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1人旅好き。2022年12月に世界一周出発。

トルコ建国の父のアタテュルク廟へ。晴れのコジャテペモスクで警官に職質される(2023.12.1)

2023.12.1(金)
1トルコ・リラ≒5.1円

本日は昨日入れなかったアタテュルク廟のリベンジです。
同行者は昨日行ったらしく、アンカラには用無し。早朝のバスでパムッカレに向かうそうなのでここで一時お別れです。

アタテュルクの功績

ムスタファ・ケマル・アタテュルク(ケマルパシャ)は、トルコ共和国の初代大統領です。世界史の授業でも習うかなりかなり偉大なる人物です。

600年以上栄華を極め、広大な領土を占めていたオスマン帝国は徐々に腐敗政治などにより衰退。第一次世界大戦終焉時はセーヴル条約(不平等条約)により領土の殆どを失い崩壊寸前。そこをアタテュルクの軍が1922年イズミール奪還に成功したことをきっかけに、国土のほとんどを取り返すことに成功。新しい国家としてトルコ共和国を樹立しました。

世界史選択の人は知っていると思いますが凄い略してます。興味がある人は調べて下さいまし。
ここまでの軍での統率力もさることながら、この後の改革が革命的過ぎて凄いです。尊敬しまくります。
とにかくこの方がいなかったら今のトルコはないわけで、トルコ人が敬愛してやまず、あちこちに銅像があり、お札にもなり、写真が飾られています。なので亡くなられた後は「静かに眠れるように。」と10年の歳月を掛け、1953年にアタテュルク廟が完成したのです。

アタテュルク氏は数え切れない程の改革を行ったのですが、その中でも私が凄いなと思ったのは…

  • 婦人解放:一夫多妻制の禁止、男女平等、女性の選挙権と被選挙権確立
  • 文字改革:それまでのアラビア語表記の代りにアルファベット表記を採用。これにより識字率アップに貢献。
  • 西暦の導入:これまでのイスラーム暦では他国との公務や国際貿易に支障が出ると考え西暦へ移行。金曜が休日だったのも、土曜の午後と日曜に変更
  • 名字の導入:全国民が姓をもつことを義務(それまでは名前のみ)
  • 政教分離:カリフ制を廃止して政治と宗教を分離、憲法から「イスラム教」の表記を削除

これらは一部。こういった西洋文化に近づけた改革により、イスラム世界に属していたトルコは一気に近代国家へと発展したのです。
日本でこれだけの改革を行うと凄い反発が起こるのではないでしょうか。どれだけこの方が国民に信頼されていたかが伺えます。

アタテュルク廟

ネットで調べてみたら、昨日のNecatibey駅から行った南門は裏口でした。正門はこの地下鉄のAnadolu駅から徒歩5分位。

この日、金曜日はチケット売り場が休みなのか?ストライキなのか?チケット売り場の窓口が閉まっています。チケットが買えないと駅員に言うと、またも無料で乗せてもらえました。(全駅閉まったいたので、この日は全て無賃で乗せてもらう。)
地下鉄は9時に来たら少し混んでいます。

9時オープンで入場は無料。オープンに合わせてツアー客が押し寄せています。
セキュリティチェックの列がすごい混み具合。左に看板がありますがいつもトルコ語オンリーなので全然分かりません。「荷物なしの人はここを通れ」って意味のようです ここは手ぶらで来た方がいいかも。

スーツケースを持って来ても入れるんですね。しかし、この後凄いガタガタ道があるしやめた方がいいでしょう。ロッカーもなかったです。

ここから坂の頂上にあるアタテュルク廟まで距離があるのでミニバスで運んでくれると見たのですが・・・
1台目に聞いたバスは満席で乗せてくれなかったので、このバスにも聞いてみます。
これも満席だったので「立っていいから乗ってもいい~?」と聞くと運転手は最初「はっ?」て顔をしていましたが「Welcome,Welcome!」と乗せてくれました。

乗るとなぜか皆、私の方を見てクスクス笑っています。はて??
おばあちゃんが「横に座りな。」と優しく笑いながら席を詰めてくれました。「おい!ジャポンジャが乗ってきたぞ。」と運転手が笑いながら言ってます。

・・・なんてことでしょう。
どうやらこれはトルコ人観光客のバスだったようです。は、恥ずかしい・・・( ;∀;)

オープンの9時と同時に観光バスが到着してるので凄い人です。
恥ずかしくて穴があったら入りたかったですが、トルコ人は親切、陽気で楽しいです。

最初の建物。2つの建物の中にもアタトゥルクさんの写真、戦車などが展示されています。
外の警備の兵隊さんは見ていると瞬きすらしておらず、人形と見間違うかと。この右の青い人です。

ライオンの道と呼ばれる通路。
この道のタイルの目地がないので歩きにくいです。ハイヒールも無理じゃないでしょうか。

そして相変わらずのかわいいライオン。ヒッタイトの権力の象徴だったそうで。このライオンはねこ・・・強くなさそうですが。

到着しました。広すぎませんか、これ。すごい建築物です。

美しいデザインで圧巻です。アタトゥルク氏の改革に基づき、宗教的要素をなくすためにこのデザインになっているとか。

中にも入ってみます。

あれがアタテュルクさんのお墓。最先端の科学技術で亡くなられた当時のままの姿で保存されているそうです。

1時間に1度の頻度で衛兵交代式や献花が行われ「どけどけ。」と中を追い出されます。アタテュルクさんもこれでは煩くて眠れないのでは・・・

独立戦争博物館

分かりにくいですが周囲の回廊は広大な無料の博物館になっています。
この右端の入隅、ここからが入ります。同行者は昨日見つけられなかったそうです。

中は撮影禁止。アタテュルク氏の私物の他に数々の絵画。あと独立戦争の流れを地図やマネキンの展示で分かるようになっており、広さもありかなり見応えがあります。ここを行かないなんて勿体ない…

これがアタテュルクさんです。それはそれはイケメンでも有名だったそうですが、更に IQ 200ぐらいありそうな顔をしていらっしゃいます。

献花する人の列。尊敬されまくりです。
この後、兵隊交代式も見れました。

黙祷の音楽が流れると皆ピタリと停止して祈りを捧げ、ピクリとも動きません。
それが神聖過ぎて、何故か私もトルコの為に全人生を捧げたアタトゥルク氏に感動し、涙が出そうになりました。

こんな丘の上にこれだけの規模のお墓を建ててもらえるなんて、立派過ぎてインドのタージ・マハルを思い出しました。あっちは国王が勝手に建てた奥さんの墓ですが。

帰りは昨日来た南の門から出ました。

南門の最寄りの地下鉄はこのモスクがあるDemirtepe駅です。宿に戻ってチェックアウトします。

コジャペテモスク

宿をチェックアウトしてスーツケースを受け取り、一昨日曇りだったコジャペテモスクにもう一度行ってみます。

晴れているとなんて綺麗なんでしょう。

そして全身黒の服、ミニスーツケースでモスクの前に来るとあっという間に警官2名に取り囲まれました

警察手帳を見せながらパスポートの確認とスーツケースを開けるよう言われました。
で・す・よ・ね〜(´・ω・`)テロリストで爆弾を持っていると間違われますよね~
皆さんもスーツケースを持ってモスクに行くのはやめましょう。

スーツケースの中を見せたら解放されました。中に入ってみると…

凄い。2日前の曇りの日の美しさとは雲泥の差です。観光客が全くいない静けさもいいです。
ずっと見とれてしまいました。

ステンドグラスの建造物は、やはり晴れの日に来ないといけませんね。
あまりの静けさと居心地の良さに、今日が移動日じゃなかったらずっとここで座って過ごしていたかったです。

さて、最近雨や曇りの日が多くなってきたので天気を見ながら移動をしています。晴れの日を狙って観光した方が見える景色が美しくて満足度が高いです。
このまま同行者を追いかけてパムッカレに行きたかったですが、パムッカレは明日以降3日連続雨なので、それまで別の町に寄り道します。

今思い立って急に行き先を変えました。それも旅の醍醐味。
いまからコンヤという町に行きます。

カッパドキアから首都アンカラへ移動、アンカラ城とアナトリア文明博物館へ(2023.11.29~30)

2023.11.29(木)
1トルコ・リラ≒5.1円

カッパドキアは物価が高いので2泊だけして、首都のアンカラへ移動することにしました。
アンカラはよく「何もない通過するだけの街」と言われますが、せっかくのトルコの首都を覗いてみたいと思います。

カッパドキアのギョレメから首都アンカラへ移動

ギョレメからは3時間半の移動。8時、9時、10時…とバスは1時間おきに頻発、アンカラまでは450TLです。

ホテルをチェックアウトし、9時半にバス停に着くと一人旅の日本人が3名もいてびっくりです。昨晩もカップル2組と男性4人組とか見ました。ここは日本人に人気の観光地のようです。

今回もおがちゃんと移動。私たちと他の3名は皆行く場所はバラバラ。なのに同じ10時のバスです。
何故?思っていたら次の駅で来た方面行きの人々は乗り換えさせられました。トルコ語のアナウンスで「アンカラ」と言う地名が聞き取れたのでもしや・・・と用心していたのが幸いです。
チケット購入時に乗り換えの説明が全くなかったので、寝ていたら危うく「ここどこ?」となるところでした。

今回はMETORO社のバス。前回のKAMIL KOC社に比べるとシートピッチは狭いように感じます。

お菓子はこれのみ、飲み物はコーヒーか紅茶かのみでジュースの選択肢もありません。まあこのサービス要らないですが。汚いコンセントが付いていて横幅は広いです。

アンカラ到着

13時半、3時間半でアンカラのオトガル(バスターミナル)に到着です。

バスターミナルの2階から地下鉄に直結しています、便利。

地下鉄の改札はVISAタッチのマークがあるのですが、アンカラでは何故か電車もバスもカードが拒否され使えませんでした。同行者も同じくなので、ここの交通では日本のクレカは使えないのかも。

仕方ないので毎回窓口で切符を購入。窓口はコロンビアやジョージアみたいに混んでなくガラガラです。17ラリ(≒90円)とこれまでの都市よりお高め。

ホテル最寄りの駅に到着。

Deeps Hostel Ankara 2(ホテル)

駅から徒歩15分で到着。同行のおがちゃんは、駅から徒歩30分の広くて安い1軒家をエアビーで見つけてくれましたが、私はスーツケースを持って歩ける距離はこれがギリギリなのでこちらにしてもらいました。

なんでホテルの前の歩道にこんな物を置いているのでしょうか。歩道は私有地なのでしょうか。パリピが記念撮影しまくりです。トルコに道路交通法はないのでしょうか

今回もこの宿がツインで1部屋26TL、ドミトリーが14TLなのでおがちゃんとまたシングルシェアすることにしました。
ドミを覗いてみると、そちらも人はガラガラだしカーテンが付いていて快適そうでした。荷物を広げっぱなしにしておけるので個室の方が便利かな。

Beydağı Kebap(レストラン)

近所の地元民レストランに来てみました。トルコに入ってからどこもそうですが、オーナーを始め従業員の方々は全く英語が話せないですが凄く愛想が良くて親切です。メニューの金額はGoogleMapでアップされていた1年前のものより倍になっておりました。

とんでもない量のサラダとチキンケバブが来ました。バターライスとナンまであります。そして唐辛子は辛過ぎて悶絶しましたが大変おいしゅうございました。コーラも入れて140TL。

帰り道にコジャテペ モスクがあったので覗いてみます。

すごいシャンデリアの大きさ。観光地ではないのか、ひっそりとした雰囲気で荘厳です。
周囲のステンドグラスがとても綺麗なので晴れの日に来た方が美しく見えそうです。2日後にまた来たので、次回もっと写真をアップします。

移動で疲れましたし、天気が悪いので本日はホステルでゆっくりすることにします。
このホステルはWi-Fiスピードがこれまでの旅で1番ゴミカスで、夜はGoogleすらも見れなくなり諦めてすぐ寝ました。


2023.11.30(金)
本日も曇りです。

首都のアンカラは食費も宿も高めです。ホステルの地下のキッチンでご飯を炊いてふりかけをかけて食べることにします。

食事の用意をし出すと、ここで買われているにゃんこが必ず「くれくれ」圧力をかけながら近寄ってきます。

しかし私の携帯の紐にかかればこんなもんです。足まで使うのはやめてください。

アナトリア文明博物館

同行者は相変わらず部屋でずっと動画編集をしているのでひとりで観光です。
アナトリア文明博物館とやらがGoogleMapで「入場60TL」と見たので行ってみます。300円なんて久々に安い金額なので。

アンカラはGoogleMapでバスの経路が出るので便利です。

前述しましたが、バスの乗車もVISAタッチがマークはあるのに使えませんでした。動き出したバスの中で途方にくれた顔をしていると運転手が「もういいから座れ。」と後ろの座席を指差すので、お言葉に甘えてタダで乗させてもらい、度厚かましく目的地で降ります(*^^*)

博物館の最寄りのバス停で降り、市場の中を10分歩きます。

かなり坂を上って到着しました。

庭に歴史的な石像たちが野ざらしです。いっぱいあるせいか保存する気はなさそう。

チケット購入時、入口の看板にもデカデカと60TLと書いていたので安心んしてクレカを渡したら、なんと受け取ったチケットは280TL!看板にも右の端に小さく280と書いてあります。トルコ語表記のみなので全く気付かず罠にはまりました。60TLはトルコ人だけのようです。

チケットの入口で爽やかなスタッフのお兄さんに「何人?」と聞かれ「JAPAN」と答えたら「おー、そうか、そうか(*´艸`*)」と大変嬉しそうでした。それにはこんな意味があったんですね。

外国人には4倍以上の金額。知っていたら入らなかったんですが、この博物館。はぁ。

触れる距離にあるのでレプリカですよね。なんとか金額の元を取ろうと解説を読んでみたりしましたがそこまで広くもなく・・・元は取れましたでしょうか。

一応地下と真ん中のホールにもこんな石像が数々あります。犬?ねこ?くま??解説を読むとたぶんライオン・・・かわいいですが。

アンカラ城

歩いて行ける距離にアンカラ城があったので来てみました。ここは無料です。
(ここが入口だったのに気付かず通り過ぎる。)

数年まえまであの上にも登れたようなのですが、さすがに危ないので今は登れなくなっています。どなたか落ちられたのでしょうか。

アンカラの街を一望。これがトルコの首都なんですね。最大規模のイスタンブールじゃなくここのようです。オーストラリアの首都がシドニーでなくキャンベラみたいなもんでしょうか。

ガキンチョたちの遊び場と化しています。簡単に落ちそうで怖いです。

降りてきました。なんと正規の道はこんなおしゃれな道を通って登るんですね。気付かずパーキングの方から登ってしまい、野良犬二匹に追いかけられ無駄骨を折りました。
時間があればここでお茶でもしたかったです。

時刻は15時過ぎ。ここから地下鉄でアンカラで一番有名な観光地、アタテュルク廟へ行こうとしたのですがなんと。GoogleMapを起動させて気付きましたが、閉館時間が16時となっています。とても間に合いそうにありません。

バスはカードなし、タクシーアプリはトルコの電話番号がないと使えないので地下鉄で移動です。地下鉄でもKizilay駅で乗り換えがあったので迷いまくり。見兼ねた通りがかりの台湾人男性が、乗り換えホームへの行き方を教えてくれました。しかしそれでも私は辿り着けず、別の路線のアタテュルク廟の南門から遠い駅で下車。

その駅で台湾人男性と再会してしまい「なんで乗り換えホームを教えたのにこの駅で降りてるんだよ!」と笑いながら言われ気まずかったです。「いやーここからでもアタテュルク廟行けるからさー、はは。」と誤魔化しましたが、真髄の方向音痴を舐めてはいけません。

駅から20分歩いて到着した時には16時半。もちろん入れず。
せめて写真だけでも・・・と門からアタテュルク廟の写真を撮ったら、門にいた大きなライフル銃を持っている軍人にメタクソ怒られ撃たれるかと思いました。入場したら撮影可なのに、何故外から撮っちゃ駄目なのか意味不明。

Kizilay駅のショッピングモール

本日はアンカラ最後日。Kizilay駅に地下鉄の乗り換えが集中しており、ここが街の中心でしょうか。
ここのショッピングモールへ行ってみます。

入口でセキュリティチェックがあった割に恐ろしく廃墟。 2階より上はほとんどのテナントが閉店しています。他のショッピングモールもこんなものなのでしょうか。
車で行けるような郊外のショッピングモールじゃないとこうなるのかもしれません。

ぶらぶらしてレストランに入ろうとしたのですが、この辺りはどこも恐ろしく高いです。ファーストフード店でケバブサンドを130TLで購入し、ビールを買ってキッチンで飲食。トルコはイスラム教の国なのでビールを置いてあるお店が観光客向けの高級店のみ。なので今後もこのスタイルに定着。

そしてレンジでケバブを温めただけで、やはりこいつが恐ろしい勢いで狙ってきます。人間の食事をあげると塩分採り過ぎで体に悪いので少しだけあげましたが、ずっと「くれくれ」とせがまれたので大後悔。ケバブは高いだけあってお肉がめちゃめちゃ美味しかったです。たぶんラム肉でしょうか。

それにしても入れなかったアタテュルク廟が諦められません。トルコを建国した偉大なる人物アタテュルク氏のお墓。
明日朝9時オープンなので、それに合わせて行ってみることにします。

ギョレメ野外博物館へ、トルコの観光価格が高過ぎる(2023.11.28)

2023.11.28(水)
1トルコ・リラ≒5.1円

ギョレメ中心地→ギョレメ野外博物館までトレッキング

奇岩群で有名なはカッパドキアのギョレメ。
これはバスターミナルのATM群です。
本日はせっかく天気もいいので、もう一つ観光に行ってみます。

ここからミニバスで行ける所にも、カイマクルデリンクユといった地下都市があるようなのですが、びっくりする程トルコの観光価格が高いので、地下都市か野外博物館のどちらか1つだけに行くことにします。

吟味に吟味を重ね、歩いて行ける屋外博物館にしました。
ホテルから20〜30分歩きます。ずっと上り坂で軽いトレッキングコースです。
私以外に徒歩で観光地に向かう貧乏人は、ほぼいない感じです。皆さんツアーに参加されているのでしょうか。

Kılıçlar Vadisi

遺跡の名前がトルコ語で読めませんが、途中左手にこんな奇岩群が見えてきました。
歩くのがしんどいので行きませんでしたが、後で調べたら無料で入れるようです。

その目の前にある、怪しい魔除けのお守りと陶器のなる木々。
カッパドキアは陶器の産地で有名なので、陶器を作っている館があります。

photo by turkish air & travel

陶器の壺に入ったケバブ、テスティケバブはここカッパドキアが発祥の地だったんですね。1500円ぐらいするので食べなかったのですが、壺を眼の前で割って食べさせてくれるとのことで、食べておけば良かったです。

屋外博物館のバス停

観光バスがたくさん停車している駐車場に到着。
バスからダサい服の人たちがぞろぞろ降りてくると思ったら、同じ日本人でした。わお。
皆さん中年位の方たちです。人気あるんですね、ここ。

駐車場から博物館までの入り口が結構遠いです。しんどい。

この手すりのある道をずっと登って来ました。

ギョレメ野外博物館(Goreme Open Air Museum)

「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」は1985年にユネスコ世界遺産に登録されています。
アナトリア高原の火山活動によってできた奇岩群だそうです。
初期キリスト教の教会が岩の中にいくつもあり貴重な遺跡となっております。

入口に到着。 入場料480TL(2,550円)。高い、高過ぎる。
ミュージアムパスとやらは2000TLですか。9,000円って無理ゲー。

後日追記:後に行く、ヨーロッパの美術館や遺跡の入場料に比べたら全然安いのですが、ジョージアから入国したため

後日追記:後に行く、ヨーロッパの美術館や遺跡の入場料に比べたら全然安いのですが、物価の安いジョージアから入国したため、この時にはまだ気づいていません。

せっかくここまで来たので入ってみます。もうなかなかこんな所まで来れないですし。

博物館の敷地には、7つの教会、礼拝堂、食堂、集会所などがあるそうです。
8~9世紀の偶像崇拝禁止を掲げるイスラム教の圧迫を受けた際には、こうしたキリスト教の洞窟教会に隠れ、祈りがささげられていたのだとか。
なかでもこの野外博物館の教会は岩窟教会の中で最初に造られたそうです。

1つ1つ、入れる洞窟には入ってみます。かなり沢山あります。

これは大勢で食事した食堂。椅子とテーブルのようです。奥にはワインを潰す場所も。
お酒・・・飲みたいなぁ・・・

フレスコ画がある場所はスマホやフラッシュの光で壁画が損傷しないよう撮影禁止です。
なので写真には撮っていませんが、このような壁画が描かれています。そして損傷がかなり激しいです。
異教徒の人たち(侵攻されたイスラム教の人々)に見つけられ、傷つけられたのか、やたら目や顔を狙って傷がつけられています。中には顔に大きな×印も。
観光客がつけたような、お決まりの自分のイニシャルの跡もありますが。

なのでフレスコ画が掛かれた洞窟内には全て、落書き防止の見張りのスタッフがいるので、人件費としてこの高額料金も仕方ないかも知れません。

もう10個位は洞窟の中に入ったでしょうか。
そしてかなり急な階段を登って闇の教会とやらに来ました。非常にそそられるネーミングですが、ここだけ別料金。ぐぬう、まだ更に金を取るか。

パスしました。この後はスタート地点に戻る経路になっています。

後日追加・カランルク・キリセ(Karanlık Kilise)と呼ばれ、外からの光が入りづらいため、内部のフレスコ画が良好な状態で保存されています。
ジョージアから入ったため、入場料が凄く高く感じたのですが、ヨーロッパから帰国した今、ここも遠方の地下洞窟も、全然安いので入っておけば良かったです。参考になれば幸いです。

出口のお土産屋には日本度のガイドブックも。
ここまでブログに記載した知識は、ここで立ち読みしたものです。ふふふ、えへ。

出口を出て右側のここ。この最後の洞窟は無料で撮影も可能でした。

帰り道のわんこ。
本日は全部の洞窟に入ったので凄い運動になり、長時間過ごせました。満足です。

日が陰ってきたので、来た道を戻ります。

Peking Chinese Restaurant(レストラン)

夜ご飯はどうしてもお米が食べたくなり、中華料理屋へ。ギョレメでは日本食レストランは見当たりません。頑張れラーメン。

寒すぎるのでお粥が食べたくなり、160TLで頼んだのですが全く味がしません。ここのチャーハンは凄く美味しいとどこぞのYouTuberが申していたので、チャーハンにすれば良かったです。
選択をミスりました。
向かいのテーブルのおっちゃんも「このお粥、全く味がしないよ!」と支配人に文句を付けながら塩と胡椒を振り掛けまくってます。私も真似しました。お粥代800円返して。
しかし、アップルティー70TLはびっくりする位美味しかったです。
ターキッシュコーヒーは粉っぽいのでチャイの方がいいですね。

昨日よりとても冷えてきました。宿のぬるいシャワーが辛いです。
宿代を浮かすためにOさんと宿をシェアしてますが、彼は全く観光しないので(笑)別行動です。

明日は曇りで気球は飛ばないそうです。今朝は飛べてラッキーでした。
さて、明日は首都アンカラへ移動します。

カッパドキアのギョレメで気球ツアーに参加(2023.11.28)

2023.11.28(水)
1トルコ・リラ≒5.1円

さて本日はトルコ旅のハイライト、気球ツアーの日です。

朝6時起床。
寒い!季節外れのギョレメ、寒すぎます。

このホテル、広くて綺麗なんですがオイルヒーターの暖房の設定が低いまま、更にシャワーが非常にぬるいので寒いです。オーナーに言っても「セントラルヒーターからお湯が来るまで3分位かかるんだよ。」と言って取り合ってくれません。違う、そうじゃない。
さすがGoogleの口コミで「悪魔の館」と書かれるだけのことはあります。

カッパドキア気球ツアーに参加

朝6時半にツアー会社の人がホテルまで迎えに来てくれました。既に20名位乗っていて私たちが最後でした。最初の人は何時ピックアップだったんでしょうか、気の毒です。

気球ツアーを申し込んだのはこの会社のようです。オーナーの手先ではありませんでした。

ツアー書きに「朝食付き」とあったので楽しみにしていたのですが、中身は朝食でした。

これが「朝食」です。
3ヶ月位、外で放置していたようなパサパサのミニパンの中にチョコが入っておりました。お腹ぺこぺこです。

車は10分位走ってすぐ降ろされました。
私は自分のダウンジャケットの上におがちゃんから借りたユニクロダウンを着ていて、ダブルユニクロライトダウン状態なのですが、それでもめちゃくちゃ寒いです。

目の前で気球を膨らませ始めました。

https://yuru-solo-travel.com/wp-content/uploads/2023/12/kikyu.mp4

こんな風にバーナーの炎で気球に空気を送り込んでいます。凄い轟音と熱。中の空気を温めると浮くんですね。原理を習ったのは遥か昔なので忘れましたが。

周囲のツアーの気球も炎が灯ったり消えたり・・・チカチカしてとても綺麗です。
気球が垂直になったら、籠の中に乗り込めと指示されるのですが・・・8つのコンパートメントに分割された籠は1つの仕切りに3~4名入るようです。皆端っこの場所を取りたいので争奪戦となりました。

私はちゃんと係の人の指示に従って乗り込みましたが、端っこを確保できました。
このおじさまが操縦士です。皆の命を担っています。

あっと言う間に浮上してもうこんな景色。
怖いものかなと期待しておりましたが、籠が胸位の高さまであるので、恐怖感はありません。

景色幻想的な景色ですね。気球は全員に色んな景色が見えるよう、ゆっくり回転してくれます。

ここでやっと朝日が昇ってきました。しかし本当に凍えるような寒さです。夏がシーズンなんでしょうね。

ギョレメの地形と気球が朝日に照らされ、とても幻想的な風景です。自分が空を飛んでいるのがとても気持ちいいです。
「カッパドキアで気球ツアーに参加する。」これはバケットリストに入れてもいいのではないでしょうか。

季節外れなので気球の数は少ないですが、シーズン中だともっと凄い数の気球が飛んでいて圧巻の景色なんでしょうね。

気球は上下して、こんな地面すれすれまでも飛んでくれます。ギョレメの地形が間近で見れます。

1時間後、ずっと低空飛行しだして何もない砂漠に着陸。着陸時は外から数人が籠をジャンプして抑え込み、結構な衝撃でした。

最後はこの操縦士さんとツアーの皆で乾杯です。シャンパンかと期待しておりましが、ただの炭酸ぶどうジュースでした。まあ金額的に仕方ありません。90€でこれは大満足のツアーとなりました。

ギョレメの町を散歩

町に戻って来ました。昨日は曇っていましたが本日は快晴です。1時間だけ睡眠を取り、町を散歩してみます。

昨日は登っていない丘の方へ。ホテルが集中している場所です。

旧石器時代、紀元前8000年頃から石をくり抜いてここに住んでいたなんて、凄い文明ですね。
小さな穴が沢山見えるのは、そこで鳩を飼っていたそうです。

こんな感じの洞窟を改装した「洞窟ホテル」が沢山ありました。
予約サイトで内装の写真を見て「室内が窓が小さくて暗いからいいか。」とスルーしましたが、こんなに素敵なら、1泊位宿泊してみても良かったかも知れません。今の時期だと寒すぎてテラスに出れないのがもったいないですが。

「バケットリストを1つ達成した。」今日はそんな気持ちです。
天気に恵まれ、朝からとても充実しておりました。
しかしまだ時間があるので、午後からは野外博物館へ行ってみます。

トルコのトラブゾンからカッパドキアへバス14時間移動、ギョレメATMとSIM情報(2023.11.26~27)

1トルコ・リラ≒5.1円

トラブゾン→ギョレメ、深夜バス14時間の移動

トラブゾンのバスターミナルからカッパドキアの気球で有名なギョレメに移動します。

17時出発のKAMIL KOC社のバスに乗り込みます。ここが始発のようでガラガラ。なので2人席を独り占めできました。

トルコのバスでは毎回このようなお菓子やジュースが数時間置きに出てきます。トイレに行きたくなるので止めて欲しいんですが無料なのでついついい頂いてしまいます。

1時間おきくらいにバス停かレストランに停まります。お陰でトイレには困りませんがどこも有料なので行きたい時だけ行くことにします。
あのたこ焼きみたいな看板は何でしょうか。

このパンだったんですね、まるでbigたこ焼き。

夜23時に「休憩でここに45分停車する。」と言われました。運転手はトルコ語しか話してくれないので前に座っていた中国人カップルが訳してくれました。
食堂で並んでいるビュッフェ形式の料理がどれもすごく美味しそうです。まだファーストフードの「ギトギトチキン」しか食べてないので、トルコの美味しい料理とやらを食べてみることにします。

食堂のおっちゃんが料理をいくつか試食させてくれます。ジョージアにはないサービス精神。
とても美味しかった肉と野菜の炒め物と何かよくわからないカレー風味のスープを頼みました。(ひよこ豆のスープとギュヴェチ)
このセットで150TL(880円)。この時は高いっと思ったのですが、この後行く観光地のギョレメではこの金額ではピザパンしか頼めないことにこの時はまだ気づいていません。

14時間の深夜バスは、最初の7時間は空いていて2席の席で横になって寝ていたので楽でしたが、その後は満席になってしまい座って寝ることになりました。まぁしかし半分は寝れたのでそれほどしんどくもなく早朝を迎え、ギョレメに近づいてきました。そして雪が積もってます、寒い寒すぎる。

ギョレメ到着

早朝7時半。14時間以上かけてギョレメのバスターミナルに到着です。本当に町の中心です。

バスターミナル向かいにATMがずらっと並んだコーナーがあります。
どれも引き出し手数料が請求されるのですが、Ziraat BankがDCC手数料を拒否できるとネットで見たので、そこで下ろせるMAXの2000TLを下ろします。トイレに行きまくって10TLしか残っていなかったので助かりました。

トルコのお札はおもちゃのお金みたいな質感です。簡単に偽装できてしまいそうな・・・
インフレが激しいのに最大で200TLなんですね。財布がめちゃめちゃ重いです。

予約しているホテルに行ったら受付には誰もいなく、WhatAPPで連絡したら「地下に荷物を置いとけ。」と返事が来たので荷物を置いて顔を洗い歯を磨いて食事に出かけます。
この2階のガラス張りのレストランです、寒い。

このチキンサラダとチャイで200TL、1000円越えの観光地価格です。つい半年前のネットの記事からはすごく値上がりしており、1年以上前の記事だったらもう桁が違いすぎて訳が分からないことになります。トルコはインフレがものすごいスピードで進んでいるようです。

カッパドキアの岩窟群を散歩

観光に出かけてみます。GoogleMapを見て中心地から展望台の方へ10分程歩くと展望場がありますが、入ろうとすると左の岩からおっちゃんが出てきて、がめつく入場料10TLを取られます

ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群はユネスコ世界遺産。
アナトリア高原の火山活動によって数百万年にわたる風と水による天然の風化・浸食作用によって形成されました類まれな奇岩群の中に、太古の昔から人々が住んでいたそうです。

ローマ時代や中世には、キリスト教がイスラム教の迫害から逃れるために作った教会や住居、修道院が多数残されています。「ギョレメ(Göreme)」とは、“見えない・見てはいけない”を意味する言葉だそうです。ギョロ目みたいな言葉なのに。

岩の中をくり抜いた住居がたくさんあります。洞窟住居、聞いただけでわくわくします。こんなところに住んでいたんですね。

冬は寒かったのではないでしょうか。私も今激寒なので。

寒いので降りましょうか。明日、この中を気球で飛べるかと思うととても嬉しいです。

下に降りてきたとたんに晴れてきました( ;∀;)もう。

カッパドキアのSIMカードと気球の値段を調査

町の中心にぎゅっと全てが凝縮したような小さな町です。
1軒だけSIMカード屋があり、値段を聞いたら最安値で1200TL、6100円です。こんな高いSIMカードはこれまで何ヶ国も渡り歩いてきて聞いたことがありません。高過ぎて買えないのでeSIMと楽天SIMで乗り切ることにします。

ホテルのオーナーからは食事中に「今すぐ明日の気球ツアーを申し込むなら一人90€でどうだ。」とメッセージがきていました。チェックインはさせてくれないのにゲンキンな奴です。オーナーのBooking.comの口コミはいいのですが、GoogleMapの口コミだとめちゃくちゃ悪いんですよね。
「どうかこの悪魔の館に近づかないでください!」とかあるので。

しかし半年前のネットの記事だと「200€越え」と見たのでこれは破格です。しかも明日の天気は晴れ。曇りの日だとキャンセルになり、次の日に予約が殺到するので曇りが続けば続く程、値上がりするシステムのようです。

旅行会社はいくつもあるので2軒聞いてみました。1軒は105€ユーロ、もう1件は100€でした。
旅行会社の人に「90€は安すぎるからギョレメでなく別の場所で飛ぶんじゃないか、別の場所だと気球が少なく綺麗じゃないよ、よく聞いてみて。」と言われたのでオーナーに飛ぶ場所を確認です。「In Gyoreme」とだけ返事が来たので、少し不安ながらも申し込むことにしました。申し込むと即「もうチェックイン出来るよ。」と返事が来ました。本当にゲンキンな奴です。

My Home Cappadocia House(ホテル)

10時半、チェックインしにホテルへ向かいます。中心地から15分ほど歩いたホテルを取りました。
カッパドキアは有名な観光地のためレストランもホテルもすごく高いです。1番安い評価最低のドミトリーで一人13€なので、同行のおがちゃんとシングルシェアした方が安いという話になり、2人で4人部屋23€を予約しました。

2人部屋はダブルベッドばかりだったので、この4人部屋。凄く広くて快適です。もうドミには戻れないかも・・・
おがちゃんは男性ですが、寡黙なイケメン。Youtuberでもないのに部屋の中でずっと旅の動画編集をしていてほとんど観光に出掛けません。そして全く話し掛けてこないので(笑)同室でも気が楽です。

昼以降も曇ってきたので明日の晴れの時に観光することにして、今日は14時間のバス移動で疲れたので部屋でゆっくりすることにします。とても寒くて歩ける気温ではないですし。

夜だけスーパーに晩御飯を買いに出かけました。

レストランが高過ぎるので、このカップヌードルとビールで今夜は切り抜けます。
靴下は150円と激安でショックです、ジョージアで900円で購入したので。ジョージアではそんな金額で購入する気は毛頭なく「3足買うと3つ目は50%オフ」と書かれたジョージア語が50%しか読めずに後でレシートを見て罠にハマっただけです。
トルコのインフレが凄いと聞いていたのでジョージア最終日に、歯磨き粉とコンディショナーを買ったのですが両方とも半額以下で売られていました。日用品はトルコの方が圧倒的に安いんですね。おがちゃんも同じことを思っていたようで、ジョージア最終日に同じものを購入していました、どんくさい2人組です。

明日の気球ツアーはどうなるんでしょうか。悪魔の館のオーナーが手配したツアーですから。
おやすみなさい。

ジョージアのバトゥミからトルコのトラブゾンへ。早朝のバスが来ない悲劇(2023.11.26)

2023.11.26(日)
1ジョージア・ラリ≒57円
1トルコ・リラ≒5.1円

本日はジョージアのバトゥミからトルコのカッパドキアまで一気に移動します。今回はアルメニアでも一緒だったおがちゃんとたまたま日程が重なったので一緒に移動します。
いい出会いがあり楽しくて、ジョージアにはトータル3週間以上もいてしまいました。

ジョージアのバトゥミからトルコのカッパドキアまでの移動経路

バトゥミからカッパドキア(ギョレメ)までは850km。東京~九州間位の距離です。ここをバスで移動なんてお尻が割れそうです。
一度トラブゾンという町で乗り換え、そこからギョレメまでは深夜バスで14時間です。
昨日バトゥミのバスターミナルで聞いたらバスは朝6時、13時15時の3本。
ネットの情報だとここのサルピという国境が大混雑で抜けるのに2時間掛かるらしいです。
トラブゾン→ギョレメ行きのバスは17時の1本だけなので、これに間に合わそうとしたら朝6時のバスのみになります。

バトゥミのバスステーション

なんてことでしょう。
起きたら5時30分。この旅で初めての寝坊です。昨日かなり観光して疲れているのに、ビールを飲んだのがいけなかったのでしょうか。
慌てておがちゃんに電話して「今から1人で行って下さい。タクシーで行けば間に合うと思います。」と告げました。20分もロビーで待たせてしまいました。

私も急いで5分で用意してホテルをチェックアウト。荷物はパッキング済だったのでノーメイクなら顔を洗い歯を磨くだけですぐです。Yandexタクシーを捕まえ、15分で私もバスターミナルに6時に到着。
なんとか間に合いそうです。

・・・

誰も居なくてワロタ

なんですかこれは。なんでバスターミナル無人なんですか。

昨日バスの時間を聞いたチケット屋も閉まっています。
私「明日の朝のバスに乗りたい。」って聞きましたよね?
夜の6時だったの?それとも日曜は運休なの?!なぜ教えてくれないの??

ジョージアはほぼ英語が通じないせいでしょうか。意味が分かりません。
おがちゃんとはここで無事合流できました、彼もここで途方に暮れていたようです。
しかし私が寝坊したこともバスが来ないことにも全く怒っておらず、なんて心の広い方なんでしょう。
そんなおがちゃんの心を察してか、ねこちゃんがまとわりつきます。まあ早朝ですごく寒いからなんですが。

ジョージアのバトゥミ→国境のサルピへ

ネットの情報でも半年前に朝6時のバスで移動した人を見たのですが、来ないものは来ないので仕方ありません。6時半過ぎにトビリシ行きのバスが来たので運転手に「トラブゾンに行きたい。」と聞くと「ローカルバスで国境まで行け。」と言われたのでその通りにします。
7時過ぎ、道路斜向かいのバス停から16番のバスに乗って国境のサルピに向かいます。ほぼ始発位のバスだと思うのですが満席状態です。

45分でサルピに到着。バスはVISAタッチで乗れ0.8ラリでした。変な形のイミグレです。

15分でジョージアのイミグレを抜け出国。
ここには安いトルコの免税品を買うジョージア人が詰めかけて、抜けるのに2時間以上かかるとネット情報で見たのですが、朝7時のせいなのか10分後ぐらいしか並びませんでした。
なぜか出国審査のお姉さんは私のパスポートを全ページチェックし、更に虫眼鏡でしげしげと拡大して確認していました。隣の列のおがちゃんはすんなり通過していたのになんなんでしょう。

ここからトルコのイミグレへ。すぐ目の前です。そして急に犬が多いです。
トルコ側のイミグレでは全く並びませんでした。
トビリシの宿で知り合ったマサさんは「イミグレが混むから嫌だ。」とトルコを止めて飛行機でギリシャに行かれましたが、ネット情報鵜呑みもいけませんね。

入国審査も終わりセキュリティゲートを抜けたいんですが・・・どいてください。

やっとどいてくれました。なぜイミグレの中にワンちゃんが居るんでしょう、初めて見ました。

トルコ人が寛容なのか、適当なのか。初めて来たトルコに胸が躍ります。

イミグレからの景色は江の島みたいです。

国境→トルコのトラブゾンへ

建物を出るとすぐに大型バスが見つかりました。トラブゾン行きです。
料金は250ラリか25リラ。ややこしいですね。トルコリラで払ったほうがお得そうです。
1時間後の8時に出発すると言います。時計を見ると時差でトルコはジョージアより1時間遅れのようです。両替屋を探して両替してきます。

両替をし、トイレを済ませ、朝食のミニパンとコーラを買いました。
あとでトラブゾンの街中で金額を見ると両方とも3分の1の値段で売られてました。国境あるあるです。パンはドイツのプレッツェルみたいな食感で美味しかったです。

8時(ジョージア時間9時)にほぼ満席で出発。トルコは時間に正確なようです。

気持ちのいい天気。進行方向に向かって右側の座席はずっと黒海を眺めていられます。

トラブゾンのバスターミナルに到着

12時、バスに乗ること4時間。ネット情報とは違う場所、だいぶ南に着きました。

新しい場所に新設したようで、このレンタカー屋の向かい。GoogleMapにもまだ名前が登録されていません。

すごいデザインのバスターミナルです。因みにトルコのバスステーションのトイレは全て有料(5~8TL)でした。

ザハ建築、再びって感じ?

建物の中に入るとさっそくトルコ人のおっちゃんに捕まり、行き先を聞かれます。
「ギョレメ」と言うと、必死にチケット窓口を探して案内してくれました。
初めてのトルコ、ボリボリにボラれるのかとビビりまくっていましたが、すごく人が親切です。

ここでカッパドキア(ギョレメ)行きのチケットを買います。このKAMIL KOC1社しかないとのことで680TLの言い値で。しかし639TL(3,400円)にまけてくれました。
窓口のヒジャブを被ったお姉さんも終始ニコニコ、めちゃくちゃ愛想がいいです。ずっと(アゼルを除いて)不愛想な国を渡り歩いてきたので落差にびっくりしました。ジョージア人やアルメニア人の店員の不愛想さにすっかり慣れてしまっていたのです。

17時のバスの出発まで4時間半あります。このバスターミナルは電源もあって綺麗なのでずっといれそうですが、荷物預り所があったので40TLで荷物を預けてトラブゾンの街を観光してみることにします。

Googleマップを見て町の中心へ歩いてみましたが…
かなり遠いようです。

ここがネットにあったトラブゾンのバス停。潰しちゃったんですね。

この辺りは車関係のお店が多いです。頑張れJAPAN OTO MARKET。

歩き疲れたのでバスに乗ってみます。トラブゾンはGoogleMapでバス経路が出て来ません。ネット情報を頼りにこの辺りから中心へ行けるようです。このマークがドラムシュ(ミニバス)、屋根のあるスペースが普通のバス乗り場のようです。

行き方が分からず人に聞きまくる旅は久々でわくわくです。やはりこっちのスタイルの方が旅をしている!という実感が沸きます。
ミニバスが来たので止め、運転手に街の中心の遺跡の写真を見せて行くか聞き、うなずいたので乗りました。トルコでも英語は全く通じないようです。こんなモスクの前で降ろされました。料金は14TL。これもネットの情報よりかなり値上がりしています。

モスクの前が魚市場。トラブゾンは海が目の前ですから。
た、食べたい、時間さえあれば食べた過ぎる。

朝食に食べたパン。雑な売り方です。国境で20TLで買ったのに、なんと本当は6TLだったなんて。

お腹が空いてきたのでファーストフードっぽいところに入ります。ギトギトチキンです。ネーミングセンス。

お店のおっちゃんがトルコ語のメニューを全部訳してくれ、凄く愛想よくされ、凄く照れ臭く、急に自分が特別な存在になったような気がしてきました。これが旧ソビエト連邦と旧オスマン帝国の差なんでしょうか。チーズケバブとジュースで105TL。

曇ってきました。17時までにバスターミナルに戻らないといけないので急ぎます。

ファティフ・ジャーミィ。ギリシャ正教会の建物がモスクとして使われています。

トラブゾン城壁に・・・

ザゴノス谷公園、時間がなくて通り過ぎるだけです。

Yeşiltepe Dolmuş Durağı

バスターミナルまでのミニバスが出ている場所まで来ました。楽天SIMがトルコに入ってから初めて使えるのでネット情報は見れます。

凄い数のバスでどれがどこ行きか全然分かりません。「オトガル!オトガル!!(バスターミナル)」と聞きまくり、やっとどのバスか判明しました。

満席になって出発。ちなみにこれは走行中の写真です。ドアは開けっ放しで走るようです、適当だなぁ。

16時半、無事オトガル(バスステーション)に戻って来ました。
私を乗せたミニバスは帰りもドアを開けっぱなしで出発して行きました。

さて。これから夜行バスで14時間の移動です(;^ω^)

晴れのバトゥミとタワマン堪能、さよならジョージア(2023.11.25)

2023.11.25(土)
1ジョージア・ラリ≒57円

冬はずっと曇りか雨だというバトゥミ。
本日は綺麗に晴れています。ジョージアの宿で知り合ったマサさんは、先週5日連続雨だったと言っていたのでツイています。
明日からまた雨のようなので、今日は早起きしてバトゥミ観光をやり切ります。

Batumi Intercity Bus Station(バスターミナル)

まずはフィッシュマーケットへ行きたいのですが、途中にバス停があるので明日のトルコ行きのバスが何時か聞きに行きます。
ここから長距離バスが出ているそうなのですが。

2軒だけあるバスチケット屋。明日のトルコのトラブゾン行きのバスの時間と金額を聞きました。
1軒目はちゃんとした事務員っぽい方に「昼1時1本だけ、50ラリ。」と言われました。
2軒目はふくよかなお姉さまがダルそうに椅子に座りながらスマホをずっといじっていています。
明らかにやる気がなさそうでしたが、明日のバスを聞くと「6時はミニバスで40ラリ、3時は大型バスで50ラリ。」だそうです。今チケットを買いたいと言うと「6時にここに来い。」とスマホをいじりながら言われました。ネット情報でも朝の6時と見たので安心。
(そして明日、悲劇が起こります。)

駅の中には寂れたマーケットもありました。上に吊るしてあるのは使用済ペットボトル。汚いなぁ。

バスターミナル前。地図を見ると鉄道駅に見えるのですが、もう廃線になったのでしょうか。
ベトナムみたいに線路上に市場があります。

ここでも、昨日海でおっちゃんたちが釣っていたのと同じ魚が売っています。
素手で魚の内蔵取り。見た感じ衛生的にどうなんでしょうか。

これも衛生的に・・・いや、もう何も言うますまい。

Fish market

ここから徒歩で20分位かかるようですが、フィッシュマーケットまで歩いて行ってみます。
新鮮な魚が食べたいです。線路はこのボロボロの高架を渡って越えられそうです。

ここは魚だけでなく色んな市場が集結しているようです。ドナドナ羊バージョンでしょうか。
これからも有難く頂きます。

誰も歩いていません。この道で合っているのでしょうか。

フィッシュマーケットに到着。もっと大きいのかと思っていたのにとても小さい。
この写真の倍位だけのスペースで、観光客も私だけのようです。

おばあちゃんが「海老1匹2ラリ!」とゴリゴリに客引きをしてきます。
買った魚は近所のレストランで調理してもらえるようですが、宿のチェックアウトの時間が迫ってきたので残念ですが断って街へ戻ります。

帰りはバスに乗り街中に戻ってきました。
YandexMapアプリが使えるので経路が分かり、ビザタッチで0.8ラリで乗れます。

バトゥミピアッツァに戻って宿をチェックアウト。

荷物を預け観光を続けます。フロントのお兄さんは「日本で働くのが夢、全く日本語話せないけど。」と言っておりました。

オルタ・ジャーミィ(モスク)

トルコ人街です。

持っているスカーフを被ってウロウロしていたら、現地のおっちゃんが「入りたいのか?入れ。」と入れてくれました。女性のお祈り場は2階のはずですが、やはり田舎の人は親切です。

モスクは教会と違って必ず靴を脱ぎますね。

かわいい~。
イスラムの厳格なモスクと全然デザインが違います。カラフルなペイントが、キルギスの中国モスクに似ているような気がします。

私以外の人は真剣にお祈りしていて申し訳ない。早々に退散します。

ヨーロッパ風の街並みですがアゼルバイジャンほど綺麗ではありません。
ごちゃごちゃしています。なにせジョージアなので。

旧市街を街ぶらです。教会だらけですね。

Holy Mother Virgin Nativity Cathedral

コーカサス地方では珍しくステンドグラスがいっぱいの教会。撮影禁止なのが残念。

Christ the Saviour Armenian Apostolic Church

相変わらずの飽きたアルメニア教会です。

聖ニコラ教会。ギリシア教会だそうです。なんか色んな系統の教会が入り混じっていますね。

タイ料理レストラン

凄くお米が食べたくなって、トビリシに続きまたタイ料理レストランに来てしまいました。

海沿いなのでエビチャーハンを。もちろん美味しいです。価格は1000円以上したので観光地価格ですね。いや、ビールを飲むからでしょうか。

今日も今日とて釣っております。

ただのマンションのモザイク画。

なんでしょう、この意味不明なものは。
さて、そろそろ荷物をピックアップしてマサさんお勧めホテルへ移動します。本日は予約が取れました。

本日は珍しく晴れてるのでかなり貪欲に回りました。
タクシーは使わずローカルバスで移動して節約します。

予約ホテルの近くに到着。この建物、よく見ますね。ホテルですね。

Orbi Twin Towers

このツインタワーの1室のようです。どっちの棟のどの階なんでしょう??
Booking.comの予約表示にチェックインの仕方は「現地でオーナーが待っています。」と書いてあったので安心していたのですが。

レセプションの人はいっぱいいますが、オーナーなんていません。
レシェプションに「オーナーに電話して部屋番号を聞け。」と言われました。しかし何回電話してもジョージア語のアナウンス(恐らく繋がりませんのアナウンス)が流れて切れるだけで繋がりません。
Booking.com経由でメールしたり、WatsAppで連絡したりしたのですが、30分以上待っても連絡がつかないのでレシェプションに泣きつくと、固定電話からオーナーに電話してくれました。

そうするとなぜか一発で繋がり、すぐ近くにいたようで無事会えてチェックインできました。
しかし予約後も棟や部屋番号に対して何の連絡も無かったし、連絡繋がらないし、出会ってから自分が所有しているいくつかの部屋で空いている部屋を適当に探してカードキーを渡してくるこのチェックイン方法はかなり不親切でした。
お金を請求する時だけ早急で、マサさんみたいにクソレビューを付けてやりたい位です。

しかし部屋はびっくりする程綺麗でベッドもフカフカ。1泊たったの36ラリ(1990円)。
洗濯機、キッチン、冷蔵庫付き。もちろんシャワートイレ付。
早速洗濯をしてバルコニーに干します。

これが憧れのタワマンってやつですか〜部屋からは工事中の汚い中庭しか見えませんが。

Plane spotting point(フライトポイント)

間近で飛行機が発着するというポイントがあるので行ってみます。有名なのはセントマーチン島ですが高過ぎて今後行けそうにもないので。

ローカルバスで来てみましたが…日没になってしまいました。
道路を挟んだすぐ向こうがもうバトゥミ国際空港です。
人が殆どいない。あれ?飛行機もう終了しました??

空港のHPに飛行機の発着時刻が載っていることに今気付きました。小さな空港で最終17時45分。30分で過ぎていました。

ああ、部屋で洗濯しなければ…くそオーナーのせいでチェックイン時間が遅れなければ…

Dining Cafe, Canteen(レストラン)

ホテルに戻って来て近所の食堂に来ました。ローカルバスは反対方向は全然来なかったのですっかり夜です。

初めての料金前払い制、現金のみでした。
明日のトルコへの移動とトルコのATMに辿り着くまでのお金、これで足りるのかな(;^ω^)

今日がジョージアの最終日なのでラストジョージア料理です。スープ・ハルチョーとやらを頼んでみます。鶏肉・お米・くるみ・トマトのシチューです。

めっちゃうまー。ジョージア滞在3週間。魚以外ではこれがダントツに美味しかったです。

そして魚も頼みます。かかっているソースも醤油っぽい味で本当に美味しかったです。

クタイシでもそうでしたが、私の他にもう一組席でくつろいでいる客がいる…と思ったらオーナーでした。オーナーがやって来て何人か聞いてくるので「日本人だ。」と言うと「25年前に買ったパナソニックと日立の製品は素晴らしいと友人が言ってる。」と言ってくれました。日本企業が海外で褒められまくっていた時代を知っている私としては嬉しいやら、久々言われて胸が少し苦しいやら。
昔は海外でも日立とか東芝とかの看板よく見たよね。東芝はもうすぐ上場廃止なの・・・( ;∀;)これも時代の流れ。

バトゥミ、タワマンで干した洗濯物は一瞬で乾いていました。
トビリシより人は優しいし、美味しい物天国でもっといたい。
しかし明日からずっと雨のようなので、やっと重い腰を上げて次の国トルコへ移動します。

クタイシ→バトゥミへ移動、海の町バトゥミは温かくて天国(2023.11.24)

2023.11.24(金)
1ジョージア・ラリ≒55円

クタイシ→バトゥミへ移動

Yandexタクシーでクタイシの町のもう1つあるバスステーションに来ました。
中心からは少し離れています。
降りる場所の登録を間違えて変な無名のバス停で下車したのでもう1度Yandexを呼び直し。「Central bus station Kutaisi」って言ったのに英語は全く通じないんですよね。しかし1回乗るのも2回乗るのも同じ5ラリでした。

バトゥミ行きのバスも今出たとこのようで誰もいないので人が集まるまで待ちます。
20ラリ、現金のみ。鉄道だと2ラリなんですが16時半出発なので時間がもったいない。

感じのいいおばあちゃんのパンスタンドでピザパン購入、3ラリ(160円)。
少しだけほかほか。お腹も膨れます。

12時45分。30分待ち、あっと言う間に満席に。人気路線のようです。しかしジョージアの男性は皆お腹出て太ってますよね。隣に来られたら平気で私の腕の上に自分の腕を乗せて体重を掛けてくるので凄く不快です。腕を乗せられるのはこれで2回目です。

バトゥミ到着

2時間半でバトゥミに到着!
海沿いのケーブルカー前で降ろされ、今回も思っていたのとは違う場所でした。
いずれにせよ町の中心に近い方に降ろされるのでOKです。

Hostel Jeal(ホテル)

ジョージアで会ったマサさんが昨日までバトゥミにいて、おすすめのハイスペ激安ホテルを教えてもらったのですが本日は満室だったため、取り敢えずドミへ。

バトゥミは閑散期なんでしょうか。8人部屋を予約しましたが女性2名だけなので快適。

清潔でカーテン・コンセント・照明・ミニ棚とドミ4種の神器付き。22ラリ(1200円)とドミにしてはお高めですが町のど真ん中ですし。1000円以下の宿は民度が低すぎて懲り懲りです。

バトゥミの街並み

おお~。夏のリゾート地なのでこれはそりゃ閑散期ですね。しかし街並みはクタイシから来たらめちゃめちゃ都会で胸が躍ります。

晴れてきたし温かい。めちゃいい感じ(^^♪

昨日までのクタイシでの寒さが嘘のようです。早くこっちに来れば良かった~。

アリとニノの像

ホテルは町中にとって大正解です。主要観光地が徒歩圏内。
冬の観光は晴れているうちに早々に出掛けなければ!
どんなにお腹がすこうとも、立ち飲みケバブに行っている場合ではない。

歩いてすぐのミラクル・パークに来ました。
アゼルバイジャン人のアリとジョージア人ニノの悲哀の恋愛小説を元にしたジョージア人作家デザインの像です。

見たらゆっくり動いています。もしや・・

おおっ。

そして重なって通り過ぎていきます。どういう構造!?
そして小説の内容は知りませんが、イスラム教徒のアリとキリスト教徒のニノはこんな風にすれ違い、引き裂かれていったんでしょうね。勝手に想像して胸が痛みます。
そんなことを思わせるこの像のデザインが凄いですね。

海の方へ。
おっちゃんたちが必死に魚を釣っています。釣れたのを見ると黒い小さい魚や長細いやつです。
市場で売るんでしょうか。

冬の海沿いなのに温かくて気持ちいいです。
ここからの景色は両親の田舎の香川県、高松の金毘羅山にしか見えないんですが。
ジョージアにいるのが不思議。

海岸線をずっと西へ歩いて行きます。映えスポットしかないです。

こっちのノラわんちゃんは人懐っこくすぐ付いてきます。耳に「狂犬病予防接種済」のピアスが付いているので一応安心はしているのですが、いつ接種したやつか分からないとも聞きます笑

夕日スポット

ずっと歩いていたら気付くと夕日タイム。

昔の金曜ロードショーのトランペット演奏のテーマが流れ・・・

17時45分。ネットの情報ぴったりに水平線に夕日が沈みました。
マレーシアのマラッカで1度も見れなかった夕日。ここもなかなかのスポットじゃないでしょうか。
もうこれで満足です。

Batumi Boulevard Fountains

ここも音楽に合わせて踊る噴水公園です。

宿のへ戻ります。

Balikcim(レストラン)

海沿いなので、もちろん食べたいのはシーフード。
クタイシではシーフードレストランが見つからなかったので。

メニューの魚名が、スズキとアンチョビ以外なんなのか全く分からず。
魚を見せてもらい、右下のアジにしました。
1番左のを頼まなくてよかった。食べきれないです。

ここはサラダ類も凝っています。

1ポーション(一皿)がこの量ということでサラダは諦め。
これとビールでうんま~(*´ω`*)久々、料理に感動。
全部で50ラリ(2,850円)と、お高めでしたが大満足です。

宿の目の前の時計塔。(Batumi Piazza Square)
温かくてシーフードがあるって最高。ずっとバトゥミにいたい気分。

しかしジョージアのリゾート地、ここバトゥミは11月12月はほとんど曇りなんだそうです。
天気予報を見ると明後日からずーーーと雨か曇りです。

明日だけ晴れなので、明日バトゥミ観光を全てすませ、次の国トルコへ移動します。

雨の寒すぎるクタイシと世界遺産剥奪のバグラティ大聖堂(2023.11.23~24)

2023.11.23(木)
1ジョージア・ラリ≒55円

天気予報って凄いですね。昨日あんなに綺麗に晴れていたのに大雨です。
カツヒの柱へ行くのがまだ諦めきれず悩み中。よって延泊しました。

ここクタイシには有名なメディコアンドスリコという、ジョージア家庭料理とワインを振舞ってくれる老夫婦がやっている名物宿があり、とても泊まりたかったのですが口コミを見ると「部屋には暖房がなくとても寒い。」とあり断念。
今このエアコン付きの部屋でも凄く寒いのです。耐えれそうにありません。
クタイシに来る季節を間違えましたかね。

ファーマーズマーケット

11月末のクタイシ、寒すぎて部屋から出れません。昼過ぎにやっと外出。
ファーマーズマーケットを通って・・・

Georgian cuisine Magnolia(レストラン)

橋を渡ってすぐの所にあるジョージア料理のレストランに来ました。
大雨で川が氾濫しています。

びっくりした。人かと思ったらマネキン人形が何体もバルコニーに並んでいます。

お店は地下。ここにも何体も人形が。ジョージアの民族衣装でしょうか。
椅子はふかふかで楽しいレストランです。オーダーはスマホでQRコード読み込みと最新。

ジョージア名物料理、クルミのペーストを、薄くスライスしたナスで巻いたバドリジャーニをまだ食べていなかったので頼んでみます。
お上品なお味。ちりばめたザクロがまたおしゃれで味にアクセントを添えています。
しかしひとりだと1皿でお腹いっぱいになるのが辛い( ;∀;)
お会計はビールも頼んで600円位と激安でした。

帰り道。滝のような大雨です。折り畳み傘も役に立たず、全身ずぶぬれ。
11月、12月はジョージアの西の方はずっと雨か曇りのようですね。調査不足でした。

宿泊している部屋が寒いのでマクドナルドで時間潰し。
(従業員の態度から)右奥で頭を悩ませているのはここのマネージャーのようです。
お疲れ様。

なんですか、この大雨。
この旅始まって以来の雨じゃないでしょうか。

22時。1度部屋に戻りましたが、お腹が空き過ぎて近所のバーに来てしまいました。

豚肉のBBQを頼むと全く味が付いていなかったです。バーだからでしょうか、味付けが雑。

何もなさ過ぎてクタイシでの時間潰しは限界に達しました。
カツヒの柱は諦めて明日バトゥミへ移動します。


2023.11.24(金)

次の日。
本日は早起きしました。チェックアウトの時間まで周りきれていなかったクタイシの町を観光します。
しっとり濡れている雨上がりの石畳も風情があっていいもんじゃないでしょうか。

シナゴーグ

宿から徒歩すぐ。シナゴーグとはユダヤ人の集会所のことで、この中が大変綺麗な装飾で出来た建物らしいのですが・・・

GoogleMapの営業時間を見て早朝に来たのですが閉まってますね。
昼前にもう1度来ましたがやはり開いていません。もう使われていないのでしょうか。
ジョージア国内のユダヤ人はほとんどイスラエルへ移住していったそうなので。

バグラティ大聖堂

9時半。一瞬だけ日が差しました。あれです、あれ。

丘の上のバグラディ大聖堂。あれがクタイシで1番の観光地ではないでしょうか。

こんな坂を中心地から20分ほど登って行きます。

オープンの10時より20分早いですがもう開いていました。

丘から見下ろすクタイシの町、いい景色~。

入口に修復の歴史がつづられた写真の数々が・・・

400年前にオスマン帝国に破壊された後の教会です。これを改修して今の姿になっていますが・・・
なんとその改修方法のせいでユネスコ世界遺産から抹消されたというユニークな(?)大聖堂なのです。

この白い部分が新しく改修した部分ですよね。
世界遺産検定2級を取得したので、「世界遺産としての顕著な普遍的価値が失われたと判断される」と世界遺産登録から抹消されるのは知っているのですが・・・

裏のエレベーター。ダメでしょ、これ。

入口の鉄の階段。
・・・2010年に一度ユネスコから「このままだと世界遺産から外しちゃうよ?」と危機遺産リストとして登録忠告されたらしいのですが・・・気にせずフル無視なのがジョージア人らしいですね。
なんかここ数週間いて分かってきました。
まあ大阪城の天守閣にもエレベーター、ありますけどね。

柱と天井。昔そんなもんなかったでしょ(*ノωノ)もうちょっとマシな改修方法なかったんでしょうか。

この辺は昔のまま。

入口の聖ニノ(ジョージアにキリスト教を伝道した女性)の十字架と鉄の階段。
剥奪されたザ・元・世界遺産とやらを見てみたかったので満足、満足。

町へ戻りましょう。ジョージアではこんな水道管むき出し状態をよく見ます。
これは太さからいって上水ではなく下水ですよね。割れたらどひゃ~

鎖橋

1770年完成の鎖橋。クタイシで1番古い橋だそう。

壁画アート。あばあちゃんがパンを作っている図。

伊丹米。
なんと。たまたま米の字がジョージアの国旗とシンクロしています。すごい!

コルヒダ(ソ連建築)

おどろおどろしいソ連時代の建築。暗いイメージを植え付けますね。
市場の建物です。

オペラ座。大規模改修中のようです。

聖ギオルギ教会

宿の近くのアルメニア教会。

聖ギオルギは馬に乗ってドラゴンを倒したそうです。・・・って、いやいや、またまた、そんな。

こっちの十字架は全部手を下げたみたいな形をしているんですね。
聖ニノ(ジョージアにキリスト教を伝道した女性)が持っていた葡萄の木の十字架がモチーフだったからかな。

さて。チェックアウト時間の11時になりました。
曇りと雨ばかりで天気予報をチェックしなかったクタイシは後悔ばかりですが、本日のバトゥミは珍しく晴れているようです。

今から急いでバトゥミへ向かいます!

トビリシからクタイシへ移動、立ち飲みケバブに立ち寄り失敗(2023.11.22)

2023.11.22(水)
1ジョージア・ラリ≒55円

本日、トビリシを出て西のクタイシに向かいます。

LA CASAホステルを出ます。

このトリプルルームは46ラリ。2人でシェアしたらドミと変わらない金額で、洗濯無料の宿を借りれたのは本当に助かりました。せっかくのいい部屋なので、10時までのんびりして宿をチェックアウトします。(←これが間違い)

ここでDスケさんとはお別れです。一緒に周って、シングルシェアまでしてくれてありがとうございました。

トビリシ→クタイシまでマルシュ

8時半の鈍行列車でクタイシまで8ラリで行けるとネットで見ましたが、早起きが嫌なのでマルシュにします。すっかり堕落した生活です。

11時。いつも通り地下鉄のディドゥベ駅へ。ここは3回目なので慣れたもんです。

そしてぼったくられないように自分が乗るバスをゆっくり探したいのですが、スーツケースを持っているとやはりバスの運ちゃんに速攻見つけられ、強引におっちゃんのバスに連れて行かれます。

ガラガラで誰も乗っていません。ぼったくりバスでしょうか。

誰も乗ってないし「現金で今払え」と言われたので、めちゃめちゃ疑ってかかったら「この看板を見ろ」と言われました。ちゃんと正規の料金が決まってるんですね。
クタイシまで25ラリ、バトゥミまで35ラリです。

疑ってすいません。ジョージアの移動はボッタクリがなくて過ごしやすいです。
マルシュは出たところだったのでガラガラだったみたいです。
人が集まるまでバス停横の市場で時間を潰します。

ジョージアの衛生問題。魚ってこんな扱いでいいんでしょうか。

本日の朝食のシナモンロールパンとコーラ。

1時間近く経っても4人しか集まらないなぁ・・・と思っていたら、バスごと近くの大きなバスターミナルに移動。そこにいたバスの乗客らと合流し、みごとに満席になり出発しました。バスを乗り換え時、係の人が私が見ていない所でスーツケースを新しいバスに移動させてくれていたようなのですが、スペインなどではバス移動でスーツケースごと盗まれる事例を見たことがあるので焦りました。「私のスーツケース、どこ?!」となりましたので。見てるとこでやって欲しいなと思いつつも、恐らくジョージアではその手の犯罪はないのでしょう。

途中の景色もいつも通り絶景。

そして3時半に到着。
ネットで見たのと全然違う場所で適当に降ろされました。

ですが1番の大型バスとミニバスが街中を周回しているそうなので、目的地には余裕でたどり着けそうです。大型バスはクタイシカードしか使えません。荷物があるのでYandexかBoltアプリを使い、タクシーで移動します。

珍しくBoltの方が安かったのでBoltにしてみました。4ラリ。
そして運転手のおっちゃんが愛想よく町を案内してくれます。すごくきれいな町です。
田舎の人の方が愛想がいいのは日本と同じかも知れません。

とてもお腹が空いたので1番に向かった先は…

Bikentia’s Kebabery(ケバブショップ)

有名な立ち飲みケバブ屋さん。

ビールとのセット、レモネードとのセット、単品のケバブのみのメニュー構成です。
読めないです。

ネットでこのケバブは絶賛でしたが、作り置きなのか中途半端に冷めた温度でそこまで…
しかし昼間からビール&立ち飲みの背徳感はたまらない。
アツアツでないと美味しくないとは思いますが、しかし人気なのか次から次へとお客さんは入って来ます。

昼間撮り忘れたので夜の写真。外観はこんな感じ。

Down City(ホステル)

安直な名前のホステルを予約しました。中心地から近いし評価も高かったので。個室で25ラリ。
そしてこれは毎日通せんぼする犬。

ホステルは住宅街の中にあるようです。

宿に着きました。

どうやら家族で住んでる家の余った1部屋だけをホステルにしているタイプの宿です。
2.5階です。

田舎の自宅感満載です。
ベッドが3つもあっていいんじゃないでしょうか。
キッチン、水回りが住んでる家族と共用なのがいまいち気を使いますが。

そして部屋でゆっくりし、ふと明日からのクタイシの天気を見ると、なんと今日のみ晴れで、明日も明後日も雨です(;´Д`)これは失敗!!

トビリシの町観光

慌てて部屋を出て、町で周れるところを周ります。
この時こんな宿の向かいの無名の教会でなく、なぜ1番有名な修道院を回らなかったのか…

シアターホール前のたぶん有名なおっさん。

もう日が暮れて来てしまいました。ケバブを先に食べたのは失敗。

1番の中心地、Colchis Fountain。変な色のライトアップの噴水です。

公園。

GoogleMapを見て「ショッピングモール」と記載のあるところに来てみたら、おじいちゃん数名が古本を並べているこの空間だけだった時の衝撃。

綺麗な町ですね。しかし観光地っぽい場所は30分あれば全部周れてしまいます。

ジョージア感のある歩道。スマホ歩きトラップ。

壁画アート。ちょっとホラー。

労働への栄光のモニュメント。旧ソ連ちっくです。

Rustaveli Bridge。下が透明になっている部分がありおしゃれ。
橋自体は1850年に完成したそうです。

中心地のマクドに戻って来ました。
大きなショッピングモールなどはなく、チェーン店が1店舗ずつ位あるような規模の町。
あっと言う間に周れてしまいました。途中で夜になりましたが。

GET YOUR GUIDEのページからお借りしました。
ギリシャのメテオラ修道院に似てますがカツヒの柱です。
クタイシに来た目的は、このカツヒの柱を見るためだったんです。せっかく半額セールの2,600円というツアーを見つけたのに( ;∀;)

しかし明日も明後日も天気予報は雨。この規模の町に3日も足止めはキツイです。どうしましょう??

夜、早速しとしとと雨が降り出しました。
古いタイプの部屋は隙間が多くて寒過ぎる。悩んだまま・・・夜が更けていきます。

イランビザ待ちのジョージア、ワインセミナーとショッピング(2023.11.17~21)

2023.11.17(金)~21(火)
1ジョージア・ラリ≒56円

EUROPEAN Backpackers & Cash-Back Hostelの朝です。宿の前の公園。
ジョージアは最近急に寒くなってきました。

ここで飼われているネコちゃん2匹も隙あらば人のベッドで寝ようとしますが、宿のオーナーや奥さんに言うと叩いて追い払い、全然可愛がっているように見えません。
餌も袋ごとボンって机の上に置いてあるだけだし・・・寒いから中に入れてあげてるだけなんですかね。

トビリシでショッピングモール巡り

激暑の9月末のウズベキスタン入国から2カ月。夏服と秋服しか持っていません。
寒すぎるのでショッピングモールに冬服を買いに行くことにします。

宿から15分歩いてトビリシ鉄道駅の近く、Karvaslaというショッピングモールに来ました。
廃墟ですか。
どうみてもおしゃれな服なんて置いてませんね、失礼しました。

バスでもうちょっと華やかそうなショッピングモールへ移動します。

これはホテルでしょうか?この裏。

ガレリア・トビリシというショッピングモールに来ました。
トビリシには古着屋さんやアウトレットのお店がかなりあって何軒か覗いてみたのですが、雑な仕上がりだったり質も悪かったのでもうちょっとまともな服を買いに行くことにします。

さっきのショッピングモールと雲泥の差で充実してます。しかしなぜかトイレがVISAタッチで入る形式で0.5ラリと有料。高そうなお店もいっぱいありますが、フードコートはチェーン店しかなくがっかり。

コーカサス周辺国にはユニクロがないので、H&Mへ。
なにこれ、ジョージア語のH&M、読めるかい
この日は服を決めきれず。

ジョージアワインセミナー

本日は、PEKOPEKO – Curry & Japanese foodのオーナーの奥様にワインセミナーに誘って頂きました。なんやかんやと毎日誰かとご飯を食べています。参加費50ラリ。

ジョージアで12代続くワインメーカーMukadoのオーナーLado Uzunashivili氏が講師。
日本食と合うワインを提供して下さいます。お隣のジョージア人女性は日本のアニメとドラマが好きで独学で日本語を習得(凄すぎ)、ラド氏のジョージア語を日本語に訳して下さいます。(ラド氏は英語を話せますが)

彼女は日本のドラマは「キスして殺すやつが好き」と申しておりました。もっと面白いドラマあったんじゃ…

Shioワイン?!塩?
ジョージアと日本の共通点(お互い世界難解言語)など話され、是非日本食に合うワインを・・と。

前回のランチにはなかったサバ~
ワインもシグナギのワイナリーじゃ1cm位しか注いでくれなかったのに、なみなみでめっちゃ嬉しい。

このアーバン色のワインはシグナぎでも飲みました。
ジョージアのワインは皮、茎、種も一緒に潰して入れるワインはこのアーバン色のワインになるようです。しかしエグ味はかなりあります。

このアーバンワインと赤ワインに合うのが焼き鳥とということで・・・いただきます!
海外で初焼き鳥、感激

セミナー参加者は全員日本人。
今回もノマドの方、駐在の方など様々なジョージア在住の方とお話しできて楽しかったです。
しかも〆のラーメンやら追加ワインまで奢って下さりありがとうございました。
寒いので五臓六腑にしみわたります。おやすみなさい。


おはようございます。

今日の宿名物とぐろ巻きネコ。最近は丸まっていて寒そう。そして宿の6人ドミには私と大いびきのオジイ、フィンランド出身の黒人男性、韓国人女性がいたのに私とオジイ以外はオーナーに何か訴えて部屋を移りました。オジイが気にして「もし私のいびきがうるさかったら遠慮せず起こして下さい。」と悲しそうにGoogle翻訳で見せてくるので私は部屋を移れなくなり「私もいびき掻くから大丈夫だよ!」と答えておきました。

Ghebi(レストラン)

11月のトビリシ、最近はずっと曇りです。
なのでこの日は夕方まで何もしてません。
夕方に、キルギスでずっと一緒だったDスケさんがトビリシに来たので同じ宿で合流。
「ジョージア料理が食べたい。」と言うので、近所に夜ご飯を食べに行きました。
彼はこの一ヶ月間ほぼウズベキスタンにいたので、その楽しい話を聞き入ります。

ここのハチャプリは白身入り。別の店で食べたのとパンの形状も味も全然違いますね。塩辛いのは相変わらずですが。

そしてやはり定番シュクメルリ。
ここも液体しゃばしゃばなのですが、前回の店で食べたのよりはガーリックの量はマシ。
それでもかなり入ってました。まぁ美味しかったです、1度食べたらもういいですが。


おはようございます。

宿の朝食が5日連続、下のフレンチトーストしか出てきません。
シーズンオフに入り、お客さんが少なくなってきたせいでしょうか?
上のケーキとハチャプリは、イラン人のおじいちゃんに頂いたやつです。

Dスケさんはドミの私のベッドの上に宿泊しています。1泊20ラリです。
この日私が「延泊したい。」とオーナーに言うと「そのベッドは2ヶ月ここに住んでる日本人が今日帰ってくるから、上の階のロフトのふかふかのマットレスに2人で移ってくれ。」と言われました。
初日に泊まった上の階の部屋ツインルームのことと思い、お昼に移動。
昼過ぎ、部屋を覗きに来たオーナーが「いや違うこの部屋じゃない、屋根裏部屋だ。」と案内します。

何ですか、この部屋は。

寒いホールにマットレスがひいてあるだけ。
屋根裏部屋があるなんて夢にも思いませんでしたよ、「ロフト」って何のことかと思ってたけど、分かるかい(;´Д`)
呆れ顔で「1日だけなら今の部屋にいてもいい。」と言ってくれたので厚かましく居座ります。

トラブリかけましたが難を逃れ、この後また服を買いに北の方にあるCity Mallというショッピングモールに来ました。

家具屋が多くて楽しいです。こんなニトリ系の安々家具ショップでも、日本以外の国ってセンスいいですね。
このモールにはZARAもありめちゃ人気。そこでセーターとインナーを買いました。

その後はジョージア初日に宿泊していた、日本人オーナーの宿に遊びに行きました。
いい人だし、話が弾んで楽しかったです。

23時半に宿に戻ると、なぜかDスケさんが部屋の内側から鍵をかけて開けれなくなっており、廊下でオーナーや隣の部屋の人らと大騒ぎに。ずっと鍵をがちゃがちゃしていて、結局部屋に入れたのが深夜1時半しばきますよ。


次の日の朝。昨晩はオーナーにめっちゃ迷惑かけたけど全然怒っていませんでした。
だからBooking.comの口コミ評価も9.7なんでしょうか。
それとも、すれ違う度に「口コミを書け。」とコワモテ顔で言われるからでしょうか。
そしてチェックアウト時「その猫あげるよ、連れて行ってくれ。」とにこやかに言われました。
いや、可愛がってあげて(;^ω^)

LA CASA(ホステル)

ドミのベッドがあまりにもせんべい布団で体が痛過ぎなので、Dスケさんと宿を移ることにしました。
ドミで1泊20ラリ払っていましたが、だったら40ラリのベッド2台ある個室を借りた方が快適なので。

この音楽堂の向かい。場所はめちゃくちゃいい。

Yandexで来ました。ジョージアでよくある中庭タイプのおうちでこの2階と3階。

トリプルルームを予約していたのにダブルベッド1台しかない部屋に案内されました(;´Д`)はぁ?!

向こうの言い分は「(私が予約していた部屋に)男性2名の宿泊客を案内した。だってあっちは男性2名だから。」と言うのです。
「私はトリプルルームを予約した。こっちも友人同士なのでベッド1台は困る。」と言ってもひきません、なんでやねーん\(^o^)/

予約していたのと別の部屋に案内されるなんてありますか?
広さも料金も、何よりベッドの数が違うのに
理不尽過ぎますが、アルメニアでも女性専用ドミを予約したら男女混合だったし、こっちの人らは適当なんでしょうね。
Dスケさんは全然怒っておらず「僕、エキストラベッドで寝るからいいですよ~。」と。
あーた、心広いんですね。そんな屋根の下のベッドでいいんですか、本当に笑
なので1日だけこの部屋に泊ることにします。
私が細かすぎるんでしょうか。私はジョージアでは暮らせそうにありません。

しかしいざ宿泊してみると、快適過ぎて私の怒りも一瞬で引くことに。
めちゃめちゃ部屋も水回りもキッチンも綺麗。3部屋しかないので客も少なく静か。窓も大きく暖房がガスヒーター&エアコン付き、洗濯機も無料。今回の旅でNo.1宿間違いなし。
ここはマジでお勧め。1人で40ラリ払って宿泊しても大満足だと思います。

2階や3階に干してる洗濯物の紐、どうなってるかと思ったらこんな感じで紐をぐるぐる滑車で回して空中に干していたんですね。
洗濯して干すの楽しい~

Mapshalia(レストラン)

今日はトビリシ入国からアルメニアまでずっと一緒だったおがちゃんがトビリシ最終日だというので、Dスケさんも誘って、3人で地元民用の有名激安レストランMapshaliaに来ました。
私は2回目です。

私は細長テーブルの細い方に座ったのでこのアングル。
メニューの種類は少ないので、また前回と同じ感じに笑
食事中、40代くらいの日本人男性1名が入店して来たのでその方も入れて4人で飲み。
いや~、しかし・・・
ずっと無表情だし、反応悪いし、癖、強っっ(;^ω^)
正直他の2名には「席に呼んでごめんね。」と思いました。世の中には色んな人がいるなぁ。

2杯飲んで18ラリと今回も激安でした。


次の日はちゃんとトリプルルームに移れました。この配置だと他人同士でも気を使わなくていいですね。

そして朝9時。イラン大使館にビザを取りに行き、無事ゲットするという偉業を成し遂げました。
コロナ以降、イランビザは日本国内以外では取得の難易度が高いのです。
これも全て、イラン人の知り合いがいるというこちらで仲良くなったMさんのお陰です。
イラン大使館にネットで申請しても全く返事が来なかったし、私の力だけでは取得出来なかったでしょう。

ビザが手に入ったので明日にはトビリシを出ます。
ラストランチはPEKOPEKO – Curry & Japanese foodの気になっていたこのセット。

唐揚げ少ない・・・金額的にこんなもんでしょうか。
でもお米や唐揚げはやはりいいものですね。味の濃いジョージア料理はもういらないって感じです。

Lumier’s Chimney Cake

その後もショッピングモールをうろうろし、本日の夜ご飯はこれ!
ずっと気になっていたのに、食べるのを忘れていました。
シナモンロールアイス!11ラリ。
中は苺・パイン・バナナのフルーツとチョコたっぷりでめっちゃ美味しい。
最後に食べるの思い出せて良かった~

美味し過ぎてあっと言う間にペロリ。凄いカロリーが高そうです。
寒いですが、この通りのバスは激込みで乗れなかったので、ホステルまで歩いて帰ります。

トビリシに最初に入ったのが先月の28日。
途中アルメニアに一週間行っていたとはいえ・・・トビリシに長居し過ぎました。

ここに住んでいる人らは「ジョージア人暗い、アジア人差別酷い、適当過ぎる。」と文句を言ってますが、ジョージア人とそこまで関わってないのもあり、私はそこまで腹が立つことはありませんでした。
いや、あったかな?ドミの同室の人らのデカ過ぎる態度。
しかしロシア語を話しているからと言ってロシア人なのかウクライナ人なのかジョージア人なのか不明です。
人の愛想が悪いのは、日本でも都会に住んでいたら同じ様な感じだし、私の家の隣のファミマの店長の方がもっと愛想悪いような気がします。

思い起こせば初日から日本人の人らとずっと飲んでいました。

ジョージアももうすっかり冬。
明日からクタイシに移動します。

ムツヘタ、ゴリツアー。ジワリ修道院、スターリン博物館など(2023.11.16)

2023.11.16(木)
1ジョージア・ラリ≒56円

本日はムツヘタゴリの主要観光地を巡るツアーに参加です。

7時半に早起きして徒歩で30分。集合場所へ向かいます。
ドミトリーだと8時になっても誰も起きてこないので、準備するのに音を立てるのがめちゃめちゃ気を使います。皆さん確実に10時間以上寝ています。日本以外の国の人って一体何時間寝るんでしょうか?

ツアースタート地点、パリアシヴィリ記念トビリシ国立歌劇場

(GET YOUR GUIDE)のサイトで3,470円の丸1日ツアーを申し込みました。

申し込み直後に電話がかかってきたので、予約が通っているのが分かり安心しました。

指定された集合場所はここ、パリアシヴィリ記念トビリシ国立歌劇場の住所だったんですが。
この建物の前はバス停だし、ここの前なのか?駐車場なのか?
集合時間9時前になっても誰もいないし凄い不安。

待ち合わせの時間の10分前にツアー会社の人から「ちょうどに着く」と電話がありました。ほっ。
時間丁度にツアー会社の女性が現れて、無事合流出来ました。

こんな感じのミニバン。既に車に乗っていた人らと合わせて10人位でツアーに出発!
ガイドのおっちゃんのロニは英語もロシア語も話せます。凄いなぁ。

世界遺産、ジワリ修道院

1時間でムツヘタジワリ修道院に到着しました。世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」のひとつです。

?スカート族のおっさん?
丘の上に建つ6世紀に建てられた正教会です。

いい景色です。ここまではタクシーでしか来れないので、ツアーに参加。

聖ニノが十字架を立てたのが始まりの教会。
同じ場所に大きな木の十字架を立て直しています。教会の真ん中に十字架があるのはここだけだそう。
ジワリもジョージア語で十字架という意味です。

スターリン博物館、スターリンはジョージア出身

11時半、ゴリスターリン博物館に到着。入場料15ラリ。

入り口でかっこつけて立っている、あいつがスターリンでしょうか?

スターリンはロシア出身ではなく、ジョージアのここ、ゴリ出身だったんですね。
なので生家まで移築されています!
こんな貧しい靴職人の家で生まれた人物が、ソ連の独裁政治家になるなんて・・・

独裁者であることは無視。生涯について焦点をあてた展示方法です。
その周辺の人間関係の写真や、スターリンの愛用品を展示しています。

ファンファン大佐??
ネットで調べたら「スターリンと岡田真澄は親戚ですか?」って質問がいっぱい出てきてワロタ。

秘密の地下印刷所で、社会主義思想を広めるためにプロパガンダ紙を印刷していたスターリン。

頭はめちゃくちゃ良かったそうですね。ソ連を超大国にした人物ですもんね。

スターリンのデスマスク。こえーよ。

外にあるスターリンの秘密列車。ガイドによると飛行機は怖かったそうです。
これでヤルタ会談へ向かったそうです。

列車は浪漫。こんなところで寝泊まりしながら移動したい。

オリエント急行殺人事件に出てきそうな雰囲気。

スターリンがゴリ出身とか勉強になりました。独裁部分に触れていないのも、ゴリの街の人たちはスターリンみたいな歴史的有名人がここ出身なのを誇らしく思っているんでしょうか。
不思議な博物館を後にして次へ。

ウプリスツィヘ洞窟住居跡

4000年以上前から人が住んでいたという洞窟に到着。
王族が住んでいたようです。月面みたいな不思議な土地。

周囲には奴隷が住んでいたそうです。奴隷が色々なものを上まで運んでくれていたとか。

ガイドのロニは英語の発音が綺麗なので、Google翻訳の音声で訳せるのです。
こういった説明は英語だとさっぱりちんぷんかんぷんなので助かります。

個室がいっぱい。劇場、祭壇、ホール、秘密の薬を作る部屋などもありました。

2000年前のワイナリー跡。ジョージア人は祖先の代から酒好きの人種のようです。

裏はこんな柵・・・ジョージア人、直さないんですか。
落ちた人とかいないんでしょうか。いても気にしなさそうですが。

王子の教会。

2万人位住んでいたこともあるそうですが、13世紀にモンゴル帝国によって滅ぼされたそう。
なかなか広くて見ごたえのある遺跡でした。ちょっとしたトレッキングにもなり楽しかったです。

ランチ

15時20分。ツアー客向けの特大レストランに寄り、本日のランチです。
・・・この時間にランチというのが、このツアーがおかしいのかジョージア人がおかしいのか不明。
宿の人らも11時になっても誰も起きて来ないですからね。起床時間からしておかしい。

美味しそうだし、料金も良心的。ジョージア語、ロシア語、英語の3表記です。

寒いのでマッシュルームスープとフレッシュジュースを頼む。
ドイツ人男性は魚とビールを頼んでいて、私もそっちにすれば良かった。

左のインド系カップルが2人で5皿オーダー。これがインドの裕福な家庭の普通なのか不明。
女性の方はインドの美人基準であるふくよかな体系をしてらっしゃいます。
お陰様でハチャプリを分けてくれました。

スヴェティツホヴェリ大聖堂

もう一度ムツヘタに戻って来てスヴェティツホヴェリ大聖堂へ。
11世紀に建てられたこちらも世界遺産です。

スヴェティツホヴェリは「生命の柱」という意味であり、キリストの聖骸布(身にまとっている布)が教会の下に眠っているとされる聖なる場所。アルメニアに続くほんまかいな案件。

いや、だからもっと可愛く描いてあげて。

フレスコ画が歴史を感じますね。これを建てた建築士は「二度と同じものが作れないように」と王に両腕を切り落とされたそうです。そう言えば世界史の授業で聞いたことがあります。はぁ、理不尽過ぎ。

ジョージアはアルメニアの次に、世界で2番目にキリスト教を国教にした国なんですね。
アルメニアと似た教会がいっぱい。

ムツヘタの夜。
美しい町だけど、トビリシから僅か1時間だからここに宿泊する人はほとんどいないんだろうな。

ムツヘタからトビリシ近くまでは1時間位でしたが、ディドゥベ駅周辺が渋滞で全く車が動かず、元の場所には19時半に戻って来ました。
しかし楽しいツアーでした。

もうトビリシでの観光はかなりやった感があります。
しかし周囲の人の話を聞いて急にイランに行きたくなり、現在トビリシのイラン大使館にビザ申請中。
現在ビザ待ち状態です。
さて、明日から何しよう??

トビリシでのんびり。植物園&ジョージアのビール工場最高(2023.11.14~15)

2023.11.14(火)
1ジョージア・ラリ≒56.8円

EUROPEAN Backpackers & Cash-Back Hostelに戻ってきました。
同じような金額なのにこっちの方が断然広くて居心地良すぎる!

オーナーのおっちゃんは、戻ってきた私を温かく迎えてくれました。
5ラリ追加して、20ラリの6人部屋にしてみました。
10人部屋と違って大きなテーブルがありPC作業がし易いです。

PEKOPEKO – Curry & Japanese food(日本食レストラン)

本日は先日の豚しゃぶ会で知り合ったY子さん、トビリシに入ってからずっと仲良しのMさんと3人でランチ。Y子さんはこちらにご家族で移住されている、ほぼ同い年の方。

シェフは日本人なので味は大丈夫そう。
お洒落な内装。元々イタリアンレストランだったそうですが、閉店したのを内装そのままで使われているそう。

カレー。久々のカレー!2ヶ月ぶりの日本のカレー!!
ランチセットの方が安かったですが、イカリングカレーにしました。スパイスが全身に染みる~

その後、愛想のいいY子さんは日本語講師のお仕事があるということで抜けられました。ゲストハウスまで経営されてて仕事出来る人は凄いな。
今回、アルメニアから戻って来たのは、仲良くなったMさんがもう明後日ジョージアを去られるからです。お互いのこの1週間の生活をお喋りしまくり。

Kazbegi Beer(ビール工場)

喋り過ぎてあっという間に夕方。
鍋パーティで小耳に「ビール工場併設のビアガーデンがある」と挟んだので、ちゃっかりGoogleMapに保存していました。
ビール工場と聞いては聞き捨てなりません。

歩いて来てみました。ビアガーデンはここの2階。
別のホステルに泊まっている、アルメニアでずっと一緒だったおがちゃんも呼びます。

1階のこの小さい窓口で工場直送のビールを買い、2階で食事するようです。

1.5Lが6.5ラリ?!

ペットボトルに入れてくれます。この1.5Lが450円。
日本の居酒屋のビールジョッキを頼むのがもうアホみたい。プラスチックのコップも言えばくれます。

お、美味しい~( ;∀;)酵母が生きてるって感じ!ジョージア最高!

メニューがジョージア語しかなくて読めん。
ジョージア語は世界難解言語のうちのひとつだそうで、そのせいなのかgoogle翻訳でも上手く訳せません。

その辺の席のおっさんらに「あーたが食べているそのメニューは何ですか?」と聞き、魚の揚げたやつをやっと頼めました。魚9ラリでめっちゃ美味しい~
ジョージアは豚肉が主流。魚は売っているところが少ないし高級なんです。

ねこちゃんもおこぼれをもらうのだ。
そういえばここ、女の人は私とMさんしかいない。ビアガーデンって女の人は来ないのかな。

トイレに行くと、2か所とも男性トイレだったので普通女性は来ないんでしょう。
はぁ。魚が美味しいのでランチにも来たかったけど・・・
また3人で楽しい時間を過ごす。

3人でペットボトルのビール2本と上記の食事で1人16ラリでした。
ワインと違って、ビールならいくら飲んでもちゃんと歩いて帰れました。
今日は飲み食いしかしてない笑。おやすみなさい。


2023.11.15(水)

ホステルの朝ご飯です。
先週まで目玉焼き2個とサラダが付いていたのに、フレンチトーストのみに切り替わりました。
うう( ;∀;)

ジョージアのツアーを申し込みに街中へ

ナリカラ砦の周辺に来ました。

天気予報を見て、明日行きたかったムツヘタゴリが晴れてそうなのでツアーを申し込みに。
両方行くツアーはどこも70ラリ。ネット(GET YOUR GUIDE)のサイトから申し込んだ方が安いので、ネットから申し込むことにします。

https://www.getyourguide.jp/tbilisi-l1379/exploring-mtskheta-a-journey-through-time-t543145/

トビリシ植物園

BlueHostelのオーナーに勧められた植物園が近くにあったので行ってみることに。
このGoogleMapでグリーン色の所全てが植物園の敷地です。

そうとは知らずなめてました。これ、ちょっとしたトレッキングコースじゃないですか。

入口前に5ラリでワインソフトが。こりゃあかん、美味し過ぎる。

入場料は4ラリでした。入口付近には少しお花も咲いています。

道が全然分かりません。なんか広いよ。

ん?

何か?

2週間前に来た女神像ですね。

1つ目の滝に来ました。

ちょっとびっくりする位、奥の方まであってめちゃくちゃ広いですね。
そして時期外れなのか誰もいない。

更に30分以上歩いて・・・あれは何だろう。GoogleMapにも記載がありません。

2つ目の滝。

1時間以上歩いています。しかし人がいないので気持ちいいですね。
心癒されます。

女神像とジョージアの町を一望。

ゴミを漁るねこ。誰か餌をあげているのでしょうか。丸々太っています。

ジョージアと日本は仲がいいんですか。Expo ’70からの寄贈。
日本庭園がありました。すんごい小さい、これだけ。

実際住んでいる人から紹介されなかったら植物園なんか来なかった。
人がいなさ過ぎて癒されました。春は花がいっぱい咲いているんだろうな、また来るかも。

Magical fish

本日はトビリシに来てからずっと仲良く飲んでたマリさんのジョージア最終日です。
彼女は本日の深夜の便で別の国へ行ってしまいます(´;ω;`)

目を付けていた魚料理のお店。
いつものおがちゃん、鍋の会で知り合ったウズベキスタン在住の30代の女の子も誘いました。

サラダにアンチョビのフライ。

大好きなエビ、また違う魚。そしてビール。こちらのカズベキビールは結構美味しいです。
チーズ系の料理は塩辛いけど、魚は美味しいなぁ(値段はそれなりにするけど)もう最高。

そしてウズベク在住の女性はロシア語ベラベラで、お店のおばちゃんと仲良く話し始めました。凄い。本当語学堪能な人は世界が広がって羨ましいな。
ジョージアでは年配の人はロシア語教育を受けているのでロシア語が通じますが、20代位から英語教育に切り替わっているのでロシア語は通じないそうです。

ジョージアに入国してから3週間。よく一緒に飲んだMさんとも今日が最後か。。。
淋しくなるけど、またひとり旅を続けなければ。
もうジョージアもだいぶ寒くなってきました。

カズベキの限りなく天国に1番近い教会へ、それは季節による(2023.11.12~13)

2023.11.12(日)
1ジョージア・ラリ≒56.3円

昨日は夕方着だったので断念しましたが、本日こそは三位一体教会、限りなく天国に1番近い教会と言われるツミンダ・サメバ教会までトレッキングします!

Kaxa Shorena Guest-House(ホテル)

Kaxa Shorena Guest-Houseの朝です。テラスからの景色!

2階の2部屋を個室として貸しているようで、廊下はこんな感じ。

ジョージア在住の方に「ジョージア人は自分で適当に家を建てる。」と聞いたのですが、ここもそんな感じ。床の傾きとは、手摺とは、建築基準法とは。
外観は手造り感満載ですが、内装は綺麗そのもの。床は多少傾いているものの、ワックスがかかっていてピカピカだし、下のホストファミリーは温かいしとても快適でした。

音は出せるし、寝起きする時間を他の人に合わせなくていいし・・
1,500円位アップになるけど次から個室にしようかな。快適度の効果の方が高い。

朝食は付いてないので、町のスーパーにパンを買いに行きます。

1軒だけあるスーパーに到着。
ジョージア語表記だけで何のパンかよく分かりませんでしたが、スーパーのおばちゃんに説明してもらってポテトパイとコーラを購入。

ツミンダ・サメバ教会までトレッキング

スーパー横はバスターミナル。
タクシーもいっぱい停まっていて、運転手に「Church?」と教会まで行かないかと言われます。金額は50ラリ。
トビリシからここまで3時間が観光付きで40ラリだったことを思えば激高。

タクシーを断ってこの牛が散歩している橋を歩いていると、私の後ろから来た車がスーッと横で停まり「Church?」と聞いてきます。

これは・・・ウズベクやキルギス、シグナギであったように、教会に行く地元の親切な人が私を無料で乗せて行ってくれる?!
「Yes」と言って乗り込み、念のため金額を聞いてみると「40ラリ。」とな
無料ちゃうんかい!!

なんでも近所のホテルのオーナーだそうで、私が断りると「30、いや25」 と最終25ラリまで下がりました。しかし歩くと無料なのではっきり断り降ります。

見えますでしょうか。あのロシアとの国境の、雪を被っているカズベキ山の手前の山の山頂にある教会。
あんなとこまで資材を運んで建てるのが凄いですね。舗装道路が出来たのは最近だそうなので。
1~2時間で歩けるそうなので、あそこまで登ります。山頂は晴れです。

ネットに2通りのハイキングコースが載っていましたが、地図が読めないのでGoogleMapの通りに進んでみます。これなら絶対遭難しないので。

ハイキングコースの入口を見逃す

帰りに気付きましたが、山頂に向かって進んだ道の最初の突き当り。
ここでに行くとハイキングコースです。私はGoogleMap通りに右へ行ってしまいます。
こんなん標識ないし分からんわ。

途中は民家が並ぶ中を通り、馬さんを眺めながらの気持ちいいコース。

しかし・・・車が通るこんなくねくね道路に迷い込みました。数年前に出来た道路。

あれがカズベキ村。あれー。天気予報は晴れだったのに、なんか曇ってきたなぁ。

道路の途中からやっとハイキングコースを発見しました。

くねくね道路を通ったせいでが年齢のせいか知らんが、2時間で山頂に到着。
ちーん・・・曇り。

これは・・・「天国に近い」というより「シベリアに近い」という感じでは( ;∀;)

こっちは昨日登ったおがちゃんがくれた画像。全然違う・・・ショック・・・

夏の神々しい写真と景色が全然違う。
同じ場所でも天気で全然見え方が違うなぁ。
2時間前は晴れだったのに。山の天気は変わり易いから注意。
正解「晴れてる瞬間にタクシーで行く」でしたな。

お土産屋。とワンコ。
しかし風が吹いていて寒い!めっちゃ寒い!

14世紀に建てられたツミンダ・サメバ教会。典型的なジョージア正教の教会です。

入口。無料。もちろんここでも頭にスカーフいります。入口で貸してくれるけど。

「限りなく天国に近い教会」。
昔の人はここに正当な教会を建て、少しでも天国に近く・・・と考えたんでしょうね。
14世紀にここまでこれだけの石を運ぶのがどれだけ大変だったか。

入口と反対側の方に行ってみます。道が分かりにくいのと、飛ばされそうな位の強風のせいで誰もいませんでしたが。
キリストの十字架があります。

やる気なし。もっとかっこ良く書いてあげてよ。

しばらく待ってみましたが、晴れそうにないので戻ります。
帰りは遭難の心配もなさそうなので、ちゃんと車が通る道路でなくハイキングコースを通ってみましたが。

なんですか。この道は。

右のコンクリから出てる鉄の棒を掴みながら渡りました。

なんですか。この道は。
鶏のお尻が可愛かったからまあいい。

降りてきたら山頂はちょっと晴れてきたか??
く、悔しい。

Restaurant Panorama Kazbegi(レストラン)

限りなく天国に近い感じを全く味わえなくて傷心。明日も晴れのようなので、もう1度チャレンジしてみます。
寒いし、この村ですることもないので宿の近くで夜ご飯。

店名の通り、パノラマレストラン。悔しいので飲むぞー、今日は飲むぞー。

ワインと豚肉。期待してなかったけどめっちゃ美味しい!
ウズベクじゃ羊が美味しかったけど、ジョージアは豚肉が1番美味しいのよね。
35ラリ(2,000円)。おやすみなさい。


2023.11.13(月)

早朝に起きると、山が赤く燃えて見えるかな、と期待しましたが曇りでした。

チェックアウトの昼まで粘ったけど、曇り、曇り。ほらあの山頂の教会。
バスターミナル(という名の広場)に来ました。もう諦めてトビリシに戻ります。

ここでもこの1番奥のバスに辿り着くまでタクシーの運ちゃんに捕まりまくり。シグナギまで60ラリだって。
冬はシーズンオフで閑散期なんだろうな。
乗ってあげたい気もするけど・・・この15ラリのミニバスへ。

12時に来るとシンガポールから来たおっちゃん1人しか乗っていません。10時位が混んでた時間かな。
人が集まらなくても13時には出発するというので、またスーパーでパンとコーラを買って食べながら待ちます。

13時。10人位しか集まらなかったけどバスは出発。
下は晴れてるけど、山頂は曇りなんですよね。夏の写真は本当に美しかったのに。
やはり旅はシーズンを考えて来ないと後悔するなと再認識。

ロシア・ジョージア友好記念碑

行きは進行方向右側に座っていたので気付きませんでしたが、ロシア・ジョージア友好記念碑が見えて来ました。
1983年にゲオルギエフスク条約の創立200周年を記念して建てられたモニュメント。
(実際はソ連とジョージアは仲悪いと思うけど。)これ見たかったのよね、ラッキー

地下鉄Didube駅到着。
ミニバスは帰りもすごい飛ばしていてましたが、この駅周辺が大渋滞で3時間で着きました。

GaLa HOSTEL

今回は宿を変えてみました。メトロ駅から近くて便利かなと。
そして入口も部屋もメトロでした。半地下、ミニ窓あるけど室外機で埋まっていて窓がないのと一緒。

窓がない部屋の、この圧迫感よ。そして中に入るとココナッツの甘い変な臭い匂い。

レセプションが「5分で新しいシーツを持って来るから。」と言うので少しだけドアを開けて待っていたら、この下の段の真ん中のベッドのカーテンが開き、(恐らく長期で住んでいる)ジョージア人のおっさんに「ドアを閉めろ。」と言われました。

コンセントを落としただけでもカーテンを開けてきて、とにかく偉そう、音に神経質そうです。
こんなサンダルの脱ぎ方をする奴はろくな奴がいた試しがありません。

現在はBooking.comに掲載するのやめたみたい。
明日は宿を変えます。1泊しか予約してなくて良かった。

トビリシから絶景のカズベキへ移動、景色が美し過ぎ(2023.11.11)

2023.11.11(土)
1ジョージア・ラリ≒56.3円

今日はトビリシから北のカズベキへ移動します。天国に近いらしいので。

EUROPEAN Backpackers(ホテル)

無料の朝食。今回は6人部屋のドミですが、静かだし、やはりEUROPEAN Backpackersは最高。
2ヶ月前はあんなに暑くて夏服だったのに、猫が勝手に膝の上に乗ってくる位ジョージアも寒くなってきました。

トビリシ→カズベキへの行き方

カズベキはトビリシの北にあるロシアとの国境近くの町です。
ジョージア名はステパンツミンダ、「捨てたパンツ見んな」みたいな感じでしょうか。

地下鉄のDidube駅からミニバスか、ツーリストミニバスが出てると言うので行ってみます。
朝早くに行けばいいのに、10時に起きたのでそこから朝食を食べ12時に到着。
カズベキまではここから車で3時間位です。

地下鉄駅を出ると早速ツーリストミニバスの運転手にまとわりつかれます。
カズベキまでの観光スポット4つを回ってくれて40ラリ。
直近のブログでも40ラリだったので、ボッてるわけじゃないのですが・・・
しかし他の車の値段を見てみたいのに、おっさんが邪魔しまくりで他の車に値段を聞けません。

結局ツアーバスが停まっているところまで連れて行かれましたが、女性が1名しか乗っていなかったので、2時間位待つか、もしくは出発しないかもと思いミニバスで行くことにしました。
バスは毎時30分、1時間おきに出発。15ラリ。
時間が決まっているので、12時半に満員にならずとも出発しました。

ネットの記事通り物凄いスピード、何十台も連続で追い越しをかけるドライバー。
2車線しかないのに追い越すから、向かい側から車が来たらこれは死ぬなと思いながらヒヤヒヤ。
しかし景色はずっと絶景で楽しく、40ラリでツアーバスに乗っていたら、こんなところや・・・

このアナヌリ要塞にも停車してくれていたんですかね。
運転手も閑散期で客が少ないから必死だっただけでしょうし、40ラリ位なら乗ってあげれば良かったかも(´・ω・`)
あまりの必死さに引いてしまいました。

カズベキの少し手前にもリゾートホテルが点在している地域がありました。
窓からの絶景の写真を撮るのに夢中になっていた隣の席の女の子が
「私のホテル過ぎました?」
とMapsmeの画面を見せててきます。

いや、めっちゃ過ぎてるよ!!

「車停めてもらって戻って方がいいよ!」
と教え、運転手に車を停めてもらい、彼女はスーツケースをゴロゴロ引きながらひとり降りて行きました。
幸い下り坂だけど40分位歩きそう…(;^ω^)
他の乗客がいるのにミニバス、Uターンはしてくれんないわな。やはりスマホに夢中って恐ろしい。

カズベキ到着

15時過ぎ、カズベキのバスターミナルに到着。
事故りそうな程、めちゃめちゃ飛ばしていたので2時間半で着きました。

綺麗!
キルギスに次ぐ絶景再び。あの山はロシアとの国境にあるカズベキ山。登れるんでしょうか。

カズベキ山の手前の山の頂上に教会が建っているのが見えます。
ゲルゲディの三位一体教会
天国に1番近い教会と言われているので、今回はあそこに登りに来たのだ。

振り返っても絶景。
ここもシグナギと同じ位、かなり狭い村っぽい。しかし絶景、絶景。
アルメニアでずっと一緒だったおがちゃんは、私より2時間早くトビリシを出発してここに来ていて日帰り計画だそうですが、こんな絶景の場所に日帰りなんて勿体ない。

Kaxa Shorena Guest-House(ホテル)

私は2泊、久々シングルルームでゆっくりしますよ。安いところがあったので。

バスステーションから歩いて10分。この右の建物かと思いきや・・・

左のこれですよ。
道路から半分埋まっているし、えっ?!廃墟?(;´Д`)
いや手造り感満載の家です。

外観にはちょっと、いや、かなりビビリましたが、中はめちゃめちゃ綺麗です。
個室、専用シャワールームで25ラリ(1,400円)。破格。

手前にも部屋がありガス暖房付き。ポットやまな板なども付いています。

快適過ぎて30分位部屋でくつろいでしまいました。
外に出てみます。

少し曇ってきたので教会に登るのは明日にしましょうか。

ルームズ ホテル カズベキ

町(村??)の1番東野奥にカフェでくつろげるホテルがあるというので行ってみます。

上り坂で20分以上かかりました。ぜいぜい。
私のホテルの料金の20倍しますよ。入っても怒られないですかね。

1階のカフェ。
めっちゃおしゃれ!
ホテル以外のお客さんも入れました。凄く広いです。

宿泊者以外も結構いる感じ。
皆、デッキに出て絶景に見とれています。
しかし、寒い!標高が高いのか随分と寒い!

この景色を見ながら・・・

コーヒーにしようかと思ったけど地元のビール。しかし寒いせいか全然減らない。

ビールが減らないのでケバブも頼みました。両方で36ラリ(2,130円)。
観光地価格かな。しかしおしゃれ。

日が暮れていくのを窓越しにずっと眺めます。
贅沢な時間だなぁ。

ずっとここにいたいけど・・・

また20分かけて自分のホテルに戻ります。
帰り道は誰も歩いていなくてちょっと怖いけど、リゾート地なので治安は良さそうです。

久々のシングルルームで、静かに美しい景色を眺めていると心が洗われるよう。

明日は三位一体教会までのトレッキングに挑戦です。
おやすみなさい。

ジョージアSIM情報。日本食レストランのイベントに参加、久々の豚しゃぶ(2023.11.10)

2023.11.10(金)
1ジョージア・ラリ≒56.3円

EUROPEAN Backpackersの朝です。
共用キッチンで魚のパッケージを開封すると、2匹いる猫が凄い勢いで寄って来ます。猫って鼻いいんですね。

塩分撮り過ぎになるのであげませんよ。膝の上からどいて下さい。

ジョージアのSIMカードを買いに行く

陸路でシグナギに入った時に購入したジョージアのSIMカードはGeoCellという会社だったのですが、1週間の期限だったので新しく買いに行きます。

外にいっぱい点在している、このATMみたいな機械でTop-Up(ジョージアではチャージをこう呼ぶ)出来るとネットで見たのですが、いくら金額を投入したら何メガ補充されるのか一切記載がありません。GeoCellのHPを見ても書いていません。
試しにこの機械で5ラリをチャージしてみたのですが、全く使えるようにはなりませんでした。

街を歩いて・・・

地下鉄の終点駅にGeoCellの店舗があるようなので向かいます。
地下鉄もバスもVISAタッチで乗れるので本当に楽です。

トビリシではバスは混んでるし、中々来ないので地下鉄が便利。
宿の最寄りのMarjanishvili駅は、この顔だけオッサンが目印なので間違えなさそう。

南の地下鉄の終点、Varketili駅。廃墟ですか。

Geocell社のプラン

駅の横のビルの1階にGeocell社がありましたが・・・店内に英語表記は皆無。読めるかー
翻訳しようと、スマホをいじっている暇そうな店員の金髪のお姉さんに「店内のWi-Fiパスワードを教えて。」と言うと舌打ちされました
(ジョージア在住の人に聞くと、ジョージア人の舌打ちは割と普通のことらしい)

プランは1週間15ラリ、2週間30ラリ。

前回はこの1週間プランを購入しましたが、あと2週間以上はジョージアにいるつもりなので、もう1社の方を聞いてみます。
因みに「昨日機械からTop-Upしたんだけど。」と聞いてみると、「1週間プランのSIMは5ラリでなく最低50ラリチャージしないと使えるようにならない。」と言われました。高い。

Magti社のプラン

もう1駅戻った駅の近くにMagtiというジョージア大手の通信事業者の会社があるので行ってみます。
地下鉄の駅名はმ/ს ისანი。読めません。

こちらの方が店内は綺麗だし、英語が通じるし、お姉さんが舌打ちすることなく感じが良かったので、ここでSIMカードを買い直します。e-SIMはギガ数が少な過ぎなので却下。

IMカード代が10ラリ、プランは①30日3ギガ30ラリ②30日使い放題で32ラリ。
②の使い放題を勧められたので合計42ラリで購入。
2,350円と高額ですが、使い放題ってお店に入る度にWi-Fiのパスワード聞かなくて済むし、移動中も気にせず動画見れるし、宿のWi-Fiよく切れるし便利。

駅前のパン屋でハンバーガーを買って、ほお張りながらバスで移動。

至聖三者大聖堂

丘の上にある、正教会の中でも世界最大級の大聖堂へ行ってみます。

下から見えていたのはこれですね、夜に来た方が綺麗!

正教会なので頭にブーケを被らないといけません。イスラム教のヒジャブほどピッチピチでなくていいのですが。入口で貸してくれました。
教会自体は2004年完成で新しいです。

こんな感じの綺麗な展示物がいっぱいあります。

奥の階段から地下3階まで行けます。ここは誰もいない。

Saramene Onimusha

またMさんに「日本食レストランで鍋を食べながら、元劇団四季のご夫婦の歌が聞ける」というイベントに誘われたので行ってみることにします。

麓まで降りて来ました。

先々週に行ったUZUハウスの近くの公園。

待ち合わせの19時半に着きましたが・・・私が1番乗り。すぐに私が誘ったおがちゃんも来ましたが。
なんで?半分位は日本人参加のイベントと聞いていたのに。
鍋はキムチや鶏、私は豚しゃぶの席につきました。

見て!このジョージアクオリティとは思えないつややかな分厚い豚肉を(*ノωノ)
Mさんと、おがちゃん、お誘い頂いたMさんの宿のオーナー女性、観光に来ている周辺国のJICAの人たちと席に座ります。鍋参加者は30人位で日本人とジョージア人半々位。

めちゃめちゃ美味しい。超絶幸せ。出汁の味、昆布の味。ああ日本に帰りたい。
この白ワインもめっちゃ美味しいです。

そして元劇団四季のご夫婦が何曲か歌って下さいました。うま過ぎて聞き惚れて、つい豚しゃぶを食べる手が止まります。そして楽しい。
旦那さんは、ジョージアンダンスやyoutubeもされているそうです。

ディスニーの曲やCATSの曲の後は・・・〆は「残酷な天使のテーゼ」
日本のアニメ人気は凄いですね。ジョージア人たちが盛り上がりまくってました。20年以上も前の歌なのに。これは会社の忘年会で〆で歌うと盛り上がるの大好きな曲なので私も歌いまくりましたが。

本日も楽しい1日でした。
皆で地下鉄で帰ります。ジョージアは日本人コミュニティがあり、外国に来ている感じがしないです。
いいんだか悪いんだか。

もう少しジョージアを堪能します。

アルメニアのエレバン→ジョージアのトビリシへ陸路移動。ジョージアでタイ料理(2023.11.8~9)

2023.11.8(水)
1アルメニア・ドラム≒0.37円
1ジョージア・ラリ≒56.2円

本日はジョージアへ戻ります。
Santorini Hostelは静かで快適過ぎる宿でしたが、エレバンにもう1週間以上いるので。

昨日のパン屋で買ったシュークリーム類を朝食に食べましたが、全くバターの味がせず、シュークリームの中のクリームに関しては色は透明、味も水のりのようでした。本当にありがとうございました。

キリキア・バスステーション

今回もシェアタクシーで陸路でジョージアへ戻ります。
キリキア・バスステーションまでローカルバスで行こうとしましたが、やはり激込み。
スーツケースを乗せるに忍びなかったので、Yandexタクシーで来ました。

10時過ぎ。到着時&エチミアジン観光時に来たキリキア・バスステーションです。
初めて中に入ってみましたが閑散としています。

外にチケット売り場がありました。カードも使えます。
トビリシまで8,000ドラム(3,000円)。5時間なのに高いね、この路線は。

頻発路線のようで、10時過ぎ発のタクシーに乗っているおがちゃんを見つけました。
その車はもう満席だったので、私は次の10時半の車に乗ります。と言っても時間は決まっていなくて満席になったら出発するスタイルです。

行きのタクシーの方が座席が豪華だったな・・・しかも真ん中の列の席に先に座っていたのに、後から来たロシア人女3人組が運転手に私の方を指さして何か言い、後ろのデブゴン男性の隣に移動させられました。抗議しましたが英語が通じず・・・(ノД`)・゜・。理不尽

まあ短い時間なので、いいでしょう。
来た時とは違う、西側のルートを通っているのが不思議です。
途中でまた1回、綺麗なスーパーでトイレ休憩。

トイレ休憩だと言うのに、一緒にタクシーに乗っていた欧米人の若い女性は、食堂でガッツリ食事をし出しました。は?マイペース・・・
私もここでアルメニアの小銭を使い切りたいのでサンドイッチとコーラを買います。
アルメニアの500ドラムコインは日本の500円玉と違って他のお金より小さいので、何度も間違えて使いそうになりました。

だから著作権。
全員でマイペース欧米人が食べ終わるのを待って、出発です。

今回は無事、誰のことも待たずにすんなり国境を越えれました。

前日にアルメニアを出たマサさんは、ここで運転手がなぜか警察に捕まり(免許かビザなし??)次のバスが来るまで3時間待ったそう。悲惨。

この国境は、アルメニア側もジョージア側もATMはあっても両替所がありません。
仕方なく、余ったアルメニアドラム札はトビリシ市内で両替することにします。

帰りのタクシーは、乗客が降りたい場所で停まって降ろしてくれるスタイルでした。
私は終点の地下鉄のAvlabari駅の横で降ります。1週間前にエレバン行きタクシーを乗った場所です。

予約しているホテルまでバスで行きます。1.5ラリなので。
各バス停にはこんな、何番のバスがあと何分で着くか電光掲示板があったのか・・・今気付いた。

EUROPEAN Backpackers & Cash-Back Hostel

前回泊った日本人オーナーの宿は断水しまくりなので、別のところにしました。すまん。
UZUハウスで出会ったインド在住のN子さんが、ここが良かったと言っていたホステル。

ジョージアやアルメニアのホステルは看板が出ていないのでBooking.comの地図を注意深く見ないと辿り着けません。ここです。

男女混合ドミトリー、10人部屋ですが1泊15ラリ(850円)で朝食付きという破格のお値段。
この部屋の、最後にひとつだけ余っていた2段ベッドの上に案内されたのですが・・・
うーん、ちょっとベッドがへたっている。

そしてなんと。
強面のオーナーが「やっぱりこっちに移りな。」と同じ金額で、もう一つ上の階のツインルームに案内してくれました。隣のベッドの人と共用になりますが、隣のベッドは大人しそうな欧米人の男性。
最初2人?!とちょっと抵抗がありましたが、ドミと思えばなんのその。そして彼はシングルベッド、私はキングベッドでラッキーです。しかもドミのベッドと違い、ふかふかで寝心地いい!

この階はツインルームしかなく、人が少ないのでシャワールームもほぼ貸し切り。
なぜ私をこっちのいい部屋にしてくれたのでしょうか。
たぶん、多めに貰ったお釣りを誤魔化すことなく正直に返したので、オーナーが気に入ってくれたのではないだろうかと部屋にはツキが回ってきました。

1階のキッチンスペースで飼われているネコ。
「シモベよ、なでたまえ。」の図。

近くを少し歩いてみましたが、この辺りは総菜屋はなさそうです。
スーパーでお魚のパッケージとビールを購入。ご飯はこの宿のドミに2ヶ月も居るという、ノマドの男性に頂きました、感謝、感謝。
それにしてもジョージアでは結構日本人に会うね。おやすみなさい。


2023.11.9(木)

宿の朝食です。
これだけでも、午前中は他に何も食べず活動出来るのでありがたい。朝食付15ラリって破格すぎ。
Booking.comの口コミも9.7と高得点です。
このドミは、今日も明日も満室で埋まっております。

昨日は国境越えの移動だったので、両替所でアルメニアのお金を両替した以外は、疲れて宿でゆっくり寝ていました。これは近所の教会。

すぐ横にも。これは〇〇正教会とかでしょうか。正教会と名のつく教会には、イスラム教みたいに女性は頭にスカーフを巻かないと入れないことに最近気付きました。

Mai Thai Restaurant 5

今回、急いでジョージアに戻って来たのには理由があります。
先週一緒に飲んで楽し過ぎてワイン飲み過ぎて公園で寝てしまったMさんと再び会うためです。
彼女が宿のオーナーさんに、評判のいいタイ料理を紹介してもらったと言うのでそこで待ち合わせしました。

ジョージアに来てタイ料理って感じですが、ジョージア料理は塩辛過ぎだし。
これは豚肉を揚げたやつ。評判通り、美味しいです。

途中から正装した綺麗なお姉さんが現れましたが・・・

カラオケ大会ですか。

カーカー、カーカー、マイクで大声で喋り出してめちゃめちゃ店内がうるさくなりました。
Mさんとの会話が聞こえません。ジョージア、こんな感じの店多いんかな。

うるさ過ぎてたまらん。
店を出てすぐ近くのスイーツのお店へ移動。
見た目は美味しそうだけど・・・きっと・・・

うん、やはりそうだと思った。ただの砂糖の味しかしない激甘お菓子。
アルメニアのパン屋のシュークリームを食べた時から分かっていたよ。
ここで日本のケーキ屋のクオリティを求めてはいけない。

お互い半分以上残してしまいました
ジョージア人、食べるものが塩辛過ぎか甘過ぎ。病気にならないのかな。

Mさんとは本当に気が合って、毎日会っていても話すことが次から次にありそうです。
旅先でこういう人と会えるのは貴重なので、この出会いは大切にしたい。

明日もまた日本人のイベントに参加します。

全裸ロシア人に耐えられず宿移動。要塞と国立博物館見学、世界最古の革靴を見る(2023.11.6~7)

2023.11.6(月)
1アルメニア・ドラム≒0.37円

同室の住んでいる状態のロシア人と中国人のマナーが最悪なので、本日は宿を移ります。
私が朝、トイレから戻って部屋を開けるとロシア女が通路に全裸でいました

・・・

な・ん・で・全裸やねんっっ
ここお前の家ちゃうで?!はぁっ?!

決定、もう決定。
イ●ド人、中●人に次ぐ大嫌いな国民に認定されました、おめでとう!\(^o^)/

どうやらシャワーが終わると体を拭かず部屋に戻って来たようで、シャワールームから廊下、部屋まで足跡でびしょびしょです。なぜシャワールームで着替えない?!
そして私が入って来たのを見ると、不機嫌そうに何も言わずバスタオルで体を巻き、全身にクリームを塗りながらやはりビデオ通話です、顔は叶姉妹のお姉さん似です。しばいたろかな、1回。

Santorini Hostel(ホテル)

一昨日、一緒にツアーに行ったおがちゃんが「僕のいる宿は綺麗で静かでいいですよ。」と言うので、そっちに移ることにしました。

先日訪問した、リダの家がある鉄道駅から徒歩15分位です。バス停からはすぐ。おおっ綺麗そう。

最初この女性8人部屋の上の段にアサインされました。メンバーは全員静かそうです。

しかしBooking.comで女性専用6人部屋を予約したはずなので変えてもらいました。8人部屋と6人部屋で料金が違うので。

男性がいる部屋しか空いていないと言われ(なんでやねん)この部屋に。

私を含め4人しかいないし、なんと言っても下の段はいい。
カーテン付き、サイドテーブル付き、ベッド内に照明・コンセント在りと至れりつくせりです。サイドテーブルめちゃ便利。
1泊2,260ドラム(990円)。

ノマドコーナーもあり快適そのもの。

Jano(レストラン)

アルメニア料理を食べ尽くしていないので、宿から近い地元民用のレストランに行ってみます。
爽やかイケメン、性格もすこぶる良いおがちゃんは同じ宿ですが、彼はあまり観光せず宿かカフェにいる人。なので別行動です。

変な時間なので空いています。

写真付きで分かりやすい。

パン屋でよく見るラフマジョ。薄い記事に牛のひき肉を薄く伸ばしたものを乗せています。レモンかけたら酸っぱいよ。

マンティー・タマフーロプ。ヨーグルトのスープに揚げミニ餃子が入ってます。
最初は美味しかったけど、これも完食するにはかなり酸っぱい。
ビール込みで3,135ドラム(1,170円)。

今日は観光せずダラダラ。バスで鉄道駅の反対側のショッピングモールへ移動。

フードコートは混んでますね。どこもかしこもジェラート屋、サーティワンアイスクリーム屋だらけでした。お店は服屋や雑貨屋など。本日はこれで帰ります。19時位はバスは激込み。


2023.11.7(火)

おはようございます。この宿は静か。人が多いはずなのにひっそりしています。
同室のカップルはずっと部屋で動画編集をしているのでYouTuberなんでしょうか。
そして皆、観光に行かないからシャワーを浴びないのでしょうか。シャワーがいつも空いていて不気味。

宿の犬、キングちゃん。庭を通る度に吠えられますが、デカくてかわいいです。たまに庭に出してもらっています。

Erebuni Fortress

GoogleMapを見ると、ここから南東の方に何か遺跡があるようなのでバスで行ってみます。
誰も記事にしていないからマニアックかも。

要塞らしいです。あれを登ります。

手前の博物館。有料なのでパス。

博物館の裏の山道をひたすら登る。

登った先は絶景!エレバンを一望できます。マニアックな場所だけど来て良かった。
アルメニアって中心地以外はほとんど木がない山なんですね。

紀元前 8 世紀の遺跡。ウラルティア王国だった頃の要塞だそうです。
無料なのにほとんど誰ももいない・・・

保存状態悪し。

ハルディの神殿跡。重大な遺跡に落書きしまくり。保存する気がないのか費用がないのか。

アルメニアはこの楔形文字が残っているから正確な歴史が分かるんですね。マニアックな場所でした。

アルメニア歴史博物館

バスで街の中心の国立博物館に来ました。ソフトクリームは例外なく美味しいです。

セブンスプリングスという7つの水飲み場。地下水が豊富だからこその出しっぱなし。
エレバンには至る所にこんなのがありますが、飲み口に口を付けて飲んでいる奴らだらけなので、それを見ると私はこの手のやつは日本でも飲めません。

鶏??魚??
この共和国広場の噴水Singing Fountainsが夜は噴水ショーが行われると口コミで見たのですが、なぜか干からびています。点検中とかでしょうか、残念。

入場料2,500ドラム(945円)。恐らくエレバンで1番高い博物館ですが、世界最古の革靴があるそうなので入ってみます。

入口の像。おっさん、何持ってるの??(ガギク一世アルメニア王の像のレプリカ)

中は撮影禁止なので写真はありません。
Googleの口コミ通り、従業員のおばさんたちにずっと見張られ、道順を怒った感じに指示され、最上階の人はすんごい怖かったです、ストレスでも溜まってるんですかね。

アルメニア南部のヴァヨツ・ゾル地方で2008年に発見された5500年前の革靴の展示はありましたが、臭そうでした
展示物は多かったけど壺、石器、絨毯をただ飾っているだけという感じ。もうちょっと見せ方を工夫しないと…

Tokyooo(レストラン)

所々点在しているアルメニア教会も見学するつもりでしたが、どこも同じような石の教会だし、飽きてきたので食事に走ることにします。
アルメニア料理・・・昨日のが酸っぱかったので日本食が食べたい。

日本人が経営しているようなので、内装も味も大丈夫そうです。しかし回転寿司は人気ないなぁ。
生魚を食べないのか、金額が高いからなのか。

2番目に安い皿を取ってみました370円。
100円のくら寿司が懐かしい・・・(´・ω・`)
ネタは美味しかったですが、回転寿司が人気なくお米がもう乾燥していました。なので別のメニューに切り替えることにします。

カツ丼。1500円位。豚肉はパサパサしておりましたが、衣・タマネギ・卵の味付けは日本のと全く同じだったので満足でした。
ビール込みで2,500円、たまには日本食を食べないと発狂しそうなのでOK。

Yerevan railway station

地下鉄で宿のある鉄道駅に戻って来ました。
バスは1ドラム(35円)と激安のせいか混みまくり。宿は地下鉄の駅からはだいぶ歩きますが地下鉄の方が早いです。

中に入ってみたら、とても綺麗な建築物ですね。
しかしトビリシまでバスだと5時間3,000円位なのに、鉄道は時間もお金も倍以上ですからね。
お客さんはほぼおらず、ひっそり静まり返っています。

近所のめちゃめちゃ並んでいるパン屋さんでお菓子を買ってみることに。明日の朝ご飯にします。

アルメニアには1週間以上いました。
明日、バスでジョージアのトビリシに戻ることにします。