スペイン

スペインのマラガ観光→グラナダへ移動、グラナダのタパスは無料(Day382-3)

スペイン
スポンサーリンク

1€(ユーロ)≒171円
スペイン2日目、マラガ2日目

マラガ観光

スペインのマラガ。昨日は国境越えの移動疲れで観光せずにそのまま寝てしまった。

マラガの町を歩いてみる。夜も路上で飲む人らで賑わっていたが、昼からも皆飲んでいてとても楽しそうだ。行かなかったが近くにヌーディストビーチもあるようだ。とても華やかな街でここで降りて良かったかも知れない。

切りたての生ハムはめちゃめちゃ食べたいけど5€かぁ・・・モロッコの宿代分なので、アフリカから来たら何もかも高く感じる。

マラガ砦

砦があるので来てみた。入場料はかかるが外からも見える。

周辺も歩いてみたけどおしゃれ。マラガはピカソの出身地らしく、マラガ・ピカソ博物館があったが、バルセルナのピカソ美術館の方が大きいらしいので、そちらに行くことにする。

アタラサナス中央市場

街歩きや遺跡を見た後は市場に行った。「メルカド」という南米にいた頃よく聞いた響き。
スペイン語の数字、ビール欲しい、トイレどこ、いくら?両替、明日・・・セルベッサ、バニョ、カンビョー、マニャーニャ!だんだん思い出してきた!

昔々、タコは見た目が気持ち悪いので日本人位しか食べないと聞いたが、どうやらスペインではかなりタコが流行っているようだ。タコの足1本丸焼きの看板をよく見る。その辺の人らもよく食べている。

メルカドでスペイン入国初のご飯。タコ串とビール。全部で8€、メルカドで立食なのに1350円。
モロッコから来たせいなのか、2ヶ月もアフリカ大陸にいたせいなのか・・・タコもビールもディップも何もかもびっくりするほど美味しく感じた。

マラガからグラナダまでバス移動

昼過ぎ。昨日の当初の目的だった、グラナダまでバスで移動する。

昨日降りたのと同じバスステーションまで来た。スペインでは概ね列車の駅の向かい側に両距離バスの駅もあるようだ。

券売機があったのでalsaというバスで行く。この券売機は当日分しか買えない。
券売機や窓口で購入すると手数料は無料だが、ネットで購入すると1€程度取られてしまう。

ヨーロッパのバス移動のチケット購入方法

マラガ→グラナダ間はチケットがいっぱい余っていたので、この時だけ当日券を購入したが、その後はネットで事前予約しないと席がない状態ばかりだったのでalsa、FlixBus、BlablaBusなどのHPから経路を検索し予約した。
1番使い勝手が良かったのは予約と同時に乗り降りする場所のURLが届くFlixBusだったが、残席数に応じてバス会社によって金額差がかなりあるので、都度Omioという全てのバスや列車を検索出来るサイトで検索してから、1番安い時間帯のバスを予約した。

16時45分マラガ発、18時半にグラナダ到着。

Black Swan Hostel Granada

ローカルバスに乗ってホテル到着。バスはクレカタッチで一律1.4€で乗り降り楽ちん。
チェックインすると、申し込んでおけば、なんと19時~の夕食が無料になると言われた。

女性専用ドミトリー13€。昨日のホテルの半額なのに凄く綺麗で共有スペースのキッチンも豪華だった。
ベッドの下の段のイタリア人と仲良くなり、「イタリアに来たら実家に寄ってね。」と住所を教えて貰った。元数学教師で40代。今は会社を辞めて世界一周中らしい。いっしょだねーと盛り上がった。

先月日本に行ったらしい。大阪、名古屋、北海道、九州・・・外国人が行くのはその辺か。名古屋は意味分らんが。「安かったでしょ?」と聞くと「それよりホスピタリティが凄すぎて感動、ヨーロッパであんな国はない。」と言われた。
確かに他の国の従業員ってレジではレシート投げてくるし、ホテルのレセプションも自分が予約設定を間違えてても絶対謝らないもんな。日本のホテルやレストランに行ったらびっくりするだろうな。
日本に行った時にどう感じたか聞くのは面白いな。もっとこういった日本のいいところを伸ばせて国力が発展したり、海外に脱出したいとかいう若者が減ったらいいのに。こういう話を聞く度に私は日本が好きだし、日本を誇らしく思う。

あと私が日本語で喋っていると、よく外国人に「どこの国なの?あなたの国の言葉は耳障りが良くて美しい。」って何回か言われた。私には中●語やスペイン語の発音は凄くキツく聞こえるから、私の関西弁は柔らかく聞こえるんだろうか。

世界一周をしていると色々考えさせられる。

19時ちょうどにキッチンに行くと卑しいと思われそうなので、19時40分に行ったが夕食はもう食べつくされてなくなっていた。なんてみんな食いしん坊なんだ。

グラナダのタパスはドリンクを頼むと無料

仕方ないので、街に出て食べれそうな場所を探す。

グラナダはタパス、お酒と共に出てくる小さなおつまみが有名らしい。お酒を頼むと無料で出てくるらしいので、試しに人気がありそうなお店に入ってみる。

Los Diamantes(タパスレストラン)

カウンターで立ち飲み形式。試しにビール1杯頼んでみる。

塩味のきいた大好きな魚やイカが出てくる。お酒2杯で5.6€。
950円。これがセンベロってやつか~
これが毎日味わえるなんてグラナダ、気に入った。


アルハンブラ宮殿の外だけ見る

グラナダといえばアルハンブラ宮殿。しかしチケットはWeb予約のみで、数日前から公式HPやツアーサイトを見ているが、3週間以上先まで予約でいっぱだった。

仕方ないので無料で入れるエリアもあるらしいので来てみた。
宮殿と言っても、城塞の性質も備えており、住宅、官庁、軍隊、モスク、学校、浴場、墓地、庭園など様々に施設が建設されていてかなり広い。見ごたえありそうだ。

ホテルからはかなり急な坂道を登って歩く。夏だとしんどいだろうな。
バスでも来れるようだが、裏口の庭の方に到着するので歩いた方が近道だった。

唯一無料で入れる建物、カルロス5世宮殿。

地下や2階の美術館・博物館も無料だった。

グラナダの景色も見えるけど・・・肝心の宮殿は無料エリアからはかなり離れているようで外観すらも見えなかった。このまま明日グラナダを去るのだろうか。淋しい。

グラナダのお菓子

帰りは疲れてバスで帰ってきたが、時間がかかった。歩きの方が早く着くだろう。

喉が渇いたので、グラナダ発祥のお菓子ピオノノとレモンシェイクをカフェで頼む。

スポンジの間にプリンクリームが入っている感じ。上にはシロップがかかっている。甘いが小さいのでちょうどいい感じ。レモンシェイクはかなり美味しかった。4.6€。

19時に宿に戻って無料夜ご飯を頂いてから、アルハンブラ宮殿が見える丘に登ってみる。
無料ご飯はただのミートパスタで、1時間経ってもかなり余っていたから、昨日のは美味しかったんだろうな。

アルハンブラ宮殿。世界史のスペイン史で最初に出てくるので強烈に覚えている。

このアンダルシア地方でずっと栄華を極めていたイスラム教の建物であるが、1492年にレコンキスタによってキリスト教徒に攻められグラナダは陥落した。
しかしその美しさ故にキリスト教の建物に造り変えられることなく、そのまま残されている。

モスクはこれまでかなり見てきた。同じような感じなら入らなくてもいいし・・・しかし1ヶ月近く先まで予約でいっぱいの建物なんて気になる。

キャンセルが出る度に本家のHPにチケット残数として放出されるので、昼間も何回か当日券が1枚だけ放出されるのは見たが、予約しようとクレカ番号を入れている間に他の人に取られてしまい、決済画面でSoldOutになってしまう。

この日は諦めきれない気分でアルハンブラ宮殿を眺めた。

コメント