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晴れのバトゥミとタワマン堪能、さよならジョージア(2023.11.25)

2023.11.25(土)
1ジョージア・ラリ≒57円

冬はずっと曇りか雨だというバトゥミ。
本日は綺麗に晴れています。ジョージアの宿で知り合ったマサさんは、先週5日連続雨だったと言っていたのでツイています。
明日からまた雨のようなので、今日は早起きしてバトゥミ観光をやり切ります。

Batumi Intercity Bus Station(バスターミナル)

まずはフィッシュマーケットへ行きたいのですが、途中にバス停があるので明日のトルコ行きのバスが何時か聞きに行きます。
ここから長距離バスが出ているそうなのですが。

2軒だけあるバスチケット屋。明日のトルコのトラブゾン行きのバスの時間と金額を聞きました。
1軒目はちゃんとした事務員っぽい方に「昼1時1本だけ、50ラリ。」と言われました。
2軒目はふくよかなお姉さまがダルそうに椅子に座りながらスマホをずっといじっていています。
明らかにやる気がなさそうでしたが、明日のバスを聞くと「6時はミニバスで40ラリ、3時は大型バスで50ラリ。」だそうです。今チケットを買いたいと言うと「6時にここに来い。」とスマホをいじりながら言われました。ネット情報でも朝の6時と見たので安心。
(そして明日、悲劇が起こります。)

駅の中には寂れたマーケットもありました。上に吊るしてあるのは使用済ペットボトル。汚いなぁ。

バスターミナル前。地図を見ると鉄道駅に見えるのですが、もう廃線になったのでしょうか。
ベトナムみたいに線路上に市場があります。

ここでも、昨日海でおっちゃんたちが釣っていたのと同じ魚が売っています。
素手で魚の内蔵取り。見た感じ衛生的にどうなんでしょうか。

これも衛生的に・・・いや、もう何も言うますまい。

Fish market

ここから徒歩で20分位かかるようですが、フィッシュマーケットまで歩いて行ってみます。
新鮮な魚が食べたいです。線路はこのボロボロの高架を渡って越えられそうです。

ここは魚だけでなく色んな市場が集結しているようです。ドナドナ羊バージョンでしょうか。
これからも有難く頂きます。

誰も歩いていません。この道で合っているのでしょうか。

フィッシュマーケットに到着。もっと大きいのかと思っていたのにとても小さい。
この写真の倍位だけのスペースで、観光客も私だけのようです。

おばあちゃんが「海老1匹2ラリ!」とゴリゴリに客引きをしてきます。
買った魚は近所のレストランで調理してもらえるようですが、宿のチェックアウトの時間が迫ってきたので残念ですが断って街へ戻ります。

帰りはバスに乗り街中に戻ってきました。
YandexMapアプリが使えるので経路が分かり、ビザタッチで0.8ラリで乗れます。

バトゥミピアッツァに戻って宿をチェックアウト。

荷物を預け観光を続けます。フロントのお兄さんは「日本で働くのが夢、全く日本語話せないけど。」と言っておりました。

オルタ・ジャーミィ(モスク)

トルコ人街です。

持っているスカーフを被ってウロウロしていたら、現地のおっちゃんが「入りたいのか?入れ。」と入れてくれました。女性のお祈り場は2階のはずですが、やはり田舎の人は親切です。

モスクは教会と違って必ず靴を脱ぎますね。

かわいい~。
イスラムの厳格なモスクと全然デザインが違います。カラフルなペイントが、キルギスの中国モスクに似ているような気がします。

私以外の人は真剣にお祈りしていて申し訳ない。早々に退散します。

ヨーロッパ風の街並みですがアゼルバイジャンほど綺麗ではありません。
ごちゃごちゃしています。なにせジョージアなので。

旧市街を街ぶらです。教会だらけですね。

Holy Mother Virgin Nativity Cathedral

コーカサス地方では珍しくステンドグラスがいっぱいの教会。撮影禁止なのが残念。

Christ the Saviour Armenian Apostolic Church

相変わらずの飽きたアルメニア教会です。

聖ニコラ教会。ギリシア教会だそうです。なんか色んな系統の教会が入り混じっていますね。

タイ料理レストラン

凄くお米が食べたくなって、トビリシに続きまたタイ料理レストランに来てしまいました。

海沿いなのでエビチャーハンを。もちろん美味しいです。価格は1000円以上したので観光地価格ですね。いや、ビールを飲むからでしょうか。

今日も今日とて釣っております。

ただのマンションのモザイク画。

なんでしょう、この意味不明なものは。
さて、そろそろ荷物をピックアップしてマサさんお勧めホテルへ移動します。本日は予約が取れました。

本日は珍しく晴れてるのでかなり貪欲に回りました。
タクシーは使わずローカルバスで移動して節約します。

予約ホテルの近くに到着。この建物、よく見ますね。ホテルですね。

Orbi Twin Towers

このツインタワーの1室のようです。どっちの棟のどの階なんでしょう??
Booking.comの予約表示にチェックインの仕方は「現地でオーナーが待っています。」と書いてあったので安心していたのですが。

レセプションの人はいっぱいいますが、オーナーなんていません。
レシェプションに「オーナーに電話して部屋番号を聞け。」と言われました。しかし何回電話してもジョージア語のアナウンス(恐らく繋がりませんのアナウンス)が流れて切れるだけで繋がりません。
Booking.com経由でメールしたり、WatsAppで連絡したりしたのですが、30分以上待っても連絡がつかないのでレシェプションに泣きつくと、固定電話からオーナーに電話してくれました。

そうするとなぜか一発で繋がり、すぐ近くにいたようで無事会えてチェックインできました。
しかし予約後も棟や部屋番号に対して何の連絡も無かったし、連絡繋がらないし、出会ってから自分が所有しているいくつかの部屋で空いている部屋を適当に探してカードキーを渡してくるこのチェックイン方法はかなり不親切でした。
お金を請求する時だけ早急で、マサさんみたいにクソレビューを付けてやりたい位です。

しかし部屋はびっくりする程綺麗でベッドもフカフカ。1泊たったの36ラリ(1990円)。
洗濯機、キッチン、冷蔵庫付き。もちろんシャワートイレ付。
早速洗濯をしてバルコニーに干します。

これが憧れのタワマンってやつですか〜部屋からは工事中の汚い中庭しか見えませんが。

Plane spotting point(フライトポイント)

間近で飛行機が発着するというポイントがあるので行ってみます。有名なのはセントマーチン島ですが高過ぎて今後行けそうにもないので。

ローカルバスで来てみましたが…日没になってしまいました。
道路を挟んだすぐ向こうがもうバトゥミ国際空港です。
人が殆どいない。あれ?飛行機もう終了しました??

空港のHPに飛行機の発着時刻が載っていることに今気付きました。小さな空港で最終17時45分。30分で過ぎていました。

ああ、部屋で洗濯しなければ…くそオーナーのせいでチェックイン時間が遅れなければ…

Dining Cafe, Canteen(レストラン)

ホテルに戻って来て近所の食堂に来ました。ローカルバスは反対方向は全然来なかったのですっかり夜です。

初めての料金前払い制、現金のみでした。
明日のトルコへの移動とトルコのATMに辿り着くまでのお金、これで足りるのかな(;^ω^)

今日がジョージアの最終日なのでラストジョージア料理です。スープ・ハルチョーとやらを頼んでみます。鶏肉・お米・くるみ・トマトのシチューです。

めっちゃうまー。ジョージア滞在3週間。魚以外ではこれがダントツに美味しかったです。

そして魚も頼みます。かかっているソースも醤油っぽい味で本当に美味しかったです。

クタイシでもそうでしたが、私の他にもう一組席でくつろいでいる客がいる…と思ったらオーナーでした。オーナーがやって来て何人か聞いてくるので「日本人だ。」と言うと「25年前に買ったパナソニックと日立の製品は素晴らしいと友人が言ってる。」と言ってくれました。日本企業が海外で褒められまくっていた時代を知っている私としては嬉しいやら、久々言われて胸が少し苦しいやら。
昔は海外でも日立とか東芝とかの看板よく見たよね。東芝はもうすぐ上場廃止なの・・・( ;∀;)これも時代の流れ。

バトゥミ、タワマンで干した洗濯物は一瞬で乾いていました。
トビリシより人は優しいし、美味しい物天国でもっといたい。
しかし明日からずっと雨のようなので、やっと重い腰を上げて次の国トルコへ移動します。

クタイシ→バトゥミへ移動、海の町バトゥミは温かくて天国(2023.11.24)

2023.11.24(金)
1ジョージア・ラリ≒55円

クタイシ→バトゥミへ移動

Yandexタクシーでクタイシの町のもう1つあるバスステーションに来ました。
中心からは少し離れています。
降りる場所の登録を間違えて変な無名のバス停で下車したのでもう1度Yandexを呼び直し。「Central bus station Kutaisi」って言ったのに英語は全く通じないんですよね。しかし1回乗るのも2回乗るのも同じ5ラリでした。

バトゥミ行きのバスも今出たとこのようで誰もいないので人が集まるまで待ちます。
20ラリ、現金のみ。鉄道だと2ラリなんですが16時半出発なので時間がもったいない。

感じのいいおばあちゃんのパンスタンドでピザパン購入、3ラリ(160円)。
少しだけほかほか。お腹も膨れます。

12時45分。30分待ち、あっと言う間に満席に。人気路線のようです。しかしジョージアの男性は皆お腹出て太ってますよね。隣に来られたら平気で私の腕の上に自分の腕を乗せて体重を掛けてくるので凄く不快です。腕を乗せられるのはこれで2回目です。

バトゥミ到着

2時間半でバトゥミに到着!
海沿いのケーブルカー前で降ろされ、今回も思っていたのとは違う場所でした。
いずれにせよ町の中心に近い方に降ろされるのでOKです。

Hostel Jeal(ホテル)

ジョージアで会ったマサさんが昨日までバトゥミにいて、おすすめのハイスペ激安ホテルを教えてもらったのですが本日は満室だったため、取り敢えずドミへ。

バトゥミは閑散期なんでしょうか。8人部屋を予約しましたが女性2名だけなので快適。

清潔でカーテン・コンセント・照明・ミニ棚とドミ4種の神器付き。22ラリ(1200円)とドミにしてはお高めですが町のど真ん中ですし。1000円以下の宿は民度が低すぎて懲り懲りです。

バトゥミの街並み

おお~。夏のリゾート地なのでこれはそりゃ閑散期ですね。しかし街並みはクタイシから来たらめちゃめちゃ都会で胸が躍ります。

晴れてきたし温かい。めちゃいい感じ(^^♪

昨日までのクタイシでの寒さが嘘のようです。早くこっちに来れば良かった~。

アリとニノの像

ホテルは町中にとって大正解です。主要観光地が徒歩圏内。
冬の観光は晴れているうちに早々に出掛けなければ!
どんなにお腹がすこうとも、立ち飲みケバブに行っている場合ではない。

歩いてすぐのミラクル・パークに来ました。
アゼルバイジャン人のアリとジョージア人ニノの悲哀の恋愛小説を元にしたジョージア人作家デザインの像です。

見たらゆっくり動いています。もしや・・

おおっ。

そして重なって通り過ぎていきます。どういう構造!?
そして小説の内容は知りませんが、イスラム教徒のアリとキリスト教徒のニノはこんな風にすれ違い、引き裂かれていったんでしょうね。勝手に想像して胸が痛みます。
そんなことを思わせるこの像のデザインが凄いですね。

海の方へ。
おっちゃんたちが必死に魚を釣っています。釣れたのを見ると黒い小さい魚や長細いやつです。
市場で売るんでしょうか。

冬の海沿いなのに温かくて気持ちいいです。
ここからの景色は両親の田舎の香川県、高松の金毘羅山にしか見えないんですが。
ジョージアにいるのが不思議。

海岸線をずっと西へ歩いて行きます。映えスポットしかないです。

こっちのノラわんちゃんは人懐っこくすぐ付いてきます。耳に「狂犬病予防接種済」のピアスが付いているので一応安心はしているのですが、いつ接種したやつか分からないとも聞きます笑

夕日スポット

ずっと歩いていたら気付くと夕日タイム。

昔の金曜ロードショーのトランペット演奏のテーマが流れ・・・

17時45分。ネットの情報ぴったりに水平線に夕日が沈みました。
マレーシアのマラッカで1度も見れなかった夕日。ここもなかなかのスポットじゃないでしょうか。
もうこれで満足です。

Batumi Boulevard Fountains

ここも音楽に合わせて踊る噴水公園です。

宿のへ戻ります。

Balikcim(レストラン)

海沿いなので、もちろん食べたいのはシーフード。
クタイシではシーフードレストランが見つからなかったので。

メニューの魚名が、スズキとアンチョビ以外なんなのか全く分からず。
魚を見せてもらい、右下のアジにしました。
1番左のを頼まなくてよかった。食べきれないです。

ここはサラダ類も凝っています。

1ポーション(一皿)がこの量ということでサラダは諦め。
これとビールでうんま~(*´ω`*)久々、料理に感動。
全部で50ラリ(2,850円)と、お高めでしたが大満足です。

宿の目の前の時計塔。(Batumi Piazza Square)
温かくてシーフードがあるって最高。ずっとバトゥミにいたい気分。

しかしジョージアのリゾート地、ここバトゥミは11月12月はほとんど曇りなんだそうです。
天気予報を見ると明後日からずーーーと雨か曇りです。

明日だけ晴れなので、明日バトゥミ観光を全てすませ、次の国トルコへ移動します。

雨の寒すぎるクタイシと世界遺産剥奪のバグラティ大聖堂(2023.11.23~24)

2023.11.23(木)
1ジョージア・ラリ≒55円

天気予報って凄いですね。昨日あんなに綺麗に晴れていたのに大雨です。
カツヒの柱へ行くのがまだ諦めきれず悩み中。よって延泊しました。

ここクタイシには有名なメディコアンドスリコという、ジョージア家庭料理とワインを振舞ってくれる老夫婦がやっている名物宿があり、とても泊まりたかったのですが口コミを見ると「部屋には暖房がなくとても寒い。」とあり断念。
今このエアコン付きの部屋でも凄く寒いのです。耐えれそうにありません。
クタイシに来る季節を間違えましたかね。

ファーマーズマーケット

11月末のクタイシ、寒すぎて部屋から出れません。昼過ぎにやっと外出。
ファーマーズマーケットを通って・・・

Georgian cuisine Magnolia(レストラン)

橋を渡ってすぐの所にあるジョージア料理のレストランに来ました。
大雨で川が氾濫しています。

びっくりした。人かと思ったらマネキン人形が何体もバルコニーに並んでいます。

お店は地下。ここにも何体も人形が。ジョージアの民族衣装でしょうか。
椅子はふかふかで楽しいレストランです。オーダーはスマホでQRコード読み込みと最新。

ジョージア名物料理、クルミのペーストを、薄くスライスしたナスで巻いたバドリジャーニをまだ食べていなかったので頼んでみます。
お上品なお味。ちりばめたザクロがまたおしゃれで味にアクセントを添えています。
しかしひとりだと1皿でお腹いっぱいになるのが辛い( ;∀;)
お会計はビールも頼んで600円位と激安でした。

帰り道。滝のような大雨です。折り畳み傘も役に立たず、全身ずぶぬれ。
11月、12月はジョージアの西の方はずっと雨か曇りのようですね。調査不足でした。

宿泊している部屋が寒いのでマクドナルドで時間潰し。
(従業員の態度から)右奥で頭を悩ませているのはここのマネージャーのようです。
お疲れ様。

なんですか、この大雨。
この旅始まって以来の雨じゃないでしょうか。

22時。1度部屋に戻りましたが、お腹が空き過ぎて近所のバーに来てしまいました。

豚肉のBBQを頼むと全く味が付いていなかったです。バーだからでしょうか、味付けが雑。

何もなさ過ぎてクタイシでの時間潰しは限界に達しました。
カツヒの柱は諦めて明日バトゥミへ移動します。


2023.11.24(金)

次の日。
本日は早起きしました。チェックアウトの時間まで周りきれていなかったクタイシの町を観光します。
しっとり濡れている雨上がりの石畳も風情があっていいもんじゃないでしょうか。

シナゴーグ

宿から徒歩すぐ。シナゴーグとはユダヤ人の集会所のことで、この中が大変綺麗な装飾で出来た建物らしいのですが・・・

GoogleMapの営業時間を見て早朝に来たのですが閉まってますね。
昼前にもう1度来ましたがやはり開いていません。もう使われていないのでしょうか。
ジョージア国内のユダヤ人はほとんどイスラエルへ移住していったそうなので。

バグラティ大聖堂

9時半。一瞬だけ日が差しました。あれです、あれ。

丘の上のバグラディ大聖堂。あれがクタイシで1番の観光地ではないでしょうか。

こんな坂を中心地から20分ほど登って行きます。

オープンの10時より20分早いですがもう開いていました。

丘から見下ろすクタイシの町、いい景色~。

入口に修復の歴史がつづられた写真の数々が・・・

400年前にオスマン帝国に破壊された後の教会です。これを改修して今の姿になっていますが・・・
なんとその改修方法のせいでユネスコ世界遺産から抹消されたというユニークな(?)大聖堂なのです。

この白い部分が新しく改修した部分ですよね。
世界遺産検定2級を取得したので、「世界遺産としての顕著な普遍的価値が失われたと判断される」と世界遺産登録から抹消されるのは知っているのですが・・・

裏のエレベーター。ダメでしょ、これ。

入口の鉄の階段。
・・・2010年に一度ユネスコから「このままだと世界遺産から外しちゃうよ?」と危機遺産リストとして登録忠告されたらしいのですが・・・気にせずフル無視なのがジョージア人らしいですね。
なんかここ数週間いて分かってきました。
まあ大阪城の天守閣にもエレベーター、ありますけどね。

柱と天井。昔そんなもんなかったでしょ(*ノωノ)もうちょっとマシな改修方法なかったんでしょうか。

この辺は昔のまま。

入口の聖ニノ(ジョージアにキリスト教を伝道した女性)の十字架と鉄の階段。
剥奪されたザ・元・世界遺産とやらを見てみたかったので満足、満足。

町へ戻りましょう。ジョージアではこんな水道管むき出し状態をよく見ます。
これは太さからいって上水ではなく下水ですよね。割れたらどひゃ~

鎖橋

1770年完成の鎖橋。クタイシで1番古い橋だそう。

壁画アート。あばあちゃんがパンを作っている図。

伊丹米。
なんと。たまたま米の字がジョージアの国旗とシンクロしています。すごい!

コルヒダ(ソ連建築)

おどろおどろしいソ連時代の建築。暗いイメージを植え付けますね。
市場の建物です。

オペラ座。大規模改修中のようです。

聖ギオルギ教会

宿の近くのアルメニア教会。

聖ギオルギは馬に乗ってドラゴンを倒したそうです。・・・って、いやいや、またまた、そんな。

こっちの十字架は全部手を下げたみたいな形をしているんですね。
聖ニノ(ジョージアにキリスト教を伝道した女性)が持っていた葡萄の木の十字架がモチーフだったからかな。

さて。チェックアウト時間の11時になりました。
曇りと雨ばかりで天気予報をチェックしなかったクタイシは後悔ばかりですが、本日のバトゥミは珍しく晴れているようです。

今から急いでバトゥミへ向かいます!

トビリシからクタイシへ移動、立ち飲みケバブに立ち寄り失敗(2023.11.22)

2023.11.22(水)
1ジョージア・ラリ≒55円

本日、トビリシを出て西のクタイシに向かいます。

LA CASAホステルを出ます。

このトリプルルームは46ラリ。2人でシェアしたらドミと変わらない金額で、洗濯無料の宿を借りれたのは本当に助かりました。せっかくのいい部屋なので、10時までのんびりして宿をチェックアウトします。(←これが間違い)

ここでDスケさんとはお別れです。一緒に周って、シングルシェアまでしてくれてありがとうございました。

トビリシ→クタイシまでマルシュ

8時半の鈍行列車でクタイシまで8ラリで行けるとネットで見ましたが、早起きが嫌なのでマルシュにします。すっかり堕落した生活です。

11時。いつも通り地下鉄のディドゥベ駅へ。ここは3回目なので慣れたもんです。

そしてぼったくられないように自分が乗るバスをゆっくり探したいのですが、スーツケースを持っているとやはりバスの運ちゃんに速攻見つけられ、強引におっちゃんのバスに連れて行かれます。

ガラガラで誰も乗っていません。ぼったくりバスでしょうか。

誰も乗ってないし「現金で今払え」と言われたので、めちゃめちゃ疑ってかかったら「この看板を見ろ」と言われました。ちゃんと正規の料金が決まってるんですね。
クタイシまで25ラリ、バトゥミまで35ラリです。

疑ってすいません。ジョージアの移動はボッタクリがなくて過ごしやすいです。
マルシュは出たところだったのでガラガラだったみたいです。
人が集まるまでバス停横の市場で時間を潰します。

ジョージアの衛生問題。魚ってこんな扱いでいいんでしょうか。

本日の朝食のシナモンロールパンとコーラ。

1時間近く経っても4人しか集まらないなぁ・・・と思っていたら、バスごと近くの大きなバスターミナルに移動。そこにいたバスの乗客らと合流し、みごとに満席になり出発しました。バスを乗り換え時、係の人が私が見ていない所でスーツケースを新しいバスに移動させてくれていたようなのですが、スペインなどではバス移動でスーツケースごと盗まれる事例を見たことがあるので焦りました。「私のスーツケース、どこ?!」となりましたので。見てるとこでやって欲しいなと思いつつも、恐らくジョージアではその手の犯罪はないのでしょう。

途中の景色もいつも通り絶景。

そして3時半に到着。
ネットで見たのと全然違う場所で適当に降ろされました。

ですが1番の大型バスとミニバスが街中を周回しているそうなので、目的地には余裕でたどり着けそうです。大型バスはクタイシカードしか使えません。荷物があるのでYandexかBoltアプリを使い、タクシーで移動します。

珍しくBoltの方が安かったのでBoltにしてみました。4ラリ。
そして運転手のおっちゃんが愛想よく町を案内してくれます。すごくきれいな町です。
田舎の人の方が愛想がいいのは日本と同じかも知れません。

とてもお腹が空いたので1番に向かった先は…

Bikentia’s Kebabery(ケバブショップ)

有名な立ち飲みケバブ屋さん。

ビールとのセット、レモネードとのセット、単品のケバブのみのメニュー構成です。
読めないです。

ネットでこのケバブは絶賛でしたが、作り置きなのか中途半端に冷めた温度でそこまで…
しかし昼間からビール&立ち飲みの背徳感はたまらない。
アツアツでないと美味しくないとは思いますが、しかし人気なのか次から次へとお客さんは入って来ます。

昼間撮り忘れたので夜の写真。外観はこんな感じ。

Down City(ホステル)

安直な名前のホステルを予約しました。中心地から近いし評価も高かったので。個室で25ラリ。
そしてこれは毎日通せんぼする犬。

ホステルは住宅街の中にあるようです。

宿に着きました。

どうやら家族で住んでる家の余った1部屋だけをホステルにしているタイプの宿です。
2.5階です。

田舎の自宅感満載です。
ベッドが3つもあっていいんじゃないでしょうか。
キッチン、水回りが住んでる家族と共用なのがいまいち気を使いますが。

そして部屋でゆっくりし、ふと明日からのクタイシの天気を見ると、なんと今日のみ晴れで、明日も明後日も雨です(;´Д`)これは失敗!!

トビリシの町観光

慌てて部屋を出て、町で周れるところを周ります。
この時こんな宿の向かいの無名の教会でなく、なぜ1番有名な修道院を回らなかったのか…

シアターホール前のたぶん有名なおっさん。

もう日が暮れて来てしまいました。ケバブを先に食べたのは失敗。

1番の中心地、Colchis Fountain。変な色のライトアップの噴水です。

公園。

GoogleMapを見て「ショッピングモール」と記載のあるところに来てみたら、おじいちゃん数名が古本を並べているこの空間だけだった時の衝撃。

綺麗な町ですね。しかし観光地っぽい場所は30分あれば全部周れてしまいます。

ジョージア感のある歩道。スマホ歩きトラップ。

壁画アート。ちょっとホラー。

労働への栄光のモニュメント。旧ソ連ちっくです。

Rustaveli Bridge。下が透明になっている部分がありおしゃれ。
橋自体は1850年に完成したそうです。

中心地のマクドに戻って来ました。
大きなショッピングモールなどはなく、チェーン店が1店舗ずつ位あるような規模の町。
あっと言う間に周れてしまいました。途中で夜になりましたが。

GET YOUR GUIDEのページからお借りしました。
ギリシャのメテオラ修道院に似てますがカツヒの柱です。
クタイシに来た目的は、このカツヒの柱を見るためだったんです。せっかく半額セールの2,600円というツアーを見つけたのに( ;∀;)

しかし明日も明後日も天気予報は雨。この規模の町に3日も足止めはキツイです。どうしましょう??

夜、早速しとしとと雨が降り出しました。
古いタイプの部屋は隙間が多くて寒過ぎる。悩んだまま・・・夜が更けていきます。

イランビザ待ちのジョージア、ワインセミナーとショッピング(2023.11.17~21)

2023.11.17(金)~21(火)
1ジョージア・ラリ≒56円

EUROPEAN Backpackers & Cash-Back Hostelの朝です。宿の前の公園。
ジョージアは最近急に寒くなってきました。

ここで飼われているネコちゃん2匹も隙あらば人のベッドで寝ようとしますが、宿のオーナーや奥さんに言うと叩いて追い払い、全然可愛がっているように見えません。
餌も袋ごとボンって机の上に置いてあるだけだし・・・寒いから中に入れてあげてるだけなんですかね。

トビリシでショッピングモール巡り

激暑の9月末のウズベキスタン入国から2カ月。夏服と秋服しか持っていません。
寒すぎるのでショッピングモールに冬服を買いに行くことにします。

宿から15分歩いてトビリシ鉄道駅の近く、Karvaslaというショッピングモールに来ました。
廃墟ですか。
どうみてもおしゃれな服なんて置いてませんね、失礼しました。

バスでもうちょっと華やかそうなショッピングモールへ移動します。

これはホテルでしょうか?この裏。

ガレリア・トビリシというショッピングモールに来ました。
トビリシには古着屋さんやアウトレットのお店がかなりあって何軒か覗いてみたのですが、雑な仕上がりだったり質も悪かったのでもうちょっとまともな服を買いに行くことにします。

さっきのショッピングモールと雲泥の差で充実してます。しかしなぜかトイレがVISAタッチで入る形式で0.5ラリと有料。高そうなお店もいっぱいありますが、フードコートはチェーン店しかなくがっかり。

コーカサス周辺国にはユニクロがないので、H&Mへ。
なにこれ、ジョージア語のH&M、読めるかい
この日は服を決めきれず。

ジョージアワインセミナー

本日は、PEKOPEKO – Curry & Japanese foodのオーナーの奥様にワインセミナーに誘って頂きました。なんやかんやと毎日誰かとご飯を食べています。参加費50ラリ。

ジョージアで12代続くワインメーカーMukadoのオーナーLado Uzunashivili氏が講師。
日本食と合うワインを提供して下さいます。お隣のジョージア人女性は日本のアニメとドラマが好きで独学で日本語を習得(凄すぎ)、ラド氏のジョージア語を日本語に訳して下さいます。(ラド氏は英語を話せますが)

彼女は日本のドラマは「キスして殺すやつが好き」と申しておりました。もっと面白いドラマあったんじゃ…

Shioワイン?!塩?
ジョージアと日本の共通点(お互い世界難解言語)など話され、是非日本食に合うワインを・・と。

前回のランチにはなかったサバ~
ワインもシグナギのワイナリーじゃ1cm位しか注いでくれなかったのに、なみなみでめっちゃ嬉しい。

このアーバン色のワインはシグナぎでも飲みました。
ジョージアのワインは皮、茎、種も一緒に潰して入れるワインはこのアーバン色のワインになるようです。しかしエグ味はかなりあります。

このアーバンワインと赤ワインに合うのが焼き鳥とということで・・・いただきます!
海外で初焼き鳥、感激

セミナー参加者は全員日本人。
今回もノマドの方、駐在の方など様々なジョージア在住の方とお話しできて楽しかったです。
しかも〆のラーメンやら追加ワインまで奢って下さりありがとうございました。
寒いので五臓六腑にしみわたります。おやすみなさい。


おはようございます。

今日の宿名物とぐろ巻きネコ。最近は丸まっていて寒そう。そして宿の6人ドミには私と大いびきのオジイ、フィンランド出身の黒人男性、韓国人女性がいたのに私とオジイ以外はオーナーに何か訴えて部屋を移りました。オジイが気にして「もし私のいびきがうるさかったら遠慮せず起こして下さい。」と悲しそうにGoogle翻訳で見せてくるので私は部屋を移れなくなり「私もいびき掻くから大丈夫だよ!」と答えておきました。

Ghebi(レストラン)

11月のトビリシ、最近はずっと曇りです。
なのでこの日は夕方まで何もしてません。
夕方に、キルギスでずっと一緒だったDスケさんがトビリシに来たので同じ宿で合流。
「ジョージア料理が食べたい。」と言うので、近所に夜ご飯を食べに行きました。
彼はこの一ヶ月間ほぼウズベキスタンにいたので、その楽しい話を聞き入ります。

ここのハチャプリは白身入り。別の店で食べたのとパンの形状も味も全然違いますね。塩辛いのは相変わらずですが。

そしてやはり定番シュクメルリ。
ここも液体しゃばしゃばなのですが、前回の店で食べたのよりはガーリックの量はマシ。
それでもかなり入ってました。まぁ美味しかったです、1度食べたらもういいですが。


おはようございます。

宿の朝食が5日連続、下のフレンチトーストしか出てきません。
シーズンオフに入り、お客さんが少なくなってきたせいでしょうか?
上のケーキとハチャプリは、イラン人のおじいちゃんに頂いたやつです。

Dスケさんはドミの私のベッドの上に宿泊しています。1泊20ラリです。
この日私が「延泊したい。」とオーナーに言うと「そのベッドは2ヶ月ここに住んでる日本人が今日帰ってくるから、上の階のロフトのふかふかのマットレスに2人で移ってくれ。」と言われました。
初日に泊まった上の階の部屋ツインルームのことと思い、お昼に移動。
昼過ぎ、部屋を覗きに来たオーナーが「いや違うこの部屋じゃない、屋根裏部屋だ。」と案内します。

何ですか、この部屋は。

寒いホールにマットレスがひいてあるだけ。
屋根裏部屋があるなんて夢にも思いませんでしたよ、「ロフト」って何のことかと思ってたけど、分かるかい(;´Д`)
呆れ顔で「1日だけなら今の部屋にいてもいい。」と言ってくれたので厚かましく居座ります。

トラブリかけましたが難を逃れ、この後また服を買いに北の方にあるCity Mallというショッピングモールに来ました。

家具屋が多くて楽しいです。こんなニトリ系の安々家具ショップでも、日本以外の国ってセンスいいですね。
このモールにはZARAもありめちゃ人気。そこでセーターとインナーを買いました。

その後はジョージア初日に宿泊していた、日本人オーナーの宿に遊びに行きました。
いい人だし、話が弾んで楽しかったです。

23時半に宿に戻ると、なぜかDスケさんが部屋の内側から鍵をかけて開けれなくなっており、廊下でオーナーや隣の部屋の人らと大騒ぎに。ずっと鍵をがちゃがちゃしていて、結局部屋に入れたのが深夜1時半しばきますよ。


次の日の朝。昨晩はオーナーにめっちゃ迷惑かけたけど全然怒っていませんでした。
だからBooking.comの口コミ評価も9.7なんでしょうか。
それとも、すれ違う度に「口コミを書け。」とコワモテ顔で言われるからでしょうか。
そしてチェックアウト時「その猫あげるよ、連れて行ってくれ。」とにこやかに言われました。
いや、可愛がってあげて(;^ω^)

LA CASA(ホステル)

ドミのベッドがあまりにもせんべい布団で体が痛過ぎなので、Dスケさんと宿を移ることにしました。
ドミで1泊20ラリ払っていましたが、だったら40ラリのベッド2台ある個室を借りた方が快適なので。

この音楽堂の向かい。場所はめちゃくちゃいい。

Yandexで来ました。ジョージアでよくある中庭タイプのおうちでこの2階と3階。

トリプルルームを予約していたのにダブルベッド1台しかない部屋に案内されました(;´Д`)はぁ?!

向こうの言い分は「(私が予約していた部屋に)男性2名の宿泊客を案内した。だってあっちは男性2名だから。」と言うのです。
「私はトリプルルームを予約した。こっちも友人同士なのでベッド1台は困る。」と言ってもひきません、なんでやねーん\(^o^)/

予約していたのと別の部屋に案内されるなんてありますか?
広さも料金も、何よりベッドの数が違うのに
理不尽過ぎますが、アルメニアでも女性専用ドミを予約したら男女混合だったし、こっちの人らは適当なんでしょうね。
Dスケさんは全然怒っておらず「僕、エキストラベッドで寝るからいいですよ~。」と。
あーた、心広いんですね。そんな屋根の下のベッドでいいんですか、本当に笑
なので1日だけこの部屋に泊ることにします。
私が細かすぎるんでしょうか。私はジョージアでは暮らせそうにありません。

しかしいざ宿泊してみると、快適過ぎて私の怒りも一瞬で引くことに。
めちゃめちゃ部屋も水回りもキッチンも綺麗。3部屋しかないので客も少なく静か。窓も大きく暖房がガスヒーター&エアコン付き、洗濯機も無料。今回の旅でNo.1宿間違いなし。
ここはマジでお勧め。1人で40ラリ払って宿泊しても大満足だと思います。

2階や3階に干してる洗濯物の紐、どうなってるかと思ったらこんな感じで紐をぐるぐる滑車で回して空中に干していたんですね。
洗濯して干すの楽しい~

Mapshalia(レストラン)

今日はトビリシ入国からアルメニアまでずっと一緒だったおがちゃんがトビリシ最終日だというので、Dスケさんも誘って、3人で地元民用の有名激安レストランMapshaliaに来ました。
私は2回目です。

私は細長テーブルの細い方に座ったのでこのアングル。
メニューの種類は少ないので、また前回と同じ感じに笑
食事中、40代くらいの日本人男性1名が入店して来たのでその方も入れて4人で飲み。
いや~、しかし・・・
ずっと無表情だし、反応悪いし、癖、強っっ(;^ω^)
正直他の2名には「席に呼んでごめんね。」と思いました。世の中には色んな人がいるなぁ。

2杯飲んで18ラリと今回も激安でした。


次の日はちゃんとトリプルルームに移れました。この配置だと他人同士でも気を使わなくていいですね。

そして朝9時。イラン大使館にビザを取りに行き、無事ゲットするという偉業を成し遂げました。
コロナ以降、イランビザは日本国内以外では取得の難易度が高いのです。
これも全て、イラン人の知り合いがいるというこちらで仲良くなったMさんのお陰です。
イラン大使館にネットで申請しても全く返事が来なかったし、私の力だけでは取得出来なかったでしょう。

ビザが手に入ったので明日にはトビリシを出ます。
ラストランチはPEKOPEKO – Curry & Japanese foodの気になっていたこのセット。

唐揚げ少ない・・・金額的にこんなもんでしょうか。
でもお米や唐揚げはやはりいいものですね。味の濃いジョージア料理はもういらないって感じです。

Lumier’s Chimney Cake

その後もショッピングモールをうろうろし、本日の夜ご飯はこれ!
ずっと気になっていたのに、食べるのを忘れていました。
シナモンロールアイス!11ラリ。
中は苺・パイン・バナナのフルーツとチョコたっぷりでめっちゃ美味しい。
最後に食べるの思い出せて良かった~

美味し過ぎてあっと言う間にペロリ。凄いカロリーが高そうです。
寒いですが、この通りのバスは激込みで乗れなかったので、ホステルまで歩いて帰ります。

トビリシに最初に入ったのが先月の28日。
途中アルメニアに一週間行っていたとはいえ・・・トビリシに長居し過ぎました。

ここに住んでいる人らは「ジョージア人暗い、アジア人差別酷い、適当過ぎる。」と文句を言ってますが、ジョージア人とそこまで関わってないのもあり、私はそこまで腹が立つことはありませんでした。
いや、あったかな?ドミの同室の人らのデカ過ぎる態度。
しかしロシア語を話しているからと言ってロシア人なのかウクライナ人なのかジョージア人なのか不明です。
人の愛想が悪いのは、日本でも都会に住んでいたら同じ様な感じだし、私の家の隣のファミマの店長の方がもっと愛想悪いような気がします。

思い起こせば初日から日本人の人らとずっと飲んでいました。

ジョージアももうすっかり冬。
明日からクタイシに移動します。

ムツヘタ、ゴリツアー。ジワリ修道院、スターリン博物館など(2023.11.16)

2023.11.16(木)
1ジョージア・ラリ≒56円

本日はムツヘタゴリの主要観光地を巡るツアーに参加です。

7時半に早起きして徒歩で30分。集合場所へ向かいます。
ドミトリーだと8時になっても誰も起きてこないので、準備するのに音を立てるのがめちゃめちゃ気を使います。皆さん確実に10時間以上寝ています。日本以外の国の人って一体何時間寝るんでしょうか?

ツアースタート地点、パリアシヴィリ記念トビリシ国立歌劇場

(GET YOUR GUIDE)のサイトで3,470円の丸1日ツアーを申し込みました。

申し込み直後に電話がかかってきたので、予約が通っているのが分かり安心しました。

指定された集合場所はここ、パリアシヴィリ記念トビリシ国立歌劇場の住所だったんですが。
この建物の前はバス停だし、ここの前なのか?駐車場なのか?
集合時間9時前になっても誰もいないし凄い不安。

待ち合わせの時間の10分前にツアー会社の人から「ちょうどに着く」と電話がありました。ほっ。
時間丁度にツアー会社の女性が現れて、無事合流出来ました。

こんな感じのミニバン。既に車に乗っていた人らと合わせて10人位でツアーに出発!
ガイドのおっちゃんのロニは英語もロシア語も話せます。凄いなぁ。

世界遺産、ジワリ修道院

1時間でムツヘタジワリ修道院に到着しました。世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」のひとつです。

?スカート族のおっさん?
丘の上に建つ6世紀に建てられた正教会です。

いい景色です。ここまではタクシーでしか来れないので、ツアーに参加。

聖ニノが十字架を立てたのが始まりの教会。
同じ場所に大きな木の十字架を立て直しています。教会の真ん中に十字架があるのはここだけだそう。
ジワリもジョージア語で十字架という意味です。

スターリン博物館、スターリンはジョージア出身

11時半、ゴリスターリン博物館に到着。入場料15ラリ。

入り口でかっこつけて立っている、あいつがスターリンでしょうか?

スターリンはロシア出身ではなく、ジョージアのここ、ゴリ出身だったんですね。
なので生家まで移築されています!
こんな貧しい靴職人の家で生まれた人物が、ソ連の独裁政治家になるなんて・・・

独裁者であることは無視。生涯について焦点をあてた展示方法です。
その周辺の人間関係の写真や、スターリンの愛用品を展示しています。

ファンファン大佐??
ネットで調べたら「スターリンと岡田真澄は親戚ですか?」って質問がいっぱい出てきてワロタ。

秘密の地下印刷所で、社会主義思想を広めるためにプロパガンダ紙を印刷していたスターリン。

頭はめちゃくちゃ良かったそうですね。ソ連を超大国にした人物ですもんね。

スターリンのデスマスク。こえーよ。

外にあるスターリンの秘密列車。ガイドによると飛行機は怖かったそうです。
これでヤルタ会談へ向かったそうです。

列車は浪漫。こんなところで寝泊まりしながら移動したい。

オリエント急行殺人事件に出てきそうな雰囲気。

スターリンがゴリ出身とか勉強になりました。独裁部分に触れていないのも、ゴリの街の人たちはスターリンみたいな歴史的有名人がここ出身なのを誇らしく思っているんでしょうか。
不思議な博物館を後にして次へ。

ウプリスツィヘ洞窟住居跡

4000年以上前から人が住んでいたという洞窟に到着。
王族が住んでいたようです。月面みたいな不思議な土地。

周囲には奴隷が住んでいたそうです。奴隷が色々なものを上まで運んでくれていたとか。

ガイドのロニは英語の発音が綺麗なので、Google翻訳の音声で訳せるのです。
こういった説明は英語だとさっぱりちんぷんかんぷんなので助かります。

個室がいっぱい。劇場、祭壇、ホール、秘密の薬を作る部屋などもありました。

2000年前のワイナリー跡。ジョージア人は祖先の代から酒好きの人種のようです。

裏はこんな柵・・・ジョージア人、直さないんですか。
落ちた人とかいないんでしょうか。いても気にしなさそうですが。

王子の教会。

2万人位住んでいたこともあるそうですが、13世紀にモンゴル帝国によって滅ぼされたそう。
なかなか広くて見ごたえのある遺跡でした。ちょっとしたトレッキングにもなり楽しかったです。

ランチ

15時20分。ツアー客向けの特大レストランに寄り、本日のランチです。
・・・この時間にランチというのが、このツアーがおかしいのかジョージア人がおかしいのか不明。
宿の人らも11時になっても誰も起きて来ないですからね。起床時間からしておかしい。

美味しそうだし、料金も良心的。ジョージア語、ロシア語、英語の3表記です。

寒いのでマッシュルームスープとフレッシュジュースを頼む。
ドイツ人男性は魚とビールを頼んでいて、私もそっちにすれば良かった。

左のインド系カップルが2人で5皿オーダー。これがインドの裕福な家庭の普通なのか不明。
女性の方はインドの美人基準であるふくよかな体系をしてらっしゃいます。
お陰様でハチャプリを分けてくれました。

スヴェティツホヴェリ大聖堂

もう一度ムツヘタに戻って来てスヴェティツホヴェリ大聖堂へ。
11世紀に建てられたこちらも世界遺産です。

スヴェティツホヴェリは「生命の柱」という意味であり、キリストの聖骸布(身にまとっている布)が教会の下に眠っているとされる聖なる場所。アルメニアに続くほんまかいな案件。

いや、だからもっと可愛く描いてあげて。

フレスコ画が歴史を感じますね。これを建てた建築士は「二度と同じものが作れないように」と王に両腕を切り落とされたそうです。そう言えば世界史の授業で聞いたことがあります。はぁ、理不尽過ぎ。

ジョージアはアルメニアの次に、世界で2番目にキリスト教を国教にした国なんですね。
アルメニアと似た教会がいっぱい。

ムツヘタの夜。
美しい町だけど、トビリシから僅か1時間だからここに宿泊する人はほとんどいないんだろうな。

ムツヘタからトビリシ近くまでは1時間位でしたが、ディドゥベ駅周辺が渋滞で全く車が動かず、元の場所には19時半に戻って来ました。
しかし楽しいツアーでした。

もうトビリシでの観光はかなりやった感があります。
しかし周囲の人の話を聞いて急にイランに行きたくなり、現在トビリシのイラン大使館にビザ申請中。
現在ビザ待ち状態です。
さて、明日から何しよう??

トビリシでのんびり。植物園&ジョージアのビール工場最高(2023.11.14~15)

2023.11.14(火)
1ジョージア・ラリ≒56.8円

EUROPEAN Backpackers & Cash-Back Hostelに戻ってきました。
同じような金額なのにこっちの方が断然広くて居心地良すぎる!

オーナーのおっちゃんは、戻ってきた私を温かく迎えてくれました。
5ラリ追加して、20ラリの6人部屋にしてみました。
10人部屋と違って大きなテーブルがありPC作業がし易いです。

PEKOPEKO – Curry & Japanese food(日本食レストラン)

本日は先日の豚しゃぶ会で知り合ったY子さん、トビリシに入ってからずっと仲良しのMさんと3人でランチ。Y子さんはこちらにご家族で移住されている、ほぼ同い年の方。

シェフは日本人なので味は大丈夫そう。
お洒落な内装。元々イタリアンレストランだったそうですが、閉店したのを内装そのままで使われているそう。

カレー。久々のカレー!2ヶ月ぶりの日本のカレー!!
ランチセットの方が安かったですが、イカリングカレーにしました。スパイスが全身に染みる~

その後、愛想のいいY子さんは日本語講師のお仕事があるということで抜けられました。ゲストハウスまで経営されてて仕事出来る人は凄いな。
今回、アルメニアから戻って来たのは、仲良くなったMさんがもう明後日ジョージアを去られるからです。お互いのこの1週間の生活をお喋りしまくり。

Kazbegi Beer(ビール工場)

喋り過ぎてあっという間に夕方。
鍋パーティで小耳に「ビール工場併設のビアガーデンがある」と挟んだので、ちゃっかりGoogleMapに保存していました。
ビール工場と聞いては聞き捨てなりません。

歩いて来てみました。ビアガーデンはここの2階。
別のホステルに泊まっている、アルメニアでずっと一緒だったおがちゃんも呼びます。

1階のこの小さい窓口で工場直送のビールを買い、2階で食事するようです。

1.5Lが6.5ラリ?!

ペットボトルに入れてくれます。この1.5Lが450円。
日本の居酒屋のビールジョッキを頼むのがもうアホみたい。プラスチックのコップも言えばくれます。

お、美味しい~( ;∀;)酵母が生きてるって感じ!ジョージア最高!

メニューがジョージア語しかなくて読めん。
ジョージア語は世界難解言語のうちのひとつだそうで、そのせいなのかgoogle翻訳でも上手く訳せません。

その辺の席のおっさんらに「あーたが食べているそのメニューは何ですか?」と聞き、魚の揚げたやつをやっと頼めました。魚9ラリでめっちゃ美味しい~
ジョージアは豚肉が主流。魚は売っているところが少ないし高級なんです。

ねこちゃんもおこぼれをもらうのだ。
そういえばここ、女の人は私とMさんしかいない。ビアガーデンって女の人は来ないのかな。

トイレに行くと、2か所とも男性トイレだったので普通女性は来ないんでしょう。
はぁ。魚が美味しいのでランチにも来たかったけど・・・
また3人で楽しい時間を過ごす。

3人でペットボトルのビール2本と上記の食事で1人16ラリでした。
ワインと違って、ビールならいくら飲んでもちゃんと歩いて帰れました。
今日は飲み食いしかしてない笑。おやすみなさい。


2023.11.15(水)

ホステルの朝ご飯です。
先週まで目玉焼き2個とサラダが付いていたのに、フレンチトーストのみに切り替わりました。
うう( ;∀;)

ジョージアのツアーを申し込みに街中へ

ナリカラ砦の周辺に来ました。

天気予報を見て、明日行きたかったムツヘタゴリが晴れてそうなのでツアーを申し込みに。
両方行くツアーはどこも70ラリ。ネット(GET YOUR GUIDE)のサイトから申し込んだ方が安いので、ネットから申し込むことにします。

https://www.getyourguide.jp/tbilisi-l1379/exploring-mtskheta-a-journey-through-time-t543145/

トビリシ植物園

BlueHostelのオーナーに勧められた植物園が近くにあったので行ってみることに。
このGoogleMapでグリーン色の所全てが植物園の敷地です。

そうとは知らずなめてました。これ、ちょっとしたトレッキングコースじゃないですか。

入口前に5ラリでワインソフトが。こりゃあかん、美味し過ぎる。

入場料は4ラリでした。入口付近には少しお花も咲いています。

道が全然分かりません。なんか広いよ。

ん?

何か?

2週間前に来た女神像ですね。

1つ目の滝に来ました。

ちょっとびっくりする位、奥の方まであってめちゃくちゃ広いですね。
そして時期外れなのか誰もいない。

更に30分以上歩いて・・・あれは何だろう。GoogleMapにも記載がありません。

2つ目の滝。

1時間以上歩いています。しかし人がいないので気持ちいいですね。
心癒されます。

女神像とジョージアの町を一望。

ゴミを漁るねこ。誰か餌をあげているのでしょうか。丸々太っています。

ジョージアと日本は仲がいいんですか。Expo ’70からの寄贈。
日本庭園がありました。すんごい小さい、これだけ。

実際住んでいる人から紹介されなかったら植物園なんか来なかった。
人がいなさ過ぎて癒されました。春は花がいっぱい咲いているんだろうな、また来るかも。

Magical fish

本日はトビリシに来てからずっと仲良く飲んでたマリさんのジョージア最終日です。
彼女は本日の深夜の便で別の国へ行ってしまいます(´;ω;`)

目を付けていた魚料理のお店。
いつものおがちゃん、鍋の会で知り合ったウズベキスタン在住の30代の女の子も誘いました。

サラダにアンチョビのフライ。

大好きなエビ、また違う魚。そしてビール。こちらのカズベキビールは結構美味しいです。
チーズ系の料理は塩辛いけど、魚は美味しいなぁ(値段はそれなりにするけど)もう最高。

そしてウズベク在住の女性はロシア語ベラベラで、お店のおばちゃんと仲良く話し始めました。凄い。本当語学堪能な人は世界が広がって羨ましいな。
ジョージアでは年配の人はロシア語教育を受けているのでロシア語が通じますが、20代位から英語教育に切り替わっているのでロシア語は通じないそうです。

ジョージアに入国してから3週間。よく一緒に飲んだMさんとも今日が最後か。。。
淋しくなるけど、またひとり旅を続けなければ。
もうジョージアもだいぶ寒くなってきました。

カズベキの限りなく天国に1番近い教会へ、それは季節による(2023.11.12~13)

2023.11.12(日)
1ジョージア・ラリ≒56.3円

昨日は夕方着だったので断念しましたが、本日こそは三位一体教会、限りなく天国に1番近い教会と言われるツミンダ・サメバ教会までトレッキングします!

Kaxa Shorena Guest-House(ホテル)

Kaxa Shorena Guest-Houseの朝です。テラスからの景色!

2階の2部屋を個室として貸しているようで、廊下はこんな感じ。

ジョージア在住の方に「ジョージア人は自分で適当に家を建てる。」と聞いたのですが、ここもそんな感じ。床の傾きとは、手摺とは、建築基準法とは。
外観は手造り感満載ですが、内装は綺麗そのもの。床は多少傾いているものの、ワックスがかかっていてピカピカだし、下のホストファミリーは温かいしとても快適でした。

音は出せるし、寝起きする時間を他の人に合わせなくていいし・・
1,500円位アップになるけど次から個室にしようかな。快適度の効果の方が高い。

朝食は付いてないので、町のスーパーにパンを買いに行きます。

1軒だけあるスーパーに到着。
ジョージア語表記だけで何のパンかよく分かりませんでしたが、スーパーのおばちゃんに説明してもらってポテトパイとコーラを購入。

ツミンダ・サメバ教会までトレッキング

スーパー横はバスターミナル。
タクシーもいっぱい停まっていて、運転手に「Church?」と教会まで行かないかと言われます。金額は50ラリ。
トビリシからここまで3時間が観光付きで40ラリだったことを思えば激高。

タクシーを断ってこの牛が散歩している橋を歩いていると、私の後ろから来た車がスーッと横で停まり「Church?」と聞いてきます。

これは・・・ウズベクやキルギス、シグナギであったように、教会に行く地元の親切な人が私を無料で乗せて行ってくれる?!
「Yes」と言って乗り込み、念のため金額を聞いてみると「40ラリ。」とな
無料ちゃうんかい!!

なんでも近所のホテルのオーナーだそうで、私が断りると「30、いや25」 と最終25ラリまで下がりました。しかし歩くと無料なのではっきり断り降ります。

見えますでしょうか。あのロシアとの国境の、雪を被っているカズベキ山の手前の山の山頂にある教会。
あんなとこまで資材を運んで建てるのが凄いですね。舗装道路が出来たのは最近だそうなので。
1~2時間で歩けるそうなので、あそこまで登ります。山頂は晴れです。

ネットに2通りのハイキングコースが載っていましたが、地図が読めないのでGoogleMapの通りに進んでみます。これなら絶対遭難しないので。

ハイキングコースの入口を見逃す

帰りに気付きましたが、山頂に向かって進んだ道の最初の突き当り。
ここでに行くとハイキングコースです。私はGoogleMap通りに右へ行ってしまいます。
こんなん標識ないし分からんわ。

途中は民家が並ぶ中を通り、馬さんを眺めながらの気持ちいいコース。

しかし・・・車が通るこんなくねくね道路に迷い込みました。数年前に出来た道路。

あれがカズベキ村。あれー。天気予報は晴れだったのに、なんか曇ってきたなぁ。

道路の途中からやっとハイキングコースを発見しました。

くねくね道路を通ったせいでが年齢のせいか知らんが、2時間で山頂に到着。
ちーん・・・曇り。

これは・・・「天国に近い」というより「シベリアに近い」という感じでは( ;∀;)

こっちは昨日登ったおがちゃんがくれた画像。全然違う・・・ショック・・・

夏の神々しい写真と景色が全然違う。
同じ場所でも天気で全然見え方が違うなぁ。
2時間前は晴れだったのに。山の天気は変わり易いから注意。
正解「晴れてる瞬間にタクシーで行く」でしたな。

お土産屋。とワンコ。
しかし風が吹いていて寒い!めっちゃ寒い!

14世紀に建てられたツミンダ・サメバ教会。典型的なジョージア正教の教会です。

入口。無料。もちろんここでも頭にスカーフいります。入口で貸してくれるけど。

「限りなく天国に近い教会」。
昔の人はここに正当な教会を建て、少しでも天国に近く・・・と考えたんでしょうね。
14世紀にここまでこれだけの石を運ぶのがどれだけ大変だったか。

入口と反対側の方に行ってみます。道が分かりにくいのと、飛ばされそうな位の強風のせいで誰もいませんでしたが。
キリストの十字架があります。

やる気なし。もっとかっこ良く書いてあげてよ。

しばらく待ってみましたが、晴れそうにないので戻ります。
帰りは遭難の心配もなさそうなので、ちゃんと車が通る道路でなくハイキングコースを通ってみましたが。

なんですか。この道は。

右のコンクリから出てる鉄の棒を掴みながら渡りました。

なんですか。この道は。
鶏のお尻が可愛かったからまあいい。

降りてきたら山頂はちょっと晴れてきたか??
く、悔しい。

Restaurant Panorama Kazbegi(レストラン)

限りなく天国に近い感じを全く味わえなくて傷心。明日も晴れのようなので、もう1度チャレンジしてみます。
寒いし、この村ですることもないので宿の近くで夜ご飯。

店名の通り、パノラマレストラン。悔しいので飲むぞー、今日は飲むぞー。

ワインと豚肉。期待してなかったけどめっちゃ美味しい!
ウズベクじゃ羊が美味しかったけど、ジョージアは豚肉が1番美味しいのよね。
35ラリ(2,000円)。おやすみなさい。


2023.11.13(月)

早朝に起きると、山が赤く燃えて見えるかな、と期待しましたが曇りでした。

チェックアウトの昼まで粘ったけど、曇り、曇り。ほらあの山頂の教会。
バスターミナル(という名の広場)に来ました。もう諦めてトビリシに戻ります。

ここでもこの1番奥のバスに辿り着くまでタクシーの運ちゃんに捕まりまくり。シグナギまで60ラリだって。
冬はシーズンオフで閑散期なんだろうな。
乗ってあげたい気もするけど・・・この15ラリのミニバスへ。

12時に来るとシンガポールから来たおっちゃん1人しか乗っていません。10時位が混んでた時間かな。
人が集まらなくても13時には出発するというので、またスーパーでパンとコーラを買って食べながら待ちます。

13時。10人位しか集まらなかったけどバスは出発。
下は晴れてるけど、山頂は曇りなんですよね。夏の写真は本当に美しかったのに。
やはり旅はシーズンを考えて来ないと後悔するなと再認識。

ロシア・ジョージア友好記念碑

行きは進行方向右側に座っていたので気付きませんでしたが、ロシア・ジョージア友好記念碑が見えて来ました。
1983年にゲオルギエフスク条約の創立200周年を記念して建てられたモニュメント。
(実際はソ連とジョージアは仲悪いと思うけど。)これ見たかったのよね、ラッキー

地下鉄Didube駅到着。
ミニバスは帰りもすごい飛ばしていてましたが、この駅周辺が大渋滞で3時間で着きました。

GaLa HOSTEL

今回は宿を変えてみました。メトロ駅から近くて便利かなと。
そして入口も部屋もメトロでした。半地下、ミニ窓あるけど室外機で埋まっていて窓がないのと一緒。

窓がない部屋の、この圧迫感よ。そして中に入るとココナッツの甘い変な臭い匂い。

レセプションが「5分で新しいシーツを持って来るから。」と言うので少しだけドアを開けて待っていたら、この下の段の真ん中のベッドのカーテンが開き、(恐らく長期で住んでいる)ジョージア人のおっさんに「ドアを閉めろ。」と言われました。

コンセントを落としただけでもカーテンを開けてきて、とにかく偉そう、音に神経質そうです。
こんなサンダルの脱ぎ方をする奴はろくな奴がいた試しがありません。

現在はBooking.comに掲載するのやめたみたい。
明日は宿を変えます。1泊しか予約してなくて良かった。

トビリシから絶景のカズベキへ移動、景色が美し過ぎ(2023.11.11)

2023.11.11(土)
1ジョージア・ラリ≒56.3円

今日はトビリシから北のカズベキへ移動します。天国に近いらしいので。

EUROPEAN Backpackers(ホテル)

無料の朝食。今回は6人部屋のドミですが、静かだし、やはりEUROPEAN Backpackersは最高。
2ヶ月前はあんなに暑くて夏服だったのに、猫が勝手に膝の上に乗ってくる位ジョージアも寒くなってきました。

トビリシ→カズベキへの行き方

カズベキはトビリシの北にあるロシアとの国境近くの町です。
ジョージア名はステパンツミンダ、「捨てたパンツ見んな」みたいな感じでしょうか。

地下鉄のDidube駅からミニバスか、ツーリストミニバスが出てると言うので行ってみます。
朝早くに行けばいいのに、10時に起きたのでそこから朝食を食べ12時に到着。
カズベキまではここから車で3時間位です。

地下鉄駅を出ると早速ツーリストミニバスの運転手にまとわりつかれます。
カズベキまでの観光スポット4つを回ってくれて40ラリ。
直近のブログでも40ラリだったので、ボッてるわけじゃないのですが・・・
しかし他の車の値段を見てみたいのに、おっさんが邪魔しまくりで他の車に値段を聞けません。

結局ツアーバスが停まっているところまで連れて行かれましたが、女性が1名しか乗っていなかったので、2時間位待つか、もしくは出発しないかもと思いミニバスで行くことにしました。
バスは毎時30分、1時間おきに出発。15ラリ。
時間が決まっているので、12時半に満員にならずとも出発しました。

ネットの記事通り物凄いスピード、何十台も連続で追い越しをかけるドライバー。
2車線しかないのに追い越すから、向かい側から車が来たらこれは死ぬなと思いながらヒヤヒヤ。
しかし景色はずっと絶景で楽しく、40ラリでツアーバスに乗っていたら、こんなところや・・・

このアナヌリ要塞にも停車してくれていたんですかね。
運転手も閑散期で客が少ないから必死だっただけでしょうし、40ラリ位なら乗ってあげれば良かったかも(´・ω・`)
あまりの必死さに引いてしまいました。

カズベキの少し手前にもリゾートホテルが点在している地域がありました。
窓からの絶景の写真を撮るのに夢中になっていた隣の席の女の子が
「私のホテル過ぎました?」
とMapsmeの画面を見せててきます。

いや、めっちゃ過ぎてるよ!!

「車停めてもらって戻って方がいいよ!」
と教え、運転手に車を停めてもらい、彼女はスーツケースをゴロゴロ引きながらひとり降りて行きました。
幸い下り坂だけど40分位歩きそう…(;^ω^)
他の乗客がいるのにミニバス、Uターンはしてくれんないわな。やはりスマホに夢中って恐ろしい。

カズベキ到着

15時過ぎ、カズベキのバスターミナルに到着。
事故りそうな程、めちゃめちゃ飛ばしていたので2時間半で着きました。

綺麗!
キルギスに次ぐ絶景再び。あの山はロシアとの国境にあるカズベキ山。登れるんでしょうか。

カズベキ山の手前の山の頂上に教会が建っているのが見えます。
ゲルゲディの三位一体教会
天国に1番近い教会と言われているので、今回はあそこに登りに来たのだ。

振り返っても絶景。
ここもシグナギと同じ位、かなり狭い村っぽい。しかし絶景、絶景。
アルメニアでずっと一緒だったおがちゃんは、私より2時間早くトビリシを出発してここに来ていて日帰り計画だそうですが、こんな絶景の場所に日帰りなんて勿体ない。

Kaxa Shorena Guest-House(ホテル)

私は2泊、久々シングルルームでゆっくりしますよ。安いところがあったので。

バスステーションから歩いて10分。この右の建物かと思いきや・・・

左のこれですよ。
道路から半分埋まっているし、えっ?!廃墟?(;´Д`)
いや手造り感満載の家です。

外観にはちょっと、いや、かなりビビリましたが、中はめちゃめちゃ綺麗です。
個室、専用シャワールームで25ラリ(1,400円)。破格。

手前にも部屋がありガス暖房付き。ポットやまな板なども付いています。

快適過ぎて30分位部屋でくつろいでしまいました。
外に出てみます。

少し曇ってきたので教会に登るのは明日にしましょうか。

ルームズ ホテル カズベキ

町(村??)の1番東野奥にカフェでくつろげるホテルがあるというので行ってみます。

上り坂で20分以上かかりました。ぜいぜい。
私のホテルの料金の20倍しますよ。入っても怒られないですかね。

1階のカフェ。
めっちゃおしゃれ!
ホテル以外のお客さんも入れました。凄く広いです。

宿泊者以外も結構いる感じ。
皆、デッキに出て絶景に見とれています。
しかし、寒い!標高が高いのか随分と寒い!

この景色を見ながら・・・

コーヒーにしようかと思ったけど地元のビール。しかし寒いせいか全然減らない。

ビールが減らないのでケバブも頼みました。両方で36ラリ(2,130円)。
観光地価格かな。しかしおしゃれ。

日が暮れていくのを窓越しにずっと眺めます。
贅沢な時間だなぁ。

ずっとここにいたいけど・・・

また20分かけて自分のホテルに戻ります。
帰り道は誰も歩いていなくてちょっと怖いけど、リゾート地なので治安は良さそうです。

久々のシングルルームで、静かに美しい景色を眺めていると心が洗われるよう。

明日は三位一体教会までのトレッキングに挑戦です。
おやすみなさい。

ジョージアSIM情報。日本食レストランのイベントに参加、久々の豚しゃぶ(2023.11.10)

2023.11.10(金)
1ジョージア・ラリ≒56.3円

EUROPEAN Backpackersの朝です。
共用キッチンで魚のパッケージを開封すると、2匹いる猫が凄い勢いで寄って来ます。猫って鼻いいんですね。

塩分撮り過ぎになるのであげませんよ。膝の上からどいて下さい。

ジョージアのSIMカードを買いに行く

陸路でシグナギに入った時に購入したジョージアのSIMカードはGeoCellという会社だったのですが、1週間の期限だったので新しく買いに行きます。

外にいっぱい点在している、このATMみたいな機械でTop-Up(ジョージアではチャージをこう呼ぶ)出来るとネットで見たのですが、いくら金額を投入したら何メガ補充されるのか一切記載がありません。GeoCellのHPを見ても書いていません。
試しにこの機械で5ラリをチャージしてみたのですが、全く使えるようにはなりませんでした。

街を歩いて・・・

地下鉄の終点駅にGeoCellの店舗があるようなので向かいます。
地下鉄もバスもVISAタッチで乗れるので本当に楽です。

トビリシではバスは混んでるし、中々来ないので地下鉄が便利。
宿の最寄りのMarjanishvili駅は、この顔だけオッサンが目印なので間違えなさそう。

南の地下鉄の終点、Varketili駅。廃墟ですか。

Geocell社のプラン

駅の横のビルの1階にGeocell社がありましたが・・・店内に英語表記は皆無。読めるかー
翻訳しようと、スマホをいじっている暇そうな店員の金髪のお姉さんに「店内のWi-Fiパスワードを教えて。」と言うと舌打ちされました
(ジョージア在住の人に聞くと、ジョージア人の舌打ちは割と普通のことらしい)

プランは1週間15ラリ、2週間30ラリ。

前回はこの1週間プランを購入しましたが、あと2週間以上はジョージアにいるつもりなので、もう1社の方を聞いてみます。
因みに「昨日機械からTop-Upしたんだけど。」と聞いてみると、「1週間プランのSIMは5ラリでなく最低50ラリチャージしないと使えるようにならない。」と言われました。高い。

Magti社のプラン

もう1駅戻った駅の近くにMagtiというジョージア大手の通信事業者の会社があるので行ってみます。
地下鉄の駅名はმ/ს ისანი。読めません。

こちらの方が店内は綺麗だし、英語が通じるし、お姉さんが舌打ちすることなく感じが良かったので、ここでSIMカードを買い直します。e-SIMはギガ数が少な過ぎなので却下。

IMカード代が10ラリ、プランは①30日3ギガ30ラリ②30日使い放題で32ラリ。
②の使い放題を勧められたので合計42ラリで購入。
2,350円と高額ですが、使い放題ってお店に入る度にWi-Fiのパスワード聞かなくて済むし、移動中も気にせず動画見れるし、宿のWi-Fiよく切れるし便利。

駅前のパン屋でハンバーガーを買って、ほお張りながらバスで移動。

至聖三者大聖堂

丘の上にある、正教会の中でも世界最大級の大聖堂へ行ってみます。

下から見えていたのはこれですね、夜に来た方が綺麗!

正教会なので頭にブーケを被らないといけません。イスラム教のヒジャブほどピッチピチでなくていいのですが。入口で貸してくれました。
教会自体は2004年完成で新しいです。

こんな感じの綺麗な展示物がいっぱいあります。

奥の階段から地下3階まで行けます。ここは誰もいない。

Saramene Onimusha

またMさんに「日本食レストランで鍋を食べながら、元劇団四季のご夫婦の歌が聞ける」というイベントに誘われたので行ってみることにします。

麓まで降りて来ました。

先々週に行ったUZUハウスの近くの公園。

待ち合わせの19時半に着きましたが・・・私が1番乗り。すぐに私が誘ったおがちゃんも来ましたが。
なんで?半分位は日本人参加のイベントと聞いていたのに。
鍋はキムチや鶏、私は豚しゃぶの席につきました。

見て!このジョージアクオリティとは思えないつややかな分厚い豚肉を(*ノωノ)
Mさんと、おがちゃん、お誘い頂いたMさんの宿のオーナー女性、観光に来ている周辺国のJICAの人たちと席に座ります。鍋参加者は30人位で日本人とジョージア人半々位。

めちゃめちゃ美味しい。超絶幸せ。出汁の味、昆布の味。ああ日本に帰りたい。
この白ワインもめっちゃ美味しいです。

そして元劇団四季のご夫婦が何曲か歌って下さいました。うま過ぎて聞き惚れて、つい豚しゃぶを食べる手が止まります。そして楽しい。
旦那さんは、ジョージアンダンスやyoutubeもされているそうです。

ディスニーの曲やCATSの曲の後は・・・〆は「残酷な天使のテーゼ」
日本のアニメ人気は凄いですね。ジョージア人たちが盛り上がりまくってました。20年以上も前の歌なのに。これは会社の忘年会で〆で歌うと盛り上がるの大好きな曲なので私も歌いまくりましたが。

本日も楽しい1日でした。
皆で地下鉄で帰ります。ジョージアは日本人コミュニティがあり、外国に来ている感じがしないです。
いいんだか悪いんだか。

もう少しジョージアを堪能します。

アルメニアのエレバン→ジョージアのトビリシへ陸路移動。ジョージアでタイ料理(2023.11.8~9)

2023.11.8(水)
1アルメニア・ドラム≒0.37円
1ジョージア・ラリ≒56.2円

本日はジョージアへ戻ります。
Santorini Hostelは静かで快適過ぎる宿でしたが、エレバンにもう1週間以上いるので。

昨日のパン屋で買ったシュークリーム類を朝食に食べましたが、全くバターの味がせず、シュークリームの中のクリームに関しては色は透明、味も水のりのようでした。本当にありがとうございました。

キリキア・バスステーション

今回もシェアタクシーで陸路でジョージアへ戻ります。
キリキア・バスステーションまでローカルバスで行こうとしましたが、やはり激込み。
スーツケースを乗せるに忍びなかったので、Yandexタクシーで来ました。

10時過ぎ。到着時&エチミアジン観光時に来たキリキア・バスステーションです。
初めて中に入ってみましたが閑散としています。

外にチケット売り場がありました。カードも使えます。
トビリシまで8,000ドラム(3,000円)。5時間なのに高いね、この路線は。

頻発路線のようで、10時過ぎ発のタクシーに乗っているおがちゃんを見つけました。
その車はもう満席だったので、私は次の10時半の車に乗ります。と言っても時間は決まっていなくて満席になったら出発するスタイルです。

行きのタクシーの方が座席が豪華だったな・・・しかも真ん中の列の席に先に座っていたのに、後から来たロシア人女3人組が運転手に私の方を指さして何か言い、後ろのデブゴン男性の隣に移動させられました。抗議しましたが英語が通じず・・・(ノД`)・゜・。理不尽

まあ短い時間なので、いいでしょう。
来た時とは違う、西側のルートを通っているのが不思議です。
途中でまた1回、綺麗なスーパーでトイレ休憩。

トイレ休憩だと言うのに、一緒にタクシーに乗っていた欧米人の若い女性は、食堂でガッツリ食事をし出しました。は?マイペース・・・
私もここでアルメニアの小銭を使い切りたいのでサンドイッチとコーラを買います。
アルメニアの500ドラムコインは日本の500円玉と違って他のお金より小さいので、何度も間違えて使いそうになりました。

だから著作権。
全員でマイペース欧米人が食べ終わるのを待って、出発です。

今回は無事、誰のことも待たずにすんなり国境を越えれました。

前日にアルメニアを出たマサさんは、ここで運転手がなぜか警察に捕まり(免許かビザなし??)次のバスが来るまで3時間待ったそう。悲惨。

この国境は、アルメニア側もジョージア側もATMはあっても両替所がありません。
仕方なく、余ったアルメニアドラム札はトビリシ市内で両替することにします。

帰りのタクシーは、乗客が降りたい場所で停まって降ろしてくれるスタイルでした。
私は終点の地下鉄のAvlabari駅の横で降ります。1週間前にエレバン行きタクシーを乗った場所です。

予約しているホテルまでバスで行きます。1.5ラリなので。
各バス停にはこんな、何番のバスがあと何分で着くか電光掲示板があったのか・・・今気付いた。

EUROPEAN Backpackers & Cash-Back Hostel

前回泊った日本人オーナーの宿は断水しまくりなので、別のところにしました。すまん。
UZUハウスで出会ったインド在住のN子さんが、ここが良かったと言っていたホステル。

ジョージアやアルメニアのホステルは看板が出ていないのでBooking.comの地図を注意深く見ないと辿り着けません。ここです。

男女混合ドミトリー、10人部屋ですが1泊15ラリ(850円)で朝食付きという破格のお値段。
この部屋の、最後にひとつだけ余っていた2段ベッドの上に案内されたのですが・・・
うーん、ちょっとベッドがへたっている。

そしてなんと。
強面のオーナーが「やっぱりこっちに移りな。」と同じ金額で、もう一つ上の階のツインルームに案内してくれました。隣のベッドの人と共用になりますが、隣のベッドは大人しそうな欧米人の男性。
最初2人?!とちょっと抵抗がありましたが、ドミと思えばなんのその。そして彼はシングルベッド、私はキングベッドでラッキーです。しかもドミのベッドと違い、ふかふかで寝心地いい!

この階はツインルームしかなく、人が少ないのでシャワールームもほぼ貸し切り。
なぜ私をこっちのいい部屋にしてくれたのでしょうか。
たぶん、多めに貰ったお釣りを誤魔化すことなく正直に返したので、オーナーが気に入ってくれたのではないだろうかと部屋にはツキが回ってきました。

1階のキッチンスペースで飼われているネコ。
「シモベよ、なでたまえ。」の図。

近くを少し歩いてみましたが、この辺りは総菜屋はなさそうです。
スーパーでお魚のパッケージとビールを購入。ご飯はこの宿のドミに2ヶ月も居るという、ノマドの男性に頂きました、感謝、感謝。
それにしてもジョージアでは結構日本人に会うね。おやすみなさい。


2023.11.9(木)

宿の朝食です。
これだけでも、午前中は他に何も食べず活動出来るのでありがたい。朝食付15ラリって破格すぎ。
Booking.comの口コミも9.7と高得点です。
このドミは、今日も明日も満室で埋まっております。

昨日は国境越えの移動だったので、両替所でアルメニアのお金を両替した以外は、疲れて宿でゆっくり寝ていました。これは近所の教会。

すぐ横にも。これは〇〇正教会とかでしょうか。正教会と名のつく教会には、イスラム教みたいに女性は頭にスカーフを巻かないと入れないことに最近気付きました。

Mai Thai Restaurant 5

今回、急いでジョージアに戻って来たのには理由があります。
先週一緒に飲んで楽し過ぎてワイン飲み過ぎて公園で寝てしまったMさんと再び会うためです。
彼女が宿のオーナーさんに、評判のいいタイ料理を紹介してもらったと言うのでそこで待ち合わせしました。

ジョージアに来てタイ料理って感じですが、ジョージア料理は塩辛過ぎだし。
これは豚肉を揚げたやつ。評判通り、美味しいです。

途中から正装した綺麗なお姉さんが現れましたが・・・

カラオケ大会ですか。

カーカー、カーカー、マイクで大声で喋り出してめちゃめちゃ店内がうるさくなりました。
Mさんとの会話が聞こえません。ジョージア、こんな感じの店多いんかな。

うるさ過ぎてたまらん。
店を出てすぐ近くのスイーツのお店へ移動。
見た目は美味しそうだけど・・・きっと・・・

うん、やはりそうだと思った。ただの砂糖の味しかしない激甘お菓子。
アルメニアのパン屋のシュークリームを食べた時から分かっていたよ。
ここで日本のケーキ屋のクオリティを求めてはいけない。

お互い半分以上残してしまいました
ジョージア人、食べるものが塩辛過ぎか甘過ぎ。病気にならないのかな。

Mさんとは本当に気が合って、毎日会っていても話すことが次から次にありそうです。
旅先でこういう人と会えるのは貴重なので、この出会いは大切にしたい。

明日もまた日本人のイベントに参加します。

ジョージアのトビリシからアルメニアのエレバンへ陸路移動、えぐい宿のメンツ(2023.11.1)

2023.11.1(水)
1ジョージア・ラリ≒55.3円
1アルメニア・ドラム≒0.37円

おはようございます。本日はアルメニアのエレバンへ移動します。
ジョージアにはまた戻って来て、後日ゆっくり回ります。

アルメニアに入るとナゴルノ・カラバフ紛争の影響でアゼルバイジャンには入れなくなり、アルメニアとトルコはアルメニア人大虐殺の影響で国境を断絶しているため、アルメニアからトルコには入れません。アルメニアはイランとも国境を接していますが、イランに入ると敵対しているアメリカにESTAで入れなくなります。なのでアルメニアに行ってもジョージアに戻るしかないのです。
国際問題の勉強になりましたか。

(追記・後に私はイランに入りましたが。もちろんESTAは無効になりました。)

ジョージアのトビリシ→アルメニアのエレバンへ移動

移動経路は4つあります。

①トビリシ中央駅から鉄道で移動:120ラリ位(等級による)
②トビリシ中央駅から乗り合いタクシーで移動:50ラリ
③地下鉄Avlabari駅からすぐの乗り場から乗り合いタクシーで移動:50ラリ
④オルタ・チャラバスステーション(CENTRAL BUS STATION)からマルシュ:40ラリ

①→②→③の順にチャレンジし、最終的に③の経路で辿り着くことが出来ました。

①トビリシ中央駅から鉄道での移動

宿泊しているBlueHostelのほぼ目の前が鉄道駅なので、最初鉄道で行こうかと思っていたのですが、鉄道予約のHPを確認したら・・・
トビリシ→エレバン行きの鉄道はコロナ以降、奇数日しか運航しておらず、31日がある月の次の月の1日は運休となっておりました。3日まで待てないので諦め。
しかも120ラリって!以前の金額からすると凄い値上げです。後日乗った人の感想を聞くと、狭いし寒かったとのことで選ばなくて良かったです。

②トビリシ中央駅から乗り合いタクシーでの移動

ここが鉄道駅ですが、ここから乗り合いタクシーも出ているとのことで10時に来てみました。
窓口に「エレバン」と書いた紙が挟まっているこの車、マルシュに見えますが、乗り合いタクシーです。7時から2時間置きに出発とか言いつつ、6~7人集まらないと出発しません。
コロナ前は1日5本稼働していたそうなのですが、1時間以上待っても私以外誰も来ません
タクシーのおじいちゃんに凄い悪いと思いつつ、謝って別の乗り場へ移動することにします。
おじいちゃんも「そりゃそうだよね。」といった態度でした。

③地下鉄Avlabari駅からすぐの乗り場から乗り合いタクシーで移動

宿のオーナーやジョージア在住の方に「②からは最近ほとんど運行していない」と聞いていたので想定内でした。
宿がある鉄道駅のすぐ横の地下鉄Station Square駅からAvlabari駅へ移動し、上記の地図の地点から乗り合いタクシーに乗ります。

アルメニアの国旗を掲げたベンツがいっぱい停まっているのですぐ分かります。
12時15分に着きましたが、出てしまったところのよう。

この看板の会社が運営しているようです。この建物内にトイレと待合室があり中で待てます。
ジョージアのおっちゃん、渋いね。

12時50分。
30分ちょっとの待ちですぐに7人集まりました。
これはマルシュじゃなく、タクシーなので中の座席がかなりゆったり、窓ガラスは遮光シートが張ってあるし楽ちん!ドアの内側もふかふか仕様なんです。
④の経路は安いですが、そこへ行くまでの移動が不便なのとミニバンなので、この③の経路がお勧めです。

ジョージアとアルメニアの国境

13時50分。1時間で到着。
ジョージアの出国はすんなり終わりましたが、アルメニアの入国審査ではホテル名、電話番号など色々聞かれました。他の人に聞くと「そんなことなかった。」と言うので、審査官に寄ると思います。

ジョージア、アルメニアのイミグレの間に免税店が。そう言えばパナマとコスタリカ間にもあったな。久々に見ました。カザフ辺りの国境は殺伐としていましたので。

ここで待てど暮らせど乗り込んだ7人メンバーのうち、男性陣2名が全く出てきません。アルメニア入国時に「ビザないの?」とか揉めてるなぁとは思っていたのですが・・・
凄く感じのいい中東系の男性2名だったので、どこの国の人だったのか聞いておけば良かったな。
暇なのでトイレに行ったり、ATMでお金を下ろしたり。

15時過ぎ、結局、1時間以上待っても2名は出て来ず、置いていくことに。
7名で来ましたが、5名に減って出発です。
2名はアルメニアのビザを持っていないので入国出来なかったようです。ジョージアに戻ったんだろうな・・・私と、一緒に乗ったこの中国人の女の子はビザなしで入国出来ました。
世界最恐パスポート持ちの日本人の私はもちろんビザ不要です。

で、ただでさえ1時間以上待ちぼうけをくらったので、八百屋があるからって車を停めないで欲しいんですが。

中国人の女の子が、乗客全員に柿を買ってくれました。なんていい子なんでしょう。(ゲンキン)
感じいいか悪いかは出身国ではなく、「人に寄る」ってことですね。

アルメニア国境→エレバンのCentral Bus Station

この通り、トビリシからエレバンまでは6~7時間掛かるんです。
国境での1時間のロスは痛い。

遅れているのが分かってか、タクシーの運ちゃんもビュンビュン他の車を抜かしながら飛ばします。国境からはくねくね山道なんですが、そこを平気で一気に対抗車線越えの3台抜かしとかするので生きた心地がしませんでした。ああ、メンバーがちゃんとすぐに入国出来ていたらこんなことには・・・(;^ω^)

国境を越えてすぐ、凄い廃墟だらけの村を発見。ホラーちっくです。
調べたら銅坑のアラヴェルディという町で、2018年に鉱山が閉山となってしまったのでゴーストタウンになったようです。ロープウエイも故障したまま止まっています。まるで軍艦島みたいですね。

近くには世界遺産の修道院もありますし、廃墟だらけのようで興味があったのですが、現在はこの町からトビリシやエレバンへ行くマルシュが出ていないようなので諦めます。

17時。さすがに1度トイレ休憩。綺麗なスーパーのトイレが無料で使えました。
アルメニアって先進国なん?

スーパー横のパン屋でパンを買ったらこれが美味しい!クリームチーズにラムレーズン。しかも安い。

遠くに山脈が見えます。もしかして、あれがノアの方舟が辿り着いたというアララト山でしょうか。

エレバンのCentral Bus Station

18時40分。やっと到着しました。もう夜ですよ。
タクシーのおっちゃんにつかまり、同じタクシーだった中国人の女の子がここから宿までの金額を聞いていましたが、ボリボリの、ぼりぼり金額で女の子発狂w
近くにSIMカードが売っていないか聞きまくりましたが英語が全く通じないので諦め、ここのレストランでWi-Fiを借りてYandexタクシーを呼びます。

中国人の女の子が困り果てていたので、Wi-Fiのパスワードを教えてあげ、「Yandexタクシーを呼べ」と教えてあげました。でも彼女はアルメニアの現金を持っていないので、今から両替屋を探すそうです。私は国境でお金を下ろしていて助かった~。

Yandexタクシーのおっさんとトラブル

Yandexタクシー、1台目は2分待たせただけで、見つけて駆け寄ったのに「俺違う。」と言いながら退散。なんで?!車のナンバー合ってるのにっ

2台目のおっさんは、勝手に同じ方向の自分が知ってる有名ホテル名をGoogleMapに入れて発進。
大きなホテルの前で停めて「ここだ、降りろ。」と言うので「ここと違う。」と言うやり取りを何度もしていたらキレ出しました。
「SIMカードを持ってないから、Wi-Fiを貸してくれたらYandexアプリで正しい終点地点を示せる。」と言っても、英語が通じないので「ホテルの電話番号を言え」しか言ってこない。
降りようかと思ったけど、GoogleMapのGPSで見るとホテルまでかなり通そうだし、私にはWi-Fiがないので詰みます。

結局、Booking.comの予約画面のホテルの電話番号におっさんが電話して住所を聞き出し、間違えていると気付いたのか「Sit Down!!」と外で立っていた私に凄い剣幕で怒鳴ってきました。なんでやねん。
ホテルまで行ってくれるようですが、ずっーーーーーと私に向かってアルメニア語で何か怒鳴ってきます。更に変なところでUターン&急ブレーキ急発進で凄い粗い運転です。

ホテルに無事到着してからもずっと何か私に怒鳴っています。私がアプリで場所を入れ間違えたのかと反省し、ホテルのWi-Fiに繋げてからYandexタクシーアプリの履歴を見たら、私は合ってました。

・・・・

く●ばれ、くそジジイ!!

Kenut Hostel(ホテル)

カスタクシーから電話がかかってきていたので、Hostelのオーナーが心配して外で待ってくれていました。

「彼は何をあんなに怒っているんだ??」
オーナーも不思議そうです。知らんがな。
この件のせいで一気にアルメニア人のじじいが大嫌いになりました。

Hostelは3ヶ月前に出来たばかりでとても綺麗です。ドミとは思えない扉の重厚さ。
1泊3,400ドラム(1,300円)と高めなのですが、他の1,000円前後のドミの口コミが「汚い」「臭い」表記だらけだったので、新しいここにしました。

キッチン、シャワー、トイレとも1階にも2階にもあり、しかも凄いシステムキッチンです。
オーナーと美しい奥様とかわいい小さな娘さんも、ここに一緒に住んでいます。
3泊したら洗濯は無料。

ドミは女性専用4人部屋。
先にアルメニアに来ていた人から「アルメニアのドミも、下の段のベッドは全てロシア人で埋まっている。」と聞いていたのですが、ここも下は若いロシア人女性。私は上の段。

ここはあなたの家ですか。
しばきますよ。

なんなんでしょうか。この散らかし具合。
4つあるロッカーも、2つはこの女性がパンパンに服を入れています。靴と服とスマホカバー、一体どれだけあるんですか。そしてこれだけ散らかして住むなら個室を借りろよっっ

そしてもう1つの下の段は若い中国人女性、こちらも住んでいるのか?ロッカーの上の段を全て食べかけの食料や飲み物で占領。
ずっと1日中ベッドにいてスマホ三昧。買い物と食事以外、外に出ません。
そしてだらしないロシア人の女の子が部屋から出入する度にドアを開けっぱなしにするので、「ううぅーーん!!」と叫びながら凄い勢いでドアを閉めます。

ドアにあたらず、直接注意しろよっ毎回うるさいねんっ

そしてロシア人の女の子は、外人あるあるで、ずーーーっと夜まで部屋で動画で誰かと通話しております。ずっとです。

喋るなら、部屋の外でしろよっ

この宿・・・Hostel自体はとても綺麗でいいのですが、同室のメンツが前途多難過ぎます。
明日からも大丈夫でしょうか。

この日は遅いので、手持ちの米を炊いてふりかけをかけて食べて寝ました。
ふりかけ万歳。しかし不安なまま夜が更けていきます。

ジョージアのワインに溺れ公園で爆睡、ローカルフードが美味し過ぎ(2023.10.29~31)

2023.10.29(日)
1ジョージア・ラリ≒55.3円

Blue Hostel

おはようございます。BlueHostelの朝です。ここは洗濯は無料です。
中庭は近所の人らと共同で使うのがジョージアでよくあるスタイルだそう。

ここはかなり古い建物の傾いた2階の廊下に2段ベッドがいくつか置いてあって、そこがドミトリーとなっています。ベッド前に大きなタンスが置いてあり、服も掛けられますし、各ベッドにカーテンも付いているので、個室っぽく使えます。

汚くてすいません。
このホステルの1番いいドミのベッドが空くというので、昨日からそっちに移っております。
写真は窓がなく鬱蒼とした雰囲気ですが、上の段のベッドの登り口は反対側なので、この床や空間をプライベート空間として使えるのは快適。
16ラリ(885円)。

キッチン。
オーナーさんは毎日綺麗に掃除されていますが、いかんせん古さは否めません。
あと安さのせいか、宿泊しているメンバーもバラエティー豊か。
鬱気味のエラそうなウクライナ人のおっさん、ネコをキャリーケースにずっと閉じ込めているアメリカ人のおっさん、大量の家財道具をドミに持ち込んで暮らしているジョージア人のおばさん・・・全員長期滞在者でここで暮らしており、クセが強く態度がデカイです。

近所の総菜屋でお惣菜を購入しました。

これ3パックで10.9ラリ(600円)。
魚を揚げたやつが美味しいです。お魚はこちらでも高いそうですが、リピ確定。他のレバー炒めなどの総菜はガーリックの味が強過ぎ。ジョージア人はガーリック好きなのか?!
そしてスーパーで地元のビールも購入。ジョージアビール、かなり美味しいです。

そして、今日も朝から水圧が足りなくてシャワーのお湯が出ません
今・日・も・かい!!
そしてシャワーを浴びないと出掛ける気がしません。
しかし、昨晩ウズハウスで出会ったMさんと夜ご飯の約束をしているので、それまで個室風ドミのベッドでゆっくりします。

昨晩のウズハウスでは、いい出会いがありました。
なぜか凄いストレスフルなのにインドに2年近く住んでいるN子さん、様々な職業を経て、現在カウンセラーをしているMさんと女3人で話が盛り上がりました。お二人とも30代です。
残念ながらN子さんは昨晩「もっと早く出会いたかった、楽しくて帰りたくないー。」と言いつつインドに帰ってしまわれたのですが、Mさんはあと3週間トビリシでアパートを借りているとのことで、一緒に夜ご飯に行くことになりました。

Machakhela(レストラン)

最初、ガイドブックにも載ってるジョージア料理の有名店のChuriへ行く予定でしたが、オーナーが「鳴っている音楽が大き過ぎて全く会話出来ない。」と教えて下さったので、オーナーお勧めのMachakhelaというお店にしました。
両店ともBlueHostelからは歩ける距離です。

ジョージア料理、めっちゃ楽しみ!

まずはビールで乾杯。うぉぉぉー。久々のタップビール!!
しかもすんごい量です。これでたった6.5ラリ。
美味しい、安い、嬉しい、ジョージア最高!(*ノωノ)

そして念願のシュクメルリ
松屋でやっていた時は期間限定で食べれなかったのですが、ファミマの「お母さん食堂」で購入して食べたことがあります。その時はどろっとしたニンニククリームソースにチキンとさつまいもが入っていたのですが・・・これは水っぽくてシャバシャバですね。
しかもニンニク何個入れてんねーーんっっ!!
激しいニンニクの味しかしません。舌が痛い。チキンは骨付きで、さつまいもの姿はなし。

そしてきのこのオイスターソース炒め。
ぱくっ。

・・・

ゲホッ、ゲホッ、ゲホホーーーッ!!(≧◇≦)
ニンニク、何十個入れてんねーーーんっ!!
口に入れた瞬間にニンニクの刺激でむせました・・・恐るべし、ジョージア料理。

近くの席でバースデーパーティをしている人らがケーキを分けて下さいました。
日本ではこういうのないかもな。

Mさんはさすがカウンセラーだけあって、めちゃめちゃ相手の会話を聞き出すのがうまく、会話が凄い楽しい!是非また会いたいと思える人。
これまで海外で出会った30代の人らが50歳の私の職業や人生に興味がないのは当たり前なので、自分のことを話す機会もあまりなかったですが、お互いの人生について深ーーーい話がいっぱい出来ました。

生ビール大2杯の後、3杯目以降はこの店のホームワインをワインタワーで頼む。この量でたった12ラリ。ジョージア、ワインの名産地だけあってワイン安!!
しかしこの量は全然飲みきれませんでした。当たり前。

そしてお店を出てMさんと別れたら・・・宿まで徒歩9分ですが、一歩も歩けません。
近所の公園で少し寝てから歩いて帰りました。
これは大反省です。楽し過ぎて自分がそんなにワインを飲めないのをすっかり忘れていました。
空港で爆睡大学院生のことを言えたもんじゃありません。恥ずかしい。きっと彼もジョージア最終日が楽しくてこんな状態だったのでしょう。
ちなみにジョージアは治安はいいと思います。中南米は公園で寝てたら殺されそうな雰囲気でしたが。かと言って日本でも駄目ですね、公園で寝ちゃ。


2023.10.30(月)

次の日、当然ですが、朝起きるとめちゃくちゃ気持ち悪いです。
Mさんと連絡を取ると、彼女も昨晩は店を出てからの記憶が全くなく、気が付くとその辺を歩いていた女性に心配されてタクシーに乗せられてアパートに着いたそうです。
この日はお互いグロッキー過ぎて、丸1日寝てて何もしませんでした。

更に気持ち悪さに追い打ちを掛けるかのように、宿が昼から断水になりました・・・
はぁ?私、このホステル4日目にして、まだ1度もここでシャワーを浴びてないんですが(´・ω・`)

オーナーが近所の知り合いにシャワーを借りれないか聞いてくれましたが、この付近一帯が断水していて無理でした。ジョージアでは頻繁にあるそうで、これまで最大どの位の期間断水したか聞くと「48時間」と。

絶望・・・


2023.10.31(火)

おはようございます。
昨日はペットボトルの水で顔を洗い、歯を磨く絶望の1日でしたが、早朝に断水が終わり、宿で初めてシャワーを浴びれました。日本のインフラが恋しいです。

いつのも総菜屋で総菜を買ったり、市場で野菜を買う元気も戻ってきました。
キュウリとトマトで20円です。そしてこのチェリー入りヨーグルトが激ウマ過ぎて毎日食べております。

やっとさっぱりした気分で近所の市場を散策。

トビリシの地下鉄

宿の近くは鉄道駅、地下鉄、バスターミナルがあり街の中心からは離れていますがなかなか便利な場所です。地下鉄の入口はここ。ごちゃごちゃが凄すぎて探すのが大変。

本日は趣味の地下鉄チャレンジ。VISAタッチで乗れるので便利。日本もそうしたらいいのになぁ。
地下に深く潜るのは旧ソ連の国はどこも同じ。そしてジョージアだけびっくりする位エスカレーターの速度が速い!!乗り降り時だけゆっくり動く・・・とかないので、足が持っていかれそうで激怖です。
バスと同じ1.5ラリ(85円)。

アゼルバイジャンと違い、撮影可。

んがーーーっ
この人口にこの階段や広さのホームはおかしいでしょう!!
人だらけで全然階段を登れません、完全なる設計ミスですね。

Mother of Georgia

本日もMさんと、ウズハウスにいた男性Nさんとの3人で待ち合わせです。
街の中心の丘の上まで徒歩で散歩していると言うので、私も来てみました。私は歩きたくないのでこのケーブルカーで一気に登ります。VISAタッチが使え3ラリ。

これがジョージアのシンボル、Mother of Georgiaです。街のいたるところから見えますが・・・

丘に登ると背中しか見えんわ。
右手に剣、左手に盃。
「戦う?それとも飲む?」ってな感じでしょうか。酒好きジョージアなので。

正面。何か分かりません。シュール。丘の下からちゃんと見ましょう。

景色はとても綺麗です。
ここでMさんらと合流出来ました。

女神像の下のカフェでコーヒー。トルココーヒーは粉っぽくて美味しくない。

Mapshalia(レストラン)

女神の丘を降りて、地下鉄で2駅。
老舗の安くて美味しい、ローカルご用達のお店Mapshaliaに来ました。半地下です。

男性も入れて3人なので、かなりオーダー出来ました。これは嬉しい!
ジョージア料理がてんこ盛りです。どれが何か覚えてないけど・・・チキン・豚・牛と全部あった気がする
牛肉のスープがハルチョー。

そしてこのヒンカリが1番美味しかった~
これもジョージア料理の定番ですよね。シグナギで食べたヒンカリはピザみないなやつだったから嬉しい!中のチーズとバターと生卵をぐりぐり混ぜて食べます。パンもほわほわ。

お腹いっぱい、美味しくて幸せな気持ちで街を歩くと、ハロウィンで仮装する人らで盛り上がっています。

これは仮装ちゃうよね・・・撮っていいか聞くと大喜び。

ジョージア在住のNさんにおしゃれなカフェコートに連れて来て頂きましたが・・・
うるさい場所が苦手なのよね。仮装を見るは楽しかったけど。

明日はアルメニアに移動するので、私だけ先に帰ります。
宿の近くは夜はこんなに無人。
おやすみなさい。

ジョージアのシグナギから首都のトビリシへバス移動、自国が戦争中の人々と飲む(2023.10.27~28)

2023.10.27(金)
1ジョージア・ラリ≒55.3円

いよいよ、行ってみたかった安かったと噂の国のジョージアの首都へ移動します。
松屋でシュクメルリが流行ってから興味深々なんです。

ラスト・シグナギ

おはようございます。本日もTemuka Guest Houseのテラスからの景色は綺麗です。

シグナギ、お昼位のバスで出ようかと思いますが、することがもうありません。
散歩でもしましょうか。

市場へ行ってみます。建物の1室だけ。市場というかお土産屋かも。
これ、よく見るんですがトゥクラピという果汁を固めたシートらしいです。

これは最初ロウソクかと思いましたが、チュルチヘラというクルミなどのナッツを果汁と小麦粉を混ぜたものに浸して天日干ししたもの。グミみたいな食感らしいです。味見してみましたが、うーん。小麦粉と水とクルミって感じの味(´・ω・`)

街に1軒だけあるスーパーで朝ご飯購入。パンだけはめちゃめちゃ安いです。味もそれなりですが。

さよなら、シグナギ。
宿をチェックアウトする時、おばあちゃんがジョージア語でいっぱい何か言いながら抱きしめてくれました。ちょっとうるっありがとう、おばあちゃん。どうかいつまでもお元気で(*´ω`*)

シグナギ→トビリシ

バスはシグナギのバスターミナルから、朝の7時から2時間おきに出ています。
こんな感じの15人乗りのミニバン。
13時のバスに乗りました。10ラリ(550円)。
またも中国人B子グループ5人と一緒でした、車内でもうるさい

Navtlugi intercity Bus Terminal(トビリシからの到着地点)

2時間であっという間に到着。

トビリシからのバスの到着地点はここ。街の中心からはちょっと離れています。

GoogleMapを見ると目の前に地下鉄の駅があるけど、入口が全く見つけられなかったのでバスでホテルまで行きます。タッチ式のVISAカードで乗れました。1.5ラリ(85円)。

Tbilisi Central Railway Stationで下車。市場がいっぱいある駅みたいですね。

かなりの数の市場がずっーーーーと続いています。自炊すれば日々の食材が安く買えそうな賑やかなエリアです。

Bule hostel(日本人オーナーの宿)

ジョージア在住の日本人男性が経営しているホステルにしました。
Booking.comで予約したら「若い人向けのドミですし、10人でバス・トイレ1室しかなく女性はいつも文句を言ってますが大丈夫ですか?」と連絡を下さいました。
この日はドミは取り敢えずシングルに宿泊して様子見。シングルは31ラリ(1,700円)

キッチンに行くと、早速アルメニアエレバンに出発するところだと言う日本人男性のMさんと出会い、長々と喋ってしまいました。
Mさんは昼間、ここから出るエレバン行きのシェアタクシーが何時間待っても全く人が集まらなく、本日の寝台列車に変更したそうです。こういう情報が聞けるので日本人宿はいいかと思います。
同年代(ちょい下だけど)のバックパッカーに久々出会いました。

列車の駅まで見送ると、19時半過ぎ。近所の市場や惣菜屋は閉まってしまい、仕方なく夜ご飯はスーパーのラーメンで済ませます。味はイマイチ。
おやすみなさい。


2023.10.28(土)

この宿・・・朝からシャワーのお湯が出ません・・・
ジョージアはインフラが整っておらず、断水や停電がしばしば起こるそうです。水圧が低いと給湯器が作動せず何回試しても水・・・(;´Д`)
シャワーを浴びたいので、Mさんから聞いた泉質が良くて安いサウナへ行ってみることにします。

バスで行くので近くのバス停がある公園へ。横の建物は電気街。

そしてお前誰やねん。

お腹が空いたので、公園のハンバーガー屋さんでハンバーガーを買います。ジョージア語しかない。よ、読めん(;´・ω・)

チーズバーガーと言うと通じました。中々肉肉しくて美味しいです。
ハンバーガーとコーラーで7.8ラリ(490円)。座席がないテイクアウトのみのお店でこれって、ジョージアってめちゃめちゃ物価が安いと聞いていたのに別に全然安くない。

バスで20分、街の中心です。
この辺りはこんな感じで地下にサウナがあるお店がいっぱい。温泉がでるんでしょうね。

橋にいっぱい付いている鍵や、川の雰囲気がペルーのマチュピチュ村を彷彿とさせます。
あそこも初代村長が日本人だったから日本の温泉街に似てるって言われていますもんね。

Sulphur Bathhouse №5

Mさんや宿のオーナーのIさんが勧めてくれたサウナ、No5に着きました。
受付「ファミリー?プライベート?」
私「私はアローンですが?プ、プライベートかな??」
受付「105ラリ。」

ひえー。高い!プラベートとは個室のことでしょう。共同風呂のファミリーの6ラリ(333円)にしました。地下の男女別の温泉へ案内されます。

監獄ですか。

最初テーブルで食事を囲んでいる女性4名の部屋を通ってびっくりしました。サウナの従業員のようです。
その横が更衣室です。バスタオルやシャンプー・石鹸は持って行けと言われたので持って来ていますが・・・ロッカーの下は直接床ですか。しかもめっちゃうす汚れています。

裸になり温泉に入りましたが、女性用は上から1本お湯が出てきているだけの仕切りのある場所が6か所。打たせ湯のみで湯船もサウナもありませんでした。うっ情報・・・(´;ω;`)(男性用はあります。)
他のお客さんは地元の貫禄あるおばあ様ばかりです。垢すりまでするつもりで来たけど、雰囲気最悪で断念。
帰りに横の部屋にあったドライヤーを使っていいか貫禄ある従業員のおば様に聞きましたが「2ラリ!」と怒鳴られ、その後従業員4名でペットボトル大のビールで酒盛りを始めてしまいした。大丈夫なんかいなこの国。

一応体は洗えたので脱出。付近はモスクもあります。

メテヒ教会

目の前の大きな川を渡ってメテヒ教会へ。

教会では結婚式が行われていました。
ジョージアでは美女と髪の毛のないヒゲのおじさんのカップルをよく見ます。そういう遺伝子なんでしょう。

ここからの景色も雄大です。
ずっと憧れていたトビリシ、こんな町やったんか。あの気球にも乗れるみたい。

平和の橋

ここからケーブルカーで丘の上に行けるのですが、夕方は凄い行列で断念。
お洒落なデザインの橋を渡って向こう岸へ。

UZU House

ホステルのオーナーのIさんから「本日、日本人のイベントがやっている場所があるので行ってみたらどうですか?」とメッセージが来たので行ってみます。UZU Houseというところらしいです。Iさんはとてもきめ細やかで親切です。

おしゃれな街並みを通って・・・

ここみたい。廃墟とばかり思い込んでいたので、最初見つけられず、何度もぐるぐる回りました。
勇気を出して、この手前のドアを開けて入ってみます。

完全手摺なしの階段の上もコミュニティスペース。外国人の方がいっぱいいてびっくり。
土曜日は、このシェアハウスに住んでいる日本人の方々がラーメンを提供しているみたいです。

味噌ラーメンを15ラリ、隣のカナダ人のお姉さんからはこの辺りで売っているホームメイドワインを頂きました。
ラーメン、前日から仕込んでいる手打ち麺らしく、めーーーーーっちゃ美味しい~!!
感激レベルです。いや、来て良かった( ;∀;)

ここに集まって来ているのは、ほぼ外国人。ラーメン食べたさで家族で毎週来られている方もいるそう。数名だけ日本人もいて、お座敷で3名で語っていると外国人3名が「輪に入っていい?」とやってきました。
自己紹介を聞くと、皆、30前後のロシア人女性、ウクライナ男性、イスラエル人男性です。

・・・・

いや、ちょっと待てい。

あんたら全員、戦争中やないかーーーいっ\(^o^)/

そんなこと誰も気にせず、和やかにワインを飲み6人でゲームをしながら夜が更けていきます。

皆さん自分の国が嫌で逃げてきてるんですよね。
ジョージアでは去年からロシア人が大量に押し寄せ、物価が2~3倍に高騰したそうです。
それで「ジョージアはかなり安い」と聞いていたのに、今では日本よりちょい安いくらいの物価になっちゃったんですね。この辺りの国に来ると、現在起こっている歴史を肌で感じられるなぁ。
ロシア人の女性は「ロシアの方がもっと安い!」と言っていましたが、それでもウズベキスタン以降、宿がどこもロシア人だらけだったので皆さん避難して来ているんですよね。

仲良くて愛が芽生えそうなロシア人とウクライナ人を置いてバスで帰ります。割と衝撃でした。
イスラエル人にもさりげなーく自国のことを聞きましたが、何とも思ってない感じ。物価はめちゃめちゃここより高いそうです。

そうか、もうハロウィンか。渋谷は今年はどうなってるのかな。
ここまで来たら当分日本には帰れなさそうです。おやすみなさい。

愛の町、シグナギでワイナリーツアーとボドベ修道院へ。帰りはヒッチハイク(2023.10.26)

2023.10.26(木)
1ジョージア・ラリ≒55.3円

おはようございます。Temuka Guest Houseの朝です。
シグナギはコーカサス山脈を一望出来る標高にあり天空の町と言われており、凄く寒いです。

昨晩、「寒すぎる。」とおばあちゃんに訴えると「布団いっぱい被れ。」と言われました。
今朝も寒すぎて部屋におれず、廊下に暖房器具があるのに入れてくれないので「本日もうトビリシに行くので宿を出たい。寒い。」と言うとめちゃめちゃ怒り出しました。
ジョージア語で何を言っているのかさっぱりですが「2泊するって言ったじゃん。PCで予約入れちゃってるからダメだよ。」的な感じのことを言ってます。

いや、私Booking.comを通してないし、今見たらここ4部屋全部空いてることになってるし。
困った顔をすると「もう、ヤポニは・・・」とやっと暖房器具を入れてくれました。追加で3ラリ払えと言われましたが拒否。私がここに来ないとお客さんはゼロでしたからね、困っているのでしょうか。ジョージアのおばあちゃん、商魂たくましいです。
しかし朝食の手作りケーキとレモンティーをくれたので私の機嫌は直りました。

隣の部屋の中国人2人は今日もうシグナギを出るようです。
チェックアウトして1階に荷物を置いてあったのでほっ。

シグナギ散策

いや、しかし到着した日は町が美し過ぎて「2泊したい。」って言ったものの、昨日歩いてみて、このシグナギのあまりの規模の小ささに本日トビリシに向かいたいのは本音ですが。
2泊と言ってしまったので仕方ありません。

町の中心の1番大きな公園。だから首だけってシュールなんですが。

市場・・・もこれ位の規模。

明日、トビリシに着いてからすぐローカルバスに乗れるようSIMカードを購入。
有名なMAGUTI社に行くと潰れていたので、公園の前のお店でGeoCell、1週間5Gで15ラリ(840円)でした。

Kerovani Winery(ワイナリー)

SIMカード屋の前で、独りででかいパンを持ちながらウロウロしている中国人のA子ちゃんを発見したので声を掛けました。やはりB子とは喧嘩したままで独りのようです。そして彼女は感じがいいのです。

彼女もSIMカードを買い、一緒にワイナリーに行くことに。

シグナギはジョージア最大のワインの産地としても有名で、各家庭で自家製ワインを製造しているようです。GoogleMapで「ワイナリー」と書かれている家をふらりと訪れると、そこの家主が英語で家の中をツアーしてくれる仕組みになっています。
このおっちゃんの家に来てみました。ワイナリーツアーはフリーと家の前の看板に書かれています。

流暢な英語で説明してくれます。これはワイン絞り器。

地下に行きます。
各家庭の地下にこのような陶器の壺が埋められていて、そこにブドウを入れワインを熟成しているようです。ひんやりとした温度で白や赤のワインが下に入っていました。

この機械に耳を当てるとしゅわしゅわ~っと、ワインが発酵している音が聞こえてきました。ワインって生きてるんですね。

ワイナリーツアー(と言う名の家庭の地下案内)が終わり、おっちゃんが「ティストしていくかい?」と。4本のティスティングで40ラリ(2,200円)。
A子ちゃんがあまりワインが飲めないと言うのでシェアすることになりました。

ジョージア料理で有名なハチャプリも頼みます。ハチャプリってあのパンの中心に生卵が乗ってるやつを想像していたけど、思っていたのと違う(;^ω^)
これは中にチーズが入っているタイプみたい。しかしホカホカでこれも美味しい!

ワインはスパークリング、白、琥珀色、赤の4種類でした。
スパークリングが断トツで美味しかったな。
この量で4杯2千円は高いので、これ以上はティスティング出来ませんでしたが。

ここで飼われているにゃんこ。名前はなんとグレープちゃんです。
A子ちゃんは30代半ば。私と同じく仕事を辞めて2ヶ月コーカサス地方を旅してるそうです。この後はイランに行くと言います。
「ビザ取れたの?」と聞くと「中国人はビザ要らないよ。」と。
そうなのか。アメリカと仲がいい日本はイランに入るのにビザが要りますが、中国人はイランにさっと入れるのですね。
そこは羨ましいですが、中国人がビザなしで入れる国はたった80ヵ国だからなぁ。

散策という名の銀行探し

さて、支払いの時、A子ちゃんが「ジョージアラリを持っていない。」と言います。なんでやねーーん\(^o^)/
カード支払いは手数料が掛かるので、取り敢えず私が支払い店を出ます。これは町の中心の見張り台。

ドルを両替出来る銀行を探して歩き回ります。「そこのATMで下ろせるよ?」と言っても「銀行がいい。」といいます。中国のクレジットカードではキャッシング出来ないんでしょうか。
この時間の無駄タイムみたいなのがちょっと嫌・・・

1つ目の銀行はレートが気に入らなかったのか、2つ目の銀行を探して凄い歩きまくり。
まあ、せっかくなので景色を楽しみましょう。

こんな感じの家も結構ありますね。廃墟問題はジョージアもかなり深刻そう。

婚姻許可局

シグナギは愛の町とも言われていて、この美しい町で結婚式を挙げたいカップルが多いそうです。ここが婚姻届けを出す場所。
A子ちゃんはテンションアゲアゲでしたが・・・まあ・・・私は縁がないし、シラ~

A子ちゃんは2つ目の銀行で両替されてました。
そして銀行で無料のウォーターサーバーがあるのを見ると、自分の水筒の水を銀行の窓から全部捨てて、並々に注ぎ直していました。
まあ、ちょっとびっくり。私はようせん。

ボドベ修道院

今から何する?!ってことでここから歩いて40分のボドベ修道院に行くことに。
町の南の坂を登って行きます。

本当に愛の町なんですね。

道路を40分歩いて到着。入場は無料です。

手前の教会。中はモザイクタイルの壁画が美しかったですが撮影禁止です。
A子ちゃんは動画撮りまくってましたが。無邪気でいいですね。

奥の修道院。とても美しいです。こちらも中は撮影禁止。

この修道院はまだ建設途中みたいですね。

お土産屋のにゃんこ。
満喫したので帰ります。

帰り道。A子ちゃんとノラ犬。ジョージアのノラ犬は皆、耳にピアスのようなものを付けていて管理されているのか保護されているようです。日本みたいにすぐ保健所行きじゃないのですね。
そしてなぜか不思議と道端の全ての犬や猫がA子ちゃんに懐きまくるのです。
きっと彼女はとても心が美しい女性で、それが動物に伝わるのでしょう。

帰りはとぼとぼ歩いていると、すぐに地元の男性の車が停まってくれ町まで乗せて行ってくれました。
徒歩40分なのに、一瞬で着いて超絶楽ちん!!\(^o^)/
ウズベキスタン、キルギスでもそうだったので、この辺りの国はそういったお互い助け合う文化が根付いているように思います。

町の中心に戻って来ました。A子ちゃんは本日ジョージアの首都トビリシへ移動するつもりで宿をチェックアウトしていましたが、遅くなったのでもう1泊するそうです。
しかしTemukaGuestHouseに戻ると、同じくチェックアウトしたはずのB子がまだロビーにいて、他の中国人女性を呼び寄せています。お前ももう1泊するんかーーい。

結局B子が別の女性を呼んだため、A子ちゃんは別のゲストハウスへ移動すると言って出ていかれました。旅で一緒になって気が合う人もいれば合わない人もいるよね。

Balcony Sighnaghi(レストラン)

今日は寒いので昨日食べたレストランの隣の室内で夜ご飯を食べることにします。
暖炉が助かる!

マスの揚げたのと白ワイン。ここもサービス料込みで23ラリ(1,280円)でした。
ご飯が欲しかったけど、パンしか置いてないのよね。

テラスからの夜景もとても綺麗です。
シグナギで2泊して良かったです。心が洗われた気がします。犬や猫は私には懐きませんでしたが。

宿に帰るとおばあちゃんに何度も「寝る時は布団いっぱいかぶって暖房のコンセントは抜いてね!!」と言われました。・・・めっちゃ寒いんですが。ジョージアってそんなに電気代が高いんでしょうか。
(後日住んでいる人に聞くと、ガス代は安いけど電気代は高く、平均月収4万円のジョージア人的にはそういう感覚だそう。)

明日はトビリシへ移動します。おやすみなさい。

アゼルバイジャンのシェキからジョージアのシグナギへ陸路国境越え。またも同じ中国人と同じ宿の悲劇(2023.10.25)

2023.10.25(水)
1アゼルバイジャン・マナト≒88円
1ジョージア・ラリ≒55.3円

シェキからジョージアのシグナギへ移動します。
この陸路の経路はコロナ以降封鎖されていたのですが、X(twitter)を見ていたら数ヶ月前から通れるようです。
宿のオーナー、アシェリも通れると言っていて、しかも昨日、私がジョージアへ行きたいと言うと、「4人でタクシーて行った方が楽だから。」と他の宿のお客さんにまで、ジョージアへ行く人がいないか聞いてくれたのです。感謝、感激。このオーナーは私がこれまで出会ったオーナーの中で1番の親切なオーナーです。

アゼルバイジャンのシェキ→ジョージアのシグナギ、通常の行き方

※この辺りの国は歴史的に仲が悪いこともあり、コロナ前は行けてましたが、現在、ジョージア→アゼルバイジャン方向へは陸路入国不可です。アルメニア→アゼルバイジャン方向、アルメニア→トルコ方向も陸路入国不可。

通常の行き方は・・・

①宿からバスターミナルへ移動
バラカンまでマルシュ(乗り合いミニバン)で移動。10時10分と14時の2本のみ
(これが激混みで立つこともあるので苦痛らしい)
③町から国境まではタクシー。朝の便のみ、マルシュの運転手に4マナト追加で支払えば国境まで行ってくれる。
④国境からシグナギの町までタクシー

と、タクシー三昧なのです。気の弱い私はタクシーとの交渉は苦手です。
これを同じ方向に行く人らを、自分も含め4人集めれば、国境で別のタクシーに乗り換えますが、全てタクシーで行けて楽で安いらしいのです。

シェキ→ジョージアとの国境までタクシー

親切なオーナーのアシェリが本日4名集めてくれたので、タクシーで朝の11時に出発
料金はひとり10マナト(880円)です。

メンバーは私と同室の中国人女性A子B子、他の部屋のアゼルバイジャン人の男性の4人です。
どこからどこまでも中国人とは一緒になってしまいました。
そしてアゼルバイジャン人の男性は指揮を取ってくれるのかと思いきや、何時に出発するか聞いても
「うーん。他の子たちは何時?・・・あとごめん英語分からないんだ。」
と全く役に立ちませんでした。不安なメンバーです。

国境到着

11時に出発したタクシーは、たった2時間でアゼルバイジャンとジョージアの国境に到着しました。

途中、乗るはずだった10時10分発の乗り合いミニバンのマルシュをバラカンで抜かしました。
やはりタクシーはどこにも停まらないし楽ちん、楽ちん。

しかし、A子とB子がタクシーの中で全く口をきかず、シーンとして凄く重苦しい雰囲気です。あんたら、友人同士じゃなかったの?!

アゼルバイジャンのイミグレ前の売店で、残ったアゼルバイジャンマナトをジョージアラリに両替。

ジョージア側のイミグレへこんな道を延々登って行きます。
A子に「なんで友人と喋らないの?」と聞くと、B子とは宿で一緒になっただけで友人でもなんでもなく、しかも昨日大喧嘩したとのこと。
そりゃ気まずい・・・友人でもないのにそこまで喧嘩するんかい。もう別々に行動したらいいのに

国境の橋を渡るアゼルバイジャン男性。

ジョージア側のイミグレが12時~13時半は昼休憩で閉まっていると聞いたので、13時半以降に到着するように遅めの11時出発にしたのですが、13時半を過ぎても閉まっていました、海外あるある。
ふざけんなよ?

そしてめちゃめちゃジョージア側のイミグレの男性らが偉そうです。ジョージア、今後不安(´・ω・`)
ジョージアの入国は私と中国人の子らはすぐでしたが、アゼルバイジャン男性だけ、スマホ内の写真をチェックされたりと凄い時間が掛かっていました。
暇なのでイミグレのトイレに行ったりATMがあったのでお金を下ろしたり。

国境→ジョージアのシグナギまでタクシー

ひたすら謝りながら出て来るアゼルバイジャン男性と合流し、イミグレを出ます。
出てすぐタクシーが2台停まっておりシグナギまでの料金を聞くと「70ラリ」と。
私は少し前のブログで「60ラリ」と見ていたので、それでいいかと思ったのですが、中国人B子が「あり得ない!!」と猛烈にタクシーのおじいちゃんに抗議します。めちゃめちゃ値切り倒して50ラリに。

・・・はぁ、たくましいね。しかしB子のそういうところも苦手です。

タクシーのおじいちゃん

山道をくねくね渡り、1時間でジョージアのシグナギに到着!
街が綺麗~かわいい~(*´ω`*)シェキに続いて癒されまくり。

そして宿。
私はこの3日間、生活音出しまくりの中国人B子と一緒でストレスフルなのです。
何がなんでも、もうこいつらとは別れたい!!
そこでシグナギでの宿は2か所チェックしていましたが、まだ予約はせず、こいつらが行くのと別の宿へ行こうと作戦を立てていました。
その宿はMaya Guest HouseTemuka Guest House
Mayaの方はドミですが、Booking.comで「ベッド5部屋のうち残り5部屋」となっていたため個室のように使えるのが分かっています。
Temukaの方は個室で500円程高くなりますが、おばあさんのウエルカムワインと手作りケーキがあるとのことで、十分な値段だと思いました。

そしてタクシーの中でスマホをいじるA子の画面を盗み見すると、A子がスマホに目的地として入れていたのはMaya Guest House。

よし!私はTemukaへ行くでぇぇぇ。
これでやっと3日間一緒のこいつらと別れられる!!

A子「あなたはどこのホテルに行くの?私はMaya。」
私「私はあなた方がMayaだからTemukaというところよ。あっタクシーの運転手さん、ここで停めて。私だけ降りるわ。はい、4分の1の料金の13ラリ。では皆さん、これまでありがとう、ごきげんよう。」
A子「待って、私もあなたと一緒のゲストハウスに行くわ。ここで降りるわ。」
アゼルバイジャン人「僕もここで降りるよ。」

はぁぁぁぁぁぁっっ?!なんでやねん!!!

私「Why?Mayaに行くって言ってたじゃない。Temukaはドミなくて高いわよ。それに何?!アゼルバイジャン人のあなたは、ここからトビリシまで行くって言ってたでしょ?ここからバスターミナルまでは遠いわよ、せっかくタクシーに乗ってるんだからバスターミナルで降りなさいよ。あなたたち自分の意志ってものはないの?!
A子「いいの、いいの、宿どこも予約してないから。私もTemukaにするわ。」

・・・・

ついてくんなやっっ!ぼけぇぇぇぇぇっっーーーーーー!!(。-`ω-)

Temuka Guest House

なんなんでしょうか。作戦まで立てたのに大失敗です。なぜ私についてくるのでしょうか。
結局アゼルバイジャン男性も「僕はこの辺を歩いてみて、それからここに泊まるかトビリシに行くか決めるよ。」と言って一緒にタクシーを降りました。
私はタクシーを降りてから、さっと移動して中国人2人をまいたのですが、GoogleMapで数分後に見事に同じ宿に辿り着かれてしまいました(;´Д`)

予約なしで来ました、強欲そうなおばあちゃんが温かく迎えてくれました。1泊27ラリ(1500円)。
私の部屋を見たA子は「素敵なお部屋ね、いくら?」と聞いてきたので「10ドル」と答えると、それを聞いたB子がギャーギャーおばあさんに抗議します。
「私たちの部屋の方が狭いのに一人6ドルってどういうことよっ」

・・・・いや、だから!お前のそういうところが大嫌いやねん
若いのにド厚かましい。
頼むからついて来て欲しくなかった・・・

テラスからの景色が口コミ通りとても綺麗。そしておばあさんの自家製ワインとケーキです。
内装といいおばあさんの家に来たかのような、素敵なホステルです。

シグナギ散策

シグナギの町を散策します。宿のすぐ近くの教会。

たまたまこの時は開いていましたが、他の日はずっと閉まってました。とても小さな教会です。

Sighnaghi Wall。城壁です。シルクロードのようにずっと奥まであるのですが、歩けるのは200m位の一部だけです。しかし坂と階段が急でしんどい!

向こうの方までずっと続いています。

この景色・・・
ジョージア、美しい~!!
しかし・・・思ったよりもかなり規模が小さいです。シェキと比べ物にならないくらい。
この夕方だけで町の端から端まで歩けてしましました。

Kusika restaurant & Hotel(レストラン)

城壁の近くの景色が良さそうなレストランへ。標高が高いのか夜はちょっと寒いです。

・・・またもA子とB子を見つけてしまいました。A子は挨拶してきましたがB子は無視です。別のテーブルに座ります。一緒の方が色々食べれたけどね。

ジョージアで食べて見たかったヒンカリ。
オーダーは最低5つからとのこと。

チーズヒンカリ。カッテージチーズが中に入っていて美味しい。オリジナルも今度たべてみよう。
サービス料も入れてビールとで23ラリ(1,280円)でした。
ここは観光地なので物価は高いようです。

シェキに続き本日も美しい町でゆっくり。
あすもシグナギを回ります。