ペルー

世界遺産の街歩き、クスコでTwitterでの出会い(2023.3.28~29)

ペルー
スポンサーリンク

2023年3月28日(火)1ペルーソル≒35.5円

おはようございます。

近所の屋台の絞りたてのオレンジジュースがめっちゃ美味しい!

3ペソ(105円)。何個も何個も絞ってこの値段。

さて。

こんな地球の裏側で、同じ日本人同士同じホステルに宿泊するなんて凄い確率だと思います。
宿泊している宿のベッドの隣の若い女性、話し掛けてみたら同じ日本人だったので色々旅の情報を聞いていたのですが、向こうから話してくることは一切なく。
そして、宿泊している宿のシステムが、入る時に門のブザーを押してスタッフに内側から鍵を開けてもらうタイプなんですが、私が外出し、ブザーを押してスタッフが出て来るまで待っている間、ふと後ろを振り返るとその若い女性が5m後方に気まずそうに立っていました。挨拶すらしたくないようで。

くっそ感じ悪ーーー!\(^o^)/

何がってその方、Twitterでは「女ひとり旅なので皆さん、旅先で会ったら是非仲良くして下さい!!😆って自己紹介欄に書いていてキラキラtweetしまくりなのに、実際の人物はこれかってギャップが。(旅の経路、体験談、体調、帰国日から特定出来てしまった。)
年齢近い人限定って書いた方がいいですよ?😇とか言ったらびっくりするかしら、ふふ。

さ、気を取り直して街を観光。
宿の近所の道路は工事中でボロボロ。誰でも入れてしまう囲い。

スポンサーリンク

世界遺産のクスコ街歩き

ここクスコはインカ帝国の首都、世界遺産の街です。
クスコの街は、インカ帝国で神聖な動物とされた「ピューマ」を形どってつくられ、ピューマの頭や心臓にあたる箇所には、インカ帝国にとって重要な建築物が配されているそう。

「サント・ドミンゴ教会」と「太陽の神殿」

15ソル(520円)でサント・ドミンゴ教会へ入ってみます。

元はインカ時代のコリカンチャ=太陽神殿。意味は「黄金の場所」
インカ時代には黄金で装飾され、一部(星の神殿)にはダイヤモンドの装飾などもされていたそうですが、スペイン人の略奪によって現在残っているのは石組みの遺跡のみ。

1533年フランシスコ・ピサロがクスコに入城し、壁などに敷き詰められていた黄金をすべて奪い去りました。

インカ時代の神殿の中庭。教会は後から。スペイン人はインカ人が造ったコリカンチャを潰し、土台の石組は精巧過ぎて潰せなかったため、その上に教会を建てたそう。

壁が一面黄金で覆われていたなんて、どんな神殿だったか見てみたかったですね。
今となっては誰も知る由もなしですが。

綺麗な曲線を描くインカ時代の石壁。

向こうの山には「クスコへようこそ」といった文字と絵が彫られています。空と雲が凄い!
神殿があった頃はどんな素敵な風景だったんでしょうか。想像してロマンに胸馳せる。
それにしてもいい景色だなぁ。標高は富士山と同じ位なので歩くとしんどいですが。

外を出た通路。
左がインカ人が造った石壁。精巧過ぎて剃刀の刃1枚通しません。
右がスペイン人が造った石壁。・・・雑い、雑過ぎる。その昔、大地震が起きた時、スペイン人建てた建物は全て潰れましたが、がインカ帝国時代の石組みはびくともしなかったそうです。

12角の石

インカ文明の高度な技術を見に行きましょう。

この辺に12角の石があるはずなんだけど・・・これは9角かな?
他の石の形状も凄いですね。こんなぴったり当時の工具でどうやって削ったんだろう。

細い通路をぐるぐる探す。

場所が全然分からなくてその辺のペルー人に教えてもらいました。角を曲がっただけでしたが。
これが有名な12角の石!
削った人も何百年も後に、こんな有名になると思ってなかったでしょうね。国宝指定になっているそうです。他にも13角、14角の石もあるそうなんですが、案内のペルー人男性が「俺の絵を買うかチップ、チップ」と言い出したので退散!

プラザ・デ・アルマス(アルマス広場)

ここが街の中心ですね。

カテドラル。昨晩はミサで入れ、中を見学しました。

アルマス広場から北へ伸びる通路。
お洒落なバーやらツアー会社やら日本食レストランもあります。

やはりリャマはかわいい!民族衣装を着たおば様たちがたくさんいらっしゃいます。

夜ご飯にあたる

朝は宿で軽くインスタントラーメンを食べたので、ここで夜ご飯。
地元の人が入っている食堂へ。地元の人というか警官ですが。休憩中?

セビッチェと魚のフリッターのセット。ホワイトのソースはどれに掛けるのか不明、そしてめちゃくちゃ美味しくてびっくり!
特大ビールも入れて1,000円未満。

そして美味しかったのですが、この夜、ホステルに戻ってから胃がキリキリ痛み出します。
お腹が痛いんだけどお腹を壊してるわけじゃなくて、胃の内壁をアメーバーか何か攻撃しているような痛さ。脂汗をかきながら寝たり起きたりを繰り返してこの日は終了。


2023年3月29日(水)

おはようございます。
胃が痛い。。。体調が悪過ぎて起き上がれず、ホステルのドミトリーでずっと朝から寝てます。
昼過ぎにふと見ると隣のベッドの女性は何も言わずにいつの間にかチェックアウトされたようで、荷物も無くなっていました。

コロナ以降の情報がないのでTwitterで検索しているのですが、「クスコからマチュピチュはオリャンタイタンボで1泊がいい。」という情報を見たので、明日くらいからオリャンタイタンボへ移動しようと思います。

そしてこの情報発信源の方、今はマチュピチュにいるそうで、昨日ふと自己紹介欄を見たら「チベットが好き」と。
チベットに何度も行っている珍しいお方、お会いしたことがあります。日本での南米好き飲み会で。

日本で一緒に飲んだことある人が今現在地球の裏側で近くにいる!
凄い偶然だし、やはり私は出会いを大切にしたいので、ここは勇気を出して連絡してみました。すぐに返事がきて、今日クスコで一緒に会う予定です!!返事きて嬉しい!

しっかし今日、私はめちゃめちゃ体調が悪いのです。高山病なのか、アメーバーに胃をやられているのか。
フラフラになりながら体をひきずってアルマス広場に行き、待ち合わせの19時まで時間を潰します。

今日の観光はこのリャマの1枚で終了、限界。

歩けないので広場に面するカフェに入りました。

夕方17時。今日初の食事。パッションフルーツソースのチーズケーキが美味し過ぎる!
コーヒーも入れて23ソル(800円)。ペルー、美食天国??

アルマス広場でエリさんに再会出来ました!
ここはエリさんが宿泊しているホテルのロビー。ここでまずビールで乾杯。

アルマス広場からすぐだし、ドミトリーだけどベッドにカーテンがついているからゆっくり出来そう。
なんて素敵なホテル。
これまで最安値ホテルばかり予約してましたが、あと千円位余分に出してこの位のレベルのホテルに泊まった方が旅を楽しめるな、と感心。ちょっと自分の旅のスタイルを再考させられました。

もう1名エリさんがこれまたTwitterで知り合ったという若い男性の方も入れて3名でバーで飲みます。
私は体調悪すぎでジュース。

それにしても二人とも社交的過ぎ、周囲の人とコミュニケーションを取ってすぐに仲良くなってます。
内気な(?)私には真似できない芸当で、いや、眩し過ぎる。
これだけコミュニケーション能力高かったり、英語やスペイン語がペラペラだったらどれだけ旅が楽しいだろうなぁ。

羨ましいですが、性格なのでしょうがないですね。私は孤独にもくもく旅を続けます。

もっと一緒に飲みたかったですが、マジ体調悪過ぎてキリのいいところで宿に帰ります。
何があたったんだろう?セビッチェと思ってましたが、もしかしたら宿に置いてあったコカ茶かなぁ。朝のジュースのコップ??エリさんからは胃薬をもらいました。

クスコは夜景も綺麗です。
Twitterで嫌な思いをすることもあれば、今夜みたいな素敵な出会い・再会もあります。

明日はオリャンタイタンボへ移動。おやすみなさい。

コメント