1€(ユーロ)≒171円
スペイン5日目、グラナダ4日目
グラナダからコルドバへ移動
グラナダのアルハンブラ宮殿を見れて何も思い残すことはなく、コルドバへ向かう。
スペインには昔(20年前)来たことがあるけど、マドリード、バルセロナ、バレンシアだけだったので、南の方のアンダルシア地方をゆっくり回りたくなったのだ。
14時半。グラナダからわずか3時間弱でコルドバに到着。バスを待っている間にターミナルのバー・レストランでコーラを買おうかと思ったが、2€でビールより高かった。タップから出てくる飲料より、ペットボトルに入っているものはかなり高い。中東・アフリカでは100円以下だったのでコーラを毎日飲んでいたが、今後は飲めないな、辛い。
白い外壁の可愛い町を歩いてみる。眩しい太陽と白い外壁に壁に飾ってある花が映える。
宿の目の前はすぐメスキータ。コルドバにある世界遺産のモスク。
入場料が13€もして入るのを躊躇していたら、調べて気付いたが、なんと日曜日以外の朝8時~はお祈りの時間なので無料で誰でも入れるらしい。しかしコルドバは1泊だけ。そして明日は日曜日・・・ なんでこんなタイミングが悪いんだろう。
コルドバのローマ橋。
その後も町歩き。ビクトリア市場という町の中心地とバスターミナルの間にある市場に美味しいものが置いてあるとダウンロードしたガイドブックを見て行ってみたが全然安くなかった。
毎回外食すると、1品10€だったとしても1,700円なので自炊することにした。生ハムパスタとは豪勢だが、これなら300円以内。生ハムはスーパーで日本と同じ位の金額だがこっちの方がかなり美味しい。そして水の質が違うのか、パスタもこっちで茹でるとコシがあり歯ごたえがいい。
バックパッカー アルカトレ
宿は綺麗でレセプションもいい人だったが、ルームメイトガチャにハズレてしまった。男2人女1人の若い黒人3人組が入って来て、夜中を過ぎてもずっと3人で大声で会話している。女の子の声は凄く甲高く、部屋の電気、空調、家具を独り占めしていた。
友人同士でドミに泊るな”(-“”-)”個室行け。
夜、他の部屋はもうとっくに電気を消して皆寝ているのに、私の部屋だけ3人バカ笑いで寝れない。0時半にたまりかねて注意したら、男性の方は「分かった。」と言ったが、女性の方は不満そうにむっとし、どこの国かわからない言葉で私の悪口を言っていた。私の物真似している英語の部分は聞き取れるからね、あほか!なんであんな国民性なんだろう。あーあ、ハズレ、はずれ。1泊23€ってコルドバの宿って高いな、結構。
入場料を払ってメスキータへ
ルームメイトの民度は低かったが、スペインに入ってから急に国民の民度が上がった。
それまで歩いているとひっきりなしに「Hey!チャイナ!」と声を掛けられ、道路を渡る時はこちらが青信号でも右折車も左折車も「どけ!」とクラクションを鳴らしてきたのに、必ず車が停車してくれる。日本より車のマナーがいい。モロッコとスペイン、フェリーで1時間しか離れていないのに、こんなに違うなんて凄い不思議だ。
次の日の朝。
入場料13€。2000円以上の価値があるか分からないが、せっかくコルドバに来たのでメスキータに入ることにした。
赤と白の縞々が中之島の大阪中央公会堂みたい。こっちは785年建設だから、あっちが真似しているのか。
856本の柱は圧巻、やはり昔の人々の宗教への信念を感じる。
元々キリスト教の教会があった場所にイスラム教の勢力が増すとモスクに改修。増築を繰り返し、その後もキリスト教の勢力が増すと中にキリスト教の礼拝堂が造られ、お互いの宗教が建物を壊すことなく共存するというとても珍しい建物。
人類の歴史がそのまま感じられる。ここも壊すともったいないと思われたんだろうね。
他の曜日だと内部には無料で入れるが、この中央部分には入れないらしい。人もほとんどいなかったので、有料で入って良かったと思うことにする。
コルドバからセビーリャへ移動
スペイン6日目、コルドバ2日目
今日も移動。alsaバスでセビーリャへ。チケットを券売機で当日購入。
バスターミナルのスタンドバー。ビール1杯1.8€、コーラ2.2€。
中東以降、コーラが100円以下だったからがぶがぶ飲んでたけど、もう飲めないな。ビールの方がコーラや水より安いなんて。
その代わり、ずっとペットボトルで購入していた水を水道水に変えて水代は浮いてるんだけど、硬水だからか最初の5日間はお腹壊しっぱなし。
セビーリャ到着
こちらは大きめの黄色の建物が多い街並み。白い外壁の多いコルドバの方がかわいかったかな。
宮殿など見応えありそうな建物がいくつもあったが、どれも有料なのでインディアス古文書館だけ入る。
…参ったな。スペインに入ってからどこも2,000円前後する入場料。本当に入りたい所だけに絞らないとあっという間に破産だ。
宮殿、教会、遺跡は飽きているので正直もういいだろう。
スペイン広場の建物が豪華そうだったのだが、この時見落としていたのが残念・・・
インディアス古文書館
無料で入れる建物はここ位かな。日本語の手紙なども展示があった。
何の絵か分からないが、犬がうつ病っぽくて気になる・・・
San Isidoro Hostel
ここには2泊。1泊16€。古いし中央に置いたパイプベッドの上の段はものが落ちそうで嫌だったんだけど、他のベッドとの距離も離れているし、手が届くところに棚があってもの起き放題だし、カーテン付なので以外と快適だった。ボトルワインを購入してこの棚に置いて2日かけて飲む。
無料タパスが食べるかと思い入ってみたが無料ではなかった。がっかり。グラナダへ戻りたい笑
メトロポール・パラソル
次の日も快晴だったので、街歩き。近くで見ると造りは安っぽかった。
スペインではチュロスをチョコに付けて食べるらしい。このドーナツ系のチュロスよりギザギザの入ったシナモンいっぱいかかっている方が好きだな。チョコは喉乾きまくり。疲れた体には美味しい。5€。
スーパーの食料品は日本より安く感じるので自炊する。骨付きもも肉が1番安い、なんで胸肉やササミより安いんだろう、こっちの方が美味しいのに。骨が面倒なのかな。
宿のオーブンで焼いたらめちゃくちゃ美味しかった。マッシュルームも日本のよりだいぶ美味しい。
フラメンコでアンダルシアの風を感じる
アンダルシア地方最後の夜、Get Youe Guideのサイトで2,700円でフラメンコショーを申し込んでみた。なぜか店に直接行って購入するより安い。大劇場より、小さなレストラン会場の方が身近で見れてフラメンコ感を感じるとネットで見たので安過ぎると思いながらも申し込んだ。
19時半までに会場に集合とメールがきたので、時間通り行ってみたら1番乗り。最前列は予約席なので2列目の席に座れた。
1時間のショーで、男性の方は声を出してるだけ、女性の方は・・・・
いや凄く悪いんだけどぽっちゃりしていて私の知っているフラメンコとイメージが違っていた。足を鳴らすたびにしこを踏んでいるようにしか見えなくてどすこい、どすこい。
感情移入できなかった。
・・・やはり5,000円以上払ってちゃんとした大劇場で見た方が良かったのだろうか?
大劇場の方がいいかどうかなんて両方行ってみないと分からないよな。
まあ、情熱っぽいのは感じられて楽しかったけれど。
明日からはポルトガルへ移動する。
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