リアルタイムは南アフリカ。やっと画像アップ出来そうなネット環境になったので徐々に更新していく。
最近はインスタのハイライトで動画更新しております。
バハルダールの空港
エチオピア5日目
1ETB(エチオピアブル)≒2.7円、闇両替1ETB(エチオピアブル)≒1.4円
朝7時半にタクシーに迎えに来て貰えるよう宿に頼んでおいた。
本日バハルダールからアジスアベバへ飛行機で戻る。10時半の飛行機だが、この街はネットが繋がらないので早目に空港に行ったらwi-fiが使えると思ったのだ。ラウンジもあればそこで食事が出来る。
宿のお姉さんにタクシーを呼んでと頼むと彼女の弟の車が来てくれていた。7時半と言ったのに7時に来たので慌てて用意して乗り込む。
同じ部屋に宿泊していたSはまだ寝てた。ここにあと1週間はいるという。私もこの素敵な町にもう少しいたいが、たぶんネットが繋がらない環境に1週間も耐えれそうにない気はする。
空港迄の道のりも、頭に大きな荷物を乗せて器用に歩く人々、牛たち…といった風景でのどかだった。
空港のゲートに到着したが、8時にならないと開かないと言われたので運転手と30分時間を潰した。時間通りに来てよ…運転手。
空港に入るとwi-fiも食べるところも何もない空港だった、することがない。ギリギリ迄寝てれば良かった。
モニターもないし、アナウンスが現地の言葉なので自分の飛行機のチェックイン時間が分からない。この町の人は親切なので、その辺の人に聞きまくって、同じ飛行機の人を見つけたのでチェックインが始まったら教えてくれるよう頼んでおいた。
無論ラウンジもない。路上コーヒーショップのみなので、そこでエチオピアコーヒーを飲んだ。エチオピアのコーヒーにはお香が付いていたり、床に香りのする草を撒いていたりするのが独特の文化で面白い。撒き方が大胆でホラーちっくだが。
1泊2日で来た道を1時間で戻る
この空港の職員の人のチェックインはめちゃめちゃ遅くて時間がかかった。町の雰囲気通り。日本時間で動いている私には慣れない。
やっと時間になりプロペラ機に乗り込む。
飛行機が離陸し出すと隣の席のおじさんの携帯が鳴り「ハロー♪」と電話に出てずっと喋舌っていた。モラルとは?!
エチオピア航空、乗車時間が1時間でもマフィンが出た。しかし上部の空調機が壊れていて向きが変えれず、ずっと冷房直撃だった。このせいでこの後1週間は風邪で高熱が出ることになるので、乗務員に言って席を変えて貰えば良かった。
アディスアベバの前回の宿に到着
あんなに苦労してバスで来た道を、数千円の航空券代で1時間で戻ってくるのは何か空しさを感じた。断然こっちの方が楽だけど、バス移動も経験しないとエチオピアの本質は味わえなかったのかなとも思う。
2回目なので空港から宿迄の道のりも慣れたもの。boltで宿まで行くと数日前と同じメンバーがいてホッとした。170ヵ国訪問済のTさんと世界一周初心者の荷物激少ない男の子。
バッテリーを調達しに行く
バハルダールで手持ちのバッテリーが全て壊れてしまったので、電気街っぽいとこまで購入しに行くことにした。
数日前に行ったバスや電車の始発駅が集中している場所。お金を持っていそうな人らとホームレス、物売りの人らが入り混じった混沌とした場所だ。
30分位歩くのでタクシーアプリを使ったが、待っている間ひっきりなしに「お金をくれ」という男性や子供たちに絡まれた。やはり宿の近くですら治安が悪い。
電気街のビル内のお店を3軒訪問し、バッテリーの金額を聞いたらどこも1万円を超えていた。私が持って来ていたバッテリーはネットで購入した1000円と2000円の2台だったのに。
日本でネットでモノを購入するとなんて安いのだろうと驚愕する。
なんとかビルの外にあったお店で7千円位の金額のバッテリーを見つけ購入。闇両替で倍のレートで両替をしているので実質3500円で購入出来た。
宿の人らと食事、宿に凄い人が入ってきた
電気街から30分位の道のりをサモサを歩き食いしながら戻る。
途中、マレーシアに滞在している友人たちから「今飲んでいる。」と電話がかかってきた。思わず少し話したが、アジスアベバの治安で外人が路上でスマホを喋りながら歩いていたら、スリにあってもおかしくなかったかも。
宿の近くも何人もの人らが首絞め強盗に遭っている。気を付けないと。電話は早々に切って、宿の人らと暗くなる前に数日前に行ったレストランへ食事に行った。
Tibsが美味しかったのでやはり同じものを頼む。数日前のものより肉が固すぎて噛み切れず、残してしまった。煮込み過ぎ。またもピラフとパンという炭水化物×炭水化物をチョイスした、旅初心者くんは今朝インド人に分けてもらったカレーが辛すぎたらしく、お腹を壊していてここでもほとんど食べていなかった。
宿に3人で戻ると今朝新しくチェックインして来たという男性が観光から戻って来ていた。
「どーも、どーも!」
と満面の笑みで大きな一眼レフカメラをぶら下げ、輪に入り込んできた彼は底なしに明るい人だった。
「そのカメラぶら下げながらアディスアベバ歩いて来たんですか?!」
「はい!そうです!歩いていたらエチオピア人に何度も鞄にしまえって注意されました!そんな時は相手のことを撮ってあげたら喜んでくれてます。そしてさっき牛乳ぶっかけ強盗に遭って、ポケットに入っていたバッテリーを盗まれました~」
強い・・・クセが・・強すぎる…
彼は南アフリカから北上してきた旅人で、先日、ケニアでサファリ中に全財産を盗まれたらしい。
車にリュックを置いたままカメラに夢中になり、振り返ったら座席にパスポートだけ置かれていて鞄がなくなっていたそう。
「この国、パスポート再発行出来ませんからねぇ。それ知ってて優しさを残してくれたのか、『警察や大使館に行くな』って意味で置いていったんですかねぇ」
1,000ドル以上入っていたらしいが、凹まないのだろうか。宿に同じく首絞め強盗に遭って1,000ドル盗まれたチュニジア人がいるが、彼はずっと宿で落ち込んでいる風だった。このメンタルが羨まし過ぎる。
彼の話が面白過ぎてこの日も夜遅くまで宿の地下のバーで皆で話し込んでしまった。
私がエチオピア→ケニア間は飛行機でなく1泊2日のバス移動にすれば良かったかなぁと言うと、一眼レフカメラマンもTさんも一斉に口を揃えて「止めたほうがいい」とアドバイスをくれた。なんでも国境のモヤレという町の宿がほぼ野宿&汚な過ぎで耐えれないんだとか。20代の頃ならそんな移動もしてみたいが、今の私にはお金があっても体力がないので、面白みに欠けるが飛行機で移動出来るとこは飛行機を使おうと思う。
アディスアベバは宿で出会った人々が楽しかった。ケニアがビザなんて要らなければ、事前に航空券を取っていなくてもっと滞在していただろうな。
ケニアのナイロビへ飛ぶ
次の日の朝、Boltでアディスアベバのボレ国際空港へ。エチオピアブルが少し余っていたが、この国のお金は信用が無さすぎて他国で一切両替出来ないので、トイレ掃除をしていたおばちゃんにあげた。
プライオリティパスがあってラウンジに入れるので私は空港でお金を使わなくていいのだ。
ラウンジ飯ーーーーー!!久々に美味し過ぎて盛りだくさんに食べてしまった。
エチオピア・・・インジェラ主体の食生活はやはりキツかったんだろうな。卵が!ズッキーニが!美味し過ぎる。
11時発の飛行機だったが、機材トラブルで2時間遅れで出発した。待っている間、日本人の大学院生に「SIMのWi-Fiを貸してくれ」と声を掛けられた。スーツを着て大学の研究のためにケニアに来たという彼とは縁がないだろう。連絡先も交換しなかった。
エチオピア航空でもまた機内食が出たけどラウンジ飯で食べたので食べきれなかった。ビールだけ堪能する。
ケニア到着
ジョモ・ケニヤッタ国際空港に2時間遅れの15時に到着。ケニアの入国審査はあっさりすぐ終了で、今年から始まった新しいeVISAはほとんどチェックされなかった。これ、航空券や滞在予約書を事前に取っていなくても適当な航空番号でいけたんじゃないだろうか。たらればなんだけど。
ケニアのナイロビはアフリカの三大凶悪都市のうちの一つだ。流しのタクシーでは強盗に遭うかもしれないのでUberで移動したい。そのためには空港のATMでお金を下ろし、SIMカードを購入しないといけないのだが・・・欧米人旅行者が激並びで1時間以上待った。
夕方にやっとSIMを購入出来て、Uberで宿まで移動する。空港からは遠いので高速代も入れて1000円位かかってしまった。
宿はインスタから連絡を貰っていた郊外にある綺麗な宿を予約しておいた。
バックパッカーには少し高いが、治安の歩いケニアを一緒に観光出来る人がいたらいいなと思ったからだ。宿には私以外にお姉さまがひとり。高級ツアー志向の人で見事にその期待は裏切られたが・・・
飛行機内が寒くて風邪をひいてしまったようで、その日の夜は高熱が出てうなされた。前途多難なケニア旅の始まりだった。
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