2023.1.29~31(日~火)1コロン=0.24円、1ドル=134円
オッラ~♪
サンホセのヌエボ・マラガートホテルの1ドルの朝食です。フレッシュジュースが美味しいです。食堂の壁画はこんな感じ。
街中のビルの中の宿って感じですが、パリピが来なくて静か、シャワーにお湯が出るで気に入ってます。エルサルバドルはシャワーの先で電気で水を温めるシステムでぬるかったし、ニカラグアはどこも水シャワーしか出なかった、両方ともペットボトルの水もなぜか不味かったな~
毎日夜中に、コスタリカ人の愛想のいいおばあちゃんがドミトリーに寝にだけ帰って来て早朝いないのですが、出稼ぎなんでしょうか??不思議。
本日からはコスタリカの自然保護区に移動します。
2泊3日で、サラピキのPierella Ecological Gardenへ宿泊してきます。
これまで中米ではほぼ千円前後のドミトリーに宿泊しておりましたが、自然保護区にある宿は1泊100ドル。
しかし1日に何度も好きな時にガイド付きで動物・虫探索、3食付き、ロッジに宿泊という自然大好き素敵なプランです。
Gran Terminal del Caribe→Pierella Ecological Garden
ニカラグアからコスタリカに来た時に降りたバス停Gran Terminal del Caribeからサラピキ行きのバスに乗ります。
昨日このバス停に来て、プエルトビエホ行きという切符3,545コロン(835円)を既に購入済。
10時にバスがあるとのことですが、自由席らしく座席指定は不可。
SIMカードを購入してからは、Google翻訳でバスのインフォメーションのおっちゃんともスペイン語で会話可能です
9時45分にバス停行ったら、ちょうど全席埋まったとこで立ち乗りに
この路線は30分前にはバス停に着いていた方がいいみたい。
私たちは荷物置き場の床に座らせてもらったけど、1時間以上立ってる人もいました。
サンホセから約2時間、直前で東に曲がってどんどん目的地から離れて行くので焦ったけど、Uターンして元の路線に戻って来ます。
11時45分、宿に近い幹線道路で降ろしてもらいました。
運転手さんには降りたい場所は告げてたんだけど、伝わっていなかったのか1駅過ぎてしまったので10分位歩いて戻る。
Pierella Ecological Garden(ピエーラエコロジカルガーデン)
Pierella Ecological Gardenに到着!最寄りのバス停からも10分近く歩きます。
ここは私設のエコファームで、25年前、ウィリアムさんとクリスタルさんご夫婦がもともとは牧草地だったところに植林し、蝶の養殖などをしながら緑豊かな林を作り上げ運営している場所です。
日本語の情報がほとんどないのですが、SNSで同行者のYさんが見つけて予約してくれました。
ホームページにも予約フォームがないのでメールでの予約です。
入ってすぐのロッジ。
オーナー夫人のクリスタルさんがとにかく明るくて素敵、日本語も堪能です
他にも宿泊客が10名近くいるんですが、みなさんご高齢の欧米人ばかり。この年齢はバードウォッチング好きなんですね。
今や120種もの野鳥が訪れるこの施設。ロッジ前の木に早速様々な鳥たちがお出迎え。
バナナを食べに色んな色の鳥が次から次に来ます。
砂糖水の装置も置いていて、それを飲みにハチドリもブンブン、ブンブン、寄ってきます。
背中にトサカがあるトカゲはオスだそうな。
着いていきなりウエルカムランチでおもてなし。すごい量なんです、毎回。
久々毎日3食、お腹いっぱいになりました。ビールなしの3日間だけど、太っちゃった。
私たち2名とフランス人女性のキャサリンを入れた3名はこのジョセフがガイドを担当してくれるようです。21歳のとても素直で純朴ないい子!
ジョセフ「アカメアマガエル、アェ~メージング♪ア~ハン♪レッツゴー!!」
食後は早速ジョセフと一緒に動物探索。ジョセフは簡単な英語で案内してくれるけど動物名だけ日本語も少し覚えているみたい。
早速見つけました!アカメアマガエル。
左端の写真は寝てるとこなんだけど、ジョセフが起こしちゃった。眠そうでかわいいーー。
(この後、またすぐ寝ました。)
ジョセフはすぐに動物を見つけます、保護区は植物だらけで私たちは自力では全然どこにいるかわかんない。
夜行性なので寝ているふくろうとトカゲ。
蝶がいっぱいいるテントの中。
蝶・・・というか我やんね!?苦手なので早く出たいんですが、フランス人のキャサリンが興味深々、質問しまくりで全然この部屋から出れないという・・・
芋虫はマジでいらん、いらんのにキャサリーーン!
昼と夕方の2回、ジョセフと出掛け、ジョセフが動物を見つけて望遠鏡をセットして見学。
葉っぱの裏でぐっすり眠るシロヘラコウモリも発見。小さい、顔面は悪魔みたいな顔してぶさいくだそう。
部屋はこんな感じのロッジ貸し切り。1階と2階に分かれて泊まったので中米に入って初めての個室!
部屋でWi-Fiは繋がりませんが。
ロッジは数軒離れて点在していて、他のお客さんと会いません。
しかも鍵なし。1泊100ドルの宿に泊まる客は盗難なんてしないんでしょうね。
1日目の夜は大雨でナイトツアーは中止。
何時にツアーに出て何時から食事が始まるか決まってなく、お客さんの気の向くままみたい。
1日目も2日目も隣の席の欧米人の中に誕生日の方がいてケーキのお裾分け。甘い・・・
ビールはないので、毎日フルーツジュースで暮らす。
2日目の朝は、早朝からサルの「ゴホゴホ、ゴホゴホ」という叫び声で目が覚める。
朝食の横で様々な種類の芋虫がさなぎになる瞬間、そしてさなぎが蝶になるところを観察。
いきなり頭の中心から緑色に変色してさなぎになるのが不思議、初めて見た。
ジョセフ「ナ~マケモノォ♪アメ~ジング、アハ~ン♪レッツゴー!」
食事の後はまたジョセフと探索。
昨日も見れたけど、木の上のナマケモノ発見!めちゃ高いとこにいるんだな。寝ててかわえええ。
マダヤラ毒ガエル。ジョセフは触ってたけどね。
その後もご飯を食べ・・・
ジョセフとカカオ豆から皮をむいてチョコレート造り。
自分たちで細かく砕いたカカオに練乳を混ぜたらチョコレートの出来上がり。美味しい~
先週はお客さんが20人~30人も来ていてとても疲れているそうですが、一生懸命ガイドしてくれました。ええ子ですね。
2日目の夜は晴れたので、ナイトツアーへ。目を開けたまま寝ているカエルとか野鳥とか。
その後はジョセフと夜ご飯。
日本に来て寿司を食べてみたいんだって。「回転するやつ?」って聞いたら「何それ?」って。回転するのばかり行ってるもので、すいません。
3日間、ずっと森の中にいてジョセフと「レッツゴー♪」と言いながら動物を探しに行く日々。
美味しい食事に明るいクリスタルさんとスタッフ。
夢のように幸せな日々、ジョセフにもすっかり情が移ってしまいました。
あぁ、毎日こんな日が続けばいいのになぁ・・・
・・・
って、そりゃ毎日虫追いかけて、帰ったらたっぷりごはんあって、優しい人らに囲まれて、悩みもなくぐっすり寝て・・・ってまるで子供の頃の生活ですもんね、そりゃ幸せですわ。
3日目の朝もサルの「ウホウホ」遠吠えで目が覚めました。
今から首都のサンホセに戻ります。戻りたくない~
クリスタルさん、ジョセフ、幸せな時間をありがとう。
コメント
ジョセフのようなガイドに恵まれ、幸せそうですね。
楽しい日々が続きますように。
トトロさん
牧場からこんな森林を作り上げたオーナーのクリスタルご夫妻始め、宿の方も全員素晴らしかったですが、ジョセフのおちゃめな人柄で毎日が楽しかったです。
ありがとうございます。