2023.10.25(水)
1アゼルバイジャン・マナト≒88円
1ジョージア・ラリ≒55.3円
シェキからジョージアのシグナギへ移動します。
この陸路の経路はコロナ以降封鎖されていたのですが、X(twitter)を見ていたら数ヶ月前から通れるようです。
宿のオーナー、アシェリも通れると言っていて、しかも私が昨日ジョージアへ行きたいと言うと、「4人でタクシーて行った方が楽だから。」と他の宿のお客さんにまでジョージアへ行く人がいないか聞いてくれ、感激。このオーナーは私がこれまで出会ったオーナーの中で1番の親切なオーナーです。
アゼルバイジャンのシェキ→ジョージアのシグナギ、通常の行き方
※この辺りの国は歴史的に仲が悪いこともあり、コロナ前は行けてましたが、現在反対方向のジョージア→アゼルバイジャンへは陸路入国不可です。アルメニア→アゼルバイジャン方向、アルメニア→トルコ方向も入国不可。
通常の行き方は、
①宿からバスターミナルへ移動
②バラカンまでマルシュで移動。10時10分と14時の2本のみ
(これが激混みで立つこともあるので苦痛らしい)
③町から国境まではタクシー。朝の便のみ、マルシュの運転手に4マナト追加で支払えば国境まで行ってくれる。
④国境からシグナギの町までタクシー
と、タクシー三昧なのです。タクシーとの交渉は苦手です。
これを同じ方向に行く人らを自分も含め4人集めれば、国境で別のタクシーに乗り換えますが、全てタクシーで行け、楽で安いと言うのです。
シェキ→ジョージアとの国境までタクシー
そしてオーナーのアシェリが本日4名集めてくれたので、タクシーで朝の11時に出発!
料金はひとり10マナト(880円)です。
メンバーは私と同室の中国人女性A子とB子、他の部屋のアゼルバイジャン人の男性の4人です。
どこからどこまでも中国人とは一緒になってしまいました。
そしてアゼルバイジャン人の男性は指揮を取ってくれるのかと思い、何時に出発するか聞いても
「うーん。他の子たちは何時?あとごめん英語分からないんだ。」
と全く役に立ちません。不安なメンバーです。
国境到着
たった2時間でアゼルバイジャンとジョージアの国境に到着しました。
途中、乗るはずだったマルシュをバラカンで抜かしました。やはりタクシーはどこにも停まらないし楽ちん、楽ちん。しかし、A子とB子がタクシーの中で全く口をきかず、シーンとして凄く重苦しい雰囲気です。あんたら、友人同士じゃなかったの?!
アゼルバイジャンイミグレ前の売店で残ったは秒で終了。ジョージア側のイミグレへこんな道を延々登って行きます。
A子に聞くとB子とは宿で一緒になっただけで友人でもなんでもなく、しかも昨日大喧嘩したとのこと。
そりゃ気まずい・・・友人でもないのにそこまで喧嘩するんかい。もう別々に行動したらいいのに
国境の橋を渡るアゼルバイジャン人。
ジョージア側のイミグレが12時~13時半は昼休憩で閉まっていると聞いたので遅めの11時出発にしたのですが、13時半を過ぎても閉まっていました、海外あるある。
そしてめちゃめちゃイミグレの男性らが偉そうです。ジョージア、今後不安(´・ω・`)
ジョージアの入国は私と中国人の子らはすぐでしたが、アゼルバイジャン人だけスマホ内の写真をチェックされたりと凄い時間が掛かっていました。
暇なのでイミグレのトイレに行ったりATMがあったのでお金を下ろしたり。
国境→ジョージアのシグナギまでタクシー
ひたすら謝りながら出て来るアゼルバイジャン人の男性と合流し、イミグレを出ます。
出てすぐタクシーが2台停まっておりシグナギまでの料金を聞くと「70ラリ」と。
私は少し前のブログで「60ラリ」と見ていたのでそれでいいかと思ったのですが、中国人B子が「あり得ない!!」と猛烈にタクシーのおじいちゃんに抗議します。めちゃめちゃ値切り倒して50ラリに。
はぁ、たくましいね。しかしB子のそういうところも苦手です。
山道をくねくね渡り、1時間でジョージアのシグナギに到着!
街が綺麗~かわいい~(*´ω`*)シェキに続いて癒されまくり。
そして宿。
私はこの3日間、生活音出しまくりの中国人B子と一緒でストレスフルなのです。
何がなんでも、もうこいつらとは別れたい!!
そこでシグナギでの宿は2か所チェックしていましたが予約はせず、こいつらが行くのと別の宿へ行こうと作戦を立てていました。
その宿はMaya Guest HouseかTemuka Guest House。
Mayaの方はドミですが、Booking.comで「ベッド5部屋のうち残り5部屋」となっていたため個室のように使えるのが分かっています。
Temukaの方は個室で500円程高くなりますが、おばあさんのウエルカムワインと手作りケーキがあるとのことで、十分な値段だと思いました。
そしてタクシーの中で盗み見すると、A子がスマホに目的地として入れていたのはMaya Guest House。よし!私はTemukaへ行くでぇぇぇ。これでやっと3日間一緒のこいつらと別れられる!!
A子「あなたはどこのホテルに行くの?私はMaya。」
私「私はあなた方がMayaだからTemukaというところよ。あっタクシーの運転手さん、ここで停めて。私だけ降りるわ。はい、4分の1の料金の13ラリ。では皆さん、これまでありがとう、ごきげんよう。」
A子「待って、私もあなたと一緒のゲストハウスに行くわ。ここで降りるわ。」
アゼルバイジャン人「僕もここで降りるよ。」
はぁぁぁぁぁぁっっ?!なんでやねん!!!
私「Why?Mayaに行くって言ってたじゃない。Temukaはドミなくて高いわよ。それに何?!アゼルバイジャン人はここからトビリシまで行くって言ってたでしょ?ここからバスターミナルまでは遠いわよ、せっかくタクシーに乗ってるんだからバスターミナルで降りなさいよ。あなたたち自分の意志ってものはないの?!」
A子「いいの、いいの、予約してないから。私もTemukaにするわ。」
・・・・
ついてくんなやっっ!ぼけぇぇぇぇぇっっーーーーーー!!(。-`ω-)
Temuka Guest House
なんなんでしょうか。作戦まで立てたのに大失敗です。なぜついてくるのでしょうか。
結局アゼルバイジャン人も「僕はこの辺を歩いてみて、それからここに泊まるかトビリシに行くか決めるよ。」と言って一緒にタクシーを降りました。
私はさっと移動して中国人2人をまいたのですが、GoogleMapで見事同じ宿に辿り着かれてしまいました(;´Д`)
予約なしで行きましたが、おばあちゃんが温かく迎えてくれました。1泊27ラリ(1500円)。
私の部屋を見たA子は「素敵なお部屋ね、いくら?」と聞いてきたので「10ドル」と答えると、それを聞いたB子がギャーギャーおばあさんに抗議します。
「私たちの部屋の方が狭いのに一人6ドルってどういうことよっ」
・・・・いや、だから!お前のそういうところが大嫌いやねん
若いのに度厚かましい。
頼むからついて来て欲しくなかった・・・
テラスからの景色が口コミ通りとても綺麗。そしておばあさんの自家製ワインとケーキです。
内装といいおばあさんの家に来たかのような、素敵なホステルです。
シグナギ散策
シグナギの町を散策します。宿のすぐ近くの教会。
たまたまこの時は開いていましたが、他の日はずっと閉まってました。とても小さな教会です。
Sighnaghi Wall。城壁です。シルクロードのようにずっと奥まであるのですが、歩けるのは200m位の一部だけです。しかし坂と階段が急でしんどい!
向こうの方までずっと続いています。
この景色・・・
ジョージア、美しい~!!
しかし・・・思ったよりもかなり規模が小さいです。シェキと比べ物にならないくらい。
この夕方だけで町の端から端まで歩けてしましました。
Kusika restaurant & Hotel(レストラン)
城壁の近くの景色が良さそうなレストランへ。標高が高いのか夜はちょっと寒いです。
・・・またもA子とB子を見つけてしまいました。A子は挨拶してきましたがB子は無視です。別のテーブルに座ります。一緒の方が色々食べれたけどね。
ジョージアで食べて見たかったヒンカリ。
オーダーは最低5つからとのこと。
チーズヒンカリ。カッテージチーズが中に入っていて美味しい。オリジナルも今度たべてみよう。
サービス料も入れてビールとで23ラリ(1,280円)でした。
ここは観光地なので物価は高いようです。
シェキに続き本日も美しい町でゆっくり。
あすもシグナギを回ります。
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