2023.12.18(月)
1ドル≒490万イランリアル(実勢レート)
今日もテヘランから変わらぬHeritage Hostelの朝食。パンはこっちの方が柔らかいですが、オレンジがないのが少し不満。
そしてドミは2段ベッドの上の段にアサインされたのですが、エアコン30℃設定の真下で顔から全身からカピカピです。昨日目が覚めてから「下の段に移りたい。」とレセプションに言ったのですが、PCで厳重に管理されているようで12時のチェックアウト時間までに言わないと変更不可でした。
昨日と同じくイマーム広場へ。本日は閉館していて入れなかったモスクを征服します。
アリ・カプ宮殿
まずはこの建物へ。屋上は木造でバルコニーになっています。入場100万IRR(≒300円)。
螺旋階段を登って上へ。6階建てだそうですが。
壁画が綺麗です。振り返ると・・・
おお~いい景色です。世界の半分と言わせるだけのことはあります。
紀元前3000年から文明が栄えていたイラン。ペルシャ王国時代の栄華を感じさせます。しかし見る度に少しもの悲しくなるのは何故でしょうか。
この下の広場の真ん中で写真を撮っていると、物乞いの小さな子らが寄ってきて私の身体をどつきまくるからでしょうか。栄枯盛衰・・・・
建物内はこんな感じで音楽堂として使われていたらしく、音が響く設計。
ケイサリ門
イマーム広場の北に来ました。広場を囲んだ一帯は全てバザールですが、その入口の門。
昔、薬局にいたサトちゃん??なぜ金色になった。
1番左の箱だけ絵がおかしい。
相変わらず可愛いお土産がいっぱい。家に欲しい、持って帰れたらなぁ。
シャー・モスク
1番南のシャー・モスクに。料金はどこも100万IRRで統一されているよう。
ここが1番広くて見どころがありました。
4方全てがこんな門に囲まれています。
壁から天井から・・・
タイルアートが繊細で美し過ぎます。ウズベキスタンのより美しいのではないでしょうか。
そして人がほとんどいないのもウズベキスタンと大違いです。
この色が違う石の上で声を出すと音が響く設計。ティカル遺跡などにもあった、昔拡散機がなかった時代に偉い人の声を響かせる工夫なんでしょうね。ここで歌を歌ってくれているガイドの方がいました。
裏の庭までもがこんな美しい造りです。そして誰もいません。
Naghshe Jahan Restaurant(レストラン)
建物が美しそうなペルシャ料理店をネットで見つけたので入ってみます。
入口が全然分からなかったのですが、中庭みたいな場所のこの階段を上がって行きます。
これはいい🥰光の入り方が相変わらず美しいです。
このお座敷みたいな所で食事出来ます。日本人はお座敷が落ち着くわぁ~( *´艸`)
ケバブが有名ですが、久々に魚が食べたいので頼んでみました。1人だと凄い量です。
ご飯は2種類あったので高い方を頼んでみたら、緑の葉っぱ入りみたいなご飯で失敗。
味は普通でしたが、この雰囲気で食事出来たのが最高に寛げました。金額はフレッシュオレンジジュース込で1500円位の観光地価格ですが、たまにはこんな食事もいいでしょう。
シャイフ・ルトゥフッラー・モスク
さて。最後にとっておいたここ。1番目立つ入口のシャイフ・ルトゥフッラー・モスクに入ってみます。
王のモスクらしく期待大。そして100IRR払っても発券のおっちゃんはチケットをくれず「中に入れ」とジェスチャーします。それ、海外あるあるの「あなたのポケットマネーにしてるよね?」って感じですがイランの発券所ではこんなことが3分の1はありました。そりゃ国も発展せんわ。
中は光が差し込んで綺麗ですが・・・
たったこれだけの空間
さっきのモスクが壮大で凄い広さだったのに対しここはこの空間だけ。なぜ同じ料金設定にした。
エスファハーン街歩き
疲れて宿に1度戻ると昼寝してしまいました。最近夕方位に凄い眠気が襲ってきます。旅の疲れが溜まっているようです。夜になってしまいましたが、イマーム広場以外にも行ってみます。
ジョージアで購入した化粧水がもうなくなりそうなので、ショッピングモールに買いにきたのですが・・・廃墟になっていました。
ハシュト ベヘシュト宮殿横の道が夜も人通りが多くお店がいっぱいあったので化粧品店を見つけておっちゃんから化粧水を購入しました。300IRR(≒900円)で購入したのですが、後で使用してみると全く潤わないのとイランの物価からすると激高でボラれていたのかも知れません。
イランのケーキ。いやなんで海外のケーキってブルーやグリーンの色の生クリームが好きなんでしょうか。
甘いものが食べたくなって道端で売っていたソフトクリーム屋に「ザクロソフト!」と注文したのですが黄色いソフトが出てきました。もう1度「これザクロ?」と聞いても「うん。」とうなずきます。ザクロって日本語だし通じているわけがありません。味はバナナなのか芋なのかよく分からないうすーーーい味。
イランは物価が安いので1度位はいいホテルに泊まろうかとこの有名なアバシ・ホテルを検討したのですが、残念ながら明後日まで満床。カフェだけでも入ろうかと思ったらなんと入場料金がいるので入りませんでした。
イマーム広場に戻って来ました。やはりライトアップは綺麗です。中はぼったくり一部屋だけの王のモスクですが。
今日はイマーム広場を取り囲むモスクに3つとも入りました。イスファハーンの主な観光地はここで終わりかと思います。
広くて綺麗なのに、16世紀まで栄華を極めたこのペルシャ帝国の今の状況を思うとしんみり。
明日はジョージアで知り合った方に勧めて頂いた古民家に行ってみます。ここが1番楽しみにしていた場所。明日の夜にはヤズドへ向かいます。
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