2026年4月29日(水)1€=187円
イタリア7日目、ヴェネチア3日目。
ヴェネチア本島に泊まった日の朝。

「早朝の観光客のいないベネチアはいいよ。」とチャッピーが勧めてくれたので、朝7時に起きて散歩する。

有名なリアルト橋ですらこの人数。朝8時台のヴェネチアは、人は少ないと言えば少ないけれど、「誰もいない」わけはなく、通勤・通学の地元の人らで賑わっていた。結構人が住んでるんだな。

イタリア最後の日。
イタリアは食べ物は美味しいし、人も陽気だし、歴史もあるし、観光地としてはかなり高得点と思う。誰が来ても楽しめるだろう。
しかし、私はマニアックな国へ行きたいのだ。今から、スロベニアへ向かう。
ヴェネチアのFlixBusのバス停
ミラノからここまでは列車で来たが、ここからスロベニアの首都、リュブリャナまではいつも使っていたFlixBusで行く。列車だと乗り換えがあるが、バスなら1本でいけるのだ。

長距離バスのバス停は殺風景で屋根もベンチもなかった。雨が降ってきて、バス停でかなり待った。20分遅れてやってきた9時発のバスに乗り込む。乗る人は少なくてガラガラ。
2ヶ月前に予約して5,700円。まぁまぁ高い。
朝食に、バスの中で昨日炊いたご飯にふりかけをかけて食べる。これで出費のバランスは取れたか。
スロベニアの首都リュブリャナ到着

3時間半でスロベニアの首都、リュブリャナに着いた。
バスに乗る前に「このバスで合ってますか?」と近くでバスを待っている人に声をかけたら、若い日本人の男の子だった。感じ良かったし、夜ご飯をシェアできたら楽しいかも…と一瞬思ったのだが、バスを降りた瞬間、彼はさっと姿を消してしまった。
世界一周中みたいな出会いはないか。昔のバックパッカー時代の、誰とでも友達になれた時代とは違うのだ。今夜もひとりで食べよう。

雨のリュブリャナ。標高が高いのだろうか。めちゃくちゃ寒い。
アドホック ホステル
リュブリャナでは1泊だけする。街のど真ん中、男女混合ドミトリーで4,200円。もう少し安い宿はいくつもあったが奮発した。

13時半にチェックイン。宿のスタッフは驚くほど親切で、私のスーツケースを階段の上まで運んでくれた。ヨーロッパではアジア人差別を感じたことが何度かあったが、ここはオーナーもスタッフも親切で、スロベニアに対する第一印象はかなり良い。
宿のチェックインは15時からだったため、それまでロビーで英会話の勉強をして過ごした。宿の共有スペースはとても静かで居心地が良い。皆がマナーよく過ごしている。

15時にチェックイン。他にも何部屋かあったのだが・・・ドミトリー貸し切り部屋にアサインされた。なんてラッキーなんだ。この金額で個室が味わえるだなんて。ミラノやヴェネチアって、どこも満室だったのに、隣の国のスロベニアって、こんなに観光客が来ないとは。ベッドの構成と貸し切り感が、スリランカのキャンディーの宿のようだ。両方のオーナーに酷く同情した。
リュブリャナ散策

シャワーを浴び、十分休憩したので、リュブリャナの街を散策する。

リュブリャナには竜伝説がある。ギリシャ神話の英雄イアソンがこの地で竜(ドラゴン)を退治したんだとか。街のいたるところに竜がいる。かっこいい!これ、正にドラゴンクエストの世界じゃない?

お土産屋もこんな看板があってかわいい。リュブリャナの人々がドラゴンを誇りに思っていることは間違いない。
Gostilna Sokol(レストラン)

雨なので、観光は明日にして、夜ご飯を食べることにした。
宿の裏の、めちゃくちゃ口コミが多いレストランに来た。

私の他にも、ひとりものの観光客はいる。
世界一周中にチェコでタタラークという生肉を、ラストオーダーが終わっていて食べれなかったリベンジで、生肉を頼んでみた。

肉の食感しかしない笑
ほぼチーズとかかっているレモン汁の味しかしなかったので、手持ちの醤油をウエイターに見えないように、こっそり炸裂させました。本当にすみません。醤油のおかげで少し肉の味が引き出された。ビールも入れて3,800円。

1品しか頼んでいないのにこの値段かー。ビールが思ったより美味しかったので、もっと飲みたかったが、金額的に我慢する。コンビニで缶ビールでも買うことにしよう。

竜の絵のIPAビール!かっこいい。ビールはIPAが一番好きだ。

貸し切りなので部屋でビールを飲む。めっちゃ美味しい、至福の時間。
今日は移動日だったし、疲れを癒す意味で観光ほぼなしのこんな日があってもいいだろう。思えば日本を出てから1週間、全くゆっくりできていない。この日はもう寝ることにした。
2026年4月30日(木)1€=187円
スロベニア2日目、リュブリャナ2日目。

昨日の天気が嘘のように晴れている。観光日和!

公園の朝市を見ながら、リュブリャナ城を目指す。
リュブリャナ城

城は街の中心にあり、かなり急な道だ。ケーブルカーでも行けるが高かったので徒歩で向かう。
正面ルートだと階段を登ることになるが、東側からは坂道になっており、10分登って到着する。こちらの方が楽と思われる。

リュブリャナからは「ポストイナ鍾乳洞」という有名なトロッコで鍾乳洞を抜ける観光地もあるのだが、時間と距離の関係で省いた。他はこのリュブリャナ城位しか見るとこはないので、課金して入場+展望台などもろもろ+日本語オーディオガイドのフルセットのチケットを購入した。3,800円。

オーディオガイドの説明を聞きながら中へ。あれがリュブリャナ城!学校のようでもあるが・・・
それにしても上着を宿に置いてきてしまったのは失敗だ。山頂で風がきつく、めちゃくちゃ寒い。(この後、しっかり風邪をひいてしまった。)

中は入り乱れていて迷子になりそうな感じ。

有料のトイレもあれば、地下のレストラン付近のトイレは無料だったり、いい加減だなぁ。中は整備されていて新しそうだ。

課金なしの入場チケットだけでも入れるエリアに登る。
竜伝説のある街のお城。めちゃくちゃ雰囲気たっぷり。

フルチケットだと、子供向けのプロジェクションマッピングコーナーに入れたり・・・

人形劇博物館に入れたりする。スロベニアは人形劇発祥の地のひとつらしい。正直、それほど期待せずに入ったのだが、これがめちゃくちゃ面白くてはまってしまった。

展示されている人形は、どれも全然かわいくない。むしろ不気味というか、シュールなのである。
館内には当時使われていた人形の展示だけでなく、実際の人形劇の映像も何種類か上映されている。その中で、粘土人形が少しずつ動くクレイアニメーションのような作品があった。隣に謎の女性が引っ越してくるというストーリーなのだが、ラストが気になってしまい、結局最初から最後まで観てしまった。

世界中で愛されているねこちゃんを、何をどうやったらこんなかわいくない人形にできるのか・・・天才だろう。

塔に登ることにする。ここも課金エリアだ。


頂上からの景色は絶景だった。オレンジ色の屋根ばかりでスロベニアはかわいい。
螺旋階段が狭いからか、登ってくる人がほとんどいなくて貸し切り状態。
塔の下にはお城の3Dバーチャル体験コーナーもあったが、30分に1回の上映だった。そこでかなり待ち時間が発生したので、時間を見て先に塔に登るかどうか決めた方がいいだろう。

教会や・・・

博物館もあり、かなり広い。日本語ガイドなので興味深く、じっくり聞けたので気付けば2時間半も時間が経っていた。
お城は、めちゃくちゃ楽しかった。是非一番高いオーディオガイド付きのチケットを購入することをお勧めする。見れる量が全然違う。

さて、そろそろ次の目的地、ブレッド湖へ向かわなければ。リュブリャナからバスで1時間らしい。ローカルバスで行く。
宿をチェックアウトしてバス停へ向かう。
三本橋

もともとは中央の石橋だけだったものに、歩行者の増加に対応するため両側へ橋を増設した三本橋を抜ける。

色んな国によくある、欄干にカップルたちが南京錠を取り付けまくった肉屋橋。

そしてドラゴン橋。かっこいい!火を噴きそう。

リュブリャナは、こんな感じで観光どころがすべて徒歩で回れる距離にある。2泊する人はいるのだろうか。
さて。私もブレッド湖へ向かおう。
今回の旅で1番楽しみにしていた場所だ。

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