ジョージア

ジョージアのシグナギから首都のトビリシへバス移動、自国が戦争中の人々と飲む(2023.10.27~28)

ジョージア
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2023.10.27(金)
1ジョージア・ラリ≒55.3円

いよいよ、行ってみたかった安かったと噂の国のジョージアの首都へ移動します。
松屋でシュクメルリが流行ってから興味深々なんです。

ラスト・シグナギ

おはようございます。本日もTemuka Guest Houseのテラスからの景色は綺麗です。

シグナギ、お昼位のバスで出ようかと思いますが、することがもうありません。
散歩でもしましょうか。

市場へ行ってみます。建物の1室だけ。市場というかお土産屋かも。
これ、よく見るんですがトゥクラピという果汁を固めたシートらしいです。

これは最初ロウソクかと思いましたが、チュルチヘラというクルミなどのナッツを果汁と小麦粉を混ぜたものに浸して天日干ししたもの。グミみたいな食感らしいです。味見してみましたが、うーん。小麦粉と水とクルミって感じの味(´・ω・`)

街に1軒だけあるスーパーで朝ご飯購入。パンだけはめちゃめちゃ安いです。味もそれなりですが。

さよなら、シグナギ。
宿をチェックアウトする時、おばあちゃんがジョージア語でいっぱい何か言いながら抱きしめてくれました。ちょっとうるっ😭ありがとう、おばあちゃん。どうかいつまでもお元気で(*´ω`*)

シグナギ→トビリシ

バスはシグナギのバスターミナルから、朝の7時から2時間おきに出ています。
こんな感じの15人乗りのミニバン。
13時のバスに乗りました。10ラリ(550円)。
またも中国人B子グループ5人と一緒でした、車内でもうるさい😇

Navtlugi intercity Bus Terminal(トビリシからの到着地点)

2時間であっという間に到着。

トビリシからのバスの到着地点はここ。街の中心からはちょっと離れています。

GoogleMapを見ると目の前に地下鉄の駅があるけど、入口が全く見つけられなかったのでバスでホテルまで行きます。タッチ式のVISAカードで乗れました。1.5ラリ(85円)。

Tbilisi Central Railway Stationで下車。市場がいっぱいある駅みたいですね。

かなりの数の市場がずっーーーーと続いています。自炊すれば日々の食材が安く買えそうな賑やかなエリアです。

Bule hostel(日本人オーナーの宿)

ジョージア在住の日本人男性が経営しているホステルにしました。
Booking.comで予約したら「若い人向けのドミですし、10人でバス・トイレ1室しかなく女性はいつも文句を言ってますが大丈夫ですか?」と連絡を下さいました。
この日はドミは取り敢えずシングルに宿泊して様子見。シングルは31ラリ(1,700円)

キッチンに行くと、早速アルメニアエレバンに出発するところだと言う日本人男性のMさんと出会い、長々と喋ってしまいました。
Mさんは昼間、ここから出るエレバン行きのシェアタクシーが何時間待っても全く人が集まらなく、本日の寝台列車に変更したそうです。こういう情報が聞けるので日本人宿はいいかと思います。
同年代(ちょい下だけど)のバックパッカーに久々出会いました。

列車の駅まで見送ると、19時半過ぎ。近所の市場や惣菜屋は閉まってしまい、仕方なく夜ご飯はスーパーのラーメンで済ませます。味はイマイチ。
おやすみなさい。


2023.10.28(土)

この宿・・・朝からシャワーのお湯が出ません・・・
ジョージアはインフラが整っておらず、断水や停電がしばしば起こるそうです。水圧が低いと給湯器が作動せず何回試しても水・・・(;´Д`)
シャワーを浴びたいので、Mさんから聞いた泉質が良くて安いサウナへ行ってみることにします。

バスで行くので近くのバス停がある公園へ。横の建物は電気街。

そしてお前誰やねん。

お腹が空いたので、公園のハンバーガー屋さんでハンバーガーを買います。ジョージア語しかない。よ、読めん(;´・ω・)

チーズバーガーと言うと通じました。中々肉肉しくて美味しいです。
ハンバーガーとコーラーで7.8ラリ(490円)。座席がないテイクアウトのみのお店でこれって、ジョージアってめちゃめちゃ物価が安いと聞いていたのに別に全然安くない。

バスで20分、街の中心です。
この辺りはこんな感じで地下にサウナがあるお店がいっぱい。温泉がでるんでしょうね。

橋にいっぱい付いている鍵や、川の雰囲気がペルーのマチュピチュ村を彷彿とさせます。
あそこも初代村長が日本人だったから日本の温泉街に似てるって言われていますもんね。

Sulphur Bathhouse №5

Mさんや宿のオーナーのIさんが勧めてくれたサウナ、No5に着きました。
受付「ファミリー?プライベート?」
私「私はアローンですが?プ、プライベートかな??」
受付「105ラリ。」

ひえー。高い!プラベートとは個室のことでしょう。共同風呂のファミリーの6ラリ(333円)にしました。地下の男女別の温泉へ案内されます。

監獄ですか。

最初テーブルで食事を囲んでいる女性4名の部屋を通ってびっくりしました。サウナの従業員のようです。
その横が更衣室です。バスタオルやシャンプー・石鹸は持って行けと言われたので持って来ていますが・・・ロッカーの下は直接床ですか。しかもめっちゃうす汚れています。

裸になり温泉に入りましたが、女性用は上から1本お湯が出てきているだけの仕切りのある場所が6か所。打たせ湯のみで湯船もサウナもありませんでした。うっ情報・・・(´;ω;`)(男性用はあります。)
他のお客さんは地元の貫禄あるおばあ様ばかりです。垢すりまでするつもりで来たけど、雰囲気最悪で断念。
帰りに横の部屋にあったドライヤーを使っていいか貫禄ある従業員のおば様に聞きましたが「2ラリ!」と怒鳴られ、その後従業員4名でペットボトル大のビールで酒盛りを始めてしまいした。大丈夫なんかいなこの国。

一応体は洗えたので脱出。付近はモスクもあります。

メテヒ教会

目の前の大きな川を渡ってメテヒ教会へ。

教会では結婚式が行われていました。
ジョージアでは美女と髪の毛のないヒゲのおじさんのカップルをよく見ます。そういう遺伝子なんでしょう。

ここからの景色も雄大です。
ずっと憧れていたトビリシ、こんな町やったんか。あの気球にも乗れるみたい。

平和の橋

ここからケーブルカーで丘の上に行けるのですが、夕方は凄い行列で断念。
お洒落なデザインの橋を渡って向こう岸へ。

UZU House

ホステルのオーナーのIさんから「本日、日本人のイベントがやっている場所があるので行ってみたらどうですか?」とメッセージが来たので行ってみます。UZU Houseというところらしいです。Iさんはとてもきめ細やかで親切です。

おしゃれな街並みを通って・・・

ここみたい。廃墟とばかり思い込んでいたので、最初見つけられず、何度もぐるぐる回りました。
勇気を出して、この手前のドアを開けて入ってみます。

完全手摺なしの階段の上もコミュニティスペース。外国人の方がいっぱいいてびっくり。
土曜日は、このシェアハウスに住んでいる日本人の方々がラーメンを提供しているみたいです。

味噌ラーメンを15ラリ、隣のカナダ人のお姉さんからはこの辺りで売っているホームメイドワインを頂きました。
ラーメン、前日から仕込んでいる手打ち麺らしく、めーーーーーっちゃ美味しい~!!
感激レベルです。いや、来て良かった( ;∀;)

ここに集まって来ているのは、ほぼ外国人。ラーメン食べたさで家族で毎週来られている方もいるそう。数名だけ日本人もいて、お座敷で3名で語っていると外国人3名が「輪に入っていい?」とやってきました。
自己紹介を聞くと、皆、30前後のロシア人女性、ウクライナ男性、イスラエル人男性です。

・・・・

いや、ちょっと待てい。

あんたら全員、戦争中やないかーーーいっ\(^o^)/

そんなこと誰も気にせず、和やかにワインを飲み6人でゲームをしながら夜が更けていきます。

皆さん自分の国が嫌で逃げてきてるんですよね。
ジョージアでは去年からロシア人が大量に押し寄せ、物価が2~3倍に高騰したそうです。
それで「ジョージアはかなり安い」と聞いていたのに、今では日本よりちょい安いくらいの物価になっちゃったんですね。この辺りの国に来ると、現在起こっている歴史を肌で感じられるなぁ。
ロシア人の女性は「ロシアの方がもっと安い!」と言っていましたが、それでもウズベキスタン以降、宿がどこもロシア人だらけだったので皆さん避難して来ているんですよね。

仲良くて愛が芽生えそうなロシア人とウクライナ人を置いてバスで帰ります。割と衝撃でした。
イスラエル人にもさりげなーく自国のことを聞きましたが、何とも思ってない感じ。物価はめちゃめちゃここより高いそうです。

そうか、もうハロウィンか。渋谷は今年はどうなってるのかな。
ここまで来たら当分日本には帰れなさそうです。おやすみなさい。

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