パナマ

パスポートなめなめ女と求められたメキシコ出国航空券

パナマ
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1ヶ月間の中米縦断が終わりました!

ベリーズ→グアテマラ→ホンジュラス→グアテマラ→エルサルバドル→ホンジュラス→ニカラグア→コスタリカ→パナマ

昔ながらのローカルバス移動、朝4時起きとか、バス6本乗り継ぎとか・・・
しんどかった部分もありますが、インドに比べたらヘでもなかったですし、やり遂げた感はあります。

中米の人の優しさに触れることが多くて、いい旅でした!

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パナマ トクメン国際空港へ

さて、メキシコをまだ観光していないのでパナマから飛行機でメキシコに飛びます。
アビアンカ航空でコロンビアのボゴタ経由、メキシコ行きを2.6万で取りました。

やはりアビアンカ航空のサイトで直接申し込もうとすると私の持っているすべてのクレジットカードがはねられるので、スカイスキャナー経由で購入。

宿のホルヘに別れを告げ、アルブロック駅へ。
宿の近くからもトクメン空港行きのバスに乗れましたが、スーツケースを持ってますし、始発から乗ってる方が座れるかなと思いまして。→アルブロックからじゃないと座れなかったので正解でした。

アルブロック駅

18時。アルブロック駅から空港行きの急行が出ているとネットで見たので、周りの人に聞いて並ぶ。
1番南のバス停でS480番のバスでした。本日からひとり旅に戻るので全部自分で聞かないといけません。

案の定、空港のバス停を2駅乗り過ごしました。
隣の席のスーツケースの人が降りる所で降りようと思ったのが間違いです。
15分歩いて戻って、パナマ トクメン国際空港に到着!誰も歩いていない。

空港の中も誰もいない。窓口も全部閉まってるし・・・
夜中3時20分出発というアビアンカ航空なんです。安かったので仕方なく。
人がいなさ過ぎて不安です。


今回の旅行、このスーツケースにして大正解でした。
やはり8kgとか肩に背負うのが重過ぎなので楽ちんですし、セキュリティBOXがない宿でも鍵がかけれて安心、バス移動で雑に投げられても中身安心、水びしょびしょのバスの中に入れられても濡れませんし。たまに荷物代1ドル位取られたりしましたが、メリットしかありません。

拡張できるタイプなのもいいです。
荷物全部を入れたら拡張しないと入らないのですが、飛行機に乗るときはノートPCを手荷物に入れたらファスナーを閉められます。
ファスナーを閉めたら機内持ち込みサイズなのですが・・・

アビアンカ航空の機内持ち込みサイズの規定を読むと横幅35cmまでなんですよね。
これは37cmで微妙に超えているのですが咎められますでしょうか。
重さ10kg以内は服を着てポケットに重いものを入れまくったらクリア。
取り合えずオンラインチェックインを済ませているのでしれ~と乗り込むつもりです。出発当日の機内預け入れ申請が1万円を超えてましたので。

Tocumen Royal Saloon(ラウンジ)

20時、2階にセキュリティチェック前にプライオリティパスで入れるラウンジがあったので入ってみました。

中全部でこの広さです。「21時までだけどいい?」と言われOKし入ります。
私の他には女性1人のみ。

他にお客さんがいないのでめちゃ歓迎されて、ラウンジのお姉さんが色々出してくれました。
ありがたい!

パスポートなめなめ女

21時で閉店したので、することがなくなり仕方なく中へ入ります。
セキュリティチェックの場所に入るのに1人の女性がカウンターに座っています。右の通路が女性で左の通路が男性。

2階から見えていたんですが、空港にほとんど人がいないからか、2人ともずーーーっと自分のスマホいじってるんですよね。ラウンジ横の空港窓口3名もそうでした。
まあ中米はバスの運転手も運転中に触ってるし、美術館や博物館の人もずっと触ってるんですが・・・次の職業はパナマの空港職員か中米の美術館職員がいいかな😇

嫌な予感しかしないですが、右の女性の方へ行く。

セキュリティチェック入口のカウンター前で止まってパスポートとスマホの航空券を見せたのですが、女性は必死でWhatsAppで誰かと会話していてスマホから顔を上げません。
こっちを見ようともしないので、通っていいんかな?と通り過ぎようとしたら「こらっ」となんか怒鳴ってきます。

じゃあ、やはりパスポートを見せないと入れないんかい!と待ってもまだずっとWhatsAppをいじっている。1分以上は待ったと思います。
私がそわそわし出したら、うっとおしそうにこっちを見、今度はWhatsAppからトークに切り替えて「ごめん、客きたからまた後で!」と(たぶん)言ってやっとスマホを切りました。
長ーいネイルが数本取れている手で、私からパスポートを取り、最初のページをジロジロ眺めています。

そして・・・次の瞬間・・・

親指と人差し指をベロンベロン舐めてから私のパスポートをめくり出しました!!😭

「わぉ!!」

ちょっとびっくりして思わず叫ぶと、「何?!なんか文句ある?!💢みたいなことを言って睨んできます。
その後も1ページめくるごとに指をなめなめ・・・😭わーん、私の浮世絵入り最新パスポート・・・

最後、パスポートを閉じて返してくる時もこっちを睨みながら何かスペイン語で言ってましたが、全く何を言っているか分かりません。くたばればいいのに
もうこの件でパナマが大嫌いになりました。

パナマは出国スタンプなし。

アビアンカ航空にメキシコ出国航空券を求められる

災難はまだ続きます。
セキュリティチェックを抜け、中に入るとほとんどのお店が21時閉店でした。中でゆっくりしようと思っていたプライオリティパスで入れるコパ航空のラウンジも21時閉店。

仕方ないので出発ゲートのベンチで座って待ちます。ここは地元の人っぽい人が20名ほどいて安心。
でも少ない。ミニサイズ飛行機なんでしょうか。
そして、ゲート前になんと荷物が規定を超えていないか重さとサイズを測る機械が置いてあります。

ど、どうしよう2cm超えているのがばれたら・・・心臓ばくばくです。

飛行機出発30分前、私と他数名がアナウンスで呼ばれました。名前を言われていますが他はスペイン語で分かりません。オンラインチェックインは済ませてるのですが何か問題があったんでしょうか。

他に名前を呼ばれた人らとゲート入口に行きます。もうこの時点で夜中3時に飛行機に乗れないんじゃないかと不安でいっぱいです。
前の人らが時間がかかって私の順番が回ってきたのは3時過ぎ。出発まであと20分もありません。
ゲートの人は英語が話せました。

「メキシコに行くんですね。メキシコはどのくらい滞在?メキシコ出国の航空券は持っていますか?」
「3週間ほどですが・・・メキシコに着いてからチケットを取るのでまだ持ってません。」
「今すぐここで取りなさい。さもないと乗せれません。」
「今?」
「Now.」

と言われてしまいました。
どうやら、呼ばれたのはカウンターでチェックインしていない人らで、皆同じことを言われているようです。
1回目メキシコのチェトマルにアエロメヒコ航空で入った時は何も言われなかったので、メキシコ出国航空券はもう求められなくなったのだと思っていました。これは航空会社によるようです。

1時間位時間があれば、じっくり出国日や出国地点を検討出来ましたが、もう時間がありません。
なんでもっと早く呼び出してくれなかったのーーー?
出発まで残り15分。焦って陸路移動で使えたコパ航空を予約画面のスクショを見せたところ・・・

「これ、スクショやん、あかん!」

あっさりバレました・・・(´;ω;`)アビアンカ航空のおばちゃん、厳しい!

私以外全員もう飛行機に乗り込んでいます。
時間がありません。ここで乗れなかったら2.6万のチケットがパーです。
他のダミーチケットを用意する時間もなく、3週間後にメキシコシティからボゴタ行きのチケットをスカイスキャナーで1.6万で取りました。

「マダム?まだチケット取れないの?もう無理なら・・・」
「ほら!取れたよ!これっ」

急いで取ったボラリスのチケットを見せます。
ゲートの空港職員ら3人でスマホの画面を見ながらうんうんうなずいて、飛行機に乗せてくれました。
出発10分を切っています。

もう冷や汗しか出ません。変な色の飛行機に乗って乗り継ぎ先のコロンビアボゴタへ。

ボゴタが見えてきました。

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