オーストリア

クリムトとウィーンの世界一美しいカフェ

オーストリア
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2026年5月2日(土)1€=187円
オーストリア2日目、ウィーン2日目

クリムトを見にベルヴェデーレ宮殿へ

オーストリア出身のクリムトの絵画を所蔵するベルヴェデーレ宮殿は大人気の観光スポットである。
当日では予約が取れないという情報を見たため、1か月前からネットで予約しておいた。午前中はツアー客で埋まっているのか満席状態だったため、お昼時なら空いているのではないかと考え、12時30分からのチケットを公式HPで予約。
上宮と下宮があり、料金は上宮のみの見学で23ユーロ(4,230円)。

それにしても、ウィーンの街は城や宮殿ばかり。
ユニクロのパーカーではなく、ちゃんとしたジャケットを持ってくればよかった。
歩いているアジア人女性で、ユニクロのエアリズムのパーカーを着ている人が何人かいて、一発で日本人だと分かる。
韓国人のツアー客は、男性も女性もみんなおしゃれだった。なぜ日本人はおしゃれより機能性を好むのだろうか。

予約制なのにこんなに並んでいた。入れるか心配になったが、30分並んで、12時半過ぎには入れた。

建物そのものが、もう一つの芸術作品。興奮してきた。

豪華なシャンデリアや天井装飾。ここでも舞踏会が開かれていたのだろうか。

この窓からみる庭園も綺麗だなー。ベルサイユ宮殿とスケールを比べちゃだめだけど。庭師が大変そうな庭園。

大広間を抜けると、絵画展示。

こんなやつもあるけど・・・これってベルサイユ宮殿でも見たよなーと思ったら、全部で5枚あるらしい。

クリムト最晩年に描かれた「花嫁」は、彼の死によって未完成のまま残された作品。
これにより、制作途中が見れ、描き方が判明したらしい。55歳で脳卒中で亡くなっちゃったのね。

よく見たら右下が生首で怖いのよね。
大阪でやっていた「クリムトアライブ」も見たけど、デジタル表示より、本物の絵画の方が全然いい。筆のタッチや、白を表現するのに、ブルーや肌色やらを何色も重ね塗りしているのが見て取れてとても繊細。

最後にやってきたのは、やはりこれ。クリムトの代表作「接吻(The Kiss)」!!
この美術館の中ではダントツの人気で、一番混雑していた。それでも作品のすぐ近くまで行って鑑賞することができる。
ルーブル美術館の「モナ・リザ」と比べれば驚くほど空いており、ガラス越しに人の頭の隙間から眺めるのではなく、じっくりと間近で鑑賞できる。

テレビで何度も見た作品だが、本物は凄い迫力!思っていたよりずっと大きく、金箔の輝きや細かな装飾が見て取れるのが美しい。この写真じゃ伝わらないだろうが。

KISSを何度も眺めて行ったりきたりして満足。1番最後に飾られていたこの絵も、凄く綺麗でみとれてしまった。飾られている指輪などのアクセサリーが本物みたいに光っていた。

大満足して、外に出て庭を横切る。

向かいにある建物はベルヴェデーレ宮殿の「下宮」だった。こっちのチケットは購入していない。

チケットチェックの入口はあの左の奥なので、手前のこの空間までは入れた。ここも天井までのフレスコ画がとても美しい。入場チケットがなくても、ここまで来てよかった。

ホーフブルク王宮

15時。トラムで移動して、ホーフブルク王宮に来た。初日の夜に来て、ライトアップされていなかった場所だ。

皇帝の仕事場兼住居だったらしい。

皆、シート持参で日向ぼっこをしている。草むらで昼寝するのが流行っているのだろうか。
ほぼ下着というか全裸であおむけで寝ている体格のいいおばさまがいてびっくりした。

美術史美術館

向かいにある美術史美術館に来た。

19世紀後半、ハプスブルク家が何百年もかけて集めてきた膨大な美術コレクションを保管する場所が足りなくなったので、わざわざ建てた美術館らしい。

当日でも入れそうだったので、チケットは予約していない。チケット窓口で紙のチケットを買うと24ユーロ。しかしその場で公式サイトで購入すれば22ユーロだった。
窓口に並んでいる人らは、なぜネットで買わないのだろうか。

入って直ぐの広間の天井。ここだけで凄い豪華。宮殿じゃなくて美術館なのよね、これ。

宮殿のような階段を上がってまずは3階の展示物へ。オーストリア、本当に金持ちだな。

こんな感じの部屋が何十個もある。見たいものを絞って見学しないと丸一日かかりそうだ。

見たかったのはブリューゲル!
これは美術の教科書でもよく見た。奥でスケートをしている市民たちを見ていると楽しい。こけている人もいる。
当時の絵画は宗教画や王侯貴族の肖像画が中心だった時代なのに、普通の人々の暮らしを主役にしたのがブリューゲルのすごいところ。

メキシコのソウマヤ美術館にもいくつか展示があったことを思い出した。

Children’s Games(子供の遊戯)
なんと200人以上の子どもたちが90種類近い遊びをしている。当時もこんな色んな遊びがあったのか。見ていて飽きない。

めっちゃ有名な「バベルの塔」。本物!これが見れるなんて。
私と同じ年代の人はアニメのバビル2世でバベルの塔の存在を知ったと思うんだけど。

ひとりひとり見ていくと、川の真ん中で「のぐそ」をしている人がいる。
ブリューゲルの絵は楽し過ぎる。

ブリューゲルの作品を楽しみまくった後は、さらっと周る。この野菜やフルーツの絵も小さい頃、よく見た。こんなに色んな種類があったのか。めっちゃ恐いんだけど。

世界一美しいカフェKHM

美術史美術館に来たのは、ウィーンに行った知り合いに「宮殿よりここのカフェの方がよかった。」と聞いていたからだ。いわゆる世界中にある「世界一美しいカフェ」ってやつ。

到着したときに中に入ろうとしたけど、並んでいたのでやめた。金額もそこそこ高い。
上から見た方が綺麗なんじゃないかと思い、最上階の廊下まできた。

最上階は写真スポットになっていて結構な人。やはり時間があれば、カフェに入ってみたかった。もう夕方で閉館が近いので寄る時間はなさそうだ。

まあ、上から見れただけでもよしとしよう。世界一美しい系のランキングには間違いなく入っているカフェだ。

その後は2階の展示物を見て周った。3階は絵画だったが、こっちは「古代ギリシャ・ローマ」や「古代エジプト」コレクション。
・・・って、絶対、英国博物館みたいに勝手にエジプトから盗んできたやつ感満載。
泥棒博物館、再び・・・

なんて思いながら、じっくり見ていたら、あっという間に3時間が過ぎていた。
閉館18時に、スタッフらに追い出される。

ウィーン散策

ホーフブルク王宮の反対側に出てきた。中にはシシィ博物館もある。知り合いは美の象徴、エリザベートが大好きでここにも寄ったらしい。私は時間の余裕がないのでパス。

ブランドショップが並ぶ通りを歩いてみる。ウィーンの街並みは美しい。

お土産屋もいくつかのぞいてみた。そうか、ウィーンといえばモーツァルトだった。会社へのウィーンのばらまき土産はこれにしようか。

シュテファン大聖堂

大聖堂に着いた。教会と大聖堂は見飽きたけど、ここは屋根のデザインがかわいい。

たぶん、2年前も来た気がするが・・・定かではない。教会系は見過ぎてて記憶が曖昧。

フィグルミュラー(レストラン)

19時。ガイドブックにも載っている有名なオーストリア料理のレストランにやってきた。店の前は長蛇の列。
今さら別のレストランを探すのも面倒だし、どうしようかと悩んでいたところ、私の前に一人で並んでいた女性も日本人だということが分かった。せっかくなので、話をしながら一緒に待つことに。

女性は私より6つ年上のTさん。せっかくだし、一緒に食事をして料理をシェアしようという話になった。
結局1時間以上並び、店に入れたのは20時過ぎ。有名なシュニッツェルと、オーストリアの伝統料理であるタンのスープを注文した。
そういえば、今日も昼ご飯を食べていない。観光に夢中になるといつもこうだ。気づけばお腹はぺこぺこだった。

だが、店内は大混雑しており、店員が足りていないのか、ビールや料理が運ばれてきた頃には20時半を回っていた。
そして、2人で2皿とドリンクを頼んだだけのこの食事で、お会計は一人6,500円。
とんかつYKKの方が美味しいのに。

Tさんとは旅の話で盛り上がった。
彼女は主婦だが、旦那さんを日本に残して一人で自由に旅をしているという。私が明後日、日帰りでスロバキアへ行く予定だと話すと、「私も行きたい」となり、一緒に行くことになった。ウィーンに来て、また食事をシェアしたり、話し相手ができたのは素直に嬉しい。

明日はウィーンを観光できる最後の日。シェーンブルン宮殿のリベンジをする。

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