イースター島

【イースター島3日目】絶海の孤島イースター島をレンタカーで一周(2023.4.19)

イースター島
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2023年4月19日(水)100チリペソ≒17.3円

ホステル、シェ・ジェロームの朝です。

今日はいい天気。島の朝日が綺麗です。
レンタカーがあるのでどこかのモアイスポットに車で見に行っても良かったかも知れません。

朝、オーナーのシェ・ジェロームさんが日本食甲太郎のシェフと知り合いだと言うので「昨日行ったけど閉まってたよ。」と言うと「あいつはクレイジーだから。」と言っておりました。
やはりそうでしたか。

本日も昨日と同じ6人で朝食。ブラジル人のおっさんは相変わらず一人でずっと一方的に自分の経歴をまくし立てており、フランス人男性が相手をしてあげ私とフランス人女性は苦笑い。

フランス人カップルも昨日からレンタカーを借りているようなので「ガイド抜きで回れたか?」と聞いてみました。「国立公園の中には入れないけど、遠目でモアイ15体並んでいるところみれたわよ。」と写真を見せてくれました。じゃあガイドを雇わなくても大丈夫かな?

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Rano Kau(ラノ・カウ)

ホテルをチェックアウトして車にスーツケースを乗せ、昨日、歩いて行こうとした島の西の端まで行ってみます。

entelのSIMは、中心のハンガロア村を離れると全く繋がりません。

運転、景色が綺麗でめちゃ楽しいです。
牛が放し飼いでのどかだなぁ。

ラノ・カウという火山口に到着。

火山口で出来たカルデラ湖ですね。幻想的な景色!

ここでイースター島に来て初めて日本人観光客の方を見ました。
40代位のカップルの方で、日本人ガイドの方を連れていらっしゃいます。
日本人ガイドの方がひとりになったタイミングで色々質問してみました。
現在、イースター島には5名の日本人が住んでいてこうやってプライベートガイドで生活されているそうです。
5名もいるのか。日本語でじっくりこの神秘の島の説明を聞いてみたいですね。

Orongo(オロンゴ儀式村)

湖のすぐ横にオロンゴ儀式村の入口があります。
ガイド同伴でないと入れないので入っていませんが、18世紀、もうモアイ像が作られなくなっていた時代、ここで鳥人儀式(近くの島まで泳いで競争し、1番に海鳥の卵を盗ってきてものがリーダー)が行われていたようです。

向こうに海鳥の卵がある島があるようなのですが、ガイド同伴でないとこれ以上は進めません。

島の東の方へ行ってみましょうか。

Ana Kai Tangata(アナ・カイ・タンガタ)

ホステルの近くまで戻ってきたら、下に降りれる海岸がありました。

確かイースター島って半年位前に地震があったんですよね。
それで崩れてしまったのでしょうか?「危険、入るな。」と看板があります。
この洞窟で鳥人儀式で勝った人が「負けた人のマナを体内に入れる=食人」をしたらしいのですが本当でしょうか、おそろしや。

1866年に鳥人儀式は廃止されたようなので良かったです。

ここで地元の人が釣りとウニ取りをしていてしきりに誘われましたが、せっかくの天気で島を全部回りたいので断って先に進みます。

Ahu Huri A Urenga

GoogleMapの観光スポットを見ながら移動します。

本日初のモアイさん!現地の方が草を綺麗に刈って下さっているところでした。
ひとりだけぽつんと建っていてなんか寂しそう。

Puna Pau(プナ・パウ)

さっきの場所からすぐ近くの丘、プナ・パウに行ってみます。

モアイは後半(1300年頃)になると赤い帽子(プカオ)をかぶっているものがあるのですが、ここはそのプカオの切り出し工場だそうです。
あの左の建物で国立公園の入場チケットを見せたのですがやはり「ガイド同伴でないと入れない。」と言われてしまいました。
結構、厳しいな。

誰も居なくてこっそり入れそうな気もしますが、怒られますよね、やめておきます。

Centro de Interpretacion

南の海岸線に沿って車を走らせます。

どいて欲しいんですが。馬からしたら私が部外者ですが・・・運転しづらい。

現地の人の家のようですね。「発見された時は石器時代と同じ生活様式だった」とあるので、その頃の家でしょうか。ここもガイドなしでは入れないので遠目から見るだけ。

また車を走らせます。

Ahu Akahanga(アカハンガ)

ここは・・・近くまで寄れますがモアイが寝ているんでしょうか。

モアイが無造作に倒されています。モアイ戦争の時に倒されたんでしょうか。
しかし誰でも触れるし乗れるし、世界遺産がこの雨ざらしの保存状態っていいんかな。

海岸沿いはずっとこんな感じ。これは粉々になったモアイでしょうか。
美しい海岸線と対照的で、食料を争ってのモアイ戦争を思い浮かべると哀愁が漂います。

Rano Raraku(ラノ・ララク)

ここはモアイ製造工場です。
モアイはここで切り出され、色んな場所に運ばれたそうです。

えー。ここもガイド同伴でないと入れない(ノД`)・゜・。マジか。
ここが1番モアイがいて楽しそうですが・・・遠目でしか見れません。
コロナ前はここでモアイを触りまくっている写真をいっぱい見たのになぁ。

Ahu Tongariki(アフ・トンガリキ)

そして、ここが1番有名なスポットじゃないでしょうか。

15体のモアイが並んで建っています。
って、ここもガイドがいないと入れないんかーーーい!💢

ここが1番大きな集落だったそうで、倒されていた15体のモアイを1991~95年に日本のクレーンメーカーである「タダノ(TADANO)」が立て直して修復しました。
こういうのを聞くと、日本が誇らしくなりますね。

スマホのカメラでズームしてみるけど・・・

やはり近づきたい、モアイを目の前で見たい!
まだ日が残っているので明日、こことモアイ工場に行くツアーに参加することを決意。

レンタカーも景色をひとり占め、好きな時に好きなところで降りられるから失敗ではないけどね。

その後は島の北の海岸線沿いへ。
Pu o Hiro、Ahu Te Pito Kuraというスポットもガイドなしでは入れてもらえませんでした。

Ahu Nau Nau

アナケナビーチの中へ。
ここは入口におっちゃんが暇そうに座っていましたが、ガイド抜きで入れました!
奥に見えるあれは・・・

ビーチ&モアイ!

プカオをかぶっているやつばっかりです。
ビーチとモアイ、いいなぁ。

横は更衣室などあり、海水浴場になっていました。
水着を持ってきていましたが、欧米人だらけでそんな綺麗でもなさそうだったので、次のモアイスポットへ行ってみます。

海岸ではテントで宿泊している人を数人見掛けました。本当は禁止だけどね。

Mirador Hanga Kioe

海岸沿いに他にもスポットがあったので行ってみたかったですが、道がぬかるんでいて車が脱輪などしそうだったので内陸を走って戻って来ました。

昨日行った博物館の近く。

ひとりぼっちのモアイですね。
それにしても本当に海が綺麗で、周りに島が全く見えず絶海の孤島なのが分かります。

レンタカーでの景色

ネットにある1番最新のブログでも「ガイド同伴でないと国立公園は入場不可」情報はありませんでした。2020年以前は、皆さんレンタカーを借りて全てのモアイスポットに回られていたようです。

2023年、Twitterでもその情報は見つかりませんでした。
かと言ってレンタカーを借りたのは失敗だったかと言えば、誰も走っていない道路を運転し、この美しい島の自然を独り占めできたのは素晴らしい体験で良かったと思えます。

Camping y Hostal Tipanie Moana

本日から宿を移ります。
もっと街の中心で自炊出来るところに。

入り口をめちゃめちゃ探しました。道路から奥まった人の家を間を抜けたところにあるキャンプ場兼ホステルです。

この広い庭でキャンプをしてもいいのでしょうか。シングルルームを予約しました。
1泊7,500円(2日で112ドル)。

庭でにわとりが自由に歩き回っていて本当にのどかです。ここ、いいなぁ。

シャワー・トイレは共同です。狭いけどとても綺麗で気に入りました。

チェックインして、スーツケースを置いたらレンタカーを返しに行きます。
島にはガソリンスタンドは2軒しかありません。
この写真を見せて「ここまで入れて。」と言うときっちりここまで入れてくれました。
凄い、プロ!ガソリン代は1,700円位。

レンタカー返却時、傷チェックは全くなし。

村のスーパーでパスタを買って帰ります。孤島なので物価は高い。水は1本300〜400円したので買わず、宿の水を沸騰させて飲むことにします。ビール1本300円は買いましたけど。

宿のオーナー、ベンジャミンが凄い親切で、夜の観光に誘われたけどお腹がすき過ぎて断りました。
宿泊者は別の棟に南米の方数名、同じ棟にはこの台湾の大学院生4名。

イースター島の食事が3000円を超えるので今日からは自炊です。
パスタに、カンクンでAmiさんにもらった生タラコソースをかけただけ笑
台湾人らが「日本のソースパスタか?!」とめちゃ羨ましそうに食いついておりました。
日本のレトルト食品、有名なんかな?

いざという時のためにここまで使わず取っておいたので凄く役に立ちました。
このレトルトパスタソースとふりかけだけは本当に海外の節約生活では役に立つと痛感。
いくらミニマリストと言えど、次回の海外旅行からは持って行こうと決意したのでした。

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