しくないですか。

まあ、私はファイナルファンタジーの武器に出てくるので見たかったのですが、バチカンにもウィーンにもあるそうです。この手のものあるあるです。

この中の板きれは、アララト山の山頂で見つかったノアの方舟のかけらだそうです、はいはい。←怒られる?

展示物はいっぱいあり、最後に写真を撮る時間を5分ぐらい取ってくれました。ガイドさんはその間、私にだけ英語で少し説明してくれました、っていうか英語喋れるんかい。両方の言語で説明して

聖リプシメ教会

ここから15分ぐらい東へ歩いたところに、神聖なる修道院があるというので大好きなパクチー豚肉パンを食べながら行ってみます。

618年に建てられた教会。こちらも「エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡」の世界遺産のひとつです。

昔々、それはそれは美しいと評判の修道女のリプシメは、ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝に求婚され、拒んでアルメニアに逃げてきます。しかしここでもアルメニア王トルダット3世に求婚され、拒んだリプシメは王に恨まれ投石の刑で殺されました。その埋められた場所に建てられた教会がここです。
悲しいお話だし、その後、王は修道女ガヤネにも求婚して断られてまた殺したらしいし、アルメニア王もやはりカス・・・。

地下に棺がありました。修道女だから断っただけよね、酷い、うーん絵が悲しい。

初めてドーム天井が造られた教会。中では結婚式が行われていました。

ここから更に東にもう一つ観光名所、スバルトノッツ大聖堂があるのですが、日曜日は15時までで閉まってしまったので行きませんでした。まあ、あまり興味なかったし。
やはりイギリスのとても綺麗なステンドグラスの教会を知ってしまっている身としては石だけの教会は単調で飽きると言わざるを得ません。最古なのにすまん。

同じ203番のバスでエレバンの中心まで戻って来ました。
世界遺産を堪能した1日でした。

ショッピングセンターをウロウロしてから、魑魅魍魎メンバーのいる宿へ戻ります。
もちろん明日から宿を移ります。おやすみなさい。

エレバンでツアーに参加、ゲガルド修道院とガルニ神殿へ。有名な安宿リダの家にも行く。(2023.11.4)

2023.11.4(土)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

エレバン現地ツアーに参加

10時に昨日ツアーを申し込んた車の場所に集合!
今日はおがちゃんと一緒にエレバンから自力で行きにくいゲガルド修道院を含むツアーに行きます。
5000ドラム(1860円)でした。

車は20人位乗れそうなマイクロバスですが、客は10人のみ。そこら中にツアーバスがあるから飽和状態なんだろうな…

Charent’s Arch(チャレンツのアーチ)

直ぐに1つ目のスポットに到着しました。チャレンツのアーチ。絶景が望めるスポットのようです。

すんごい快晴!

あれが聖書でノアの方舟が辿り着いたというアララト山です。
さすが世界で初めてキリスト教を国教にした国!…と思いきや、地図で見たらあの山はトルコ領なんですね。やはり国家間の問題は複雑だわ…

私は無宗教ですが、聖書に出て来るのも納得の神秘的さ。
他の山より群を抜いて高いですね。
そりゃノアの方舟も洪水時に辿り着くわ。キリスト教の人と話すと本当に信じていらっしゃいます。

十分アララト山を堪能しました。
運転手に「40分間」と言われたので40分後に車に戻って来たのですが、私とおがちゃん以外、誰も戻って来ません。海外あるある(´・ω・`)
そして多分君たち、全部兄弟。模様的に。

ゲガルド修道院

2つ目のスポットに来ました。ここがタクシーでしか行けないので、行き方を悩んでおりましたが、ツアー参加で解決です。

入口のお土産屋。キリスト教を国境に定めた4世紀に開かれた聖地、世界遺産の修道院です。入場無料。

「ゲガルド」とはアルメニア語で「槍」を意味し、キリストの脇腹を刺した「ロンギヌスの槍」が4世紀まで保管されていたことが由来らしいです。今はロンギヌスの槍はエチミアジンの博物館で保管。
(因みに他の国にもいくつもロンギヌスの槍は存在し、どれが本物なんだか・・・)

修復中の足場が放置…凄い錆びててどの位長く放置されてるんだろ。
海外ってこういうの多いな。

最も位の高い聖地です、中も神聖な場所。皆さん真剣にお祈りしてます。

巨大な岩をくり抜いて造られたというのは1番奥のここでしょうか。

裏のスポット。1200年前に洞窟を彫って造られた修道院です。聖グレゴリウスが洞窟に小さな教会を造ったというのがここかな?

それともここかな?
ツアーというので英語ガイドでもつくのかなと思ったけど、ガイドなし。運転手は英語が話せないのでさっぱり分からん。アルメニアは英語通じません。申し込む時に確認した方が良さそうです。

ここでも「40分間」と言われたのに50分後に全員集合。他の人を待たせちゃ失礼とかいう概念って、日本人以外の人には無いのでしょうか。うーん。不思議。

Symphony of Stones(シンフォニーストーンズ)

玄武岩の岩層スポットです。入場2ドラム。
柱状節理と呼ばれる自然現象で、マグマ等が冷却凝固したり、地殻変動などによって岩体が柱状になったもの。玄武岩質の岩石によく見られ、六角形になることが多いのだそうです。

6角形の石が連なり頭の上に落ちてきそう。
地面を見たらいっぱい落石してるし。見上げると結構恐い!

1番奥まで行って戻って来ました。30分位歩いて結構いい散歩道です。

ここも見学40分間と言われたけど、全員集合したのは60分後。はいはい、慣れました、慣れましたよ。

ガルニ神殿

車で5分の直ぐ横がガルニ神殿です。1,500ドラム(560円)。
さっきの入場料と違い過ぎて、ちょっと躊躇する高さ。

キリスト教が伝来する前の1900年前に建てられた唯一の異教徒の建築物だそう。
多神教を崇拝する古代ギリシャのイオニア様式の建築物。

うーん。1976年の大地震で倒壊したので、これは修復されたもの。新しすぎて面白くない。中も何もなし。
皆さんセルフィー撮りまくりでただの映えスポットでしょうか。

昔の教会跡も。

神殿の北西にあるローマ風俗風呂。1900年前の床のタイルのモザイク画など面白いです。

ツアー終了。3時に終わると聞いていましたが、全ての集合時間が全部10分以上ズレたため、16時に元の場所に戻って来ました。
マサさんは3回もツアーに参加したらしいけど、私とおがちゃんは「う~ん。もういいかな…」って感じ。

人の嗜好はそれぞれ。ツアーってそこに辿り着くまでが楽過ぎて面白くないかも。自分は目的地にローカル移動で苦労して辿り着くのを、ドラクエのダンジョンをクリアするかの如く楽しんでいることに気付きました。

風呂も入らず丸2日間の峠道をミニバス移動で辿り着いた、あのエクアドルとコロンビアの国境のイピアレス、ラス・ラハス教会は感動でしたもの。

地下鉄チャレンジ

夕方ですが、まだ宿に帰る気分にならず、アルメニアの地下鉄に乗ってみます。

VISAタッチは使えず窓口でトークンを購入するタイプ。100ドラム35円

ジョージアとデザイン一緒。深く潜るのもエスカレーターがびっくりする程速いのも。

電車すぐ来ました。4両しかないですが混んでないです。

Sasuntsi David駅、Yerevan railway stationの鉄道の駅直結の駅で降りました。
GoogleMAPで見てカフェ&美術館があったので行ってみます。

Lusik Aguletsi House-Museum and Art Cafe

こじんまりしていて一般の家を改装した感じでしょうか。ルシク・アグレツィの家博物館となっています。

先にこのホラーちっくな絵が並ぶ3階を一人で見ちゃったけど…本当は2階で受付して2階の展示物から見るみたい。
2000ドラムと言われたのでやめておきました。後日もっと大きい国立博物館の方へ行こう。

リダの家

この鉄道駅の近くには、先人たちがブログで紹介してくれている、リダおばあちゃんが格安で泊めてくれる宿があるとのこと。予約サイトには載っていません。興味があるので行ってみます。

この白いドアを勝手に開けて入るらしい。勇気を出して中に入ると…

リダおばあちゃん、居ました。「ジャパニ!」と凄く温かく迎えてくれました。
しかし、しかし、ごめんなさい、ごめんなさい。
部屋を見せてもらうと、女性専用部屋にはベッド3つあって、先にいたロシア人女性が荷物を置いて3つとも使っています。そしてその方の服装が汚れていて場末感が酷い。
ブログにも記載されていましたが部屋やキッチンもお世辞にも綺麗とは言えません。ここは安さとリダおばあちゃんとの交流を楽しむ宿のようです。

おばあちゃんに丁寧に断って出てきました。昔は日本人がたくさん宿泊していたようですが、中国人っぽい男性が一人いるだけで日本人は誰もいませんでした。

宿に戻って、スーパーで大好きなサーモンを購入して焼く…

わーん。魚は干物でした。塩辛い!塩分摂りすぎで病気になりそう。失敗!!
チーズも按司が薄く美味しくありません。ビールは美味しいです。

ツアーはもうやめ、明日は自力でエチミアジンへ行きます。
おやすみなさい。

アルメニア人大虐殺の歴史ジェノサイド博物館へ。その後、高級アルメニア料理に舌鼓。(2023.11.3)

2023.11.3(金)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

今日は天気予報が雨なので屋外の観光はやめて、アルメニア人大虐殺の歴史、ジェノサイド博物館に行ってみます。

ジェノサイドとは

ジェノサイドとは特定の民族を狙った大虐殺のことです。
よく聞くホロコーストはジェノサイドの一部であり、ナチスドイツによるユダヤ人に対する大規模な虐殺を指します。

これまで行ったことあるジェノサイド博物館はカンボジアの首都、プノンペンにあるトゥールスレン虐殺博物館。
割と最近だったのと、血の跡や拷問器具、カンボジア人の死ぬ直前の写真の展示がたくさんあったことで非常に生々しく、感受性豊かな20代だったこともあり行った後は2週間~1ヶ月位は鬱でした。
しかしこういった間違いの歴史は知らなくてはいけないと思うので、この手の博物館には行くことにします。

Karen Demirtchian Sport/Concert Complex(コンサートホール)

例のごとく100ドラムで近くのコンサートホールまで来ました。

階段が急でしんどい・・・ここはエスカレーターが入っている建物は休止してるみたいです。はぁはぁ。

アルメニアは地下水が豊富に湧き出て来るらしく、街の至る所にこういった出しっぱなしの水飲み場があります。出しっぱなし!贅沢!
アルメニアは世界で数少ない水道水が飲める国、と聞いたので水道水を飲んでいます。ネットによって情報がマチマチですが、毎日水道水でも私のお腹は相変わらず健康そのもの。ペットボトルの水を買わなくて済むのでゴミが出なくていいなぁ。

コンサートホールの裏。
うーん。あまりおしゃれじゃないなぁ。しかもひとっこひとり居なくてまるで廃墟のよう・・・
このまま進みます。

ジェノサイド博物館を示唆する像でしょうか。

無人だし、野良犬いるしホラーちっくな道をひとり進みます。
まあ地元の人は行かないですよね、この博物館。

ツィツェルナカベルト

ツィツェルナカベルト、アルメニア人大量虐殺の追悼モニュメントが見えてきました。

中は静かに慰霊の炎が燃えています。厳かな雰囲気です。

アルメニア人大虐殺は、第一次世界大戦中にオスマン帝国(現在のトルコ)の政府によって実行されたとされています。オスマン帝国政府がアルメニア人の民族主義運動や独立志向を抑えようとしたとか、オスマン帝国がイスラム教でアルメニアがキリスト教なので宗教的にも対立していたとか・・・原因は複雑だそうです。

ここで偶然、昨日一緒に飲んだO原さん(おがちゃん)と会いました。一緒に博物館へ行きます。

GoogleMapには載っていないのですが、ここから西に行ったところの地下に、ひっそり目立たないジェノサイド博物館の入口があります。無料。

中は撮影禁止なので写真はありませんが、展示は主に親を殺された孤児の写真や、これを題材にした映画のシーンなど。カンボジアのように生々しい展示はなかったです。あそこは虐殺が行われた現場を博物館にしてますからね・・・
しかしこれも19世紀末~20世紀に行われたことで、強制移住と虐殺による死者が100万から150万人というのは相当なものです。原爆の死者数の何倍もの人数。
トルコはこの歴史的事実を認めていないそうで、それで両国は国交を断絶しているのです。

うーん、トルコは今後行く国で楽しみにしていたのですが、嫌いになりそう・・

帰りのバスはミニバスでした。
満席だとこの料金置き場に座ります。おばちゃんが3人腰かけててぎゅうぎゅう。
ミニバスも1ドラム、料金は降りる時に払います。

ゲガルド修道院へのツアー申し込み

バスでエレバンの市内へ戻って来ました。
ゲガルド修道院への行き方がタクシーしかなくて色々調べていたのですが、昨日一緒に飲んだマサさんが「そこら中に停まっている車にポスターを張ってあるツアーが安い。」と聞いたので、ツアーバス探し。バスを降りて目の前にそんな車がありました。

探さなくてもツアーの車はそこら中にありました。どこも値段は一緒。

このゲガルド修道院を含む4か所を回ってくれるツアーにおがちゃんと申し込みます。
10時~15時までで5000ドラム(1860円)。安!

Jijil Restaurant

せっかくなので、おがちゃんとアルメニア料理を食べに来ました。
シェフが外に出てる、オープンキッチンのおしゃれなお店

サラダ。これはバストルマという生の塩漬けの牛肉をスライスしたもの。めっちゃ美味しい!

アルメニアの茶色い平らな麺、アリシュタと巨大ヒンカリを揚げたもの。
全部、全部めちゃめちゃ美味しかった~代金は一人3000円を超えてましたが、たまには贅沢しないと旅は面白くないもんね。

アルメニア・・・インテリアショップもおしゃれだなぁ。
もうインテリアの仕事を辞めてから1年近く経ちます。やはりこういった家具やら建築を見るのが好きで、早くまたインテリアや建築の仕事をしたくてたまらないのですが、この仕事を辞めたタイミングでしか世界は回れないので、もうちょっと世界一周を続けます。

エレバンでまたも断水、トビリシの宿で出会った旅人2名と再会(2023.11.2)

2023.11.2(木)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

おはようございます。
西暦301年にキリスト教を世界で初めて国教にした国、アルメニアにやって来ました。
ここには世界最古のキリスト教教会もあるので楽しみです。
近所のアゼルバイジャンやトルコはイスラム教ですが、こことジョージアはキリスト教の国です。

Kenut Hostel

そしてなんと!本日もトビリシに引き続き断水。
いつも朝にシャワーを浴びますが、昨晩は寒かったのでホットシャワーを浴びていて助かりました。
しかし顔を洗ったり歯を磨いたり出ません

同室の中国人の女の子。話し掛けたけど会話なし。

宿のオーナーがでかいボトルの水を10個追加で買ったというので、それで凌いで何とかこの宿にいることにします。2泊分の料金を払っちゃってるんですよね。
ここは3ヶ月前からオープンしたそうですが、初めての出来事だそうです。
水難の相でも出てるんかな・・・・

宿のオーナーはつるんと綺麗な肌で禿げていますがいい人だし、奥さんはめちゃめちゃ可愛くて、毎日水回りをすごい綺麗に掃除してくれています。
どうか断水が夜までに治っていますように。

ホステルから1番近いコンビニ。魚の干物の置かれ方が雑です。
ジョージアでも魚はこんな置かれ方でしたが、衛生的に大丈夫なんかな。

アルメニア、エレバンの歴史

近所の旧ソ連時代を感じる建物。ソ連には行ったことないですがイメージで。

エレバンアルメニアの首都ですが、1918年のロシア革命後、とても小さな村の集合体だったのに首都に指定。その後1920年にソ連が統治してから急激に都市開発が進んだため、写真のような新しい建物がいっぱいだそうです。隣のジョージアは、今にも崩れそうなボロボロの廃墟だらけだったのに。

ジョージアのUZUハウス

ジョージアとの比較。頑張れ!ジョージアの建物。

Cascade Complex(カスケード)

ジョージアのタクシーアプリはBolt!だったのに、ここではスタン系の国で使えたYandexが使えたので、試しにYandexGoアプリを起動させたら全てのバス経路が出ました。楽ちん。

宿のWi-Fiを見ると近くのバス停から18番のバスで町の中心近くまで行けそうです。
バスは大型もミニバンも100ラリの現金払い。大型バスは先払い、ミニバンは後払いの謎システム。

カスケードという巨大階段に来ました。1980年に完成したらしいので、これもかなり新しいです。
あっ・・・・!あれは・・・

南米のコロンビアでいっぱい見たボテロ再び。こんなとこまでなんで??

お前、全く同じのがいたよね、メデジンに。懐かしい。
南米を旅していたのは3月頃。しかし昨日のことのように思い出されて不思議な気分になりました。

この階段を登るのか・・・とちょっと目眩がしましたが、左の端の入口から中に入るとずっとエスカレーターが続いています、良かった。
しかも中は近代美術館のような展示があっておしゃれ。

所々、外にも出れます。進撃の巨人??こえーよ。

1番上まで来るとジョージアにもあった女神の像が見えました。こちらはジョージアのとは違って盃は持っておらず、剣だけです。真面目ですね。
元々スターリン像があった場所に建てられたそう。共産党からの独立。

芸術的なカスケードの広場を後にします。

ソ連加入50周年記念オベリスク

ここから更に上にも行けます。こんな工事中のような不安な階段を登ると・・・

2000年設立のソ連加入50周年記念の塔。これしかないですが。

ここからの景色。下も工事中のようですが途中で止めちゃっています。
このまま放置でもいいんですかね。

エスカレーターで降りて来ました。わはは、お前誰やねん像にハトがとまっていてシュール。
これはエレバンの街をつくったタマニャンです、タマニャンって名前かわいい。

オペラ座のエレバン歌劇場を通過。

アルメニアのSIMカード購入

ここから街中まで、ノーザンアベニューという歩行者天国のような道を通ると1本道で行けます。
VIVA-MTSという通信事業者を発見したのでSIMカードを購入。5Gで2000ドラム(770円)。
結局、e-SIMの方が高いので各国ではSIMカードを購入しております。e-SIM用にスマホまで買い替えたのに(;^ω^)

共和国広場

歩いて共和国広場へ。アルメニアではこの赤い凝灰岩が採れるので、こんな赤い建物が多いです。

ここが1番エレバンの中心でしょうか。かつてはレーニン広場だったそうです。すんごい人いっぱい。

黒い石のホテルもあり。これはかっこいい!

Coffeeshop Company Yerevan

実はエレバンで人と待ち合わせしております。
トビリシの宿で一緒だったO原さんという方なんですが、オーナーに
「さっきエレバンに行くって出て行ったんだけど、帽子忘れてるからエレバンで渡してあげて。」
と頼まれたんです。

オーナーに連絡先を教えてもらい、彼がこのコーヒーショップにいるというので来ました。到着2日目からカフェでのんびりなんておしゃれな方ですね。私もあやかってカフェオレを。2150ドラム(830円)で物価は日本と一緒位かな。

彼とは宿では挨拶位しかしなかったですが、お互いここで旅情報など交換。
若く見えたけど35歳で元サッカー選手。トビリシの宿が暗すぎて初めて顔をよく見ましたが、背も高く爽やかイケメン、行動もめちゃめちゃスマートです。あーた、こんなとこで無職で何してんの??

Foodetory Food Hall

そしてもう1名、トビリシの宿で私がチェックインした日に鉄道駅まで見送ったマサさんとも待ち合わせしております。マサさんが「アルメニアの物価が高いのでフードコートがいい。」というのでここへ。
2階がフードコートで1階がスーパー。ビールが置いてなかったので、スーパーのビールを持ち込み。

しかしここは安いのになぜかガラガラです。ほぼ貸し切り状態。
アルメニア人の皆さんは、外のあんなおしゃれで高いレストランで毎日食事しているのでしょうか。
ペットボトルのビール込みで一人800円位でした。

1週間先にエレバンに来ていたマサさんの観光情報や旅の考え方など、話が盛り上がりまくりで2軒目へ。
マサさんは明日、またジョージアへ戻るそう。
バナナジュースは、さすがに東南アジアのようには美味しくないな・・・

名残り惜しいですが、22時になったので帰ります。
この時間帯位にバスが終わるのか全然バスが来ない・・・(´・ω・`)

やっと来たバスも貸し切り状態で、エレバンの終バスは早そう。

しかし、O原さんが帽子を忘れたおかげで、こんなところで3名で再会出来て楽しかった~

明日は曇りのようなので、博物館へ行きます。ジェノサイド博物館です。

ジョージアのトビリシからアルメニアのエレバンへ陸路移動、えぐい宿のメンツ(2023.11.1)

2023.11.1(水)
1ジョージア・ラリ≒55.3円
1アルメニア・ドラム≒0.37円

おはようございます。本日はアルメニアのエレバンへ移動します。
ジョージアにはまた戻って来て、後日ゆっくり回ります。

アルメニアに入るとナゴルノ・カラバフ紛争の影響でアゼルバイジャンには入れなくなり、アルメニアとトルコはアルメニア人大虐殺の影響で国境を断絶しているため、アルメニアからトルコには入れません。アルメニアはイランとも国境を接していますが、イランに入ると敵対しているアメリカにESTAで入れなくなります。なのでアルメニアに行ってもジョージアに戻るしかないのです。
国際問題の勉強になりましたか。

(追記・後に私はイランに入りましたが。もちろんESTAは無効になりました。)

ジョージアのトビリシ→アルメニアのエレバンへ移動

移動経路は4つあります。

①トビリシ中央駅から鉄道で移動:120ラリ位(等級による)
②トビリシ中央駅から乗り合いタクシーで移動:50ラリ
③地下鉄Avlabari駅からすぐの乗り場から乗り合いタクシーで移動:50ラリ
④オルタ・チャラバスステーション(CENTRAL BUS STATION)からマルシュ:40ラリ

①→②→③の順にチャレンジし、最終的に③の経路で辿り着くことが出来ました。

①トビリシ中央駅から鉄道での移動

宿泊しているBlueHostelのほぼ目の前が鉄道駅なので、最初鉄道で行こうかと思っていたのですが、鉄道予約のHPを確認したら・・・
トビリシ→エレバン行きの鉄道はコロナ以降、奇数日しか運航しておらず、31日がある月の次の月の1日は運休となっておりました。3日まで待てないので諦め。
しかも120ラリって!以前の金額からすると凄い値上げです。後日乗った人の感想を聞くと、狭いし寒かったとのことで選ばなくて良かったです。

②トビリシ中央駅から乗り合いタクシーでの移動

ここが鉄道駅ですが、ここから乗り合いタクシーも出ているとのことで10時に来てみました。
窓口に「エレバン」と書いた紙が挟まっているこの車、マルシュに見えますが、乗り合いタクシーです。7時から2時間置きに出発とか言いつつ、6~7人集まらないと出発しません。
コロナ前は1日5本稼働していたそうなのですが、1時間以上待っても私以外誰も来ません
タクシーのおじいちゃんに凄い悪いと思いつつ、謝って別の乗り場へ移動することにします。
おじいちゃんも「そりゃそうだよね。」といった態度でした。

③地下鉄Avlabari駅からすぐの乗り場から乗り合いタクシーで移動

宿のオーナーやジョージア在住の方に「②からは最近ほとんど運行していない」と聞いていたので想定内でした。
宿がある鉄道駅のすぐ横の地下鉄Station Square駅からAvlabari駅へ移動し、上記の地図の地点から乗り合いタクシーに乗ります。

アルメニアの国旗を掲げたベンツがいっぱい停まっているのですぐ分かります。
12時15分に着きましたが、出てしまったところのよう。

この看板の会社が運営しているようです。この建物内にトイレと待合室があり中で待てます。
ジョージアのおっちゃん、渋いね。

12時50分。
30分ちょっとの待ちですぐに7人集まりました。
これはマルシュじゃなく、タクシーなので中の座席がかなりゆったり、窓ガラスは遮光シートが張ってあるし楽ちん!ドアの内側もふかふか仕様なんです。
④の経路は安いですが、そこへ行くまでの移動が不便なのとミニバンなので、この③の経路がお勧めです。

ジョージアとアルメニアの国境

13時50分。1時間で到着。
ジョージアの出国はすんなり終わりましたが、アルメニアの入国審査ではホテル名、電話番号など色々聞かれました。他の人に聞くと「そんなことなかった。」と言うので、審査官に寄ると思います。

ジョージア、アルメニアのイミグレの間に免税店が。そう言えばパナマとコスタリカ間にもあったな。久々に見ました。カザフ辺りの国境は殺伐としていましたので。

ここで待てど暮らせど乗り込んだ7人メンバーのうち、男性陣2名が全く出てきません。アルメニア入国時に「ビザないの?」とか揉めてるなぁとは思っていたのですが・・・
凄く感じのいい中東系の男性2名だったので、どこの国の人だったのか聞いておけば良かったな。
暇なのでトイレに行ったり、ATMでお金を下ろしたり。

15時過ぎ、結局、1時間以上待っても2名は出て来ず、置いていくことに。
7名で来ましたが、5名に減って出発です。
2名はアルメニアのビザを持っていないので入国出来なかったようです。ジョージアに戻ったんだろうな・・・私と、一緒に乗ったこの中国人の女の子はビザなしで入国出来ました。
世界最恐パスポート持ちの日本人の私はもちろんビザ不要です。

で、ただでさえ1時間以上待ちぼうけをくらったので、八百屋があるからって車を停めないで欲しいんですが。

中国人の女の子が、乗客全員に柿を買ってくれました。なんていい子なんでしょう。(ゲンキン)
感じいいか悪いかは出身国ではなく、「人に寄る」ってことですね。

アルメニア国境→エレバンのCentral Bus Station

この通り、トビリシからエレバンまでは6~7時間掛かるんです。
国境での1時間のロスは痛い。

遅れているのが分かってか、タクシーの運ちゃんもビュンビュン他の車を抜かしながら飛ばします。国境からはくねくね山道なんですが、そこを平気で一気に対抗車線越えの3台抜かしとかするので生きた心地がしませんでした。ああ、メンバーがちゃんとすぐに入国出来ていたらこんなことには・・・(;^ω^)

国境を越えてすぐ、凄い廃墟だらけの村を発見。ホラーちっくです。
調べたら銅坑のアラヴェルディという町で、2018年に鉱山が閉山となってしまったのでゴーストタウンになったようです。ロープウエイも故障したまま止まっています。まるで軍艦島みたいですね。

近くには世界遺産の修道院もありますし、廃墟だらけのようで興味があったのですが、現在はこの町からトビリシやエレバンへ行くマルシュが出ていないようなので諦めます。

17時。さすがに1度トイレ休憩。綺麗なスーパーのトイレが無料で使えました。
アルメニアって先進国なん?

スーパー横のパン屋でパンを買ったらこれが美味しい!クリームチーズにラムレーズン。しかも安い。

遠くに山脈が見えます。もしかして、あれがノアの方舟が辿り着いたというアララト山でしょうか。

エレバンのCentral Bus Station

18時40分。やっと到着しました。もう夜ですよ。
タクシーのおっちゃんにつかまり、同じタクシーだった中国人の女の子がここから宿までの金額を聞いていましたが、ボリボリの、ぼりぼり金額で女の子発狂w
近くにSIMカードが売っていないか聞きまくりましたが英語が全く通じないので諦め、ここのレストランでWi-Fiを借りてYandexタクシーを呼びます。

中国人の女の子が困り果てていたので、Wi-Fiのパスワードを教えてあげ、「Yandexタクシーを呼べ」と教えてあげました。でも彼女はアルメニアの現金を持っていないので、今から両替屋を探すそうです。私は国境でお金を下ろしていて助かった~。

Yandexタクシーのおっさんとトラブル

Yandexタクシー、1台目は2分待たせただけで、見つけて駆け寄ったのに「俺違う。」と言いながら退散。なんで?!車のナンバー合ってるのにっ

2台目のおっさんは、勝手に同じ方向の自分が知ってる有名ホテル名をGoogleMapに入れて発進。
大きなホテルの前で停めて「ここだ、降りろ。」と言うので「ここと違う。」と言うやり取りを何度もしていたらキレ出しました。
「SIMカードを持ってないから、Wi-Fiを貸してくれたらYandexアプリで正しい終点地点を示せる。」と言っても、英語が通じないので「ホテルの電話番号を言え」しか言ってこない。
降りようかと思ったけど、GoogleMapのGPSで見るとホテルまでかなり通そうだし、私にはWi-Fiがないので詰みます。

結局、Booking.comの予約画面のホテルの電話番号におっさんが電話して住所を聞き出し、間違えていると気付いたのか「Sit Down!!」と外で立っていた私に凄い剣幕で怒鳴ってきました。なんでやねん。
ホテルまで行ってくれるようですが、ずっーーーーーと私に向かってアルメニア語で何か怒鳴ってきます。更に変なところでUターン&急ブレーキ急発進で凄い粗い運転です。

ホテルに無事到着してからもずっと何か私に怒鳴っています。私がアプリで場所を入れ間違えたのかと反省し、ホテルのWi-Fiに繋げてからYandexタクシーアプリの履歴を見たら、私は合ってました。

・・・・

く●ばれ、くそジジイ!!

Kenut Hostel(ホテル)

カスタクシーから電話がかかってきていたので、Hostelのオーナーが心配して外で待ってくれていました。

「彼は何をあんなに怒っているんだ??」
オーナーも不思議そうです。知らんがな。
この件のせいで一気にアルメニア人のじじいが大嫌いになりました。

Hostelは3ヶ月前に出来たばかりでとても綺麗です。ドミとは思えない扉の重厚さ。
1泊3,400ドラム(1,300円)と高めなのですが、他の1,000円前後のドミの口コミが「汚い」「臭い」表記だらけだったので、新しいここにしました。

キッチン、シャワー、トイレとも1階にも2階にもあり、しかも凄いシステムキッチンです。
オーナーと美しい奥様とかわいい小さな娘さんも、ここに一緒に住んでいます。
3泊したら洗濯は無料。

ドミは女性専用4人部屋。
先にアルメニアに来ていた人から「アルメニアのドミも、下の段のベッドは全てロシア人で埋まっている。」と聞いていたのですが、ここも下は若いロシア人女性。私は上の段。

ここはあなたの家ですか。
しばきますよ。

なんなんでしょうか。この散らかし具合。
4つあるロッカーも、2つはこの女性がパンパンに服を入れています。靴と服とスマホカバー、一体どれだけあるんですか。そしてこれだけ散らかして住むなら個室を借りろよっっ

そしてもう1つの下の段は若い中国人女性、こちらも住んでいるのか?ロッカーの上の段を全て食べかけの食料や飲み物で占領。
ずっと1日中ベッドにいてスマホ三昧。買い物と食事以外、外に出ません。
そしてだらしないロシア人の女の子が部屋から出入する度にドアを開けっぱなしにするので、「ううぅーーん!!」と叫びながら凄い勢いでドアを閉めます。

ドアにあたらず、直接注意しろよっ毎回うるさいねんっ

そしてロシア人の女の子は、外人あるあるで、ずーーーっと夜まで部屋で動画で誰かと通話しております。ずっとです。

喋るなら、部屋の外でしろよっ

この宿・・・Hostel自体はとても綺麗でいいのですが、同室のメンツが前途多難過ぎます。
明日からも大丈夫でしょうか。

この日は遅いので、手持ちの米を炊いてふりかけをかけて食べて寝ました。
ふりかけ万歳。しかし不安なまま夜が更けていきます。