1€(ユーロ)≒172.5円
ポルトガル3日目、リスボン3日目
シントラへ日帰り
この日も日帰りでメルヘンな町へ行く。今回は列車でシントラへ。
ネットの記事ではドレも「ロシオ駅」から乗ると記載されていたが、宿から遠いのでGoogleMapで出てきた経路を見ながら、最寄りの地上を走る列車の駅へ行く。
しかしチケット売り場に人がいない。機械で買わないといけないが「ゾーン〇〇までならいくら」と表示されていくらのチケットを買えばいいのやら…
ポルトガルの列車は信用乗車のようで、来たのは改札を通らず乗れてしまう駅だった。シントラ行きの列車が来たのでチケットを買わずに乗ってしまったが、途中駅員のチェックで無賃乗車かバレるとかなりの罰金があるようだ。乗ってしまったものの、罰金が怖くて落ち着かないので、途中の駅で降りて人がいるチケット窓口でチケットを購入した。結局駅員のチェックはなかったが、シントラの駅は降りる時はこういったゲートがあるので買っていて良かった。
シントラへ行きたいと思ったのはGoogleMAPでこの写真をみたからだ。このカラフルでメルヘンチックな城を実際に見てみたい。
シントラ到着
私の乗った列車はオリエンテ駅発の列車だが、到着までだいぶ時間が掛かってしまった。ネット記事通り素直にロシオ駅から乗った方が早く着くらしい。
駅を降りた瞬間からおとぎの国のような光景が広がる。中世の世界に紛れ込んだような・・・
シントラ自然博物館
入ってすぐ無料の博物館があったので入ってみた。石器時代の道具など、かなり量の展示品。
シントラ宮殿
まずすぐにシントラ宮殿が見える。入場料13€なので外からだけ。全て入場がこの値段なら破産する。
レガレイラ宮殿
結構歩いて次の宮殿へ。ここも13€。
中はドラクエに出てきそうな石で出来た螺旋階段があるそうなので、かなりそそられたが外からだけ見学。
モンセラーテ宮殿
その後、何も考えもせずGoogleMAPで見てモンセラーテ宮殿へ。遠いので巡回バスに乗ってみたら料金は現金払いのみの2.8€!一駅で500円…
バスを降りて到着。可愛らしい宮殿を外観だけでも見たいと思ってやって来たが、庭園がかなり広いようで12€払って中に入らないと宮殿は見えなかった。失敗した。ここだけ他の宮殿とは離れているのだが、何のために来たんだか。
お腹が空いたので、隣の池の畔で宿の無料朝食の残りのパンとチーズを食べる。ひもじい…
ペーナ宮殿へ向かう
いよいよ、目的のカラフルなお城があるペーナ宮殿へ向かう。
巡回バスは一方通行のようで、ここから乗ってもすんなりペーナ宮殿には行けなさそうだ。仕方なく歩くことにする。GoogleMAPで徒歩50分と出るが、トレッキング、トレッキング。
MAPを見て平坦な道と思い込んだのが間違い。まさか途中に見えていたこんな山を越えて向う側にペーナ宮殿があるなんて
(´;ω;`)
ずっとこんな登りの道が続いていてしんどい&標識が少なくて不安だった。
たまに人とすれ違うから道は合っているんだろう。休み休み、シントラの街を見下ろしながら登山を楽しむ。
ペーナ宮殿
身体がボロボロになりながらやっとペーナ宮殿に到着。
ここも外から宮殿を拝もうと思っていたのに見えなかった。庭に入るだけで13€、宮殿の中を見るのは更にお金がいる。うーん。
あの宮殿を見るためだけに13€払うべきか葛藤している間に最終入場の17時半が過ぎてしまった。
写真で見たものを、宮殿の外観だけ見に行くのはただの答え合わせをしに行くだけのようで2,000円払うのが気が進まなかった。
と言い聞かせ、またも40分ほど歩いてシントラの駅へ戻る。もう足がかなり痛い。
同じ列車でリスボンへ戻る。
Hostel Green Heart(ホテル)
昨日までの宿は満室で延泊出来なかったので、歩いて行けるところに宿を移った。
こっちの方がガキンチョがいなくて静かだし町の中心にあって便利だ。値段はあがっちゃたけど。20€。
スペインやポルトガルのスーパーで売っているこの平べったいモモがかなり美味しい。
初めて見た。日本でモモを買うとかなり高いが2個で1€もしない。
毎日買って宿で皮をむいて食べた
スペイン、ポルトガルはチェックアウトした客が忘れていった食材が「Free」としてキッチンに置いてある宿が多い。
たまたまいっぱいFree食材が置いてあったので遠慮なくパスタ、ツナ缶、トマトを使わせて無料で夕食にさせて頂いた。緑色のパスタ、かなり美味しい!
ポルトガルはユーロ圏じゃかなり物価が安い方だけど、それでも外食は日本と比べたら高い。日本のファミレスやファーストフードの値段設定がおかしいのかな。
リスボン散策
よくよく考えたら、日帰り旅行ばかりしてリスボンの街を昼間あまり歩いていないことに気付いた。
こんなにタイル貼りでかわいい街並みなのに。
サンタ・ジュスタのリフト
今日のバスの時間まであわてて観光する。
TVで見たことある鋳鉄製のエレベーター。1902年製っていうのが凄い。坂が多いからこういうものを造り出したんだろうな。
背面の構造や壁画アートも芸術的。
朝に慌てて観光するが、時間切れでちょっと消化不良気味。
延泊アフリカにいた時と違ってヨーロッパに入ってからは直前になればなるほど宿の金額が上がるから4日先位までは予約してしまっているのだ。
次はポルトガルのポルトへ移動する。
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