ザンビア

ザンビアのルサカからリビングストンへ移動、Jollyboys Backpackers(Day341)

ザンビア
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ザンビア2日目
1ZK(ザンビアクワチャ)≒6円

ルサカのバスターミナルへ、ザンビアのUberは安い

8時に起床し、荷物をまとめ同室のザンビア人女性に別れを告げてチェックアウト。
390クワチャで購入したバスの時間は9時。

宿の前でUberを呼ぶ。
昨日は20分位歩いたがザンビアのUberは安く、たったの20クワチャ(120円)。

アフリカの女性って頭にあんな荷物載せられるからバランス感覚が凄い。
Uberの運転手は「バスでどこへ行くんだ?どこのバス会社だ?」と聞いてきて、混雑しているバスターミナルの中を、周囲の人に聞きまくって私が乗るバスを見つけてくれた。

ルサカバスターミナル

9時前。
タクシーを降りるとやはり凄い人が寄って来る。「もうチケット持ってるよ。」と言うと大勢に「それはこのバスだよ!」と案内される。

1度バスに乗り込んでから降り、トイレ休憩の時に見失わないようにバスのナンバープレートの写真を撮ろうとするのだが
「マダム!なぜ降りる!」「何がしたいんだ!」「どこへ行くんだ!」「トイレはあっちだぞ!」
と何人もに絡まれ全然写真が撮れない。
「バスを見失わないために、ナンバープレートの写真が撮りたいんだよ!」
と言ってもこのポーズだ。ザンビア人は愉快で親切でお節介だ。

9時になってもバスは出発しない。その間に何人も売り子が来る。
シェフの格好した人が乗ってきたので、これは美味しそうだとチキンの唐揚げを買ったのだが「45クワチャ(270円)。」と言われ50クワチャを渡すと「お釣りは無いから、後で。」と言ってくれなかった。

「バスは10時になった。」とアナウンスがあったようで乗客と店員が揉め出した。やっぱりな。昨日のチケット購入時点で時間が二転三転するから9時のバスなんかないと思ったよ。

10時になり、9割席が埋まってバス出発。
出発して30秒で停車して、バスターミナル内の給油機でガソリン給油。

・・・出発前に何時間停車してたし、入れる時間あったよね?!

しかもエチオピア以降、全てのバスが何時間停車しててもずっとエンジンかけっぱなし。環境配慮とか燃料節約とかいう言葉、知らないんだろうな・・・

ルサカからリビングストンへ

ルサカからリビングストンまで8時間はかかるので、1度20分の休憩あり。
食事をとるほどの時間でもないのでコーラ購入。公共トイレも見当たらない。

コーラを購入した商店の人に「トイレ貸して」って言ったら、自宅兼お店の裏庭にあるトイレに連れて行ってくれた。これがザンビアの一般家庭のトイレか・・・どっちが前なのか後ろなのか。頭かお尻が壁に当たるんですが。シュール。

私がトイレに行っている間近くの席のおばさんが「どこ行ってたの?」と心配してくれてた。バスは2列2列の4列式。天井の窓が壊れているから真下にいる人らは黒人の肌の色だと暑そうで、うずくまってへばっていた。自由席なのになぜその席を選んだし。

ずっとこんな景色が続くが、次第に日が暮れ、スマホの充電もバッテリーの充電も切れてしまった。
アフリカは壁のコンセントの位置が高く、昨晩はバッテリーの充電コードが短すぎて届かず充電出来なかったからだ。
こっちも充電ないのに隣の席の女性に「充電器貸して。」と言われる。アフリカではこれまでも、これ以降もバスや飛行機で「充電器貸して」とめちゃめちゃ頼まれた。

リビングストンのバスターミナルに到着

20時。スマホの電池がないので写真はないが、リヴィングストンのバス停に到着。
宿まで恐らく徒歩15分の距離だが、夜なのでタクシーに乗ろうと思い、寄って来たタクシー運転手に予約していたホテル名を告げると「100クワチャ!」と言う。今朝、同じ位の距離を20クワチャで乗ったのにふざけんなと歩き出すことにした。

歩き出したものの、GoogleMapがないので宿の方向が分からない。夜だし危険かも。
バス停前のスーパーにいた人らに「Jollyboys Backpackersに行きたいんだけど、どっち?」って聞いたら「歩けないよ、タクシーで行け。」と言われた。
「100クワチャって言ってボッてくるんだよ。」と言うと「仕方ないな、俺の兄の車を呼んでやる。」と兄弟に電話してくれてる。「兄貴、ここまで来るの時間掛るらしいから、乗り合いタクシーで行け。30クワチャだ。」と、乗り合いタクシーを探して停めてくれた。

ザンビア人って本当に親切じゃないか?感動させられることばかり。
それにアフリカ旅って難易度が高いって旅人らから聞いていたけど、エチオピア以降、こうやってスマホの電源が切れようが、その辺の一般人が全員英語が話せて道が聞けるので、中南米よりずっと楽だ。あっちはスペイン語、ポルトガル語しか通じなくて、SIMカードがない時は英語を話せる人を探すところから始まっていたからなぁ。ギャングが多くて相手が拳銃持ってるかも知れないし。しんどかった笑

Jollyboys Backpackers(ホテル)

この国と、次に行くボツワナはどうやら乗り合いタクシーが一般的のようで、私の他に既に2名男女が乗っていた。予約した宿Jollyboys Backpackersは有名のようで、名前を言うだけでちゃんと到着。

次の日の写真

到着して入口にいたセキュリティの人に「チェックインしたいんだけど。」と言うと「レセプションは20時までだ。20時を過ぎているのでお前はもうチェックイン出来ない。」と言われた。
は? 7分しか過ぎてないじゃないか。
「じゃあ私は今日どこに泊まればいいんだ?」と尋ねると「キッチンの人に聞いてきてやる。」 と言い、結局レセプションはまだいた。 そりゃそうだろう、焦った。なんだこいつは。

女性専用ドミトリー、2,160円。これが明日は有名人のコンサートがあるせいで、満室で倍以上の金額になっているなんて。

庭にはテントスペースがあるから、テントと寝袋があったら延泊出来たんだろうな。ザンビア以降は宿代が高くなるからとテントと寝袋を購入する旅人も多い。ちょっと私の年齢ではキツイが。

テラスも広いし、プールもあって居心地良さそうな宿だ。シャワーやトイレも清潔で沢山ある。
ここにもっといたかった。

ビール売り場の横に卓球台があってパリピな人たちが騒いでいた。まあ私が苦手な場で関係ない。ビールを買ったら早々に退散しよう・・・と思ったら日本人の男女がいた。ケニア初日以来の日本人。しかも女性の方は、私が一時帰国中の3月に「いい旅してるなぁ」と憧れてインスタでずっと見ていたアフリカ縦断中の若い女性だった。こんな偶然ってあるもんなんだな。

久々の日本人で嬉しくなり、ビールを飲みながらお話させてもらった。

リビングストンに来たのはヴィクトリアの滝を見るためだ。満月の前後3日は夜も滝に入れるらしいが、この日19時までに到着していたら行けていたらしい。朝4時のバスで来ていたら夜の滝を見れていたってことだ。知っていたら朝4時のバスにしていたんだけれど。

日本人2名も明日はリビングストン中の宿が満室のせいでここを出てボツワナへ向かうらしい。
私もヴィクトリアの滝を見た後ボツワナに行くので、また宿で会う約束をした。

明日はいよいよ三大瀑布のヴィクトリアの滝。南米のイグアスの滝もとても良かったから楽しみだ。

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