モロッコ

青の街シェフシャウエンでやっと素敵なモロッコに(Day377-380)

モロッコ
スポンサーリンク

1MAD(モロッコディルハム)≒1.57円
モロッコ15日目、シェフシャウエン1日目

シェフシャウエンのバスターミナルから旧市街までシェアタクシー

シャウエンのCTMバスターミナルに到着。

ローカルバスは走ってないようで、近くの人に聞いたら青色のミニタクシーに乗れと言われた。
スーツケースを持ってブラブラしてると、既に2名乗せた青色のシェアタクシーが停まってくれる。25MADというので、20MADに値切ったらOKだった。本当はもっと安いのかも知れない。

Hostel SUIKA

ここも他の都市と同じく、旧市街は車が入れないので、門からは徒歩で宿に向かう。
6人部屋に2人しかいないので快適。水回りも綺麗で、ここのオーナーもまた日本人びいきだった。
€5+税€2。

キッチンはあったが、シンクとコンロはあっても食器や鍋類はない。日本からキャンプ用品を持って来ていて良かった。大味のタジンばかりだと飽きるからだ。

お腹が空いたので、食べに出掛けることにする。
青い街に黒猫が映える。フェズの猫と違って毛並みがいい。

Restaurant Bab Ssour

口コミの良かったレストランに来てみた。屋上のテラスでも食べれるようだが、予約で埋まっていたので中で食べる。

エビタジン鍋なんてあったのか。タジンには飽き飽きしていたが、これは美味しかった。味はやはり薄いので、一緒についていた辛いソースを付けながら食べる。60MAD。

夜のシェフシャウエン

宿で休憩してから、夜に外を歩いてみる。とても美しかった。

スペインから追われたイスラム教徒の人らが神聖な意味の青で街を染めたとか、観光地化しようとして青に染めたなど諸説あり。

昼のシャウエン歩き

昼のシャウエンをを歩いてみた。細い路地ばかりなのでどうしても写真は縦になる。

カサブランカの音楽を聴きながら歩いていると雰囲気が出て楽しかった。
この街は写真センスがない人でもどこを切り取って絵になるだろう。

お菓子屋さんが試食させてくれたので、買ってみた。美味しい。シャウエン、ずつといたい。

インスタを通じて連絡をくれた人と会う①

インスタに「モロッコにいるので会いませんか?」と連絡をくれた人が2名いた。
今日はその女性の方と会う。Aさんはお子様を連れて世界一周しているというので昼間に会うことにした。旦那さんは日本に置いて、子供は幼稚園を休ませて長期旅しているらしい。世の中にはそんな寛容な旦那もいるのか。

観光客がいる広場でカフェタイム。チョコクレープはかなり美味しい。

Aさんはお上品で魅力的な人だった。かなりお金持ちそうだったので、私と旅のスタイルは全然違うだろう。お子様はまだ小さいので自分が世界一周していることに気付いていないかもしれないが、凄いいい経験をしているんだろうな。

久々の女性同士の会話はとても楽しかった。フェズって行かなくても良かったよね、モロッコ人に疲れたなど意見か一致。そしてやはりお子様がすぐに退屈し出したので悪いと思い、夕方前に別れた。

山の上のモスクから見るシャウエン

その日はモスクがある山に登ってシャウエンの夕日や夜景を眺めた。山の上は観光客でいっぱいだった。青の街は何処までも美しかった。

インスタを通じて連絡をくれた人と会う①

次の日は連絡をくれた男性の方と会った。Gさんも昨日会ったAさん同様、世界一周航空券で旅している。世界一周航空券を利用している人に出会ったのは3人目だ。多少の変更はきくといえ、最初に全ての経路を決めないといけないなんて、3日後の宿すら決めきれない私には利用不可能な航空券だ。

昨日、Aさんと食べた広場の同じ観光地価格のお店に入ってラムタジンのコースを食べる。

Gさんは年齢は私とそこまで離れていなかったが、クラブミュージックとマリファナに傾倒していて、旅もそれ目当てで行き先を決めているようだった。
海外の歴史や文化、世界遺産の話などしても興味ないようで話が全く噛み合わなかった。

ウエイターが「ランチのコース90MADを70MADにディスカウントするよ。」と何回もゼスチャーを交えて説明してくれているのに、全く理解しておらずびっくりした。英語が全く話せなくても愛嬌とコミュニケーション能力の高さで世界一周出来ている人は見たが、彼はコミュニケーションも・・・
2ヶ月旅しているらしいが、今後も大丈夫なのだろうか。

シェフシャウエンのバー

旧市街を出て直ぐに、シャウエンて唯一飲めるバーがあると、同じ宿のウエールズ人たちに教えて貰ったので行ってみた。

1本ビールを頼むと1品つまみが無料で出てくるようで、ビールを3本も頼むとお腹がいっぱいになった。日本の居酒屋でお通しで3〜500円取られることを考えたらお得だろう。ビール3本で2000円位払ったが、イスラム教の国は酒が高いから仕方ない。

ラストタジン鍋

最後の夜はまた別の路上レストランで鯵タンジェを食べてみた。40MAD。タジンも魚系なら美味しい。

シェシャウエンに4泊

シャウエンでは食事したり商店で物を買ってもボラれることはなかった。小さな街だから毎日同じ道になってしまうが、青い街を歩き回った。

乾燥した空気に、大好きな1本75円のコーラが美味しい。すっかりこの街が気に入り2泊しか予約していなかったがもう2泊延泊した。最後にやっとモロッコで癒された気がした。

宿の人らと屋上のテラスで会話していると、どうやらここは有名なマリファナの産地で「山で栽培しているのが見えるだろ?」と言われた。それであちこちからタバコではない匂いがしてたのか。「合法なの?」と聞くとそうだと言う。本当か分からないが私はお酒以外興味がない。

最終日はモロッコからスペインへ、フェリーで移動する方法を念入りに調べた。ネットの情報は少ないし、交錯していた。
ジブラルタル海峡の街タンジェには港が3つあってどこからでもスペインに行けるので、3パターンシミュレーションして1番安い方法で行くことにした。

明日はまた、ヨルダン→エジプト間以来のフェリー国境越えが出来る。いよいよ物価の高い国、ヨーロッパだ。

コメント